JP2012140793A - 地下構造物用蓋体 - Google Patents

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Abstract

【課題】地下側になる下面を有し、地下構造物につながる開口を塞ぐ金属製の地下構造物用蓋体に関し、錆の進行を抑える工夫がなされた地下構造物用蓋体を提供する。
【解決手段】地下側になる下面30を有し、地下構造物につながる開口Hを塞ぐ金属製の地下構造物用蓋体1において、地下構造物用蓋体1は、前記下面30から下方へ突出したリブ31を有し、前記リブ31は、前記下面30の、前記下面30につながる半径3mm以上の曲面を有するR部32を備えたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、地下側になる下面を有し、地下構造物につながる開口を塞ぐ金属製の地下構造物用蓋体に関する。
下水道や上水道、あるいは電力、ガス、通信等における地下埋設物や地下施設等の地下構造物につながる開口は蓋体によって塞がれている。この蓋体は、地下側になる下面から下方に突出したリブなどの突出部を設けて強度を向上している。しかし、この蓋体が鉄等の金属製であると錆が発生して強度不足に陥ることが懸念される。そこで、蓋体の防錆能力を高めるために電着塗装を施し、蓋体の下面と突出部(以下、蓋体の地下側部分と称する)に防錆塗膜を設けたものが提案されている(例えば、特許文献1等参照)。
ところが、近年の生活環境や社会環境の変化に起因してか、特に下水道における地下埋設物の蓋体において蓋体の地下側部分は、錆の進行が思った以上に早いことがわかってきた。これは、地下内で発生する硫化水素等が影響していると考えられる。
特開2005−120587号公報
本発明者がさらに調査、研究を続けた結果、蓋体の地下側部分では、硫化水素等の腐食性溶液の結露が地下内の湿度により起こりやすく、蓋体の地下側部分には、腐食性溶液が残留しやすいことが判明した。特に、突出部と下面との間(以下、突出部の付け根部分と称する)には、硫化水素等の腐食性溶液が、その腐食性溶液の表面張力によって垂れ落ちずに残留しやすい。この腐食性溶液が残留した突出部の付け根部分は防錆塗膜が設けられていたとしても錆が進行してしまう。
本発明は上記事情に鑑み、錆の進行を抑える工夫がなされた地下構造物用蓋体を提供することを目的とする。
上記目的を解決する本発明の地下構造物用蓋体は、地下側になる下面を有し、地下構造物につながる開口を塞ぐ金属製の地下構造物用蓋体において、
前記下面から下方へ突出した突出部を有し、
前記突出部は、前記下面につながる半径3mm以上の曲面を有するR部を備えたものであることを特徴とする。
本発明の地下構造物用蓋体によれば、突出部の付け根部分に残留しようとする腐食性溶液は上記R部の表面に沿って垂れ落ちやすくなるので、その部分に腐食性溶液が残留することを抑制でき、錆の進行が抑えられる。
なお、ここにいうR部は、えぐれた曲面を有するものであってもよい。
また、R部における曲面の半径は突出部の突出高さ以下であることが好ましい。
本発明の地下構造物用蓋体において、前記R部は、表面の算術平均粗さ(Ra)が0より大きく3μm未満であることが好ましい。
こうすることで、突出部の付け根部分に残留しようとする腐食性溶液が上記R部を伝ってより垂れ落ちやすくなる。
本発明の地下構造物用蓋体において、前記R部は、表面が塗膜により形成されたものであることが好ましい。
上記R部の表面を塗膜により形成することで、腐食性溶液が垂れ落ちやすい滑らかな表面を得ることができる。
本発明の地下構造物用蓋体において、前記R部は、表面が樹脂により形成されたものであることも好ましい態様の一つである。
この態様によれば、例え腐食性溶液がR部を流れ落ちるまでに多少の時間がかかっても、そのR部の表面が樹脂で形成されているため錆の進行が抑制される。
本発明の地下構造物用蓋体は、地上側になる上面を有し、
前記R部は、表面が前記上面よりも疎水性の高い材料により形成されたものであることが好ましい。
