JP2012142701A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2012142701A5
JP2012142701A5 JP2010292618A JP2010292618A JP2012142701A5 JP 2012142701 A5 JP2012142701 A5 JP 2012142701A5 JP 2010292618 A JP2010292618 A JP 2010292618A JP 2010292618 A JP2010292618 A JP 2010292618A JP 2012142701 A5 JP2012142701 A5 JP 2012142701A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
buffer
transmission
rate
control unit
size
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2010292618A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012142701A (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2010292618A priority Critical patent/JP2012142701A/ja
Priority claimed from JP2010292618A external-priority patent/JP2012142701A/ja
Priority to EP20110194284 priority patent/EP2472800A1/en
Priority to US13/333,676 priority patent/US8654641B2/en
Priority to CN2011104480061A priority patent/CN102572410A/zh
Publication of JP2012142701A publication Critical patent/JP2012142701A/ja
Publication of JP2012142701A5 publication Critical patent/JP2012142701A5/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Description

前記レート調整部には、前記データの損失率、往復伝送遅延、ジッタ、S/N比(signal to noise ratio)、及びBER(Bit Error Rate)の少なくとも1つを含む前記伝送品質情報に基づいて、前記送信レートを調整させることができる。
第1の実施の形態である第1の送受信システムの構成例を示すブロック図である。 主に、保存可能バッファサイズを変更するときの処理の一例を示す図である。 主に、保存可能バッファサイズを変更した際に、送信バッファ内のデータを破棄するときの一例を示す図である。 図1の送信装置が行う送信処理を説明するためのフローチャートである。 図4のステップS9における第1のレート制御処理の詳細を説明するためのフローチャートである。 図1の受信装置が行う受信処理を説明するためのフローチャートである。 保存可能バッファサイズを変更した際に、優先度に応じて送信バッファ内のデータを破棄するときの一例を示す図である。 第2の実施の形態であるNICの構成例を示すブロック図である。 図8のバッファ制御部が行う処理の一例を示す図である。 図8のNICが行う送信処理を説明するためのフローチャートである。 図10のステップS77における第2のレート制御処理の詳細を説明するためのフローチャートである。 図8のNICが行う受信処理を説明するためのフローチャートである。 第3の実施の形態である無線中継装置の構成例を示すブロック図である。 第4の実施の形態である第2の送受信システムの構成例を示すブロック図である。 図14のバッファ制御部が行う処理の一例を示す図である。 図14のバッファ制御及びレート制御が行う処理の一例を説明するための図である。 図14の送信装置が行う送信処理を説明するためのフローチャートである。 図17のステップS139における第3のレート制御処理の詳細を説明するためのフローチャートである。 コンピュータの構成例を示すブロック図である。
さらに、符号化部111は、バッファ制御部112からの、送信バッファ112a内にRTPパケットを保存可能な残りサイズを表す残りバッファサイズb r (図2)と、レート制御部115からの送信レートRに基づいて、符号化処理に用いる符号化パラメータを調整する。そして、符号化部111は、調整後の符号化パラメータを用いて、上述の符号化処理を行うようにしている。
すなわち、伝送品質情報は、例えば、往復伝送遅延(RTT(Round Trip Time))、伝送ジッタ、パケット損失率、S/N比(signal to noise ratio)、及びBER(Bit Error Rate)等の少なくとも1つを含む。なお、無線通信により伝送が行われる場合には、無線通信における電波強度も含めるようにしてもよい。
