JP2012142341A - 中継基板とフレキシブル基板の配線構造及び配線方法、並びに、パネル型表示装置 - Google Patents

中継基板とフレキシブル基板の配線構造及び配線方法、並びに、パネル型表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】フレキシブル基板とで熱圧着される中継基板の面積を小さくさせることを課題とする。
【解決手段】長手方向D1に沿った縁部20aに中継基板側圧着部21を有し制御基板50からの信号(SI1)を被制御パネル(10)に中継する長尺状の中継基板20と、信号を伝送するための接続端子34を配列したフレキシブル基板側圧着部33を縁部(30b)に有し前記中継基板側圧着部21に熱圧着されるフレキシブル基板30と、の配線構造ST1において、フレキシブル基板側圧着部33に配列される接続端子34のピッチpを狭めて該フレキシブル基板側圧着部33にダミー端子35を増設し、中継基板側圧着部21に接続端子34と接続される中継基板側端子22を配列し、中継基板20においてダミー端子35の圧着箇所25から長手方向D1に直交する短手方向D2の領域を部品28の実装領域R2とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、長尺状の中継基板とフレキシブル基板の配線構造及び配線方法、並びに、パネル型表示装置に関する。
図7は、特許文献1に記載の液晶表示装置(900)の要部を示している。液晶表示装置900は、液晶パネル910と長尺状の中継基板920とがCOF(Chip On Film)930で接続されている。中継基板920は、液晶パネル910に駆動信号を供給するプリント基板(PCB; Printed Circuit Board)とされている。
COF930の両端部には、一定の間隔でピンとも呼ばれるCOF端子932,934が一列に配列されたCOF側圧着部931,933が設けられている。液晶パネル910の縁部には、COF端子932と同間隔で一列にパネル側端子912が配列されたパネル側圧着部911が設けられている。COF側圧着部931とパネル側圧着部911との間に異方性導電フィルム(ACF; Anisotropic Conductive Film)を挟み、両圧着部931,911を熱圧着すると、COF端子932とパネル側端子912とが接続される。また、中継基板920の長手方向928に沿った縁部には、COF端子934と同間隔で一列に中継基板側端子922が配列された中継基板側圧着部921が設けられている。COF側圧着部933と中継基板側圧着部921との間にACFを挟み、両圧着部933,921を熱圧着すると、COF端子934と中継基板側端子922とが接続される。
中継基板920において圧着部933,921から長手方向928に直交する短手方向929の領域923は、中継基板側端子922から引き出された配線924が形成されている。中継基板920の幅、すなわち、短手方向929の長さが僅かであるため、領域923は部品を実装することができない非実装領域とされている。従って、中継基板920にIC(集積回路)等の部品を実装することのできる部品実装領域925は、長手方向928において圧着部933,921の無い部分に限られる。
なお、特許文献1には、COF側圧着部にダミーの位置合わせ用電極を設けることが記載されている。特許文献2には、位置あわせ用端子と最外端の端子をダミー端子とすることが記載されている。特許文献3には、多層プリント基板において端子とは異なる層に該端子に接続されないダミー配線を形成することが記載されている。特許文献4には、フレキシブル配線シートの端子群の中央部分にダミー端子を設けることが記載されている。特許文献5には、配線フィルムの配線間に基板の端子とは接続しないダミー配線を形成したことが記載されている。
特開2009−271383号公報 特開2007−288062号公報 特開2007−317861号公報 特開2008−15403号公報 特開2008−129397号公報
しかし、決められた寸法のCOF側圧着部内に形成される各COF端子には信号を伝送する機能が設定されているため、COF側圧着部の端子群の一部をダミー電極に置き換えるのは容易ではない。
また、上述した技術は中継基板に対して効率的に回路を形成する観点が無いため、中継基板が大きくなり、これに伴って液晶表示装置も大きくなり、コストアップに繋がってしまう。