上記疎水性の高い材料で表面を形成することで、腐食性溶液を弾きやすくなり、突出部の付け根部分に腐食性溶液が残留してしまうことが抑制される。
なお、上記材料としてはシリコン系の材料等があげられる。
本発明の地下構造物用蓋体において、前記R部は、金属面に接した樹脂成分を含んだ電着塗膜と、該電着塗膜に接し表面を形成する樹脂材料の塗膜とを有するものであることも好ましい態様の一つである。
この態様によれば、金属面と密着性が高い電着塗膜を樹脂成分を含んだ材料で形成し、その上に樹脂材料の塗膜を形成するので、より密着性が高く強固な塗膜が形成でき、かつ腐食性溶液が垂れ落ちやすい滑らかな表面も得ることができる。また、電着塗装による塗膜と樹脂材料の塗膜の2層構造の塗膜が形成されるので防錆能力も高まる。
本発明によれば、錆の進行を抑える工夫がなされた地下構造物用蓋体を提供することができる。
(a)は、本発明の地下構造物用蓋体の一実施形態に相当するマンホール鉄蓋の断面図であり、(b)は、(a)に示すマンホール鉄蓋の平面図である。 図1に示すマンホール鉄蓋が旋回され、マンホール鉄蓋1が開かれた様子を示す図である。 (a)は、図1(a)に示すマンホール鉄蓋の底面図であり、(b)は、図3(a)に示すマンホール鉄蓋のB−B断面図であり、(c)は、リブ31の突出高さよりもR部32の半径を大きくした場合のリブの周辺を拡大して示す部分断面図である。(d)は、R部の変形例を示す拡大断面図である。 (a)は、第2実施形態のマンホール鉄蓋の底面図であり、(b)は、(a)に示すマンホール鉄蓋の突起の周辺を拡大して示す部分断面図である。 (a)は、第3実施形態のマンホール鉄蓋の断面図であり、(b)は、(a)のC−C断面図である。 (a)は、第4実施形態のマンホール鉄蓋の底面図であり、(b)は、(a)のD−D断面図であり、(c)は、(a)に示す環状リブの断面図であり、(d)は、(a)に示す環状リブの突出先端面に設けられた突起の変形例を示す図である。 第5実施形態のマンホール鉄蓋のリブの周辺を拡大して示す部分断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1(a)は、本発明の地下構造物用蓋体の一実施形態に相当するマンホール鉄蓋の断面図であり、図1(b)は、同図(a)に示すマンホール鉄蓋の平面図である。図1(a)に示す断面図は、同図(b)のA−A断面図である。
図1には、マンホール鉄蓋1と、そのマンホール鉄蓋1を受ける受枠5が示されている。地下埋設物である下水道用排水管は地表から所定の深さの位置に埋設されており、その下水道用排水管の途中に、地下施設として、マンホールが設けられている。下水道用排水管もマンホールも地下構造物に相当する。マンホールは、既製のコンクリート成型品を積み上げた躯体によって、下水道用排水管から地表へ向かう縦穴として形成されている。受枠5はその躯体の上に設けられたものであり、地下構造物であるマンホールにつながる開口H(図2参照)を画定している。
図1に示すマンホール鉄蓋1は鋳造によって成形された鋳鉄製のものである。このマンホール鉄蓋1は、地下構造物であるマンホールにつながる開口Hを開閉自在に塞ぐ上面視円形のものであり、図1に示すマンホール鉄蓋1は、その開口Hを塞いでいる。図1(a)では、図の上方が地上側になり、図の下方が地下側(下水道用排水管側)になる。マンホール鉄蓋1は、地上側になる上面20と、地下側になる水平な下面30と、下面30から下方に突出した複数のリブ31とを有する。本実施形態におけるリブ31は、本発明における突出部の一例に相当する。
図1(a)に示すように、下面30における一端側周縁部には、蝶番部材33が回動自在に連結されている。また、受枠5には蝶番座51が固定配置されている。蝶番座51は、蝶番部材33が上下方向に貫通する貫通孔511を形成している。蝶番部材33の、蝶番座51を貫通した下端には抜け止め防止用の突起331が設けられている。一方、マンホール鉄蓋1の他端側周縁部には、鍵穴11が設けられている。また、下面30における他端側には、ロック部材34が回動軸340を中心に回動可能に設けられている。ロック部材34は、弁体341と係止爪342を有する。受枠5には、係止片52が設けられている。ロック部材34は、マンホール鉄蓋1が浮き上がると、係止爪342が係止片52に係止する姿勢にスプリング343によって付勢させれている。図1(a)には、その姿勢のロック部材34が示されている。また、図1(a)に示すロック部材34の姿勢では、弁体341が鍵穴11内に入り込み、鍵穴11を塞いでいる。
