JP2012143354A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】所定の当選役に対応する図柄組み合わせが有効ラインに表示されると、メダルの払出枚数(10枚)がメイン払出表示部154に即座に表示され、主制御基板における払出処理が終了する。その後、副制御基板においては、回転リール134a、134b、134cを点滅する照明演出が実行されるとともに、照明演出が終了すると、サブ払出表示部158に払出枚数がカウント表示される。
【選択図】図6
Description
図1は、スロットマシン100の概略的な機械的構成を説明するための外観図であり、図2は、スロットマシン100の概略的な機械的構成を説明するための前面扉を開いた状態での外観図である。スロットマシン100は、略矩形状の箱体である筐体102と、筐体102の前面開口部に対して回動可能な連結部材により開閉可能に取り付けられた前面上扉104と、前面上扉104の下方で、前面上扉104同様、筐体102の前面開口部に対して開閉可能に取り付けられた前面下扉106と、前面下扉106の下方でメダル排出口108aから払い出されたメダルを貯留するための受け皿部108とを備えている。
図4は、スロットマシン100の概略的な電気的構成を示したブロック図である。図4に示すように、スロットマシン100は、主として、主制御基板200と、副制御基板202とによって制御されている。ここでは、遊技の進行に関わるプログラムやデータのうち、特に重要な処理を主制御基板200で実行し、それ以外の例えば演出に関する処理を副制御基板202で実行している。また、指令信号を、主制御基板200から副制御基板202への一方向に制限することで、主制御基板200に対する不正処理を防止する。
主制御基板200は、中央処理装置であるメインCPU200a、プログラム等が格納されたメインROM200b、ワークエリアとして機能するメインRAM200c等を含む各種半導体集積回路を有し、スロットマシン100全体を統括的に制御する。
副制御基板202は、主制御基板200と同様に、中央処理装置であるサブCPU202a、プログラム等が格納されたサブROM202b、ワークエリアとして機能するサブRAM202c等を含む各種半導体集積回路を有し、主制御基板200からの指令信号に基づき、特に演出を制御する。また、副制御基板202には、液晶制御基板204が接続されている。液晶表示基板204は、中央処理装置である液晶CPU204a、プログラムや画像データ等が格納された液晶ROM204b、ワークエリアとして機能する液晶RAM204c、画像制御を行う際のワークエリアとして機能するVRAM204d等を含む各種半導体集積回路を有し、副制御基板202と双方向通信することにより液晶表示部138を制御する。
図5は、主制御基板200のメイン処理を示したフローチャートである。ここでは、主制御基板200のメイン処理に沿って、1遊技(メダルの投入を契機として1度の払い出しを受け得る一連の遊技)の概略を説明する。
まず、メインCPU200aは、遊技開始に備え必要に応じて、メインRAM200cのクリア(RAMクリア)、機械割の設定処理等、初期化処理を実行する。この初期化処理は電源投入時、設定値変更時、RAMクリア時等にのみ行われるものであり、リールユニット134をはじめとする各種装置の接続状況や作動状況を確認する。また、メインCPU200aは、電源が投入されている間バックアップデータを生成、メインRAM200cに保持し、不意の電源断が生じた場合、この初期化処理において、保持されたバックアップデータを用いて電源断前の状態に復帰させる処理を実行する。
次に、メインCPU200aは、メダル投入部124から所定枚数(例えば3枚)のメダルが投入されるか、あるいは所定枚数以上のクレジットが貯留されている状況でベットボタン126が操作されることにより、メダルのベットがなされ、スタートスイッチ128の操作待ち状態となる。
次に、メインCPU200aは、上記ステップS2においてスタートスイッチ128の操作待ち状態となっているときに、スタートスイッチ128が操作されることにより、乱数発生器256によって生成された乱数に基づいて、複数設けられた当選役およびハズレのうちのいずれかを決定する内部抽選を行う。
