JP2012126017A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】液滴吐出ノズルに対する液体収納部材としてのインクカートリッジを挿脱可能に支持する収納部1A1を一部に備え、該収納部1A1表面には該収容部を覆うことが可能な開閉可能なカバー4を設けた画像形成装置1において、前記カバー4は、装置本体1Aに対して開閉可能に支持される開閉部40Aと、当該開閉部40Aに対して進退可能に設けられた進退部40Bと、を有し、前記進退部40Bは、前記開閉部40Aの閉動作により前記インクカートリッジが突き当たることに連動して前記収容部表面から外側に進出することを特徴とする。
【選択図】図8
Description
交換に際しては、装置本体側の収納部外表面に位置するカバーを開放することによりインクカートリッジが取り出されるようになっている例えば、特許文献1)。
ICチップへの情報書込を行うのはインクカートリッジを収納している装置本体側のカバーが閉じられている状態で行われるため、カバーが開放される際には書込を禁止することが必要となる。
しかし、カートリッジの一つでも他のカートリッジよりも大型のものが用いられる場合、他のカートリッジの収納スペースを設定した収納部に大型のカートリッジを配置すると、この大型のカートリッジが他のカートリッジよりも突出してしまうことがあり、これによってカバーを完全に閉じることができなくなる虞がある。
このようにカバーが閉じられていないと、上述したICチップへの情報書込が行えなくなり、印字処理が行えなくなる虞がある。
しかも、ICチップへの書き込み制御はカバーの開閉動作によるのでなく、制御レバーを用いることから、カバーが開放した状態のまま、換言すれば、カバーが完全に閉じられないままで放置されることもある。従って、カバーの開閉操作に応じてICチップへの書き込み制御を行えるようにすることは期待できない。
(1)液滴吐出ノズルに対する液体収納部材としてのインクカートリッジを挿脱可能に支持する収納部を一部に備え、該収納部表面には該収容部を覆うことが可能な開閉可能なカバーを設けた画像形成装置において、
前記カバーは、装置本体に対して開閉可能に支持される開閉部と、当該開閉部に対して進退可能に設けられた進退部と、を有し、
前記進退部は、前記開閉部の閉動作により前記インクカートリッジが突き当たることに連動して前記収容部表面から外側に進出することを特徴とする画像形成装置。
図1は、本発明による画像形成装置の一つである、インクジェット記録装置1の外観図である。
同図に示すインクジェット記録装置1は、図示しないが、装置本体の筐体1A内に色毎の液滴、つまりインクを吐出可能な複数の液滴吐出ノズルを備えた記録ヘッドが備えられており、液滴吐出ノズルへは、後述するが、筐体1Aの壁面の一部に設けられている収納部に格納されたインクカートリッジからインクが供給されるようになっている。
排出口1Bの内側には、詳細を説明しないが、排出される用紙の排出方向先端を衝止可能なエンドフェンス2および用紙の幅方向両端を規制するサイドフェンス3がそれぞれ摺動可能に設けられている。
カバー4は、符号4Aで示すヒンジ軸が筐体1Aの正面壁内部に支持されることにより開閉することができるようになっている。これにより、閉じた状態にあるときには図1に示すように筐体1Aの正面側壁面を構成し、開放されたときには、図2に示すようにインクカートリッジY1,C1,M1,K1の収納部1A1を外部に露呈させることができる。なお、図2においてインクカートリッジに付した符号Y,C,M,Kは、イエロー、シアン、マゼンタそしてブラックを意味している。
インクカートリッジY1,M2,C1およびK1は、カバー4近傍の拡大図である図3に示すように、縦方向両側面が収納部1A1の天井内面および底盤内面にそれぞれ設けられているガイド部材1A3に当接することでガタツキなどが生じないようにガイドされると共に収容部1A1内で定置されるようになっている。
つまり、カバー4の内側面にはインクカートリッジの収納部側に向けて突出する突片で構成されたスイッチ作動部4Bが設けられており、カバー4の閉じ状態時にスイッチ作動部4Bと対向する筐体1A側には、スイッチ作動部4Bにより押圧されることでオン動作が可能なマイクロスイッチ6が配置されている。
図4は、カバー4の分解斜視図であり、同図においてカバー4は、筐体1Aに対して開閉可能に支持される開閉部本体40Aと開閉部本体40Aの一部に形成された嵌合部に嵌合して開閉部本体40Aに対して進退可能な進退部40Bとで構成されている。
