JP2012139293A - イオントフォレシス用導通機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】経皮的薬物投与装置のコストを低減させるイオントフォレシス用導通機構を提供する。
【解決手段】パッチ12と、パッチ12に電流を供給する通電装置14とを導通させるイオントフォレシス用導通機構であって、通電装置14は、パッチ12に電流を供給するための一対のスプリングプローブ56a、56bを有し、パッチ12は、一対のスプリングプローブ56a、56bに対応して電気的に接続される一対の端子台42a、44aを有し、パッチ12と通電装置14とを永久磁石58a、58bによって吸着させることで、一対のスプリングプローブ56a、56bが一対の端子台42a、44aと電気的に接続する。
【選択図】図1

Description

本発明は、人の皮膚に微弱電流を流すことで薬剤を皮膚に浸透させるイオントフォレシスの原理を利用した経皮的薬物投与装置の通電装置とイオントフォレシス用パッチとを電気的に接続させるイオントフォレシス用導通機構に関する。
経皮的薬物投与装置の1つの手法としてイオントフォレシスというものがある。イオントフォレシスは、皮膚の離れた2点に正負の電極を装着して、一方の電極から角質層を横切った後、他方の電極に到達する電気の流れを形成することで、荷電した薬物を電気泳動の原理で移動させて経皮吸収を促進させる方法である。
正負の電極のうち、一方は薬物を含んだゲルに接しており、ドナー部とよばれ、他方は生理食塩水を含んだゲルに接しており、リファレンス部と呼ばれる。
原理的には、荷電薬物が吸収促進の対象となるが、電気が流れることによって水の流れも生じるため、電荷を持たない薬物や分子量の大きな薬物でも皮膚透過性が上昇すると報告されている。
一般的なイオントフォレシスを利用した薬物投与システムは、薬物を含んだパッチと、このパッチに電流を与えるコントローラを有する。従来、薬物投与システムは、商用電源(例えば、AC100V)用いて電流を供給する方式が一般的だったが、近年、下記に示す特許文献1に示すように投与中も患者の行動を制限しないように、バッテリ(例えば、コイン形の電池)を用いて電流を供給する携帯型の薬物投与システムが商品化されている。
特表平10−512474号公報
しかしながら、上記特許文献1では、パッチが、従来のパッチと比較して、電気回路の部分が必要になるためコストが高くなり、特に、コントローラ(通電装置)と接続するためのコネクタ部分が高コストの原因になっている。
そこで、本発明は、係る従来の問題点に鑑みてなされたものであり、経皮的薬物投与装置のコストを低減させるイオントフォレシス用導通機構を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、イオントフォレシス用パッチと、前記イオントフォレシス用パッチに電流を供給する通電装置とを導通させるイオントフォレシス用導通機構であって、前記通電装置は、前記イオントフォレシス用パッチに電流を供給するための一対の通電用接触端子を有し、前記イオントフォレシス用パッチは、前記一対の通電用接触端子に対応して電気的に接続される一対の導電部材を有し、前記イオントフォレシス用パッチと前記通電装置とを磁力によって吸着させることで、前記一対の通電用接触端子が前記一対の導電部材と電気的に接続することを特徴とする。これにより、コネクタが不要となり、結果として低コストの経皮的薬物投与装置を提供することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のイオントフォレシス用導通機構であって、前記通電装置は、前記イオントフォレシス用パッチに対する位置決めのための一対の第1磁石を有し、前記イオントフォレシス用パッチは、前記一対の第1磁石に吸着する一対の磁性体又は一対の第2磁石を有し、前記一対の第1磁石と、前記一対の磁性体又は前記一対の第2磁石とが吸着することで、前記一対の通電用接触端子が前記一対の導電部材と電気的に接続することを特徴とする。これにより、簡単に前記通電装置と前記イオントフォレシス用パッチとを電気的に接続させることができる。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載のイオントフォレシス用導通機構であって、前記一対の導電部材は、前記一対の導電部材を結ぶ直線の中点と、前記一対の磁性体又は前記一対の第2磁石を結ぶ直線の中点とが一致しないように、前記イオントフォレシス用パッチに設けられ、前記通電装置を所定の向きで前記イオントフォレシス用パッチに装着すると、前記一対の第1磁石と、前記一対の磁性体又は前記一対の第2磁石とが吸着することで、前記一対の通電用接触端子が前記一対の導電部材と電気的に接続することを特徴とする。これにより、前記通電装置を前記所定の向き以外の向きで、前記イオントフォレシス用パッチに装着しようとしても、若しくは装着しても、前記一対の通電用接触端子は前記一対の導電部材と電気的に接続されないので、前記通電装置と前記イオントフォレシス用パッチとの誤接続を防止することができる。
