JP2012129858A - 映像監視装置及び映像監視システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】予備登録されている認証機IDの受信時刻と別の認証機IDの受信時刻から、ユーザが最適撮影点を通過している時刻を算出する通過時刻算出部26を設け、映像記録処理部27が監視エリアを撮影している監視カメラ1の映像のうち、通過時刻算出部26により算出された時刻に撮影された映像を映像管理DB29に記録する。
【選択図】図1
Description
しかし、入退室管理装置の単独では、例えば、入退室が許可されているユーザがカードを落とし、別人が当該カードを拾って利用する場合や、入退室が許可されているユーザと共連れで入室する場合などに、セキュリティの違反行為を検出することが困難である。
そこで、不正カード利用者の抑止や、共連れ入室の抑止を図るシステムとして、入退室管理装置と映像監視装置を連動させて、入退室者の映像を記録する映像監視システムが開発されている(以下、非特許文献1を参照)。
図1はこの発明の実施の形態1による映像監視システムを示す構成図である。
図1において、監視カメラ1は例えば入退室が制限されている部屋2の電気錠付扉3の外側に設置されており、電気錠付扉3の近傍のエリア(監視エリア)を撮影する。
監視映像記録装置4は監視カメラ1により撮影された映像を記録する記録装置である。この映像には、動画のほかに静止画なども含み、監視映像記録装置4が映像のデータファイルを記録する。
図1では、図面の簡単化のために、監視カメラ1及び監視映像記録装置4を1台ずつ図示しているが、この実施の形態1では、N台の監視カメラ1及び監視映像記録装置4が設置されているものとする。
図1では、監視カメラ1と監視映像記録装置4の接続がアナログ方式(NTSC)であるものを想定しているが、監視カメラ1がネットワーク対応のカメラである場合、監視カメラ1がネットワーク17に接続されるようにしてもよい。
なお、認証機11は監視エリアに対する入口付近のエリアAに設置されており、認証機IDを示す電波の到達範囲はエリアAの範囲内である。
認証機12は“HFA2”の認証機IDが内部に記録されており、一定周期で、その認証機IDを示す電波を発信する処理を実施する。
なお、認証機12は電気錠付扉3の手前付近のエリアBに設置されており、認証機IDを示す電波の到達範囲はエリアBの範囲内である。
認証機11,12の電波は、例えば、LF電波帯で、2m程度の到達範囲である。
ハンズフリータグ13はユーザがエリアA又はエリアBに進入することで、エリアAに設置されている認証機11又はエリアBに設置されている認証機12から発信された電波を受信すると、その電波が示す認証機ID及びユーザIDを示す電波を発信する処理を実施する。
この実施の形態1では、ハンズフリータグ13がセミアクティブタグ型のIDタグである例を示すが、セミアクティブタグ型のIDタグに限定するものではなく、パッシブ型のタグを用いるようにしてもよい。
なお、セミアクティブタグ型のIDタグは、常に電波を出力するアクティブタグ型のIDタグと異なり、必要な時だけ電波を出力するIDタグである。
この実施の形態1では、ハンズフリータグ13の内蔵電池の寿命を延ばすために、セミアクティブタグ型のIDタグを使用しているが、内蔵電池の寿命を延ばす必要性が低い等の場合には、アクティブタグ型のIDタグを使用してもよいことは言うまでもない。
ハンズフリーレシーバ14における電波受信範囲はエリア14aの範囲内であり、エリアA,Bを含む広い範囲である。
ハンズフリーレシーバ14はUHF電波帯で、ハンズフリータグ13の電波を100m程度の範囲で受信が可能である。
また、入退室管理装置15はハンズフリータグ13を所持しているユーザが、最適撮影エリア18を通過している時刻を算出し、監視映像記録装置4により記録された映像の中から、その通過時刻の映像を取得して、その映像を内部に記録する処理を実施する。
入退室管理装置15は、例えば、LAN(イーサネット:登録商標)などのネットワーク17を通じて、監視映像記録装置4と接続されている。
図1の入退室管理装置15は、ハンズフリーレシーバ14とケーブルを介して接続されているが、ネットワーク17を介して、ハンズフリーレシーバ14と接続されていてもよい。
図1の例では、認証機11,12、ハンズフリーレシーバ14、入退室管理装置15及び統合監視装置16から映像監視装置が構成されている。
