JP2012125010A - 分電盤の仕様作成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】箱を変更することなく、相互の干渉を回避しながら適切な内器ユニットと扉オプションとを、顧客やオペレータが容易に選択することができる分電盤の仕様作成システムを提供する。
【解決手段】扉を備えた箱の内部に内器を配置した分電盤の仕様を、演算手段11と記憶手段12と入力手段13とを備えたサーバ10を利用して決定する分電盤の仕様作成システムである。記憶手段12には、箱データベース20と、内器ユニットデータベース30と、扉オプションデータベース40とを収納しておく。演算手段11は、箱と内器ユニットと扉オプションとが選択されたときに前記の各データベースにアクセスし、選択された扉オプションのオプション高さが箱深さと最適内器高さとの差分内に含まれているか否かを判定し、差分を超える場合には、製作可能高さの範囲内において内器高さを低く修正する。
【選択図】図2

Description

本発明は、扉を備えた箱の内部に、主幹ブレーカ、分岐ブレーカなどの各種の内器(内部機器)を配置した分電盤の仕様を、コンピュータを利用して効率よく決定することができる分電盤の仕様作成システムに関するものである。
分電盤は、図1に示すように、扉2を備えた箱1の内部にブレーカ等の内器3を取付けたものである。内器3は箱1の背面よりもやや高い位置に取り付けられた取付けベース4上に搭載され、内器3の上面は安全性を考慮して内扉5で覆われているのが一般的である。また必要に応じて、扉2の裏面にもその他の機器を装着することがある。
本明細書においては、取付けベース4上に内器3を配置したものを内器ユニット6と呼び、扉2の裏面に装着されるその他の機器を扉オプション7と呼ぶ。
このような分電盤の仕様を新規に作成する場合には、まず設置場所等を考慮して箱1のサイズや形式を選択し、次に内器ユニット6と扉オプション7とを選択するのが普通の手順である。しかし、図1に示すように箱1の深さである箱深さをAとし、内器ユニット6の高さである内器高さをBとし、扉オプション7の高さであるオプション高さをCとすると、扉オプション7の種類によってはB+CがAよりも大きくなり、内器ユニット6と扉オプション7とが干渉して収納できなくなることがある。
このような問題が生じた場合には、選択した内器ユニット6と扉オプション7とを収納できるように、箱深さAがより大きい別の箱1を選択し直すのが普通である。しかし箱1は設置環境に基づいて選択されることが多く、そのサイズを変更することはできるだけ回避したい。また箱1の変更は製作コストにも影響するため、できるだけ回避したいのが実情である。
そこでこのような場合には箱1の選択を変更せずに、内器ユニット6や扉オプション7を選択し直すことが好ましい。しかし複数の内器ユニット6や複数の扉オプション7を単一の箱1内に収納する場合には、顧客やオペレータ(設計者)が相互の干渉の有無を判断しながら最適のものを選択配置する作業は容易ではなく、多くの時間や労力を要していた。
なお本出願人の特許文献1には、分電盤の設計支援システムが提案されているが、これは主として箱1の内部における内器3の平面配置に関するものであり、本発明において問題としている内器ユニット6と扉オプション7との干渉の回避策については記載されていない。
特開2004−326219号公報
従って本発明の目的は上記した従来の問題点を解決し、設置環境に応じて選択された箱をできるだけ変更することなく、相互の干渉を回避しながら適切な内器ユニットと扉オプションとを、顧客やオペレータが容易に選択することができる分電盤の仕様作成システムを提供することである。
上記の課題を解決するためになされた本発明は、扉を備えた箱の内部に内器を配置した分電盤の仕様を、演算手段と記憶手段と入力手段とを備えたサーバを利用して決定する分電盤の仕様作成システムであって、記憶手段には、箱ごとの、箱深さと、その箱に取付けられる最適内器高さとのデータを備えた箱データベースと、内器ユニットごとの内器ユニットの製作可能高さのデータを備えた内器ユニットデータベースと、扉オプションごとの、オプション高さのデータを備えた扉オプションデータベースとを収納しておき、入力手段は、選択した箱と内器ユニットと扉オプションとを入力する機能を有し、演算手段は、箱と内器ユニットと扉オプションとが選択されたときに前記の各データベースにアクセスし、選択された内器ユニットの製作可能高さに選択された箱の最適内器高さが含まれているか否かを判定する第1判定ステップと、選択された扉オプションのオプション高さが箱深さと最適内器高さとの差分内に含まれているか否かを判定する第2判定ステップと、オプション高さが箱深さと最適内器高さとの差分を超える場合に、製作可能高さの範囲内において内器高さを低く修正する修正ステップとによって、内器ユニットと扉オプションとが干渉しない分電盤の仕様を決定する機能を有することを特徴とするものである。
