JP2012130561A - 遊技台 - Google Patents

遊技台 Download PDF

Info

Publication number
JP2012130561A
JP2012130561A JP2010286170A JP2010286170A JP2012130561A JP 2012130561 A JP2012130561 A JP 2012130561A JP 2010286170 A JP2010286170 A JP 2010286170A JP 2010286170 A JP2010286170 A JP 2010286170A JP 2012130561 A JP2012130561 A JP 2012130561A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
game ball
movable body
game
area
passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010286170A
Other languages
English (en)
Inventor
伸之介 ▲高▼橋
Shinnosuke Takahashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daito Giken KK
Original Assignee
Daito Giken KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daito Giken KK filed Critical Daito Giken KK
Priority to JP2010286170A priority Critical patent/JP2012130561A/ja
Publication of JP2012130561A publication Critical patent/JP2012130561A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

【課題】遊技者に容易に飽きられることの無いよう、可動物による演出効果を高めることができる遊技台を提供する。
【解決手段】遊技領域124に遊技球が通過可能な遊技球通過領域302と、中央演出装置206のセンタフレーム207にて遊技球が通過しない遊技球非通過領域301とを形成し、センターフレーム207の上側区画壁303aと下側区画壁303bとの間に形成した可動体通過部303cを介して、遊技球非通過領域301と第2遊技球通過領域302bの間を可動体301が移動可能とし、可動体301が可動体通過部303cから出て球通過領域区画壁205に近接(或いは当接)するときは、第2遊技球通過領域302bへ遊技球が流入できないが、可動体311が遊技球非通過領域301内へ退避すると、第2遊技球通過領域302bへ遊技球が流入できるようになる。
【選択図】図4

