JP2010211633A - ストレージシステム及びデータマイグレーション対応検索システム - Google Patents

ストレージシステム及びデータマイグレーション対応検索システム Download PDF

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Abstract

【課題】データマイグレーション元のストレージのデータ容量のうち、他のストレージに移動された実体データへのアクセスに必要な情報によって消費されるデータ容量を従来システムに比して削減する。
【解決手段】実体データと当該実体データに関連付けられた第1のインデックス情報とを格納する、マイグレーション先としての第1のストレージと、実体データにアクセスするためのリンク情報と、当該リンク情報に関連付けられた第2のインデックス情報であって、第1のインデックス情報に含まれるハッシュ値を含む第2のインデックス情報とを格納する、マイグレーション元としての第2のストレージとを有するストレージシステムを提案する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ストレージ間でデータマイグレーションが実行されるストレージシステム、及び当該ストレージシステムを対象とした検索システムに関する。
図1に、従来用いられている検索システム100の概略構成図を示す。図1に示す検索処理システム100は、入力部101、検索システム103(検索処理部102)、ストレージ104、105、表示装置107を主要な構成要素とする。このうち、入力部101は、検索キーワードの入力に用いられるデバイスである。検索システム103は、いわゆるコンピュータシステムとして実現される。この検索システム103では、コンピュータ上で実行されるプログラムの機能の一つとして検索処理部102が搭載される。この検索処理部102は、入力部101を通じて入力された検索キーワードに対して検索クエリーを生成し、ストレージ104を対象として検索処理を実行する。
ストレージ104とストレージ105は、全体としてストレージシステムを構築する。図1の場合、ストレージ104には、検索対象となるファイルの実体データ104aとそのインデックス情報104bの両方が格納されている。図1の場合、ストレージ105は、ストレージ104に対するデータのバックアップとして使用される。従って、ストレージ105には、ストレージ104と同じデータが格納される。すなわち、ストレージ105は、ファイルの実体データ105aとインデックス情報105bの両方を格納する。
この検索システム100においては、以下の手順でファイルの検索動作が実行される。まず、ユーザが検索入力部101を通じて検索キーワードを入力する。この入力を検出した検索処理部102は、入力された検索キーワードに基づいて検索クエリーを生成し、対象データが格納されているストレージ104を検索対象として検索処理を実行する。結果として、ファイルの実体データ104aがヒットしたとする。ヒットした検索結果は、ファイルを関連付けるインデックス情報104bを通じて検索処理部102に読み出され、表示装置107に検索結果の一覧として表示される。このように、ファイルの実体データがストレージ104に存在する場合には、その検索動作は、ストレージ104に格納されている実体データ104aに対して直接行われる。
なお、図1に示すように実体データが二重化されて管理される場合、検索結果として表示される場所(ストレージ104)以外の場所(ストレージ105)にも、検索結果に対応する実体データ105aが存在する。この場合、ファイル実体104aと105aは同じ内容であり、ファイルを関連付けるインデックス情報104bと105bも同じ内容である。インデックス情報のサイズは、一般にコンテンツを含むファイルの実体データのサイズが大きくなるほど大きくなる傾向にある。因みに、以上の検索結果をインデックス情報の直接パスではなく、何らかの識別子を介して得るシステムが特許文献1に開示されている。
特開2000−10980号公報
一般に、データストレージの分野では、高速で小容量のディスク装置と低速で大容量のディスク装置とを組み合わせてストレージシステムを構築する。この種のストレージシステムでは、データマイグレーションと呼ばれるデータ管理技術が一般に適用されている。なお、データマイグレーションの用語は多様な意味を含む言葉である。そこで、この明細書では、データマイグレーションの用語を、ファイルを移動元のストレージから移動先のストレージに移動させる場合において、移動されたファイルにアクセスするためのなんらかの情報が移動元のストレージに残る場合の意味で使用する。
