JP2012134658A - ノイズ低減装置、ノイズ低減方法およびノイズ低減プログラム - Google Patents

ノイズ低減装置、ノイズ低減方法およびノイズ低減プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】メモリの容量を変更せずに、画像データに対してノイズ低減効果を高める。
【解決手段】データが記憶されるラインメモリ12と、外部から入力された画像データの画素値を、該画素値のビット数より小さくかつ各ラインの全画素で同一のビット数で表される符号に変換し、該変換により得られた符号をラインメモリ12に複数のライン数分記憶させる符号化部11と、ラインメモリ12から符号を複数のライン数分読み出し、符号を復号する復号ユニット13´と、復号ユニット13´による復号により得られた画像データ中に含まれるノイズを低減するノイズ低減処理部14と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ノイズ低減装置、ノイズ低減方法およびノイズ低減プログラムに関する。
従来、画像データに含まれるノイズを低減するためには、画像データの行(ライン)毎にラインメモリに一時格納された画像データに対して、その格納された画像データに対してノイズ低減処理が行われる。ノイズ低減効果を高めるためには、ラインメモリの使用効率を高める必要がある。一般的に、画像を所定の数の列毎に(短冊状に割って)処理をすることにより、画像を行毎に格納するラインメモリのメモリ量を削減する技術が知られている。
また、ラインメモリの容量を低減させる方法としては、リサイズ処理を水平・垂直に分離し、ハードウェアが水平方向のリサイズ処理を行うが、一方、ソフトウェアが垂直方向のリサイズを行うことにより、ラインメモリの容量を削減することができることが示されている(特許文献1参照)。また、複数ライン毎に、画像データを圧縮する方法が示されている(特許文献2参照)。
特開2000−69418号公報 特開2002−44459号公報
画像データのノイズを低減させる効果を高めるには、より多くの画素に対して画素値を平均する処理を行う必要があり、それにはラインメモリが一度に保持できる画像データのライン数を増やす必要がある。ライン数を増加させることは、ラインメモリの容量を増加させることになり、その結果、回路面積の増大およびコストの増大を招くという問題があった。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、メモリの容量を変更せずに、画像データに対してノイズ低減効果を高めることを可能とするノイズ低減装置、ノイズ低減方法およびノイズ低減プログラムを提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様であるノイズ低減装置は、データが記憶される記憶部と、外部から入力された画像データの各ラインについて、該ラインの各画素値を、該画素値のビット数より小さくかつ該ラインの全画素で同一のビット数で表される符号に変換し、該変換により得られた符号を前記記憶部に複数のライン数分記憶させる符号化部と、前記記憶部から前記符号を前記複数のライン数分読み出し、前記符号を復号する復号部と、前記復号部による復号により得られた画像データ中に含まれるノイズを低減するノイズ低減処理部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ノイズ低減装置は、符号化部による符号化の際の圧縮率を高めることにより、ノイズ低減処理部に入力される画像データのライン数を増加させ、ノイズ低減処理対象となる画素数を増加させることにより、ノイズ低減効果を向上させることができる。
また、記憶部の記憶容量を変更せずに、符号化を行う符号化部と、復号を行う復号部とを設ける構成にすることにより、ラインメモリのサイズを変えずに、ノイズ低減処理部によるノイズ低減の効果を向上させることができる。
第1の実施形態におけるノイズ低減装置のブロック構成図である。 第1の実施形態におけるノイズ低減装置の処理の流れを示したフローチャートである。 第2の実施形態におけるノイズ低減装置のブロック構成図である。 通常動作モード時におけるノイズ低減装置の処理の概要を示したブロック構成図である。 第2の実施形態におけるノイズ低減装置の処理の流れを示したフローチャートである。 第2の実施形態のノイズ低減処理部の変形例である。 第3の実施形態におけるノイズ低減装置のブロック構成図である。 第3の実施形態におけるノイズ低減装置の処理の流れを示したフローチャートである。
<第1の実施形態>
第1の実施形態のノイズ低減装置10は、ラインメモリの容量を変更せずに、各画素のデータを符号化することによりデータ量を圧縮し、ラインメモリに格納できるライン数を増加させる。これにより、ノイズ低減処理部14では、増加させたライン分の画像データに対して、一度にノイズ低減処理を行う画素数を増やすことができるので、ノイズ低減効果を高めることができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、第1の実施形態におけるノイズ低減装置10のブロック構成図である。ノイズ低減装置10は、符号化部11と、ラインメモリ(記憶部)12と、復号ユニット13´と、ノイズ低減処理部14とを備える。ここで、復号ユニット13´は、復号部13_1、13_2、…、13_10から構成される10個の復号部13_i(iは1から10までの整数)を備える。