以上を鑑み、本発明は、フレキシブル基板とで熱圧着される中継基板の面積を小さくさせることを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明は、長手方向に沿った縁部に中継基板側圧着部を有し制御基板からの信号を被制御パネルに中継する長尺状の中継基板と、信号を伝送するための接続端子を配列したフレキシブル基板側圧着部を縁部に有し前記中継基板側圧着部に熱圧着されるフレキシブル基板と、の配線構造において、
前記フレキシブル基板側圧着部に配列される前記接続端子のピッチを狭めて該フレキシブル基板側圧着部にダミー端子を増設し、前記中継基板側圧着部に前記接続端子と接続される中継基板側端子を配列し、前記中継基板において前記ダミー端子の圧着箇所から長手方向に直交する短手方向の領域を部品の実装領域としたことを特徴とする。
また、本発明は、長手方向に沿った縁部に中継基板側圧着部を有し制御基板からの信号を被制御パネルに中継する長尺状の中継基板と、信号を伝送するための接続端子を配列したフレキシブル基板側圧着部を縁部に有し前記中継基板側圧着部に熱圧着されるフレキシブル基板と、の配線方法において、
前記フレキシブル基板側圧着部に配列される前記接続端子のピッチを狭めて該フレキシブル基板側圧着部にダミー端子を増設し、前記中継基板側圧着部に前記接続端子と接続される中継基板側端子を配列し、前記中継基板において前記ダミー端子の圧着箇所から長手方向に直交する短手方向の領域を部品の実装領域としたことを特徴とする。
請求項1、請求項4、請求項5に係る発明によれば、フレキシブル基板とで熱圧着される中継基板の面積を小さくすることができる。
請求項2、請求項3に係る発明では、部品実装領域に部品を実装し易くすることができる。
本発明の一実施形態に係るパネル型表示装置1の要部を模式的に例示する図である。 中継基板20とフレキシブル基板30の配線構造ST1を例示する図である。 フレキシブル基板30を例示する図である。 (a)はACF40を挟んで中継基板側圧着部21とフレキシブル基板側圧着部33を配置した様子を接続端子34の位置で例示する断面図、(b)はACF40を挟んで中継基板側圧着部21とフレキシブル基板側圧着部33を配置した様子をダミー端子35の位置で例示する断面図、である。 接続端子34のピッチpを狭めてダミー端子35を増設し部品実装領域R2を増やす様子を模式的に例示する図である。 中継基板20とフレキシブル基板30の配線構造ST1の変形例を示す図である。 中継基板とフレキシブル基板の配線構造の従来例を示す図である。
(1)パネル型表示装置の概略:
図1に例示するパネル型表示装置1は、本発明の一実施形態に係る配線構造ST1を有し、表示パネル(被制御パネル)10に映像(画像)を表示する薄型表示装置とされている。表示パネルには、液晶セルとも呼ばれる液晶パネル、プラズマテレビジョン用の表示パネル、等が含まれる。従って、本発明を適用可能なパネル型表示装置には、液晶テレビジョンやプラズマテレビジョンといった薄型表示装置、受像管表示装置、記録再生装置が一体化されたテレビジョン、テレビジョン放送を受信しないディスプレイ、等が含まれる。
図1,2に例示される配線構造ST1は、中継基板20とフレキシブル基板30の配線構造である。中継基板20は、長手方向D1に沿った縁部20aに中継基板側圧着部21を有し、制御基板50からの信号(表示信号SI1)を被制御パネル(10)に中継する長尺状のプリント基板とされている。フレキシブル基板30は、信号を伝送するための接続端子34を配列したフレキシブル基板側圧着部33を縁部(中継基板側縁部30b)に有し、中継基板側圧着部21に熱圧着される。
本配線構造ST1は、フレキシブル基板側圧着部33に配列される接続端子34のピッチpを狭めて該フレキシブル基板側圧着部33にダミー端子35を増設している。中継基板側圧着部21には、接続端子34と接続される中継基板側端子22を配列している。本配線構造ST1は、中継基板20においてダミー端子35の圧着箇所25から長手方向D1に直交する短手方向D2の領域を部品28の実装領域R2としている。
すなわち、中継基板20においてダミー端子35の圧着箇所25から短手方向D2の領域が部品実装領域R2とされるので、中継基板の面積が変わらなければ中継基板上の部品実装領域が増える。また、部品実装領域の面積を増やす必要が無ければ、中継基板20の面積を小さくすることができ、中継基板20のコストを削減することができる。