なお、本発明ではさらに、箱データベースと内器ユニットデータベースとはそれぞれ入出線方向のデータを含み、演算手段は、選択された内器ユニットの入出線方向を選択された箱の入出線方向と比較し、一致しない場合には一致する内器ユニットと置換する機能を有するものとすることができる。
また本発明ではさらに、内器ユニットデータベースは、内器ユニット上に配置可能なユニットオプションの個数のデータを含み、また記憶手段には、ユニットオプションごとにその優先順位と占有スペースとのデータを含むユニットオプションデータベースをさらに収納しておき、演算手段は、選択された内器ユニット上に選択されたユニットオプションを優先順位に従って配置し、選択されたユニットオプションを配置し切れない場合には、配置できなかったユニットオプションを独立ユニットとして選択された内器ユニットに隣接配置する機能を有するものとすることができる。
また本発明ではさらに、演算手段は、選択された内器ユニットの主幹ブレーカの付属機器がユニットオプションの配置スペースと重なる場合には、反対側に付属機器を備えた主幹ブレーカに置換する機能を有するものとすることができる。
請求項1の発明によれば、選択された内器ユニットと扉オプションとが相互に干渉する場合には、内器高さを低く修正することにより、箱を変更することなく適切な内器ユニットと扉オプションとを容易に選択し、最適な分電盤の仕様を決定することができる。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明により最適な分電盤の仕様を決定するに当たり、選択された箱と内器ユニットとの入出線方向を一致させることができる。
請求項3の発明によれば、請求項1の発明により最適な分電盤の仕様を決定するに当たり、タイムスイッチ、点滅回路、リレー等のユニットオプションを適切に配置することができる。
請求項4の発明によれば、請求項3の発明により最適な分電盤の仕様を決定するに当たり、内器ユニットの主幹ブレーカの付属機器がユニットオプションの配置スペースと重なる場合にも、ユニットオプションを適切に配置することができる。
分電盤の断面図である。 本発明のシステム構成図である。 請求項1の発明のフローシートである。 配線方向の説明図である。 請求項2の発明のフローシートである。 請求項3の発明の説明図である。 請求項3の発明のフローシートである。 請求項4の発明の説明図である。 請求項4の発明のフローシートである。 本発明を総合したフローシートである。
以下に本発明の実施形態を詳細に説明するが、最初に基本となる請求項1に対応する第1の実施形態を説明する。図2に示すように、本発明を実施するためのサーバ10は、演算手段11と、記憶手段12と、入力手段13と、出力手段14とを備えた一般的なものであり、社内LANまたはインターネットなどの通信手段15を介して顧客やオペレータの端末16と接続されている。このハード構成は本発明に特有のものではなく、上記した各手段としては公知の機器を適宜採用すればよい。
記憶手段12には、少なくとも箱データベース20と、内器ユニットデータベース30と、扉オプションデータベース40とが収納されている。箱データベース20は表1に示すように、箱ごとの、箱深さと、その箱に取付けられる最適内器高さとのデータを備えたもので、表1には箱1〜箱6が示されている。これは説明を簡略化するためであって、実際には非常に多数の箱のデータが集約されていることはいうまでもない。箱深さは図1に示した寸法A、すなわち箱背面から扉までの距離である。最適内器高さはその箱について
もっとも好ましい内器高さの寸法Bであり、これは配線のし易さや配置後の内器の操作し易さに基づいてあらかじめ設定されている固有の値である。この実施形態では箱深さは50mm間隔で設定されているが、さらに短い間隔で設定してもよい。
Figure 2012125010
内器ユニットデータベース30は表2に示すように、内器ユニットごとの、その内器ユニットを取付け可能な複数の箱深さと、内器ユニットの製作可能高さとのデータを備えたもので、表2には内器ユニットA〜Hが示されている。取付け可能な箱深さは表2では対応箱深さと表示されている。製作可能高さとは、内器ユニットの底上げ高さを変更することにより内器高さの寸法Bを変更できる高さであり、この実施形態では50mm間隔で設定されている。内器ユニットAは小型であるために製作可能高さは100〜300mmであるが、内器ユニットHは大型であるために製作可能高さは300mmのみであり、箱深さが400mmの箱にしか取付けられない。
Figure 2012125010