請求項4に係る発明は、請求項2又は3に記載のイオントフォレシス用導通機構であって、前記導電部材は、プリント基板上に、導通性材料にて印刷形成されたものであることを特徴とする。これにより、さらに経皮的薬物投与装置のコストが低廉になる。
請求項5に係る発明は、請求項4に記載のイオントフォレシス用導通機構であって、前記プリント基板より剛性が高く、且つ、前記通電用接触端子に接触する一対の導電板を前記一対の導電部材上に設け、前記一対の通電用接触端子が前記一対の導電板と接触することで、前記一対の通電用接触端子が前記一対の導電部材と電気的に接続することを特徴とする。これにより、前記通電装置と前記イオントフォレシス用パッチとの接触不良を抑えることができ、通電用接触端子と前記導電部材との電気的接続を向上させることができる。
請求項6に係る発明は、請求項2〜5のいずれか1項に記載のイオントフォレシス用導通機構であって、前記イオントフォレシス用パッチが前記一対の第2磁石を有するとき、前記一対の第1磁石の前記イオントフォレシス用パッチと接触する面は、互いに異なる磁極を有することを特徴とする。これにより、前記通電装置を前記所定の向きと逆向きで、前記イオントフォレシス用パッチに装着しようとしても、磁石の反発により前記通電装置が前記イオントフォレシス用パッチに装着されることはない。したがって、前記通電装置と前記イオントフォレシス用パッチとの誤接続を防止することができる。
請求項7に係る発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載のイオントフォレシス用導通機構であって、前記通電用接触端子は、スプリングプローブであることを特徴とする。これにより、前記通電装置と前記イオントフォレシス用パッチとの電気的接続を強固にすることができる。
請求項8に係る発明は、請求項1〜7のいずれか1項に記載のイオントフォレシス用導通機構であって、前記イオントフォレシス用パッチは、薬剤が封入された第1接触部材を有するドナー部と、第2接触部材を有するリファレンス部と、前記第1接触部材及び前記第2接触部材にそれぞれ前記通電装置からの電流を供給するための第1電極及び第2電極と、を有し、前記一対の導電部材のうち、一方の前記導電部材は、前記第1電極に電気的に接続され、他方の前記導電部材は、前記第2電極に電気的に接続され、前記通電装置は、一方の前記通電用接触端子と、該一方の前記通電用接触端子に電気的に接続する前記一方の導電部材とを介して、前記第1電極に電流を供給することを特徴とする。
本発明によれば、イオントフォレシス用パッチに通電装置を簡便に装着することができ、高価なコネクタを用いることのないイオントフォレシス用導通機構を提供することができる。
イオントフォレシスを利用した経皮的薬剤投与装置の全体構造を示す斜視図である。 図1に示すイオントフォレシス用パッチの分解斜視図である。 図2中のIII−III線に沿う電極フィルムの断面図である。 図4Aは、電極フィルムの平面図であり、図4Bは、電極フィルムの底面図である。 図1に示す経皮的薬剤投与装置を患者の腕に密着配置した状態の側面説明図である。 変形例4における、孔と磁性体との配置関係の一例を示す図である。 変形例4における、孔と磁性体との配置関係の他の例を示す図である。 変形例5における経皮的薬剤投与装置の斜視図である。の経過に伴う電極間の抵抗の変化を示す図である。
本発明に係るイオントフォレシス用導通機構を有する経皮的薬剤投与装置について、好適な実施の形態を掲げ、添付の図面を参照しながら以下、詳細に説明する。
図1は、経皮的薬剤投与装置10の全体構造を示す斜視図であり、経皮的薬剤投与装置10を構成するイオントフォレシス用パッチ12と、通電装置14とを分解した状態で示している。図2は、図1に示すイオントフォレシス用パッチ12の分解斜視図である。
