JP2012129858A - 映像監視装置及び映像監視システム - Google Patents

映像監視装置及び映像監視システム Download PDF

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Abstract

【課題】入退室者が映っている映像を正確に記録することができる一方、監視上必要がない無駄な映像の記録を避けることができるようにする。
【解決手段】予備登録されている認証機IDの受信時刻と別の認証機IDの受信時刻から、ユーザが最適撮影点を通過している時刻を算出する通過時刻算出部26を設け、映像記録処理部27が監視エリアを撮影している監視カメラ1の映像のうち、通過時刻算出部26により算出された時刻に撮影された映像を映像管理DB29に記録する。
【選択図】図1

Description

この発明は、例えば、ハンズフリー型の入退室管理に代表されるシステムなどに適用され、入退室者を撮影している映像を記録する映像監視装置及び映像監視システムに関するものである。
入退室管理装置では、一般的に、認証機により読み取られた入退室者のID情報(例えば、ICカードなどに記録されているID情報)が履歴ログとして記録される。
しかし、入退室管理装置の単独では、例えば、入退室が許可されているユーザがカードを落とし、別人が当該カードを拾って利用する場合や、入退室が許可されているユーザと共連れで入室する場合などに、セキュリティの違反行為を検出することが困難である。
そこで、不正カード利用者の抑止や、共連れ入室の抑止を図るシステムとして、入退室管理装置と映像監視装置を連動させて、入退室者の映像を記録する映像監視システムが開発されている(以下、非特許文献1を参照)。
なお、入退室の管理において、セキュリティを高めるために、複数のカードリーダ認証機間のステップアップ認証や、アンチパスバックなどの方式を採用している映像監視装置が以下の特許文献1〜4に開示されている。
特開2006−338467号公報(段落番号[0004]から[0005]) 特開2009−70125号公報(段落番号[0015]) 特開2008−40828号公報(段落番号[0047]から[0050]) 特開2010−152552号公報(段落番号[0010])
DIGITAL MELOO/入退室管理連携http://www.mitsubishielectric.co.jp/cctv/digitalmelook/viewer_sw8000dg.html
従来の映像監視装置は以上のように構成されているので、入退室者が立ち止まって認証を受ける場合、その入退室者の映像を簡単に記録することができる。しかし、入退室者が立ち止まることなく、移動中でも認証処理が受けられるようにすると、例えば、認証成功時の映像を記録しても、既に、監視カメラの撮影範囲から入退室者が立ち去ってしまっていて、入退室者が映っていないこともあるので、認証成功時より数秒前の時点からの映像を記録しておく必要がある。このため、記録している映像の中には、監視上必要がない無駄な映像が含まれている可能性がある課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、入退室者が映っている映像を正確に記録することができる一方、監視上必要がない無駄な映像の記録を避けることができる映像監視装置及び映像監視システムを得ることを目的とする。
この発明に係る映像監視装置は、監視エリア内の複数の小エリア毎に設置され、認証機IDを示す電波の到達範囲が当該小エリア内である複数の認証機と、ユーザが複数の小エリアの中のいずれかの小エリアに進入することで、ユーザが所持しているID発信機が、当該小エリアに設置されている認証機から発信された電波を受信して、その電波が示す認証機ID及びユーザを識別するユーザIDを示す電波を発信すると、認証機ID及びユーザIDを示す電波を受信するID受信手段と、ID受信手段により受信された電波が示す認証機ID及びユーザIDと受信時刻の組を予備登録する予備登録手段と、ID受信手段により上記認証機IDと異なる別の認証機ID及びユーザIDを示す電波が受信された場合、関連付けられている認証機の組合せを示す関連付けテーブルを参照して、別の認証機IDが示す認証機と関連付けられている認証機の認証機IDを取得し、その認証機IDとユーザIDの組が予備登録手段により予備登録されているか否かを確認する登録確認手段と、登録確認手段により予備登録されていることが確認された場合、予備登録されている認証機IDの受信時刻と別の認証機IDの受信時刻から、ユーザが所定の地点を通過している時刻を算出する通過時刻算出手段とを設け、映像記録手段が監視エリアを撮影している監視カメラの映像のうち、通過時刻算出手段により算出された時刻に撮影された映像を記録するようにしたものである。
この発明によれば、監視エリア内の複数の小エリア毎に設置され、認証機IDを示す電波の到達範囲が当該小エリア内である複数の認証機と、ユーザが複数の小エリアの中のいずれかの小エリアに進入することで、ユーザが所持しているID発信機が、当該小エリアに設置されている認証機から発信された電波を受信して、その電波が示す認証機ID及びユーザを識別するユーザIDを示す電波を発信すると、認証機ID及びユーザIDを示す電波を受信するID受信手段と、ID受信手段により受信された電波が示す認証機ID及びユーザIDと受信時刻の組を予備登録する予備登録手段と、ID受信手段により上記認証機IDと異なる別の認証機ID及びユーザIDを示す電波が受信された場合、関連付けられている認証機の組合せを示す関連付けテーブルを参照して、別の認証機IDが示す認証機と関連付けられている認証機の認証機IDを取得し、その認証機IDとユーザIDの組が予備登録手段により予備登録されているか否かを確認する登録確認手段と、登録確認手段により予備登録されていることが確認された場合、予備登録されている認証機IDの受信時刻と別の認証機IDの受信時刻から、ユーザが所定の地点を通過している時刻を算出する通過時刻算出手段とを設け、映像記録手段が監視エリアを撮影している監視カメラの映像のうち、通過時刻算出手段により算出された時刻に撮影された映像を記録するように構成したので、ユーザが映っている映像を正確に記録することができる一方、監視上必要がない無駄な映像の記録を避けることができる効果がある。