Description

本発明は、遊技球を遊技領域へ発射して行う弾球遊技が可能な遊技機(パチンコ機)に代表される遊技台に関する。
従来、パチンコ機等の遊技台では、遊技盤の遊技領域に、遊技球が入賞可能な始動口と、複数個の図柄を変動表示可能な図柄表示部を備え、始動口に遊技球が入賞すると、図柄表示部の図柄を所定時間変動して、変動後の図柄が予め定めた特定図柄の組み合わせである特定態様になった場合に、可変入賞手段を所定時間開放させる等、遊技者に有利な遊技状態を発生させるようにしている。
この種の遊技台では、図柄表示部を画像表示装置等により構成し、その表示領域の図柄表示部に図柄を変動可能に表示すると共に、変動後の図柄が特定態様となる可能性が高いリーチ状態になった場合等、所定の条件になった場合に、表示領域の背景部分に、キャラクタ、その他の動画等を出現させて、その動画等により図柄変動を演出し、遊技者のゲームに対する興趣を喚起している。このような画像表示装置による表示演出に加えて、実際に動く可動物を設けておき、画像演出との相乗効果を期せるように、可動物を動かして遊技者の興趣を高めるような遊技台も提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2008−200302号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された遊技台では、演出用の可動物の動きが一定であるために、長時間にわたって遊技を継続している遊技者にとっては新鮮味が薄れ、その動きも予測できるものとなることから、遊技者に飽きられてしまう。
そこで、本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、遊技者に容易に飽きられることの無いよう、可動物による演出効果を高めることができる遊技台の提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、遊技球を遊技領域へ発射して行う弾球遊技が可能で、遊技球が通過可能な遊技球通過可能領域と、該遊技球通過領域と隣接するが遊技球が通過しない遊技球非通過領域と、を備えた遊技台であって、装飾表示部を備えた可動体と、該可動体を遊技球通過領域と前記遊技球非通過領域との間で移動させる可動体移動機構と、を有する装飾可動演出手段を設け、前記可動体が通過する遊技球通過領域と遊技球非通過領域との間には、遊技球通過領域と遊技球非通過領域とが区画されない可動体通過部を形成し、前記可動体が遊技球非通過領域に待機しているとき、前記可動体自身が可動体通過部を塞ぐことで、遊技球が可動体通過部を介して遊技球非通過領域へ侵入できないようにしたことを特徴とする。
本発明に係る遊技台によれば、可動体が従来にない斬新な動きをするので、可動体による演出効果を高めることができ、遊技者に容易に飽きられることの無い遊技台となる。
本発明に係る遊技台の第1実施形態であるパチンコ機を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。 パチンコ機の裏面図である。 第1構成例である装飾可動演出手段を備えた遊技盤の正面図である。 第1構成例である装飾可動演出手段の動作説明図である。 第1構成例である装飾可動演出手段を設けたセンターケースの前面側斜視図である。 第1構成例である装飾可動演出手段を設けたセンターケースの分解斜視図である。 第2実施形態に係る遊技台における装飾可動演出手段の動作説明図である。 第3実施形態に係る遊技台における遊技盤の正面図である。 第4実施形態に係る遊技台における装飾可動演出手段の動作説明図である。 第5実施形態に係る遊技台における装飾可動演出手段の動作説明図である。 第6実施形態に係る遊技台における装飾可動演出手段の動作(a)〜(c)を示す説明図である。 第6実施形態に係る遊技台における装飾可動演出手段の動作(d)〜(f)を示す説明図である。 第6実施形態に係る遊技台における装飾可動演出手段の動作(g)〜(i)を示す説明図である。
以下、図面を用いて、本発明の実施形態に係る遊技台について詳細に説明する。
〈遊技台の第1実施形態〉
まず、図1を用いて、本発明の第1実施形態に係るパチンコ機100の全体構成について説明する。
パチンコ機100は、外部的構造として、外枠102と、本体104と、前面枠扉106と、球貯留皿付扉108と、発射装置110と、遊技盤200と、をその前面(遊技者側)に備える。
外枠102は、遊技機設置営業店に設けられた設置場所(島設備等)へと固定させるための縦長方形状から成る木製の枠部材である。
本体104は、外枠102の内部に備えられ、ヒンジ部112を介して外枠102に回動自在に装着された縦長方形状の遊技機基軸体となる扉部材である。また、本体104は、枠状に形成され、内側に空間部114を有している。このパチンコ機100を設置した店舗(遊技店)の店員は、この本体104を開閉操作することが可能であり、本体104が開いたことを検出する本体開放センサ(図示省略)が設けられている。
前面枠扉106は、ロック機能付きで且つ開閉自在となるようにパチンコ機100の前面側となる本体104の前面に対しヒンジ部112を介して装着され、枠状に構成されることでその内側を開口部116とした扉部材である。遊技店の店員は、この前面枠扉106も開閉操作することが可能であり、前面枠扉106が開いたことを検出する前面枠扉センサ(図示省略)も設けられている。なお、この前面枠扉106には、開口部116にガラス製又は樹脂製の透明板部材118が設けられ、前面側には、スピーカ120や枠ランプ122が取り付けられている。前面枠扉106の後面と遊技盤200の前面とで遊技領域124が設けられる空間を区画形成する。
球貯留皿付扉108は、パチンコ機100の前面において本体104の下側に対して、ロック機能付きで且つ開閉自在となるように装着された扉部材である。球貯留皿付扉108は、複数の遊技球(以下、単に「球」と称する場合がある)が貯留可能で且つ発射装置110へと遊技球を案内させる通路が設けられている上皿126と、上皿126に貯留しきれない遊技球を貯留する下皿128と、遊技者の操作によって上皿126に貯留された遊技球を下皿128へと排出させる球抜ボタン130と、遊技者の操作によって下皿128に貯留された遊技球を遊技球収集容器(俗称、ドル箱)へと排出させる球排出レバー132と、遊技者の操作によって発射装置110へと案内された遊技球を遊技盤の遊技領域124へと打ち出す球発射ハンドル134と、遊技者の操作によって各種演出装置206(図3参照)の演出態様に変化を与えるチャンスボタン136と、チャンスボタン136を発光させるチャンスボタンランプ138と、遊技店に設置されたカードユニット(CRユニット)に対して球貸し指示を行う球貸操作ボタン140と、カードユニットに対して遊技者の残高の返却指示を行う返却操作ボタン142と、遊技者の残高やカードユニットの状態を表示する球貸表示部144と、を備える。
発射装置110は、本体104の下方に取り付けられ、球発射ハンドル134が遊技者に操作されることによって回動する発射杆146と、遊技球を発射杆146の先端で打突する発射槌148と、を備える。
遊技盤200は、前面に遊技領域124を有し、本体104の空間部114に臨むように、所定の固定部材を用いて本体104に着脱自在に装着されている。遊技領域124は、遊技盤200を本体104に装着した後、開口部116から観察することができる。なお、図1では遊技領域124の具体的構成は図示省略してあり、その具体的構成は図3に示す。
図2は、図1のパチンコ機100を背面側から見た外観図である。
パチンコ機100の背面上部には、上方に開口した開口部を有し、遊技球を一時的に貯留するための球タンク150と、この球タンク150の下方に位置し、球タンク150の底部に形成した連通孔を通過して落下する球を背面右側に位置する払出装置152に導くためのタンクレール154とを配設している。
払出装置152は、筒状の部材からなり、その内部には、不図示の払出モータとスプロケットと払出センサとを備えている。この払出装置152は、着脱自在なものであり、所定位置に装着されると、タンクレール154の下流端に接続する。
スプロケットは、払出モータによって回転可能に構成されており、タンクレール154を通過して払出装置152内に流下した遊技球を一時的に滞留させると共に、払出モータを駆動して所定角度だけ回転することにより、一時的に滞留した遊技球を払出装置152の下方へ1個ずつ送り出すように構成している。すなわち、払出装置152は、遊技球に駆動力を与えてその遊技球を搬送する球送り装置の一種である。
払出センサは、スプロケットが送り出した遊技球の通過を検知するためのセンサであり、遊技球が通過しているときにハイまたはローの何れか一方の信号を、遊技球が通過していないときはハイまたはローの何れか他方の信号を払出制御部600へ出力する。なお、この払出センサを通過した遊技球は、不図示の球レールを通過してパチンコ機100の前面側に配設した上皿126に到達するように構成しており、パチンコ機100は、この構成により遊技者に対して球の払い出しを行う。
払出装置152の図中左側には、遊技全般の制御処理を行う主制御部を構成する主基板156を収納する主基板ケース158、主制御部が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第1副制御部を構成する第1副基板160を収納する第1副基板ケース162、第1副制御部が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第2副制御部を構成する第2副基板164を収納する第2副基板ケース166、遊技球の払出に関する制御処理を行う払出制御部を構成するとともに遊技店員の操作によってエラーを解除するエラー解除スイッチ168を備える払出基板170を収納する払出基板ケース172、遊技球の発射に関する制御処理を行う発射制御部を構成する発射基板174を収納する発射基板ケース176、各種電気的遊技機器に電源を供給する電源管理部を構成するとともに遊技店員の操作によって電源をオンオフする電源スイッチ178と電源投入時に操作されることによってRWMクリア信号を主制御部に出力するRWMクリアスイッチ180とを備える電源基板182を収納する電源基板ケース184、および払出制御部とカードユニットとの信号の送受信を行うCRインターフェース部186を配設している。