ここで、被制御パネルには、液晶パネルといった表示パネルの他、表示以外の機能を実現させるパネルも含まれる。
フレキシブル基板には、COF(Chip On Film)、テープキャリアパッケージ(TCP; Tape Carrier Package)、FPC(Flexible Print Circuit)、等が含まれる。
接続端子には、常時ハイレベルの電圧となる電源端子、常時ローレベルの電圧となるグランド端子、も含まれる。
上記フレキシブル基板側圧着部33に配列される端子群33aの縁部(33bと33cの少なくとも一方)に複数のダミー端子35が設けられてもよい。すると、中継基板20上に増える部品実装領域R2に部品28を実装し易くすることができる。
ここで、ダミー端子35は、図2において、端子群33aの右側縁部(33b)のみに設けられてもよいし、端子群33aの左側縁部(33c)のみに設けられてもよいし、両縁部33b,33cに設けられてもよい。
上記中継基板20は、長手方向D1に沿った縁部20aに3以上の中継基板側圧着部21が等間隔で設けられてもよい。該中継基板側圧着部21のそれぞれにフレキシブル基板30が接続されてもよい。該各フレキシブル基板30のフレキシブル基板側圧着部33に配列される端子群33aにおいて中継基板20の長手方向D1の両縁部33b,33cのうち同じ側の縁部(33b又は33c)に複数のダミー端子35が設けられてもよい。すると、中継基板20において中継基板側圧着部21間及びダミー端子35部分の部品実装領域R1,R2が同じ大きさとなる。従って、部品実装領域R2に部品28を実装し易くすることができる。
図1に例示されるパネル型表示装置は、表示パネル10、制御基板50、中継基板20、フレキシブル基板30、を備えている。制御基板50は、表示パネル10に送信する表示信号SI1を生成する表示信号生成回路52が形成されている。フレキシブル基板30は、中継基板20とともに表示パネル10に接続される。
本パネル型表示装置も、フレキシブル基板側圧着部33に配列される接続端子34のピッチpを狭めて該フレキシブル基板側圧着部33に配列される端子群33aの縁部(33bと33cの少なくとも一方)に複数のダミー端子35を増設している。中継基板20において複数のダミー端子35の圧着箇所25から短手方向D2の領域を部品28の実装領域R2としている。従って、フレキシブル基板30とで熱圧着される中継基板20の面積を小さくすることができる。
(2)中継基板とフレキシブル基板の配線構造を含むパネル型表示装置の構成:
図1に例示する表示パネル10は、アレイ基板11、該アレイ基板11に対向した対向基板12、これらの基板11,12に挟持された液晶層、表示部13、を備える液晶パネルとされている。表示部13は、画素が縦方向及び横方向に配列されている。この表示部13に対応する部分のアレイ基板11は、信号線及び走査線が互いに直交し、画素がマトリクス状に配置されている。各画素には、薄膜トランジスタ(TFT)及び画素電極が設けられている。アレイ基板11の一側縁は、表示部13から外方向へ延出し、パネル側圧着部15が等間隔で設けられている。各パネル側圧着部15には、信号を伝送するためのパネル側端子16がフレキシブル基板30の接続端子32に合わせて一定の間隔で一列に配列されている。
図1に例示する制御基板50は、コントロールIC等が実装され、表示信号生成回路52が形成されたメイン基板とされている。コントロールICには、タイミングコントロールIC、タイミングコントローラを内蔵したテレビジョン用マイクロコンピュータ、等を用いることができる。表示信号生成回路52は、表示パネル10に送信する表示信号SI1を生成し、中継基板20へ送出する。
図1,2に例示する長尺状の中継基板20は、長手方向D1に沿った長辺及び短手方向D2に沿った短辺からなる細長い略矩形状のプリント基板とされている。中継基板を小さくした方が中継基板自身のコストダウンに繋がり、また、中継基板を小さくした方がパネル型表示装置を小さくすることができるので装置全体のコストダウンに繋がる。従って、中継基板の長さ、すなわち、長手方向の長さLが表示パネルの大きさに応じた長さとなるのに対し、中継基板の幅W、すなわち、短手方向の長さが非常に短い(例えば15mm程度)。Wは、中継基板20にフレキシブル基板30を接続したときに信号の通るぎりぎりの幅でもよい。L/Wは、製品に応じて設定され、例えば1/5〜1/50程度とされる。