符号化部11は、ノイズ低減装置10の外部から入力された12ビットの画像データに対して、画像データの行(ライン)毎に、DPCM(Differential Pulse Code Modulation、差分パルス符号変調)符号化を施すことにより、画像データを6ビットの符号に変換する。
符号化部11は、ライン毎に変換により得られた符号をラインメモリ12に記憶させる。
例えば、解像度がSVGA(Super Video Graphics Array)の画像データの場合、1ラインは800画素になるので、符号化部11は、1ライン分の画像データである2400(6[bit]×800)bit毎に、符号をラインメモリ12に記憶させる。
その際、符号化部11は、6ビットに符号化されたライン毎の符号データを順次、ラインメモリ12に順に格納させていく。符号化部11が10ライン目の画像データをラインメモリ12に格納させた場合、次に11ライン目の画像データを1ライン目の画像データを格納したラインメモリ12のメモリ空間に格納させる。以下、上記の処理を繰り返すことにより、ラインメモリ12には、直近の符号化により得られた10ライン分の符号が記憶されていることとなる。
なお、符号化部11の符号化方法は、DPCMに限らず、1ラインに含まれるすべての画素で、符号化後のビット数が常に同一となる等長符号化であればよい。
例えば、符号化部11に入力された画像データが、12ビットで先頭ラインから画素値が100、120、115、118、…と並んでいるものとする。
符号化部11は、ラインの先頭の画素値(例えば、100)については、画素値をそのまま符号化する。符号化部11は、2つ目以降の画素に対して、対象となる画素値からその直前の画素値を差分した値(差分値)を算出する。上記の例では、符号化部11は、対象となる画素値からその直前の画素値を差分した値(差分値)である20、−5、3、…を算出する。
符号化部11は、算出した差分値を、所定のビット数(例えば、6ビット)の符号に変換する際に、差分値に正負があることを考慮して、差分値の絶対値を所定のビット数から正負符号を表すための1ビットを引いたビット数(例えば、5ビット)に相当する段階(例えば、32(=2)段階)のデータに変換する。その変換の際、符号化部11は、算出した差分値の絶対値(差異)が小さいほど、変換後の値が同じになる差分値の範囲が小さくなるように変換する。
換言すると、符号化部11は、外部から入力された画像データの各ラインについて、該ラインの各画素値を、該画素値のビット数より小さくかつ該ラインの全画素で同一のビット数で表される符号に変換し、該変換により得られた符号をラインメモリ12に複数のライン数分記憶させる。
符号化部11では、隣接する画素値の差異が小さいほど細かく、隣接する画素値の差異が大きいほど粗く符号化されるので、画像データに含まれるグラデーションのように滑らかに画素値が変化する画像領域において、変換後の画像データの劣化が目立たないようにすることができる。
ラインメモリ12は、符号化部11により記憶された6ビットの符号を10ライン分保持する。
復号ユニット13´は、ラインメモリ12から上記符号を複数のライン数分読み出し、上記符号を復号する。
具体的には、復号ユニット13´を構成する各復号部13_iは、以下の処理を、各復号部13_iが並列に行う。ラインメモリ12から記憶されている画像データのうちiライン目に相当する符号を読み出す。復号部13_iは、画像データのiライン目に相当する符号を復号することにより、元のデータサイズと同じ12ビットの画像データを生成し、その画像データをノイズ低減処理部14に出力する。
上記処理をまとめると、符号化部11は、上記圧縮符号化が施されていない画像データの画素値をラインメモリ12が記憶可能な最大ライン数(例えば、5[ライン])に上記画素値のビット数(例えば、12[ビット])を乗じた数を、符号のビット数(例えば、6[ビット])で割ったライン数分(例えば、5×12/6=10ライン分)、符号を記憶させる。
ラインメモリ12に記憶させたライン数分(例えば、10ライン分)の復号部13_iからなる復号ユニット13´は、ラインメモリ12から並列に記憶させたライン数分(例えば、10ライン分)符号を読み出す。
ノイズ低減処理部14は、復号部13による復号により得られた画像データ中に含まれるノイズを低減する。具体的には、ノイズ低減処理部14は、10ライン同時に入力された画像データに対して、所定の数の列(例えば、10列)毎に、画素値の平均値を算出する。具体的には、ノイズ低減処理部14は、入力されたラインの画像データのうちの所定の数の列(例えば、10列)の画素の画素値の総和を算出し、その総和を画素数(例えば、100)で割ることにより、画素値の平均値を算出する。
ノイズ低減処理部14は、入力画像データの画素値を、算出した画素値の平均値に変更し、変更された画素値を有する画像データ(例えば、12ビット)をノイズ低減装置10の外部に出力する。
ここで、ノイズ低減に用いる画素の総数をタップ数と呼ぶ。本実施形態の例では、10ライン×10列なので、タップ数は100となる。