図3は、遊技盤200を正面から見た略示正面図である。
遊技盤200には、外レール202と内レール204とを配設し、遊技球が転動可能な遊技領域124を区画形成している。
遊技領域124の略中央には、中央演出装置206を配設している。この中央演出装置206には、略中央に装飾図柄表示装置208を配設し、その周囲に、普通図柄表示装置210と、第1特別図柄表示装置212と、第2特別図柄表示装置214と、普通図柄保留ランプ216と、第1特別図柄保留ランプ218と、第2特別図柄保留ランプ220と、高確中ランプ222を配設している。なお、以下、普通図柄を「普図」、特別図柄を「特図」と称する場合がある。
中央演出装置206は、装飾図柄表示装置208を収納保持するセンタ−フレーム207の外壁部によって形成される遊技球非通過領域301と、この内側遊技球非通過領域301に隣接して遊技球が通過可能な遊技球通過領域302との間を移動する装飾可動演出手段310を動作させて演出を行うものであり、詳細については後述する。
装飾図柄表示装置208は、装飾図柄ならびに演出に用いる様々な表示を行うための表示装置であり、本実施例では液晶表示装置によって構成し、装飾図柄やキャラクタ演出表示などを行うことができる。この装飾図柄表示装置208は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cの表示領域に分割し、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cはそれぞれ異なった装飾図柄を表示する。さらに、各表示領域208a、208b、208cの位置や大きさは、装飾図柄表示装置208の表示画面内で自由に変更することを可能としている。なお、装飾図柄表示装置208として液晶表示装置を採用しているが、液晶表示装置でなくとも、種々の演出や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、ドットマトリクス表示装置、7セグメント表示装置、有機EL(Electro Luminessence)表示装置、リール(ドラム)式表示装置、リーフ式表示装置、プラズマディスプレイ、プロジェクタを含む他の表示デバイスを採用してもよい。
普図表示装置210は、普図の表示を行うための表示装置であり、本実施形態では7セグメントLEDによって構成する。第1特図表示装置212および第2特図表示装置214は、特図の表示を行うための表示装置であり、本実施形態では7セグメントLEDによって構成する。
普図保留ランプ216は、保留している普図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施形態では、普図変動遊技を所定数(例えば、2つ)まで保留することを可能としている。第1特図保留ランプ218および第2特図保留ランプ220は、保留している特図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施形態では、特図変動遊技を所定数(例えば、4つ)まで保留することを可能としている。高確中ランプ222は、遊技状態が大当りの発生し易い高確率状態であること、または高確率状態になることを示すためのランプであり、遊技状態を大当りの発生し難い低確率状態から高確率状態にする場合に点灯し、高確率状態から低確率状態にする場合に消灯する。
また、この中央演出装置206の周囲には、一般入賞口226と、普図始動口228と、第1特図始動口230とを配設している。
一般入賞口226は、本実施形態では遊技盤200に複数配設しており、この一般入賞口226への入球を所定の球検出センサ(図示省略)が検出した場合(一般入賞口226に入賞した場合)、図2に示す払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、10個)の球を賞球として図1に示す上皿126に排出する。上皿126に排出した球は遊技者が自由に取り出すことが可能であり、これらの構成により、入賞に基づいて賞球を遊技者に払い出すようにしている。なお、一般入賞口226に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。本実施形態では、入賞の対価として遊技者に払い出す球を「賞球」、遊技者に貸し出す球を「貸球」と区別して呼ぶ場合があり、「賞球」と「貸球」を総称して「球(遊技球)」と呼ぶ。
普図始動口228は、ゲートやスルーチャッカーと呼ばれる、遊技領域124の所定の領域を球が通過したか否かを判定するための装置で構成しており、本実施形態では遊技盤200の左右両側に1つずつ配設している。普図始動口228を通過した球は一般入賞口226に入球した球と違って、遊技島側に排出することはない。球が普図始動口228を通過したことを所定の球検出センサが検出した場合、パチンコ機100は、普図表示装置210による普図変動遊技を開始する。
なお、センターケース207の右側における側壁と、遊技球が通過可能な間隔を隔てて球通過領域区画壁205を配置することにより、遊技球が通過可能な遊技球通過領域302は、センターケース207と球通過領域区画壁205に囲まれた第2遊技球通過領域302bと、それ以外の領域である第1遊技球通過領域302aに区画される。第1遊技球通過領域302aは、遊技球が常時流下可能な領域である。一方、第2遊技球通過領域302bは、球通過領域区画壁205の上部において、装飾可動演出手段310の可動体311が球通過領域区画壁205に当接あるいは近接していると、遊技球が第2遊技球通過領域302bへ流入する流入部が閉塞された状態となってしまい、遊技球が通過できない領域となるが(例えば、図4(a)を参照)、可動体311がセンターケース207内の遊技球非通過領域301へ退避すると、遊技球が第2遊技球通過領域302bへ流入する流入部が開放され、遊技球が通過できる領域となる(例えば、図4(b)を参照)。すなわち、右側の普図始動口228は、第2遊技球通過領域302b内に設けられるものである。
第1特図始動口230は、本実施形態では遊技盤200の中央に1つだけ配設している。この第1特図始動口230への入球を所定の球検出センサが検出した場合、図2に示す払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、3個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、特図表示装置212による特図変動遊技を開始する。なお、第1特図始動口230に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
第2特図始動口232は、本実施形態では中央演出装置206の右下方であって、第2遊技球通過領域302bに含まれる部位に1つだけ配設しており、第2遊技球通過領域302bへ流入した遊技球でなければ入賞しないものの、第2遊技球通過領域302bへ流入した遊技球は比較的高い確率で第2特図始動口232へ入賞するように、第2特図始動口232の配設位置および釘配置となるように調整してある。すなわち、可動体311がセンターケース207内の遊技球非通過領域301へ退避して、遊技球が第2遊技球通過領域302bへ流入する流入部が開放されたタイミングで、遊技球を第2遊技球通過領域302bへ打ち込むようにすると、第1特図始動口230へ偶発的に遊技球が入賞するよりも高い確率で第2特図始動口232への入賞が可能となるのである。
第2特図始動口232への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、4個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第2特図表示装置214による特図変動遊技を開始する。なお、第2特図始動口232に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
可変入賞口234は、本実施形態では遊技盤200の中央部下方に1つだけ配設している。この可変入賞口234は、ソレノイドによって開閉自在な扉部材2341を備えている。可変入賞口234は大入賞口と呼ばれることがあり、扉部材2341と可変入賞口234を併せてアタッカと呼ばれることがある。扉部材2341の閉鎖中は球の入球が不可能であり、特図変動遊技に当選して第1特図表示装置212あるいは第2特図表示装置214が大当り図柄を停止表示した場合に扉部材2341が所定の時間間隔(例えば、開放時間29秒、閉鎖時間1.5秒)、所定の回数(例えば15回)で開閉する。可変入賞口234への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、15個)の球を賞球として上皿126に排出する。なお、可変入賞口234に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
さらに、遊技領域124には、円盤状の装飾板が前面に配置された風車236や、遊技釘238を複数個、配設していると共に、内レール204の最下部には、いずれの入賞口や始動口にも入賞しなかった球をパチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出するためのアウト口240を設けている。上記風車236は、遊技盤200の盤面に立設された軸支部へ中空な回動軸が回動自在に嵌挿され、回動軸の外周面より複数枚(例えば3枚)の羽根部材が等間隔で配置され、その前面に円盤状の装飾板を設けたもので、遊技球が羽根部材に当接した向きや力に応じて、風車236は右回転あるいは左回転し、その当接してきた遊技球を右方向あるいは左方向へ振り分ける、球流路変換機能を有するものである。
このパチンコ機100は、遊技者が図1に示す上皿126に貯留している球を発射レールの発射位置に供給し、遊技者の球発射ハンドル134の操作量に応じた強度で発射モータを駆動し、発射杆146および発射槌148によって外レール202、内レール204を通過させて遊技領域124に打ち出す。そして、遊技領域124の上部に到達した球は、打球方向変換部材236や遊技釘238等によって進行方向を変えながら下方に落下し、入賞口(一般入賞口226、可変入賞口234)や始動口(第1特図始動口230、第2特図始動口232)に入賞するか、いずれの入賞口や始動口にも入賞することなく、または普図始動口228を通過するのみでアウト口240に到達する。