次に、メインCPU200aは、上記ステップS3において内部抽選が行われ、いずれかの当選役もしくはハズレが決定されるとともに、ステッピングモータ262を駆動して回転リール134a、134b、134cを回転させる。このリール回転処理において、リール駆動制御部258は、前回の1遊技における回転リール134a、134b、134cの回転開始から、遊技間ウェイトとして設定された遊技間ウェイト時間(例えば、4.1秒)が経過しているか否か判定し、経過していない場合、遊技間ウェイト時間が経過するまで回転リール134a、134b、134cの回転を行わない遊技間ウェイトを実行し、遊技間ウェイト終了後、回転を開始する。そして、リール駆動制御部258は、回転を開始した回転リール134a、134b、134cの全てが定速回転となると、ストップボタンスイッチ130a、130b、130cの操作を有効化する。
続いて、メインCPU200aは、ストップボタンスイッチ130a、130b、130cが有効化されている状態で、遊技者によるストップボタンスイッチ130a、130b、130cの操作を受け付けると、その操作に対応する回転リール134a、134b、134cを停止させる。このとき、メインCPU200aは、上記ステップS3の内部抽選結果に基づいて、予め設定された停止制御にしたがって各回転リール134a、134b、134cを停止させることとなる。つまり、上記ステップS3において所定の小役が内部当選している場合には、当該小役に対応する図柄組み合わせが有効ライン上に表示され得るように当該小役に対応する図柄組み合わせを構成するぞれぞれの図柄を有効ライン上に停止させ得るように制御し、上記ステップS3における内部抽選結果がハズレであった場合には、いずれの当選役に対応する図柄組み合わせも有効ライン上に停止しないように制御する。
次に、メインCPU200aは、上記ステップS5において回転リール134a、134b、134cの全てが停止状態になったと判定した場合に、有効ライン上に表示された図柄組み合わせの表示態様を判定する。
次に、メインCPU200aは、上記ステップS6において判定された図柄組み合わせの表示態様に基づいて、遊技者にメダルの払い出しを行う。また、有効ライン上に表示された図柄組み合わせがボーナス役やリプレイ役に対応する図柄組み合わせであった場合には、それぞれ遊技状態の変更や再遊技に際して要求される種々の処理を実行し、有効ライン上に当選役に対応する図柄組み合わせが表示されなかった場合にはメダルの払い出しを行わない。この払出処理の詳細については後述する。
メインCPU200aは、上記ステップS6の入賞判定処理においてなされる当選役に対応する図柄組み合わせの判定結果を確認する。ここでは、有効ライン上に表示された図柄組み合わせが小役に対応する図柄組み合わせであった場合にはその小役に対応する図柄組み合わせの表示態様に応じて払出枚数を決定し、有効ライン上に表示された図柄組み合わせがリプレイ役に対応する図柄組み合わせであった場合には再遊技を行うための処理を実行し、有効ライン上に表示された図柄組み合わせがボーナス役に対応する図柄組み合わせであった場合には、遊技状態をボーナス遊技状態に移行するための処理を行う。
次に、メインCPU200aは、上記ステップS7−1において確認した当選役に対応する払出枚数(P)(=払出残数)を、メインRAM200cの払出カウンタにセットする。例えば、小役(ベル)に当選している場合には払出カウンタに「P=10」をセットし、リプレイ役またはボーナス役に当選している場合およびハズレであった場合には払出カウンタを「P=0」とする。本実施形態では、払出カウンタ「P=0」をセットし、その払出カウンタ値を判定することで、払出枚数やクレジット枚数の表示の有無を決定しているが、リプレイ役またはボーナス役に当選している場合およびハズレであった場合に払出カウンタをセットしないこととし、そのことをもって払出枚数やクレジット枚数の表示を行わないとしてもよい。
次に、メインCPU200aは、払出カウンタにセットされた払出枚数(P)が1以上であるか、すなわちメダルの払い出しを行うかを判定する。その結果、払出枚数(P)≧1であった場合にはステップS7−4に処理を移し、払出枚数(P)<1であった場合には当該払出処理を終了して図5のメイン処理に復帰する。したがって、払出カウンタに「P=0」がセットされているときには、払出枚数(P)やクレジット枚数の表示を行わない。
上記ステップS7−3において、払出枚数(P)≧1であると判定した場合には、メインCPU200aは、メインRAM200cのクレジットカウンタを確認する。なお、クレジットカウンタは、クレジット枚数(C)を記憶するための記憶領域である。
次に、メインCPU200aは、クレジット枚数(C)に払出枚数(P)を加算した合計値(C1)を算出する。例えば、クレジット枚数(C)が「47」であり、払出枚数(P)が「10」である場合には、合計値(C1)は「57」となり、また、クレジット枚数(C)が「25」であり、払出枚数(P)が「10」である場合には、合計値(C1)は「35」となる。
