JP2012123982A - 照明装置 - Google Patents

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直樹 和田
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恵 柏崎
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Abstract

【課題】複数の光源からの光が一方向に偏らないようにする。
【解決手段】直管形LED照明装置100は、器具筐体10と、この器具筐体10に取り付けられる電源ユニット20と、この電源ユニット20を覆うように器具筐体10に取り付けられるLEDモジュールユニット30と、このLEDモジュールユニット30を覆うように器具筐体10に取り付けられる透光性カバー40とを備える。LEDモジュールユニット30は、階段状に折り曲げられ、雛壇形状を成す金属製のモジュールベース31と、このモジュールベース31に取り付けられ、一面にLEDパッケージ321が実装され、この一面に対して略縦方向に発光する縦方向発光LEDモジュールと、モジュールベース31に取り付けられ、一面にLEDパッケージ331が実装され、この一面に対して略横方向に発光する横方向発光LEDモジュールとを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明装置に関するものである。本発明は、特に、LED照明装置において、効率のよい光の拡散、放熱性の向上、小型化を図る技術に関するものである。
LEDを複数個接続した直管形や電球形のLED照明装置の普及が加速している。例えば直管形LED照明装置は、LEDパッケージを複数個配置した平面のLEDモジュールを器具筐体に取り付け、器具筐体内部にLEDを点灯させる電源ユニットを固定した構造が一般的である(例えば、特許文献1参照)。電球形LED照明装置は、円形もしくは四角形の平面のLEDモジュールにLEDパッケージを複数個配置し、電源ユニットを口金付近に収納した構造が一般的である(例えば、特許文献2参照)。
特開2008−287994号公報 特開2009−37995号公報
しかしながら、従来の直管形LED照明装置や電球形LED照明装置はLEDパッケージが搭載される基板が平面であり、さらにLEDの特性上、光の指向性が一方向に偏る傾向にあるため、配光が直下(天井等に取り付ける照明の場合)に集中してしまうという課題があった。そのため、部屋全体を明るくするために、LEDを増やしても、ある一部分の照度だけが増加するという課題があった。例えば、白熱電球は電球全体から発光するが、現行の電球形LED照明装置は、前述したように直下に光が集中するため、白熱電球の置き換えで電球形LED照明装置を使用した場合、天井や壁面の照度が不足するおそれがある。蛍光灯直管形照明の置き換えで直管形LED照明装置を使用した場合でも同様のことが言える。また、電球形LED照明装置は非常に小さな容積の中に電源ユニットを配置する必要があり、小型化の技術的難易度が高い。
本発明は、例えば、複数の光源からの光が一方向に偏らないようにすることを目的とする。
本発明の一の態様に係る照明装置は、
光源が実装された複数の基板と、
階段状に形成された複数の段を有し、当該複数の段にそれぞれの基板が設置される基板設置部とを備える。
本発明の一の態様によれば、階段状に形成された複数の段に、光源が実装された複数の基板のそれぞれが設置されるため、複数の光源からの光が一方向に偏らない。例えば、従来の白熱電球あるいは蛍光灯直管形照明の配光との相違が少なく、従来の白熱電球あるいは蛍光灯直管形照明と置き換えてもユーザに違和感を覚えさせない配光の電球形LED照明装置あるいは直管形LED照明装置を提供することができる。
実施の形態1に係る直管形LED照明装置の(a)斜視図、(b)断面図。 実施の形態1に係る直管形LED照明装置の分解斜視図。 (a)実施の形態1に係るLEDモジュールユニットの斜視図、(b)実施の形態1に係るLEDモジュールの斜視図、(c)実施の形態2に係る直管形LED照明装置の断面図。 実施の形態3に係る直管形LED照明装置の(a)斜視図、(b)断面図。 実施の形態3に係る直管形LED照明装置の分解斜視図。 (a)実施の形態3に係るLEDモジュールユニットの斜視図、(b)実施の形態4に係る直管形LED照明装置の断面図。 実施の形態5に係る電球形LED照明装置の(a)斜視図、(b)断面図。 実施の形態5に係る電球形LED照明装置の分解斜視図。 (a)実施の形態5に係るLEDモジュールの斜視図、(b)実施の形態5に係る電球形LED照明装置の発光方向を示す断面図。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。
実施の形態1.