経皮的薬剤投与装置10(以下、装置10という)は、例えば、血液透析患者の穿刺の除痛のために用いられ、患者の腕に局所麻酔剤(例えば、リドカインを含むイオン性麻酔剤)を投与、浸透させるための医療用器具であり、イオントフォレシス用パッチ12(以下、パッチ12という)を外部導体である患者の皮膚に貼り付け、通電装置14から通電することで、パッチ12に封入されたイオン性麻酔剤を生体に対して浸透させるものである。パッチ12は、イオン性麻酔剤以外のイオン性薬剤を患者に投与するための装置に適用してもよく、イオン性でない薬剤を患者に投与するための装置に適用してもよい。
図1及び図2に示すように、装置10は、パッチ12と、該パッチ12の表面(上面)に載置及び接続される通電装置14とを備える。
パッチ12は、円形薄板状のドナー部16と、該ドナー部16から離れて設けられた一辺が円弧状からなる矩形薄板状のリファレンス部18と、これらドナー部16とリファレンス部18とにわたって通電装置14が接続される電極フィルム(電極体)20とを備える。電極フィルム20は、ドナー部16及びリファレンス部18に対応した形状からなるドナー側部位22と、リファレンス側部位24と、ドナー部16とリファレンス部18を繋ぐ狭幅なブリッジ部位26とを有する(図2参照)。
ドナー部16は、該ドナー部16の外形に対応した円形状のドナー用貼付部材28と、該ドナー用貼付部材28の開口に充填されるドナー用ゲル(第1接触部材)30とを有し、該ドナー用ゲル30の表面(図2における上面)に電極フィルム20のドナー側部位22が電気的に接続される。リファレンス部18は、該リファレンス部18の外形に略対応した一辺が円弧状からなる矩形状のリファレンス用貼付部材32と、該リファレンス用貼付部材32の開口に充填されるリファレンス用ゲル(第2接触部材)34とを有し、該リファレンス用ゲル34の表面に電極フィルム20のリファレンス側部位24が電気的に接続される。
ドナー用貼付部材28及びリファレンス用貼付部材32は、一定の強度で人体等の皮膚に貼り付く粘着性を有する弾性体であり、絶縁性を有する。ドナー用ゲル30には、前記イオン性麻酔剤が封入されており、リファレンス用ゲル34には、生理食塩水等、生体に為害性のない電解質(例えば、緩衝塩、食塩など)の液剤又は溶液が封入されている。穿刺になれた医療従事者であれば、穿刺予定箇所の薬剤送達の面積が2.5cmあれば容易に針を刺させるので、例えば、ドナー用ゲル30及びリファレンス用ゲル34が皮膚に接触する面(図2における下面)の面積は2.5〜5.0cm程度にするとよい。
そこで、ドナー用貼付部材28の開口にドナー用ゲル30を埋入し、リファレンス用貼付部材32の開口にリファレンス用ゲル34を埋入し、これらドナー用貼付部材28及びリファレンス用貼付部材32を患者の皮膚に貼り付けることで、ドナー部16及びリファレンス部18を略同時に皮膚に接触させることができ、1回の動作でパッチ12を皮膚に簡単に貼り付けることができる。なお、ドナー用ゲル30及びリファレンス用ゲル34の皮膚の接触面に粘着性を持たせてもよい。
図3は、図2中のIII−III線に沿う電極フィルム20の断面図であり、理解の容易のため、電極フィルム20の厚さを誇張して図示している。図4Aは、電極フィルム20の平面図であり、図4Bは、電極フィルム20の底面図である。
電極フィルム20は、その外形を規定するフレキシブル基板で構成されるベース36を有し、該ベース36の各部がそれぞれドナー側部位22、リファレンス側部位24、及び、ブリッジ部位26として構成されている。ベース36は、例えば、ポリエステルやポリイミド等の樹脂を薄いフィルム状に形成した柔軟なフィルムである。なお、ベース36は、リジッド基板であってもよい。
図3、図4A、Bに示すように、ドナー側部位22では、ベース36の底面にドナー用ゲル30と接触して電気的に接続される円形状の第1電極38が設けられている。第1電極38から、接続線38aが延伸しており、該接続線38aは、ブリッジ部位26の略中央まで一側方に寄って配線されている。
リファレンス側部位24では、ベース36の底面にリファレンス用ゲル34と接触して電気的に接続される長円形状の第2電極40が設けられ、ベース36の表面に一対の接触端子線(第1接触端子線、第2接触端子線)42、44が並列されている。第2電極40から、接続線40aが延伸しており、該接続線40aは、ブリッジ部位26の略中央まで他側方に寄って配線されて前記接続線38aと平行している(図4B参照)。接触端子線42、44は、リファレンス側部位24の表面に並列された円形状でフィルム状の一対の端子台(導電部材)42a、44aと、各端子台42a、44aからブリッジ部位26略中央まで屈曲延伸されて平行した一対の接続線42b、44bとを有する。
