JP2012129834A - 携帯電話システム、携帯電話機および装着型端末 - Google Patents

携帯電話システム、携帯電話機および装着型端末 Download PDF

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Abstract

【課題】 ユーザが携帯電話機から離れたところへ移動する場合でも、煩雑な設定操作等を行うことなく、携帯電話機への着信に対して自動的に適切な処理を行わせることのできる携帯電話システム、その携帯電話機および装着型端末を提供する。
【解決手段】 互いに無線接続可能にされた携帯電話機と装着型端末とからなる携帯電話システムである。そして、携帯電話機に、装着型端末と無線接続されているか否かの情報を記憶する記憶手段を設け、メール又は音声の着信があった際、記憶手段に無線接続有りの情報が記憶されている場合に、装着型端末へ着信を示す信号を送信する一方、前記着信があった際、記憶手段に無線接続無しの情報が記憶されている場合に発信元へ不在を通知する不在応答処理が行われるようにする(S1)。
【選択図】 図4

Description

この発明は、携帯電話機と装着型端末ならびに携帯電話システムに関する。
以前より、携帯電話機と腕時計とをブルートゥース(Bluetooth:登録商標)通信により無線接続し、携帯電話機に着信があった場合に携帯電話機から腕時計に着信情報を送信して、腕時計がユーザに着信を報知したり、腕時計に受信した電子メールの内容を送って腕時計で表示出力したりするシステムが提案されている(特許文献1)。
特開2002−125039号公報
ユーザが携帯電話機から離れたところに居るときに音声着信やメール着信があった場合、ユーザはこれらの着信にすぐに応答することができない。このような場合に、ユーザの不在を通知する応答が自動的に行われると便利である。
この発明の目的は、ユーザが携帯電話機から離れたところへ移動する場合でも、煩雑な設定操作等を行うことなく、携帯電話機への着信に対して自動的に適切な処理を行わせることのできる携帯電話システム、その携帯電話機および装着型端末を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、
携帯電話機と、ユーザに装着される装着型端末とを備え、前記携帯電話機と前記装着型端末とが無線接続可能にされた携帯電話システムにおいて、
前記携帯電話機には、
前記装着型端末と無線接続されているか否かの情報を記憶する記憶手段と、
メール又は音声の着信があった際、前記記憶手段に無線接続有りの情報が記憶されている場合に、前記装着型端末へ前記着信を示す信号を送信する着信通知制御手段と、
前記着信があった際、前記記憶手段に無線接続無しの情報が記憶されている場合に発信元へ不在を通知する不在応答処理を行う不在応答制御手段と、
が設けられていることを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の携帯電話システムにおいて、
前記装着型端末には、
前記携帯電話機から前記着信を示す信号を受信した場合に着信の報知を行う着信報知手段と、
前記携帯電話機と無線接続されていない場合に、前記携帯電話機で前記着信があった際に前記不在応答処理が行われる設定状態であることを表示する設定表示手段と、
が設けられていることを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載の携帯電話システムにおいて、
前記携帯電話機には、
前記不在応答処理を行った後に前記装着型端末と無線接続された際に、前記不在応答処
理を行ったか否かを示す情報を前記装着型端末へ送信する処理情報送信制御手段が設けられ、
前記装着型端末には、
前記携帯電話機と無線接続されて前記不在応答処理を行ったか否かを示す情報を受信した場合に当該情報を報知する処理情報報知手段が設けられていることを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の携帯電話システムにおいて、
前記携帯電話機の無線通信手段と前記装着型端末の無線通信手段とは、互いに無線接続されている状態から無線信号が届かない状況になった場合に前記無線接続が解除され、前記無線接続が解除されている状態で互いに無線信号が届く状況になった場合に前記無線接続が結ばれる構成であることを特徴としている。
