JP2012142701A5 - - Google Patents
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Description
前記レート調整部には、前記データの損失率、往復伝送遅延、ジッタ、S/N比(signal to noise ratio)、及びBER(Bit Error Rate)の少なくとも1つを含む前記伝送品質情報に基づいて、前記送信レートを調整させることができる。
さらに、符号化部111は、バッファ制御部112からの、送信バッファ112a内にRTPパケットを保存可能な残りサイズを表す残りバッファサイズb r (図2)と、レート制御部115からの送信レートRに基づいて、符号化処理に用いる符号化パラメータを調整する。そして、符号化部111は、調整後の符号化パラメータを用いて、上述の符号化処理を行うようにしている。
すなわち、伝送品質情報は、例えば、往復伝送遅延(RTT(Round Trip Time))、伝送ジッタ、パケット損失率、S/N比(signal to noise ratio)、及びBER(Bit Error Rate)等の少なくとも1つを含む。なお、無線通信により伝送が行われる場合には、無線通信における電波強度も含めるようにしてもよい。
なお、符号化部111は、レート制御部115からの送信レートRと、バッファ制御部112からの残りバッファサイズb r に基づき、符号化パラメータとして、例えば、RTPパケットのデータ生成レートを調整し、調整後のデータ生成レートによる符号化処理を行うようにしている。
これにより、符号化部111からのRTPパケットにより、送信バッファ112aのバッファ内データサイズb i が、保存可能バッファサイズBよりも大きくなることを防止するようにしている。送信バッファ112aにおいて、バッファ内データサイズb i が、保存可能バッファサイズB以下である限り、低遅延データ伝送は保証される。
なお、符号化部111は、レート制御部115からの送信レートRと、バッファ制御部112からの残りバッファサイズb r に基づいて、データ生成レートを調整するようにした。しかしながら、符号化部111が、レート制御部115による送信レートRの調整が行われたことに対応して、迅速にデータ生成レートを調整できる場合には、レート制御部115からの送信レートRのみを用いて、データ生成レートを、レート制御部115からの送信レートRに調整するようにしてもよい。
また、符号化部111が、レート制御部115からの送信レートRと、バッファ制御部112からの残りバッファサイズb r に基づいて、データ生成レートを調整するようにしたが、レート制御部115が、データ生成レートを算出して符号化部111に通知するようにしてもよい。
すなわち、例えば、レート制御部115は、バッファ制御部112から残りバッファサイズb r を取得し、取得した残りバッファサイズb r と、算出した送信レートRに基づいて、データ生成レートを算出し、符号化部111に通知するようにしてもよい。
ところで、送信レートR n が送信レートR n+1 に調整されたことに応じて、保存可能バッファサイズB n が、バッファ内データサイズb i よりも小さな保存可能バッファサイズB n+1 に調整されることが生じ得る。
この場合、送信バッファ112a内のバッファ内データサイズb i が、保存可能バッファサイズB n+1 よりも大きくなってしまい、低遅延データ伝送を行うことができなくなってしまう。
そこで、第1の実施の形態では、バッファ内データサイズb i が、保存可能バッファサイズB n+1 よりも大きくなってしまった場合には、バッファ内データサイズb i が、保存可能バッファサイズB n+1 以下となるまで、送信バッファ112a内のRTPパケットを破棄するようにして、低遅延データ伝送を保証するようにしている。
この場合についても同様に、送信バッファ112a内のバッファ内データサイズb i が、保存可能バッファサイズB n+1 よりも大きくなってしまう。しかしながら、第1の実施の形態では、上述のように、バッファ内データサイズb i が、保存可能バッファサイズB n+1 以下となるまで、送信バッファ112a内のRTPパケットは破棄されるので、やはり、低遅延データ伝送は保証される。
[送信バッファ112a内のデータを破棄するときの一例]
次に、図3は、保存可能バッファサイズB n が、バッファ内データサイズb i よりも小さな保存可能バッファサイズB n+1 に変更される場合には、送信バッファ112a内のRTPパケットを一部分だけ破棄するときの一例を示している。
次に、図3は、保存可能バッファサイズB n が、バッファ内データサイズb i よりも小さな保存可能バッファサイズB n+1 に変更される場合には、送信バッファ112a内のRTPパケットを一部分だけ破棄するときの一例を示している。