電極フィルム20を構成する各配線、すなわち第1電極38(接続線38a)、第2電極40(接続線40a)、接触端子線42、44(接続線42b、44b、端子台42a、44a)は、ベース36の表面や裏面に対し、例えば、銀、銀/塩化銀若しくは鉄を含む導電性材料にて印刷形成される。これら各配線の露出面は、例えば、絶縁性の樹脂材料45によって封止されるが(図3参照)、ドナー用ゲル30及びリファレンス用ゲル34と接触する第1電極38及び第2電極40の底面(接触面)には該樹脂材料45は塗布されない。なお、複数回の印刷により導電性材料の厚みを増し、通電不良の発生をより確実に防止できるように構成してもよい。
図3、図4A、Bに示すように、第1電極38の接続線38aと、一方の接触端子線(第1接触端子線)42の接続線42bとは、ブリッジ部位26の厚み方向で対応配置され(図3及び図4A、B参照)、その先端同士がブリッジ部位26を厚み方向に貫くスルーホール46によって電気的に接続されている。同様に、第2電極40の接続線40aと、他方の接触端子線(第2接触端子線)44の接続線44bとは、ブリッジ部位26の厚み方向で対応配置され、その先端同士がブリッジ部位26を厚み方向に貫くスルーホール48によって電気的に接続されている。
このように、電極フィルム20では、ドナー側部位22のベース36は、第1電極38のみによる片面配線構造とされ、リファレンス側部位24のベース36は、第2電極40及び接触端子線42、44による両面配線構造とされている。従って、パッチ12では、両面配線構造のリファレンス側部位24を設けたリファレンス部18よりも、片面配線構造のドナー側部位22を設けたドナー部16の方が柔軟性が大きな構造となっている。なお、ブリッジ部位26は、その略中央に各配線とスルーホール46、48が集中的に配置されるが、ドナー側部位22寄りの部分は、接続線38aのみによる片面配線構造となっているため、ブリッジ部位26についてもドナー部16寄りの部分の柔軟性が大きな構造となっている。なお、電極フィルム20の上面側(通電装置14と接触する側)には、円形状で、且つ、薄い鉄板からなる一対の磁性体50a、50bが設けられている。
図1及び図3に示すように、ブリッジ部位26は、接続線38a、40a、42b、44bやスルーホール46、48、が外部に露出することを防止するため、絶縁性のシート材であるカバーレイ(保護層)49によって囲繞されている。カバーレイ49に代えて、絶縁性の塗料(レジスト)等を用いてもよいが、ブリッジ部位26での柔軟性及び耐久性を考慮した場合には、シート材であるカバーレイ49が有効である。
図2に示すように、リファレンス側部位24の端子台42a、44aの上面に、円形状で薄い鉄板からなるリジッドな導電板52a、52bが設けられ、2つの孔54a、54bを有する絶縁フィルム54によって、導電板52a、52bの周縁部、端子台42a、44a、及び接続線42b、44bが覆われる。これにより、2つの孔54a、54bによって覆われていない導電板52a、52aの残部が絶縁フィルム54から露出した状態となる。導電板52a、52bは、ベース36より剛性が高い。
ここで、端子台42a、導電板52a、及び孔54aの中心位置は一致しており(端子台42aの中心を通り、端子台42aの平面に直交する直線は、導電板52a及び孔54aの中心を通る)、端子台44a、導電板52b、及び孔54bの中心位置は一致している(端子台44aの中心を通り、端子台44aの平面に直交する直線は、導電板52b及び孔54bの中心を通る)。
図1に示すように、通電装置14は、その底面に電極フィルム20の2つの孔54a、54bから露出した導電板52a、52bと接触する一対のスプリングプローブ(通電用接触端子)56a、56bと、一対の永久磁石(第1磁石)58a、58bとが設けられており、その内部には、電池60と、図示しない定電流ダイオードとが接続された電気回路及びコントローラとを有する。図1に示すように、一対のスプリングプローブ56a、56bと2つの孔54a、54bから露出した導電板52a、52bとが接触するように、通電装置14をパッチ12に装着する場合に、一対の永久磁石58a、58bが一対の磁性体50a、50bに吸着するように(一対の永久磁石58a、58bが一対の磁性体50a、50bと相対するように)通電装置14の底面に設けられている。つまり、永久磁石58a、58bは、パッチ12に対する位置決めのとしての機能を有するとともに、通電装置14をパッチ12に装着させる機能も有する。スプリングプローブ56a、56bの先端子62a、62bは、図示しないスプリングによって通電装置14の底面から下方に突出する方向に力が加えられている。端子台42a、44a、導電板52a、52b、及びスプリングプローブ56a、56bは、本実施の形態のイオントフォレシス用導通機構を構成する。