図1に示す、開口を塞いだマンホール鉄蓋1を開くには、不図示の棒状の開閉工具を用いる。この棒状の開閉工具の先端部分はT字状になっている。まず、弁体341によって塞がれている鍵穴11にその開閉工具の先端部分を挿入する。開閉工具の先端部分によって弁体341が押され、スプリング343の付勢力に抗してロック部材34は、係止爪342が係止片52から離れる方向(図1(a)では反時計回りの方向)に回動軸340を中心に回動する。次いで、棒状の開閉工具を軸周りに回転させ、T字状の先端部分を、マンホール鉄蓋1の下面30における、鍵穴11の縁部分に係合させ、開閉工具を引き上げる。すると、係止爪342が係止片52に係止することなく、マンホール鉄蓋1の他端側は持ち上げられ、マンホール鉄蓋1は、蝶番部材33を支点にして蝶番部材33とともに回転可能になる。すなわち、マンホール鉄蓋1は蝶番部材33を支点にして略水平方向に旋回可能になる。なお、マンホール鉄蓋1は、蝶番部材33の突起331が蝶番座51に係合するまで持ち上げることが可能である。
図2は、図1に示すマンホール鉄蓋が旋回され、マンホール鉄蓋1が開かれた様子を示す図である。図2(a)は、その様子を示す断面図であり、図2(b)は、同図(a)に示すマンホール鉄蓋の平面図である。
この図2では、蝶番部材33やロック部材34は図示省略されている。また、図2(a)には、地面Gが示されている。図2に示すマンホール鉄蓋1は、地面Gの上に載置されている。
図3(a)は、図1(a)に示すマンホール鉄蓋の底面図である。
リブ31は、下面30において井桁状に配置されており、下面30の中央領域300Cのまわりを囲む矩形状リブ311と、その矩形状リブ311から下面30の外周に延びた8本の直線状リブ312とから構成されている。各リブ31は、マンホール鉄蓋1の強度を高める目的で、マンホール鉄蓋1の鋳造時に下面30と一体成形されたものである。8本の直線状リブ312それぞれは、矩形状リブ311との境界部分が最も下方に位置しており、その境界部分から下面30の外周に向かって上方へ傾斜したものである。矩形状リブ311は、図3(a)に示すリブ構造の中で最も突出高さが高いリブであり、矩形状リブ311の突出先端面311aが最も下方に位置している。本実施の形態における矩形状リブ311の突出高さは60mmである。
下面30の、矩形状リブ311に囲まれた中央領域300Cには、このマンホール鉄蓋1の情報表示が鋳出しされている。すなわち、図3(a)に示すように「FCD700」と「T−25 600」が二段表記されている。なお、“FCD”は、このマンホール鉄蓋1の材質を表す情報であり、“700”は、このマンホール鉄蓋1の引っ張り強度(N/mm)を表す情報であり、“T−25”は、このマンホール鉄蓋1の耐荷重を表す情報であり、“600”は、このマンホール鉄蓋1の直径(呼び径)を表す情報である。これらの情報は、このマンホール鉄蓋1を識別する識別情報の一種といえる。なお、下面30に表示される情報はここで説明した情報に限られない。
図3(b)は、図3(a)に示すマンホール鉄蓋のB−B断面図である。この図3(b)では、図の下方が地上側になり、図の上方が地下側(下水道用排水管側)になる。