ノイズ低減処理部14は、入力される画像データのライン数分の画素値をノイズ低減処理のタップとして使うことができる。入力される画像データのライン数が多くなればなるほどタップ数を増やすことができ、ノイズ低減効果を大きくすることができる。
図2は、ノイズ低減装置10の処理の流れを示したフローチャートである。まず、符号化部11は入力された画像データに対して、ライン毎にDPCM符号化を行う(ステップS101)。次に、符号化部11は、DPCM符号化により得られた符号をライン毎にラインメモリ12に記憶させる(ステップS102)。
次に、各復号部13_iは、ラインメモリ12からDPCM符号化により得られた符号を画像データのライン毎に他の復号部と並列に読み出し、読み出したDPCM符号化により得られた符号に対して、DPCM復号を行う(ステップS103)。ノイズ低減処理部14は、DPCM復号により得られた10ライン分の画像データを用いて平均値を算出し、復号により得られた画像データの画素値を平均値に変更する(ステップS104)。以上で、本フローチャートの処理を終了する。
<第1の実施形態の効果>
以上、本実施形態のノイズ低減装置10は、符号化部11にて画像データを圧縮することで、ノイズ低減処理部14に入力される画像データのライン数を増加させ、ノイズ低減処理のタップ数を増加させることにより、ノイズ低減効果を向上させることができる。
また、本実施形態に示された技術を用いれば、符号化部11による符号化の際の圧縮率を高めることにより、ノイズ低減処理部14に入力される画像データのライン数を増加させることができるので、ノイズ低減処理部14において、タップ数を同じにしたまま、すなわちノイズ低減効果を同じにしたまま、メモリの容量を削減することができる。例えば、12ビットを6ビットに符号化する場合、ノイズ低減処理部14はメモリの容量を50%削減することができる。
本実施形態のノイズ低減装置10は、ラインメモリ12の記憶容量を変更せずに、等長符号化を行う符号化部11と、復号を行う復号部13_iとを設ける構成にすることにより、ラインメモリ12のサイズを変えずに、ノイズ低減処理部14によるノイズ低減の効果を向上させることができる。
また、本実施形態のノイズ低減装置10は、ラインメモリ12のメモリ容量を単純に2倍にした構成の装置よりもラインメモリ規模を大幅に小さくできるため、回路面積を小さくすることができる。
また、本実施形態のノイズ低減装置10は、符号化部11によるDPCM符号化では画質の劣化はほとんど生じず、ノイズ低減の効果を大きくすることができるので、最終画質の品位を向上させることができる。
また、本実施形態のノイズ低減装置10は、符号化部11による画像データの圧縮を使ってラインメモリ12の使用効率を上げるものであり、符号化部11と復号部13_iとを追加すればよく、ノイズ低減処理のアルゴリズム自体は変える必要がない。
<第2の実施形態>
第1の実施形態におけるノイズ低減装置10では、あらゆる画像や条件においてDPCM圧縮による画質劣化が視覚的に目立たないと立証することは困難なため、圧縮率をあまり高く設定することは出来ない。
そこで、第2の実施形態におけるノイズ低減装置20は、入力された画像データに対してノイズ低減処理する通常動作モードと、圧縮された画像データに対してノイズ低減処理するDPCM動作モードと、を切り替える構成をとる。
ここで、DPCM符号化による画質の劣化は、画像のグラデーション領域に段差が見える現象が主である。その現象は入力された画像データに含まれるノイズが少ない場合に視覚的に目立ちやすい。そのため、ノイズ低減装置20は、入力される画像にノイズが少ない場合、DPCM動作モードから通常動作モードに切り替え、DPCM符号化を行わないこととする。
また、通常動作モードでは、DPCM動作モードに比べてノイズ低減処理部14bに入力される画像データのライン数が減少してタップ数も減少することから、ノイズ低減処理の効果も小さくなってしまう。しかし、そもそも画像データにノイズが少なければ、ノイズ低減処理を行う必要性も低いため、ノイズ低減処理部14bによるノイズ低減効果が低下しても、ノイズ低減装置20から出力される画像データの画質にほとんど影響はない。
これにより、ノイズ低減装置20は、DPCM動作モード時にDPCM符号化による画質の劣化が視覚的に分かる場合には、通常動作モードに切り替えることができるので、DPCM動作モード時における符号化部11bにおける画像の圧縮率を高く設定することができる。
図3は、第2の実施形態におけるノイズ低減装置20のブロック構成図である。ノイズ低減装置20は、符号化部11bと、ラインメモリ12bと、復号部13bと、ノイズ低減処理部14bと、切替制御部21と、第1の切替部22と、第2の切替部23とを備える。ノイズ低減処理部14bは、小平均化部24と、大平均化部25と、第3の切替部26とを備える。
符号化部11bは、図1の符号化部11と同様に、入力された12ビットの画像データに対してDPCM符号化を行い、DPCM符号化により得られた6ビットの符号を第1の切替部22の第2の入力ポートに出力する。
切替制御部21は、ノイズ低減装置20の外部から入力された通常動作モードかDPCM動作モードかを選択する選択信号sに応じて、第1の切替部22と、第2の切替部23と、第3の切替部26とに、通常動作モードとDPCM動作モードとを切り替える切替信号kを送信する。