中継基板20には、適宜、部品28が実装され、該部品28や中継基板側端子22等を接続するための配線24が形成されている。部品28には、IC、パスコン(バイパスコンデンサ)といったコンデンサ、等が用いられる。中継基板20に形成される回路には、表示パネルに電源を供給する回路、γ回路、等がある。
特に、各中継基板側端子22には配線24が接続され、中継基板側圧着部21が設けられた側の長手方向D1に沿った縁部20aとは反対側の短手方向D2へ各接続端子34から配線24が引き出されている。中継基板20は幅Wが狭いため、中継基板20において中継基板側端子22の群から短手方向D2の領域は部品28を実装することができない非実装領域R3とされる。中継基板側圧着部21には、フレキシブル基板30のダミー端子35の圧着箇所25もある。該圧着箇所25には、中継基板側端子22が形成されていない。
中継基板20の長手方向D1に沿った縁部20aには、3以上の中継基板側圧着部21が等間隔で設けられている。図2では、中継基板側圧着部21,21同士の間隔がd1で表されている。中継基板側圧着部21は、中継基板20とフレキシブル基板30とを接続するときにバーとも呼ばれる熱圧着用の治具で熱圧着される部位である。熱圧着とは、加熱しながら圧着することをいう。中継基板側圧着部21の幅、すなわち、短手方向D2の長さは、中継基板の幅Wの半分未満とされる。各中継基板側圧着部21は、フレキシブル基板30の各接続端子34と接続される中継基板側端子22がフレキシブル基板30の接続端子34に合わせて一定の間隔で一列に配列されている。各中継基板側圧着部21には、別々のフレキシブル基板30が接続される。中継基板20と表示パネル10とがフレキシブル基板30で接続されると、中継基板20は、制御基板50から表示信号SI1を入力し、該表示信号SI1に対応した表示信号SI2を表示パネル10へ出力する。このようにして、中継基板20は、制御基板50からの表示信号SI1を表示パネル10に中継する。
図1〜3に例示するフレキシブル基板30は、ICチップ38が実装され、表示信号SI2を伝えるための配線36が形成されたCOFとされている。ICチップ38には、液晶パネルのソース駆動用ICであるソースドライバ、液晶パネルのゲート駆動用ICであるゲートドライバ、等が用いられる。フレキシブル基板30の両端部(30a,30b)には、一定の間隔で接続端子32,34が一列に配列されたフレキシブル基板側圧着部31,33が設けられている。
パネル側縁部30aのフレキシブル基板側圧着部31には、表示パネルのパネル側端子16と同じく一列に接続端子32が配列されている。フレキシブル基板側圧着部31とパネル側圧着部15との間に異方性導電フィルム(ACF; Anisotropic Conductive Film)を挟み、両圧着部31,15を熱圧着すると、接続端子32とパネル側端子16とが接続される。
また、中継基板側縁部30bのフレキシブル基板側圧着部33には、中継基板の中継基板側端子22と同じく一列に接続端子34が配列されている。このフレキシブル基板側圧着部33には、接続端子34のピッチpを狭めて該フレキシブル基板側圧着部33に配列される端子群33aの縁部33bに複数のダミー端子35を増設している。具体的には、各フレキシブル基板30のフレキシブル基板側圧着部33に配列される端子群33aにおいて中継基板20の長手方向D1の両縁部33b,33cのうち同じ側の縁部33bに複数のダミー端子35が形成されている。従って、端子群33aは、左側の接続端子群33a1と右側のダミー端子群33a2とに分けられる。熱圧着時に熱を端子に伝導させてなるべく均質に加熱する必要があるため、信号を伝送するための接続端子を設ける必要が無くてもダミー端子をフレキシブル基板側圧着部に設ける必要がある。中継基板20のダミー端子35の圧着箇所25には、中継基板側端子22が配列されていない。
COFの中継基板側のピン数は、必要な信号の数によって決まる。また、COFの幅、すなわち、中継基板の長手方向におけるCOFの長さは、生産性の問題から同じ幅に統一されている。中継基板の面積をできるだけ小さくした方がコストを抑えることができるため、中継基板は可能な限り小さく設計される。中継基板の部品実装エリアは、圧着するための治具の制約やCOFへの配線が必要なことからCOFとCOFの間に限られていた。これを解決するために、COFの圧着に十分なピッチが確保された上で端のピンをダミーとすることで、部品の実装領域が確保されるようにしている。