例えば前述の例であれば、移動元のストレージから移動先のストレージに実体データを移動させた場合に、実体データにアクセスするための何らかの情報を移動元に残す意味でデータマイグレーションを使用する。なお以下の説明では、データの移動元に当たるストレージをマイグレーション元のストレージともいい、データの移動先に当たるストレージをマイグレーション先のストレージともいう。
近年、電子文章は書面と対等に扱われるようになってきており、その重要性が増している。また、重要性の増加に伴い、電子文章のデータ量も膨大化し続けている。このような背景において、非構造化電子文章を高速に検索できる仕組みが求められている。その一方で、ユーザに対しては、データの管理上の要請から実施されるデータマイグレーションを意識させることなく、ファイルを取り扱うことができかつ必要に応じてファイルを検索できる仕組みが求められている。
なぜなら、ストレージシステム上におけるストレージ間のデータ移動の実行はファイルの管理上の都合によるものであり、単にファイルを検索したいだけのユーザにとっては、余分な作業が増えることになるためである。そればかりでなく、ファイルの移動先であるストレージに格納されている実体データが、検索結果として表示装置107上に表示されると、ユーザにデータの保管先を見せたくない場合に不都合を生じるためである。また、コンテンツを含むファイルのインデックス情報は一般にデータサイズも大きいため、限られたデータ容量を多く消費してしまうという不都合もある。これらの不都合は、データを二重に持つデータレプリケーションと呼ばれる仕組みによって補うことができる。
しかし、依然としてマイグレーション元のストレージに格納されるインデックス情報は実体データの大きさに依存する。このため、移動先の実体データにアクセスするための情報によって、高速にアクセスできるが高価で低容量のストレージにおけるデータ容量の多くが消費されるという問題が残る。
そこで、本発明では、データマイグレーションの実行により、マイグレーション先としての第1のストレージに実体データと当該実体データに関連付けられた第1のインデックス情報とを移動し、マイグレーション元としての第2のストレージに移動先の第1のインデックス情報にアクセスするためのリンク情報と、当該リンク情報に関連付けられた第2のインデックス情報であって、第1のインデックス情報に含まれるハッシュ値を含む第2のインデックス情報を格納したストレージシステムを提案する。
また、本発明では、このストレージシステムを前提として、以下に示す検索処理を実行する検索システムを提案する。すなわち、ユーザインターフェースを通じて入力された検索キーワードに対応する検索クエリーを自動的に作成して当該検索クエリーに合致する実体データを検索し、合致した実体データが存在する場合、検索キーワードに合致した実体データにアクセスするための前記リンク情報のみを検索結果として表示画面上に表示する検索処理システムを提案する。
実体データのデータサイズに対し、実体データのリンク先を与えるリンク情報のデータサイズは一般に小さくなる。このため、実体データに関連付けられた第1のインデックス情報よりもリンク情報に関連付けられた第2のインデックス情報のデータサイズの方が小さくなる。従って、本発明の場合には、データマイグレーション元のストレージのデータ容量のうち、他のストレージに移動された実体データへのアクセスに必要な情報の格納によって消費されるデータ容量を従来システムに比して削減することができる。その分、高速にアクセスできるが低容量で高価なストレージであるマイグレーション元のストレージを有効に活用することができる。
また、本発明の場合には、実体データがデータマイグレーションによって別のストレージに移動している場合でも、移動元のストレージのみが検索結果としてユーザに提示される。このため、ユーザとは直接関係のないデータマイグレーションの実行をユーザに意識させずに済む。
従来のストレージシステムと検索システムを説明する図である。 形態例に係るストレージシステムと検索システムの一例を説明する図である。 形態例に係るデータマイグレーションの実行によるデータの変化を説明する図である。 形態例に係るデータマイグレーションの実行によるファイルの変化を説明する図である。 形態例に係る検索処理動作(一段階目)を説明する図である。 形態例に係る検索処理動作(二段階目)を説明する図である。 形態例に係る検索処理動作の全体イメージを説明する図である。 形態例に係る検索処理動作を説明するフローチャートである。 形態例に係る検索クエリーの変換動作の様子を説明する図である。