これにより、切替制御部21は、第1の切替部22、第2の切替部23および第3の切替部26それぞれに入力されたデータのうち出力するデータを連動して切り替えるように制御する。
第1の切替部22、第2の切替部23および第3の切替部26は、切替信号kに応じて、入力された2つのデータのうち、どちらのデータを出力するか切り替える。第1の切替部22、第2の切替部23および第3の切替部26は、それぞれ入力されるデータを受け取るための第1のポートと第2のポートとを備える。
通常動作モードに切り替える切替信号kが入力された場合、次にDPCM動作モードに切り替える切替信号kが入力されるまでは、第1の切替部22、第2の切替部23および第3の切替部26は、第1のポートを介して入力されるデータを出力する。
一方、DPCM動作モードに切り替える切替信号kが入力された場合、次に通常動作モードに切り替える切替信号kが入力されるまでは、第1の切替部22と、第2の切替部23と、第3の切替部26は、第2のポートを介して入力されるデータを出力する。
第1の切替部22は、通常動作モード時には、外部から第1のポートを介して入力された画像データをライン毎に、ラインメモリ12bに記憶させる。また、第1の切替部22は、DPCM動作モード時には、符号化部11bから第2のポートを介して入力された符号をライン毎に、ラインメモリ12bに記憶させる。
ラインメモリ12bは、図1のラインメモリ12と同様に、第1の切替部22から入力された画像データをライン毎に保持する。具体的には、通常動作モード時には、ラインメモリ12bは、1画素あたり12ビットのデータを5ライン保持する。DPCM動作モード時には、ラインメモリ12bは、1画素あたり6ビットのデータを10ライン保持する。
復号部13bは、図1の復号部13と同様に、ラインメモリ12bから符号を読み出し、この符号を復号することにより12ビットの画像データを生成し、この画像データを10ライン並列に第2の切替部23に出力する。
第2の切替部23は、通常動作モードに切り替える切替信号kが入力された場合、ラインメモリ12bから画像データを第1のポートを介して5ライン並列で読み出し、読み出した画像データを5ライン並列で小平均化部24に出力する。第2の切替部23は、DPCM動作モードに切り替える切替信号kが入力された場合、復号部13bから10ライン並列で第2のポートを介して入力された復号により得られた画像データを、10ライン並列で大平均化部25に出力する。
小平均化部24は、第2の切替部23から入力された5ライン分の画像データに対して、所定の数の列(例えば、5列)毎に、画素値の平均値を算出する。具体的には、小平均化部24は、入力された5ラインの画像データのうちの所定の数の列(例えば、5列)の画素の画素値の総和を算出し、その総和を画素数(例えば、25)で割ることにより、画素値の平均値を算出する。
小平均化部24は、入力画像データの画素値を、算出した画素値の平均値に変更し、変更された画素値を有する画像データ(例えば、12ビットの画像データ)を第3の切替部26に出力する。
大平均化部25は、第2の切替部23から入力された10ライン分の画像データに対して、所定の数の列(例えば、10列)毎に、画素値の平均値を算出する。具体的には、大平均化部25は、入力された10ラインの画像データのうちの所定の数の列(例えば、10列)の画素の画素値の総和を算出し、その総和を画素数(例えば、100)で割ることにより、画素値の平均値を算出する。
大平均化部25は、入力画像データの画素値を、算出した画素値の平均値に変更し、変更された画素値を有する画像データ(例えば、12ビットの画像データ)を第3の切替部26に出力する。
第3の切替部26は、通常動作モードに切り替える切替信号kが入力された場合、小平均化部24から第1のポートを経由して入力された画像データをノイズ低減装置20の外部に出力する。第3の切替部26は、DPCM動作モードに切り替える切替信号kが入力された場合、大平均化部25から第2のポートを経由して入力された画像データ(例えば、12ビットの画像データ)を、ノイズ低減装置20の外部に出力する。
これにより、切替制御部21は、切替信号kを第1の切替部22と、第2の切替部23と、第3の切替部26とに出力することにより、通常動作モードとDPCM動作モードを切り替えることができる。
図4は通常動作モード時におけるノイズ低減装置10の処理の概要を示したブロック構成図である。図4に示すように、通常動作モード時には、画像データはそのまま1ライン毎にラインメモリ12bに格納される。ノイズ低減処理部14bは、ラインメモリ12bに格納された5ライン分の画像データを読み出す。ノイズ低減処理部14bの小平均化部24は、5ライン×5列毎に画素値の平均値を算出し、入力画像データの画素値を平均値に変更する。そして、小平均化部24は、変更した画素値を有する画像データをノイズ低減装置20の外部に出力する。
DPCM動作モード時には、第1の実施形態と同様に、ノイズ低減処理部14bは、図1に示す処理の流れで入力された画像データに含まれるノイズを低減させる。