なお、符号化部111は、レート制御部115からの送信レートRと、バッファ制御部112からの残りバッファサイズb r に基づき、符号化パラメータとして、例えば、RTPパケットのデータ生成レートを調整し、調整後のデータ生成レートによる符号化処理を行うようにしている。
これにより、符号化部111からのRTPパケットにより、送信バッファ112aのバッファ内データサイズb i が、保存可能バッファサイズBよりも大きくなることを防止するようにしている。送信バッファ112aにおいて、バッファ内データサイズb i が、保存可能バッファサイズB以下である限り、低遅延データ伝送は保証される。
なお、符号化部111は、レート制御部115からの送信レートRと、バッファ制御部112からの残りバッファサイズb r に基づいて、データ生成レートを調整するようにした。しかしながら、符号化部111が、レート制御部115による送信レートRの調整が行われたことに対応して、迅速にデータ生成レートを調整できる場合には、レート制御部115からの送信レートRのみを用いて、データ生成レートを、レート制御部115からの送信レートRに調整するようにしてもよい。
また、符号化部111が、レート制御部115からの送信レートRと、バッファ制御部112からの残りバッファサイズb r に基づいて、データ生成レートを調整するようにしたが、レート制御部115が、データ生成レートを算出して符号化部111に通知するようにしてもよい。
すなわち、例えば、レート制御部115は、バッファ制御部112から残りバッファサイズb r を取得し、取得した残りバッファサイズb r と、算出した送信レートRに基づいて、データ生成レートを算出し、符号化部111に通知するようにしてもよい。
ところで、送信レートR n が送信レートR n+1 に調整されたことに応じて、保存可能バッファサイズB n が、バッファ内データサイズb i よりも小さな保存可能バッファサイズB n+1 に調整されることが生じ得る。
この場合、送信バッファ112a内のバッファ内データサイズb i が、保存可能バッファサイズB n+1 よりも大きくなってしまい、低遅延データ伝送を行うことができなくなってしまう。
そこで、第1の実施の形態では、バッファ内データサイズb i が、保存可能バッファサイズB n+1 よりも大きくなってしまった場合には、バッファ内データサイズb i が、保存可能バッファサイズB n+1 以下となるまで、送信バッファ112a内のRTPパケットを破棄するようにして、低遅延データ伝送を保証するようにしている。
この場合についても同様に、送信バッファ112a内のバッファ内データサイズb i が、保存可能バッファサイズB n+1 よりも大きくなってしまう。しかしながら、第1の実施の形態では、上述のように、バッファ内データサイズb i が、保存可能バッファサイズB n+1 以下となるまで、送信バッファ112a内のRTPパケットは破棄されるので、やはり、低遅延データ伝送は保証される。
[送信バッファ112a内のデータを破棄するときの一例]
次に、図3は、保存可能バッファサイズB n が、バッファ内データサイズb i よりも小さな保存可能バッファサイズB n+1 に変更される場合には、送信バッファ112a内のRTPパケットを一部分だけ破棄するときの一例を示している。
この場合、送信バッファ112aのバッファ内データサイズb i は、変更後の保存可能バッファサイズBn+1よりも大きなものとなる。したがって、バッファ制御部112は、図3Bに示されるように、送信バッファ112a内のRTPパケットを一部分(斜線で示す)だけ破棄して、バッファ内データサイズb i が、保存可能バッファサイズBn+1以下となるように調整する。
ステップS1において、符号化部111は、外部からの画像データに対して、レート制御部115からの送信レートRと、バッファ制御部112からの残りバッファサイズb r に基づき算出したデータ生成レートで符号化処理を行う。
ステップS4において、バッファ制御部112は、送信バッファ112aにおける保存可能バッファサイズBが、バッファ内データサイズb i 以上であるか否かを判定する。
そして、ステップS4において、バッファ制御部112は、図3Bに示されるように、保存可能バッファサイズBがバッファ内データサイズb i 以上ではない、すなわち、バッファ内データサイズb i が保存可能バッファサイズBよりも大きいと判定した場合、処理を、ステップS5に進める。
ステップS5では、バッファ制御部112は、バッファ内データサイズb i が、保存可能バッファサイズB以下となるまで、送信バッファ112a内のRTPパケットを破棄して、処理をステップS1に戻し、それ以降同様の処理が行なわれる。
また、ステップS4において、バッファ制御部112は、図3Aに示されるように、保存可能バッファサイズBがバッファ内データサイズb i 以上であると判定した場合、処理をステップS6に進める。
以上説明したように、第1の送信処理によれば、ネットワーク103の状況に応じて、送信レートRを調整するようにしたので、ネットワーク103の状況に拘らず、RTPパケットの伝送遅延やパケット損失を抑止することができる。よって、RTPパケットの伝送遅延やパケット損失に起因して、画像データの画質が劣化する事態を抑止することが可能となる。