図1(a)及び図3(b)に示すように、各リブ31には、下面30につながる半径3mmのえぐれた曲面を有するR部32が形成されている。各R部32は、各リブ31と一体成形されたものである。マンホール内では、マンホール内の湿度により硫化水素等の腐食性溶液の結露が起こることがある。R部32が形成されていない場合、その腐食性溶液の表面張力によって、リブ31の付け根部分で腐食性溶液が垂れ落ちずに残留しやすい。半径3mmの曲面を有するR部32を形成することで、R部32を伝ってリブ31の下方側に腐食性溶液が垂れ落ちやすくなり、腐食性溶液の残留を防止することができる。したがって、錆によってリブ31が肉薄になることが抑えられ、マンホール鉄蓋1の強度が非常に永く高いレベルに保たれる。この実施形態のマンホール鉄蓋1は、R部32の曲面を半径3mmで形成しているが、本発明者の研究によると、この半径は3mm以上であればよく、より垂れ落ちやすくするためには半径5mm以上にすることが好ましく、さらに短時間で垂れ落ちやすくするには半径6mm以上にするとよいことが分かっている。本発明者の行った水滴が垂れ落ちる状態を評価した実験の結果を表1に示す。
Figure 2012140793
ただし、この半径はリブ31の突出高さ以下にすることが望ましい。図3(c)は、リブ31の突出高さよりもR部32の半径を大きくした場合のリブの周辺を拡大して示す部分断面図である。図3(c)に示すように、突出高さより半径の方が大きいと、下面30とR部32とがつながる部分Xまたはリブ31の側面31aとR部32とがつながる部分Yに角部が形成されてしまう。図3(c)では、下面30とR部32とがつながる部分Xに角部が形成された状態をリブ31の左側に示しており、リブ31の側面31aとR部32とがつながる部分Yに角部が形成された状態をリブ31の右側に示している。これらの角部では、腐食性溶液が、その表面張力により流れ落ちずに残留しやすくなってしまう。R部32の曲面の半径をリブ31の突出高さ以下とすることで、R部32とリブ31の側面31a、およびR部32と下面30それぞれを滑らかに接続して角部の形成を防止することができる。
続いて、本実施形態の変形例について説明する。以下の説明では、これまで説明した構成要素の名称と同じ名称の構成要素には、これまで用いた符号と同じ符号を付して説明する。
第1の変形例では、R部32の表面の鋳肌を研磨するなどして、R部32の表面の算術平均粗さ(Ra)を0より大きく3μm未満に形成している。つまり、R部32の表面を滑らかな曲面に形成している。なお、算術平均粗さ(Ra)は、JIS B 0601(2001)に基づいて測定した値である。R部32の表面を滑らかにすることで、R部32に残留しようとする腐食性溶液がR部32を伝ってリブ31の突出先端面311a側により垂れ落ちやすくなる。したがって、錆によってリブ31が肉薄になることが抑えられ、マンホール鉄蓋1の強度が非常に永く高いレベルに保たれる。
次に、第2の変形例を説明する。この第2の変形例では、R部32に塗膜が形成されている。この塗膜は、エポキシ樹脂やシリコン樹脂などの樹脂をR部32の表面に塗装することで形成された防錆塗膜である。鋳肌の上に塗装を施すことで、簡単な作業で、R部32の表面を、腐食性溶液が垂れ落ちやすい滑らかな面にすることができる。この塗膜は、防錆塗膜に限られないが、防錆塗膜にすることでR部32の防錆能力を高めて錆の進行をより抑制できる。また、第1の変形例に示したように、R部32の表面の鋳肌を研磨するなどして、塗装前にR部32の表面の算術平均粗さ(Ra)を0より大きく3μm未満に形成してから塗装してもよい。塗装の前にR部32の表面を円滑にしておくことで、塗装後のR部32の表面をより滑らかな面にすることができる。また、塗装後に、R部32の表面の塗膜を研磨するなどして、R部32の表面の算術平均粗さ(Ra)を0より大きく3μm未満に形成してもよい。なお、電着塗装は塗装前の金属面の上にほぼ均一な厚みの塗膜が形成されるため、鋳造したままの鋳肌の上に電着塗装を施しても滑らかな表面が得られ難い。従って、鋳造したままの鋳肌の上に塗装を施す場合は、スプレー塗装や刷毛塗りなどの電着塗装以外の方法で塗膜を形成することが望ましい。また、リブ31の表面および下面30全面に塗膜を形成してもよい。
続いて、第3の変形例を説明する。この第3の変形例では、R部32の表面を、上面20よりも疎水性(対親水性)を高めたシリコン系の樹脂を塗装することで形成している。疎水性の高い材料の効果によって、腐食性溶液を弾きやすくなり、腐食性溶液がR部32を伝ってリブ31の突出先端面311a側により垂れ落ちやすくなる。R部32の表面を形成する材料は上面20よりも疎水性の高い材料であればよく、例えばシリコン系以外の樹脂や金属材料でもよい。また、表面の形成方法は塗装に限らず、例えばめっきにより形成してもよい。