扉オプションデータベース40は、扉オプションごとのオプション高さのデータを備えたもので、表3には扉オプション1〜6が示されている。オプション高さは図1の寸法Cである。扉オプションとは例えば表示ランプや電力量メータなどである。
Figure 2012125010
演算手段11と入力手段13については、図3のフローシートを参照しつつ以下に説明する。まず入力手段13により、箱、内器ユニット、扉オプションを順次選択する(S1)。箱の選択は、筐体寸法や用途(屋外用/屋内用)等を入力すると、条件に合致した箱が選択されるようになっているが、直接箱の型番記号を入力してもよい。内器ユニットの選択は、搭載されている主幹ブレーカの容量、分岐ブレーカの容量、分岐数などを入力すると、条件に合致した内器ユニットが選択されるようになっているが、直接型番記号を入力してもよい。なお、内器ユニットと扉オプションは複数選択してもよい。また選択の順序は自由である。
箱、内器ユニット、扉オプションが選択されると、演算手段11は記憶手段12の前記各データベースにアクセスして選択された型番記号に対応するデータを読み取り、選択された内器ユニットの対応箱深さに選択された箱の箱深さが含まれているか否かを判定する第1判定ステップ(S2)を実行する。内器ユニットが複数選択された場合にはそれぞれについてこの判定を行う。
もし含まれていない場合には、内器ユニットを選択し直すようエラー表示(S3)を行なう。また含まれている場合には、箱の最適内器高さを決定する(S4)。例えば表4に示されるように箱4と内器ユニットA、Dを選択した場合、内器ユニットA、Dの製作可能高さに箱4の最適内器高さである300mmが含まれているので、箱の最適内器高さを300mmに決定する。
次に、内器ユニットの製作可能高さにS4で決定した最適内器高さが含まれているか否かを判定し(S5)、もし含まれていない場合にはエラー表示(S6)を行う。
含まれている場合には、選択された扉オプションのオプション高さが箱深さと最適内器高さとの差分内に含まれているか否かを判定する第2判定ステップを実行する(S7)。含まれている場合には、干渉が生ずるおそれはないので、正常表示(S8)を行い、選択された箱、内器ユニット、扉オプションを出力手段14に表示する。これにより分電盤の仕様が決定されたこととなるので、その後は通常の製作に移行する。
もし、扉オプションのオプション高さが箱深さと最適内器高さとの差分内に含まれていない場合には、そのままでは内器ユニットと扉オプションとが干渉することを意味している。この場合には、選択された内器ユニットの製作可能高さの範囲内において、内器高さを低く修正する修正ステップ(S9)を実行する。これによって、内器ユニットと扉オプションとが干渉しない分電盤の仕様を決定することができる。
具体的には、表4のように扉オプション1が選択された場合には、扉オプションのオプション高さは100mmであり、箱深さ400mmと最適内器高さ300mmとの差分に一致するので、正常表示(S10)を行ない終了する。
Figure 2012125010
しかし扉オプション3が選択された場合には、扉オプションのオプション高さは180mmであり、箱深さ400mmと最適内器高さ300mmとの差分である100mmを超えるので、修正ステップにより内器ユニットA、Dの高さをそれらの製作可能高さである200mmに修正する。すると上記の差分は400mm−200mmの200mmになり、オプション高さ180mmを収納可能となる。しかしもし扉オプション6が選択された場合には、扉オプションのオプション高さは300mmであり、内器ユニットDの製作可能高さの最小値は150mmであって、上記の差分を250mmとするのが限界である。このような場合には干渉回避が不可能であるから、エラー表示(S11)を行う。
なお、このエラー表示(S11)が出た場合には最初に戻って選択をやり直す必要があり、例えば箱深さがより大きい箱を選択し直すか、内器ユニットと扉オプションを選択し直す必要がある。適合する箱を自動選択するようにしてもよい。
次に請求項2に対応する第2の実施形態を説明する。上記の第1の実施形態では、箱の深さ方向の干渉のみを考慮したのであるが、箱や内器ユニットは配線方向が限定されている場合があり、これを考慮して仕様を決定することが好ましい。例えば屋根付きの屋外用の箱では配線方向を上にすることは困難である。また内器ユニットも主幹ブレーカ等の配置によって、配線方向が限定されることがある。このような場合には、図4に示すように、箱の配線方向と内器ユニットの配線方向とを一致させる必要がある。なお配線方向には入線方向と出線方向とがある。