また、第1の送信処理によれば、送信レートRの調整に応じて、保存可能バッファサイズBを変更するようにして、送信バッファ112aの送信バッファ時間を一定時間Tに維持するようにした。このため、ネットワーク103の状況に拘らず、画像データを低遅延で伝送することが可能となる。
[第1のレート制御処理の詳細]
次に、図5のフローチャートを参照して、図4のステップS9における第1のレート制御処理の詳細を説明する。
また、バッファ制御部112は、算出した保存可能バッファイサイズBから、送信バッファ112a内のバッファ内データサイズb i を差し引いて得られる残りバッファサイズb r を、符号化部111に供給する。
ステップS34において、符号化部111は、レート制御部115からの送信レートRと、バッファ制御部112からの残りバッファサイズb r に基づいて、図4のステップS1で行う符号化処理におけるデータ生成レートを算出する。
ステップS54において、RTCP部124は、RTCPに従って、ネットワーク103を介して送信装置101のRTCP部114と通信を行う。これにより、RTCP部114は、送信装置101と受信装置102との間のデータ伝送路における伝送品質情報を収集する。
なお、図7において、RTPパケットL1は、画像データの高域成分(の係数データ)を符号化してパケット化したものを表す。また、RTPパケットL2は、画像データの中域成分(高域成分と低域成分との間)を符号化してパケット化したものを表す。さらに、RTPパケットL3は、画像データの低域成分を符号化してパケット化したものを表す。
この場合、図7Bに示されるように、送信バッファ112aのバッファ内データサイズb i は、調整後の保存可能バッファサイズB n+1 よりも大きなものとなる。したがって、バッファ制御部112は、バッファ内データサイズb i が保存可能バッファサイズB n+1 以下となるまで、送信バッファ112a内のデータのうち、例えば、高域成分のRTPパケットを優先的に破棄する。
具体的には、例えば、バッファ制御部112は、図7Bに示されるように、高域成分のRTPパケットL1を破棄して、バッファ内データサイズb i が、保存可能バッファサイズB n+1 以下となるように調整する。
なお、高域成分は、画像データを、大まかな画像から詳細な画像(例えば、画像内に表示された人物を詳細に認識できる程度の画像)に高画質化するために必要とされる。また、RTPパケットの優先度としては、その他、例えば、IETF RFC 2474"Definition of the Differentiated Services Field(DS Field) in the IPv4 and IPv6 Headers"に記載のIPヘッダ内の「Tos(Type of Service)」や「DSCP(Differentiated Services Code Point)」、IEEE 802.1Qタグ内の「Cos(Class of Service)」に記載された優先度を用いるようにしてもよい。
符号化部151は、図1の符号化部111と同様の処理を行う。すなわち、符号化部151は、NIC142からの送信レートR及び残りバッファサイズb r に基づいて、データ生成レートを算出する。
バッファ制御部164は、図1のバッファ制御部112と同様の処理を行う。すなわち、バッファ制御部164は、図9に示されるように、レート制御部163からの送信レートRと、予め決められたバッファ送信時間Tに基づいて、(1)を用いて、保存可能バッファサイズBを変更する。
また、バッファ制御部164は、送信バッファ164aにおいて、保存可能バッファサイズBからバッファ内データサイズb i を減算して得られる残りバッファサイズb r を生成する。そして、バッファ制御部164は、図9に示されるように、生成した残りバッファサイズb r と、レート制御部163からの送信レートRとを、符号化部151に供給する。
バッファ制御部164は、レート制御部163からの送信レートRで、送信バッファ164aからパケットを、変調部165に送信(出力)させる平滑化送信を行う。
ステップS73において、バッファ制御部164は、送信バッファ164a内の保存可能バッファサイズBが、送信バッファ164a内のバッファ内データサイズb i 以上であるか否かを判定する。
そして、ステップS73において、バッファ制御部164は、保存可能バッファサイズBが、バッファ内データサイズb i 以上ではないと判定した場合、処理を、ステップS74に進める。
ステップS74では、バッファ制御部164は、バッファ内データサイズb i が、保存可能バッファサイズB以下となるように、送信バッファ164a内のパケットを破棄し、処理をステップS71に戻し、それ以降同様の処理が行なわれる。
また、ステップS73において、保存可能バッファサイズBがバッファ内データサイズb i 以上であると判定された場合、処理はステップS75に進められる。
また、ステップS78において、NIC142の図示せぬ制御部は、第2の送信処理を終了すると判定した場合、第2の送信処理は終了される。