図5は、第2の実施形態におけるノイズ低減装置20の処理の流れを示したフローチャートである。図5(a)は、通常動作モード時におけるノイズ低減装置20の処理の流れを示したフローチャートである。まず、ノイズ低減装置20のラインメモリ12bは、外部から入力された画像データをライン毎に保持する(ステップS201)。次に、ノイズ低減処理部14bは、5ライン×5列のタップで画素値を平均することにより、画像データのノイズを低減させる(ステップS202)。以上で、本フローチャートの処理を終了する。
図5(b)は、DPCM動作モード時におけるノイズ低減装置20の処理の流れを示したフローチャートである。ステップS301からステップS304までの処理は、図2のステップS101からステップS104までの処理と同様である。
まず、符号化部11bは、入力された画像データをDPCM符号化する(ステップS301)。次に、符号化部11bは、符号化した画像データをラインメモリ12bにライン毎に記憶させる(ステップS302)。
次に、復号部13bは、ラインメモリ12bから10ライン並列で画像データを読み出し、読み出したライン毎の画像データに対して、並列に復号を行う(ステップS303)。
次に、ノイズ低減処理部14bの大平均化部25は、第2の切替部23から入力された復号により得られた画像データに対して、10ライン×10列のタップでノイズ低減処理を行う(ステップS304)。以上で、本フローチャートの処理を終了する。
以上、本実施形態のノイズ低減装置20は、通常動作モードとDPCM動作モードとを切り替えることにより、同一サイズのラインメモリ12bで、記憶するライン数を切り替えることができる。
これにより、DPCM圧縮符号化による画質劣化が視覚的に目立つ場合に、DPCM圧縮を行わない通常動作モードに切り替えることができるので、符号化部11bの圧縮率を高く設定することができる。その結果、ノイズ低減処理部14bのタップ数を増やすことができるので、ノイズ低減処理部14bによるノイズ低減の効果を向上させることができる。
すなわち、ノイズ低減装置20は、符号化部11bの圧縮率を高くしてノイズ低減処理部14bが一度にノイズ低減処理するライン数を増やすという構成をとることにより、ノイズ低減の効果を向上させることができる。
<ノイズ低減処理部の変形例>
図6は、第2の実施形態のノイズ低減処理部14bの変形例である。ノイズ低減処理部14cは、小平均化部24cと、大平均化部25cとを備える。
通常動作モード時には、小平均化部24cは、切替制御部12の制御に基づいて、第2の切替部23と接続されている10ラインの配線のうち中央に位置する5ラインの配線を介して、画像データを受け取り、上述した図3の小平均化部24と同様に、5×5のタップで平均化した画素値を有する画像データをノイズ低減装置20の外部に出力する。
DPCM動作モード時には、大平均化部25cは、切替制御部12の制御に基づいて、第2の切替部23から10ラインの配線を介して、復号により得られた画像データを受け取り、上述した図3の大平均化部25と同様に、10×10のタップで平均化した画素値を有する画像データをノイズ低減装置20の外部に出力する。
これにより、ノイズ低減装置20は、小平均化部24cを大平均化部25cに包含させる構成をとることにより、ノイズ低減処理部14cの回路面積を削減することができる。その結果、ノイズ低減装置20全体の回路面積を削減することができる。
<第3の実施形態>
第2の実施形態におけるノイズ低減装置20は、外部から切替制御部21に入力される選択信号sに応じて、通常動作モードとDPCM動作モードとを切り替えることを説明した。第3の実施形態では、ノイズ低減装置30が、自装置に外部から入力された画像に含まれるノイズ量または外部の撮影装置から入力された撮影情報の少なくともいずれか1つに基づいて、通常動作モードとDPCM動作モードとを切り替えることを説明する。
図7は、第3の実施形態におけるノイズ低減装置30のブロック構成図である。なお、図3と共通する要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図7のノイズ低減装置30の構成は、図3のノイズ低減装置20の構成に対して、ノイズ検出部31と、判定部32とが追加され、切替制御部21が切替制御部21dに、第1の切替部22bが第1の切替部22dに、第2の切替部23dが第2の切替部23dに、第3の切替部26bが第3の切替部26dに変更されたものになっている。
ノイズ検出部31は、ノイズ低減装置30の外部から入力された画像データに含まれるノイズ量を検出し、検出したノイズ量を示す情報を判定部32に出力する。具体的には、例えば、ノイズ検出部31は、入力された画像データに対してアダマール変換を施して、画像に含まれる周波数毎の強度を分離する演算を行い、高周波数域の強度に応じたノイズ量を算出する。
判定部32は、ノイズ低減装置30の外部の撮影装置(不図示)から撮影情報(例えば、ISO感度を示す情報)を受け取る。
判定部32は、所定の画像フレーム毎に、ノイズ量を示す情報または撮影情報の少なくともいずれか1つに基づいて、入力された画像データにノイズ量が多く含まれているか否かを判定する。