この発明の実施の形態1による映像監視システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態1による入退室管理装置15を示す構成図である。 この発明の実施の形態1による入退室管理装置15の処理内容を示すフローチャートである。 認証テーブルの一例を示す説明図である。 認証機関連付けテーブルの一例を示す説明図である。 動態情報キャッシュテーブルの一例を示す説明図である。 監視カメラテーブルの一例を示す説明図である。 最適撮影点テーブルの一例を示す説明図である。 この発明の実施の形態2による映像監視システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態3による映像監視システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態3による入退室管理装置44を示す構成図である。 認証機11を部屋2の外側に設置して、認証機12を部屋2の内側に設置している映像監視システムの一例を示す構成図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による映像監視システムを示す構成図である。
図1において、監視カメラ1は例えば入退室が制限されている部屋2の電気錠付扉3の外側に設置されており、電気錠付扉3の近傍のエリア(監視エリア)を撮影する。
監視映像記録装置4は監視カメラ1により撮影された映像を記録する記録装置である。この映像には、動画のほかに静止画なども含み、監視映像記録装置4が映像のデータファイルを記録する。
図1では、図面の簡単化のために、監視カメラ1及び監視映像記録装置4を1台ずつ図示しているが、この実施の形態1では、N台の監視カメラ1及び監視映像記録装置4が設置されているものとする。
図1では、監視カメラ1と監視映像記録装置4の接続がアナログ方式(NTSC)であるものを想定しているが、監視カメラ1がネットワーク対応のカメラである場合、監視カメラ1がネットワーク17に接続されるようにしてもよい。
認証機11は“HFA1”の認証機IDが内部に記録されており、一定周期で、その認証機IDを示す電波を発信する処理を実施する。
なお、認証機11は監視エリアに対する入口付近のエリアAに設置されており、認証機IDを示す電波の到達範囲はエリアAの範囲内である。
認証機12は“HFA2”の認証機IDが内部に記録されており、一定周期で、その認証機IDを示す電波を発信する処理を実施する。
なお、認証機12は電気錠付扉3の手前付近のエリアBに設置されており、認証機IDを示す電波の到達範囲はエリアBの範囲内である。
認証機11,12の電波は、例えば、LF電波帯で、2m程度の到達範囲である。
ハンズフリータグ(図1では、「HFT」と表記している)13は例えばセミアクティブタグ型のIDタグ(ID発信機)であり、ユーザを識別するユーザIDが内部に記録されている。
ハンズフリータグ13はユーザがエリアA又はエリアBに進入することで、エリアAに設置されている認証機11又はエリアBに設置されている認証機12から発信された電波を受信すると、その電波が示す認証機ID及びユーザIDを示す電波を発信する処理を実施する。
この実施の形態1では、ハンズフリータグ13がセミアクティブタグ型のIDタグである例を示すが、セミアクティブタグ型のIDタグに限定するものではなく、パッシブ型のタグを用いるようにしてもよい。
なお、セミアクティブタグ型のIDタグは、常に電波を出力するアクティブタグ型のIDタグと異なり、必要な時だけ電波を出力するIDタグである。
この実施の形態1では、ハンズフリータグ13の内蔵電池の寿命を延ばすために、セミアクティブタグ型のIDタグを使用しているが、内蔵電池の寿命を延ばす必要性が低い等の場合には、アクティブタグ型のIDタグを使用してもよいことは言うまでもない。
ハンズフリーレシーバ(図1では、「HFR」と表記している)14はハンズフリータグ13から発信された電波を受信する処理を実施する。
ハンズフリーレシーバ14における電波受信範囲はエリア14aの範囲内であり、エリアA,Bを含む広い範囲である。
ハンズフリーレシーバ14はUHF電波帯で、ハンズフリータグ13の電波を100m程度の範囲で受信が可能である。
入退室管理装置15はハンズフリータグ13を所持しているユーザが、部屋2の入室を許可されているユーザであれば、電気錠付扉3の鍵を開錠する処理を実施する。
また、入退室管理装置15はハンズフリータグ13を所持しているユーザが、最適撮影エリア18を通過している時刻を算出し、監視映像記録装置4により記録された映像の中から、その通過時刻の映像を取得して、その映像を内部に記録する処理を実施する。
入退室管理装置15は、例えば、LAN(イーサネット:登録商標)などのネットワーク17を通じて、監視映像記録装置4と接続されている。
図1の入退室管理装置15は、ハンズフリーレシーバ14とケーブルを介して接続されているが、ネットワーク17を介して、ハンズフリーレシーバ14と接続されていてもよい。
統合監視装置16は例えばユーザIDの登録・更新・失効管理や、曜日・時間帯別の各エリアの入退場制御情報を管理するともに、監視カメラ1と監視映像記録装置4との関連付け設定処理や、画面を分割して複数の監視カメラ1の映像を表示する処理などを行う端末である。
図1の例では、認証機11,12、ハンズフリーレシーバ14、入退室管理装置15及び統合監視装置16から映像監視装置が構成されている。
なお、監視映像記録装置4、入退室管理装置15及び統合監視装置16には、時刻同期機能が実装されている。
時刻同期機能は、監視映像記録装置4、入退室管理装置15及び統合監視装置16の時刻を同期するための機能である。
例えば、最適な映像を切り出す処理等には、各装置における時刻の同期が必要である。一般的には、NTP等で制御するが、これに限るものではない。
図2はこの発明の実施の形態1による入退室管理装置15を示す構成図である。
図2において、ID取得部21はハンズフリーレシーバ14に対するインタフェースを備えており、ハンズフリーレシーバ14により受信された電波が示す認証機ID及びユーザIDを取得する処理を実施する。