図1(a)は、本実施の形態に係る直管形LED照明装置100の斜視図である。図1(b)は、直管形LED照明装置100の断面図である。図2は、直管形LED照明装置100の分解斜視図である。
直管形LED照明装置100は、器具筐体10と、この器具筐体10に取り付けられる電源ユニット20(点灯装置)と、この電源ユニット20を覆うように器具筐体10に取り付けられるLEDモジュールユニット30と、このLEDモジュールユニット30を覆うように器具筐体10に取り付けられる透光性カバー40とを備える。
図3(a)は、LEDモジュールユニット30の斜視図である。
LEDモジュールユニット30は、階段状に折り曲げられ、雛壇形状(あるいは山形形状)を成す金属製のモジュールベース31(基板設置部)と、このモジュールベース31に取り付けられ、一面にLEDパッケージ321が実装され、この一面に対して略縦方向に発光する縦方向発光LEDモジュール32(基板)と、モジュールベース31に取り付けられ、一面にLEDパッケージ331が実装され、この一面に対して略横方向に発光する横方向発光LEDモジュール33(基板)とを備える。
モジュールベース31は、中央1段と、左右にそれぞれ3段の雛壇形状を成している。即ち、モジュールベース31は、階段状に形成された複数の段を有する。このモジュールベース31の中央と、その左右1段目には、縦方向発光LEDモジュール32が取り付けられ、他の2段には横方向発光LEDモジュール33が取り付けられる。
縦方向発光LEDモジュール32には、8個のLEDパッケージ321が等間隔に一列に実装される。LEDパッケージ321は、実装面に対して縦方向(上方向)に発光する、いわゆるトップエミッタ型LEDである。LEDパッケージ321は、電源ユニット20から電力の供給を受けることにより点灯する。なお、LEDパッケージ321の実装数は8個に限らない。また、LEDパッケージ321の配置は等間隔でなくてもよいし、複数列に配置される等、別の配置方法を採用してもよい。
横方向発光LEDモジュール33には、8個のLEDパッケージ331が等間隔に一列に実装される。LEDパッケージ331は、実装面に対して横方向に発光する(側面への照射特性を有する)、いわゆるサイドエミッタ型LEDである。LEDパッケージ331は、電源ユニット20から電力の供給を受けることにより点灯する。なお、LEDパッケージ331の実装数は8個に限らない。また、LEDパッケージ331の配置は等間隔でなくてもよいし、複数列に配置される等、別の配置方法を採用してもよい。
上記のように、本実施の形態では、モジュールベース31の複数の段のうち、最上段(照明器具の設置状態でみたときには最下段)に設置される基板(即ち、縦方向発光LEDモジュール32)に実装されたLEDの光軸と、最下段に設置される基板(即ち、横方向発光LEDモジュール33)に実装されたLEDの光軸との相対角度が0度より大きい。このため、複数のLEDからの光が一方向に偏らない。特に、本実施の形態では、相対角度が略直角であるため、直管形LED照明装置100からの光を縦横に分散させることができる。
また、本実施の形態では、モジュールベース31の複数の段のうち、最上段から総段数の略半分の段に設置される基板(即ち、縦方向発光LEDモジュール32)に実装されたLED同士の相対角度が略0度であり、当該略半分の段以外の段に設置される基板(即ち、横方向発光LEDモジュール33)に実装されたLEDの光軸同士の相対角度が略0度である。このため、例えば、直管形LED照明装置100からの光を、より確実に縦横に分散させることができる。
なお、モジュールベース31の複数の段の全てに設置される基板に実装されたLEDの光軸同士の相対角度が略0度であっても構わない(例えば、モジュールベース31の全ての段に縦方向発光LEDモジュール32を設置してもよい)。この場合も、LEDが実装された複数の基板が階段状に配置されているため、直管形LED照明装置100からの光を分散させることができる。
図3(b)は、縦方向発光LEDモジュール32及び横方向発光LEDモジュール33の斜視図である。
図3(b)に示すように、3枚の縦方向発光LEDモジュール32と、4枚の横方向発光LEDモジュール33は、1枚の平面基板から切り出されている。即ち、LEDが実装された7枚の基板が、全てを組み合わせると1枚の略平面状の基板を構成するように形成されている(複数の長方形LEDモジュールを重ねると1枚の平面板になる)。このため、製造時に廃却される捨て基板を少なくすることができ、基板のロスが最小限になる。
直管形LED照明装置100は、以下の工程により組み立てられる。
まず、モジュールベース31の上部2段に縦方向発光LEDモジュール32を取り付け、下部2段に横方向発光LEDモジュール33を取り付けて、LEDモジュールユニット30を構成する。次に、器具筐体10に電源ユニット20を取り付け、この電源ユニット20を覆うようにLEDモジュールユニット30を器具筐体10に取り付ける。最後に、LEDモジュールユニット30を覆うように透光性カバー40を器具筐体10に取り付ける。