以下、本発明を実施する場合の実施形態を、図面を用いて詳細に説明する。
(1)形態例1
(1−1)検索システム(ストレージシステム)の全体構成
図2に、形態例に係る検索システム200の概略構成を示す。図2に示すように、検索システム200は、入力部204、マイグレーション対応検索システム203、ストレージ201、202、表示装置205を主要な構成要素とする。なお、形態例に係る検索システム200が検索対象とするストレージシステム(ストレージ201、202)は、データマイグレーションによるデータ管理が既に行われているものとする。図2の場合、ストレージ201がマイグレーション元のストレージであり、ストレージ202がマイグレーション先のストレージである。
マイグレーション対応検索システム203は、いわゆるコンピュータシステムとして実現される。すなわち、算術論理ユニット、制御回路、記憶装置、入出力装置で構成される。マイグレーション対応検索システム203には、コンピュータ上で実行されるプログラムを通じて実現される検索処理部203a、インデックス情報置換部203b、ディスク配置場所処理部203cが搭載される。マイグレーション対応検索システム203は、これら3つの処理機能を通じ、ストレージシステムを検索対象とする検索処理動作を実行する。なお、各処理機能についての詳細は後述する。また、これら3つの処理機能は、検索処理の観点から抽出したものであり、マイグレーション対応検索システム203には、これら以外の処理機能も搭載されている。
入力部204は、検索キーワードの入力や操作入力に用いられるデバイスである。例えば、キーボード、マウス、タッチペンその他のデバイスで構成される。例えば表示装置205の画面上に表示されるユーザインターフェース画面の一部としても実現される。表示装置205は、検索結果を表示するデバイスである。例えば液晶ディスプレイ装置、プラズマディスプレイ装置その他の表示デバイスが用いられる。
(1−2)マイグレーション動作
図3に、データマイグレーションの実行によるデータ構造の変化を示す。図3(a)はデータマイグレーション前のデータ構造310であり、図3(b)はデータマイグレーション後のデータ構造320である。なお図中、ストレージ301がマイグレーション元のストレージであり、ストレージ302がマイグレーション先のストレージである。
データマイグレーションによるデータ管理を適用するストレージシステムでは、一般に、高速にアクセスできるが容量が小さく高価なストレージを、マイグレーション元のストレージに使用する。そして、このストレージ301に、頻繁に使用するファイルデータを格納する。また、使用頻度が少なくなったファイルは、データマイグレーションの実行により、アクセス速度は低速であるが、容量が大きく安価なストレージに移動する。この移動先のストレージがマイグレーション先のストレージ302である。
形態例に係るデータマイグレーションの場合、ファイルの実体データ304のみがマイグレーション先のストレージ302に移動される(305)。一方、マイグレーション元のストレージ301には、移動された実体データ304にアクセスできるようにファイルのリンク情報303のみが残される。このデータマイグレーションの利点は、マイグレーション元のストレージ(例えばハードディスク装置)の使用容量が小さくて済むことである。また、マイグレーション元のストレージに残るリンク情報を検索結果とすることができ、このリンク情報を介してファイルの実体データを扱うことが可能になる。この結果、ユーザはデータマイグレーションがストレージシステム内で実行されていることを意識せずにファイルの検索することができる。また、マイグレーション先のストレージに格納された実体データをユーザに直接扱わせなくて済むという利点もある。
続いて、形態例に係るデータマイグレーションの実行によって生成されるファイル構造を、図4に基づいて説明する。なお図4では、ストレージ401がマイグレーション元のストレージであり、ストレージ402がマイグレーション先のストレージである。