なお、ハンズフリーレシーバ14及びID取得部21からID受信手段が構成されている。
予備登録部22は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、ID取得部21により取得された認証機ID、ユーザID、受信時刻及び電波強度(ハンズフリータグ13における認証機11,12から発信される電波の受信強度)などの組を動態情報キャッシュテーブル(図6を参照)に予備登録する処理を実施する。なお、予備登録部22は予備登録手段を構成している。
認証処理部23は部屋2に対する入室(電気錠付扉3の通行)が許可されているユーザを識別するユーザIDが登録されている認証テーブル(図4を参照)の中に、ID取得部21により取得された認証機ID(例えば、“HFA1”)と異なる別の認証機ID(例えば、“HFA2”)と一緒に受信されたユーザID(例えば、“U0001”)と一致するユーザIDが登録されているか否かを確認する処理を実施する。なお、認証処理部23は認証手段を構成している。
予備登録確認部24は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、ID取得部21により取得された認証機ID(例えば、“HFA1”)と異なる別の認証機ID(例えば、“HFA2”)及びユーザIDが取得された場合、関連付けられている認証機の組合せを示す認証機関連付けテーブル(図5を参照)を参照して、その別の認証機IDが示す認証機12と関連付けられている認証機11の認証機IDを取得し、その認証機IDとユーザIDの組が動態情報キャッシュテーブルに予備登録されているか否かを確認する処理を実施する。なお、予備登録確認部24は登録確認手段を構成している。
鍵制御部25は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、認証処理部23により一致するユーザIDが登録されていることが確認され、かつ、予備登録確認部24により予備登録されていることが確認された場合、電気錠付扉3の鍵を開錠する処理を実施する。なお、鍵制御部25は鍵制御手段を構成している。
通過時刻算出部26は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、予備登録確認部24により予備登録されていることが確認された場合、予備登録されている認証機ID(例えば、“HFA1”)の受信時刻と別の認証機ID(例えば、“HFA2”)の受信時刻から、ユーザが最適撮影エリア18(所定の地点)を通過している時刻を算出する処理を実施する。なお、通過時刻算出部26は通過時刻算出手段を構成している。
映像記録処理部27は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、監視映像記録装置4により記録された映像のうち、通過時刻算出部26により算出された時刻に撮影された映像を映像管理DB29に記録する処理を実施する。また、その映像と一緒に、認証処理部23による認証時刻(一致するユーザIDが登録されていることが確認された時刻)とユーザIDを関連付けて映像管理DB29に記録する。なお、映像記録処理部27は映像記録手段を構成している。
入室管理DB28は図4の認証テーブル、図5の認証機関連付けテーブル、図6の動態情報キャッシュテーブル、図7の監視カメラテーブル及び図8の最適撮影点テーブルなどを管理しているハードディスクなどの記録装置である。
映像管理DB29は通過時刻算出部26により算出された時刻の映像を、認証処理部23による認証時刻とユーザIDを関連させて記録するハードディスクなどの記録装置である。ただし、映像管理DB29はリレーショナルデータベースに限定するものではなく、データを管理することができれば、メモリ上のテーブルや、ファイルシステムを利用するデータベースであってもよい。
不正記録処理部30は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、認証処理部23により一致するユーザIDが登録されていることが確認されない場合、認証エラーである旨を示すエラーメッセージと一緒に、認証機12の認証機IDの受信時刻から所定時刻前(例えば、1秒前)の監視カメラ3の映像を映像管理DB29に記録する処理を実施する。
また、不正記録処理部30は予備登録確認部24により予備登録されていることが確認されない場合、ユーザの通行経路が不正である旨を示すエラーメッセージと一緒に、認証機12の認証機IDの受信時刻から所定時刻前(例えば、1秒前)の監視カメラ3の映像を映像管理DB29に記録する処理を実施する。
なお、不正記録処理部30は認証不正記録手段及び通行経路不正記録手段を構成している。
図2の例では、入退室管理装置15の構成要素であるID取得部21、予備登録部22、認証処理部23、予備登録確認部24、鍵制御部25、通過時刻算出部26、映像記録処理部27及び不正記録処理部30のそれぞれが専用のハードウェアで構成されているものを想定しているが、入退室管理装置15がコンピュータなどで構成される場合には、ID取得部21、予備登録部22、認証処理部23、予備登録確認部24、鍵制御部25、通過時刻算出部26、映像記録処理部27及び不正記録処理部30の処理内容を記述しているプログラムの全部又は一部をコンピュータのメモリに格納し、当該コンピュータのCPUが当該メモリに格納されているプログラムを実行するようにしてもよい。
図3はこの発明の実施の形態1による入退室管理装置15の処理内容を示すフローチャートである。
なお、ID取得部21、予備登録部22、認証処理部23、予備登録確認部24、鍵制御部25、通過時刻算出部26、映像記録処理部27及び不正記録処理部30の全てが入退室管理装置15に実装されている必要はなく、これらの構成要素の一部が統合監視装置16に実装されていてもよい。
次に動作について説明する。
認証機11は、一定周期で、内部に記録されている“HFA1”の認証機IDを示す電波を発信する。
また、認証機12も、一定周期で、内部に記録されている“HFA2”の認証機IDを示す電波を発信する。