次に、メインCPU200aは、払い出しの開始を副制御基板202に伝達すべく、払出開始コマンドを副制御基板202に送信するための処理を行う。なお、払出開始コマンドは、払出枚数(P)、クレジット枚数(C)および合計値(C1)の情報を有している。
次に、メインCPU200aは、上記ステップS7−5で算出した合計値C1が「50」以下であるかを判定する。つまり、ここではメダルの払い出しをクレジットのみによって行うのか、それとも、メダルの払い出しに際して、払出制御部264bのディスクを回転させてメダルの排出を伴うのかを判定する。その結果、合計値C1≦50と判定した場合にはステップS7−8に処理を移し、合計値C1>50と判定した場合にはステップS7−13に処理を移す。
上記ステップS7−7において、合計値C1≦50と判定した場合には、メインCPU200aは、クレジットカウンタに記憶されている現在のクレジット枚数(C)を、合計値C1に更新する。
次に、メインCPU200aは、メイン払出表示部154に、払出枚数(P)を表示する。このとき、メインCPU200aは、払出枚数(P)をいきなり表示してもよいし、2枚分または3枚分程度の短時間であれば、元のクレジット枚数の数値を払出枚数(P)まで1ずつ増加表示してもよい。
次に、メインCPU200aは、メインクレジット表示部152に、新たなクレジット枚数である合計値C1を表示する。このとき、メインCPU200aは、新たなクレジット枚数である合計値C1をいきなり表示してもよいし、2枚分または3枚分程度の短時間であれば、元のクレジット枚数の数値を合計値C1まで1ずつ増加表示してもよい。
次に、メインCPU200aは、払出カウンタに記憶されている払出枚数(P)をクリアする。
次に、メインCPU200aは、主制御基板200における払出処理の終了を副制御基板202に伝達すべく、払出終了コマンドBを副制御基板202に送信するための処理を行って当該払出処理を終了して図5のメイン処理に復帰する。
一方、上記ステップS7−7において、合計値C1>50と判定した場合、すなわちメダルの払い出しに際して、払出制御部264bによるメダルの排出を伴う場合には、上記ステップS7−2において払出カウンタにセットされた払出枚数(P)から、クレジットによって払い出すメダルの枚数(X)を減算して払出カウンタを更新する。
次に、メインCPU200aは、メイン払出表示部154に、クレジットによって払い出したメダルの枚数(X)を表示する。
次に、メインCPU200aは、クレジットカウンタに新たなクレジット枚数である「50」を記憶する。
次に、メインCPU200aは、メインクレジット表示部152に、新たなクレジット枚数である「50」を表示する。
次に、メインCPU200aは、払出制御部264bのディスクの回転を開始させる。
次に、メインCPU200aは、メダル検出部264cによってメダル排出口108aからメダルの排出(1枚)が検知されるのを待機する。
メダル検出部264cによってメダルの排出が検知されると、メインCPU200aは、払出カウンタに記憶されている払出枚数Pから「1」減算した値を新たに払出カウンタにセットする。
次に、メインCPU200aは、現在、メイン払出表示部154に表示されている払出枚数に「1」加算した値を、新たな払出枚数としてメイン払出表示部154に表示する。
次に、メインCPU200aは、1枚のメダルが排出されたことを副制御基板202に伝達すべく、払出中コマンドを副制御基板202に送信する。
次に、メインCPU200aは、払出カウンタに記憶されている払出枚数=払出残数(P)が「0」になったかを判定する。その結果、払出枚数(P)=0と判定した場合にはステップS7−23に処理を移し、払出枚数(P)は「0」ではないと判定した場合には、以後、ステップS7−18からステップS7−22の処理を繰り返す。
上記ステップS7−22において、払出枚数(P)=0と判定した場合には、メインCPU200aは、払出制御部264bのディスクの回転を停止する。
次に、メインCPU200aは、主制御基板200における払出処理の終了を副制御基板202に伝達すべく、払出終了コマンドAを副制御基板202に送信するための処理を行って当該払出処理を終了して図5のメイン処理に復帰する。
まず、サブCPU202aは、電源が投入される、設定値が変更される、または、RAMクリアされると、サブRAM202c等を初期化し、割込を許可する初期化処理を実行する。
次に、サブCPU202aは、主制御基板200からのコマンドの入力を監視する。
次に、サブCPU202aは、主制御基板200から送信されたコマンドを解析し、受信コマンドに基づいて種々の処理を実行する。