請求項5記載の発明は、
ユーザに装着される装着型端末と無線接続可能にされた携帯電話機において、
前記装着型端末と無線接続されているか否かの情報を記憶する記憶手段と、
メール又は音声の着信があった際、前記記憶手段に無線接続有りの情報が記憶されている場合に、前記装着型端末へ前記着信を示す信号を送信する着信通知制御手段と、
前記着信があった際、前記記憶手段に無線接続無しの情報が記憶されている場合に発信元へ不在を通知する不在応答処理を行う不在応答制御手段と、
を備えていることを特徴としている。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の携帯電話機において、
前記不在応答処理を行った後に前記装着型端末と無線接続された際に、前記不在応答処理を行ったか否かを示す情報を前記装着型端末へ送信する処理情報送信制御手段を備えていることを特徴としている。
請求項7記載の発明は、
ユーザに装着されるとともに携帯電話機と無線接続可能にされた装着型端末において、
前記携帯電話機からメール又は音声の着信を示す信号を受信した場合に着信の報知を行う着信報知手段と、
前記携帯電話機と無線接続されていない場合に、前記着信があった際に前記携帯電話機で発信元へ不在を通知する応答を行う不在応答処理が行われる設定状態であることを表示する設定表示手段と、
が設けられていることを特徴としている。
請求項8記載の発明は、請求項7記載の装着型端末において、
前記携帯電話機と無線接続されて前記不在応答処理を行ったか否かを示す情報を受信した場合に当該情報を報知する処理情報報知手段が設けられていることを特徴としている。
本発明に従うと、ユーザが装着型端末を装着した状態で携帯電話機から離れたところへ移動すると、無線接続が切れて携帯電話機で不在応答処理が実行される設定状態となる。従って、ユーザは携帯電話機から離れたところへ移動する際、煩雑な設定操作を行わなくても、携帯電話機への着信に対して適宜な処理が行われるようにすることができる。
本発明の実施形態の携帯電話システムを表わす図である。 携帯電話機の全体構成を示すブロック図である。 腕時計の全体構成を示すブロック図である。 携帯電話機のCPUにより実行される腕時計との切断処理の制御手順を示すフローチャートである。 携帯電話機のCPUにより実行されるメール着信処理の制御手順を示すフローチャートである。 携帯電話機のCPUにより実行される腕時計との接続処理の制御手順を示すフローチャートである。 腕時計のCPUにより実行される携帯電話機との切断処理の制御手順を示すフローチャートである。 腕時計のCPUにより実行される受信処理の制御手順を示すフローチャートである。 腕時計のCPUにより実行される携帯電話機との接続処理の制御手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態の携帯電話システムを表わす図、図2は携帯電話機の全体構成を示すブロック図、図3は、装着型端末としての腕時計の全体構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本発明の実施形態の携帯電話システムは、音声通話や電子メールの送受信機能を備えた携帯電話機10と、装着型端末としての腕時計40とから構成される。携帯電話機10と腕時計40とは、短距離無線通信(例えばブルートゥース通信など)により、互いに無線接続(無線リンク)されている状態で無線信号の送受信によりデータ通信できるようになっている。この短距離無線通信は、無線接続されている状態から互いに無線信号が届かない距離に離れた場合には無線接続が解除され、無線接続が解除されている状態で互いに無線信号が届く距離まで近づいた場合には自動的に再び無線接続が結ばれるようになっている。
携帯電話機10は、図2に示すように、機器の全体的な制御を行うCPU11(中央演算処理装置)と、CPU11が実行する制御プログラムや制御データを格納したROM(Read Only Memory)12と、CPU41に作業用のメモリ空間を供給するRAM(Random