図1に示す向き(所定の向き)で、通電装置14をパッチ12に接触させると、通電装置14の永久磁石58a、58bと、パッチ12の磁性体50a、50bとが吸着することで、通電装置14をパッチ12に固定することができる。このとき、スプリングプローブ56a、56bの先端子62a、62bは、通電装置14とパッチ12とが離間する方向に導電板52a、52bを押圧するが、この押圧する力は、永久磁石58a、58bの磁気吸引力より弱いため、通電装置14とパッチ12とが離間することはない。したがって、スプリングプローブ56a、56bの先端子62a、62bと導電板52a、52aとが強固に接触した状態となる。これにより、通電装置14とパッチ12との電気的接続を強固にさせることができる。なお、通電装置14とパッチ12との電気的接続をより強固にするために、2つの孔54a、54bは、一対の磁性体50a、50b間に設けられていることが好ましい。これにより、スプリングプローブ56a、56bの先端子62a、62bと導電板52a、52bとの接触をより強固にすることができる。
この通電装置14では、電池60の陰極側に絶縁シート64が介在しており、使用開始前には、該絶縁シート64により電池60から直流電流が前記定電流ダイオードに流れるのを阻止している。一方、装置10の使用開始時には、経皮的薬剤投与装置10のパッチ12を患者の皮膚に貼り付け、絶縁シート64を引っ張って外すことで、電池60の陰極と電極フィルム20との間が電気的に接続され、これにより、電池60からの直流電流が電極フィルム20を介して、ドナー用ゲル30や患者の体、リファレンス用ゲル34に供給される。勿論、絶縁シート64に代えて、電源スイッチ等を設けてもよい。
以上のような装置10によれば、通電装置14は、スプリングプローブ56aに接触した導電板52aから、端子台42a、接続線42b、接続線38a、第1電極38を経てドナー用ゲル30に直流電流を供給することができ、ドナー用ゲル30に供給された直流電流は、患者の体内、リファレンス用ゲル34、第2電極40、接続線40a、接続線44b、端子台44a、導電板52bを経て、スプリングプローブ56bから通電装置14へと戻る経路を構成する。
従って、患者の皮膚に貼り付けられる電極対として機能する一対のゲルのうち、薬剤が保持されるドナー用ゲル30を設けたドナー部16には通電装置14が載置されず、ドナー部16の柔軟性が通電装置14によって損なわれることがない。このため、図5に示すように、血液透析の患者のように穿刺箇所(腕に形成したシャント部分)の血管が著しく隆起している場合であっても、薬剤を含有したドナー部16を容易に追従させた状態で密着固定することができる。この際、ドナー部16とリファレンス部18とがブリッジ部位26を介して互いに離れて配置されることから、ドナー部16の柔軟性を一層向上させることができ、貼り付けの自由度を高めることができる。しかも、パッチ12に直接的に通電装置14を接続できるため、装置10全体としての構成を小型化し、取り扱いが容易になるという利点もある。
このように、上記実施の形態においては、通電装置14は、パッチ12に電流を供給するための一対のスプリングプローブ56a、56bを有し、パッチ12は、一対のスプリングプローブ56a、56bと電気的に接続される一対の端子台42a、44aを有し、パッチ12と通電装置14とを永久磁石58a、58bの磁力によって吸着させることで、一対のスプリングプローブ56a、56bが一対の端子台42a、44aと電気的に接続するので、コネクタが不要となり、結果として低コストの経皮的薬物投与装置を提供することができる。
また、通電装置14は、パッチ12に対する位置決めのための一対の永久磁石58a、58bを有し、パッチ12は、一対の永久磁石58a、58bに吸着する磁性体50a、50bを有し、一対の永久磁石58a、58bと、一対の磁性体50a、50bとが吸着することで、一対のスプリングプローブ56a、56bが一対の端子台42a、44aと電気的に接続するので、簡単に通電装置14とパッチ12とを電気的に接続させることができる。
