JP2012122170A - 体幹の回旋運動を促すことにより消費カロリーを増加させる運動補助着 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】体幹の回旋運動を促すことにより消費カロリーを増加させる運動補助着としてのシャツ1には、着用者の腕の動きにともない体幹に力を付与する第1連動部30および第2連動部40が設けられる。第1連動部30は、後身頃12の左脇に対応する部分から、後身頃12の中間部分を横断して前身頃の右脇腹までにわたり設けられる。第2連動部40は、後身頃12の右脇に対応する部分から、後身頃12の中間部分を横断して前身頃の左脇腹までにわたり設けられる。
【選択図】図2
Description
特許文献1に記載の衣服を着用した着用者は、生地から肩および腕に付与される負荷に対抗して腕を動かすことにより、肩付近の筋肉を鍛えることができる。
(1)請求項1に記載の発明は、着用者の背面または前面の一方に対応する部分を第1面とし、着用者の背面または前面の他方に対応する部分を第2面とし、着用者の体幹のうちの胸を含む部分を体幹上部とし、着用者の体幹のうちの腹を含む部分を体幹下部として、腕の動きにともない体幹に力を付与する連動部が設けられること、および、前記第1面において左半身または右半身の一方の体幹上部に対応する部分から前記第2面において左半身または右半身の他方の体幹下部に対応する部分までにわたり前記連動部が設けられることを要旨としている。
本実施形態では、人体に密着する長袖のシャツ1として本発明の運動補助着を具体化した一例を示している。なお、図1〜図4では、シャツ1を構成する各生地同士の縫い目を実線で示している。また、生地の裏側に縫い付けられた別の生地または同じ生地の縫い目を太破線で示している。
「第1面」は、着用者の身体の背面を示すものとする。
「第2面」は、着用者の身体の前面を示すものとする。
「後方」は、前面から背面に向かう方向を示すものとする。
「上方」は、着用者の足から頭に向かう方向を示すものとする。
「左方」は、着用者の右半身から左半身に向かう方向を示すものとする。
「右方」は、着用者の左半身から右半身に向かう方向を示すものとする。
「体幹上部」は、体幹のうち体幹断面よりも上方の部分を示すものとする。また、体幹上部には肩甲部と胸と脇とが含まれるものとする。
「脇」は、着用者の肘が閉められたときに腕において体幹と接触する肩から肘までの部分と、着用者の肘が閉められたときに体幹において上腕と接触する部分とを含むものとする。
「脇下部」は、脇のうちの下方の部分を示すものとする。
「胸上部」は、胸のうちの上方の部分を示すものとする。
「肩甲上部」は、肩甲部のうちの上方の部分を示すものとする。
「肩甲下部」は、肩甲部のうちの下方の部分を示すものとする。
「腹下部」は、腹のうちの下方の部分を示すものとする。
「脇腹上部」は、脇腹のうちの上方の部分を示すものとする。
「腰上部」は、腰のうちの上方の部分を示すものとする。
「腰下部」は、腰のうちの下方の部分を示すものとする。
「上腕下部」は、上腕のうちの下方の部分を示すものとする。
図1および図2を参照して、シャツ1の構成について説明する。
・基礎部20は、弱緊締力生地により構成されている。
・第1連動部30は、強緊締力生地により構成されている。
・第2連動部40は、強緊締力生地により構成されている。
・補助連動部50は、中緊締力生地により構成されている。
・前面接続部70は、中緊締力生地により構成されている。
前身頃11には、基礎部20としての前面上基礎部21および前面側右下基礎部26Aおよび前面側左下基礎部25Aと、第1連動部30としての第1胴部32と、第2連動部40としての第2胴部42と、補助連動部50としての中間部51および右脇部55および後右中間部56および左脇部52および後左中間部53と、前面接続部70とが設けられている。
前面接続部70は、腹に対応する部分として設けられている。
前面側左下基礎部25Aは、左脇腹下部に対応する部分として設けられている。
中間部51は、胸下部および腹上部に対応する部分として設けられている。
左脇部52は、左脇下部に対応する部分として設けられている。
前身頃11においては、右脇腹に対応する部分に第1胴部32の一部が設けられている。また、右脇上部に対応する部分に第2胴部42の一部が設けられている。また、左脇上部に対応する部分に第1胴部32の一部が設けられている。また、左脇腹に対応する部分に第2胴部42の一部が設けられている。