判定部32は、ノイズ量を示す情報のみが入力された場合、ノイズ量を示す情報が所定のノイズ量を超えていれば、入力された画像データにノイズ量が多く含まれていると判定する。一方、判定部32は、ノイズ量を示す情報が所定のノイズ量以下の場合、判定部32は、入力された画像データにノイズ量が多く含まれていないと判定する。
判定部32は、ISO感度を示す情報のみが入力された場合、ISO感度を示す情報が所定のISO感度を超えていれば(例えば、ISO400を超えている場合)、入力された画像データにノイズ量が多く含まれていると判定する。これは、一般にISO感度を上げると画像データに含まれるノイズ量が増えるということを利用している。一方、判定部32は、ISO感度を示す情報が所定のISO感度以下の場合、判定部32は、入力された画像データにノイズ量が多く含まれていないと判定する。
判定部32は、ノイズ量を示す情報とISO感度を示す情報とが両方入力された場合、ノイズ量を示す情報またはISO感度を示す情報のうちいずれか1つでも、それぞれに設定された所定の閾値を超えている場合、入力された画像データにノイズ量が多く含まれていると判定する。一方、判定部32は、ノイズ量を示す情報とISO感度を示す情報の両方とも、それぞれに設定された所定の閾値以下の場合、入力された画像データにノイズ量が多く含まれていないと判定する。
そして、判定部32は、上記判定後、判定結果を示す情報rを切替制御部21dに出力する。
切替制御部21dは、入力された画像データにノイズ量が多く含まれていないという判定結果を示す情報rを受け取った場合、第1の切替部22dと、第2の切替部23dと、第3の切替部26dとに通常動作モードに切り替える切替信号kを出力する。
切替制御部21dは、入力された画像データにノイズ量が多く含まれているという判定結果を示す情報rを受け取った場合、第1の切替部22dと、第2の切替部23dと、第3の切替部26dとにDPCM動作モードに切り替える切替信号kを出力する。
第1の切替部22dは、図3の第1の切替部22と同様に、切替制御部21dから入力された切替信号kに基づき、外部から第1のポートを介して入力された画像データをラインメモリ12bに記憶させるか、符号化部11bから第2のポートを介して入力された符号をラインメモリ12bに記憶させるかを切り替える。
具体的には、第1の切替部22dは、切替制御部21dから入力された切替信号kが通常動作モードに切り替える切替信号kの場合、外部から第1のポートを介して入力された画像データをラインメモリ12bに出力する。
一方、第1の切替部22dは、切替制御部21dから入力された切替信号kがDPCM動作モードに切り替える切替信号kの場合、符号化部11bから第2のポートを介して入力された符号をラインメモリ12bに出力する。
第2の切替部23dは、図3の第2の切替部23と同様に、切替制御部21dから入力された切替信号kに基づき、ノイズ低減処理部14dに出力するデータを切り替える。
具体的には、第2の切替部23dは、切替制御部21dから入力された切替信号kが通常動作モードに切り替える切替信号kの場合、ラインメモリ12bから画像データを5ライン並列で、第1のポートを介して読み出し、読み出した画像データを5ライン並列でノイズ低減処理部14dの小平均化部24に出力する。
一方、第3の切替部26dは、切替制御部21dから入力された切替信号kがDPCM動作モードに切り替える切替信号kの場合、復号部13bから画像データを10ライン並列で、第2のポートを介して読み出し、読み出した画像データを10ライン並列でノイズ低減処理部14dの大平均化部25に出力する。
図8は、第3の実施形態におけるノイズ低減装置30の処理の流れを示したフローチャートである。まず、ノイズ検出部31は、入力された画像データに含まれるノイズ量を検出する(ステップS401)。次に、判定部32は、所定の画像フレーム毎に、ノイズ量を示す情報またはISO感度を示す情報のうちいずれか1つでも、それぞれに設定された所定の閾値を超えたか否か判定する(ステップS402)。
ノイズ量が所定のノイズ量を超えておらず、ISO感度が所定のISO感度を超えていない場合(ステップS402 NO)、判定部32は、入力された画像データにノイズ量が多く含まれていないと判定する。そして、切替制御部21dは、通常動作モードで動作させるように第1の切替部22dと、第2の切替部23dと、第3の切替部23dとに通常動作モードに切り替える切替信号kを出力する(ステップS403)。
第1の切替部22dは、外部から入力された画像データをライン毎にラインメモリ12bに記憶させる(ステップS404)。
次に、第2の切替部23dは、ラインメモリ12bから画像データを5ライン並列に読み出し、読み出した画像データを5ライン並列でノイズ低減処理部14dの小平均化部24に出力する(ステップS405)。
ノイズ低減処理部14dの小平均化部24は、第2の切替部23dから入力された画像データに対して、5×5のタップでノイズ低減処理を行う(ステップS406)。
一方、ノイズ量が所定のノイズ量を超えたか、またはISO感度が所定のISO感度を超えた場合(ステップS402 YES)、判定部32は、入力された画像データにノイズ量が多く含まれていると判定する。そして、切替制御部21dは、DPCM動作モードで動作させるように第1の切替部22dと、第2の切替部23dと、第3の切替部26dとにDPCM動作モードに切り替える切替信号kを出力する(ステップS407)。