なお、監視映像記録装置4、入退室管理装置15及び統合監視装置16には、時刻同期機能が実装されている。
時刻同期機能は、監視映像記録装置4、入退室管理装置15及び統合監視装置16の時刻を同期するための機能である。
例えば、最適な映像を切り出す処理等には、各装置における時刻の同期が必要である。一般的には、NTP等で制御するが、これに限るものではない。
図2において、ID取得部21はハンズフリーレシーバ14に対するインタフェースを備えており、ハンズフリーレシーバ14により受信された電波が示す認証機ID及びユーザIDを取得する処理を実施する。
なお、ハンズフリーレシーバ14及びID取得部21からID受信手段が構成されている。
認証処理部23は部屋2に対する入室(電気錠付扉3の通行)が許可されているユーザを識別するユーザIDが登録されている認証テーブル(図4を参照)の中に、ID取得部21により取得された認証機ID(例えば、“HFA1”)と異なる別の認証機ID(例えば、“HFA2”)と一緒に受信されたユーザID(例えば、“U0001”)と一致するユーザIDが登録されているか否かを確認する処理を実施する。なお、認証処理部23は認証手段を構成している。
通過時刻算出部26は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、予備登録確認部24により予備登録されていることが確認された場合、予備登録されている認証機ID(例えば、“HFA1”)の受信時刻と別の認証機ID(例えば、“HFA2”)の受信時刻から、ユーザが最適撮影エリア18(所定の地点)を通過している時刻を算出する処理を実施する。なお、通過時刻算出部26は通過時刻算出手段を構成している。
入室管理DB28は図4の認証テーブル、図5の認証機関連付けテーブル、図6の動態情報キャッシュテーブル、図7の監視カメラテーブル及び図8の最適撮影点テーブルなどを管理しているハードディスクなどの記録装置である。
また、不正記録処理部30は予備登録確認部24により予備登録されていることが確認されない場合、ユーザの通行経路が不正である旨を示すエラーメッセージと一緒に、認証機12の認証機IDの受信時刻から所定時刻前(例えば、1秒前)の監視カメラ3の映像を映像管理DB29に記録する処理を実施する。
なお、不正記録処理部30は認証不正記録手段及び通行経路不正記録手段を構成している。
なお、ID取得部21、予備登録部22、認証処理部23、予備登録確認部24、鍵制御部25、通過時刻算出部26、映像記録処理部27及び不正記録処理部30の全てが入退室管理装置15に実装されている必要はなく、これらの構成要素の一部が統合監視装置16に実装されていてもよい。
認証機11は、一定周期で、内部に記録されている“HFA1”の認証機IDを示す電波を発信する。
また、認証機12も、一定周期で、内部に記録されている“HFA2”の認証機IDを示す電波を発信する。
認証機11から発信された電波が届く範囲はエリアAの範囲内であり、認証機12から発信された電波が届く範囲はエリアBの範囲内である。
ハンズフリータグ13は、認証機11から発信された電波を受信すると(ステップST1)、その電波が示す認証機IDを認識し、その認証機ID、内部に記録されているユーザID及び電波強度情報(認証機11から発信された電波の受信強度を示す情報)を示す電波を発信する(ステップST2)。
ここでは、説明の便宜上、ハンズフリータグ13の内部に記録されているユーザIDが“U0001”であるとする。
なお、ハンズフリータグ13は、認証機11から発信された電波を受信する毎に、ユーザID等を示す電波を発信するが、ハンズフリータグ13がセミアクティブタグ型のIDタグである場合、認証機11から数回同じ認証機IDを示す電波を受信すると、スリープモードに入り、ユーザID等を示す電波を発信しなくなる。
入退室管理装置15のID取得部21は、ハンズフリーレシーバ14が電波を受信すると、その電波が示す認証機ID“HFA1”、ユーザID“U0001”及び電波強度情報を取得する。
入退室管理装置15の予備登録部22は、ID取得部21により取得された認証機ID、ユーザID、受信時刻、電波強度、通行タイプ、キャッシュタイマーの組を入室管理DB28内の動態情報キャッシュテーブルに予備登録する(ステップST4)。
図6では、受信時刻が“08:30:00”、認証機IDが“HFA1”、ユーザIDが“U0001”、通行タイプが“予備検知”、電波強度が“10”、キャッシュタイマーが“60”である例を示している。