〈装飾可動演出手段の第1構成例〉
次に、上述したパチンコ機100の遊技盤200に設ける装飾可動演出手段310について、図5及び図6に基づいて説明する。この装飾可動演出手段310は、可動体311と、この可動体311を動かすための移動部材312および駆動モータ313で構成した可動体移動機構より成る。
可動体311は、扁平な円筒状の主体311aの前面側(遊技者に臨む面)に「顔」を模した装飾表示部311bを設け、更に、主体311aの外周面の左右上部に「耳」を模した半円形状の第1突起部311c、第2突起部311dを突出形成したものである。センタフレーム207の周壁より前面側に立ち上がる上側区画壁303aと下側区画壁303bとの間に、区画壁のない可動体通過部303cが形成され、この可動体通過部303cを介して、上下区画壁303a,303bより内側である遊技球非通過領域301内から遊技球通過領域302へ可動体311が移動するのである。なお、可動体311が遊技球非通過領域301に待機しているとき、可動体311自身が可動体通過部303cを塞ぐことで、遊技球が可動体通過部303cを介して遊技球非通過領域301へ侵入することはない。
上述した可動体311には、主体311aの裏面側より後方に突出する円筒軸状の固着ガイド部311eを設け、移動部材312に設けた固着孔312aに固着ガイド部311eを嵌着することで、可動体311と移動部材312とが一体に移動可能となる。また、可動体311の固着ガイド部311eは、センターフレーム207に設けた可動体移動ガイド部207aに当接することで、その移動可能なルートが可動体移動ガイド部207aに沿った一定直線状に限定され、この移動可能なる途上を往復動作するように、移動部材312が駆動モータ313により駆動されるのである。
移動部材312の上面は、前記可動体移動ガイド部207aと平行に配置される面とし、この上面に、駆動モータ313の駆動軸313aに軸着されたギア314と噛み合うラック部312bを形成してあり、駆動モータ313の回転方向に応じて、移動部材312が左右方向へ可動体移動ガイド部207aと並行に動き、可動体311の左右方向への自由移動が可能となる。なお、可動体311を動作させる可動体移動機構としては、移動部材312および駆動モータ313で構成したものに限らず、ソレノイド等で直接的に直線移動させるようにしても構わないし、より複雑なルートでの移動動作を実現できる構造としても構わない。
上述した装飾可動演出手段310を備えた第1実施形態に係るパチンコ機100では、主制御部あるいは演出用の第1副制御部から駆動モータ313へ駆動指令を行うことで、可動体311の移動状態を制御できるものであり、例えば、5秒程度の一定周期で移動部材312を左右往復動作させると、可動体311が遊技球非通過領域301内へ退避して第2遊技球通過領域302bへの遊技球流入が可能になる状態と、可動体311が第2遊技球通過領域302bへ移動して第1突起部311cが球通過領域区画壁205に近接(或いは当接)することで第2遊技球通過領域302bへの遊技球流入が不可能になる状態が交互に生ずることとなる。
従って、通常の遊技においては、遊技者が遊技球の発射勢を調整して、遊技領域124の右側へ遊技球を向かわせるような右打ちを行っても、可動体311が遊技球非通過領域301内へ退避しているタイミングで第2遊技球通過領域302bへ遊技球が到達した希なケースにおいて、遊技球が第2遊技球通過領域302bへ流入し、第2特図始動口232への入賞を高い確率で果たすことができるものの、多くの場合は、球通過領域区画壁205に沿って第1遊技球通過領域301a側を流下し、何れの入賞口にも入賞することなくアウト口240より回収されることとなる。
そこで、本実施形態のパチンコ機100においては、遊技者に有利となる所定遊技条件として、普図変動遊技において所定の当否結果(例えば、アタリ)が出ると、可動体311を所定時間(例えば、3秒もしくは5秒)継続して遊技球非通過領域301内へ退避した状態を保持するものとし、このタイミングで右打ちを行えば、複数の遊技球を第2遊技球通過領域302bへ流入させることができ、比較的短時間で第2特図始動口232への入賞球を増やすことが可能となる。このように、遊技球通過領域301と遊技球非通過領域302との間を可動体311が移動する装飾性に加えて、可動体311の移動状態が遊技進行に関与するように構成すれば、一層遊技上の興趣を高めることができる。
〈遊技台の第2実施形態〉
図7に示すのは、第2実施形態に係る遊技台を示すもので、基本構成は、前述した第1実施形態のパチンコ機100と同様であるが、第2遊技球通過領域302bの下方には、第2特図始動口232に代えて大入賞口を設けてある。すなわち、本実施形態の遊技台においては、装飾可動演出手段310の可動体311によって阻害されることなく第2遊技球通過領域302bへ流入した遊技球は、大入賞口へ効率良く入賞することとなる。
すなわち、図7(a1)に示すように、装飾図柄表示装置208で行う変動表示遊技で大当りが発生していないとき、図7(a2)に示すように、装飾可動演出手段310の可動体311は遊技球非通過領域301から遊技球通過領域302へ突出した通常状態を保持しており、第2遊技球通過領域302bへ遊技球が流入することはできないが、図7(b1)に示すように、装飾図柄表示装置208で行う変動表示遊技で大当りが発生すると、図7(b2)に示すように、装飾可動演出手段310の可動体311は遊技球通過領域302から遊技球非通過領域301内へ完全に退避した大当り状態に変わり、大入賞口へ効率良く入賞できるようにするのである。そして、特別遊技の終了条件が達成されて特別遊技が終わると、可動体311も大当り状態から通常状態に復帰する。このように、特図変動遊技において発生した特別遊技で、装飾可動演出手段310の可動体を状態変換することがそのまま遊技者にとって有利な特別遊技に直結する遊技内容とすれば、可動体311の動作で興趣を高めることができる。
〈遊技台の第3実施形態〉
図8に示すのは、第3実施形態に係る遊技台の遊技盤200′を示すもので、基本構成は、前述した第1実施形態のパチンコ機100と同様であるが、遊技盤200との相違は、第2遊技球通過領域302b′内にある。
装飾可動演出手段310の可動体311によって閉塞・開放される第2遊技球通過領域302b′への流入口には、遊技球の通過を検出する球通過検出手段としての流入センサ250を配置してあり、これによって、第2遊技球通過領域302b′へ遊技球が流入したタイミングを知ることができる。そして、第2遊技球通過領域302b′の上流側には、第1シーソー部材251を、その適宜下流には第2シーソー部材252を、更にその適宜下流には第3シーソー部材253を配置し、第1〜第3シーソー部材251〜253は、上方から流下してきた遊技球が、揺動軸の左右どちらに寄っているかで、傾く方向が変わり、遊技球を左右何れかに振り分けて下流へと流下させるものとなっている。
上記第1シーソー部材251と第2シーソー部材252との間には、縦方向に遊技釘を列設した第1区画誘導部254を、第2シーソー部材252と第3シーソー部材253との間には、縦方向に遊技釘を列設した第2区画誘導部255を、第3シーソー部材253の下流側には、縦方向に遊技釘を列設した第3区画誘導部256を設け、この第3区画誘導部256によって、V入賞口257もしくは副アウト口258の何れかに遊技球の誘導経路が区画される。なお、大遊技球通過領域302b′は、閉止壁259によって、下側区画壁303bと球通過領域区画壁205との間を塞ぐことで、第2遊技球通過領域302b′へ流入した遊技球は、再び第1遊技球通過領域301へ導出されることはなく、V入賞口257に入賞するか、副アウト口258から回収されることとなる。
また、第1〜第3シーソー部材251〜253は、遊技球が当たることで自由に左右へ揺動するだけではなく、遊技盤200の背面側に設けた揺動変換装置によって、強制的に第1〜第3シーソー部材251〜253を傾ける角度や向きを制御できる。例えば、第2シーソー部材252側と副アウト口256側に区画する第1区画誘導部254に対して、第1シーソー部材251が強制変換状態になると(図8中、破線で示すように傾くと)、上流から流下してきた遊技球は、第2シーソー部材252側へ誘導される。同様に、第3シーソー部材253側と副アウト口256側に区画する第2区画誘導部255に対して、第2シーソー部材252が強制変換状態になると(図8中、破線で示すように傾くと)、上流から流下してきた遊技球は、第3シーソー部材253側へ誘導され、V入賞口257側と副アウト口256側に区画する第3区画誘導部256に対して、第3シーソー部材253が強制変換状態になると(図8中、破線で示すように傾くと)、上流から流下してきた遊技球は、V入賞口257側へ誘導され、V入賞を成立させることができる。
このように、本実施形態の遊技台における第2遊技球通過領域302b′には、遊技球が自由に流下可能である自由流下可能状態から、遊技球の流下経路を所定ルートに制限する流下制限状態へ変換可能な球流下状態制御手段として、第1〜第3シーソー部材251〜253および第1〜第3区画誘導部254〜256を設けたので、球流入センサ250によって第2遊技球通過領域302b′への球流入が検出されたとき、第1〜第3シーソー部材251〜253を強制変換状態へ瞬時に傾動させることで、球流下状態制御手段を自由流下可能状態から流下制限状態変換すれば、遊技球をV入賞口257へ導いて入賞させる演出を行うことができ、遊技者の興趣を向上させることができる。
〈遊技台の第4実施形態〉
図9に示すのは、第4実施形態に係る遊技台で、基本構成は、前述した第1実施形態のパチンコ機100と同様であるが、可動体311の移動可能範囲内である遊技球通過領域302に風車260を配置したものである。風車260は、遊技盤200の盤面に立設された軸支部261へ中空な回動軸262が回動自在に嵌挿され、回動軸の外周面より複数枚(例えば3枚)の羽根部材263が等間隔で配置され、その前面に円盤状の装飾板264を設けたもので、遊技球が羽根部材263に当接した向きや力に応じて、風車260は右回転あるいは左回転し、その当接してきた遊技球を右方向あるいは左方向へ振り分ける球流路変換機能を有するものである。