同図において、開閉部本体40Aの開口部40A1近傍には、縦方向に沿って複数箇所、図6では縦方向の2箇所において、図7に示すように、進退部40Bの進退方向に沿って進出位置および退出位置に対応させた凸部からなる係止部40A3、40A3’が設けられている。
係合片40B3は、片部40B1にスリット40B1Aを形成することで片部40B1に対して片持ち梁部をなし、その先端が片部40B1と独立して揺動でき、開閉部本体40A側に設けてある係止部40A3,40A3’に乗り上げることができる。
図8(B)に示す進出時には、開閉部本体40A側の係止部のうちで、進退部40Bの進出方向(図8において矢印S’で示す方向)下流側に位置する係止部40A3と進退部40B側の係合片40B3とが係合し、係止部40A3に隣接する開閉部本体40A側の壁部40A3Aとで形成された凹部に嵌合することで進出位置に保持されて脱落しない状態を維持されている。
この場合、インクカートリッジT’は、挿脱方向(図9において矢印Pで示す)での長さも他のインクカートリッジTより長くされて、他のインクカートリッジTよりも外側に張り出し、いわゆる、他のインクカートリッジTの先端よりも、はみ出ている。
つまり、開閉カバー4は、開放された際に進退部40Bが机上などの表面に突き当たることで、ほぼ90度の開放角が得られ、インクカートリッジの収容部40A1および廃液タンク5の収容部40A2を外部に露呈することができる。
このようなカバー4の開放時には、図12に示すように、廃液タンク5を、矢印P’で示す方向に沿って外部に引き出せるようになっている。
図13に示す構成は、カバー4の一部を透明体としたことを特徴としている。
図13において、カバー4の開閉部本体40Aに対して進退可能に設けられている進退可能な部分(便宜上、符号40B’で示す)は、透明体が用いられている。
この構成においては、インクカートリッジを交換する場合、交換対象のインクカートリッジを外部から確認しやすくすることができる。
1A 筐体
4 カバー
4A ヒンジ軸
4B スイッチ作動部
5 廃液タンク
6 閉じ検知スイッチ
40A 開閉部本体
40A1 開口部
40A3,40A3’ 係止部
40B、40B’ 進退部
40B3 係合片
Claims (7)
- 液滴吐出ノズルに対する液体収納部材としてのインクカートリッジを挿脱可能に支持する収納部を一部に備え、該収納部表面には該収容部を覆うことが可能な開閉可能なカバーを設けた画像形成装置において、
前記カバーは、装置本体に対して開閉可能に支持される開閉部と、当該開閉部に対して進退可能に設けられた進退部と、を有し、
前記進退部は、前記開閉部の閉動作により前記インクカートリッジが突き当たることに連動して前記収容部表面から外側に進出することを特徴とする画像形成装置。 - 前記カバーは、閉じ位置にあるときに前記収容部表面と面一状をなし、このときに、前記インクカートリッジへの書き込み制御を可能にするスイッチを作動させる作動部を備えていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記カバーの一部に設けられている進退可能な部分は、該カバーの本体に形成された嵌合部に対して摺動可能に嵌合された枠体で構成され、周縁部には、前記収容部表面から進出した際に前記嵌合部周縁部との間の隙間を覆うことができる片部が設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
- 前記カバーの本体側および前記進退可能な部分には、前記進退方向に沿って複数の係止部が設けられ、該係止部に係合することで進退方向の位置決めが行われることを特徴とする請求項1乃至3のうちの一つに記載の画像形成装置。
- 前記係止部は凸部で構成され、該係止部に対する係合部は撓み変形可能な片部が用いられ、該片部が前記凸部を乗り越えた後、形状復元することにより該係止部と係合した状態を維持する構成であることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
- 前記進退可能な部分は、前記カバーの本体が開放されてその開放端が着地した際に着地面に押し動かされて該カバーの本体と同一面となる位置まで摺動可能であることを特徴とする請求項1乃至5のうちの一つに記載の画像形成装置。
- 前記進退可能な部分が透明体であることを特徴とする請求項1乃至6のうちの一つに記載の画像形成装置。
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