この場合、送信バッファ112aのバッファ内データサイズb i は、変更後の保存可能バッファサイズBn+1よりも大きなものとなる。したがって、バッファ制御部112は、図3Bに示されるように、送信バッファ112a内のRTPパケットを一部分(斜線で示す)だけ破棄して、バッファ内データサイズb i が、保存可能バッファサイズBn+1以下となるように調整する。
ステップS1において、符号化部111は、外部からの画像データに対して、レート制御部115からの送信レートRと、バッファ制御部112からの残りバッファサイズb r に基づき算出したデータ生成レートで符号化処理を行う。
ステップS4において、バッファ制御部112は、送信バッファ112aにおける保存可能バッファサイズBが、バッファ内データサイズb i 以上であるか否かを判定する。
そして、ステップS4において、バッファ制御部112は、図3Bに示されるように、保存可能バッファサイズBがバッファ内データサイズb i 以上ではない、すなわち、バッファ内データサイズb i が保存可能バッファサイズBよりも大きいと判定した場合、処理を、ステップS5に進める。
ステップS5では、バッファ制御部112は、バッファ内データサイズb i が、保存可能バッファサイズB以下となるまで、送信バッファ112a内のRTPパケットを破棄して、処理をステップS1に戻し、それ以降同様の処理が行なわれる。
また、ステップS4において、バッファ制御部112は、図3Aに示されるように、保存可能バッファサイズBがバッファ内データサイズb i 以上であると判定した場合、処理をステップS6に進める。
以上説明したように、第1の送信処理によれば、ネットワーク103の状況に応じて、送信レートRを調整するようにしたので、ネットワーク103の状況に拘らず、RTPパケットの伝送遅延やパケット損失を抑止することができる。よって、RTPパケットの伝送遅延やパケット損失に起因して、画像データの画質が劣化する事態を抑止することが可能となる。
また、第1の送信処理によれば、送信レートRの調整に応じて、保存可能バッファサイズBを変更するようにして、送信バッファ112aの送信バッファ時間を一定時間Tに維持するようにした。このため、ネットワーク103の状況に拘らず、画像データを低遅延で伝送することが可能となる。
[第1のレート制御処理の詳細]
次に、図5のフローチャートを参照して、図4のステップS9における第1のレート制御処理の詳細を説明する。
次に、図5のフローチャートを参照して、図4のステップS9における第1のレート制御処理の詳細を説明する。
また、バッファ制御部112は、算出した保存可能バッファイサイズBから、送信バッファ112a内のバッファ内データサイズb i を差し引いて得られる残りバッファサイズb r を、符号化部111に供給する。
ステップS34において、符号化部111は、レート制御部115からの送信レートRと、バッファ制御部112からの残りバッファサイズb r に基づいて、図4のステップS1で行う符号化処理におけるデータ生成レートを算出する。
ステップS54において、RTCP部124は、RTCPに従って、ネットワーク103を介して送信装置101のRTCP部114と通信を行う。これにより、RTCP部114は、送信装置101と受信装置102との間のデータ伝送路における伝送品質情報を収集する。
なお、図7において、RTPパケットL1は、画像データの高域成分(の係数データ)を符号化してパケット化したものを表す。また、RTPパケットL2は、画像データの中域成分(高域成分と低域成分との間)を符号化してパケット化したものを表す。さらに、RTPパケットL3は、画像データの低域成分を符号化してパケット化したものを表す。
この場合、図7Bに示されるように、送信バッファ112aのバッファ内データサイズb i は、調整後の保存可能バッファサイズB n+1 よりも大きなものとなる。したがって、バッファ制御部112は、バッファ内データサイズb i が保存可能バッファサイズB n+1 以下となるまで、送信バッファ112a内のデータのうち、例えば、高域成分のRTPパケットを優先的に破棄する。
具体的には、例えば、バッファ制御部112は、図7Bに示されるように、高域成分のRTPパケットL1を破棄して、バッファ内データサイズb i が、保存可能バッファサイズB n+1 以下となるように調整する。
なお、高域成分は、画像データを、大まかな画像から詳細な画像(例えば、画像内に表示された人物を詳細に認識できる程度の画像)に高画質化するために必要とされる。また、RTPパケットの優先度としては、その他、例えば、IETF RFC 2474"Definition of the Differentiated Services Field(DS Field) in the IPv4 and IPv6 Headers"に記載のIPヘッダ内の「Tos(Type of Service)」や「DSCP(Differentiated Services Code Point)」、IEEE 802.1Qタグ内の「Cos(Class of Service)」に記載された優先度を用いるようにしてもよい。