サブCPU202aは、払出開始コマンドを受信したかを判定する。その結果、払出開始コマンドを受信したと判定した場合にはステップS122に処理を移し、払出開始コマンドを受信していないと判定した場合にはステップS123に処理を移す。
上記ステップS121において、払出開始コマンドを受信したと判定した場合には、サブCPU202aは、払出開始コマンド受信処理を実行して図12の処理に復帰する。
上記ステップS121において、払出開始コマンドを受信していないと判定した場合には、サブCPU202aは、払出中コマンドを受信したかを判定する。その結果、払出中コマンドを受信したと判定した場合にはステップS124に処理を移し、払出中コマンドを受信していないと判定した場合にはステップS125に処理を移す。
上記ステップS123において、払出中コマンドを受信したと判定した場合には、サブCPU202aは、払出中コマンド受信処理を実行して図12の処理に復帰する。
上記ステップS123において、払出中コマンドを受信していないと判定した場合には、サブCPU202aは、払出終了コマンドを受信したかを判定する。その結果、払出終了コマンドを受信したと判定した場合にはステップS126に処理を移し、払出終了コマンドを受信していないと判定した場合にはステップS127に処理を移す。
上記ステップS125において、払出終了コマンドを受信したと判定した場合には、サブCPU202aは、払出終了コマンド受信処理を実行して図12の処理に復帰する。
上記ステップS125において、払出終了コマンドを受信していないと判定した場合には、サブCPU202aは、その他のコマンドの受信を判定するとともに、それぞれ受信したコマンドに対応する処理を実行して図12の処理に復帰する。
払出開始コマンドを受信すると、サブCPU202aは、まず、払出開始コマンドが有する情報に基づいて、現在のクレジット枚数(C)と払出枚数(P)との合計である合計値C1が「50」以下であるか、すなわち、払い出しが全てクレジットによってなされるかを判定する。その結果、合計値C1≦50と判定した場合には、そのまま当該払出開始コマンド受信処理を終了して図13の処理に復帰し、合計値C1>50と判定した場合にはステップS122−2に処理を移す。
上記ステップS122−1において、合計値C1>50と判定した場合には、サブCPU202aは、「払出残数(合計値C1―50)≦2」であるかを判定する。つまり、ここでは、メダルの払い出しに際して、メダルの排出枚数が2枚以下であるかを判定する。その結果、メダルの排出枚数が2枚以下であると判定した場合にはステップS122−3に処理を移し、メダルの排出枚数が3枚以上であると判定した場合にはステップS122−4に処理を移す。
上記ステップS122−2において、メダルの排出枚数が2枚以下であると判定した場合には、サブCPU202aは、照明演出または遮蔽演出の実行を示す払出時演出フラグをONし、当該払出開始コマンド受信処理を終了して図13の処理に復帰する。
一方、上記ステップS122−2において、メダルの排出枚数が3枚以上であると判定した場合には、主制御基板200においてクレジットによって既に払い出された払出枚数(X)を、サブRAM202cに記憶する。
次に、サブCPU202aは、払出枚数(X)をサブ払出表示部158に通常表示するための処理を実行する。ここでいう通常表示とは、即座に払出枚数(X)をサブ払出表示部158に表示することを意味するものである。これにより、主制御基板202において払出処理が開始するのとほぼ同時に、メイン払出表示部154とサブ払出表示部158との双方に同じ数値が表示されることとなる。
次に、サブCPU202aは、クレジット枚数=50をサブクレジット表示部156に通常表示するための処理を実行して図13の処理に復帰する。ここでいう通常表示も上記と同様に、即座にクレジット枚数をサブクレジット表示部156に表示することを意味するものである。これにより、メダルの払い出しに際して3枚以上のメダルの排出を伴う場合には、主制御基板202において払出処理が開始するのとほぼ同時に、メインクレジット表示部152とサブクレジット表示部156との双方に同じ数値が表示されることとなる。
払出中コマンドを受信すると、サブCPU202aは、サブRAM202cに払出時演出フラグがONしているか、すなわち、照明演出または遮蔽演出の実行待機中であるかを判定する。その結果、払出時演出フラグがONしていると判定した場合にはそのまま当該払出中コマンド受信処理を終了して図13の処理に復帰し、払出時演出フラグはONしていないと判定した場合にはステップS124−2に処理を移す。