認証機11から発信された電波が届く範囲はエリアAの範囲内であり、認証機12から発信された電波が届く範囲はエリアBの範囲内である。
ハンズフリータグ13を所持しているユーザが、監視エリアに対する入口付近のエリアA内に進入すると、ハンズフリータグ13が、エリアAに設置されている認証機11から発信された電波を受信する。
ハンズフリータグ13は、認証機11から発信された電波を受信すると(ステップST1)、その電波が示す認証機IDを認識し、その認証機ID、内部に記録されているユーザID及び電波強度情報(認証機11から発信された電波の受信強度を示す情報)を示す電波を発信する(ステップST2)。
ここでは、説明の便宜上、ハンズフリータグ13の内部に記録されているユーザIDが“U0001”であるとする。
なお、ハンズフリータグ13は、認証機11から発信された電波を受信する毎に、ユーザID等を示す電波を発信するが、ハンズフリータグ13がセミアクティブタグ型のIDタグである場合、認証機11から数回同じ認証機IDを示す電波を受信すると、スリープモードに入り、ユーザID等を示す電波を発信しなくなる。
ハンズフリーレシーバ14は、ハンズフリータグ13が電波を発信すると、その電波を受信する(ステップST3)。
入退室管理装置15のID取得部21は、ハンズフリーレシーバ14が電波を受信すると、その電波が示す認証機ID“HFA1”、ユーザID“U0001”及び電波強度情報を取得する。
入退室管理装置15の予備登録部22は、ID取得部21により取得された認証機ID、ユーザID、受信時刻、電波強度、通行タイプ、キャッシュタイマーの組を入室管理DB28内の動態情報キャッシュテーブルに予備登録する(ステップST4)。
図6では、受信時刻が“08:30:00”、認証機IDが“HFA1”、ユーザIDが“U0001”、通行タイプが“予備検知”、電波強度が“10”、キャッシュタイマーが“60”である例を示している。
なお、キャッシュタイマーの値は時刻の経過に伴って、予備登録部22により減じられ、キャッシュタイマーの値がゼロになると、予備登録部22によって、当該予備登録が図6の動態情報キャッシュテーブルから削除される。
その後、ハンズフリータグ13を所持しているユーザが移動して、電気錠付扉3の手前付近のエリアB内に進入すると、ハンズフリータグ13が、エリアBに設置されている認証機12から発信された電波を受信する。
ハンズフリータグ13は、認証機12から発信された電波を受信すると(ステップST5)、その電波が示す認証機ID“HFA2”を認識し、その認証機ID、ユーザID“U0001”及び電波強度情報を示す電波を発信する(ステップST6)。
なお、ハンズフリータグ13は、認証機12から発信された電波を受信する毎に、ユーザID等を示す電波を発信するが、ハンズフリータグ13がセミアクティブタグ型のIDタグである場合、認証機12から数回同じ認証機IDを示す電波を受信すると、スリープモードに入り、ユーザID等を示す電波を発信しなくなる。
ハンズフリーレシーバ14は、ハンズフリータグ13が電波を発信すると、その電波を受信する(ステップST7)。
入退室管理装置15のID取得部21は、ハンズフリーレシーバ14が電波を受信すると、その電波が示す認証機ID“HFA2”、ユーザID“U0001”及び電波強度情報を取得する。
入退室管理装置15の認証処理部23は、部屋2に対する入室(電気錠付扉3の通行)が許可されているユーザを識別するユーザIDが登録されている入室管理DB28内の認証テーブルの中に、ID取得部21により取得されたユーザID“U0001”と一致するユーザIDが登録されているか否かを確認する(ステップST8)。
図4の認証テーブルには、“U0001”のユーザIDが登録されている例が示されている。
認証処理部23は、一致するユーザIDが登録されている場合、認証成功である旨を鍵制御部25に通知する。
一方、一致するユーザIDが登録されていない場合、認証不成功である旨を不正記録処理部30に通知する。
不正記録処理部30は、認証処理部23から認証不成功である旨の通知を受けると、映像記録装置4により記録されている監視カメラ1の映像の中から、認証機12の認証機IDの受信時刻より所定時刻前(例えば、1秒前)の映像を切り出し、認証エラーである旨を示すエラーメッセージと一緒に当該映像を映像管理DB29に記録する(ステップST9)。
不正記録処理部30による切り出し元の映像は、後述する映像記録処理部27と同様に、予備登録されている認証機ID“HFA1”とID取得部21により取得された認証機ID“HFA2”の組に対応する映像記録装置4に記録されている映像である。
入退室管理装置15の予備登録確認部24は、認証処理部23から認証成功である旨の通知を受けると、入室管理DB28内の認証機関連付けテーブルを参照して、ID取得部21により取得された認証機ID“HFA2”が示す認証機12と関連付けられている認証機の認証機IDを検索する(ステップST10)。
図5の認証機関連付けテーブルには、認証機IDが“HFA1”の認証機11と、認証機IDが“HFA2”の認証機12とが関連付けられている例が示されている。
このため、この実施の形態1では、認証機IDが“HFA2”の認証機12と関連付けられている認証機11の認証機IDとして“HFA1”を取得する。
予備登録確認部24は、認証機IDが“HFA2”の認証機12と関連付けられている認証機11の認証機IDとして“HFA1”を取得すると、その認証機ID“HFA1”とユーザID“U0001”(ID取得部21により取得された認証機ID“HFA2”と一緒に取得されたユーザID“U0001”)の組が、入室管理DB28内の動態情報キャッシュテーブルに予備登録されているか否かを確認する(ステップST11)。
図6の動態情報キャッシュテーブルには、予備登録部22によって、認証機ID“HFA1”とユーザID“U0001”の組が予備登録されている。
予備登録確認部24は、認証機ID“HFA1”とユーザID“U0001”の組が予備登録されていれば、予備登録されている旨を鍵制御部25に通知する。
一方、予備登録されていない場合、予備登録されていない旨を不正記録処理部30に通知する。