符号化部151は、図1の符号化部111と同様の処理を行う。すなわち、符号化部151は、NIC142からの送信レートR及び残りバッファサイズb r に基づいて、データ生成レートを算出する。
バッファ制御部164は、図1のバッファ制御部112と同様の処理を行う。すなわち、バッファ制御部164は、図9に示されるように、レート制御部163からの送信レートRと、予め決められたバッファ送信時間Tに基づいて、式(1)を用いて、保存可能バッファサイズBを変更する。
また、バッファ制御部164は、送信バッファ164aにおいて、保存可能バッファサイズBからバッファ内データサイズb i を減算して得られる残りバッファサイズb r を生成する。そして、バッファ制御部164は、図9に示されるように、生成した残りバッファサイズb r と、レート制御部163からの送信レートRとを、符号化部151に供給する。
バッファ制御部164は、レート制御部163からの送信レートRで、送信バッファ164aからパケットを、変調部165に送信(出力)させる平滑化送信を行う。
ステップS73において、バッファ制御部164は、送信バッファ164a内の保存可能バッファサイズBが、送信バッファ164a内のバッファ内データサイズb i 以上であるか否かを判定する。
そして、ステップS73において、バッファ制御部164は、保存可能バッファサイズBが、バッファ内データサイズb i 以上ではないと判定した場合、処理を、ステップS74に進める。
ステップS74では、バッファ制御部164は、バッファ内データサイズb i が、保存可能バッファサイズB以下となるように、送信バッファ164a内のパケットを破棄し、処理をステップS71に戻し、それ以降同様の処理が行なわれる。
また、ステップS73において、保存可能バッファサイズBがバッファ内データサイズb i 以上であると判定された場合、処理はステップS75に進められる。
また、ステップS78において、NIC142の図示せぬ制御部は、第2の送信処理を終了すると判定した場合、第2の送信処理は終了される。
ステップS94において、バッファ制御部164は、算出した保存可能バッファイサイズBから、送信バッファ164a内のデータのバッファ内データサイズb i を差し引いて得られる残りバッファサイズb r を、符号化部151に通知する。また、バッファ制御部164は、レート制御部163からの送信レートRを、符号化部151に通知する。これにより、符号化部151は、バッファ制御部164から通知される送信レートR及び残りバッファサイズb r に基づいて、データ生成レートを算出し、算出したデータ生成レートで符号化処理を行う。
通常伝送デバイス1921は、パケットを受信し、宛先解析部191に供給する。また、通常伝送デバイス1921は、宛先解析部191からの宛先に対して、受信したパケットを送信する。なお、通常伝送デバイス1922乃至192Nは、通常伝送デバイス1921と同様に構成されるため、それらの説明は省略する。
低遅延伝送デバイス193は、パケットを受信し、宛先解析部191に供給する。また、低遅延伝送デバイス193は、宛先解析部191からの宛先に対して、受信したパケットを送信する。なお、低遅延伝送デバイス193は、図8のNIC142と同様に構成されているため、宛先解析部191からの宛先に対して、低遅延でパケットを送信することができる。
ここで、この送受信システム200は、図15Aに示されるように、送信バッファ211aにおいて、保存可能バッファサイズBnよりも小さな追加可能バッファサイズB sn 以下のデータサイズで、送信バッファ211aにデータ(RTPパケット)を保存させるようにするものである。
そして、送信レートRnから送信レートRn+1に調整されたことに応じて、図15Bに示されるように、保存可能バッファサイズBnを、追加可能バッファサイズB sn 以上の保存可能バッファサイズBn+1、すなわち、バッファ内データサイズb i 以上の保存可能バッファサイズBn+1に変更するものである。
なお、第4の実施の形態では、保存可能バッファサイズBn+1を、追加可能バッファサイズB sn 以上とするために、送信レートRを調整する際に、一定の制約が課せられることとなる。
図14において、バッファ制御部211は、保存可能バッファサイズBではなく、追加可能バッファサイズB s を超えない範囲内で、符号化部111からのRTPパケットを送信バッファ211aに保存して、FIFOで出力させる。