この形態例の場合、マイグレーション元のストレージ401には、リンク情報406と、そのインデックス情報404とがファイルとして格納される。ここで、インデックス情報404は、リンク情報406に対して関連付けられたデータであり、例えばリンク情報406を一意に特定できるハッシュ値を持つ。
一方、マイグレーション先のストレージ402には、ファイルの実体データ407と、そのインデックス情報405とがファイルとして格納される。ここで、インデックス情報405は、実体データ407に対して関連付けられるデータであり、例えば実体データ407を一意に特定できるハッシュ値を持つ。
なお、この実体データ407を一意に特定できるハッシュ値は、リンク情報406に対して関連付けられるインデックス情報404にも格納されるものとする。従って、ファイルの実体データ407のインデックス情報405を取得できれば、当該インデックス情報405と同じハッシュ値を持つインデックス情報404を介してリンク情報406を特定することができる。
ファイルの実体データ407は、ファイルの中身であるコンテンツデータも一般に含む。このため、そのファイルサイズは、一般的にリンク情報406のファイルサイズよりも大きくなる。反対に、リンク情報406には、ファイルの中身であるコンテンツデータは含まれない。このため、そのファイルサイズは、一般的に実体データ407のファイルサイズよりも小さくなる。従って、リンク情報406のインデックス情報404も、ファイルの実体データ407のインデックス情報405よりも小さくなる。すなわち、インデックス情報404のデータサイズは、インデックス情報405のデータサイズよりも小さく済む。
(1−3)検索処理動作
続いて、前述したデータマイグレーションが実行されたストレージシステム上で検索処理動作を説明する。なお、この形態例の場合、検索処理部203aは、検索処理を二段階に分けて実行する。まず、検索処理部203aが実行する一段階目の検索処理動作を、図5を用いて説明する。
一段階目の検索処理動作は、検索入力部501に対してユーザがファイルの内容に含まれる検索キーワードを入力し、検索の実行を指示入力することにより開始される。ここで、検索入力部501は、検索処理部203aが提供する機能の一つとして実現される。図5の場合、「コーヒー豆の種類」が検索キーワードとして入力された場合を考える。一段階目の検索処理は、ストレージシステムの全体を対象として実行される。ただし、データマイグレーションの実行によってマイグレーション元のストレージに実体データ202bが存在しないことが判明している場合には、マイグレーション先のストレージのみを対象として一段階目の検索処理を実行すれば良い。
なお、この検索領域の絞込みは、検索処理の実行段階を管理する機能やストレージシステムのシステム構成とデータマイグレーションの実行状況を保持する機能を有するディスク配置場所処理部203cにおいて実行される。例えばストレージシステムに対してデータマイグレーションが実行されていない場合、ディスク配置場所処理部203cは、ストレージシステムを構成する全てのストレージを検索対象に設定する。一方、例えばストレージシステムに対してデータマイグレーションが既に実行されている場合、ディスク配置場所処理部203cは、マイグレーション先のストレージのみを検索対象に設定する。また例えば検索処理の実行段階が一段階目の場合、ディスク配置場所処理部203cは、マイグレーション先のストレージを検索対象に設定する。図5は、マイグレーション先のストレージ502に対してのみ一段階目の検索処理が実行される場合を示している。
一段階目の検索処理では、検索クエリーに従って検索条件にヒットした検索キーワードを含む実体データ503が特定され、次に当該実体データ503に対応するインデックス情報504が特定される。これにより、検索処理部203aは、検索クエリーに対する戻り値の情報として、インデックス情報504のハッシュ値を得る。通常検索の場合には、この時点で、検索結果が検索結果一覧表示部505に表示される。しかし、形態例に係る検索システムの場合には、マイグレーション先のストレージ502をファイルの存在場所としてユーザに提示したくないので、検索結果の表示を行われない。
次に、検索処理部203aが実行する二段階目の検索処理動作を、図6を用いて説明する。二段階目の検索処理動作は、一段階の検索結果であるインデックス情報504のハッシュ値に基づいて自動的に再作成される検索クエリーにより実行される(602)。この検索クエリーの再作成動作は、インデックス情報置換部203bにおいて自動的に実行される。すなわち、プログラム処理の一部として実行される。従って、ユーザは、検索入力部601に対して検索キーワードを再入力する必要はない。