不正記録処理部30は、予備登録確認部24から予備登録されていない旨の通知を受けると、映像記録装置4により記録されている監視カメラ1の映像の中から、認証機12の認証機IDの受信時刻より所定時刻前(例えば、1秒前)の映像を切り出し、ユーザの通行経路が不正である旨を示すエラーメッセージと一緒に当該映像を映像管理DB29に記録する(ステップST12)。
入退室管理装置15の鍵制御部25は、予備登録確認部24から予備登録されている旨の通知を受けると、入室管理DB28内の認証テーブルからユーザID“U0001”に対応する電気錠IDを取得し、その電気錠IDを用いて、電気錠付扉3の鍵を開錠する(ステップST13)。
図4の例では、ユーザID“U0001”に対応する電気錠IDとして“D1”が記録されている。
入退室管理装置15の通過時刻算出部26は、鍵制御部25が電気錠付扉3の鍵を開錠すると、入室管理DB28内の監視カメラテーブルを参照して、予備登録されている認証機ID“HFA1”とID取得部21により取得された認証機ID“HFA2”の組に対応する監視カメラ1及び映像記録装置4を検索する。
図7の監視カメラテーブルには、認証機ID“HFA1”と認証機ID“HFA2”の組に対応する監視カメラ1及び映像記録装置4として、監視カメラC1と映像記録装置R1が記録されている。
次に、通過時刻算出部26は、入室管理DB28内の最適撮影点テーブルを参照して、認証機IDが“HFA1”の認証機11と認証機IDが“HFA2”の認証機12の間の距離と、最適撮影点(例えば、最適撮影エリア18の中心点)と、認証機11と最適撮影点の間の距離とを取得する。
図8の最適撮影点テーブルには、認証機11と認証機12の間の距離が“10m”、認証機11と最適撮影点の間の距離が“3m”である例が示されている。
次に、通過時刻算出部26は、入室管理DB28内の動態情報キャッシュテーブルに予備登録されている認証機ID“HFA1”の受信時刻と、認証機ID“HFA2”の受信時刻との時刻差を求め、認証機11と認証機12の間の距離を当該時刻差で除算することにより、ユーザの移動速度を算出する。
そして、認証機11と最適撮影点の間の距離をユーザの移動速度で除算することにより、ユーザが最適撮影点を通過している時刻Tを算出する(ステップST14)。
入退室管理装置15の映像記録処理部27は、通過時刻算出部26が最適撮影点の通過時刻Tを算出すると、認証機ID“HFA1”と認証機ID“HFA2”の組に対応する映像記録装置4により記録された映像(認証機ID“HFA1”と認証機ID“HFA2”の組に対応する監視カメラ1の映像)の中から、その通過時刻Tに撮影された映像をデータファイル又は映像インデックスとして取り出し、通過時刻Tの映像を映像管理DB29に記録する(ステップST15)。
なお、通過時刻Tの映像を映像管理DB29に記録する際、その映像と一緒に、認証処理部23による認証時刻(一致するユーザIDが登録されていることが確認された時刻)とユーザIDを関連付けて映像管理DB29に記録する。
以上で明らかなように、この実施の形態1によれば、監視エリア内のエリアA又はエリアBに設置され、認証機IDを示す電波の到達範囲がエリアA又はエリアB内である認証機11,12と、ユーザがエリアA又はエリアBの中に進入することで、ユーザが所持しているハンズフリータグ13が、認証機11又は認証機12から発信された電波を受信して、その電波が示す認証機ID及びユーザIDを示す電波を発信すると、認証機ID及びユーザIDを示す電波を受信するハンズフリーレシーバ14と、ハンズフリーレシーバ14により受信された電波が示す認証機ID及びユーザIDと受信時刻の組を予備登録する予備登録部22と、ハンズフリーレシーバ14により上記認証機IDと異なる別の認証機ID及びユーザIDが受信された場合、関連付けられている認証機の組合せを示す関連付けテーブルを参照して、別の認証機IDが示す認証機と関連付けられている認証機の認証機IDを取得し、その認証機IDとユーザIDの組が予備登録部22により予備登録されているか否かを確認する予備登録確認部24と、予備登録確認部24により予備登録されていることが確認された場合、予備登録されている認証機IDの受信時刻と別の認証機IDの受信時刻から、ユーザが最適撮影点を通過している時刻を算出する通過時刻算出部26とを設け、映像記録処理部27が監視エリアを撮影している監視カメラ1の映像のうち、通過時刻算出部26により算出された時刻に撮影された映像を記録するように構成したので、ユーザが映っている映像を正確に記録することができる一方、監視上必要がない無駄な映像の記録を避けることができる効果を奏する。
また、この実施の形態1によれば、通行が許可されているユーザを識別するユーザIDが登録されている認証テーブルの中に、ハンズフリーレシーバ14により受信されたユーザIDと一致するユーザIDが登録されているか否かを確認する認証処理部23と、認証処理部23により一致するユーザIDが登録されていることが確認され、かつ、予備登録確認部24により予備登録されていることが確認された場合、電気錠付扉3の鍵を開錠する鍵制御部25とを備えるように構成したので、ユーザが適正な通行経路を移動している場合に限り、電気錠付扉3の鍵を開錠することができるようになり、セキュリティ性を高めることができる効果を奏する。
なお、この実施の形態1では、監視エリアが部屋2の電気錠付扉3の外側である例を示したが、これは一例に過ぎず、例えば、セキュリティを保つ必要がある敷地やビルの出入り口などが監視エリアでもよい。
この実施の形態1では、認証処理部23がユーザIDを用いて、認証処理を実施するものを示したが、これは一例に過ぎず、例えば、生体認証による認証処理を実施するようにしてもよい。
また、この実施の形態1では、2台の認証機11,認証機12が設置されている例を示したが、3台以上の認証機が設置されていてもよい。
例えば、N台の認証機が設置される場合、N−1台の認証機の認証機IDが予備登録されることになる。
また、この実施の形態1では、2台の認証機11,認証機12が部屋2の外側に設置されている例を示したが、図12に示すように、認証機11を部屋2の外側に設置して、認証機12を部屋2の内側に設置するようにしてもよい。この場合、認証機11を入室用に使用し、認証機12を退室用に使用することができる。
実施の形態2.