なお、キャッシュタイマーの値は時刻の経過に伴って、予備登録部22により減じられ、キャッシュタイマーの値がゼロになると、予備登録部22によって、当該予備登録が図6の動態情報キャッシュテーブルから削除される。
ハンズフリータグ13は、認証機12から発信された電波を受信すると(ステップST5)、その電波が示す認証機ID“HFA2”を認識し、その認証機ID、ユーザID“U0001”及び電波強度情報を示す電波を発信する(ステップST6)。
なお、ハンズフリータグ13は、認証機12から発信された電波を受信する毎に、ユーザID等を示す電波を発信するが、ハンズフリータグ13がセミアクティブタグ型のIDタグである場合、認証機12から数回同じ認証機IDを示す電波を受信すると、スリープモードに入り、ユーザID等を示す電波を発信しなくなる。
入退室管理装置15のID取得部21は、ハンズフリーレシーバ14が電波を受信すると、その電波が示す認証機ID“HFA2”、ユーザID“U0001”及び電波強度情報を取得する。
入退室管理装置15の認証処理部23は、部屋2に対する入室(電気錠付扉3の通行)が許可されているユーザを識別するユーザIDが登録されている入室管理DB28内の認証テーブルの中に、ID取得部21により取得されたユーザID“U0001”と一致するユーザIDが登録されているか否かを確認する(ステップST8)。
図4の認証テーブルには、“U0001”のユーザIDが登録されている例が示されている。
一方、一致するユーザIDが登録されていない場合、認証不成功である旨を不正記録処理部30に通知する。
不正記録処理部30は、認証処理部23から認証不成功である旨の通知を受けると、映像記録装置4により記録されている監視カメラ1の映像の中から、認証機12の認証機IDの受信時刻より所定時刻前(例えば、1秒前)の映像を切り出し、認証エラーである旨を示すエラーメッセージと一緒に当該映像を映像管理DB29に記録する(ステップST9)。
不正記録処理部30による切り出し元の映像は、後述する映像記録処理部27と同様に、予備登録されている認証機ID“HFA1”とID取得部21により取得された認証機ID“HFA2”の組に対応する映像記録装置4に記録されている映像である。
図5の認証機関連付けテーブルには、認証機IDが“HFA1”の認証機11と、認証機IDが“HFA2”の認証機12とが関連付けられている例が示されている。
このため、この実施の形態1では、認証機IDが“HFA2”の認証機12と関連付けられている認証機11の認証機IDとして“HFA1”を取得する。
図6の動態情報キャッシュテーブルには、予備登録部22によって、認証機ID“HFA1”とユーザID“U0001”の組が予備登録されている。
予備登録確認部24は、認証機ID“HFA1”とユーザID“U0001”の組が予備登録されていれば、予備登録されている旨を鍵制御部25に通知する。
一方、予備登録されていない場合、予備登録されていない旨を不正記録処理部30に通知する。
図4の例では、ユーザID“U0001”に対応する電気錠IDとして“D1”が記録されている。
図7の監視カメラテーブルには、認証機ID“HFA1”と認証機ID“HFA2”の組に対応する監視カメラ1及び映像記録装置4として、監視カメラC1と映像記録装置R1が記録されている。
図8の最適撮影点テーブルには、認証機11と認証機12の間の距離が“10m”、認証機11と最適撮影点の間の距離が“3m”である例が示されている。
そして、認証機11と最適撮影点の間の距離をユーザの移動速度で除算することにより、ユーザが最適撮影点を通過している時刻Tを算出する(ステップST14)。
なお、通過時刻Tの映像を映像管理DB29に記録する際、その映像と一緒に、認証処理部23による認証時刻(一致するユーザIDが登録されていることが確認された時刻)とユーザIDを関連付けて映像管理DB29に記録する。
この実施の形態1では、認証処理部23がユーザIDを用いて、認証処理を実施するものを示したが、これは一例に過ぎず、例えば、生体認証による認証処理を実施するようにしてもよい。
また、この実施の形態1では、2台の認証機11,認証機12が設置されている例を示したが、3台以上の認証機が設置されていてもよい。
例えば、N台の認証機が設置される場合、N−1台の認証機の認証機IDが予備登録されることになる。