そして、図9(a)に示すように、可動体311が遊技球通過領域302へ突出しているとき、風車260の羽根部263に可動体311の主体311aの周面が当接して風車260の自由回転を阻害し、風車260に向かって流下してきた遊技球を可動体311の当接していない側へ偏って流下させる自由流下制限状態となる。一方、可動体311が遊技球非通過領域301に戻って待機しているとき、風車260は遊技球が羽根部263に当接する向きに応じて自由回転することで、遊技球を二方向へ振り分け可能な自由流下許容状態となり、風車260本来の球流路変換機能が働く。
このように、本実施形態の遊技台では、可動体311が直接的に遊技球の流下状態に影響を及ぼすのではなく、可動体311の移動状態が風車260の球流路変換機能の有効・無効を切り替えることで、間接的に遊技球の流下状態に影響を及ぼすのである。なお、可動体311が遊技球非通過領域301内へ退避したとき、風車260にからんだ遊技球が可動体通過部303cを超えて遊技球非通過領域301内へ飛入してくる虞がある場合には、可動体311の移動に追随して左右に傾動する薄板状の飛入球抑制部材304(図9(b)中、破線で示す)を設けて、遊技球通過領域302を流下するように誘導すればよい。
〈遊技台の第5実施形態〉
図10に示すのは、第5実施形態に係る遊技台で、基本構成は、上述した第1実施形態のパチンコ機100と同様であるが、装飾可動演出手段320の可動体321が移動レール322に沿って、遊技球通過領域301と遊技球非通過領域302を隔てる第1領域区画壁305aと第2領域区画壁305bとの間に形成された可動体通過部305cから遊技球通過領域302へ移動したとき、可動体通過部305cを塞ぐ遊技球侵入阻止手段を設けることで、遊技球非通過流域301への遊技球侵入を確実に阻止できるようにしたものである。
本実施形態における遊技球侵入阻止手段は、遊技球非通過領域301にて可動体通過部305cを塞ぐ可動体321の奥側、すなわち可動体通過部305cとは反対側に位置する板状の区画部材323と、この区画部材323を可動体321の移動方向へ移動させる区画部材移動機構(図示省略)とから構成し、図10(a)に示すように、可動体321が可動体通過部305cを抜けて遊技球通過領域302へ移動して行くと、図10(b)に示すように、区画部材323が区画部材移動機構によって可動体通過部305cを閉塞する位置まで移動することで、遊技球が遊技球非通過領域301へ侵入することを阻止するのである。このように、可動体321が可動体通過部305cから遊技球非通過領域302へ移動した後、遅滞なく区画部材323が可動体通過部305cへ閉塞する構成とすれば、遊技球非通過領域301への遊技球侵入を確実に阻止できる。
〈遊技台の第6実施形態〉
図11〜図13に示すのは、第6実施形態に係る遊技台としてのパチンコ機100′である。パチンコ機100′においては、遊技領域124の外側を遊技球他通過しない外側遊技球非通過領域301aとし、遊技領域124の内側に設けた中央演出装置270に、遊技球が通過しない内側遊技球非通過領域301bを設け、装飾可動演出手段330は、外側遊技球非通過領域301aから遊技領域124内の遊技球通過領域302を経て、内側遊技球非通過領域301bへ可動体331が移動するように可動体移動手段(図示を省略)を構成したものである。
装飾可動演出手段330の可動体331は、遊技領域124の右上方に形成した第1外側遊技球非通過領域301a1から、遊技領域124の左下方に形成した第2外側遊技球非通過領域301a2に向けて長いストロークの移動を行えるもので、その途中には、所定の図柄を変動表示する可変表示装置271を備える中央演出装置270があり、この中央演出装置270のセンターフレーム272によって形成された内側遊技球非通過領域301bを経由して、第1外側遊技球非通過領域301a1もしくは第2外側遊技球非通過領域301a2へ移動して行く。
内側遊技球非通過領域301bが形成される中央演出装置270は、センターフレーム272が遊技盤面よりも前方に膨出する形状とし、尚かつ、センターフレーム272の内空部である内側非通過領域301bを閉塞しないような薄型の可変表示装置271(例えば、バックライトが不要な有機ELディスプレイパネルやバックライトにLEDを用いた液晶ディスプレイなど)をセンターフレーム272の前面側に配置する。これにより、可変表示装置271は、内側遊技球非通過領域301bを可動体331が通過するルートの前面側に位置することとなる。
なお、中央演出装置270のセンターフレーム272の上部適所(例えば、第1レール332aと第2レール332bとの接続部である基準待機位置の前面側)には、可動体透視窓部272aを設けてあり、可動体331が第1外側遊技球非通過領域301a1から第1レール332aを通って内側遊技球非通過領域301bへ入って基準待機位置に到達したとき、或いは、可動体331が第2外側遊技球非通過領域301a2から第2レール332bを通って内側遊技球非通過領域301bへ入って基準待機位置に到達したとき、パチンコ機100′にて遊技を行っている遊技者は、可動体透視窓部272aから可動体331を見ることができるのである。
また、本実施形態のパチンコ100′では、旧来のパチンコ機において発射球が遊技領域へ到達するために発射球導入路が形成される位置を第2レール332bが通過する構成となるため、この第2レール332bが障害とならないように、打球発射機構をより奥側へ設け、遊技盤の背面側から打ち出した遊技球をガイド流路により遊技盤の前面側へ誘導して発射導入口203より通常の発射流路へ到達させ、遊技領域124内へ適宜な発射勢で飛入させることができようにした。無論、その他の手法を用いて、装飾可動演出手段330の第2レール332bを回避できる発射機構を構成しても良い。
このように、遊技領域124の内側にある中央演出装置270に内側遊技球非通過領域301bを設け、装飾可動演出手段330は、内側遊技球非通過領域301bから遊技領域124内の遊技球通過領域302を経て第1,第2外側遊技球非通過領域301a1,301a2へ可動体311が移動するように第1,第2レール332a,332bを構成すれば、遊技者の注意が向き易い中央演出装置270に内側遊技球非通過領域301bを設けることで、可動体331に対する遊技者の注目度合いが高くなり、可動体331による演出を効果的に見せることができる。しかも、装飾可動演出手段330は、第1外側遊技球非通過領域301a1(もしくは第2外側遊技球非通過領域301a2)から遊技領域124内の遊技球通過領域302を経て内側遊技球非通過領域301bへ、更に遊技球通過領域302を経て第2外側遊技球非通過領域301a2(もしくは第1外側遊技球非通過領域301a1)へ至るよう、可動体331が広範囲に移動するので、遊技者に強い印象を残すことができ、興趣を高める。
また、本実施形態のパチンコ機100′における装飾可動演出手段330は、装飾的な演出だけではなく、遊技上の演出としても利用することができる。例えば、可変表示装置271で行う変動表示遊技のリーチ演出(3つの図柄が揃って大当りとなることへの期待感を高めるために、3つの変動図柄の内、2つの図柄が揃うリーチ状態になる過程を印象付ける演出)に用いる例を説明する。
変動表示遊技が開始される前、もしくは、開始された直後まで、図11(a)に示すように、可動体331は第1外側遊技球非通過領域301a1にて待機しているが、図11(b)に示すように、変動表示ゲームが開始されると、可動体331は第1レールを介して遊技球通過領域302へ移動し、図11(c)に示すように、内側遊技球非通過領域301bにおける基準待機位置へ到達して一旦停止し、中央演出装置270の可動体透視窓部272aから見える状態となる。このとき、可変表示装置271では、可動体331に合わせた表示演出(例えば、可動体に似せた表示が図柄と一緒に流れるような演出)が行われる。これにより、可動体331の移動態様と変動表示ゲームの関連を遊技者に印象付け、更なる遊技展開への期待感を高めることができる。
続いて、図12(d)に示すように、可動体331は第2レール32bに沿って移動して行くことで、可動体透視窓272aから見えなくなるが、このとき、可変表示装置271は、可動体331を想起させる疑似可動体273を表示すると共に、実物の可動体331の移動速度・移動軌跡に適合するように疑似可動体273の表示位置を更新して行くことにより、遊技者からは見えないはずの内側遊技球非通過領域301bにおける可動体331の動きが見えているような表示演出を行うことができる。そして、図12(e)に示すように、可動体331が内側遊技球非通過領域301bを抜けて遊技球通過領域302へ出てくるタイミングと同期させ、可変表示装置271から疑似可動体273も消える。なお、可動体331が内側遊技球非通過領域301bを通過するタイミングを契機として、第1図柄(例えば、左図柄)を停止表示する。
このように、装飾可動演出手段330の可動体331が内側遊技球非通過領域302bへ移動することで、中央演出装置270の可変表示装置371の後に隠れて遊技者から視認できなくなったとき、可変表示装置271により、可動体331を想起させる疑似可動体273を表示し、実物の可動体331と可変表示装置271による疑似可動体273の表示とを連携させた高度な演出を行えば、遊技者の興趣を高めることができる。
なお、内側遊技球非通過領域301bにおいては、可動体331が遊技者からは見えないので、必ずしも第1レール332aと第2レール332bを連続させ、可動体331が第1レール332aから第2ガイドレール332bへ移動させる必要はない。例えば、第1レール332aと第2レール332bを各々独立した移動経路にすると共に、第1レール332aと第2レール332bに、各々別の可動体(例えば、第1レール332aを移動経路とする第1可動体と、第2レール332bを移動経路とする第2可動体)を設けておき、第1可動体が可動体透視窓部272aから見えなくなった後に第1可動体を停止させ、その後は可変表示装置271の疑似可動体273が移動する表示で第1可動体が動いているような錯覚を起こさせ、疑似可動体273が内側遊技球非通過領域301bから遊技球通過領域302へ出てくるような表示タイミングと同期させて、第2レール332bに沿って第2可動体が内側遊技球非通過領域301bから遊技球通過領域302へ出てくるようにしても良い。