Access Memory)13と、複数の操作キーを有する操作部14と、種々の機能表示を行う液晶表示部15およびその表示ドライバ16と、通話時の音声入出力を行うスピーカ17およびマイク18と、入出力される音声信号とデジタルデータとの相互変換を行うコーデック19と、アンテナAN11を介して基地局との間で無線信号の送受信を行うRF送受信回路20と、コーデック19から入出力される通話音声のデジタルデータや種々の送受信データの変調および復調処理を行う通信処理回路21と、アンテナAN12を介して短距離無線通信を行う無線通信手段としてのブルートゥースモジュール22と、ブルートゥースモジュール22を介して送受信されるデータに対してシリアル/パラレル変換等のデータ処理を行うUART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)23と、振動により着信を知らせる振動モータ24およびそのドライバ25と、CPU11と各部との間で信号をやりとりするバス28等を備えている。
RAM13には、メール不在通知の処理を行うか否かの設定状態が示されるメール不在通知設定データの記憶領域13aと、実際にメール不在通知が行われたか否かの情報が示される不在自動返信データの記憶領域13bとが設けられている。上記のメール不在通知設定データは、携帯電話機10と腕時計40との無線接続が結ばれているときにはオンの設定データとなり、無線接続が解除されているときにはオフの設定データとなるため、無線接続の有無を表わすデータにもなり、それ故、記憶領域13aは無線接続されているか
否かの情報を記憶する記憶手段を構成する。
腕時計40は、図3に示すように、機器の全体的な制御を行うCPU41と、CPU41が実行する制御プログラムや制御データを格納したROM42と、CPU41に作業用のメモリ空間を供給するRAM43と、例えば腕時計本体の側面などに複数設けられた操作用のスイッチ44と、現在時刻を計時する計時回路45と、腕時計本体の正面部に設けられ時刻表示や種々の機能表示を行う液晶表示部(LCD)46と、液晶表示部46を駆動する液晶ドライバ47と、アンテナAN41を介して短距離無線通信を行う無線通信手段としてのブルートゥースモジュール48と、ブルートゥースモジュール48を介して送受信されるデータに対してシリアル/パラレル変換等のデータ処理を行うUART49と、振動によりユーザに報知を行う振動モータ50およびそのドライバ51と、発光点滅等によりユーザに報知を行う発光ダイオード52およびそのドライバ53と、ブザー音によりユーザにアラーム報知を行うピエゾ素子54およびそのドライバ55と、CPU41と各部との間で信号をやり取りするバス56等を備えている。
腕時計40の液晶表示部46には、メール不在通知設定マークが形成されている。そして、この設定マークが点灯又は消灯されることで、ユーザに現在の携帯電話機10にてメール不在通知が行われる設定状態なのか、行われない設定状態なのかが表示されるようになっている。
また、腕時計40の液晶表示部46には、文字表示が可能な領域が設けられ、この領域に不在メールの自動返信を実際に行ったか否かを示す報知表示が行われるようになっている。
携帯電話機10のブルートゥースモジュール22と、腕時計40のブルートゥースモジュール48とは、無線接続が結ばれている無線リンクモードにおいて、常に所定の間隔で信号のやり取りを行って無線接続が存続しているか否かの確認を行う。そして、この信号が確認できなくなったら、無線接続を解除してデバイス検出モードに移行する。デバイス検出モードでは、腕時計40のブルートゥースモジュール48は、定期的に携帯電話機10に自己を検出させるための信号を送信し、携帯電話機10はこの信号を検出するための受信処理を行う。そして、無線信号が届く範囲に両者が入ると、上記の信号により携帯電話機10が腕時計40を検出する。その後、両者で所定の接続処理が行われて無線接続が結ばれるようになっている。
次に、上記構成の携帯電話機10および腕時計40による連携機能の動作を説明する。
図4には、携帯電話機10のCPU11により実行される腕時計との切断処理のフローチャートを示す。
携帯電話機10と腕時計40との無線接続が解除されると、携帯電話機10では、この接続解除の情報がブルートゥースモジュール22からCPU11に通知され、それによりCPU11によって図4の腕時計との切断処理が実行される。
切断処理が開始されると、先ず、CPU11は、メール不在通知の設定をオン、すなわち、RAM13のメール不在通知設定データの記憶領域13aにオンの値を書き込む(ステップS1)。この設定により、メール着信があった場合に自動的に発信元へ不在メール(不在を通知する電子メール)を返信する処理が行われることになる。