ステップS94において、バッファ制御部164は、算出した保存可能バッファイサイズBから、送信バッファ164a内のデータのバッファ内データサイズb i を差し引いて得られる残りバッファサイズb r を、符号化部151に通知する。また、バッファ制御部164は、レート制御部163からの送信レートRを、符号化部151に通知する。これにより、符号化部151は、バッファ制御部164から通知される送信レートR及び残りバッファサイズb r に基づいて、データ生成レートを算出し、算出したデータ生成レートで符号化処理を行う。
通常伝送デバイス1921は、パケットを受信し、宛先解析部191に供給する。また、通常伝送デバイス1921は、宛先解析部191からの宛先に対して、受信したパケットを送信する。なお、通常伝送デバイス1922乃至192Nは、通常伝送デバイス1921と同様に構成されるため、それらの説明は省略する。
低遅延伝送デバイス193は、パケットを受信し、宛先解析部191に供給する。また、低遅延伝送デバイス193は、宛先解析部191からの宛先に対して、受信したパケットを送信する。なお、低遅延伝送デバイス193は、図8のNIC142と同様に構成されているため、宛先解析部191からの宛先に対して、低遅延でパケットを送信することができる。
ここで、この送受信システム200は、図15Aに示されるように、送信バッファ211aにおいて、保存可能バッファサイズBnよりも小さな追加可能バッファサイズB sn 以下のデータサイズで、送信バッファ211aにデータ(RTPパケット)を保存させるようにするものである。
そして、送信レートRnから送信レートRn+1に調整されたことに応じて、図15Bに示されるように、保存可能バッファサイズBnを、追加可能バッファサイズB sn 以上の保存可能バッファサイズBn+1、すなわち、バッファ内データサイズb i 以上の保存可能バッファサイズBn+1に変更するものである。
なお、第4の実施の形態では、保存可能バッファサイズBn+1を、追加可能バッファサイズB sn 以上とするために、送信レートRを調整する際に、一定の制約が課せられることとなる。
図14において、バッファ制御部211は、保存可能バッファサイズBではなく、追加可能バッファサイズB s を超えない範囲内で、符号化部111からのRTPパケットを送信バッファ211aに保存して、FIFOで出力させる。
また、バッファ制御部211は、レート制御部212からの送信レートRに基づいて、保存可能バッファサイズB及び追加可能バッファサイズB s を変更する。なお、バッファ制御部211においては、送信バッファ211a内のRTPパケットを破棄することなく、送信バッファ211a内にRTPパケットを保存したときから送信バッファ時間T以内に出力できるように、保存可能バッファサイズB及び追加可能バッファサイズB s が変更される。
送信バッファ211aは、保存可能バッファサイズBよりも小さな追加可能バッファサイズB s の範囲内で、符号化部111から出力されるRTPパケットを保存し、FIFOでRTP送信部113に出力する。
ここで、例えば、レート制御部212において、送信レートRを変更する際の制約として、送信レートRnを送信レートRn+1に変更したときのレート変更比率L(=Rn+1/Rn)が、予め決められたレート変更比率下限値L min 以上であるという制約が課される。
また、例えば、レート制御部212において、送信レートRを調整(変更)する際の制約として、送信レートRを低くするように変更したときからレート変更最小間隔T i (sec)だけ、送信レートRの変更が制限(禁止)される。
また、バッファ制御部211は、送信バッファ閾値時間を、予め決められた一定時間T s (以下、送信バッファ閾値時間T s ともいう)に維持するように、送信バッファ閾値時間T s と、レート制御部212からの送信レートRに応じて、次式(2)を用いて、追加可能バッファサイズB s を変更する。
B s (bit) = R(bps) ×T s (sec) ・・・(2)
ここで、送信バッファ閾値時間T s とは、追加可能バッファサイズB s 以下のバッファ容量を満たす範囲内で、データが送信バッファ211aに保存されたときから出力されるまでに要する最大時間を表す。なお、送信バッファ閾値時間T s は、送信バッファ時間Tよりも小さな値とされる。
すなわち、例えば、レート制御部212は、送信レートRnを送信レートRn+1に変更(調整)したときのレート変更比率L(=Rn+1/Rn)が、レート変更比率下限値L min 以上となるという変更条件を満たす範囲内で、送信レートRn+1を決定する。ここで、レート変更比率下限値L min は、送信バッファ時間T及び送信バッファ閾値時間T s に基づいて、次式(3)により決定される。
T s ≦ T×L min ・・・(3)
また、レート制御部212は、上述の変更条件を満たさない場合には、次式(5)に示されるように、送信レートRcを、変更条件を満たすように修正した上で、変更後の送信レートRn+1に決定する。
Rc/Rn < L min の場合Rn+1 = L min ×Rn ・・・(5)
なお、送信レートRが低くなるように調整された場合、図15Bに示されるように、バッファ内データサイズb i が追加可能バッファサイズB sn+1よりも大きくなってしまうことが生じ得る。したがって、この場合、レート制御部212において、バッファ内データサイズb i が追加可能バッファサイズB sn+1以下となるまで、送信レートRの調整が制限される。