後身頃12には、基礎部20としての背面上基礎部23および背面下基礎部24および背面側右下基礎部26Bおよび背面側左下基礎部25Bと、第1連動部30としての第1胴部32と、第2連動部40としての第2胴部42と、補助連動部50としての右脇部55および左脇部52および右分離部57および左分離部54とが設けられている。
背面下基礎部24は、腰に対応する部分として設けられている。
背面側左下基礎部25Bは、左腰に対応する部分として設けられている。
左脇部52は、左脇下部に対応する部分として設けられている。
右脇部55は、右脇下部に対応する部分として設けられている。
後右中間部56は、右肩甲部下部に対応する部分として設けられている。
左分離部54は、左肩甲部に対応する部分として設けられている。
後身頃12においては、左脇上部に対応する部分から右腰上部に対応する部分までにわたり第1胴部32の一部が設けられている。また、右脇上部に対応する部分から左腰上部に対応する部分までにわたり第2胴部42の一部が設けられている。
図1に示されるように、左袖13には、基礎部20としての左袖基礎部27と、第1連動部30としての左腕部31とが設けられている。左袖基礎部27は、左肩および左上腕および左下腕に対応する部分として設けられている。
図1に示されるように、右袖14には、基礎部20としての右袖基礎部28と、第2連動部40としての右腕部41とが設けられている。右袖基礎部28は、右肩および右上腕および右下腕に対応する部分として設けられている。
第1連動部30は、左袖13に設けられる左腕部31と、前身頃11および後身頃12にわたり設けられる第1胴部32と、腹部に設けられる第1下腹部34により構成されている。左腕部31と第1胴部32とは、左肩の付け根および左脇に対応する部分において互いに縫い合わせられている。
第1胴部32は、背面の左脇、背面の中間部分、背面の右腰、前面の右脇腹および腹下部の順に前身頃11および後身頃12の各部位を通過して設けられている。
第2胴部42は、背面の右脇、背面の中間部分、背面の左腰、前面の左脇腹および腹下部の順に前身頃11および後身頃12の各部位を通過して設けられている。
左脇部52は、前身頃11および後身頃12の左脇および左脇付近と対応する部分に設けられている。
中間部51は、前身頃11において左脇部52と右脇部55との間に設けられている。
後右中間部56は、右脇部55と第1胴部32および第2胴部42が交差する部分との間に設けられている。
左分離部54は、第1連動部30に縫い合わせられている。左脇部52は、第1連動部30および第2連動部40のそれぞれに縫い合わせられている。これにより、左脇部52と左分離部54とが第1連動部30を介して間接的に接続されている。すなわち、左脇部52を引っ張る力が左脇部52に加えられたとき、この力が第1連動部30を介して左分離部54に伝えられる。
図4(b)に示されるように、前面接続部70の上縁は、中間部51に縫い付けられている。前面接続部70の下縁は、第1下腹部34および第2下腹部44および裾ずれ抑制部15Mにそれぞれ縫い付けられている。
着用者の左腕が前方に振られたとき、第1連動部30と対応する着用者の体表面が伸びるため、第1連動部30に張力が働く。このため、図中の矢印PFで示されるように第1連動部30において、右脇腹に対応する部分が左腕および左脇に向けて引っ張られる。これにより、第1連動部30の動きに連動して右脇腹が左脇腹側に向けて引っ張られる。また、前面において第1下腹部34により左脇腹に対応する部分が右脇腹に向けて引っ張られる。このため、図中の矢印R1で示されるように、体幹を右回りで回転させようとする力が体幹に作用する。また、これにつられて右腕が後方に振られるため、矢印ARで示されるように右腕の後方への振りが大きくなる。
(1)シャツ1には、腕の動きにともない体幹に力を付与する第1連動部30および第2連動部40が設けられる。
このため、シャツ1を着用した着用者の腕が肩関節まわりで動かされたとき、以下のように体幹に力が作用する。
なお、本発明の実施態様は上記実施形態に限られるものではなく、例えば以下に示すように変更することもできる。また以下の各変形例は、上記実施形態についてのみ適用されるものではなく、異なる変形例同士を互いに組み合わせて実施することもできる。