次に、CPU11は、RAM13の記憶領域13bを初期化して、「無し」を表わす不在自動返信データを書き込む(ステップS2)。そして、この切断処理を終了する。
図5には、携帯電話機10のCPU11により実行されるメール着信処理のフローチャートを示す。
携帯電話機10にメール着信があった場合には、携帯電話機10のCPU11は、図5のメール着信処理を実行する。このメール着信処理が開始されると、先ず、CPU11は、RAM13の記憶領域13aのメール不在通知設定データを確認する(ステップS3)。そして、オフの設定データであれば、腕時計40との無線接続が結ばれているはずなので、ブルートゥースモジュール22を介して腕時計40へメール着信を表わすデータを送信する(ステップS4:着信通知制御手段)。そして、このメール着信処理を終了する。
一方、ステップS3の判別処理で、オンのメール不在通知設定データであると判別されたら、先ず、CPU11は、着信した電子メールの送信者をあて先とした不在メールを作成し、この不在メールを返信する処理を行う(ステップS5:不在応答制御手段)。次いで、RAM13の記憶領域13bにメール不在通知を実際に行ったことを表わす「有り」のデータを書き込む(ステップS6)。そして、このメール着信処理を終了する。
図6には、携帯電話機10のCPU11により実行される腕時計との接続処理のフローチャートを示す。
携帯電話機10と腕時計40との無線接続が解除されてデバイス検出モードになった後、再度、両者間で無線接続が結ばれた場合には、携帯電話機10において、無線接続の情報がCPU11に通知され、それにより図6の腕時計との接続処理が実行される。
腕時計との接続処理が開始されると、先ず、CPU11は、メール着信に伴うメール不在通知の処理を行わせないためにメール不在通知の設定をオフ、すなわち、RAM13のメール不在通知設定データの記憶領域13aにオフの値を書き込む(ステップS7)。
次に、CPU11は、無線接続が解除されていた間にメール不在通知の処理を行ったか否かを腕時計40に通知するために、RAM13の記憶領域13bの不在自動返信データを腕時計40へ無線送信する(ステップS8:処理情報送信制御手段)。そして、この腕時計との接続処理を終了する。
図7には、腕時計のCPUにより実行される携帯電話機との切断処理のフローチャートを示す。
携帯電話機10と腕時計40との無線接続が解除されると、腕時計40では、この接続解除の情報がブルートゥースモジュール48からCPU41に通知され、それによりCPU41によって図7の携帯電話機との切断処理が実行される。
携帯電話機との切断処理が開始されると、腕時計40のCPU41は、液晶表示部46のメール不在通知設定マークを点灯させる(ステップS11:設定表示手段)。これにより、ユーザが腕時計40を見ることで、携帯電話機10のメール不在通知の設定がオンされていることを認識することができる。そして、この携帯電話機との切断処理を終了する。
図8には、腕時計のCPUにより実行される受信処理のフローチャートを示す。
腕時計40のCPU41は、腕時計40の動作時に、この受信処理を他の処理と並列的に短い時間間隔で繰り返し実行する。この受信処理が開始されると、CPU41は、先ず
、携帯電話機10からメール着信データがブルートゥースモジュール48に受信されていないか判別し(ステップS12)、この受信がなければ、そのままこの受信処理を終了する。
一方、ステップS12の判別処理で、メール着信データが受信されていると判別されたら、振動モータ50を一定時間駆動する(ステップS13:着信報知手段)。これにより、腕時計40を装着しているユーザは携帯電話機10にメール着信があったことを認識することができる。そして、この受信処理を終了する。
図9には、腕時計のCPUにより実行される携帯電話機との接続処理のフローチャートを示す。
携帯電話機10と腕時計40との無線接続が解除されてデバイス検出モードになった後、再度、両者間で無線接続が結ばれた場合には、腕時計40において、無線接続の情報がCPU41に通知され、それにより図9の携帯電話機との接続処理が実行される。
携帯電話機との接続処理が開始されると、先ず、CPU41は、液晶表示部46のメール不在通知設定マークを消灯させる(ステップS14:設定表示手段)。これにより、ユーザが腕時計40を見ることで、携帯電話機10のメール不在通知の設定がオフされていることを認識できる。