なお、二段階目の検索処理動作の場合、検索処理部203aは、先に取得されたインデックス情報504のハッシュ値に基づいて検索処理を実行する。そして、同じハッシュ値を含むリンク情報604のインデックス情報605を通じ、リンク情報604又はファイルの実体データ503のインデックス情報504にヒットする。ただし、このようにストレージを特定せずに検索処理を実行すると、マイグレーション先のストレージ502にあるファイルもヒットしてしまう。そこで、形態例の場合には、ディスク配置場所処理部203cを用いて、マイグレーション元のストレージ603のみを検索対象に設定し、検索範囲の絞り込みを行う。従って、この形態例の場合、検索処理部203aは、二段階目の検索処理動作により、マイグレーション元のストレージ603にあるリンク情報604だけを検出結果606として取得する。
この後、検索処理部203aは、検索結果606として得られたリンク情報604に基づいて検索結果一覧を作成し、表示装置205の画面上に表示する。この表示画面を検索結果一覧表示部607と呼ぶことにする。検索結果一覧表示部607には、検索処理でヒットした実体データの情報に、当該実体データにアクセスするためのリンク情報604が埋め込まれて表示される。この結果、ユーザは、検索結果一覧表示部607に表示された検索結果のクリック操作を通じてマイグレーション元のストレージ603に格納されているリンク情報604にアクセスし、更にリンク情報604を介してファイルの実体データを参照することになる。
図7を用いて、以上説明した検索処理動作の開始から検索処理動作の終了までの全体動作を説明する。
まず、ユーザが検索キーワードを検索入力部701に入力する。すると、検索処理部203aによる一段階目の検索動作702が実行される。この場合、検索処理部203aは、ディスク配置場所処理部203cとの協働により、マイグレーション先のストレージ703を検索場所として検索動作を実行する。この形態例の場合、ストレージ703に格納された実体データ705が検索キーワードにヒットする。そこで、検索処理部203aは、ヒットした実体データ705のインデックス情報704を戻り値として取得する。この後、検索処理部203aは戻り値をインデックス情報置換部203bに与え、戻り値としてのインデックス情報に含まれるハッシュ値を検索クエリーに組み込む。また、検索処理部203aは、ディスク配置場所処理部203cとの協働により、検索場所をマイグレーション元のストレージ708に限定するように検索場所の条件を検索クエリーに追加する。
この後、検索処理部203aによる二段階目の検索動作707が自動的に実行される。この二段階目の検索動作707は、新たに作成された検索クエリーに基づいて実行される。この形態例の場合、ストレージ708のインデックス情報709が検索クエリーにヒットする。このインデックス情報709には、リンク情報710が紐付けられている。このため、検索処理部203aは、ヒットしたインデックス情報709を通じてリンク情報710を検索結果として得る。この後、検索処理部203aは、得られたリンク情報710の情報を検索結果として検索結果一覧表示部711に表示する。
図8に、以上説明したマイグレーション対応検索システム203の処理動作に対応するフローチャートを示す。以下、図8に示すフローチャートに従って、マイグレーション対応検索システム203の全体としての処理動作を説明する。
まず、ユーザが検索入力部501に検索キーワードを入力する(ステップ801)。すると、検索処理部203aが検索キーワードに従って一段階目の検索動作を実行する(ステップ802)。この形態例の場合、マイグレーション先のストレージ202にて検索キーワードを含むファイル(実体データ202b)がヒットする。
ここで、検索対象がマイグレーション先のストレージ202に制限されていない場合には、マイグレーション元のストレージ201で検索キーワードを含むファイル(実体データ201b)がヒットされる場合も考えられる。この場合、検索処理部203aは、後述するステップ806の処理に直ちに移行する。例えばデータマイグレーション処理がストレージシステムとして実行されていない場合やデータマイグレーションの実行後にマイグレーション元のストレージ201に格納されたファイルが存在する場合には、ストレージシステムの全体を検索対象とした検索動作が実行される可能性がある。因みに、このステップ802で検索結果が得られても、画面上には表示結果を表示しない。
