JP2012133578A - Webページ評価装置及びWebページ評価方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】Webページ評価装置1は、類似関係特定手段21、編集日時推定手段22及びコピー関係判断手段23の処理をコンテンツDB100に記憶された全てのWebページについて行う繰り返し手段20と、評価対象Webページにおける、コピー関係判断手段23によりコピーして作成されたと判断された一部が占める割合を算出して、当該割合に応じて評価対象Webページの評価指標を減点する評価指標減点手段32と、を備えた。
【選択図】図1
Description
この利用履歴サーバ装置によれば、ユーザの利用履歴に基づいて評価値を算出するので、ユーザの要望に沿ったWebページについてより高い評価値を算出できる。
Webページを記憶したWebページ記憶手段から前記評価指標を算出する対象となる評価対象Webページを読み出して、前記評価対象Webページと、前記Webページ記憶手段に記憶された他のWebページである比較対象Webページと、を対比することにより、前記評価対象Webページの少なくとも一部と、当該一部と所定の閾値以上の類似度を有する前記比較対象Webページの少なくとも一部と、を特定する類似関係特定手段と、
前記類似関係特定手段が特定した、前記評価対象Webページの前記一部が編集された日時と、前記比較対象Webページの前記一部が編集された日時と、を推定する編集日時推定手段と、
前記編集日時推定手段が推定した、前記評価対象Webページの前記一部が編集された日時より、前記比較対象Webページの前記一部が編集された日時が古い場合に、前記評価対象Webページの前記一部は前記比較対象Webページの前記一部をコピーして作成されたと判断するコピー関係判断手段と、
前記類似関係特定手段、前記編集日時推定手段及び前記コピー関係判断手段の処理をWebページ記憶手段に記憶された全ての前記Webページについて行う繰り返し手段と、
前記評価対象Webページにおける、前記コピー関係判断手段によりコピーして作成されたと判断された前記一部が占める割合を算出して、当該割合に応じて前記評価対象Webページの前記評価指標を減点する評価指標減点手段と、を備えるWebページ評価装置。
したがって、他のWebページをコピーして作成されたWebページの評価指標を減点することで、コピー関係を的確に表現し、結果として検索サービスにおいて当該他のWebページをコピーして作成されたWebページがコピー元のWebページに対して相対的に上位にランキングされるのを抑止することができるWebページ評価装置を提供できる。
Webページを記憶したWebページ記憶手段から前記評価指標を算出する対象となる評価対象Webページを読み出して、前記評価対象Webページと、前記Webページ記憶手段に記憶された他のWebページである比較対象Webページと、を対比することにより、前記評価対象Webページの少なくとも一部と、当該一部と所定の閾値以上の類似度を有する前記比較対象Webページの少なくとも一部と、を特定する類似関係特定ステップと、
前記類似関係特定ステップで特定した、前記評価対象Webページの前記一部が編集された日時と、前記比較対象Webページの前記一部が編集された日時と、を推定する編集日時推定ステップと、
前記編集日時推定ステップで推定した、前記評価対象Webページの前記一部が編集された日時より、前記比較対象Webページの前記一部が編集された日時が古い場合に、前記評価対象Webページの前記一部は前記比較対象Webページの前記一部をコピーして作成されたと判断するコピー関係判断ステップと、
前記類似関係特定ステップ、前記編集日時推定ステップ及び前記コピー関係判断ステップをWebページ記憶手段に記憶された全ての前記Webページについて行う繰り返しステップと、
前記評価対象Webページにおける、前記コピー関係判断ステップによりコピーして作成されたと判断された前記一部が占める割合を算出して、当該割合に応じて前記評価対象Webページの前記評価指標を減点する評価指標減点ステップと、を備えるWebページ評価方法。
図1は、本発明の実施形態に係るWebページ評価装置1の機能構成を示す図である。
