JP2012128965A - 蛍光灯補助装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ラピッドスターター用蛍光灯装置にT10管あるいはT8管蛍光灯を、T5管蛍光灯に置き換えることができる蛍光灯補助装置を提供する。
【解決手段】蛍光灯装置の一端に接続する2つの接続部51a、51bが配置されたG13口金50とT5管蛍光灯5の一端に接続する2つの接続部41a、41bが配置されたG5口金受け部40とを具備する主アダプター部10と、前記蛍光灯装置の他端と接続する2つの接続部71a、71bが配置されたG13口金70と前記T5管蛍光灯の他端と接続する2つの接続部81a、81bが配置されたG5口金受け部80とを具備する従アダプター部60を有し、前記従アダプター部のG13口金のうちの一つの接続部とG5口金受け部の2つの接続部と接続し、前記主アダプター部には整流回路20とインバータ回路30を具備し、前記整流回路からの導体を従アダプター部の2つの接続部のうちの他の一つの接続部と接続する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ラピッドスタート式蛍光灯装置にT10管あるいはT8管蛍光灯を、T5管蛍光灯に置き換えて使用するための蛍光灯補助装置に関するものである。
一般的にオフィスビルなどにおいて、たとえば空調設備、動力設備とともに、照明器具に占める電力使用量の割合は比較的大きいことが知られている。従って、当該照明器具を高効率化すれば電力の使用量を減らせると共に、CO2排出量の削減を図り地球温暖化を防ぐための一助になるとともに、電力の使用量を抑えることが、電力コストの削減を図ることができることは言うまでもない。
ここで上記照明器具は、一時的に点灯させる電球あるいは長時間点灯させる蛍光灯などいくつかのものが考えられるが、特に長時間点灯している蛍光灯における電力の使用量の削減を図ることができれば、オフィスビル全体の電力使用量を削減できると共にCO2排出量の削減に貢献することができる。そこで、各蛍光灯を、いわゆるLED電灯に置き換えることで、電力使用量を削減するとともにCO2排出量を削減するということが考えられている。しかしながら、一般的な照明器具である蛍光灯と比較して、電力使用量は減らせるものの、LED電灯そのものの価格が高く、初期投資を含めた長期間のランニングコストを考慮すれば、単位時間当たりの電力コストを削減することができるが、多額の初期投資が必要となり、必ずしも一般的ではない。
一方で、直径16mm前後のいわゆるT5管と呼ばれる蛍光灯は、通常使用されている直径32mm前後のいわゆるT10管あるいは直径26mm前後のいわゆるT8管蛍光灯と比べて、管径を細くすることができるため原材料の使用量を減らせ、その廃棄時には廃棄コストも削減することができ、更に消費電力も減らせるものである。また、蛍光灯のガラス管の中に水銀を封入しているがその水銀使用量もT10管あるいはT8管蛍光灯と比べて低減される。またランプ自体の発熱量も下げられるために空調設備の電力量を削減できるという利点がある。更に、T8、36W管とT5、28W管は、一例ではあるが、T8 36W:2950lm(82lm/w)に対し、T5 28W:2600lm(93lm/w) であり、T5管蛍光灯の方の効率が良い。
従って、オフィスビルで使用されているT10管あるいはT8管蛍光灯を、T5管と呼ばれる蛍光灯に置き換えることができれば、上記利点を享受することができる。しかしながら、T8管、36W管(またはT10管、40W管)は、G13口金、管長1199.4mmに対し、T5管、28W管は、G5口金、管長1149mmであり、長さで50.4mmの差がある。そのために、T10管あるいはT8管蛍光灯を保持する蛍光灯装置との寸法的な互換性がなく、上記T5管蛍光灯を各オフィスビルに採用しようとすれば、上記蛍光灯装置そのものを変更しなければならず、設備投資に多大な費用が嵩むためこれも一般的ではない。また消費電力を増やさずに照度を確保するため、効率を上げる必要がある。またT5管蛍光灯は、HF(インバータ)専用しかなく、仮にT10管蛍光灯等との寸法的な差異を考慮せずT5管蛍光灯を、ラピッドスターター蛍光灯装置に接続できたとしても点灯しない。