ここで、レート変更最小間隔Tiは、送信レートRnが送信レートRn+1に変更されたときから、バッファ内データサイズb i が追加可能バッファサイズB sn+1以下となるまでに要する最大時間を表す。
なお、送信レートRが高くなるように調整された場合、バッファ内データサイズb i が追加可能バッファサイズB sn+1よりも大きくなることはないので、レート制御部212において、送信レートRの調整を制限する必要はない。
なお、第1の実施の形態では、符号化部111は、バッファ内データサイズb i が保存可能バッファサイズBよりも大きくなることを防止するように符号化パラメータを調整するようにした。この点について、第4の実施の形態では、符号化部111は、バッファ内データサイズb i が追加可能バッファサイズB s よりも大きくなることを防止するように符号化パラメータを調整する点が異なる。また、符号化部111は、上述の図15Bにも示されるように、バッファ制御部211からの残りバッファサイズb r 等に基づいて、バッファ内データサイズb i が追加可能バッファサイズB s 以下となるまでは、RTPパケットをバッファ制御部211(送信バッファ211a)に出力しないものとする。
ステップS131において、レート制御部212は、ユーザの設定操作等に応じて、送信バッファ時間T及び送信バッファ閾値時間T s を設定する。また、レート制御部212は、設定された送信バッファ時間T及び送信バッファ閾値時間T s に基づいて、式(3)を用いて、レート変更比率下限値L min を設定する。
さらに、レート制御部212は、設定された送信バッファ時間T及び送信バッファ閾値時間T s に基づいて、式(6)を用いて、レート変更最小間隔T i を設定する。
ステップS135において、RTP送信部113は、RTPパケットの送信状況等に基づいて、バッファ制御部211からのRTPパケットを送信可能であるか否かを判定し、送信可能であると判定するのを待って、処理をステップS136に進める。
ステップS136において、RTP送信部113は、RTPに従って、バッファ制御部211からのRTPパケットを、レート制御部212により通知される送信レートRで、ネットワーク103を介して受信装置102に送信する。
ステップS137において、RTCP部114は、RTCPに従って、ネットワーク103を介して受信装置102のRTCP部124と通信を行い、送信装置201と受信装置102との間のデータ伝送路における伝送品質情報を収集して、レート制御部212に供給する。
ステップS138において、レート制御部212は、前回の送信レートRの変更からレート変更最小間隔T i 以上経過したか否かを判定し、レート変更最小間隔T i 以上経過していないと判定した場合、処理をステップS135に戻し、それ以降同様の処理を繰り返す。
また、ステップS138において、レート制御部212は、前回の送信レートRの変更からレート変更最小間隔T i 以上経過したと判定した場合、処理をステップS139に進める。
なお、前回の送信レートRの変更により、送信レートが高く設定された場合には、レート変更最小間隔T i 以上経過するのを待つ必要がないので、ステップS138の処理をスキップするようにしてもよい。
ステップS139において、符号化部111がデータ生成レートを、バッファ制御部211が保存可能バッファサイズB及び追加可能バッファサイズB s を、レート制御部212が送信レートRを調整する第3のレート制御処理が行なわれる。この第3のレート制御処理の詳細は、図18のフローチャートを参照して詳述する。
ステップS161において、レート制御部212は、RTCP部114からの伝送品質情報を取得する。なお、RTCP部114は、RTCPに従ってネットワーク103を介して、受信装置102のRTCP部124と通信を行い、送信装置201と受信装置102との間のデータ伝送路における伝送品質情報を収集して、レート制御部212に供給する。
ステップS162において、レート制御部212は、RTCP部114からの伝送品質情報に基づいて、送信レートR c を算出する。
ステップS163において、レート制御部212は、変更前の送信レートRnと、算出した送信レートRcに基づいて、レート変更比率L(=Rc/Rn)がレート変更比率下限値L min 以上であるという条件を満たしているか否かを判定する。
ステップS163において、レート制御部212は、レート変更比率Lがレート変更比率下限値L min 以上であると判定した場合、処理をステップS164に進め、変更後の送信レートRn+1を送信レートRcとし、符号化部111、RTP送信部113、及びバッファ制御部211に供給する。
また、ステップS163において、レート制御部212は、レート変更比率Lがレート変更比率下限値L min 以上ではない場合、処理をステップS165に進め、送信レートRn+1を送信レートL min ×Rnとし、符号化部111、RTP送信部113、及びバッファ制御部211に供給する。
ステップS166において、バッファ制御部211は、レート制御部212からの送信レートRと、送信バッファ時間Tに基づいて、式(1)を用いて、送信バッファ211aの保存可能バッファサイズBを算出して変更する。また、バッファ制御部211は、レート制御部212からの送信レートRと、送信バッファ閾値時間T s に基づいて、式(2)を用いて、追加可能バッファサイズB s を算出して変更する。