Webページ評価装置1は、評価対象Webページ読み出し手段10と、繰り返し手段20と、評価指標算出手段30と、コピー関係記憶手段25と、を備える。また、Webページ評価装置1は、ネットワークを介して、Webページのアドレスとコンテンツとが対応付けて記憶されたコンテンツDB100及びWebページのアドレスと評価指標とが対応づけて記憶されたインデックスDB200と接続されている。Webページ評価装置1は、コンテンツDB100に記憶されたWebページの評価指標を算出し、インデックスDB200に記憶させる。本実施形態において、評価指標とは、Webページの注目度や検索頻度等の所定の評価項目に基づいて算出されるスコアであり、当該Webページ評価装置1を含む検索サーバ(図示無し)は、検索サービスにおいて、この評価指標の高いWebページのURLから順にユーザの端末(図示無し)に表示する。
類似関係特定手段21は、比較対象Webページ読み出し手段211と、類似コンテンツ特定手段212と、を備える。
なお、比較対象Webページ読み出し手段211は、評価対象Webページにおいて、読み出した比較対象Webページを示す記述(例えば、URL)が含まれていた場合には、別のWebページを比較対象Webページとして読み出すこともできる。これにより、他のWebページをコピーして作成されたWebページであっても、コピー元が示されている場合は、評価指標を減点しないこともできる。
コピー情報テーブルについて、図2及び図3を用いて説明する。
図2は、他のWebページをコピーして作成されたWebページを説明する図である。
図3は、図2のWebページのコピー情報テーブルを説明する図である。
評価対象Webページは、評価対象Webページ読み出し手段10(図1参照)がコンテンツDB100(図1参照)から評価指標を算出する対象として呼び出した評価対象WebページのURLである。
評価対象基準日時は、編集日時推定手段22(図1参照)が推定した評価対象Webページの一部が編集された基準日時である。
比較対象Webページは、コピー関係判断手段23(図1参照)で評価対象Webページにコピーされたと判断された比較対象WebページのURLである。
比較対象基準日時は、編集日時推定手段22(図1参照)が推定した比較対象Webページの一部が編集された基準日時である。
コピー範囲開始位置は、類似コンテンツ特定手段212(図1参照)が決定した比較対象Webページにおける比較範囲の単位において、コピー関係判断手段23によりコピー範囲とされた一部の開始位置である。
コピー範囲終了位置は、類似コンテンツ特定手段212が決定した比較対象Webページにおける比較範囲の単位において、コピー関係判断手段23によりコピー範囲とされた一部の終了位置である。
類似度は、類似コンテンツ特定手段212が特定した評価対象Webページの一部(コピー範囲)と、比較対象Webページの一部との類似度である。
評価指標減点手段32は、割合算出手段321と、減点手段322と、を備える。
割合算出手段321は、コピー関係記憶手段25に記憶されたコピー情報テーブル(図3参照)を参照して、評価対象Webページにおける、コピー関係判断手段23によりコピーして作成されたと判断されたコピー範囲が、類似コンテンツ特定手段212で決定された比較範囲の単位において占める割合を算出する。
また、減点手段322は、さらに、類似度に応じた重み付け値を考慮して減点できる。例えば、減点手段322は、割合算出手段321が算出した割合に応じた減点が80であり、類似度が85%であれば、減点80に類似度85%を乗算し、減点を68とすることもできる。
評価指標加点手段33は、重複度合い算出手段331と、加点対象Webページ特定手段332と、加点手段333と、を備える。
複数の比較対象Webページ間で重複している場合とは、例えば、以下の場合である。
コピー情報テーブルに示す評価対象Webページaaa.htmにおいて、コピー範囲開始位置911からコピー範囲終了位置1792の範囲(図2中記事A・B)は、bbb.htmとppp.htmとで重複し、コピー範囲開始位置3385からコピー範囲終了位置4428の範囲(図2中記事C)は、ccc.htmとddd.htmとで重複する。
複数の比較対象Webページ間で重複している場合とは、例えば、以下の場合である。
コピー情報テーブルに示すppp.htmのコピー範囲開始位置911からbbb.htmのコピー範囲終了位置1792の範囲は、bbb.htmとppp.htmとで重複し、ccc.htmおよびddd.htmのコピー範囲開始位置3385からccc.htmおよびddd.htmのコピー範囲終了位置4428の範囲は、ccc.htmとddd.htmとで互いに重複する。ここで、この実施例では2の比較対象Webページが重複する例を説明しているが、これに限らず3以上の比較対象Webページが重複する場合も同様にして、コピー範囲開始位置およびコピー範囲終了位置に基づいて当該重複に関係するWebページを特定することができる。