この後、検索処理部203aは、ヒットしたファイル(実体データ)に関連付けられたインデックス情報202aよりハッシュ値を得る(ステップ803)。次に、検索処理部203aは、得られたハッシュ値に基づいて検索クエリーを自動的に書き換える(ステップ804)。続いて、検索処理部203aは、書き換え後の検索クエリーに更にマイグレーション元のストレージにあるリンク情報のみをヒットさせるようにマイグレーション元のストレージを特定する検索条件を追加する(ステップ805)。その後、検索処理部203aは、変更された検索クエリーに基づいて二段階目の検索処理を実行し、マイグレーション元のストレージ201のインデックス情報201aを通じて特定されるリンク情報201bを検索結果(リンク情報)として取得する(ステップ806)。次に、検索処理部203aは、得られた検索結果リンク情報の一覧を、入力された検索キーワードに対応する検索結果一覧表示部として画面上に表示する(ステップ807)。
図9に、検索処理部203aによって使用される検索クエリーの一例とその変更処理イメージを示す。図9は、検索キーワードとして、ユーザが「コーヒー豆の種類」を入力した場合について表している。まず、検索キーワードの入力により、検索クエリーが作成される(901)。図に示すように、入力時点の検索クエリーは、入力されたテキスト文で与えられる。ここで、検索キーワードに基づいて一段階目の検索処理が実行されて、ヒットした実体データに対応するインデックス情報よりハッシュ値“153487”が得られたものとする。この場合、図に示すように、検索クエリーのバリュー値が「コーヒー豆の種類」からハッシュ値“153487”に変換される(902)。すなわち、検索クエリーは、HashValue=“153487”に変換される。この後、この二段階目の検索場所からマイグレーション先を除く検索条件が新たに追加される(903)。図9の場合、検索場所を特定するファイルパスとして“C:\data” が追加される。
この結果、二段階目の検索処理に使用する検索クエリーは、HashValue=“153487”&FilePath=“C:\data”に変更される(904)。
(1−4)形態例の効果
以上説明したように、この形態例に係るマイグレーション動作を採用すれば、マイグレーション元のストレージに格納される残存データ量を従来方式(実体データのインデックス情報を保存する方式)に比して大幅に削減することができる。その分、マイグレーション元として使用されるストレージの空き容量が大きくなる。その分、高速にアクセスできるが低容量で高価なストレージであるマイグレーション元のストレージに、使用頻度の高いデータを格納することができる。また、マイグレーションの実行頻度等を軽減することができる。
また、この形態例に係る検索システムの場合、少なくともマイグレーション先のストレージを検索対象とし、検索条件に合致した実体データに関連付けられたインデックス情報を取得する一段階目の検索動作と、取得されたインデックス情報に基づいてマイグレーション元のストレージに格納されているインデックス情報だけが検索対象になるように検索条件を変更し、検索条件に合致したリンク情報を取得する二段階目の検索動作とに分割して検索動作を実行する。
この二段階構成の検索処理により、検索作業を実行するユーザに対しては、マイグレーション元のストレージ上に存在するリンク情報のみを検索結果として提示できる。すなわち、リンク情報が格納されているマイグレーション元のストレージのみを情報の存在場所として見せることができる。この結果、実体データが存在するマイグレーション先のストレージをブラックボックス化できる。結果的に、マイグレーションの実行やデータの管理形態をユーザに意識させずに済む。
(2)他の形態例
前述の形態例においては、マイグレーション元やマイグレーション先のストレージがそれぞれ1つの場合について説明したが、システム構造はこれに限らない。例えばマイグレーション先のストレージは複数でも良く、またそれら複数のストレージが階層的に管理されても良い。
前述の形態例にストレージシステムや検索システムは、同じ建物内に配置される場合だけでなく、異なる建物に分散的に配置されていても良い。また、前述したストレージシステムや検索システムは、国又は国に準じる地域を跨ぐように構築されていても良い。