さらに、バッファ制御部211は、算出した保存可能バッファイサイズBから、送信バッファ211a内のデータのバッファ内データサイズb i を差し引いて得られる残りバッファサイズb r を、符号化部111に供給する。
ステップS167において、符号化部111は、レート制御部212からの送信レートRと、バッファ制御部211からの残りバッファサイズb r に基づいて、データ生成レートを算出する。

Claims (1)

  1. 前記レート調整部は、前記データの損失率、往復伝送遅延、ジッタ、S/N比(signal to noise ratio)、及びBER(Bit Error Rate)の少なくとも1つを含む前記伝送品質情報に基
    づいて、前記送信レートを調整する
    請求項8に記載の送信装置。
JP2010292618A 2010-12-28 2010-12-28 送信装置、送信方法、及びプログラム Ceased JP2012142701A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010292618A JP2012142701A (ja) 2010-12-28 2010-12-28 送信装置、送信方法、及びプログラム
EP20110194284 EP2472800A1 (en) 2010-12-28 2011-12-19 Transmitting apparatus, transmitting method, and program
US13/333,676 US8654641B2 (en) 2010-12-28 2011-12-21 Transmitting apparatus, transmitting method, and program
CN2011104480061A CN102572410A (zh) 2010-12-28 2011-12-21 发送设备、发送方法和程序

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010292618A JP2012142701A (ja) 2010-12-28 2010-12-28 送信装置、送信方法、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012142701A JP2012142701A (ja) 2012-07-26
JP2012142701A5 true JP2012142701A5 (ja) 2014-02-20

Family

ID=45491256

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010292618A Ceased JP2012142701A (ja) 2010-12-28 2010-12-28 送信装置、送信方法、及びプログラム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8654641B2 (ja)
EP (1) EP2472800A1 (ja)
JP (1) JP2012142701A (ja)
CN (1) CN102572410A (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5664229B2 (ja) * 2010-12-28 2015-02-04 ソニー株式会社 送信装置、送信方法、及びプログラム
US9509802B1 (en) * 2013-03-15 2016-11-29 PME IP Pty Ltd Method and system FPOR transferring data to improve responsiveness when sending large data sets
US20150189328A1 (en) * 2013-12-28 2015-07-02 Ophir Edlis Systems and methods for transmitting and receiving audio and video data
CN103795950B (zh) * 2014-02-21 2017-07-28 深圳创维-Rgb电子有限公司 电视音频信号处理装置
CN106301679B (zh) * 2015-06-10 2020-10-23 华为技术有限公司 业务速率的调整方法和装置
CN108184133B (zh) * 2017-12-07 2020-09-25 西安万像电子科技有限公司 一种网络显卡及图像数据传输方法
CN112261634B (zh) * 2020-10-19 2023-08-08 深圳市嘀嘟科技有限公司 一种蓝牙传输控制方法、装置、终端设备和存储介质
CN117501667A (zh) * 2022-06-02 2024-02-02 北京小米移动软件有限公司 一种数据链路层l2的缓冲器大小的确定方法及其装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0730589A (ja) * 1993-07-06 1995-01-31 Canon Inc データ送信装置