図9はこの発明の実施の形態2による映像監視システムを示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
図9の例では、平行に設置されているフラッパーゲート41の通行路(入門ゲート)が2つである例を示しているが、入門ゲートが3以上であってもよい。
高精細監視カメラ42はフラッパーゲート41の出口付近を監視エリアとして撮影するカメラであり、高精細監視カメラ42の映像は高精細映像であるため、その映像から左半分又は右半分の映像を切り出しても、十分に精細な映像である。
入退室管理装置43は図1の入退室管理装置15と同様の機能を備えている。
ただし、入退室管理装置43の映像記録処理部27は、次の機能が追加されている。
即ち、映像記録処理部27は認証機11又は認証機12の中で、ハンズフリータグ13における電波の受信強度が高い方の認証機を特定し、通過時刻算出部26により算出された通過時刻Tに撮影された映像の中から、受信強度が高い方の認証機に対応するエリア(最適撮影エリアX又は最適撮影エリアY)の映像を切り出して、その映像を映像管理DB29に記録する処理を実施する。
また、映像を映像管理DB29に記録する際には、最適撮影エリアXの映像であるのか、最適撮影エリアBの映像であるのかを示す情報も一緒に記録する。
図9のように、最適撮影エリアが2箇所ある場合、一般的には、2台の監視カメラを設置する必要がある。
したがって、フラッパーゲート41の通行状態を監視するような場合、監視カメラの台数が通行路数だけ必要になり、フラッパーゲート41の通行路の数が増えると、システムのコスト高を招く要因になる。
この実施の形態2では、1台の高精細監視カメラ42を設置するだけで、複数の通行路の通行状態を監視できるようにしている。
次に動作について説明する。
ただし、この実施の形態2では、上記実施の形態1に対して追加している機能を主に説明する。
ハンズフリータグ13は、認証機11又は認証機12から発信された電波を受信すると、上記実施の形態1と同様に、その電波が示す認証機ID、ユーザID及び電波強度情報(認証機11又は認証機12から発信された電波の受信強度を示す情報)を示す電波を発信する。
入退室管理装置43のID取得部21は、ハンズフリーレシーバ14が電波を受信すると、その電波が示す認証機ID、ユーザID及び電波強度情報を取得する。
入退室管理装置43の予備登録部22は、認証機ID、ユーザID及び電波強度情報が示す電波の受信強度等の組を入室管理DB28内の動態情報キャッシュテーブルに予備登録する。
映像記録処理部27は、通過時刻算出部26が最適撮影点の通過時刻Tを算出すると、上記実施の形態1と同様に、映像記録装置4により記録された映像の中から、その通過時刻Tに撮影された映像をデータファイル又は映像インデックスとして取り出すが、その映像のうち、図中、左半分の最適撮影エリアXの映像、あるいは、右半分の最適撮影エリアXの映像だけを映像管理DB29に記録する。
即ち、映像記録処理部27は、ユーザが通行している入門ゲート側の映像だけを記録して、無駄な映像の記録を避けるため、入室管理DB28内の動態情報キャッシュテーブルを参照して、ハンズフリータグ13における認証機11から発信された電波の受信感度を取得し、認証機11から発信された電波の受信感度と、ID取得部21から出力された電波強度情報が示すハンズフリータグ13における認証機12から発信された電波の受信感度とを比較することで、認証機11又は認証機12の中で、ハンズフリータグ13における電波の受信強度が高い方の認証機を特定する。
映像記録処理部27は、ハンズフリータグ13における電波の受信強度が高い方の認証機が認証機11であれば、通過時刻Tに撮影された映像の中から、その認証機11に対応する最適撮影エリアXの映像を切り出して、その映像を映像管理DB29に記録する。
一方、ハンズフリータグ13における電波の受信強度が高い方の認証機が認証機12であれば、通過時刻Tに撮影された映像の中から、その認証機12に対応する最適撮影エリアYの映像を切り出して、その映像を映像管理DB29に記録する。
また、映像記録処理部27は、映像を映像管理DB29に記録する際、最適撮影エリアXの映像であるのか、最適撮影エリアYの映像であるのかを示す情報も一緒に記録する。
認証処理部23による認証時刻とユーザIDについても、上記実施の形態1と同様に、当該映像と関連付けて映像管理DB29に記録する。
以上で明らかなように、この実施の形態2によれば、平行に設置されている複数の入門ゲートに対応する位置に認証機がそれぞれ設置されている場合、複数の認証機の中で、ハンズフリータグ13における電波の受信強度が最も高くなる認証機を特定し、通過時刻算出部26により算出された通過時刻Tに撮影された映像の中から、その認証機に対応するエリアの映像を切り出して、その映像を映像管理DB29に記録するように構成したので、1台の高精細監視カメラ42を設置するだけで、複数の入門ゲートの通行状態を監視できるようになり、システム構成の簡略化を図ることができる効果を奏する。
実施の形態3.