(X1)後身頃12の左脇に対応する部分から、前身頃11の中間部分を横断して前身頃11の右脇腹に対応する部分までにわたり胴部を有する連動部を設けることもできる。また、この形態においては、右脇腹に対応する部分から右腰に対応する部分まで、または右腰に対応する部分を経由するとともに後身頃12を横断して左腰に対応する部分までにわたり下腹部を設けることもできる。
(X2)前身頃11の左脇に対応する部分から、前身頃11の中間部分を横断して後身頃12の右腰に対応する部分までにわたり胴部を有する連動部を設けることもできる。また、この形態においては、右腰に対応する部分から後身頃12を横断して左腰に対応する部分までにわたり下腹部を設けることもできる。
(X3)前身頃11の左脇に対応する部分から、後身頃12の中間部分を横断して後身頃12の右腰に対応する部分までにわたり胴部を有する連動部を設けることもできる。また、この形態においては、右腰に対応する部分から右脇腹に対応する部分まで、または右脇腹に対応する部分を経由するとともに前身頃11を横断して左脇腹に対応する部分までにわたり下腹部を設けることもできる。
(X4)後身頃12の左脇に対応する部分から、後身頃12の中間部分を横断して後身頃12の右腰に対応する部分までにわたり胴部を有する連動部を設けることもできる。
(X5)前身頃11の左脇に対応する部分から、前身頃11の中間部分を横断して前身頃11の右脇腹に対応する部分までにわたり胴部を有する連動部を設けることもできる。
・上記(X1)および(X2)および(X5)の形態においては、補助連動部50の中間部51に代えてまたは加えて、後身頃12において左脇部52と右脇部55とを接続する第2の中間部を設けることもできる。この第2の中間部は、左脇部52および右脇部55に縫い付けられる。また、左分離部54に代えて、前身頃11において左脇上部に対応する部分に左前分離部を設けることもできる。
(Y1)後身頃12の右脇に対応する部分から、前身頃11の中間部分を横断して前身頃11の左脇腹に対応する部分までにわたり胴部を有する連動部を設けることもできる。また、この形態においては、左脇腹に対応する部分から左腰に対応する部分まで、または左腰に対応する部分を経由するとともに後身頃12を横断して右腰に対応する部分までにわたり下腹部を設けることもできる。
(Y2)前身頃11の右脇に対応する部分から、前身頃11の中間部分を横断して後身頃12の左腰に対応する部分までにわたり胴部を有する連動部を設けることもできる。また、この形態においては、左腰に対応する部分から後身頃12を横断して右腰に対応する部分までにわたり下腹部を設けることもできる。
(Y3)前身頃11の右脇に対応する部分から、後身頃12の中間部分を横断して後身頃12の左腰に対応する部分までにわたり胴部を有する連動部を設けることもできる。また、この形態においては、左腰に対応する部分から左脇腹に対応する部分まで、または左脇腹に対応する部分を経由するとともに前身頃11を横断して右脇腹に対応する部分までにわたり下腹部を設けることもできる。
(Y4)後身頃12の右脇に対応する部分から、後身頃12の中間部分を横断して後身頃12の左腰に対応する部分までにわたり胴部を有する連動部を設けることもできる。
(Y5)前身頃11の右脇に対応する部分から、前身頃11の中間部分を横断して前身頃11の左脇腹に対応する部分までにわたり胴部を有する連動部を設けることもできる。
・上記(Y1)および(Y2)および(Y5)の形態においては、補助連動部50の中間部51に代えてまたは加えて、後身頃12において右脇部55と左脇部52とを接続する第2の中間部を設けることもできる。この第2の中間部は、右脇部55および左脇部52に縫い付けられる。また、右分離部57に代えて、前身頃11において右脇上部に対応する部分に右前分離部を設けることもできる。
・上記実施形態では、前面接続部70を設けたが、図7に示されるように前面接続部70および第1下腹部34および第2下腹部44を省略するとともに、第1胴部32および第2胴部42を前身頃11の中心に向けて延長し、第1連動部30と第2連動部40とを互いに縫い合わせることもできる。
(A)袖口13A,14Aに通される紐により構成される袖ずれ抑制部を設けることもできる。この場合、紐を結ぶことによって袖口13A,14Aを絞ることによりずれが抑制される。
(B)袖口13Aに設けられる面ファスナにより構成される袖ずれ抑制部を設けることもできる。この場合、面ファスナによって袖口13A,14Aを絞ることによりずれが抑制される。