US5566208A (en) * 1994-03-17 1996-10-15 Philips Electronics North America Corp. Encoder buffer having an effective size which varies automatically with the channel bit-rate
GB2367703B (en) * 1997-12-08 2002-05-22 Sony Corp Coding device and method
WO1999030504A1 (en) * 1997-12-08 1999-06-17 Sony Corporation Encoder and encoding method
JP2003198416A (ja) * 2001-12-27 2003-07-11 Sony Corp 通信システム、通信装置、通信方法、ならびにプログラムとその記録媒体
KR20030095995A (ko) * 2002-06-14 2003-12-24 마츠시타 덴끼 산교 가부시키가이샤 미디어 전송방법 및 그 송신장치 및 수신장치
JP2005020056A (ja) * 2003-06-23 2005-01-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd データ符号化装置及びデータ符号化制御方法
US20070111801A1 (en) * 2005-11-11 2007-05-17 Adimos Systems Ltd. Method, apparatus and system for transmitting and receiving media data
JP4371120B2 (ja) 2006-05-16 2009-11-25 ソニー株式会社 画像処理装置及び画像処理方法、プログラム及び記録媒体
CN101803383A (zh) * 2008-07-17 2010-08-11 松下电器产业株式会社 发送装置、接收装置、速率控制装置、发送方法及接收方法
JP5093124B2 (ja) * 2009-01-13 2012-12-05 日本電気株式会社 無線伝送装置、その制御方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012141685A5 (ja)
JP2012142701A5 (ja)
CN108881970B (zh) 用于实时视频流式传输系统的发射速率控制的方法和设备
JP5664229B2 (ja) 送信装置、送信方法、及びプログラム
US8843654B2 (en) Data packet transfer over wide area network in fast and reliable manner
Kim et al. Network coded tcp (ctcp)
US7948901B2 (en) Data transmission method and device using controlled transmission profile
JP2004538719A (ja) 非線形高スケーラブル増加−減少輻輳制御機構を提供する方法
US7965639B2 (en) Dynamic adaptation of MAC-layer retransmission value
JP2012142701A (ja) 送信装置、送信方法、及びプログラム
JP5117512B2 (ja) 再送回数を動的に適合させる方法及び装置
JP4834013B2 (ja) 送信装置、送信プログラム、受信装置及び受信プログラム
JPWO2016092686A1 (ja) 通信装置、通信装置システム及び通信方法
CN108881941A (zh) 用于利用部分可靠的发射来流式传输低延迟、高分辨率视频的方法及系统
JP4772053B2 (ja) 送信装置および送信レート制御方法
US20160316022A1 (en) Communication device, communication processing method, and storage medium
US8078752B2 (en) Method and program for managing the quantity of data transmitted by a transmission device over a telecommunication network
JP2011155406A (ja) 送信装置、送信方法及びプログラム
KR101116265B1 (ko) 무선 통신 장치 및 이들의 통신 방법
Gorius et al. Dynamic media streaming over wireless and mobile ip networks
WO2018097073A1 (ja) 情報通知装置、情報通知方法およびプログラムが記録された記録媒体
JP5178568B2 (ja) 送信装置および送信制御方法
KR102176176B1 (ko) 전송 제어 프로토콜을 이용하는 무선 네트워크에서 혼잡 제어 방법 및 장치
Gorius et al. Dynamic media streaming with predictable reliability and opportunistic TCP-friendliness
JP5520139B2 (ja) 送信装置、受信装置及びプログラム