図10はこの発明の実施の形態3による映像監視システムを示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
入退室管理装置44は図1の入退室管理装置15と同様の機能を備えているが、設置されている認証機の台数が1台だけであるため、ユーザが最適撮影点(例えば、最適撮影エリア18の中心点)を通過している時刻の算出処理などにおいて、図1の入退室管理装置15と相違している。
図11はこの発明の実施の形態3による入退室管理装置44を示す構成図であり、図において、図2と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
予備登録確認部31は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、ID取得部21により取得された認証機ID及びユーザIDの組が入室管理DB28内の動態情報キャッシュテーブルに予備登録されているか否かを確認する処理を実施する。
この実施の形態3では、設置されている認証機50(認証機IDが“HFA3”の認証機)の台数が1台だけであるため、図1の予備登録確認部24のように、ID取得部21により取得された認証機ID(例えば、“HFA1”)と異なる別の認証機ID(例えば、“HFA2”)が取得されたとき、認証機関連付けテーブルを参照して、その別の認証機IDが示す認証機12と関連付けられている認証機11の認証機IDを取得する処理などは行わない。したがって、予備登録確認部31の処理内容は、図1の予備登録確認部24の処理内容より簡略化されている。
通過時刻算出部32は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、予備登録部22によりユーザIDや受信時刻等の組が入室管理DB28内の動態情報キャッシュテーブルに予備登録されたのち、ハンズフリータグ13における認証機50から発信される電波の受信強度を監視し、その受信強度が所定強度(例えば、最高の電波強度“10)に到達した時点の時刻と、予備登録部22により予備登録されている受信時刻から、ユーザが最適撮影点(例えば、最適撮影エリア18の中心点)を通過している時刻を算出する処理を実施する。なお、通過時刻算出部32は通過時刻算出手段を構成している。
図11の例では、入退室管理装置44の構成要素であるID取得部21、予備登録部22、認証処理部23、予備登録確認部31、鍵制御部25、通過時刻算出部32、映像記録処理部27及び不正記録処理部30のそれぞれが専用のハードウェアで構成されているものを想定しているが、入退室管理装置44がコンピュータなどで構成される場合には、ID取得部21、予備登録部22、認証処理部23、予備登録確認部31、鍵制御部25、通過時刻算出部32、映像記録処理部27及び不正記録処理部30の処理内容を記述しているプログラムの全部又は一部をコンピュータのメモリに格納し、当該コンピュータのCPUが当該メモリに格納されているプログラムを実行するようにしてもよい。
次に動作について説明する。
入退室管理装置44の予備登録部22は、上記実施の形態1と同様に、ID取得部21により取得された認証機ID“HFA3”、ユーザID“U0002”、受信時刻、電波の受信強度“1”、通行タイプ、キャッシュターマーの組を入室管理DB28内の動態情報キャッシュテーブルに予備登録するが(図6を参照)、ユーザがエリアA内に入った当初は、ユーザがエリアAの周辺部分に存在しており、認証機50からの距離が遠いので、ハンズフリータグ13における認証機50から発信される電波の受信強度は低い。
その後、ユーザが移動して、認証機50が設置されているエリアAの中心部に近づくにつれて、ハンズフリータグ13における認証機50から発信される電波の受信強度が高くなる。
入退室管理装置44の通過時刻算出部32は、鍵制御部25が電気錠付扉3の鍵を開錠すると、ハンズフリータグ13における認証機50から発信される電波の受信強度(ID取得部21により取得された電波強度情報が示す電波の受信強度)を監視し、その受信強度が所定強度(例えば、最高の電波強度“10)に到達した時点の時刻(以下、「強度最高時刻」と称する)を特定する。
通過時刻算出部32は、強度最高時刻を特定すると、入室管理DB28内の動態情報キャッシュテーブルを参照して、予備登録部22により認証機ID等が予備登録された時点の電波の受信感度を取得し、入室管理DB28内の最適撮影点テーブルを参照して、認証機IDが“HFA3”の認証機50における予備登録時点の電波強度“1”と、強度最高時刻の電波強度“10”とに対応する移動距離(予備登録時点の認証機50の位置と、強度最高時刻の認証機50の位置の間の距離)と、最適撮影点距離(予備登録時点の認証機50の位置と、最適撮影点(例えば、最適撮影エリア18の中心点)の間の距離)とを取得する。
図8の最適撮影点テーブルには、2つの認証機の組だけでなく、1つの認証機における電波強度の組に対応する最適撮影点距離等が記録されている。
図8の例では、移動距離が“1m”、最適撮影点距離が“1m”である。
次に、通過時刻算出部32は、予備登録された時点の受信時刻と強度最高時刻の時刻差を求め、上記の移動距離を当該時刻差で除算することにより、ユーザの移動速度を算出する。
そして、上記の最適撮影点距離をユーザの移動速度で除算することにより、ユーザが最適撮影点を通過している時刻Tを算出する。
入退室管理装置44の映像記録処理部27は、通過時刻算出部26が最適撮影点の通過時刻Tを算出すると、映像記録装置4により記録された映像の中から、その通過時刻Tに撮影された映像をデータファイル又は映像インデックスとして取り出し、通過時刻Tの映像を映像管理DB29に記録する。
なお、通過時刻Tの映像を映像管理DB29に記録する際、その映像と一緒に、認証処理部23による認証時刻とユーザIDを関連付けて映像管理DB29に記録する。
以上で明らかなように、この実施の形態3によれば、予備登録部22によりユーザIDや受信時刻等の組が入室管理DB28内の動態情報キャッシュテーブルに予備登録されたのち、ハンズフリータグ13における認証機50から発信される電波の受信強度を監視し、その受信強度が所定強度に到達した時点の時刻と、予備登録部22により予備登録されている受信時刻から、ユーザが最適撮影点を通過している時刻を算出するように構成したので、上記実施の形態1と同様の効果を奏するほかに、認証機が1台設置されているだけで、ユーザが最適撮影点を通過している時刻を算出することができる効果を奏する。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 監視カメラ、2 部屋、3 電気錠付扉、4 監視映像記録装置、11,12,50 認証機、13 ハンズフリータグ(ID発信機)、14 ハンズフリーレシーバ(ID受信手段)、14a エリア、15,43,44 入退室管理装置、16 統合監視装置、17 ネットワーク、21 ID取得部(ID受信手段)、22 予備登録部(予備登録手段)、23 認証処理部(認証手段)、24 予備登録確認部(登録確認手段)、25 鍵制御部(鍵制御手段)、26 通過時刻算出部(通過時刻算出手段)、27 映像記録処理部(映像記録手段)、28 入室管理DB、29 映像管理DB、30 不正記録処理部(認証不正記録手段、通行経路不正記録手段)、41 フラッパーゲート、42 高精細監視カメラ、31 予備登録確認部、32 通過時刻算出部(通過時刻算出手段)。