ステップS408からステップS411までの処理は、図5(b)に示されたステップS301からステップS304までの処理と同一であるので、その処理の説明を省略する。以上で、本フローチャートの処理を終了する。
以上により、本実施形態のノイズ低減装置30は、自装置の外部から入力された画像に含まれるノイズ量または自装置の外部から入力された撮影情報の少なくともいずれか1つに基づいて、入力された画像に含まれるノイズが多いか否か判定する。そして、ノイズ低減装置30は、該判定結果に基づいて、通常動作モードとDPCM動作モードとを切り替えることにより、ラインメモリ12bとノイズ低減処理部14dとを組み合わせるという構成を取る事により、同一サイズのラインメモリ12bで、記憶するライン数を切り替えることができる。
これにより、ノイズ低減装置30は、DPCM圧縮符号化による画質劣化が視覚的に目立つ場合に、DPCM圧縮符号化を行わない通常動作モードへ切り替えることができるので、符号化部11bの圧縮率を高く設定することができる。その結果、ノイズ低減処理部14dのタップ数を増やすことができるので、ノイズ低減処理部14dによるノイズ低減の効果を向上させることができる。
なお、本実施形態におけるノイズ低減装置30は、ノイズ低減処理部14dは、図6に示されたノイズ低減処理部14cに差し替えられたものであってもよい。
また、本実施形態における判定部32は、自装置の外部から入力された情報であって、画像データに含まれるノイズ量を示す情報または自装置の外部から入力された撮影情報の少なくともいずれか1つに基づいて、入力された画像に含まれるノイズが多いか否か判定してもよい。
なお、各実施形態において、符号化部11は、12ビットの画像データから6ビットの画像データに等長符号化したが、これに限らず、第1のビット数の画像データから第1のビット数よりも少ないビット数の画像データに等長符号化すればよい。
例えば、符号化部11は、10ビットの画像データから5ビットの画像データに、または14ビットの画像データから6ビットの画像データに等長符号化してもよい。
また、各実施形態において、符号化部11は、符号化後のビット数を画像の領域に応じて変化させてもよい。
例えば、符号化部11は、あるラインでは12ビットの画像データを6ビットの画像データに符号化し、別のラインでは12ビットの画像データを8ビットの画像データに符号化してもよい。
また、各実施形態において、符号化部(11、11b)は、圧縮方式としてDPCMを用いたが、これに限らず、等長符号化であればどんな方式でもよい。さらに、符号化部(11、11b)による圧縮方式は、回路規模が小さく実装できる方式であれば、尚良い。また、符号化部(11、11b)による圧縮方式は、画質劣化が少ない方式であれば、尚良い。
一般的な短冊処理のように、所定の列数分まとまった列毎に処理単位を分ける方法では、そのまとまった列をまたがってノイズ低減処理することはできなかった。本発明の実施形態におけるノイズ低減装置(10、20、30)は、そのような処理単位に分けることはしないので、ノイズ低減処理部(14、14b、14d)は、ノイズ低減する列の幅を自由に設定することができる。
短冊処理は、所定の数分だけまとまった列の間に重なり(のりしろ)が発生する分、処理クロックが上がり、消費電力や発熱の増加が問題となる。また、ノイズ低減処理部(14、14b、14d)のノイズ低減アルゴリズムによっては短冊処理が行えない処理もある。また、短冊処理は、システム制御も複雑になり設計・検証に時間がかかる。各実施形態のノイズ低減装置(10、20、30)は、これらの問題が起きないという有利な効果を有する。
各実施形態のノイズ低減装置(10、20、30)は、全てハードウェアに実装可能であり、ソフトウェアによる処理は増えないので、不図示のCPU(Central Processing Unit)の負担が増すことはない。
また、本発明の各実施形態のノイズ低減装置(10、20、30)の機能またはその機能の一部をコンピュータで実現するようにしてもよい。この場合、その機能を実現するためのコンピュータプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたコンピュータプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OS(Operating System)や周辺機器のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、光ディスク、メモリカード等の可搬型記録媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバーやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定期間プログラムを保持するものを含んでもよい。また上記のコンピュータプログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているコンピュータプログラムとの組み合わせにより実現するものであってもよい。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
10、20、30 ノイズ低減装置