図5に例示するように、接続端子34同士のピッチpは、ダミー端子をフレキシブル基板側圧着部に設けないときのp9(p9>0)よりも小さいp1(0<p1<p9)としている。熱圧着時の熱伝導をなるべく均質にする観点から、ダミー端子35同士のピッチpやダミー端子35と接続端子34とのピッチpも、p1としている。例えば、ダミー端子を設けないときの接続端子の数をNs(Nsは2以上の整数)、各フレキシブル基板側圧着部に増設するダミー端子35の数をNd(Ndは2以上の整数)とすると、p1は{Ns/(Ns+Nd)}×p9程度とすることができる。
一方、中継基板側端子22同士のピッチも接続端子34同士のピッチp1としている。従って、中継基板側端子22と接続端子34とは、1対1に対応している。
図4(a),(b)は、ACF40を挟んで中継基板側圧着部21とフレキシブル基板側圧着部33を配置した様子を例示している。フレキシブル基板側圧着部33に含まれる接続端子34のいずれの位置でも、図4(a)に示すような断面となる。また、フレキシブル基板側圧着部33に含まれるダミー端子35のいずれの位置でも、図4(b)に示すような断面となる。
図4(a),(b)に例示するように、フレキシブル基板側圧着部33と中継基板側圧着部21との間にACF40を挟み、両圧着部33,21を熱圧着すると、接続端子34と中継基板側端子22とが接続される。一方、図4(b)に示すように、ダミー端子35は絶縁された状態となる。
そこで、図2に例示するように、中継基板20において複数のダミー端子35の圧着箇所25から短手方向D2の領域を部品28の実装領域R2としている。
以上より、中継基板20においてダミー端子35の圧着箇所25から短手方向D2の領域が部品実装領域R2とされるので、中継基板側圧着部21間の部品実装領域R1に加えて新たに部品実装領域R2が増える。従って、本配線構造ST1は、フレキシブル基板30とで熱圧着される中継基板20の面積を小さくすることができ、中継基板、及び、中継基板を用いるパネル型表示装置をコストダウンすることができる。
また、フレキシブル基板側圧着部33に配列される端子群33aの縁部(33b)に複数のダミー端子35が設けられているので、本配線構造ST1は、中継基板20上に増える部品実装領域R2に部品28を実装し易くすることができる。
さらに、等間隔で設けられる各フレキシブル基板30のフレキシブル基板側圧着部33に配列される端子群33aにおいて中継基板20の長手方向D1の同じ側の縁部(33b)に複数のダミー端子35が設けられるので、中継基板側圧着部21間の部品実装領域R1と隣接する部品実装領域R2とを合わせた面積がいずれも同じとなる。従って、本配線構造ST1は、部品実装領域R2に部品28を実装し易くすることができる。
(3)変形例:
表示パネル10に圧着されるフレキシブル基板側圧着部31についても、配列される接続端子32のピッチを狭めてダミー端子を増設してもよい。
フレキシブル基板側圧着部33に配列される端子群33aの左側縁部33cのみに複数のダミー端子35を設けてもよい。この変形例の配線構造も、中継基板上に増える部品実装領域に部品を実装し易くすることができる。
また、右側縁部33bのみにダミー端子35を設けたフレキシブル基板30と左側縁部33cのみにダミー端子35に設けたフレキシブル基板30とを中継基板の長手方向D1の順に交互に配置してもよい。
さらに、図6に示す配線構造ST2のように、端子群33aの両縁部33b,33cにそれぞれ複数のダミー端子35を設けてもよい。
むろん、配線構造を構成するフレキシブル基板30は、複数のみならず、一つのみでもよい。
以上説明したように、本発明によると、種々の態様により、フレキシブル基板とで熱圧着される中継基板の面積を小さくさせることが可能な配線構造、配線方法、パネル型表示装置、等を提供することができる。
なお、従属請求項に係る構成要件を有しておらず独立請求項に係る構成要件のみからなる構造、方法、及び、装置でも、上述した基本的な作用、効果が得られる。
また、本発明は上記実施例に限られるものでないことは言うまでもない。当業者であれば言うまでもないことであるが、