また、異なるルートを移動する第1可動体と第2可動体を設けると共に、第1可動体と第2可動体が遊技者から見えなくなる移動端部の前面に可変表示装置271を配置する構造を採用した場合、上述したように、第1可動体と第2可動体をほぼ同一の形状にすると共に、可変表示装置271に表示する疑似可動体273も同一形状とし、1つの可動体が移動して行くような演出を行うものに限らず、例えば、第1可動体と第2可動体を異なる形状とし、疑似可動体が第1可動体から第2可動体の形状、或いは逆に第2可動体から第1可動体の形状へメタモルフォーゼするような表示を行えば、第1可動体あるいは第2可動体が移動している間に形状変化して、第2可動体あるいは第1可動体になってガイドレール上を移動して行くような錯覚を起こさせ、遊技者の興趣を高めることができる。
上記のようにして、可動体331が内側遊技球非通過領域301bから遊技球通過領域302へ出て来た後は、図12(f),図13(g),(h)に示すように、第2レール332bに沿って移動して行き、可動体331が第2外側遊技球非通過領域301a2に到達すると、図12(i)に示すように、右図柄が停止表示され、左図柄と右図柄が揃ったリーチとなる。
最後に、本発明に関係することについて付記する。なお、以下の付記中の用語のうち、特許請求の範囲に用いた用語と共通の用語は、特許請求の範囲に用いた用語をさすものとする。
(付記1)
遊技球を遊技領域(例えば、遊技領域124)へ発射して行う弾球遊技が可能で、遊技球が通過可能な遊技球通過可能領域(例えば、遊技球通過領域302)と、該遊技球通過領域と隣接するが遊技球が通過しない遊技球非通過領域(例えば、遊技球非通過領域3001)と、を備えた遊技台(例えば、パチンコ機100)であって、装飾表示部(例えば、装飾表示部311b)を備えた可動体(例えば、可動体311)と、該可動体を遊技球通過領域と前記遊技球非通過領域との間で移動させる可動体移動機構(例えば、移動部材312および駆動モータ313)と、を有する装飾可動演出手段(例えば、装飾可動演出手段310)を設け、前記可動体が通過する遊技球通過領域と遊技球非通過領域との間には、遊技球通過領域と遊技球非通過領域とが区画されない可動体通過部(例えば、可動体通過部303c)を形成し、前記可動体が遊技球非通過領域に待機しているとき、前記可動体自身が可動体通過部を塞ぐことで、遊技球が可動体通過部を介して遊技球非通過領域へ侵入できないようにしたことを特徴とする遊技台。斯く構成すれば、自由度の少ない遊技球非通過領域内のみで可動体を動作させる従来の遊技台に比べて、長いストロークで可動体を移動させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる。この場合、可動体の装飾表示部は、遊技球非通過領域で待機しているときに遊技者から視認できても良いし、視認できないように斯くしても良い。
(付記2)
また、前記可動体が遊技球非通過領域にて待機しているとき、装飾表示部が遊技者から視認可能となるようにしても良い。斯く構成すれば、可動体が遊技球非通過領域に待機している状態から遊技球通過領域へ移動してゆくまで遊技者から見えるので、可動体の広範な移動ストロークを遊技者に見せることができ、興趣の高いものとなる。
(付記3)
また、前記装飾可動演出手段の可動体移動機構は、遊技球通過領域と遊技球非通過領域との間に形成された1本の通過ルート(例えば、センターケース207に設けた可動体移動ガイド部207aに沿った一定直線状のルート)内で可動体を往復動作させるようにしても良い。斯く構成すれば、可動体移動機構を比較的単純に構成できるという利点がある。可動体が移動してゆく通過ルートとしては、直線状に限らず、弧状にしたり、ジグザグにしたり、ループ軌道(例えば、円、三角、四角などの起点と終点が特に定まらない閉じたルート)にしたり、公知既存の移動機構によって実現可能なルートを任意に設定して構わない。
(付記4)
また、前記遊技球通過領域は、前記装飾可動演出手段における可動体の移動状態に影響されることなく遊技球が通過可能な第一の遊技球通過領域(例えば、第1遊技球通過領域302a)と、前記可動体が遊技球通過領域から退避したときに限って遊技球が通過可能となる第二の遊技球通過領域(例えば、第2遊技球通過領域302b)と、から構成しても良い。斯く構成すれば、可動体の移動状態が遊技進行に影響を与えることができ、遊技者を飽きさせない複雑な演出を行えるという利点がある。
(付記5)
また、前記第二の遊技球通過領域への球流入部には、遊技球の通過を検出する球通過検出手段(例えば、流入センサ250)を設け、前記第二の遊技球通過領域には、遊技球が自由に流下可能である自由流下可能状態から、遊技球の流下経路を所定ルートに制限する流下制限状態へ変換可能な球流下状態制御手段(例えば、第1〜第3シーソー部材251〜253および第1〜第3区画誘導部254〜256)を設け、前記球通過検出手段によって第二の遊技球通過領域への球流入が検出されたとき、前記球流下状態制御手段を自由流下可能状態から流下制限状態変換することで、遊技球を所定ルートで流下させる演出を行うようにしても良い。斯く構成すれば、球流下状態制御手段による流下経路を様々に変化させることで、演出のバリエーションが増え、遊技者の興趣を向上させることができる。
(付記6)
また、前記装飾可動演出手段の可動体が遊技球非通過領域から遊技球通過領域へ移動したとき、可動体通過部(例えば、可動体通過部305c)を塞ぐ遊技球侵入阻止手段(例えば、区画部材323)を設けるようにしても良い。斯く構成すれば、少なからず遊技球の飛入する可能性がある場所に可動体通過部を形成しても、遊技球非通過領域への遊技球侵入を確実に阻止できる。この場合、区画部材と可動体を一体に構成することで、可動体が可動体通過部から遊技球通過領域へ移動するに連れて区画部材が可動体通過部へ近づき、可動体が遊技球通過領域へ抜けたタイミングで区画部材が遊技球通過領域を閉塞できるようにしても良い。無論、可動体と区画部材を別体に構成し、異なる駆動源によって可動体と区画部材を個別に稼動させても良い。
(付記7)
また、前記遊技球侵入阻止手段は、前記遊技球非通過領域にて可動体通過部を塞ぐ可動体の可動体通過部とは反対側に位置する区画部材(例えば、区画部材323)と、前記区画部材を可動体の移動方向へ移動させる区画部材移動機構と、を備え、前記可動体が可動体通過部を抜けて遊技球通過領域へ移動して行くと、前記区画部材が区画部材移動機構によって可動体通過部を閉塞する位置まで移動することで、遊技球が遊技球非通過領域へ侵入することを阻止するようにしても良い。斯く構成すれば、可動体が可動体通過部から遊技球非通過領域へ移動した後、遅滞なく区画部材が可動体通過部へ閉塞するので、遊技球非通過領域への遊技球侵入を一層確実に阻止できる。
(付記8)
また、前記装飾可動演出手段は、遊技球非通過領域と遊技球通過領域との間を、前記可動体が予め定めた所定の周期(例えば、5秒)で往復移動するように可動体移動機構を作動させるようにしても良い。斯く構成すれば、演出のバリエーションが増え、遊技者の興趣を向上させることができる。さらに、可動体の移動サイクルが適正か否かで、容易に故障の有無を確認できるという利点もある。
(付記9)
また、遊技球が羽根部(例えば、羽根部263)に当たることで自由回転する風車(例えば、風車260)を前記遊技球通過領域に設け、前記可動体が遊技球非通過領域に待機しているとき、前記風車は遊技球が羽根部に当接する向きに応じて自由回転することで、遊技球を二方向へ振り分け可能な自由流下許容状態であるが、前記可動体を遊技球通過領域へ移動させると、前記風車の羽根部に可動体が当接して風車の自由回転を阻害し、風車に向かって流下してきた遊技球を可動体の当接していない側へ偏って流下させる自由流下制限状態を生ぜしめるようにしても良い。斯く構成すれば、可動体の移動状態が遊技球の流下軌道に影響を与えることとなり、演出のバリエーションが増え、遊技者を飽きさせることがない。
(付記10)
また、前記遊技領域には、所定の図柄を変動表示する可変表示装置(例えば、可変表示装置271)を備える中央演出装置(例えば、中央演出装置270)を設け、前記遊技領域の内側にある中央演出装置には、遊技球が通過しない内側遊技球非通過領域(例えば、内側遊技球非通過領域301b)を設け、前記装飾可動演出手段(例えば、可動演出手段330)は、少なくとも、前記内側遊技球非通過領域から遊技領域内の遊技球通過領域へ可動体(例えば、可動体331)が移動するように可動体移動手段(例えば、第1レール332a、第2レール332b)を構成しても良い。斯く構成すれば、遊技者の注意が向いている中央演出装置に内側遊技球非通過領域を設けることで、可動体に対する遊技者の注目度合いが高くなり、可動体による演出を効果的に見せることができる。
(付記11)
また、前記装飾可動演出手段の可動体が内側遊技球非通過領域へ移動することで、前記中央演出装置の可変表示装置の後に隠れて遊技者から視認できなくなったとき、前記可変表示装置により、可動体を想起させる疑似可動体を表示する演出を行うようにしても良い。斯く構成すれば、実物の可動体と可変表示装置による疑似可動体表示とを連携させた高度な演出を行うことが可能となる。
(付記12)
また、前記遊技領域の外側適所には、遊技球が通過しない外側遊技球非通過領域(例えば、第1外側遊技球非通過領域301a1、第2外側遊技球非通過領域301a2)を設け、前記装飾可動演出手段は、外側遊技球非通過領域から遊技領域内の遊技球通過領域を経て、内側遊技球非通過領域へ可動体が移動するように可動体移動手段を構成しても良い。斯く構成すれば、可動体が外側遊技球非通過領域から内側遊技球非通過領域まで広範囲に移動するので、遊技者に強い印象を残すことができ、興趣を高める。
100 パチンコ機
124 遊技領域
301 遊技球非通過領域
302 遊技球通過領域
303c 可動体通過部
310 装飾可動演出手段
311 可動体
311b 表示部
312 移動部材
313 駆動モータ