このように、本実施の形態では、モジュールベース31にそれぞれ縦方向発光LEDモジュール32と横方向発光LEDモジュール33を取り付けるので、縦方向発光LEDモジュール32と横方向発光LEDモジュール33が山形に配置される。モジュールベース31の上部2段には上方向(照明器具の設置状態でみたときには下方向)の指光性を有した縦方向発光LEDモジュール32が、モジュールベース31の下部2段には横方向の指光性を有した横方向発光LEDモジュール33が取り付けられるので、照明器具(直管形LED照明装置100)を天井等に取り付けた場合(図示したものとは上下が逆転することになる)、照明器具の直下の照度だけでなく、横方向、斜め下方向の照度も確保できる(即ち、床面・壁面の照度を十分確保できる)。
また、本実施の形態では、透光性カバー40によって、縦方向発光LEDモジュール32及び横方向発光LEDモジュール33が発する光を拡散させることができるので、より従来の光源、例えば直管形蛍光ランプの配光に近づけることができる。
また、本実施の形態では、モジュールベース31が、階段状に折れ曲がって複数の段を形成する板状部材からなる。そして、モジュールベース31の裏側には山形の空間ができるため、この空間に電源ユニット20を収納することができる。即ち、モジュールベース31は、縦方向発光LEDモジュール32や横方向発光LEDモジュール33が設置される側と反対側に電源ユニット20を収容する空間を形成する板状部材からなる。このため、直管形LED照明装置100の外形を小さくすることができる(即ち、直管形LED照明装置100を小型化することができる)。
また、本実施の形態では、モジュールベース31が、金属で形成されているため、縦方向発光LEDモジュール32(LEDパッケージ321)及び横方向発光LEDモジュール33(LEDパッケージ331)から発生した熱がモジュールベース31へ伝達される(即ち、直管形LED照明装置100の放熱性を高めることができる)。モジュールベース31は階段状になっており、平面的な構成よりも放熱面積を十分に確保できる。
なお、本実施の形態において、LEDパッケージ321,331は、光源の例であり、有機EL等、他の種類の光源に置き換えても構わない。
また、本実施の形態では、直管形LED照明装置100が3枚の縦方向発光LEDモジュール32と4枚の横方向発光LEDモジュール33、合計で7枚の基板を備えているが、7枚未満又は8枚以上の基板を備えていても構わない。いずれの場合も、モジュールベース31の複数(望ましくは、基板の枚数と同数)の段にそれぞれの基板が設置される。このため、照明器具(直管形LED照明装置100)を天井等に取り付けた場合、照明器具の直下の照度だけでなく、他の方向の照度も高めることができる。即ち、それぞれの基板に実装された光源からの光が一方向に偏らない。
また、本実施の形態では、モジュールベース31の複数の段が、モジュールベース31の上端(照明器具の設置状態でみたときには下端)からモジュールベース31の短手方向の左右端の両方に向かって(即ち、図1(b)の破線矢印の方向に)徐々に高さが低くなるように(即ち、全体として略山形に)形成されているが、モジュールベース31の上端からモジュールベース31の短手方向の左右いずれか一端のみに向かって徐々に高さが低くなるように形成されていても構わない。この場合、モジュールベース31(LEDモジュールユニット30)は、本実施の形態のように略半円筒状に形成された透光性カバー40の代わりに、例えば、略四半円筒状(又は断面扇状)に形成された透光性カバーで覆われる。
実施の形態2.
本実施の形態について、主に実施の形態1との差異を説明する。
図3(c)は、本実施の形態に係る直管形LED照明装置100aの断面図である。
直管形LED照明装置100aは、実施の形態1のLEDモジュールユニット30と構成が異なるLEDモジュールユニット30aを備える。LEDモジュールユニット30aは、モジュールベース31a(基板設置部)の縦方向発光LEDモジュール32が取り付けられる一部の取付面が斜めになっている。即ち、本実施の形態では、モジュールベース31aの複数の段のうち、少なくとも1つの段の基板が設置される面は、他の段の基板が設置される面に対して傾斜している。
本実施の形態では、モジュールベース31aの中央(最上段)と、その左右1段目だけでなく、左右2段目にも、縦方向発光LEDモジュール32が取り付けられる。そして、左右3段目(最下段)のみに横方向発光LEDモジュール33が取り付けられる。
このように、本実施の形態では、縦方向発光LEDモジュール32が取り付けられる一部の取付面の角度が斜めとなるので、取付面を全て同一角度にした場合に比べ、縦方向発光LEDモジュール32が発する光をより広げることができ、実施の形態1の直管形LED照明装置100と比較して、より広範囲に、かつ、均一に照度を確保できる。
実施の形態3.