また、この実施の形態1では、2台の認証機11,認証機12が部屋2の外側に設置されている例を示したが、図12に示すように、認証機11を部屋2の外側に設置して、認証機12を部屋2の内側に設置するようにしてもよい。この場合、認証機11を入室用に使用し、認証機12を退室用に使用することができる。
図9はこの発明の実施の形態2による映像監視システムを示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
図9の例では、平行に設置されているフラッパーゲート41の通行路(入門ゲート)が2つである例を示しているが、入門ゲートが3以上であってもよい。
高精細監視カメラ42はフラッパーゲート41の出口付近を監視エリアとして撮影するカメラであり、高精細監視カメラ42の映像は高精細映像であるため、その映像から左半分又は右半分の映像を切り出しても、十分に精細な映像である。
ただし、入退室管理装置43の映像記録処理部27は、次の機能が追加されている。
即ち、映像記録処理部27は認証機11又は認証機12の中で、ハンズフリータグ13における電波の受信強度が高い方の認証機を特定し、通過時刻算出部26により算出された通過時刻Tに撮影された映像の中から、受信強度が高い方の認証機に対応するエリア(最適撮影エリアX又は最適撮影エリアY)の映像を切り出して、その映像を映像管理DB29に記録する処理を実施する。
また、映像を映像管理DB29に記録する際には、最適撮影エリアXの映像であるのか、最適撮影エリアBの映像であるのかを示す情報も一緒に記録する。
したがって、フラッパーゲート41の通行状態を監視するような場合、監視カメラの台数が通行路数だけ必要になり、フラッパーゲート41の通行路の数が増えると、システムのコスト高を招く要因になる。
この実施の形態2では、1台の高精細監視カメラ42を設置するだけで、複数の通行路の通行状態を監視できるようにしている。
ただし、この実施の形態2では、上記実施の形態1に対して追加している機能を主に説明する。
ハンズフリータグ13は、認証機11又は認証機12から発信された電波を受信すると、上記実施の形態1と同様に、その電波が示す認証機ID、ユーザID及び電波強度情報(認証機11又は認証機12から発信された電波の受信強度を示す情報)を示す電波を発信する。
入退室管理装置43の予備登録部22は、認証機ID、ユーザID及び電波強度情報が示す電波の受信強度等の組を入室管理DB28内の動態情報キャッシュテーブルに予備登録する。
一方、ハンズフリータグ13における電波の受信強度が高い方の認証機が認証機12であれば、通過時刻Tに撮影された映像の中から、その認証機12に対応する最適撮影エリアYの映像を切り出して、その映像を映像管理DB29に記録する。
また、映像記録処理部27は、映像を映像管理DB29に記録する際、最適撮影エリアXの映像であるのか、最適撮影エリアYの映像であるのかを示す情報も一緒に記録する。
認証処理部23による認証時刻とユーザIDについても、上記実施の形態1と同様に、当該映像と関連付けて映像管理DB29に記録する。
図10はこの発明の実施の形態3による映像監視システムを示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
入退室管理装置44は図1の入退室管理装置15と同様の機能を備えているが、設置されている認証機の台数が1台だけであるため、ユーザが最適撮影点(例えば、最適撮影エリア18の中心点)を通過している時刻の算出処理などにおいて、図1の入退室管理装置15と相違している。
予備登録確認部31は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、ID取得部21により取得された認証機ID及びユーザIDの組が入室管理DB28内の動態情報キャッシュテーブルに予備登録されているか否かを確認する処理を実施する。
この実施の形態3では、設置されている認証機50(認証機IDが“HFA3”の認証機)の台数が1台だけであるため、図1の予備登録確認部24のように、ID取得部21により取得された認証機ID(例えば、“HFA1”)と異なる別の認証機ID(例えば、“HFA2”)が取得されたとき、認証機関連付けテーブルを参照して、その別の認証機IDが示す認証機12と関連付けられている認証機11の認証機IDを取得する処理などは行わない。したがって、予備登録確認部31の処理内容は、図1の予備登録確認部24の処理内容より簡略化されている。