これに対して、特許第3999462号公報に記載されている発明によれば、蛍光灯の省エネルギーの運転のための回路なる発明が記載されている。しかしながら上記回路は、いわゆるグロースタータ用蛍光灯装置に使用するための回路である。すなわち、グロースタータ用蛍光灯装置においてはグローランプ内の電極同士が接触するとグローランプ側で閉回路が構成されるので、当該グローランプ内において、短絡する構成となっており、上記グロースタータ用蛍光灯装置に前記回路を適用した場合に、当該回路の整流回路部に交流電源を導入することができる構成になっている。しかしながら、上記回路をオフィスで広く普及しているラピッドスターター用蛍光灯装置に使用し、T10管あるいはT8管蛍光灯を、T5管と呼ばれる蛍光灯に置き換えて上記回路が内蔵されているアダプターを使用したとしても、蛍光灯装置の一端に配置される前記アダプターの整流回路部に交流電源を導入する構成とはなっていないため、上記アダプターを使用したとしてもT5管と呼ばれる蛍光灯を点灯させることができない。またラピットスタート方式には、2灯式と呼ばれるタイプが多く、このタイプは2本蛍光管を同時に取り付けた場合にのみ点灯する構成となっている。しかしながら、上記回路は、ラピッドスターター方式における2灯式蛍光灯装置に使用することは何ら考慮されておらず、当該装置に適用することができない。また、蛍光灯装置の内部配線を変更することもできるが、当該装置の大幅な変更が必要であり、交換するためのコストの増大につながる。
特許第3999462号
本発明は前記の点に着目してなされたもので、その課題は、ラピッドスターター用蛍光灯装置にT10管あるいはT8管蛍光灯を、T5管と呼ばれる蛍光灯に置き換えることができる蛍光灯補助装置を提供することである。また、更に、ラピッドスターター方式である前記2灯式蛍光灯装置において、T10管あるいはT8管蛍光灯を、T5管と呼ばれる蛍光灯に置き換えることができる蛍光灯補助装置を提供することである。またラピッドスタート式の蛍光灯装置においてT5管蛍光灯を高周波電流において点灯することを蛍光灯装置の変更なしで行うことでちらつきを防止し、交換コストの削減を目的とする。
前記の課題を解決するため、本発明は、ラピッドスターター方式の蛍光灯装置の一端に接続する2つの接続部が配置されたG13口金とT5管蛍光灯の一端に接続する2つの接続部が配置されたG5口金受け部とを具備する主アダプター部と、前記ラピッドスターター方式の蛍光灯装置の他端と接続する2つの接続部が配置されたG13口金と前記T5管蛍光灯の他端と接続する2つの接続部が配置されたG5口金受け部とを具備する従アダプター部を有し、前記従アダプター部におけるG13口金のうちの一つの接続部とG5口金受け部における2つの接続部と接続し、前記主アダプター部には整流回路とインバータ回路を具備し、前記整流回路に交流電源を供給し、前記整流回路で直流電源に変換し、前記インバータ回路において高周波電流に変換させ、T5蛍光灯を点灯させるために、前記整流回路からの導体を従アダプター部に配置された2つの接続部のうちの他の一つの接続部と接続するという手段を講じたものである。