また、バッファ制御部211は、レート制御部212からの送信レートRに基づいて、保存可能バッファサイズB及び追加可能バッファサイズB s を変更する。なお、バッファ制御部211においては、送信バッファ211a内のRTPパケットを破棄することなく、送信バッファ211a内にRTPパケットを保存したときから送信バッファ時間T以内に出力できるように、保存可能バッファサイズB及び追加可能バッファサイズB s が変更される。
送信バッファ211aは、保存可能バッファサイズBよりも小さな追加可能バッファサイズB s の範囲内で、符号化部111から出力されるRTPパケットを保存し、FIFOでRTP送信部113に出力する。
ここで、例えば、レート制御部212において、送信レートRを変更する際の制約として、送信レートRnを送信レートRn+1に変更したときのレート変更比率L(=Rn+1/Rn)が、予め決められたレート変更比率下限値L min 以上であるという制約が課される。
また、例えば、レート制御部212において、送信レートRを調整(変更)する際の制約として、送信レートRを低くするように変更したときからレート変更最小間隔T i (sec)だけ、送信レートRの変更が制限(禁止)される。
また、バッファ制御部211は、送信バッファ閾値時間を、予め決められた一定時間T s (以下、送信バッファ閾値時間T s ともいう)に維持するように、送信バッファ閾値時間T s と、レート制御部212からの送信レートRに応じて、次式(2)を用いて、追加可能バッファサイズB s を変更する。
B s (bit) = R(bps) ×T s (sec) ・・・(2)
B s (bit) = R(bps) ×T s (sec) ・・・(2)
ここで、送信バッファ閾値時間T s とは、追加可能バッファサイズB s 以下のバッファ容量を満たす範囲内で、データが送信バッファ211aに保存されたときから出力されるまでに要する最大時間を表す。なお、送信バッファ閾値時間T s は、送信バッファ時間Tよりも小さな値とされる。
すなわち、例えば、レート制御部212は、送信レートRnを送信レートRn+1に変更(調整)したときのレート変更比率L(=Rn+1/Rn)が、レート変更比率下限値L min 以上となるという変更条件を満たす範囲内で、送信レートRn+1を決定する。ここで、レート変更比率下限値L min は、送信バッファ時間T及び送信バッファ閾値時間T s に基づいて、次式(3)により決定される。
T s ≦ T×L min ・・・(3)
T s ≦ T×L min ・・・(3)
また、レート制御部212は、上述の変更条件を満たさない場合には、次式(5)に示されるように、送信レートRcを、変更条件を満たすように修正した上で、変更後の送信レートRn+1に決定する。
Rc/Rn < L min の場合Rn+1 = L min ×Rn ・・・(5)
Rc/Rn < L min の場合Rn+1 = L min ×Rn ・・・(5)
なお、送信レートRが低くなるように調整された場合、図15Bに示されるように、バッファ内データサイズb i が追加可能バッファサイズB sn+1よりも大きくなってしまうことが生じ得る。したがって、この場合、レート制御部212において、バッファ内データサイズb i が追加可能バッファサイズB sn+1以下となるまで、送信レートRの調整が制限される。
ここで、レート変更最小間隔Tiは、送信レートRnが送信レートRn+1に変更されたときから、バッファ内データサイズb i が追加可能バッファサイズB sn+1以下となるまでに要する最大時間を表す。
なお、送信レートRが高くなるように調整された場合、バッファ内データサイズb i が追加可能バッファサイズB sn+1よりも大きくなることはないので、レート制御部212において、送信レートRの調整を制限する必要はない。
なお、第1の実施の形態では、符号化部111は、バッファ内データサイズb i が保存可能バッファサイズBよりも大きくなることを防止するように符号化パラメータを調整するようにした。この点について、第4の実施の形態では、符号化部111は、バッファ内データサイズb i が追加可能バッファサイズB s よりも大きくなることを防止するように符号化パラメータを調整する点が異なる。また、符号化部111は、上述の図15Bにも示されるように、バッファ制御部211からの残りバッファサイズb r 等に基づいて、バッファ内データサイズb i が追加可能バッファサイズB s 以下となるまでは、RTPパケットをバッファ制御部211(送信バッファ211a)に出力しないものとする。
ステップS131において、レート制御部212は、ユーザの設定操作等に応じて、送信バッファ時間T及び送信バッファ閾値時間T s を設定する。また、レート制御部212は、設定された送信バッファ時間T及び送信バッファ閾値時間T s に基づいて、式(3)を用いて、レート変更比率下限値L min を設定する。