この第2の実施形態は第1の実施形態1の前段に以下に説明するステップを付加したものである。このため表5に示すように、箱データベース20と内器ユニットデータベース30にそれぞれ対応可能な入出線方向のデータを追加しておく。表5中の上上は入線方向と出線方向がともに上であることを意味しており、他も同様である。なお内器ユニットデータベース30には、搭載されている主幹ブレーカの容量、分岐ブレーカの容量、分岐数などのデータを追加しておく。そして演算手段は、選択された内器ユニットの入出線方向を選択された箱の入出線方向と比較し、一致しない場合には一致する内器ユニットと置換する機能を有するものとする。
Figure 2012125010
図5のフローシートを参照しつつ第2の実施形態を説明すると、まず配線方向を指定する(SS1)。そして演算手段は、箱データベース20と内器ユニットデータベース30にアクセスし、指定された配線方向に対応可能な箱と内器ユニットを選択する(SS2)。なお、最初の配線方向の指定は省略し、選択された箱の配線方向を基準として、それに一致する内器ユニットを選択するようにしてもよい。
次に、選択した内器ユニットの対応可能な配線方向が箱の配線方向と一致するか否かを判定する(SS3)。もし一致しない場合には、エラー表示を行なう(SS4)。また一致した場合には、選択した入出線方向が内器ユニットの対応可能な入出線方向と一致するか否かを判定し(SS5)、一致する場合には正常表示を行なう(SS6)。
もし一致しない場合には、演算手段は入出線方向が一致する内器ユニットと置換する修正を行う(SS7)のであるが、この場合には内器ユニットデータベース30にアクセスし、配線方向のみならず、主幹ブレーカの容量、分岐ブレーカの容量、分岐数等も一致する内器ユニットに変更する。そのような条件に合致するものがあれば正常表示(SS6)を行ない、一致するものがなければエラー表示(SS8)を行なう。
表6にその具体例を示す。この表6の例では、選択した箱2が対応可能な配線方向が「下下」のみであり、選択した内器ユニットCが対応可能な配線方向が「上下」のみであるため、一致しない。そこで対応可能な配線方向として「下下」を含む内器ユニットAと置き換える。
Figure 2012125010
次に、請求項3に対応する第3の実施形態を説明する。この第3の実施形態は、内器ユ
ニット上に配置可能なユニットオプションに関するものである。ユニットオプションとは、点滅回路、タイムスイッチ、リレー等のオプション機器であり、扉オプションとは異なり、内器ユニット上に設けられたオプションスペースに配置される。
図6はその概要を示す図であり、内器ユニット6上にはユニットオプションのためのオプションスペース6aが予め設定されている。オプションスペース6aの大きさは内器ユニット6により様々であるから、表7のように内器ユニットデータベースにオプションスペースの有無とユニットオプションの取付け可能数のデータを追加しておく。
Figure 2012125010
また表8のように、ユニットオプションごとにその優先順位、占有スペースのデータをまとめたユニットオプションデータベース50を、サーバの記憶装置に追加しておく。なおユニットオプションデータベース50には独立ユニット1〜7のデータが含まれているが、これは選択したユニットオプションが内器ユニット6上のオプションスペース6aに搭載できなかった場合に、その内器ユニット6から独立させたユニットとして図6のように配置するためのものである。
Figure 2012125010
図7のフローシートを参照しつつ第3の実施形態を説明すると、まず内器ユニットの選択(SS11)と、ユニットオプションの選択(SS12)とを行なうと、演算手段は内器ユニットデータベース30とユニットオプションデータベース50とにアクセスし、選択された内器ユニットのオプションスペースに選択されたユニットオプションが装着できるか否かを判断する(SS13)。
装着可能であれば問題はないが、装着可能な制限数を超えると判断(SS14)された場合には、ユニットオプションの優先順位に従って配置して行く(SS15)が、オプションスペース6aが一杯になった場合には、やむを得ず、選択されたユニットオプションを独立ユニット6bに置換し(SS16)、図6のように内器ユニット6に隣接配置し、正常表示(SS17)する。
上記した各ステップは第2の実施形態で説明した配線方向の決定に続いて実行されることが好ましい。なお表9にその具体例を示した。
Figure 2012125010
次に、請求項4に対応する第4の実施形態を説明する。この第4の実施形態は、第3の実施形態において内器ユニットとユニットオプションを選択した場合に適用されるものである。すなわち、選択された内器ユニットの主幹ブレーカを端子台等の付属機器を備えたものと交換する場合があり、その端子台が図8に示すようにユニットオプションの配置スペースと重なる場合には、ユニットオプションの配置ができなくなるおそれがある。