通常、蛍光灯装置においては、蛍光灯の両端に交流電源が導入されているので、蛍光灯両端のフィラメントが安定器から供給される電流で加熱されると同時に始動に必要な電圧が蛍光灯の両端にかかるために、始動補助導体とフィラメントの間に微弱な放電が発生し、すぐに主放電に発展し蛍光灯が点灯する。従って、蛍光灯の一端にのみ交流電源を導入することはできないが、本発明によれば、主アダプター部に配置された整流回路部に主アダプター部からの導体を従アダプター部に配置された2つの端子のうちの一つの接続部により接続するという手段を講じたものであるので、主アダプター部に配置される整流装置に、交流電源を導入することができ、インバータ回路を駆動することで、T5管蛍光灯を点灯することができる。従って、消費電力の少ないT5管蛍光灯を高周波で点灯することで高効率化を図ると共に、ちらつきを抑えることができる。尚、前記導体は、線とすることもできるが、導電性をもつものであればこれに限られない。
前記の課題を解決するため、本発明は、2灯式のラピッドスターター方式の蛍光灯装置の一端に接続する2つの接続部が配置されたG13口金とT5管蛍光灯の一端に接続する2つの接続部が配置されたG5口金受け部とを具備する主アダプター部を2個有し、前記ラピッドスターター方式の蛍光灯装置の他端と接続する2つの接続部が配置されたG13口金と前記T5管蛍光灯の他端と接続する2つの端接続が配置されたG5口金受け部とを具備する従アダプター部を2個有し、前記2個の従アダプター部におけるG13口金のうちの一つの接続部とG5口金受け部における2つの接続部を接続し、前記2個の主アダプター部には整流回路とインバータ回路をそれぞれ具備し、前記整流回路に交流電源を供給し前記インバータ回路において高周波電流に変換するために、前記2個の主アダプター部のうち一方の主アダプター部に配置された2つのうちの1つの接続部と他の一方の主アダプター部に配置された2つの接続部のうち他の一つの接続部とそれぞれ導体にて接続するという手段を講じたものである。
上記構成を具備する2灯式のラピッドスターター方式の蛍光灯装置に、2つのT5管蛍光灯を取り付ける際にそれぞれのT5管蛍光灯に上記2つの蛍光灯補助装置をそれぞれ取り付け、それぞれの主アダプター部に、それぞれ導体を接続したので、前記2灯式のラピッドスターター方式の蛍光灯装置の内部配線を何ら変更することなく、各主アダプター部における整流回路部に交流電源を供給することができ、インバータ回路を駆動することで、2灯式の各T5管蛍光灯を点灯することができる。この場合に、2灯式のラピッドスターター方式の蛍光灯装置を取り換える必要がないだけでなく、高周波電流にて点灯することができるので、2灯式のラピッドスターター方式の蛍光灯装置においても、前記T5管蛍光灯をちらつきなく照度をあげて点灯することができる。尚、前記それぞれの導体を、クロス配線とすることもできるが、導電性をもつものであればこれに限られない。
本発明は、以上の如く構成されるため、ラピッドスターター用蛍光灯装置に、前記蛍光灯補助装置を使用して高効率なT5管蛍光灯を取り付けることができると共に、インバータ回路によって、蛍光灯の光量を上げつつちらつきを抑えることができる。また、2灯式のラピッドスターター方式の蛍光灯装置に上記補助装置を使用するだけで前記2灯式のラピッドスターター方式の蛍光灯装置の内部配線を何ら変えることなく、インバータ回路を駆動しT10管蛍光灯にかえてT5管蛍光灯を使用することができるので、蛍光灯の光量を上げつつちらつきを抑えることができる。従って、T5管蛍光灯に取り換える際に、蛍光灯装置の取り換えを必要とせず、比較的安価にT5管蛍光灯を導入することができる。また、このようなものはオフィスビルのみならず、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、学校、病院等の公共施設または、一般家庭等、ラピットスタート式蛍光灯装置を使用するところであればあらゆるところに適用することができるので、あまりコストをかけずに省電力化及びCO2排出量削減を図ることができる。また、T5管蛍光灯はT10管あるいはT8管蛍光灯と比べて使用する原材料が少なく、当該T5管蛍光灯の廃棄時においても、T10管あるいはT8管蛍光灯と比べて廃棄コストを削減することができる。