さらに、第4の変形例を説明する。
図3(d)は、第4の変形例を示す拡大断面図である。この図3(d)は、R部の表面部分を拡大して表している。
この第4の変形例では、R部32は、鋳肌Mの上に設けられた樹脂成分を含んだ電着塗膜321と、その電着塗膜321の上に設けられてR部32の表面を形成する樹脂材料の塗膜322とを備えている。樹脂成分を含んだ塗料を鋳肌Mなどの金属面に直接塗装しても、電着塗装以外の塗装方法では金属面と樹脂成分を含んだ材料との密着性が得られ難い。これに対し、電着塗装は、樹脂成分を含んだ材料を金属面に塗装する場合でも、密着性が高い強固な塗膜を形成できる。ただし、図3(d)に示すように、電着塗膜321は塗装前の鋳肌Mの上にほぼ均一な厚みで形成されるため、鋳造したままの鋳肌Mの上に電着塗膜321を形成しただけでは、その電着塗膜321により形成される面は鋳肌Mと同様の粗い面となり、滑らかな表面は得られ難い。この第4の変形例では、鋳肌Mの上に電着塗膜321を形成し、その電着塗膜321の上にスプレー塗装や刷毛塗りなどの電着塗装以外の方法で樹脂材料の塗膜322を形成するので、より滑らかな表面を得ることができる。また、上述の如く樹脂材料を含んだ電着塗膜321は鋳肌Mと強固に密着し、その樹脂材料を含んだ電着塗膜321には樹脂材料の塗膜322が強固に密着するので、全体として密着性の高い強固な塗膜が形成できる。さらに、樹脂材料の塗膜322が表面に形成されるので、腐食性溶液がR部32の表面を流れ落ちるまでに多少の時間がかかっても、その表面は樹脂で形成されているため錆の進行が抑制される。また、電着塗膜321と樹脂材料の塗膜322の2層構造の塗膜が形成されるのでより防錆能力も高まる。なお、これらの塗膜に用いられる樹脂としては、エポキシ樹脂やシリコン樹脂が挙げられる。
次に、第2実施形態から第4実施形態までのマンホール鉄蓋について順を追って説明する。以下の各実施形態の説明でも、これまで説明した構成要素の名称と同じ名称の構成要素には、これまで用いた符号と同じ符号を付して説明する。また、第1実施形態のマンホール鉄蓋の説明と重複する説明は省略することがある。
図4(a)は、第2実施形態のマンホール鉄蓋の底面図である。
第1実施形態のマンホール鉄蓋は下面に井桁状のリブ31が設けられたものであったが、この第2実施形態のマンホール鉄蓋1は、下面30の中心領域にこのマンホール鉄蓋1と同心円状の環状リブ35が設けられるとともに、その環状リブ35から放射状に延びた8本の放射状リブ36も設けられている。このようなリブ構造にすることによって、マンホール鉄蓋1の強度を高めている。本実施形態における環状リブ35および放射状リブ36は、本発明における突出部の一例に相当する。8本の放射状リブ36それぞれは、下面30の外周に向かって上方へ傾斜したものであり、環状リブ35の突出先端面35aが、図4(a)に示すリブ構造の中で最も下方に位置する最下面になる。
図示を省略するが、第1実施形態のリブと同様に、環状リブ35および放射状リブ36には、下面30につながる半径3mmのえぐれた曲面を有するR部32が形成されている。各R部32は、環状リブ35および放射状リブ36と一体成形されたものである。
第2実施形態のマンホール鉄蓋1の下面30には、周方向に隣り合う放射状リブ36の間に突起37が設けられている。すなわち、図4(a)に示す下面30には、周方向に間隔をあけて合計8個の突起37が設けられている。これらの突起37の突出高さは10mmである。
図4(b)は、同図(a)に示すマンホール鉄蓋の突起の周辺を拡大して示す部分断面図である。
図4(b)に示すように、突起37の先端部分は、下方へ向かうほど細くなった半球形状である。各突起37からは、下面30に残留しようとする腐食性溶液が垂れ落ちやすく、下面30における錆の進行を抑えることができる。