本実施の形態について、主に実施の形態1との差異を説明する。
図4(a)は、本実施の形態に係る直管形LED照明装置100bの斜視図である。図4(b)は、直管形LED照明装置100bの断面図である。図5は、直管形LED照明装置100bの分解斜視図である。
直管形LED照明装置100bは、チューブ状の円筒形カバー40a(略円筒状に形成された透光性カバー)と、この円筒形カバー40aの両端に取り付けられる口金部50と、円筒形カバー40aの内側に収納されるLEDモジュールユニット30bと、口金部50に電気的に接続され、LEDモジュールユニット30bに電力を供給する電源ユニット20a(点灯装置)とを備える。
円筒形カバー40aは、透光性の樹脂で形成されている。
それぞれの口金部50は、円筒形カバー40aに取り付けられる取付部51と、この取付部51から外方に突出する1対の口金ピン52とを備える。この口金ピン52は、照明器具に取り付けられたとき、商用電源や、直流電源等に接続される部分である。なお、2つある口金部50の一方は、口金ピン52の代わりに、アースピンを備えていても構わない。この場合、アースピンは少なくとも1本備えられていればよい。
電源ユニット20aは、LEDモジュールユニット30bに電力を供給する電子回路部(図示していない)と、この電子回路部を覆う電源ケース22と、電源ケース22から一部が露出し、口金部50の口金ピン52に接触して、口金ピン52及び電子回路部を電気的に接続するソケット部23とを備える。
図6(a)は、LEDモジュールユニット30bの斜視図である。
LEDモジュールユニット30bは、実施の形態1のLEDモジュールユニット30を背中合わせに2つ組み合わせたもので、中央部が空間となっている。
このように、本実施の形態では、実施の形態1のLEDモジュールユニット30を組み合わせてLEDモジュールユニット30bを構成しているため、実施の形態1と同様に均等な配光の実現が可能となる。
また、本実施の形態では、モジュールベース31の複数の段が、LEDモジュールユニット30b(2つのモジュールベース31全体)の上下端の両方からLEDモジュールユニット30bの短手方向の左右端の両方に向かって(即ち、図4(b)の破線矢印の方向に)徐々に高さが低くなるように形成されている。そして、2つのモジュールベース31は、実施の形態1と同様に、縦方向発光LEDモジュール32や横方向発光LEDモジュール33が設置される側と反対側に電源ユニット20を収容する空間を形成する板状部材からなる。このため、モジュールベース31の裏側スペースに電源ユニット20aを搭載でき、直管形LED照明装置100bの小型化が可能である。さらに、モジュールベース31が金属製であるため、モジュールベース31によって、縦方向発光LEDモジュール32及び横方向発光LEDモジュール33の熱を放熱する効果も高まる。
実施の形態4.
本実施の形態について、主に実施の形態3との差異を説明する。
図6(b)は、本実施の形態に係る直管形LED照明装置100cの断面図である。
直管形LED照明装置100cは、実施の形態3のLEDモジュールユニット30bと構成が異なるLEDモジュールユニット30cを備える。LEDモジュールユニット30cは、実施の形態2のLEDモジュールユニット30aを背中合わせに2つ組み合わせたものである。
本実施の形態では、実施の形態2及び実施の形態3の両方の効果が得られる。
実施の形態5.