以下図示の実施形態を参照して本発明をより詳細に説明する。図1は、1灯式蛍光灯装置にT5管蛍光灯に蛍光灯補助装置を配置した概念図である。図2は、主アダプター部の配線図である。図3は、1灯式蛍光灯装置に使用する従アダプター部の配線図である。図4は、2灯式蛍光灯装置にT5管蛍光灯に蛍光灯補助装置を配置した概念図である。図5は、2灯式蛍光灯装置に使用する従アダプター部の配線図である。図6A〜Dは主アダプター部の正面図等である。図7A〜Dは、1灯式蛍光灯装置に使用する従アダプター部の正面図等である。図8A〜Dは、2灯式蛍光灯装置に使用する従アダプター部の正面図等である。
図9中A,Bは、2灯式蛍光灯装置に使用するクロス配線の正面図等である。図10中Aは、1灯式蛍光灯装置に蛍光灯補助装置を配置した全体図である。Bは、2灯式蛍光灯装置に蛍光灯補助装置を配置した全体図である。
本発明に係る1灯式の蛍光灯補助装置1は、主アダプター部10と従アダプター部60と線94で構成される。主アダプター部10は、整流回路部20とインバータ回路部30と、T5蛍光管1の一端と接続するG5口金受け部40と1灯式ラピッドスタート蛍光灯装置90と接続するG13口金部50を具備する。T5蛍光灯5はその一端にG5口金のピン6a、6bを有し、前記G5口金受け部40は、T5蛍光灯5の一端のG5口金のピン6a、6bと接続する接続部41a、41bを有する。またG13口金部50の接続部51a、51bはラピッドスタート式蛍光灯装置90におけるコネクター91a、91bと接続することができる。また、主アダプター部10における線35は、G13口金部50の接続部51aと接続される。また線36は後述する主アダプター部10のコネクター部12に接続されている。なお、ラピッドスタート式蛍光灯装置90は、点灯管を使用せず始動補助導体を持ったラピッドスタート形蛍光灯と、予熱巻線付きの磁気漏れ変圧器形安定器の組み合わせで始動する従来周知の構成である。点灯はほぼ即時で、いわゆるグロースタータ方式よりも素早く点灯することができる。またPは、交流電源である。
従アダプター部60は、T5蛍光管5の他端と接続するG5口金受け部70とG13口金部80を具備する。T5蛍光灯5はその他端にG5口金のピン7a、7bを有し、前記G5口金受け部70は、T5蛍光灯5における他端のG5口金のピン7a、7bと接続する接続部71a、71bを有する。またG13口金部80の接続部81a、81bはラピッドスタート式蛍光灯装置90におけるコネクター91c、91dと接続している。また、従アダプター部60のG5口金受け部70における接続部71a、71bに接続されている線72aと線72bは、線73に接続され、前記G13口金部80のG13口金の接続部81bに接続されている。さらに、G13口金部80における81aは後述する線94に接続されている。尚、線94は、電気を通すことができる導体であれば特に限定はない。
主アダプター部10における内部の構成について、整流回路部20は、交流電力を整流する4つのダイオード21a、21b、21c、21d(いわゆるダイオードブリッジ)と、ダイオード22a、22b、22c及びコンデンサ23a、23bからなる脈流を抑制する平滑回路と、コンデンサ25、26で構成される。ここで、前記交流電力を整流するいわゆる前記ダイオードブリッジと、ダイオード22a、22b、22cとコンデンサ23a、23bからなる平滑回路の組合せは整流回路として周知な構成である。尚、コンデンサ25、26はEMI(Electro Magnetic Interference、いわゆるノイズ)対策のためのものである。これについては後述する。
主アダプター部10に入力された交流電力は前記整流回路部20におけるダイオードブリッジの働きにより、電圧が絶対値化(マイナス部分が無い)され、さらに前記平滑回路により、電圧変動の小さい、いわゆる直流電力に変換される。ここで、前記交流電圧は、ラピッド安定器でおよそ220ボルトに昇圧されており、整流回路部20で変換された直流電圧はおよそ300ボルトである。