次いで、CPU41は、ブルートゥースモジュール48を介して不在自動返信データを携帯電話機10から受信する(ステップS15)。この不在自動返信データは、無線接続が解除されていた期間に不在メールの自動返信が実際に行われたか否かを示すデータであり、図6のステップS8で携帯電話機10から送信されるデータである。
不在自動返信データを受信したら、腕時計40のCPU41は、このデータの値の判別を行い(ステップS16)、「無し」のデータであれば、そのままこの携帯電話機との接続処理を終了する。
一方、「有り」のデータであれば、液晶表示部46の文字表示部に、無線接続が解除されていた期間に不在メールの自動返信が行われたことを表わす文字表示の出力を行わせる(ステップS17:処理情報報知手段)。この文字表示によって、ユーザが携帯電話機10から離れたところに居る期間にメール着信があって不在メールの自動返信が行われたことが報知される。この文字表示を行ったら、この携帯電話機との接続処理を終了する。
以上のように、この実施形態の携帯電話システムによれは、携帯電話機10と腕時計40とによる無線接続解除時と再接続時との処理によって、腕時計40を装着したユーザが携帯電話機10から離れたところへ移動したり戻ってきりした場合に、自動的に携帯電話機10のメール不在通知の設定がオンとオフとに切り替えられる。従って、ユーザは、煩雑な設定操作を行うことなく、携帯電話機10に不在時のメール着信に対して不在メールを自動返信させるといった適宜な処理を行わせるようにできる。
また、腕時計40は、メール不在通知マークを点灯または消灯して携帯電話機10のメール不在通知の設定状態を表示するようになっているので、ユーザはこの表示を見て、現在の設定状態を容易に確認できるようになっている。
また、メール不在通知の設定がオンされた後に、腕時計40を装着したユーザが携帯電話機10のところに戻ってきた場合に、その間に、不在メールの自動返信が実際に行われたか否かの情報が腕時計40に送られて表示されるので、ユーザはこの表示を見て、その
間のメール着信の状況等を容易に確認できるようになっている。
また、この実施形態の携帯電話システムによれば、携帯電話機10と腕時計40とが無線信号が届く範囲に入ったら無線接続が結ばれ、無線信号が届かない距離に離れたら無線接続が解除される構成なので、この無線接続の有無によって腕時計40を装着したユーザが携帯電話機10のところから離れたり戻ったりしたことを適切に判断することができる。そして、この判断によって状況に応じた上記の処理を適宜実行させることができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。例えば、上記実施形態では、メール着信に対してのみ不在通知に関する種々の処理を行う構成を示したが、音声着信に対しても同様の処理を適用するように構成しても良い。音声着信に対する不在通知は、音声着信があった場合に自動的に着信に応答し、「只今不在です」等の応答メッセージを流すように処理させれば良い。
また、上記実施形態では、携帯電話機10と腕時計40との無線接続が解除された後、互いに無線信号が届く範囲に入った場合に自動的に無線接続が再度結ばれる構成としたが、一旦、無線接続が解除されてデバイス検出モードに移行した後、そのまま所定時間が経過したら無線接続が解除されたままデバイス検出モードが中断され、その後、ユーザの接続操作がなされた場合にデバイス検出モードに移行して無線接続が結ばれるように構成しても良い。
また、上記実施形態では、腕時計40におけるメール不在通知の設定状態の表示を液晶表示部46の設定マークの点灯と消灯とにより行い、不在メールの自動返信が実際に行われたか否かの報知を液晶表示部46の文字表示により行う例を示したが、例えば、指針をメール不在通知の設定状態や不在メールの実行の有無を表わす表示位置に一定時間停止させることでユーザに通知を行ったり、振動や音声によりユーザに報知を行ったりするなど、その方式は種々に変形可能である。
また、上記実施形態では、装着型端末として腕時計を示したが、専用の端末としたり、また、その形態もポケベル型やタイピン型とするなど、ユーザが身に着けておける形態であれば種々に変更可能である。また、無線通信としてブルートゥース通信を適用した例を示したが、類似の無線通信を採用しても良い。その他、実施の形態で示した細部等は発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