11、11b 符号化部
12、12b ラインメモリ(記憶部)
13_1、13_2、…、13_10、13b 復号部
13´ 復号ユニット
14、14b、14c、14d ノイズ低減処理部
21 切替制御部
22 第1の切替部
23 第2の切替部
24 小平均化部
25 大平均化部
26 第3の切替部
31 ノイズ検出部
32 判定部

Claims (8)

  1. データが記憶される記憶部と、
    外部から入力された画像データの各ラインについて、該ラインの各画素値を、該画素値のビット数より小さくかつ該ラインの全画素で同一のビット数で表される符号に変換し、該変換により得られた符号を前記記憶部に複数のライン数分記憶させる符号化部と、
    前記記憶部から前記符号を前記複数のライン数分読み出し、前記符号を復号する復号部と、
    前記復号部による復号により得られた画像データ中に含まれるノイズを低減するノイズ低減処理部と、
    を備えることを特徴とするノイズ低減装置。
  2. 前記符号化部は、前記外部から入力された画像データの画素値を前記記憶部が記憶可能な最大ライン数に前記画素値のビット数を乗じた数を前記符号のビット数で割ったライン数分、前記記憶部に前記符号を記憶させ、
    前記復号部は、前記記憶部から前記符号を前記記憶部に記憶させたライン数分読み出すことを特徴とする請求項1に記載のノイズ低減装置。
  3. 外部から入力されたノイズ低減を高めるか否か選択する選択信号に基づいて、前記画像データをそのまま用いてノイズ低減するか前記復号部による復号により得られた画像データを用いてノイズ低減するかを切り替えるよう制御する切替制御部と、
    前記切替制御部による制御に基づき、前記画像データと前記符号化部により変換された符号とのうちいずれを前記記憶部に記憶させるか切り替える第1の切替部と、
    前記切替制御部による制御に基づき、前記記憶部から前記複数のライン数より少ない所定のライン数分の前記画像データを読み出して、該読み出した画像データを前記ノイズ低減処理部に出力するか、前記復号部による復号により得られた画像データを前記複数のライン数分、前記ノイズ低減処理部に出力するかを切り替える第2の切替部と、
    を備え、
    前記ノイズ低減処理部は、前記切替制御部による制御に基づき、前記第2の切替部から出力されたデータのライン数に基づいて、該データのノイズを低減することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のノイズ低減装置。
  4. 自装置の外部から入力された撮影情報に基づいて、前記画像データに含まれるノイズが多いか否か判定する判定部を備え、
    前記切替制御部は、前記判定部による判定結果に基づいて、前記第1の切替部と前記第2の切替部とを制御することを特徴とする請求項3に記載のノイズ低減装置。
  5. 前記画像データのノイズ量を検出するノイズ検出部と、
    前記判定部は、前記撮影情報と前記ノイズ量とに基づいて、前記入力された画像データに含まれるノイズが多いか否か判定することを特徴とする請求項4に記載のノイズ低減装置。
  6. 前記ノイズ低減処理部は、
    前記第2の切替部から前記所定のライン数分のデータが出力された場合に、該出力されたデータに対してノイズ低減する大平均化部と、
    前記第2の切替部から前記複数のライン数分のデータが出力された場合に、該出力されたデータに対してノイズ低減する小平均化部と、
    前記切替制御部による制御に基づき、前記大平均化部によりノイズ低減されたデータを出力するか、前記小平均化部によりノイズ低減されたデータを出力するかを切り替える第3の切替部と、
    を更に備えることを特徴とする請求項3から請求項5のいずれか1項に記載のノイズ低減装置。
  7. データが記憶される記憶部を備えるノイズ低減装置が実行するノイズ低減方法であって、
    外部から入力された画像データの各ラインについて、該ラインの各画素値を、該画素値のビット数より小さくかつ該ラインの全画素で同一のビット数で表される符号に変換し、該変換により得られた符号を前記記憶部に複数のライン数分記憶させる符号化手順と、
    前記記憶部から前記符号を前記複数のライン数分読み出し、前記符号を復号する復号手順と、
    前記復号手順による復号により得られた画像データ中に含まれるノイズを低減するノイズ低減処理手順と、
    を有することを特徴とするノイズ低減方法。
  8. データが記憶される記憶部を備えるノイズ低減装置であるコンピュータに、
    外部から入力された画像データの各ラインについて、該ラインの各画素値を、該画素値のビット数より小さくかつ該ラインの全画素で同一のビット数で表される符号に変換し、該変換により得られた符号を前記記憶部に複数のライン数分記憶させる符号化ステップと、
    前記記憶部から前記符号を前記複数のライン数分読み出し、前記符号を復号する復号ステップと、
    前記復号手順による復号により得られた画像データ中に含まれるノイズを低減するノイズ低減処理ステップと、
    を実行させるためのノイズ低減プログラム。
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