インバータ回路部30は、インバータドライバ31により発生させた発振出力LO、HOを、トランジスタ32a、32bからなる電界効果トランジスタ(Field effect transistor、FET)により高電圧化し、コンデンサ33a、33b、コイル34の作用により、T5蛍光灯5に電圧および電流を供給し前記T5蛍光灯5を点灯させている。即ち、電界効果トランジスタ32a、32bは、ゲートXに対ドレインZで一定(4V程度)以上の電圧を加えるとドレインZ対ソースY間を低抵抗化することができる。トランジスタ32aのソースYは先の直流(DC)電力(およそ300ボルト)に接続されているので、インバータドライバ31からの出力の働きにより、トランジスタ32a、32bの中間部35は、高電圧化(およそ300ボルト)した発振出力を得ることができる。
ここで、上記EMI(Electro Magnetic Interference、いわゆるノイズ)対策のためのコンデンサ25、26は、インバータドライバ31とトランジスタ32a、32bにより発生したによるノイズが、元の交流電力に漏洩するのを防ぐためのもので、これはコンデンサのフィルター機能により、ノイズを減少させることができる。尚、前記コンデンサー25、26は任意に使用することができる。
また、抵抗36a及び抵抗36bは電解コンデンサ23a、23bの放電用抵抗である。抵抗36c及び抵抗36dは、インバータドライバ31に電源電流を供給する抵抗である。コンデンサ33cはバイパスコンデンサであり、ダイオード38a及びダイオード38bは、インバータドライバ31の保護用のダイオードである。抵抗36eとコンデンサ33dとコンデンサ33eはインバータドライバ31の設定に必要な抵抗およびコンデンサである。尚抵抗36fは、抵抗値を0オームとすることもできる。また、コンデンサ33fを配置することもできる。 尚、ヒューズ39は、定格以上の大電流から電気回路を保護、あるいは加熱や発火を防止するためのものである。
主アダプター部10の形状はほぼ円筒形で、その内側部11は、T5蛍光5との一端部がG5口金受け部40の接続部41a、41bと接続することができる筒状の形状になっている。主アダプター部10には線94を接続できるコネクター部12が設けられている。また、従アダプター部60は、ラピットスタート式蛍光灯装置90と接続される側の形状はほぼ円筒形であり、T5管蛍光灯と接続することができるように、内側部61を有し、その外観構成は蛍光灯収納部62と蛍光灯支持部63の2段構成となっている。また、従アダプター部60の前記蛍光灯収納部62に線94が配置されている。(図7参照)。
このような構成の主アダプター部10と、従アダプター部60をT5管蛍光灯の両端部にそれぞれ取り付け、従アダプター部60に配置されている線94を、主アダプター部10のコネクター部12と接続する。このようにした状態で、ラピットスタート式蛍光灯装置90のスイッチを入れると、交流電源Pに接続された線95から91cを経てG13口金部81aを経由して線94が線36に接続され、蛍光灯装置90に接続された線96aは、線35に接続されることにより、交流電源が整流回路20に接続され、交流電圧を直流電圧に変換しインバータ回路30によって再び交流電圧に変換され、T5管蛍光灯5が点灯する。T8管あるいはT10管蛍光灯よりも消費電力が少なく、さらに上記インバータ回路30で、交流電源の周波数よりも高周波になっているので、照度が上がるとともにちらつきが少なくなる。なお、主アダプター部10と、従アダプター部60をT5管蛍光灯の両端部にそれぞれ取り付けた場合の全長は、T10あるいはT8管蛍光との全長とほぼ同一であるので、T10あるいはT8蛍光灯を取り付けられる蛍光灯装置に取り付けることができる。後に述べる2灯式の蛍光灯装置についても同様である