入退室管理装置44の予備登録部22は、上記実施の形態1と同様に、ID取得部21により取得された認証機ID“HFA3”、ユーザID“U0002”、受信時刻、電波の受信強度“1”、通行タイプ、キャッシュターマーの組を入室管理DB28内の動態情報キャッシュテーブルに予備登録するが(図6を参照)、ユーザがエリアA内に入った当初は、ユーザがエリアAの周辺部分に存在しており、認証機50からの距離が遠いので、ハンズフリータグ13における認証機50から発信される電波の受信強度は低い。
その後、ユーザが移動して、認証機50が設置されているエリアAの中心部に近づくにつれて、ハンズフリータグ13における認証機50から発信される電波の受信強度が高くなる。
通過時刻算出部32は、強度最高時刻を特定すると、入室管理DB28内の動態情報キャッシュテーブルを参照して、予備登録部22により認証機ID等が予備登録された時点の電波の受信感度を取得し、入室管理DB28内の最適撮影点テーブルを参照して、認証機IDが“HFA3”の認証機50における予備登録時点の電波強度“1”と、強度最高時刻の電波強度“10”とに対応する移動距離(予備登録時点の認証機50の位置と、強度最高時刻の認証機50の位置の間の距離)と、最適撮影点距離(予備登録時点の認証機50の位置と、最適撮影点(例えば、最適撮影エリア18の中心点)の間の距離)とを取得する。
図8の最適撮影点テーブルには、2つの認証機の組だけでなく、1つの認証機における電波強度の組に対応する最適撮影点距離等が記録されている。
図8の例では、移動距離が“1m”、最適撮影点距離が“1m”である。
そして、上記の最適撮影点距離をユーザの移動速度で除算することにより、ユーザが最適撮影点を通過している時刻Tを算出する。
なお、通過時刻Tの映像を映像管理DB29に記録する際、その映像と一緒に、認証処理部23による認証時刻とユーザIDを関連付けて映像管理DB29に記録する。
Claims (10)
- 監視エリア内の複数の小エリア毎に設置され、認証機IDを示す電波の到達範囲が当該小エリア内である複数の認証機と、ユーザが上記複数の小エリアの中のいずれかの小エリアに進入することで、上記ユーザが所持しているID発信機が、当該小エリアに設置されている認証機から発信された電波を受信して、上記電波が示す認証機ID及び上記ユーザを識別するユーザIDを示す電波を発信すると、上記認証機ID及び上記ユーザIDを示す電波を受信するID受信手段と、上記ID受信手段により受信された電波が示す認証機ID及びユーザIDと受信時刻の組を予備登録する予備登録手段と、上記ID受信手段により上記認証機IDと異なる別の認証機ID及びユーザIDを示す電波が受信された場合、関連付けられている認証機の組合せを示す関連付けテーブルを参照して、上記別の認証機IDが示す認証機と関連付けられている認証機の認証機IDを取得し、上記認証機IDと上記ユーザIDの組が上記予備登録手段により予備登録されているか否かを確認する登録確認手段と、上記登録確認手段により予備登録されていることが確認された場合、予備登録されている認証機IDの受信時刻と上記別の認証機IDの受信時刻から、上記ユーザが所定の地点を通過している時刻を算出する通過時刻算出手段と、上記監視エリアを撮影している監視カメラの映像のうち、上記通過時刻算出手段により算出された時刻に撮影された映像を記録する映像記録手段とを備えた映像監視装置。
- 通行が許可されているユーザを識別するユーザIDが登録されている認証テーブルの中に、ID受信手段により別の認証機IDと一緒に受信されたユーザIDと一致するユーザIDが登録されているか否かを確認する認証手段と、
上記認証手段により一致するユーザIDが登録されていることが確認され、かつ、登録確認手段により予備登録されていることが確認された場合、扉の鍵を開錠する鍵制御手段とを備えていることを特徴とする請求項1記載の映像監視装置。 - 映像記録手段は、通過時刻算出手段により算出された時刻に撮影された映像を記録する際、認証手段により一致するユーザIDが登録されていることが確認された時刻と上記ユーザIDを上記映像に関連付けて保存することを特徴とする請求項2記載の映像監視装置。
- 映像記録手段は、複数台の監視カメラが設置されている場合、関連付けられている認証機の組に対応する監視カメラの映像を記録することを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の映像監視装置。