各突起37には、下面30につながる、半径3mmのえぐれた曲面を有するR部38が形成されている。R部38は、突起37と一体成形されたものである。突起37の付け根部分に残留しようとする腐食性溶液は、R部38を伝って突起37の先端側に垂れ落ちやすくなる。したがって、本実施形態における突起37も、本発明における突出部の一例に相当する。この実施形態では、R部38の曲面を半径3mmで形成しているが、3mm以上であればよく、より垂れ落ちやすくするためには半径5mm以上にすることが好ましく、さらに短時間で垂れ落ちやすくするには半径6mm以上にするとよい。ただし、この半径は突起37の突出高さ以下にすることが望ましい。突起37の突出高さより半径の方が大きいと、下面30とR部38とがつながる部分または突起37の側面とR部38とがつながる部分に角部が形成されてしまい、その角部に腐食性溶液の残留しやすくなってしまう。R部38の曲面の半径を突起37の突出高さ以下とすることで、角部の形成を防止することができる。
マンホール鉄蓋1の下面30における、放射状リブ36の間の部分は、その間に設けられた突起37に向かって下方へ傾斜している。すなわち、放射状リブ36の間に設けられた突起37の周囲にはその突起37に向けて下方へ傾斜した傾斜領域301が設けられている。この実施形態の傾斜領域301は、水平距離に対して1%の割合で低くなる(傾斜角度0.57度)領域である。なお、傾斜角度は0.5度以上であればよく、例えば1度でもよい。地下内の湿度によって生じた硫化水素等の腐食性溶液は、傾斜領域301を設けておくことで突起37に積極的に集まり、下面30に残留しようとする腐食性溶液がその突起37から垂れ落ちやすくなる。
また、第2実施形態のマンホール鉄蓋1では、その環状リブ35の突出先端面35aに、120度間隔で3つの半球形状の突起37’が設けられている。各突起37’は、環状リブ35と一体成形されたものであり、環状リブ35の突出先端面35aからさらに下方へ突出している。突起37’の付け根の直径は、環状リブ35の突出先端面35aの太さと略同一である。環状リブ35に設けられた突起37’からは、環状リブ35に残留しようとする腐食性溶液が垂れ落ちやすく、環状リブ35における錆の進行を抑えることができる。
図5(a)は、第3実施形態のマンホール鉄蓋の断面図であり、図5(b)は、同図(a)のC−C断面図である。
第1実施形態のマンホール鉄蓋の下面30は全体的に見て平面状の平坦な領域である。一方、第3実施形態のマンホール鉄蓋1の下面30は、矩形状リブ311に向かうほど下方へ傾斜した傾斜領域302が設けられており、全体的に見て平面状平坦ではない。図5(a)に示すように、中央領域300Cにも傾斜領域302が設けられ、この傾斜領域302は、四方の矩形状リブ311向けて下方へ傾斜している。この実施形態の傾斜領域302は、水平距離に対して1%の割合で低くなる(傾斜角度0.57度)領域である。なお、傾斜角度は0.5度以上であればよく、例えば1度でもよい。また、図5(b)には、矩形状リブ311に向かって下方へ傾斜する傾斜領域302が示されている。さらに、図5(b)に示す傾斜領域302では、直線状リブ312と直線状リブ312の中間になる部分3021が最も低くなるようになっている。この第3実施形態では、下面30に結露した腐食性溶液を矩形状リブ311に積極的に集めることができ、下面30に腐食性溶液が残留してしまうことを防止することができる。
図6(a)は、第4実施形態のマンホール鉄蓋の底面図である。
図6(a)に示すマンホール鉄蓋1は、図4(a)に示すマンホール鉄蓋と同じく、環状リブ35と、その環状リブ35から放射状に延びた8本の放射状リブ36を有する。また、図6(a)に示すマンホール鉄蓋1の下面30のうち、環状リブ35よりも外側の領域は、環状リブ35に向かって下方へ傾斜した傾斜領域(以下、外側傾斜領域と称する)401になっており、環状リブ35よりも内側の領域は、マンホール鉄蓋1の中心部分1aから環状リブ35に向かって下方へ傾斜した傾斜領域(以下、内側傾斜領域と称する)402になっている。この実施形態の外側傾斜領域401及び内側傾斜領域402は、水平距離に対して1%の割合で低くなる(傾斜角度0.57度)領域である。なお、傾斜角度は0.5度以上であればよく、例えば1度でもよい。さらに、図6(a)に示すマンホール鉄蓋1には、周方向に隣り合う放射状リブ36の間に、径方向に延びた流路39が設けられている。この流路39は、環状リブ35から放射状に延びた8本の突条体であり、外側傾斜領域401に設けられたものである。