また、ストレージシステムや検索システムは、同一の事業者によって運用されている場合だけでなく、それぞれ異なる事業者によって運用されていても良い。
また、前述の形態例においては、マイグレーション元やマイグレーション先のストレージがハードディスク装置の場合について説明した。しかし、マイグレーション元のストレージは半導体記録媒体でも良い。また、マイグレーション先のストレージは、光記録型の記録媒体にデータを記録再生する装置やテープ状の記録媒体にデータを記録再生する装置でも構わない。
また、前述の形態例の場合には、マイグレーション対応検索システム203を構成する検索処理部203a、インデックス情報置換部203b、ディスク配置場所処理部203cのそれぞれがコンピュータプログラムの一部の機能として実現される場合について説明した。しかしながら、これらの機能の全部又は一部をハードウェアとして実現しても良い。また、検索処理部203a、インデックス情報置換部203b、ディスク配置場所処理部203cに対応するプログラムは、記録媒体に格納された状態で頒布されても良く、放送信号や通信信号の一部として頒布されても良い。
100:検索システム(従来例)
200:検索システム(形態例)
201:マイグレーション元のストレージ
201a:インデックス情報(マイグレーション元)
201b:リンク情報
202a:インデックス情報(マイグレーション先)
202b:ファイルの実体データ
202:マイグレーション先のストレージ
203:マイグレーション対応検索システム
204:入力部
205:表示装置

Claims (5)

  1. 実体データと当該実体データに関連付けられた第1のインデックス情報とを格納する、マイグレーション先としての第1のストレージと、
    前記実体データにアクセスするためのリンク情報と、当該リンク情報に関連付けられた第2のインデックス情報であって、前記第1のインデックス情報に含まれるハッシュ値を含む第2のインデックス情報とを格納する、マイグレーション元としての第2のストレージと
    を有するストレージシステム。
  2. 実体データと当該実体データに関連付けられた第1のインデックス情報とを格納する、マイグレーション先としての第1のストレージと、前記実体データにアクセスするためのリンク情報と、当該リンク情報に関連付けられた第2のインデックス情報であって、前記第1のインデックス情報に含まれるハッシュ値を含む第2のインデックス情報とを格納する、マイグレーション元としての第2のストレージとを有するストレージシステムが存在する場合に、
    ユーザインターフェースを通じて入力された検索キーワードに対応する検索クエリーを自動的に作成するデータ処理と、当該検索クエリーに基づいて少なくとも前記第1のストレージを検索するデータ処理と、前記検索クエリーに合致する実体データが存在する場合、合致した実体データにアクセスするための前記リンク情報を検索結果として表示画面上に表示するデータ処理とを実行する検索処理部
    を有するデータマイグレーション対応検索システム。
  3. 前記検索クエリーに合致する実体データが前記第1のストレージで検出された場合、当該実体データに関連する第1のインデックス情報から前記ハッシュ値を取得し、当該ハッシュ値を検索条件とする新たな検索クエリーを自動的に作成するデータ処理を実行するインデックス情報置換部を更に有し、
    前記検索処理部は、前記ハッシュ値を検索条件とする検索クエリーに基づいて前記リンク情報を検索するデータ処理を実行する
    請求項2に記載のデータマイグレーション対応検索システム。
  4. 前記ハッシュ値を検索条件とする検索クエリーに基づく検索範囲を、前記第2のストレージに制限する検索条件を、前記インデックス情報置換部によって新たに作成された前記検索クエリーに対して追加するデータ処理を実行するディスク配置場所処理部
    を更に有する請求項3に記載のデータマイグレーション対応検索システム。
  5. 前記検出処理部は、検索処理の実行途中で、前記検索キーワードに合致した実体データが第1のストレージで検出された場合でも、前記実体データの格納場所を検索結果として表示画面上に表示させない
    ことを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載のデータマイグレーション対応検索システム。
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