- 登録確認手段により予備登録されていることが確認されない場合、ユーザの通行経路が不正である旨を記録するとともに、別の認証機IDの受信時刻から所定時刻前の監視カメラの映像を記録する通行経路不正記録手段を備えていることを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載の映像監視装置。
- 認証手段により一致するユーザIDが登録されていることが確認されない場合、認証エラーである旨を記録するとともに、別の認証機IDの受信時刻から所定時刻前の監視カメラの映像を記録する認証不正記録手段を備えていることを特徴とする請求項2から請求項5のうちのいずれか1項記載の映像監視装置。
- 平行に設置されている複数の入門ゲートに対応する位置に認証機がそれぞれ設置されている場合、
映像記録手段は、複数の認証機の中で、ID発信機における電波の受信強度が最も高くなる認証機を特定し、通過時刻算出手段により算出された時刻に撮影された映像の中から、上記認証機に対応するエリアの映像を切り出して、上記映像を記録することを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載の映像監視装置。 - 電波の到達範囲が監視エリア内である認証機と、ユーザが上記監視エリアに進入することで、上記ユーザが所持しているID発信機が、上記認証機から発信された電波を受信して、上記ユーザを識別するユーザIDを示す電波を発信すると、上記ユーザIDを示す電波を受信するID受信手段と、上記ID受信手段により受信された電波が示すユーザID及び受信時刻の組を予備登録する予備登録手段と、上記予備登録手段によりユーザID及び受信時刻の組が予備登録されたのち、上記ID発信機における上記認証機から発信される電波の受信強度を監視し、上記受信強度が所定強度に到達した時点の時刻と上記受信時刻から、上記ユーザが所定の地点を通過している時刻を算出する通過時刻算出手段と、上記監視エリアを撮影している監視カメラの映像のうち、上記通過時刻算出手段により算出された時刻に撮影された映像を記録する映像記録手段とを備えた映像監視装置。
- 監視エリアを撮影する監視カメラと、上記監視エリア内の複数の小エリア毎に設置され、認証機IDを示す電波の到達範囲が当該小エリア内である複数の認証機と、ユーザが上記複数の小エリアの中のいずれかの小エリアに進入することで、当該小エリアに設置されている認証機から発信された電波を受信すると、上記電波が示す認証機ID及びユーザを識別するユーザIDを示す電波を発信するID発信機と、上記ID発信機から発信された電波を受信するID受信手段と、上記ID受信手段により受信された電波が示す認証機ID及びユーザIDと受信時刻の組を予備登録する予備登録手段と、上記ID受信手段により上記認証機IDと異なる別の認証機ID及びユーザIDを示す電波が受信された場合、関連付けられている認証機の組合せを示す関連付けテーブルを参照して、上記別の認証機IDが示す認証機と関連付けられている認証機の認証機IDを取得し、上記認証機IDと上記ユーザIDの組が上記予備登録手段により予備登録されているか否かを確認する登録確認手段と、上記登録確認手段により予備登録されていることが確認された場合、予備登録されている認証機IDの受信時刻と上記別の認証機IDの受信時刻から、上記ユーザが所定の地点を通過している時刻を算出する通過時刻算出手段と、上記監視カメラにより撮影された映像のうち、上記通過時刻算出手段により算出された時刻に撮影された映像を記録する映像記録手段とを備えた映像監視システム。
- 監視エリアを撮影する監視カメラと、電波の到達範囲が上記監視エリア内である認証機と、ユーザが上記監視エリアに進入することで、上記認証機から発信された電波を受信すると、ユーザを識別するユーザIDを示す電波を発信するID発信機と、上記ID発信機から発信された電波を受信するID受信手段と、上記ID受信手段により受信された電波が示すユーザID及び受信時刻の組を予備登録する予備登録手段と、上記予備登録手段によりユーザID及び受信時刻の組が予備登録されたのち、上記ID発信機における上記認証機から発信される電波の受信強度を監視し、上記受信強度が所定強度に到達した時点の時刻と上記受信時刻から、上記ユーザが所定の地点を通過している時刻を算出する通過時刻算出手段と、上記監視カメラにより撮影された映像のうち、上記通過時刻算出手段により算出された時刻に撮影された映像を記録する映像記録手段とを備えた映像監視システム。
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