本発明に係る2灯式の蛍光灯補助装置1′は、2本の各T5管蛍光灯5′5″に接続するためのそれぞれ2つの主アダプター部10′、10″と従アダプター部60′、60″と、前記2つの各主アダプター部10′、10″同士を接続するクロス配線94′とで構成される。ここで、2灯式ラピッドスタート蛍光灯装置90′に使用する主アダプター部10′、10″と、従アダプター部60′、60″について説明する。2灯式ラピッドスター式蛍光灯装置に使用する主アダプター部10′、10″は、1灯式に使用するものと同一である。また、従アダプター部60′、60″の内部構成及び外観構造は、1灯式に於ける従アダプター部60の線94を外した構成であり、それ以外は1灯式に使用する従アダプター部60と同様であるので、同一の図示番号を付しつつ、詳細な説明は省略する。尚、従アダプター部60′の接続部81a′、81b′及び従アダプター部60″の接続部81a″、81b″については、後ほど説明する。
ラピッドスタート式シーケンス型安定器を内蔵した直列2灯用の蛍光灯装置に使用する場合は、主アダプター部10′と従アダプター部60′を、一方のT5管蛍光灯5′に取り付け、他の一方のT5管蛍光灯5″に主アダプター部10″と従アダプター部60″をそれぞれ取り付ける。図4の構成によれば、前記2灯式ラピッドスタート蛍光灯装置90′(における安定器)から出力された線96a′、96b′のうち、線96a′が主アダプター部10′のコネクター91a′に接続される。また、また、前記2灯式ラピッドスタート蛍光灯装置90′(における安定器)から出力された線96b′は、コネクター96b′を介して線37′に接続される。
同様に、2灯式ラピッドスタート蛍光灯装置90′(における安定器)から出力された線96a″、96b″のうち、線96a″がコネクター91a″に接続される。また、前記2灯式ラピッドスタート蛍光灯装置90′(における安定器)から出力された線96b″は、コネクター96b″を介して線37″に接続される。
ここで、前記2灯式ラピッドスタート蛍光灯装置90′(における安定器)から出力された線96a′と線96b′の間の電圧は10V前後の電圧であり、線96a″と線96b″との間の電圧もまた同様に10V前後の電圧である。従って、この程度の電圧を整流回路に印加してもインバーター回路30は駆動しない。しかしながら、線96a′と線96b″との間の電圧は、通常200ボルトを超える電圧である。また、線96a″と線96b′も同様である。従って、上記の様な電圧を整流回路に印加することができればインバーター回路30を駆動することができる。
従って、主アダプター部10′のコネクター部12′とクロス配線94′を接続し、前記クロス配線94′を主アダプター部10″のコネクター部12″接続する。このようにすることで、線37′と線36″がクロス配線94′における線94a′で接続され、線36′と線37″がクロス配線94′における線94b′で接続される。この状態で、蛍光灯装置90′のスイッチを入れればそれぞれの本体アダプター部10′及び10″の整流回路部20′、20″に十分な電圧が印加され、インバーター回路30′及び30″を駆動することができると同時に、T5蛍光管5′と接続される従アダプター部60′の、接続部81a′と、T5蛍光管5″と接続される従アダプター部60″の、接続部81b″は、それぞれコネクター91c′91d″を介して線95a′と接続される。また、T5蛍光管5′と接続される従アダプター部60′の、接続部81b′と、T5蛍光管5″と接続される従アダプター部60″の、接続部81a″は、それぞれコネクター91d′91c″を介して線95b′と接続される。従って、蛍光灯装置90′からT5管蛍光灯5′5″の点灯に必要な交流電圧が供給されるので、上記の通りインバーター回路30′及び30″が駆動し、T5管蛍光灯5′、5″が点灯させることができる。尚、クロス配線94′は、線37′と線36″を電気的に接続することができればよく、線36′と線37″を電気的に接続することができればよい。従ってそれぞれ電気を通すことのできる導体で接続することができればクロス配線に限られない。