図6(b)は、図6(a)に示すD−D断面図である。
流路39には、下面30につながる半径3mmのえぐれた曲面を有するR部40が形成されている。流路39の付け根部分に残留しようとする腐食性溶液は、R部40を伝って流路39の先端側に垂れ落ちやすくなる。したがって、本実施形態における流路39も、本発明における突出部の一例に相当する。各R部40は、各流路39と一体成形されたものである。この実施形態のマンホール鉄蓋1は、R部40の曲面を半径3mmで形成しているが、3mm以上であればよく、より垂れ落ちやすくするためには半径5mm以上にすることが好ましく、さらに短時間で垂れ落ちやすくするには半径6mm以上にするとよい。ただし、この半径は流路39の突出高さ以下にすることが望ましい。流路39の突出高さより半径の方が大きいと、下面30とR部38とがつながる部分または流路39の側面とR部38とがつながる部分に角部が形成されてしまい、その角部に腐食性溶液の残留しやすくなってしまう。R部40の曲面の半径を流路39の突出高さ以下とすることで、角部の形成を防止することができる。
突条体である流路39の突出高さは略一定であり、流路39は外側傾斜領域401の傾斜に合わせて環状リブ35に向かって下方へ傾斜している。下面30に残留しようとする腐食性溶液は、これらの流路39を伝って環状リブ35に到達しやすくなる。なお、流路39を構成する突条体の突出高さを、設計段階で、外側ほど少なく内側ほど多くする等して、流路の傾斜角度を調整してもよい。
図6(a)に示す環状リブ35の突出先端面351は、周方向に凸凹が並んでいる。
図6(c)は、図6(a)に示す環状リブの断面図である。
第5実施形態におけるマンホール鉄蓋1の環状リブ35の突出先端面351は、図6(c)に示すように上下方向にジクザグに形成されている。すなわち、反時計回りの方向へ向かう下方へ傾斜した平面状の第1傾斜面3511と、時計回りの方向へ向かう下方へ傾斜した平面状の第2傾斜面3512が交互に連続しており、第1傾斜面3511と第2傾斜面3512によって突起350が形成されている。この突起350は、周方向に複数設けられている。すなわち、図6(c)に示す突起350の先端は周方向に15mm以上の間隔をあけて分散配置されたものである。
上述のごとく、流路39を通って環状リブ35に到達した腐食性溶液は、環状リブ35の側面を伝って環状リブ35の突出先端面351に達し、突出先端面351に形成された突起350先端から垂れ落ちる。このように、流路39を設けておくことで、腐食性溶液が突起350に積極的に集まり、下面30に残留しようとする腐食性溶液が突起350から垂れ落ちやすく、錆の進行が抑えられる。
また、放射状リブ36を伝って環状リブ35に到達した腐食性溶液も、突出先端面351に形成された突起350から垂れ落ちる。さらに、外側傾斜領域401や内側傾斜領域402を伝って環状リブ35に到達した腐食性溶液も、突出先端面351に形成された突起350から垂れ落ちる。
図6(d)は、図6(a)に示す環状リブの突出先端面に設けられた突起の変形例を示す図である。
図6(d)に示す突起350’は、環状リブ35の周方向に延びた突起である。すなわち、マンホール鉄蓋1の中心部分1aを内側とした場合に、外側から内側に向かって下方へ傾斜した外側傾斜面3511’と、内側から外側に向かって下方へ傾斜した内側傾斜面3512’によって突起350’が形成されている。この突起350’によっても、環状リブ35に到達した腐食性溶液を垂れ落とすことができる。
なお、図6(a)に示す外側傾斜領域401には、マンホール鉄蓋1の周方向に延びる流路を設けてもよい。すなわち、径方向に延びた流路39から放射状リブ36につながる流路を設けてもよい。