本実施の形態について、主に実施の形態1との差異を説明する。
図7(a)は、本実施の形態に係る電球形LED照明装置100dの斜視図である。図7(b)は、電球形LED照明装置100dの断面図である。図8は、電球形LED照明装置100dの分解斜視図である。
電球形LED照明装置100dは、ランプソケットにねじ込まれる口金部50aと、この口金部50aに取り付けられるラッパ形状のベース本体60と、このベース本体60の内部に取り付けられる電源ユニット20b(点灯装置)と、この電源ユニット20bを覆うようにベース本体60に取り付けられるLEDモジュールユニット30dと、このLEDモジュールユニット30dを覆うようにベース本体60に取り付けられる半球状(ドーム状)のカバー40b(透光性カバー)とを備える。
口金部50aは、中空円筒形状をなし、外周(曲面)がねじ山を形成している。口金部50aは、その外周(曲面)と底面に極性の異なる電気接触部52a,52bを有する。
ベース本体60は、ラッパ形状をなし、その内側には、電源ユニット20bが取り付けられるとともに、LEDモジュールユニット30dが取り付けられる。
電源ユニット20bは、口金部50aの電気接触部52a,52bとLEDモジュールユニット30dに電線等によって電気的に接続され、電気接触部52a,52bから給電された交流電力を変換して、LEDモジュールユニット30dを点灯させる電力を供給する電子回路部(図示していない)を電源ケース内に具備する。
LEDモジュールユニット30dは、階段形状のモジュールベース31b(基板設置部)と、このモジュールベース31bに取り付けられ、縦方向に発光する縦方向発光LEDモジュール32aと、モジュールベース31bに取り付けられ、横方向に発光する横方向発光LEDモジュール33aとを備える。
縦方向発光LEDモジュール32aは、ドーナツ形状のLED基板321a(基板)と、このLED基板321aに実装され、縦方向に発光するいわゆるトップエミッタ型の複数のLEDパッケージ322aとを備える。なお、ここでは、LED基板321aに8個のLEDパッケージ322aが等間隔に一列に実装されているが、LEDパッケージ322aの実装数は8個に限らない。また、LEDパッケージ322aの配置は等間隔でなくてもよいし、複数列に配置される等、別の配置方法を採用してもよい。
横方向発光LEDモジュール33aは、ドーナツ形状のLED基板331a(基板)と、このLED基板331aに実装され、横方向に発光するいわゆるサイドエミッタ型の複数のLEDパッケージ332aとを備える。なお、ここでは、LED基板331aに8個のLEDパッケージ332aが等間隔に一列に実装されているが、LEDパッケージ332aの実装数は8個に限らない。また、LEDパッケージ332aの配置は等間隔でなくてもよいし、複数列に配置される等、別の配置方法を採用してもよい。
カバー40bは、透光性の樹脂で形成され、縦方向発光LEDモジュール32aと横方向発光LEDモジュール33aが発する光を拡散透過させる。
LEDモジュールユニット30dのモジュールベース31bの裏側の山形スペースに電源ユニット20bが収納されている。
LED基板321a,331aは、モジュールベース31bと接触しており、LEDパッケージ322a,332aから発生した熱がLED基板321a,331aを介してモジュールベース31bに伝達する。モジュールベース31bは金属製のベース本体60に接触する構造になっており、LEDパッケージ322a,332aが発する熱を放熱する。
図9(a)は、縦方向発光LEDモジュール32a及び横方向発光LEDモジュール33aの斜視図である。
図9(a)に示すように、1枚の縦方向発光LEDモジュール32aの基板(即ち、LED基板321a)と、2枚の横方向発光LEDモジュール33aの基板(即ち、LED基板331a)は、同心円状となっており、1枚の平面視略ドーナツ状の平面基板を分割して製造される。即ち、LEDが実装された3枚の基板が、全てを組み合わせると1枚の略平面状の基板を構成するように形成されている(複数のドーナツ形LED基板を重ねると1枚の平面板になる)。このため、製造時に廃却される捨て基板を少なくすることができ、基板のロスが最小限になる。
図9(b)は、電球形LED照明装置100dの発光方向を示す断面図である。
図9(b)に示すように、上方向(縦方向)に光の指向性を有した縦方向発光LEDモジュール32aと、横方向に光の指向性を有した横方向発光LEDモジュール33aが階段状にモジュールベース31bに配置されるため、従来の平面からの発光と比較して光の照射範囲が広がるとともに、光がカバー40bを透過するとき、さらに光を拡散させることができる。