そこで、図9のフローシートに示すように、主幹ブレーカを付属機器を備えたものと交換(SS20)した場合には、演算手段はその付属機器がユニットオプションの配置スペースと干渉するか否かを判断(SS21)し、干渉のない場合には正常表示(SS22)を行い、干渉ありと判断した場合には、反対側に付属機器を備えた主幹ブレーカに置換(SS23)する。これにより付属機器とユニットオプションとの干渉を回避することができる。
この交換は、電流容量やブレーカの種類が同一で付属機器が反対側にある主幹ブレーカとの交換とする必要がある。そこで表10に示すように内器ユニットごとに主幹ブレーカの横のスペースの有無、そのスペースに取り付け可能な端子台の極数、飛び出し許容方向のデータを追加したデータベースを作成し、記憶手段に記憶させておく。また表11に示すように、主幹ブレーカごとに、付属機器の飛出し方向のデータを備えた主幹ブレーカデータベース60を作成し、記憶手段に記憶させておく。表12にその実行結果の一例を示す。
Figure 2012125010
Figure 2012125010
Figure 2012125010
以上に説明したとおり、本発明は請求項1の内容を基本とするものであるが、請求項2に記載の配線方向の統一、請求項3に記載のユニットオプションの追加、請求項4に記載の付属機器の追加などを適宜に組み合わせたシステムとして運用することができる。図10はこれらを総合したフローシートであり、この例では配線方向の統一、ユニットオプションの追加、内器ユニットの高さ修正の手順が採用されている。このように本発明のシステムによれば、相互の干渉を回避しながら、顧客やオペレータが最適な分電盤の仕様を容易に作成することができる。
1 箱
2 扉
3 内器
4 取付けベース
5 内扉
6 内器ユニット
6a オプションスペース
6b 独立ユニット
7 扉オプション
10 サーバ
11 演算手段
12 記憶手段
13 入力手段
14 出力手段
15 通信手段
16 端末
20 箱データベース
30 内器ユニットデータベース
40 扉オプションデータベース
50 ユニットオプションデータベース

Claims (4)

  1. 扉を備えた箱の内部に内器を配置した分電盤の仕様を、演算手段と記憶手段と入力手段とを備えたサーバを利用して決定する分電盤の仕様作成システムであって、
    記憶手段には、箱ごとの、箱深さと、その箱に取付けられる最適内器高さとのデータを備えた箱データベースと、内器ユニットごとの内器ユニットの製作可能高さのデータを備えた内器ユニットデータベースと、扉オプションごとの、オプション高さのデータを備えた扉オプションデータベースとを収納しておき、
    入力手段は、選択した箱と内器ユニットと扉オプションとを入力する機能を有し、
    演算手段は、箱と内器ユニットと扉オプションとが選択されたときに前記の各データベースにアクセスし、選択された内器ユニットの製作可能高さに選択された箱の最適内器高さが含まれているか否かを判定する第1判定ステップと、選択された扉オプションのオプション高さが箱深さと最適内器高さとの差分内に含まれているか否かを判定する第2判定ステップと、オプション高さが箱深さと最適内器高さとの差分を超える場合に、製作可能高さの範囲内において内器高さを低く修正する修正ステップとによって、内器ユニットと扉オプションとが干渉しない分電盤の仕様を決定する機能を有することを特徴とする分電盤の仕様作成システム。
  2. 箱データベースと内器ユニットデータベースとはそれぞれ入出線方向のデータを含み、
    演算手段は、選択された内器ユニットの入出線方向を選択された箱の入出線方向と比較し、一致しない場合には一致する内器ユニットと置換する機能を有することを特徴とする請求項1記載の分電盤の仕様作成システム。
  3. 内器ユニットデータベースは、内器ユニット上に配置可能なユニットオプションの個数のデータを含み、また記憶手段には、ユニットオプションごとにその優先順位と占有スペースとのデータを含むユニットオプションデータベースをさらに収納しておき、
    演算手段は、選択された内器ユニット上に選択されたユニットオプションを優先順位に従って配置し、選択されたユニットオプションを配置し切れない場合には、配置できなかったユニットオプションを独立ユニットとして選択された内器ユニットに隣接配置する機能を有することを特徴とする請求項1記載の分電盤の仕様作成システム。
  4. 演算手段は、選択された内器ユニットの主幹ブレーカの付属機器がユニットオプションの配置スペースと重なる場合には、反対側に付属機器を備えた主幹ブレーカに置換する機能を有することを特徴とする請求項3記載の分電盤の仕様作成システム。
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