Claims (12)

  1. 遊技球を遊技領域へ発射して行う弾球遊技が可能で、遊技球が通過可能な遊技球通過可能領域と、該遊技球通過領域と隣接するが遊技球が通過しない遊技球非通過領域と、を備えた遊技台であって、
    装飾表示部を備えた可動体と、該可動体を遊技球通過領域と前記遊技球非通過領域との間で移動させる可動体移動機構と、を有する装飾可動演出手段を設け、
    前記可動体が通過する遊技球通過領域と遊技球非通過領域との間には、遊技球通過領域と遊技球非通過領域とが区画されない可動体通過部を形成し、前記可動体が遊技球非通過領域に待機しているとき、前記可動体自身が可動体通過部を塞ぐことで、遊技球が可動体通過部を介して遊技球非通過領域へ侵入できないようにしたことを特徴とする遊技台。
  2. 前記可動体が遊技球非通過領域にて待機しているとき、装飾表示部が遊技者から視認可能となるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の遊技台。
  3. 前記装飾可動演出手段の可動体移動機構は、遊技球通過領域と遊技球非通過領域との間に形成された1本の通過ルート内で可動体を往復動作させるようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遊技台。
  4. 前記遊技球通過領域は、
    前記装飾可動演出手段における可動体の移動状態に影響されることなく遊技球が通過可能な第一の遊技球通過領域と、
    前記可動体が遊技球通過領域から退避したときに限って遊技球が通過可能となる第二の遊技球通過領域と、
    から構成したことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の遊技台。
  5. 前記第二の遊技球通過領域への球流入部には、遊技球の通過を検出する球通過検出手段を設け、
    前記第二の遊技球通過領域には、遊技球が自由に流下可能である自由流下可能状態から、遊技球の流下経路を所定ルートに制限する流下制限状態へ変換可能な球流下状態制御手段を設け、
    前記球通過検出手段によって第二の遊技球通過領域への球流入が検出されたとき、前記球流下状態制御手段を自由流下可能状態から流下制限状態変換することで、遊技球を所定ルートで流下させる演出を行うようにしたことを特徴とする請求項4に記載の遊技台。
  6. 前記装飾可動演出手段の可動体が遊技球非通過領域から遊技球通過領域へ移動したとき、可動体通過部を塞ぐ遊技球侵入阻止手段を設けるようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の遊技台。
  7. 前記遊技球侵入阻止手段は、
    前記遊技球非通過領域にて可動体通過部を塞ぐ可動体の可動体通過部とは反対側に位置する区画部材と、
    前記区画部材を可動体の移動方向へ移動させる区画部材移動機構と、
    を備え、
    前記可動体が可動体通過部を抜けて遊技球通過領域へ移動して行くと、前記区画部材が区画部材移動機構によって可動体通過部を閉塞する位置まで移動することで、遊技球が遊技球非通過領域へ侵入することを阻止するようにしたことを特徴とする請求項6に記載の遊技台。
  8. 前記装飾可動演出手段は、遊技球非通過領域と遊技球通過領域との間を、前記可動体が予め定めた所定の周期で往復移動するように可動体移動機構を作動させるようにしたことを特徴と数請求項1〜請求項7の何れか1項に記載の遊技台。
  9. 遊技球が羽根部に当たることで自由回転する風車を前記遊技球通過領域に設け、
    前記可動体が遊技球非通過領域に待機しているとき、前記風車は遊技球が羽根部に当接する向きに応じて自由回転することで、遊技球を二方向へ振り分け可能な自由流下許容状態であるが、
    前記可動体を遊技球通過領域へ移動させると、前記風車の羽根部に可動体が当接して風車の自由回転を阻害し、風車に向かって流下してきた遊技球を可動体の当接していない側へ偏って流下させる自由流下制限状態を生ぜしめるようにしたことを特徴とする遊技台。
  10. 前記遊技領域には、所定の図柄を変動表示する可変表示装置を備える中央演出装置を設け、
    前記遊技領域の内側にある中央演出装置には、遊技球が通過しない内側遊技球非通過領域を設け、
    前記装飾可動演出手段は、少なくとも、前記内側遊技球非通過領域から遊技領域内の遊技球通過領域へ可動体が移動するように可動体移動手段を構成したことを特徴とする請求項1〜請求項9の何れか1項に記載の遊技台。
  11. 前記装飾可動演出手段の可動体が内側遊技球非通過領域へ移動することで、前記中央演出装置の可変表示装置の後に隠れて遊技者から視認できなくなったとき、前記可変表示装置により、可動体を想起させる疑似可動体を表示する演出を行うようにしたことを特徴とする請求項10に記載の遊技台。
  12. 前記遊技領域の外側適所には、遊技球が通過しない外側遊技球非通過領域を設け、
    前記装飾可動演出手段は、外側遊技球非通過領域から遊技領域内の遊技球通過領域を経て、内側遊技球非通過領域へ可動体が移動するように可動体移動手段を構成したことを特徴とする請求項10又は請求項11に記載の遊技台。
JP2010286170A 2010-12-22 2010-12-22 遊技台 Pending JP2012130561A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010286170A JP2012130561A (ja) 2010-12-22 2010-12-22 遊技台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010286170A JP2012130561A (ja) 2010-12-22 2010-12-22 遊技台