加点手段333は、bbb.htmには、例えば、全ての加点が100とした場合、上記のとおり、ppp.htmとの関係で計算される重複度合いは約67%であり、この重複する部分の比較対象基準日時はppp.htmのほうが古いので、当該重複している部分に対応する加点を控除し、33(100−67=33)を加点する。
また、加点手段333は、ppp.htmには、例えば、全ての加点が100とした場合、上記のとおり、重複度合いは約67%であるが、この重複する部分の比較対象基準日時はppp.htmのほうが古いので、全ての加点である100を加点する。
また、加点手段333は、ccc.htmには、例えば、全ての加点が100とした場合、上記のとおり、重複度合いは100%であり、この重複する部分の比較対象基準日時はddd.htmのほうが古いので、加点が0(100−100=0)となり、加点しない。
また、加点手段333は、ddd.htmには、例えば、全ての加点が100とした場合、上記のとおり、重複度合いは100%であるが、この重複する部分の比較対象基準日時はddd.htmのほうが古いので、全ての加点である100を加点する。このように、2の比較対象Webページが重複する場合と同様に、3以上の比較対象Webページが重複する場合には、重複する部分の加点は当該重複する部分の比較対象基準日時が最も古い比較対象Webページのみに対して行う。
本実施形態に係るWebページ評価装置1は、コンピュータ及びその周辺装置に適用される。Webページ評価装置1における各部は、コンピュータ及びその周辺装置が備えるハードウェア並びに該ハードウェアを制御するソフトウェアによって構成される。
次に、Webページ評価装置1の制御フローについて説明する。
図4は、本実施形態に係るWebページ評価装置1の評価対象Webページと比較対象Webページの関係を対応付けてコピー情報テーブルに記憶する処理のフローチャートである。
ステップS20では、評価対象Webページ評価指標減点処理を行う。この処理において、評価指標減点手段32(図1参照)は、評価対象Webページの評価指標を減点する。評価対象Webページ評価指標減点処理について、図6を参照して詳細に説明する。
図6は、評価指標減点手段32による評価対象Webページの評価指標を減点する処理のフローチャートである。
図7は、評価指標加点手段33による比較対象Webページの評価指標を加点する処理のフローチャートである。
類似関係特定手段21は、Webページを記憶したコンテンツDB100から評価指標を算出する対象となる評価対象Webページを読み出して、この評価対象Webページと、コンテンツDB100に記憶された他のWebページである比較対象Webページと、を対比することにより、評価対象Webページの少なくとも一部と、当該一部と所定の閾値以上の類似度を有する比較対象Webページの少なくとも一部と、を特定する。
編集日時推定手段22は、類似関係特定手段21が特定した、評価対象Webページの一部が編集された日時と、比較対象Webページの一部が編集された日時と、を推定する。
コピー関係判断手段23は、編集日時推定手段22が推定した、評価対象Webページの一部が編集された日時より、比較対象Webページの一部が編集された日時が古い場合に、評価対象Webページの一部は比較対象Webページの一部をコピーして作成されたと判断する。
繰り返し手段20は、類似関係特定手段21、編集日時推定手段22及びコピー関係判断手段23の処理をコンテンツDB100に記憶された全てのWebページについて行う。
評価指標減点手段32は、評価対象Webページにおける、コピー関係判断手段23によりコピーして作成されたと判断された一部が占める割合を算出して、当該割合に応じて評価対象Webページの評価指標を減点する。
したがって、他のWebページをコピーして作成されたWebページの評価指標を減点することで、コピー関係を的確に表現し、結果として検索サービスにおいて当該他のWebページをコピーして作成されたWebページがコピー元のWebページに対して相対的に上位にランキングされるのを抑止することができるWebページ評価装置を提供できる。
これにより、比較対象Webページの一部をコピーして作成されたと判断された評価対象Webページの評価指標からコピーして作成されたと判断された一部が占める割合に応じて評価指標を減点できるとともに、当該一部がコピーされたと判断された比較対象Webページの評価指標に加点できる。
これにより、評価対象Webページにおいて、比較対象Webページの一部をコピーして作成されたと判断した部分が比較対象Webページ間で重複している場合に、当該重複の度合いが大きいほど比較対象Webページの評価指標の加点を減ずることができる。