さらに、放射状リブ36の突出先端面の傾斜角度と、外側傾斜領域401の傾斜角度は、一致した角度であってもよいし、マンホール鉄蓋1の重量増がさほど問題にならない場合等には、外側傾斜領域401の傾斜角度の方を大きくしてもよく、マンホール鉄蓋1の重量増が問題になる場合等には、外側傾斜領域401の傾斜角度の方を小さくしてもよい。
図7は、第5実施形態のマンホール鉄蓋のリブ31の周辺を拡大して示す部分断面図である。
本実施形態のマンホール鉄蓋1は、第1実施形態のマンホール鉄蓋とはR部32の材質が異なる。第1実施形態のマンホール鉄蓋のR部32は、リブ31と一体成形された鋳鉄製のものである。一方、第5実施形態のマンホール鉄蓋1のR部32は、リブ31とは別に成形された樹脂製のものである。この実施形態では、鋳造したマンホール鉄蓋1に溶融した樹脂を射出し、高圧でリブ31の付け根部分に押し付けてR部32を成形している。このR部32を構成する樹脂は、ポリアミド樹脂である。この実施例では、R部32全体を樹脂で構成しているので、例えR部32の付け根部分に腐食性溶液が多少残留しても、錆の進行が抑制される。なお、腐食性溶液への耐性が強い樹脂であれば、R部32を構成する樹脂はポリアミド樹脂以外の樹脂でも構わない。また、ハンドレイアップ法など、樹脂を射出する以外の方法でR部32を成形してもよい。
次に、第5実施形態の変形例を説明する。この変形例では、R部32を成形する前に、樹脂成分を含んだ材料を電着塗装し、電着塗装された塗膜の上に溶融した樹脂を射出し、高圧で押し付けてR部32を成形している。樹脂成分を含んだ材料で形成した電着塗膜が鋳肌に密着し、その樹脂材料を含んだ電着塗膜と密着性の高い樹脂材料を押し付けてR部32を成形するので、下面30やリブ31とより密着性が高いR部32が得られる。
以上説明した、各実施形態や変形例の記載それぞれにのみ含まれている構成要件であっても、その構成要件を他の実施形態や変形例に適用してもよい。
なお、ここでの説明では、開閉時に支点を中心に略水平方向に旋回させるマンホール鉄蓋を例にあげて説明したが、本発明は、開閉時に支点を中心に表裏が逆になるように反転させるマンホール鉄蓋等にも適用することができる。また、地下構造物はマンホールに限られず、本発明は、マンンホール以外の地下構造物につながる開口を塞ぐ地下構造物用蓋体に広く適用することができ、蓋体の形状や大きさも何ら限定されることはない。さらに、地下構造物用蓋体は鋳鉄製のものに限らず金属製のものであればよい。
1 マンホール鉄蓋
20 上面
30 下面
31 リブ
32、38、40 R部
35 環状リブ
36 放射状リブ
37 突起
39 流路
5 受枠
H 開口

Claims (6)

  1. 地下側になる下面を有し、地下構造物につながる開口を塞ぐ金属製の地下構造物用蓋体において、
    前記下面から下方へ突出した突出部を有し、
    前記突出部は、前記下面につながる半径3mm以上の曲面を有するR部を備えたものであることを特徴とする地下構造物用蓋体。
  2. 前記R部は、表面の算術平均粗さ(Ra)が0より大きく3μm未満であることを特徴とする請求項1記載の地下構造物用蓋体。
  3. 前記R部は、表面が塗膜により形成されたものであることを特徴とする請求項1または2記載の地下構造物用蓋体。
  4. 前記R部は、表面が樹脂により形成されたものであることを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1項記載の地下構造物用蓋体。
  5. 地上側になる上面を有し、
    前記R部は、表面が前記上面よりも疎水性の高い材料により形成されたものであることを特徴とする請求項1から4のうちいずれか1項記載の地下構造物用蓋体。
  6. 前記R部は、金属面に接した樹脂成分を含んだ電着塗膜と、該電着塗膜に接し表面を形成する樹脂材料の塗膜とを有するものであることを特徴とする請求項1から5のうちいずれか1項記載の地下構造物用蓋体。
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