Claims (10)

  1. 監視エリア内の複数の小エリア毎に設置され、認証機IDを示す電波の到達範囲が当該小エリア内である複数の認証機と、ユーザが上記複数の小エリアの中のいずれかの小エリアに進入することで、上記ユーザが所持しているID発信機が、当該小エリアに設置されている認証機から発信された電波を受信して、上記電波が示す認証機ID及び上記ユーザを識別するユーザIDを示す電波を発信すると、上記認証機ID及び上記ユーザIDを示す電波を受信するID受信手段と、上記ID受信手段により受信された電波が示す認証機ID及びユーザIDと受信時刻の組を予備登録する予備登録手段と、上記ID受信手段により上記認証機IDと異なる別の認証機ID及びユーザIDを示す電波が受信された場合、関連付けられている認証機の組合せを示す関連付けテーブルを参照して、上記別の認証機IDが示す認証機と関連付けられている認証機の認証機IDを取得し、上記認証機IDと上記ユーザIDの組が上記予備登録手段により予備登録されているか否かを確認する登録確認手段と、上記登録確認手段により予備登録されていることが確認された場合、予備登録されている認証機IDの受信時刻と上記別の認証機IDの受信時刻から、上記ユーザが所定の地点を通過している時刻を算出する通過時刻算出手段と、上記監視エリアを撮影している監視カメラの映像のうち、上記通過時刻算出手段により算出された時刻に撮影された映像を記録する映像記録手段とを備えた映像監視装置。
  2. 通行が許可されているユーザを識別するユーザIDが登録されている認証テーブルの中に、ID受信手段により別の認証機IDと一緒に受信されたユーザIDと一致するユーザIDが登録されているか否かを確認する認証手段と、
    上記認証手段により一致するユーザIDが登録されていることが確認され、かつ、登録確認手段により予備登録されていることが確認された場合、扉の鍵を開錠する鍵制御手段とを備えていることを特徴とする請求項1記載の映像監視装置。
  3. 映像記録手段は、通過時刻算出手段により算出された時刻に撮影された映像を記録する際、認証手段により一致するユーザIDが登録されていることが確認された時刻と上記ユーザIDを上記映像に関連付けて保存することを特徴とする請求項2記載の映像監視装置。
  4. 映像記録手段は、複数台の監視カメラが設置されている場合、関連付けられている認証機の組に対応する監視カメラの映像を記録することを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の映像監視装置。
  5. 登録確認手段により予備登録されていることが確認されない場合、ユーザの通行経路が不正である旨を記録するとともに、別の認証機IDの受信時刻から所定時刻前の監視カメラの映像を記録する通行経路不正記録手段を備えていることを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載の映像監視装置。
  6. 認証手段により一致するユーザIDが登録されていることが確認されない場合、認証エラーである旨を記録するとともに、別の認証機IDの受信時刻から所定時刻前の監視カメラの映像を記録する認証不正記録手段を備えていることを特徴とする請求項2から請求項5のうちのいずれか1項記載の映像監視装置。
  7. 平行に設置されている複数の入門ゲートに対応する位置に認証機がそれぞれ設置されている場合、
    映像記録手段は、複数の認証機の中で、ID発信機における電波の受信強度が最も高くなる認証機を特定し、通過時刻算出手段により算出された時刻に撮影された映像の中から、上記認証機に対応するエリアの映像を切り出して、上記映像を記録することを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載の映像監視装置。
  8. 電波の到達範囲が監視エリア内である認証機と、ユーザが上記監視エリアに進入することで、上記ユーザが所持しているID発信機が、上記認証機から発信された電波を受信して、上記ユーザを識別するユーザIDを示す電波を発信すると、上記ユーザIDを示す電波を受信するID受信手段と、上記ID受信手段により受信された電波が示すユーザID及び受信時刻の組を予備登録する予備登録手段と、上記予備登録手段によりユーザID及び受信時刻の組が予備登録されたのち、上記ID発信機における上記認証機から発信される電波の受信強度を監視し、上記受信強度が所定強度に到達した時点の時刻と上記受信時刻から、上記ユーザが所定の地点を通過している時刻を算出する通過時刻算出手段と、上記監視エリアを撮影している監視カメラの映像のうち、上記通過時刻算出手段により算出された時刻に撮影された映像を記録する映像記録手段とを備えた映像監視装置。
  9. 監視エリアを撮影する監視カメラと、上記監視エリア内の複数の小エリア毎に設置され、認証機IDを示す電波の到達範囲が当該小エリア内である複数の認証機と、ユーザが上記複数の小エリアの中のいずれかの小エリアに進入することで、当該小エリアに設置されている認証機から発信された電波を受信すると、上記電波が示す認証機ID及びユーザを識別するユーザIDを示す電波を発信するID発信機と、上記ID発信機から発信された電波を受信するID受信手段と、上記ID受信手段により受信された電波が示す認証機ID及びユーザIDと受信時刻の組を予備登録する予備登録手段と、上記ID受信手段により上記認証機IDと異なる別の認証機ID及びユーザIDを示す電波が受信された場合、関連付けられている認証機の組合せを示す関連付けテーブルを参照して、上記別の認証機IDが示す認証機と関連付けられている認証機の認証機IDを取得し、上記認証機IDと上記ユーザIDの組が上記予備登録手段により予備登録されているか否かを確認する登録確認手段と、上記登録確認手段により予備登録されていることが確認された場合、予備登録されている認証機IDの受信時刻と上記別の認証機IDの受信時刻から、上記ユーザが所定の地点を通過している時刻を算出する通過時刻算出手段と、上記監視カメラにより撮影された映像のうち、上記通過時刻算出手段により算出された時刻に撮影された映像を記録する映像記録手段とを備えた映像監視システム。
  10. 監視エリアを撮影する監視カメラと、電波の到達範囲が上記監視エリア内である認証機と、ユーザが上記監視エリアに進入することで、上記認証機から発信された電波を受信すると、ユーザを識別するユーザIDを示す電波を発信するID発信機と、上記ID発信機から発信された電波を受信するID受信手段と、上記ID受信手段により受信された電波が示すユーザID及び受信時刻の組を予備登録する予備登録手段と、上記予備登録手段によりユーザID及び受信時刻の組が予備登録されたのち、上記ID発信機における上記認証機から発信される電波の受信強度を監視し、上記受信強度が所定強度に到達した時点の時刻と上記受信時刻から、上記ユーザが所定の地点を通過している時刻を算出する通過時刻算出手段と、上記監視カメラにより撮影された映像のうち、上記通過時刻算出手段により算出された時刻に撮影された映像を記録する映像記録手段とを備えた映像監視システム。
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