さらに、レート制御部212は、設定された送信バッファ時間T及び送信バッファ閾値時間T s に基づいて、式(6)を用いて、レート変更最小間隔T i を設定する。
ステップS135において、RTP送信部113は、RTPパケットの送信状況等に基づいて、バッファ制御部211からのRTPパケットを送信可能であるか否かを判定し、送信可能であると判定するのを待って、処理をステップS136に進める。
ステップS136において、RTP送信部113は、RTPに従って、バッファ制御部211からのRTPパケットを、レート制御部212により通知される送信レートRで、ネットワーク103を介して受信装置102に送信する。
ステップS137において、RTCP部114は、RTCPに従って、ネットワーク103を介して受信装置102のRTCP部124と通信を行い、送信装置201と受信装置102との間のデータ伝送路における伝送品質情報を収集して、レート制御部212に供給する。
ステップS138において、レート制御部212は、前回の送信レートRの変更からレート変更最小間隔T i 以上経過したか否かを判定し、レート変更最小間隔T i 以上経過していないと判定した場合、処理をステップS135に戻し、それ以降同様の処理を繰り返す。
また、ステップS138において、レート制御部212は、前回の送信レートRの変更からレート変更最小間隔T i 以上経過したと判定した場合、処理をステップS139に進める。
なお、前回の送信レートRの変更により、送信レートが高く設定された場合には、レート変更最小間隔T i 以上経過するのを待つ必要がないので、ステップS138の処理をスキップするようにしてもよい。
ステップS139において、符号化部111がデータ生成レートを、バッファ制御部211が保存可能バッファサイズB及び追加可能バッファサイズB s を、レート制御部212が送信レートRを調整する第3のレート制御処理が行なわれる。この第3のレート制御処理の詳細は、図18のフローチャートを参照して詳述する。
ステップS161において、レート制御部212は、RTCP部114からの伝送品質情報を取得する。なお、RTCP部114は、RTCPに従ってネットワーク103を介して、受信装置102のRTCP部124と通信を行い、送信装置201と受信装置102との間のデータ伝送路における伝送品質情報を収集して、レート制御部212に供給する。
ステップS162において、レート制御部212は、RTCP部114からの伝送品質情報に基づいて、送信レートR c を算出する。
ステップS163において、レート制御部212は、変更前の送信レートRnと、算出した送信レートRcに基づいて、レート変更比率L(=Rc/Rn)がレート変更比率下限値L min 以上であるという条件を満たしているか否かを判定する。
ステップS163において、レート制御部212は、レート変更比率Lがレート変更比率下限値L min 以上であると判定した場合、処理をステップS164に進め、変更後の送信レートRn+1を送信レートRcとし、符号化部111、RTP送信部113、及びバッファ制御部211に供給する。
また、ステップS163において、レート制御部212は、レート変更比率Lがレート変更比率下限値L min 以上ではない場合、処理をステップS165に進め、送信レートRn+1を送信レートL min ×Rnとし、符号化部111、RTP送信部113、及びバッファ制御部211に供給する。
ステップS166において、バッファ制御部211は、レート制御部212からの送信レートRと、送信バッファ時間Tに基づいて、式(1)を用いて、送信バッファ211aの保存可能バッファサイズBを算出して変更する。また、バッファ制御部211は、レート制御部212からの送信レートRと、送信バッファ閾値時間T s に基づいて、式(2)を用いて、追加可能バッファサイズB s を算出して変更する。
さらに、バッファ制御部211は、算出した保存可能バッファイサイズBから、送信バッファ211a内のデータのバッファ内データサイズb i を差し引いて得られる残りバッファサイズb r を、符号化部111に供給する。
ステップS167において、符号化部111は、レート制御部212からの送信レートRと、バッファ制御部211からの残りバッファサイズb r に基づいて、データ生成レートを算出する。
Claims (1)
- 前記レート調整部は、前記データの損失率、往復伝送遅延、ジッタ、S/N比(signal to noise ratio)、及びBER(Bit Error Rate)の少なくとも1つを含む前記伝送品質情報に基
づいて、前記送信レートを調整する
請求項8に記載の送信装置。
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