これにより、評価対象Webページにおいて、比較対象Webページの一部をコピーして作成されたと判断した部分が比較対象Webページ間で重複している場合に、重複している比較対象Webページの一部が編集された日時が最も古い比較対象Webページのみについて評価指標を加点できる。
20 繰り返し手段
21 類似関係特定手段
22 編集日時推定手段
23 コピー関係判断手段
32 評価指標減点手段
100 コンテンツDB
Claims (5)
- Webページの評価指標を算出するWebページ評価装置であって、
Webページを記憶したWebページ記憶手段から前記評価指標を算出する対象となる評価対象Webページを読み出して、前記評価対象Webページと、前記Webページ記憶手段に記憶された他のWebページである比較対象Webページと、を対比することにより、前記評価対象Webページの少なくとも一部と、当該一部と所定の閾値以上の類似度を有する前記比較対象Webページの少なくとも一部と、を特定する類似関係特定手段と、
前記類似関係特定手段が特定した、前記評価対象Webページの前記一部が編集された日時と、前記比較対象Webページの前記一部が編集された日時と、を推定する編集日時推定手段と、
前記編集日時推定手段が推定した、前記評価対象Webページの前記一部が編集された日時より、前記比較対象Webページの前記一部が編集された日時が古い場合に、前記評価対象Webページの前記一部は前記比較対象Webページの前記一部をコピーして作成されたと判断するコピー関係判断手段と、
前記類似関係特定手段、前記編集日時推定手段及び前記コピー関係判断手段の処理をWebページ記憶手段に記憶された全ての前記Webページについて行う繰り返し手段と、
前記評価対象Webページにおける、前記コピー関係判断手段によりコピーして作成されたと判断された前記一部が占める割合を算出して、当該割合に応じて前記評価対象Webページの前記評価指標を減点する評価指標減点手段と、を備えるWebページ評価装置。 - 前記コピー関係判断手段が前記評価対象Webページの前記一部が前記比較対象Webページの前記一部をコピーして作成されたと判断した前記比較対象Webページの前記評価指標を加点する評価指標加点手段と、をさらに備える請求項1に記載のWebページ評価装置。
- 前記評価指標加点手段は、前記評価対象Webページにおいて、前記コピー関係判断手段が前記比較対象Webページの前記一部をコピーして作成されたと判断した部分が前記比較対象Webページ間で重複している場合に、当該重複の度合いが大きいほど前記比較対象Webページの前記評価指標の加点を減ずる請求項2に記載のWebページ評価装置。
- 前記評価指標加点手段は、前記評価対象Webページにおいて、前記コピー関係判断手段が前記比較対象Webページの前記一部をコピーして作成されたと判断した部分が前記比較対象Webページ間で重複している場合に、前記重複している前記比較対象Webページの前記一部が編集された日時が最も古い前記比較対象Webページのみについて評価指標を加点する請求項2又は3に記載のWebページ評価装置。
- Webページの評価指標を算出するコンピュータが実行するWebページ評価方法であって、
Webページを記憶したWebページ記憶手段から前記評価指標を算出する対象となる評価対象Webページを読み出して、前記評価対象Webページと、前記Webページ記憶手段に記憶された他のWebページである比較対象Webページと、を対比することにより、前記評価対象Webページの少なくとも一部と、当該一部と所定の閾値以上の類似度を有する前記比較対象Webページの少なくとも一部と、を特定する類似関係特定ステップと、
前記類似関係特定ステップで特定した、前記評価対象Webページの前記一部が編集された日時と、前記比較対象Webページの前記一部が編集された日時と、を推定する編集日時推定ステップと、
前記編集日時推定ステップで推定した、前記評価対象Webページの前記一部が編集された日時より、前記比較対象Webページの前記一部が編集された日時が古い場合に、前記評価対象Webページの前記一部は前記比較対象Webページの前記一部をコピーして作成されたと判断するコピー関係判断ステップと、
前記類似関係特定ステップ、前記編集日時推定ステップ及び前記コピー関係判断ステップをWebページ記憶手段に記憶された全ての前記Webページについて行う繰り返しステップと、
前記評価対象Webページにおける、前記コピー関係判断ステップによりコピーして作成されたと判断された前記一部が占める割合を算出して、当該割合に応じて前記評価対象Webページの前記評価指標を減点する評価指標減点ステップと、を備えるWebページ評価方法。
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