通電装置14と電気的に接続するパッチ12側の端子台42a、44aは、プリント基板であるベース36上に導通性材料にて印刷形成されたものであるので、さらに経皮的薬物投与装置のコストが低廉になる。
ベース36より剛性が高く、且つ、スプリングプローブ56a、56bに接触するリジッドな導電板52a、52bを端子台42a、44a上に設け、一対のスプリングプローブ56a、56bが一対の導電板52a、52bを押圧するので、スプリングプローブ56a、56bの押圧によって、導電板52a、52bの接触面が変形することない。したがって、一対のスプリングプローブ56a、56bと導電板52a、52bとの接触を向上させることができ、スプリングプローブ56a、56bと端子台42a、44aとの電気的接続、つまり、通電装置14とパッチ12との電気的接続を向上させることができる。逆に、導電板52a、52bを設けない場合は、スプリングプローブ56a、56bは、直接、絶縁フィルム54の孔54a、54bから露出した端子台42a、44aを押圧するので、その押圧によりプリント基板であるベース36上に設けられた端子台42a、44aが変形する可能性があり、スプリングプローブ56a、56bと端子台42a、44aとの接触不良が発生し、通電装置14とパッチ12との電気的接続が遮断される可能性があるが、本実施の形態では、導電板52a、52bを設けるので、このような不具合を是正することができる。
[変形例]上記実施の形態は、以下のように変形してもよい。
(変形例1)上記実施の形態では、スプリングプローブ56a、56bを用いて説明したが、要は、導電板52a、52bに接触して電流を流すことができる通電用の接触端子(通電用接触端子)であればよい。
(変形例2)上記実施の形態では、通電装置14側に一対の永久磁石58a、58bを設け、パッチ12側に一対の磁性体を設けるようにしたが、通電装置14側に一対の磁性体を、パッチ12側に一対の永久磁石を設けるようにしてもよい。また、2つの永久磁石及び磁性体を用いるようにしたが、1つの永久磁石及び磁性体を用いるようにしてもよい。例えば、通電装置14側の1つの永久磁石を設け、パッチ12側に1つの磁性体を設けるようにしてもよい。
(変形例3)上記実施の形態では、パッチ12に、導電板52a、52bを設けるようにしたが、導電板52a、52bを設けなくてもよい。この場合は、スプリングプローブ56a、56bが電極フィルム20の孔54a、54bから露出している端子台42a、44aを押圧することになるが、この押圧する力(スプリングプローブ56a、56bのスプリングの力)を、ベース36の剛性度合いに応じて弱くすれば、スプリングプローブ56a、56bと端子台42a、44aとの接触不良が発生することを防止することができる。
(変形例4)
上記実施の形態では、孔54a、54bは、円形状の磁性体50a、50bの中心を結ぶ直線に直交し、且つ、前記直線の中点Mを通る直線に対して、左右対称に絶縁フィルム54に設けられているため、通電装置14を前記所定の向きとは逆の向きで(通電装置14を180度回転させて)装着した場合、つまり、永久磁石58aが磁性体50bに吸着し、永久磁石58bが磁性体50aに吸着するように通電装置14をパッチ12に装着した場合は、スプリングプローブ56aが孔54bから露出された導電板52bと接触し、スプリングプローブ56bが孔54aから露出された導電板52aと接触する。このため、通電装置14からの電流はリファレンス部18に供給されてしまう。本変形例4においては、このような、通電装置14とパッチ12と誤接続を防止する。
図6は、本変形例4における、孔54a、54bと磁性体50a、50bとの配置関係の一例を示す図である。図6では、孔54a、54bを、磁性体50a、50bの中心を結ぶ直線に直交し、且つ、該直線の中点Mを通る直線に対して非対象となるように絶縁フィルム54に設けている。これにより、通電装置14を前記所定の向きとは逆向きにしてパッチ12に装着した場合は、スプリングプローブ56a、56bと、孔54a、54aから露出された導電板52aとが接触しないため、通電装置14とパッチ12との誤接続を防止することができる。要は、孔54a、54bの中心を結ぶ直線の中点mと、磁性体50a、50bの中心を結ぶ直線の中点Mとが一致しないように、孔54a、54bを、絶縁フィルム54に設ければよい。