・上記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって上記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が上記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
1…パネル型表示装置、
10…表示パネル(被制御パネル)、
15…パネル側圧着部、16…パネル側端子、
20…中継基板、20a…長手方向に沿った縁部、
21…中継基板側圧着部、22…中継基板側端子、24…配線、
25…ダミー端子の圧着箇所、28…部品、
30…フレキシブル基板、30a…パネル側縁部、30b…中継基板側縁部、
31,33…フレキシブル基板側圧着部、
33a…端子群、33b,33c…端子群の縁部、
32,34…接続端子、35…ダミー端子、36…配線、38…ICチップ、
40…ACF(異方性導電フィルム)、
50…制御基板、52…表示信号生成回路、
D1…長手方向、D2…短手方向、
R1,R2…部品実装領域、R3…非実装領域、
SI1,SI2…表示信号、
ST1,ST2…中継基板とフレキシブル基板の配線構造。

Claims (5)

  1. 長手方向に沿った縁部に中継基板側圧着部を有し制御基板からの信号を被制御パネルに中継する長尺状の中継基板と、信号を伝送するための接続端子を配列したフレキシブル基板側圧着部を縁部に有し前記中継基板側圧着部に熱圧着されるフレキシブル基板と、の配線構造において、
    前記フレキシブル基板側圧着部に配列される前記接続端子のピッチを狭めて該フレキシブル基板側圧着部にダミー端子を増設し、前記中継基板側圧着部に前記接続端子と接続される中継基板側端子を配列し、前記中継基板において前記ダミー端子の圧着箇所から長手方向に直交する短手方向の領域を部品の実装領域としたことを特徴とする、中継基板とフレキシブル基板の配線構造。
  2. 前記フレキシブル基板側圧着部に配列される端子群の縁部に複数の前記ダミー端子が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の配線構造。
  3. 前記中継基板は、長手方向に沿った縁部に3以上の前記中継基板側圧着部が等間隔で設けられ、
    該中継基板側圧着部のそれぞれに前記フレキシブル基板が接続され、
    該各フレキシブル基板のフレキシブル基板側圧着部に配列される端子群において前記中継基板の長手方向の両縁部のうち同じ側の縁部に前記複数のダミー端子が設けられていることを特徴とする、請求項2に記載の配線構造。
  4. 長手方向に沿った縁部に中継基板側圧着部を有し制御基板からの信号を被制御パネルに中継する長尺状の中継基板と、信号を伝送するための接続端子を配列したフレキシブル基板側圧着部を縁部に有し前記中継基板側圧着部に熱圧着されるフレキシブル基板と、の配線方法において、
    前記フレキシブル基板側圧着部に配列される前記接続端子のピッチを狭めて該フレキシブル基板側圧着部にダミー端子を増設し、前記中継基板側圧着部に前記接続端子と接続される中継基板側端子を配列し、前記中継基板において前記ダミー端子の圧着箇所から長手方向に直交する短手方向の領域を部品の実装領域としたことを特徴とする、中継基板とフレキシブル基板の配線方法。
  5. 表示パネルと、該表示パネルに送信する表示信号を生成する回路を形成した制御基板と、長手方向に沿った縁部に中継基板側圧着部を有し前記制御基板からの表示信号を前記表示パネルに中継する長尺状の中継基板と、信号を伝送するための接続端子を配列したフレキシブル基板側圧着部を縁部に有し前記中継基板側圧着部に熱圧着されるフレキシブル基板と、を備え、該フレキシブル基板が前記表示パネルに接続されるパネル型表示装置において、
    前記フレキシブル基板側圧着部に配列される前記接続端子のピッチを狭めて該フレキシブル基板側圧着部に配列される端子群の縁部に複数のダミー端子を増設し、前記中継基板側圧着部に前記接続端子と接続される中継基板側端子を配列し、前記中継基板において前記複数のダミー端子の圧着箇所から長手方向に直交する短手方向の領域を部品の実装領域としたことを特徴とする、パネル型表示装置。
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