上記ステップS124−1において、払出時演出フラグはONしていないと判定した場合には、サブCPU202aは、サブRAM202cに現在記憶されている払出枚数(X)に「1」を加算した値を新たな払出枚数(X)として記憶する。
次に、サブCPU202aは、上記ステップS124−2で更新された払出枚数(X)をサブ払出表示部158に通常表示するための処理を実行して図13の処理に復帰する。ここでいう通常表示も上記と同様に、即座に払出枚数(X)をサブ払出表示部158に表示することを意味するものである。
払出終了コマンドを受信すると、サブCPU202aは、受信したコマンドが払出終了コマンドAであるかを判定する。その結果、払出終了コマンドAを受信したと判定した場合にはステップS126−2に処理を移し、受信したコマンドは払出終了コマンドAではない、すなわち払出終了コマンドBを受信したと判定した場合にはステップS126−3に処理を移す。
上記ステップS126−1において、払出終了コマンドAを受信したと判定した場合には、サブCPU202aは、払出時演出フラグがONしているかを判定する。つまり、主制御基板200における払出処理の終了後に照明演出または遮蔽演出を実行するか否かを判定する。その結果、払出時演出フラグがONしていると判定した場合にはステップS126−3に処理を移し、払出時演出フラグはONしていないと判定した場合には、そのまま当該払出終了コマンド受信処理を終了して図13の処理に復帰する。
払出終了コマンドBを受信した場合(ステップS126−1のNO)、あるいは払出終了コマンドAを受信し、かつ、払出時演出フラグがONしている場合には、サブCPU202aは、有効ライン上に表示されている図柄組み合わせを判定する。なお、図5の入賞判定処理(ステップS6)においては、図柄組み合わせの表示態様を示すコマンドを副制御基板202に送信する処理が行われており、副制御基板202においても、有効ライン上に表示されている図柄組み合わせを示す情報が記憶されている。
次に、サブCPU202aは、上記ステップS126−3の判定結果に基づいて、照明演出および遮蔽演出のいずれを実行するかを判定する。なお、ここでは、図柄組み合わせの表示態様やその図柄組み合わせがいずれの当選役に対応しているかに応じて、照明演出および遮蔽演出のいずれを実行するかが予め設定されている。ただし、抽選によっていずれの演出を実行するかを決定することとしてもよい。また、いずれの演出も同時に実行するとしてもよい。また、小役に対応する図柄組み合わせが有効ライン上に表示された場合、その種類に拘わらず、照明演出および遮蔽演出のうち予め定められた演出を行うとしてもよい。
上記ステップS126−4において、照明演出を実行すると判定した場合には、サブCPU202aは、リールバックライト144およびリール上方ライト146を所定の態様で点滅させるようにリールライト点滅処理を実行する。これにより、図6(c)に示すように、表示された図柄組み合わせが点滅表示することとなる。
一方、上記ステップS126−4において、照明演出は実行しない、すなわち遮蔽演出を実行すると判定した場合には、サブCPU202aは、フィルタ手段160を通じて所定の画像を表示制御する。これにより、図7(c)に示すように、遊技者は、有効ラインに表示された図柄組み合わせをより印象的に把握することができる。
次に、サブCPU202aは、払出枚数をサブ払出表示部158に遅延表示するための処理を実行する。ここでいう遅延表示とは、払出枚数として表示する数値を所定の数値まで1ずつ増加表示することを意味するものである。例えば、払出枚数が10枚の場合には、1、2、3・・・・10といった具合に、所定時間(2〜3秒)かけて数値を1ずつ増加していく。これにより、主制御基板202において払出処理が終了した後に、副制御基板202において、照明演出または遮蔽演出が行われ、その後、サブ払出表示部158の表示が更新されることとなる。
次に、サブCPU202aは、上記ステップS7と同様に、クレジット枚数をサブクレジット表示部156に遅延表示するための処理を実行して図13の処理に復帰する。これにより、図6(d)および図7(d)に示すように、クレジット枚数および払出枚数が表示され、副制御基板202における払い出しに係る演出処理が終了する。なお、払出枚数やクレジット枚数を、サブ払出表示部158やサブクレジット表示部156に表示する際には、サブCPU202aが表示を更新するのと同時に払出音をスピーカ140から出力するとよい。
104 …前面上扉
128 …スタートスイッチ
130 …ストップスイッチ
130a、130b、130c …ストップボタンスイッチ
134 …リールユニット
134a、134b、134c …回転リール
144 …リールバックライト