図7は、本変形例2における、孔54a、54bと磁性体50a、50bとの配置関係を示す他の例である。図7では、孔54a、54bを、磁性体50a、50bの中心を結ぶ直線に直交し、且つ、該直線の中点Mを通る直線に対して対称であるが、孔54a、54bの中心を結ぶ直線の中点mが該中点Mに一致しないように絶縁フィルム54に設けている。これにより、通電装置14を前記所定の向きとは逆向きにしてパッチ12に装着した場合は、スプリングプローブ56a、56bと、孔54a、54aから露出された導電板52aとが接触しないため、通電装置14とパッチ12との誤接続を防止することができる。
このように、一対の孔54a、54aは、一対の孔54a、54aの中心を結ぶ直線の中点mと、一対の磁性体50a、50bの中心を結ぶ直線の中点Mとが一致しないように、パッチ12に設けられるので、通電装置14を前記所定の向き以外の向きで、パッチ12に装着しようとしても、若しくは装着しても、一対のスプリングプローブ56a、56bは一対の導電板52a、52bと接触しないので、通電装置14とパッチ12との誤接続を防止することができる。ここで、孔54a、54bの半径R、及び、中点mから中点Mまでの距離Lは、少なくとも、R<2×Lの関係を満たす必要がある。例えば、R≧2×2Lの場合に、通電装置14を前記所定の向きと逆向きでパッチ12に装着すると、スプリングプローブ56a、56bが孔54a、54bから露出した導電板52a、52bと接触してしまうからである。
なお、図6及び図7において、通電装置14を前記所定の向きでパッチ12に装着した場合は、通電装置14の一対の永久磁石58a、58bは、一対の磁性体50a、50bと吸着し、通電装置14のスプリングプローブ56a、56bは、孔54a、54bから露出した導電板52a、52bと接触する位置にそれぞれ設けられていることは言うまでもない。
(変形例5)
上記実施の形態において、一対の磁性体50a、50bを用いたが、図8に示すように、該一対の磁性体50a、50bに代えて、一対の永久磁石(第2磁石)70a、70bを用いてもよい。この場合は、通電装置14側の永久磁石58a、58bのパッチ12に接する側の磁極が互いに異なるように、一対の永久磁石58a、58bを設け、磁性体50aの代わりに永久磁石70aを、磁性体50bの代わりに永久磁石70bをそれぞれ設ける。通電装置14をパッチ12に装着する際に、永久磁石70a、70bが、永久磁石58a、58bと吸着する必要があるので、永久磁石70a、70bの通電装置14に接する側の磁極が、それぞれ対応する永久磁石58a、58bのパッチ12に接する側の磁極と異なる磁極となるように、一対の永久磁石70a、70bをパッチ12側に設ける。
図8では、永久磁石58a、58bのパッチ12に接する側の磁極がそれぞれ、N極、S極となるように永久磁石58a、58bを通電装置14に設け、永久磁石70a、70bの通電装置14側の磁極がそれぞれS極、N極となるように、永久磁石70a、70bをパッチ12に設ける。
これにより、通電装置14を前記所定の向きと逆向きにパッチ12に装着しようとしても、一対の永久磁石58a、58bと一対の永久磁石70a、70bとが反発し合い、通電装置14をパッチ12に装着することができない。したがって、通電装置14とパッチ12との誤接続を防止することができる。
(変形例6)
上記実施の形態においては、図1、2に示すように、絶縁フィルム54の孔54a、54bから導電板52a、52bを露出させるようにしたが、絶縁フィルム54の孔54a、54bの上面に導電板52a、52bを設け、導電板52a、52bとスプリングプローブ56a、56bとを接触させてもよい。
また、上記実施の形態においては、図1、図2に示すように、リファレンス側部位24上に絶縁フィルム54を設けるようにしたが、絶縁フィルム54を設けなくてもよい。この場合は、端子台42a、44aの経を小さくして、孔54a、54bの大きさと同じ大きさにするとともに、孔54a、54bの配置と同じ位置に配置してもよい。さらに、接続線42b、44bのみを覆う絶縁フィルムをリファレンス側部位24上に設けてもよい。
(変形例7)
上記変形例1〜6を任意に組み合わせた態様であってもよい。
以上、本発明について好適な実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
10…経皮的薬剤投与装置 12…イオントフォレシス用パッチ
14…通電装置 16…ドナー部
18…リファレンス部 30…ドナー用ゲル
34…リファレンス用ゲル 36…ベース
38…第1電極 40…第2電極
42、44…接触端子線 42a、44a…端子台(導電部材)