1灯式蛍光灯装置にT5管蛍光灯に蛍光灯補助装置を配置した概念図 主アダプター部の配線図 1灯式蛍光灯装置に使用する従アダプター部の配線図 2灯式蛍光灯装置にT5管蛍光灯に蛍光灯補助装置を配置した概念図 2灯式蛍光灯装置に使用する従アダプター部の配線図 Aは、主アダプター部の正面図。Bは、主アダプター部の背面図。Cは、主アダプター部の右側面図。Dは、主アダプター部の左側面図。 Aは、1灯式蛍光灯装置に使用する従アダプター部の正面図。Bは、1灯式蛍光灯装置に使用する従アダプター部の背面図。Cは、1灯式蛍光灯装置に使用する従アダプター部の右側面図。Dは、1灯式蛍光灯装置に使用する従アダプター部の左側面図 Aは、2灯式蛍光灯装置に使用する従アダプター部の正面図。Bは、2灯式蛍光灯装置に使用する従アダプター部の背面図。Cは、2灯式蛍光灯装置に使用する従アダプター部の右側面図。Dは、2灯式蛍光灯装置に使用する従アダプター部の左側面図。 Aは、2灯式蛍光灯装置に使用するクロス配線の正面図。Bは、2灯式蛍光灯装置に使用するクロス配線の背面図。 Aは、1灯式蛍光灯装置に蛍光灯補助装置を配置した全体図。Bは、2灯式蛍光灯装置に蛍光灯補助装置を配置した全体図。
1 蛍光灯補助装置
5 T5管蛍光灯
10 主アダプター部
12 コネクター部
20 整流回路
30 インバータ回路
40 G5口金受け部
41a 接続部
41b 接続部
50 G13口金部
51a 接続部
51b 接続部
60 従アダプター部
70 G5口金部受け部
71a 接続部
71b 接続部
80 G13口金部
81a 接続部
81b 接続部
94 線
94′ クロス配線

Claims (2)

  1. ラピッドスターター方式の蛍光灯装置の一端に接続する2つの接続部が配置されたG13口金とT5管蛍光灯の一端に接続する2つの接続部が配置されたG5口金受け部とを具備する主アダプター部と、前記ラピッドスターター方式の蛍光灯装置の他端と接続する2つの接続部が配置されたG13口金と前記T5管蛍光灯の他端と接続する2つの接続部が配置されたG5口金受け部とを具備する従アダプター部を有し、前記従アダプター部におけるG13口金のうちの一つの接続部とG5口金受け部における2つの接続部と接続し、前記主アダプター部には整流回路とインバータ回路を具備し、前記整流回路に交流電源を供給し、前記整流回路で直流電源に変換し、前記インバータ回路において高周波電流に変換させ、T5蛍光灯を点灯させるために、前記整流回路からの導体を従アダプター部に配置された2つの接続部のうちの他の一つの接続部と接続することを特徴とする蛍光灯補助装置。
  2. 2灯式のラピッドスターター方式の蛍光灯装置の一端に接続する2つの接続部が配置されたG13口金とT5管蛍光灯の一端に接続する2つの接続部が配置されたG5口金受け部とを具備する主アダプター部を2個有し、前記ラピッドスターター方式の蛍光灯装置の他端と接続する2つの接続部が配置されたG13口金と前記T5管蛍光灯の他端と接続する2つの端接続が配置されたG5口金受け部とを具備する従アダプター部を2個有し、前記2個の従アダプター部におけるG13口金のうちの一つの接続部とG5口金受け部における2つの接続部を接続し、前記2個の主アダプター部には整流回路とインバータ回路をそれぞれ具備し、前記整流回路に交流電源を供給し前記インバータ回路において高周波電流に変換するために、前記2個の主アダプター部のうち一方の主アダプター部に配置された2つのうちの1つの接続部と他の一方の主アダプター部に配置された2つの接続部のうち他の一つの接続部とそれぞれ導体にて接続することを特徴とする蛍光灯補助装置。
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