10 携帯電話機
11 CPU
12 ROM
13 RAM
13a メール不在通知設定データの記憶領域
13b 不在自動返信データの記憶領域
14 操作部
22 ブルートゥースモジュール
40 腕時計
41 CPU
42 ROM
43 RAM
44 スイッチ
46 液晶表示部
48 ブルートゥースモジュール
50 振動モータ
54 ピエゾ素子

Claims (8)

  1. 携帯電話機と、ユーザに装着される装着型端末とを備え、前記携帯電話機と前記装着型端末とが無線接続可能にされた携帯電話システムにおいて、
    前記携帯電話機には、
    前記装着型端末と無線接続されているか否かの情報を記憶する記憶手段と、
    メール又は音声の着信があった際、前記記憶手段に無線接続有りの情報が記憶されている場合に、前記装着型端末へ前記着信を示す信号を送信する着信通知制御手段と、
    前記着信があった際、前記記憶手段に無線接続無しの情報が記憶されている場合に発信元へ不在を通知する不在応答処理を行う不在応答制御手段と、
    が設けられていることを特徴とする携帯電話システム。
  2. 前記装着型端末には、
    前記携帯電話機から前記着信を示す信号を受信した場合に着信の報知を行う着信報知手段と、
    前記携帯電話機と無線接続されていない場合に、前記携帯電話機で前記着信があった際に前記不在応答処理が行われる設定状態であることを表示する設定表示手段と、
    が設けられていることを特徴とする請求項1記載の携帯電話システム。
  3. 前記携帯電話機には、
    前記不在応答処理を行った後に前記装着型端末と無線接続された際に、前記不在応答処理を行ったか否かを示す情報を前記装着型端末へ送信する処理情報送信制御手段が設けられ、
    前記装着型端末には、
    前記携帯電話機と無線接続されて前記不在応答処理を行ったか否かを示す情報を受信した場合に当該情報を報知する処理情報報知手段が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯電話システム。
  4. 前記携帯電話機の無線通信手段と前記装着型端末の無線通信手段とは、互いに無線接続されている状態から無線信号が届かない状況になった場合に前記無線接続が解除され、前記無線接続が解除されている状態で互いに無線信号が届く状況になった場合に前記無線接続が結ばれる構成であることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の携帯電話システム。
  5. ユーザに装着される装着型端末と無線接続可能にされた携帯電話機において、
    前記装着型端末と無線接続されているか否かの情報を記憶する記憶手段と、
    メール又は音声の着信があった際、前記記憶手段に無線接続有りの情報が記憶されている場合に、前記装着型端末へ前記着信を示す信号を送信する着信通知制御手段と、
    前記着信があった際、前記記憶手段に無線接続無しの情報が記憶されている場合に発信元へ不在を通知する不在応答処理を行う不在応答制御手段と、
    を備えていることを特徴とする携帯電話機。
  6. 前記不在応答処理を行った後に前記装着型端末と無線接続された際に、前記不在応答処理を行ったか否かを示す情報を前記装着型端末へ送信する処理情報送信制御手段を備えていることを特徴とする請求項5記載の携帯電話機。
  7. ユーザに装着されるとともに携帯電話機と無線接続可能にされた装着型端末において、
    前記携帯電話機からメール又は音声の着信を示す信号を受信した場合に着信の報知を行う着信報知手段と、
    前記携帯電話機と無線接続されていない場合に、前記着信があった際に前記携帯電話機
    で発信元へ不在を通知する応答を行う不在応答処理が行われる設定状態であることを表示する設定表示手段と、
    が設けられていることを特徴とする装着型端末。
  8. 前記携帯電話機と無線接続されて前記不在応答処理を行ったか否かを示す情報を受信した場合に当該情報を報知する処理情報報知手段が設けられていることを特徴とする請求項7記載の装着型端末。
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