42b、44b…接続線 46、48…スルーホール
50a、50b…磁性体 52a、52b…導電板
54…絶縁フィルム 54a、54b…孔
56a、56b…スプリングプローブ(通電用接触端子)
58a、58b、70a、70b…永久磁石(第1磁石、第2磁石)
60…電池 62a、62b…先端子
64…絶縁シート

Claims (8)

  1. イオントフォレシス用パッチと、前記イオントフォレシス用パッチに電流を供給する通電装置とを導通させるイオントフォレシス用導通機構であって、
    前記通電装置は、前記イオントフォレシス用パッチに電流を供給するための一対の通電用接触端子を有し、
    前記イオントフォレシス用パッチは、前記一対の通電用接触端子に対応して電気的に接続される一対の導電部材を有し、
    前記イオントフォレシス用パッチと前記通電装置とを磁力によって吸着させることで、前記一対の通電用接触端子が前記一対の導電部材と電気的に接続する
    ことを特徴とするイオントフォレシス用導通機構。
  2. 請求項1に記載のイオントフォレシス用導通機構であって、
    前記通電装置は、前記イオントフォレシス用パッチに対する位置決めのための一対の第1磁石を有し、
    前記イオントフォレシス用パッチは、前記一対の第1磁石に吸着する一対の磁性体又は一対の第2磁石を有し、
    前記一対の第1磁石と、前記一対の磁性体又は前記一対の第2磁石とが吸着することで、前記一対の通電用接触端子が前記一対の導電部材と電気的に接続する
    ことを特徴とするイオントフォレシス用導通機構。
  3. 請求項2に記載のイオントフォレシス用導通機構であって、
    前記一対の導電部材は、前記一対の導電部材を結ぶ直線の中点と、前記一対の磁性体又は前記一対の第2磁石を結ぶ直線の中点とが一致しないように、前記イオントフォレシス用パッチに設けられ、
    前記通電装置を所定の向きで前記イオントフォレシス用パッチに装着すると、前記一対の第1磁石と、前記一対の磁性体又は前記一対の第2磁石とが吸着することで、前記一対の通電用接触端子が前記一対の導電部材と電気的に接続する
    ことを特徴とするイオントフォレシス用導通機構。
  4. 請求項2又は3に記載のイオントフォレシス用導通機構であって、
    前記導電部材は、プリント基板上に、導通性材料にて印刷形成されたものである
    ことを特徴とするイオントフォレシス用導通機構。
  5. 請求項4に記載のイオントフォレシス用導通機構であって、
    前記プリント基板より剛性が高く、且つ、前記通電用接触端子に接触する一対の導電板を前記一対の導電部材上に設け、
    前記一対の通電用接触端子が前記一対の導電板と接触することで、前記一対の通電用接触端子が前記一対の導電部材と電気的に接続する
    ことを特徴とするイオントフォレシス用導通機構。
  6. 請求項2〜5のいずれか1項に記載のイオントフォレシス用導通機構であって、
    前記イオントフォレシス用パッチが前記一対の第2磁石を有するとき、前記一対の第1磁石の前記イオントフォレシス用パッチと接触する面は、互いに異なる磁極を有する
    ことを特徴とするイオントフォレシス用導通機構。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のイオントフォレシス用導通機構であって、
    前記通電用接触端子は、スプリングプローブである
    ことを特徴とするイオントフォレシス用導通機構。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のイオントフォレシス用導通機構であって、
    前記イオントフォレシス用パッチは、薬剤が封入された第1接触部材を有するドナー部と、第2接触部材を有するリファレンス部と、前記第1接触部材及び前記第2接触部材にそれぞれ前記通電装置からの電流を供給するための第1電極及び第2電極と、を有し、
    前記一対の導電部材のうち、一方の前記導電部材は、前記第1電極に電気的に接続され、他方の前記導電部材は、前記第2電極に電気的に接続され、
    前記通電装置は、一方の前記通電用接触端子と、該一方の前記通電用接触端子に電気的に接続する前記一方の導電部材とを介して、前記第1電極に電流を供給する
    ことを特徴とするイオントフォレシス用導通機構。
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