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012130561A true JP2012130561A (ja) 2012-07-12

Family

ID=46646897

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010286170A Pending JP2012130561A (ja) 2010-12-22 2010-12-22 遊技台

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012130561A (ja)

Cited By (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015177877A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2017074276A (ja) * 2015-10-16 2017-04-20 株式会社ソフイア 遊技機
JP2018075482A (ja) * 2018-02-08 2018-05-17 株式会社三洋物産 遊技機
JP2021101879A (ja) * 2019-12-25 2021-07-15 株式会社三共 遊技機
JP2021101878A (ja) * 2019-12-25 2021-07-15 株式会社三共 遊技機
JP2021101882A (ja) * 2019-12-25 2021-07-15 株式会社三共 遊技機
JP2021101883A (ja) * 2019-12-25 2021-07-15 株式会社三共 遊技機
JP2021101877A (ja) * 2019-12-25 2021-07-15 株式会社三共 遊技機
JP2021108770A (ja) * 2020-01-07 2021-08-02 株式会社三共 遊技機
JP2021108768A (ja) * 2020-01-07 2021-08-02 株式会社三共 遊技機
JP2021108766A (ja) * 2020-01-07 2021-08-02 株式会社三共 遊技機
JP2021108767A (ja) * 2020-01-07 2021-08-02 株式会社三共 遊技機
JP2021108764A (ja) * 2020-01-07 2021-08-02 株式会社三共 遊技機
JP2021108765A (ja) * 2020-01-07 2021-08-02 株式会社三共 遊技機
JP2021108769A (ja) * 2020-01-07 2021-08-02 株式会社三共 遊技機
JP2021137218A (ja) * 2020-03-04 2021-09-16 株式会社三共 遊技機
JP2021137160A (ja) * 2020-03-03 2021-09-16 株式会社三共 遊技機
JP2021171449A (ja) * 2020-04-28 2021-11-01 株式会社三共 遊技機
JP2021171447A (ja) * 2020-04-28 2021-11-01 株式会社三共 遊技機
JP2021171448A (ja) * 2020-04-28 2021-11-01 株式会社三共 遊技機
JP2022024448A (ja) * 2020-07-28 2022-02-09 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機
JP7475963B2 (ja) 2020-05-27 2024-04-30 株式会社三共 遊技機
JP7475964B2 (ja) 2020-05-27 2024-04-30 株式会社三共 遊技機
JP7475962B2 (ja) 2020-05-27 2024-04-30 株式会社三共 遊技機
JP7520592B2 (ja) 2020-06-22 2024-07-23 株式会社三共 遊技機
JP7520594B2 (ja) 2020-06-22 2024-07-23 株式会社三共 遊技機
JP7520593B2 (ja) 2020-06-22 2024-07-23 株式会社三共 遊技機
JP7532173B2 (ja) 2020-09-23 2024-08-13 株式会社三共 遊技機

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06233858A (ja) * 1993-02-08 1994-08-23 Pal Co Ltd パチンコ機
JPH10155976A (ja) * 1996-11-29 1998-06-16 Okumura Yuki Kk パチンコゲーム機
JP2003220239A (ja) * 2002-01-31 2003-08-05 Sankyo Kk 遊技機
JP2004121628A (ja) * 2002-10-04 2004-04-22 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2005304892A (ja) * 2004-04-23 2005-11-04 Samii Kk 遊技球誘導装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06233858A (ja) * 1993-02-08 1994-08-23 Pal Co Ltd パチンコ機
JPH10155976A (ja) * 1996-11-29 1998-06-16 Okumura Yuki Kk パチンコゲーム機
JP2003220239A (ja) * 2002-01-31 2003-08-05 Sankyo Kk 遊技機
JP2004121628A (ja) * 2002-10-04 2004-04-22 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2005304892A (ja) * 2004-04-23 2005-11-04 Samii Kk 遊技球誘導装置

Cited By (40)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015177877A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2017074276A (ja) * 2015-10-16 2017-04-20 株式会社ソフイア 遊技機
JP2018075482A (ja) * 2018-02-08 2018-05-17 株式会社三洋物産 遊技機
JP2021101883A (ja) * 2019-12-25 2021-07-15 株式会社三共 遊技機
JP2021101878A (ja) * 2019-12-25 2021-07-15 株式会社三共 遊技機
JP2021101882A (ja) * 2019-12-25 2021-07-15 株式会社三共 遊技機
JP7165646B2 (ja) 2019-12-25 2022-11-04 株式会社三共 遊技機
JP2021101877A (ja) * 2019-12-25 2021-07-15 株式会社三共 遊技機
JP7261156B2 (ja) 2019-12-25 2023-04-19 株式会社三共 遊技機
JP7261154B2 (ja) 2019-12-25 2023-04-19 株式会社三共 遊技機
JP2021101879A (ja) * 2019-12-25 2021-07-15 株式会社三共 遊技機
JP7261155B2 (ja) 2019-12-25 2023-04-19 株式会社三共 遊技機
JP7165645B2 (ja) 2019-12-25 2022-11-04 株式会社三共 遊技機
JP2021108766A (ja) * 2020-01-07 2021-08-02 株式会社三共 遊技機
JP2021108770A (ja) * 2020-01-07 2021-08-02 株式会社三共 遊技機
JP2021108769A (ja) * 2020-01-07 2021-08-02 株式会社三共 遊技機
JP2021108768A (ja) * 2020-01-07 2021-08-02 株式会社三共 遊技機
JP2021108767A (ja) * 2020-01-07 2021-08-02 株式会社三共 遊技機
JP7234157B2 (ja) 2020-01-07 2023-03-07 株式会社三共 遊技機
JP7234155B2 (ja) 2020-01-07 2023-03-07 株式会社三共 遊技機
JP7234153B2 (ja) 2020-01-07 2023-03-07 株式会社三共 遊技機
JP2021108765A (ja) * 2020-01-07 2021-08-02 株式会社三共 遊技機
JP2021108764A (ja) * 2020-01-07 2021-08-02 株式会社三共 遊技機
JP7234158B2 (ja) 2020-01-07 2023-03-07 株式会社三共 遊技機
JP7234156B2 (ja) 2020-01-07 2023-03-07 株式会社三共 遊技機
JP7234159B2 (ja) 2020-01-07 2023-03-07 株式会社三共 遊技機
JP7234154B2 (ja) 2020-01-07 2023-03-07 株式会社三共 遊技機
JP2021137160A (ja) * 2020-03-03 2021-09-16 株式会社三共 遊技機
JP2021137218A (ja) * 2020-03-04 2021-09-16 株式会社三共 遊技機
JP2021171448A (ja) * 2020-04-28 2021-11-01 株式会社三共 遊技機
JP2021171447A (ja) * 2020-04-28 2021-11-01 株式会社三共 遊技機
JP2021171449A (ja) * 2020-04-28 2021-11-01 株式会社三共 遊技機
JP7475963B2 (ja) 2020-05-27 2024-04-30 株式会社三共 遊技機
JP7475964B2 (ja) 2020-05-27 2024-04-30 株式会社三共 遊技機
JP7475962B2 (ja) 2020-05-27 2024-04-30 株式会社三共 遊技機
JP7520592B2 (ja) 2020-06-22 2024-07-23 株式会社三共 遊技機
JP7520594B2 (ja) 2020-06-22 2024-07-23 株式会社三共 遊技機
JP7520593B2 (ja) 2020-06-22 2024-07-23 株式会社三共 遊技機
JP2022024448A (ja) * 2020-07-28 2022-02-09 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機
JP7532173B2 (ja) 2020-09-23 2024-08-13 株式会社三共 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012130561A (ja) 遊技台
JP4660302B2 (ja) 遊技機
JP2007289479A (ja) 遊技機
JP5305583B2 (ja) 遊技機
JP2014230861A (ja) 遊技機
JP5342743B2 (ja) 遊技機
JP4562173B2 (ja) 弾球遊技機
JP2012205963A (ja) 遊技機
JP4632411B2 (ja) 弾球遊技機
JP4393304B2 (ja) 弾球遊技機
JP5875266B2 (ja) 遊技機の遊技演出装置
JP4697716B2 (ja) 弾球遊技機
JP2007289478A (ja) 遊技機
JP2007289474A (ja) 遊技機
JP2006051097A (ja) 弾球遊技機
JP4632270B2 (ja) 弾球遊技機
JP2010099270A (ja) 球誘導役物及び遊技盤ユニット
JP5082071B2 (ja) 遊技機
JP4562172B2 (ja) 弾球遊技機の抽選装置
JP5282225B2 (ja) 遊技機
JP2010172720A (ja) 弾球遊技機
JP4632461B2 (ja) 弾球遊技機
JP4775868B2 (ja) 弾球遊技機
JP5795350B2 (ja) 遊技機
JP5382595B2 (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120924

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130722

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130806

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20131210