また、本実施の形態では、モジュールベース31bの複数の段が、モジュールベース31bの上端(照明器具の設置状態でみたときには下端)からモジュールベース31bの左右端の両方に向かって(即ち、図7(b)の破線矢印の方向に)徐々に高さが低くなるように形成されている。LEDが実装された複数の基板(即ち、LED基板321a,331a)は、モジュールベース31bの複数の段のうち、モジュールベース31bの左右端から遠い段に設置されるものほど大きさが小さくなるように(即ち、図7(b)の破線矢印の方向に徐々に大きくなるように)、平面視略ドーナツ状に形成されている。そして、モジュールベース31bは、実施の形態1のモジュールベース31と同様に、LED基板321a,331aが設置される側と反対側に電源ユニット20を収容する空間を形成する板状部材からなる。このため、モジュールベース31bの裏側のスペースに電源ユニット20bを搭載でき、電球形LED照明装置100dの小型化が可能である。さらに、モジュールベース31bが金属製であるため、モジュールベース31bによって、放熱効果も高まる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、これらのうち、2つ以上の実施の形態を組み合わせて実施しても構わない。あるいは、これらのうち、1つの実施の形態を部分的に実施しても構わない。あるいは、これらのうち、2つ以上の実施の形態を部分的に組み合わせて実施しても構わない。
10 器具筐体、20,20a,20b 電源ユニット、22 電源ケース、23 ソケット部、30,30a,30b,30c,30d LEDモジュールユニット、31,31a,31b モジュールベース、32,32a 縦方向発光LEDモジュール、33,33a 横方向発光LEDモジュール、40 透光性カバー、40a 円筒形カバー、40b カバー、50,50a 口金部、51 取付部、52 口金ピン、52a,52b 電気接触部、60 ベース本体、100,100a,100b,100c 直管形LED照明装置、100d 電球形LED照明装置、321 LEDパッケージ、321a LED基板、322a LEDパッケージ、331 LEDパッケージ、331a LED基板、332a LEDパッケージ。

Claims (11)

  1. 光源が実装された複数の基板と、
    階段状に形成された複数の段を有し、当該複数の段にそれぞれの基板が設置される基板設置部と
    を備えることを特徴とする照明装置。
  2. 前記基板設置部の複数の段のうち、最上段と最下段とのいずれか一方の段に設置される基板に実装された光源の光軸と、他方の段に設置される基板に実装された光源の光軸との相対角度が0度より大きいことを特徴とする請求項1の照明装置。
  3. 前記相対角度が略直角であることを特徴とする請求項2の照明装置。
  4. 前記基板設置部の複数の段のうち、最上段から総段数の略半分の段に設置される基板に実装された光源の光軸同士の相対角度が略0度であり、当該略半分の段以外の段に設置される基板に実装された光源の光軸同士の相対角度が略0度であることを特徴とする請求項3の照明装置。
  5. 前記基板設置部の複数の段のうち、少なくとも1つの段の基板が設置される面は、他の段の基板が設置される面に対して傾斜していることを特徴とする請求項1から4のいずれかの照明装置。
  6. 前記照明装置は、さらに、
    略半円筒状に形成された透光性カバーを備え、
    前記基板設置部の複数の段は、前記基板設置部の上下端のいずれか一方から前記基板設置部の短手方向の左右端の両方に向かって徐々に高さが低くなるように形成され、前記透光性カバーによって覆われていることを特徴とする請求項1から5のいずれかの照明装置。
  7. 前記照明装置は、さらに、
    略円筒状に形成された透光性カバーを備え、
    前記基板設置部の複数の段は、前記基板設置部の上下端の両方から前記基板設置部の短手方向の左右端の両方に向かって徐々に高さが低くなるように形成され、前記透光性カバーによって覆われていることを特徴とする請求項1から5のいずれかの照明装置。
  8. 前記基板設置部の複数の段は、前記基板設置部の上下端のいずれか一方から前記基板設置部の左右端の両方に向かって徐々に高さが低くなるように形成され、
    前記複数の基板は、前記基板設置部の複数の段のうち、前記基板設置部の左右端から遠い段に設置されるものほど大きさが小さくなるように、平面視略ドーナツ状に形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかの照明装置。
  9. 前記複数の基板は、全てを組み合わせると1枚の略平面状の基板を構成するように形成されていることを特徴とする請求項1から8のいずれかの照明装置。
  10. 前記照明装置は、さらに、
    前記複数の基板に実装された光源を点灯させる点灯装置を備え、
    前記基板設置部は、階段状に折れ曲がって前記複数の段を形成する板状部材であって、それぞれの基板が設置される側と反対側に前記点灯装置を収容する空間を形成する板状部材からなることを特徴とする請求項1から9のいずれかの照明装置。
  11. 前記基板設置部は、金属で形成されていることを特徴とする請求項1から10のいずれかの照明装置。
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