146 …リール上方ライト
154 …メイン払出表示部
158 …サブ払出表示部
160 …フィルタ手段
200 …主制御基板
200a …メインCPU
200b …メインROM
200c …メインRAM
202 …副制御基板
202a …サブCPU
202b …サブROM
202c …サブRAM
Claims (4)
- スタートスイッチの操作に基づき、当選役およびハズレのうちのいずれかを当選役抽選により決定する当選役抽選手段と、
複数種類の図柄がそれぞれ配列された複数の回転リールと、
前記スタートスイッチの操作に基づき、前記複数の回転リールを回転制御し、回転している回転リールに対応したストップスイッチの操作に基づき、操作された該ストップスイッチに対応する回転リールをそれぞれ停止制御するリール制御手段と、
前記当選役抽選で決定した所定の当選役に対応する図柄組み合わせが有効ラインに表示されたことに基づいて遊技媒体の払い出しを行う払出制御手段と、
を備えた遊技機であって、
所定の当選役に対応する図柄組み合わせが有効ラインに表示されたことに基づいて払い出される遊技媒体の払出枚数を、メイン払出表示部に表示するメイン払出表示部制御手段と、
所定の当選役に対応する図柄組み合わせが有効ラインに表示されたことに基づいて払い出される遊技媒体の払出枚数を、サブ払出表示部に表示するサブ払出表示部制御手段と、
複数の状態のいずれかに変化することによって遊技者からの前記回転リールの見え方を変化させる光源を制御する光源制御手段と、
を備え、
前記メイン払出表示部制御手段および前記サブ払出表示部制御手段は、前記サブ払出表示部における払出枚数の表示が完了する時刻が、前記メイン払出表示部における払出枚数の表示が完了する時刻より遅くなるように制御し、
前記光源制御手段は、前記メイン払出表示部における払出枚数の表示が完了した後であって、前記サブ払出表示部における払出枚数の表示が完了する前に、前記光源を用いた演出である照明演出を開始することを特徴とする遊技機。 - スタートスイッチの操作に基づき、当選役およびハズレのうちのいずれかを当選役抽選により決定する当選役抽選手段と、
複数種類の図柄がそれぞれ配列された複数の回転リールと、
前記スタートスイッチの操作に基づき、前記複数の回転リールを回転制御し、回転している回転リールに対応したストップスイッチの操作に基づき、操作された該ストップスイッチに対応する回転リールをそれぞれ停止制御するリール制御手段と、
前記当選役抽選で決定した所定の当選役に対応する図柄組み合わせが有効ラインに表示されたことに基づいて遊技媒体の払い出しを行う払出制御手段と、
を備えた遊技機であって、
所定の当選役に対応する図柄組み合わせが有効ラインに表示されたことに基づいて払い出される遊技媒体の払出枚数を、メイン払出表示部に表示するメイン払出表示部制御手段と、
所定の当選役に対応する図柄組み合わせが有効ラインに表示されたことに基づいて払い出される遊技媒体の払出枚数を、サブ払出表示部に表示するサブ払出表示部制御手段と、
複数の状態のいずれかに変化することによって遊技者からの前記回転リールの見え方を変化させる遮蔽部を制御する遮蔽部制御手段と、
を備え、
前記メイン払出表示部制御手段および前記サブ払出表示部制御手段は、前記サブ払出表示部における払出枚数の表示が完了する時刻が、前記メイン払出表示部における払出枚数の表示が完了する時刻より遅くなるように制御し、
前記遮蔽部制御手段は、前記メイン払出表示部における払出枚数の表示が完了した後であって、前記サブ払出表示部における払出枚数の表示が完了する前に、前記遮蔽部を用いた演出である遮蔽演出を開始することを特徴とする遊技機。
- 前記サブ払出表示部制御手段は、照明演出または遮蔽演出が完了した後に、前記サブ払出表示部における払出枚数の表示を開始することを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
- 前記メイン払出表示部は、前記遊技機が標準姿勢にあるときに、該遊技機を構成する前扉の、前記回転リールと前記ストップスイッチの間に設けられた略水平面に、その表示面が鉛直略上向きとなるように配置され、
前記サブ払出表示部は、前記遊技機が標準姿勢にあるときに、前記前扉の、前記略水平面より上方に設けられた略垂直面に、その表示面が遊技者側向きとなるように配置され、
前記サブ払出表示部の表示面積は、前記メイン払出表示部の表示面積より大きいことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の遊技機。
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