(C)袖口13Aの一部を延長し、指に引っ掛ける袖ずれ抑制部。
・上記実施形態では、前面接続部70を中緊締力生地により形成したが、図7に示されるように、前面接続部70を弱緊締力生地により形成される接続部22にすることもできる。
・上記実施形態では、第1連動部30および第2連動部40強緊締力生地により形成し、補助連動部50を中緊締力生地により形成したが、これら連動部30,40,50の少なくとも1つをゴム等に変更することもできる。
(1)請求項1に記載の発明は、着用者の背面または前面の一方に対応する部分を第1面とし、着用者の背面または前面の他方に対応する部分を第2面とし、着用者の体幹のうちの胸を含む部分を体幹上部とし、着用者の体幹のうちの腹を含む部分を体幹下部として、腕の動きにともない体幹に力を付与する連動部が設けられること、および、左半身または右半身の一方を「一方半身」とし、左半身または右半身のうちの前記一方半身とは反対の半身を「他方半身」とし、前記第1面において前記一方半身の体幹上部の脇に対応する部分を「第1面体幹上部分Z1A」とし、前記第1面の前記他方半身の体幹下部に対応する部分を「第1面体幹下部分Z1B」とし、前記第2面において前記他方半身の体幹下部に対応する部分を「第2面体幹下部分Z2B」として、前記第1面体幹上部分Z1Aから前記第2面体幹下部分Z2Bまでにわたり、かつ前記第1面体幹下部分Z1Bを通過して前記連動部が設けられること、および、前記連動部において前記第1面体幹上部分Z1Aから前記第1面体幹下部分Z1Bまでの部分が前記第1面を斜めに横断していることを要旨としている。
(3)請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載される体幹の回旋運動を促すことにより消費カロリーを増加させる運動補助着において、この運動補助着が身頃を含むものであること、および、前記連動部に縫い付けられる基礎部と前記連動部とを含めて前記身頃が構成されること、および、前記連動部が前記基礎部よりも緊締力の強い生地で構成されることを要旨としている。
(5)請求項5に記載の発明は、請求項2、または請求項2を引用する請求項3に記載される体幹の回旋運動を促すことにより消費カロリーを増加させる運動補助着において、前記連動部として連動部Aおよび連動部Bが設けられること、および、左半身を前記一方半身とする前記第1面体幹上部分Z1Aを「第1面体幹左上部分Z1AL」とし、左半身を前記一方半身とする前記第2面体幹上部分Z2Aを「第2面体幹左上部分Z2AL」とし、右半身を前記他方半身とする前記第2面体幹下部分Z2Bを「第2面体幹右下部分Z2BR」として、前記第1面体幹左上部分Z1ALから前記第2面体幹右下部分Z2BRまでにわたり、かつ前記第2面体幹左上部分Z2ALを通過して前記連動部Aが設けられること、および、右半身を前記一方半身とする前記第1面体幹上部分Z1Aを「第1面体幹右上部分Z1AR」とし、右半身を前記一方半身とする前記第2面体幹上部分Z2Aを「第2面体幹右上部分Z2AR」とし、左半身を前記他方半身とする前記第2面体幹下部分Z2Bを「第2面体幹左下部分Z2BL」として、前記第1面体幹右上部分Z1ARから前記第2面体幹左下部分Z2BLまでにわたり、かつ第2面体幹右上部分Z2ARを通過して前記連動部Bが設けられること、および、前記第2面において前記連動部Aと前記連動部Bとが重なり合うこと、および、前記連動部Aにおいて前記連動部Bに重なり合う部分を重なり部Aとし、前記連動部Bにおいて前記連動部Aに重なり合う部分を重なり部Bとして、前記重なり部Aと前記重なり部Bとが互いに独立してそれぞれの重なり部に対応する腕の動きを体幹に伝えることができるように前記連動部Aおよび前記連動部Bが構成されることを要旨としている。
(A)「前記連動部Aの前記第1面体幹左上部分Z1ALの張力が前記重なり部Aにおいて前記重なり部Bから独立して前記連動部Aの前記第1面体幹右下部分Z1BRに伝えられること」
(B)「前記連動部Bの前記第1面体幹右上部分Z1ARの張力が前記重なり部Bにおいて前記重なり部Aから独立して前記連動部Bの前記第1面体幹左下部分Z1BLに伝えられること」
を要旨としている。
Claims (15)
- 着用者の背面または前面の一方に対応する部分を第1面とし、着用者の背面または前面の他方に対応する部分を第2面とし、着用者の体幹のうちの胸を含む部分を体幹上部とし、着用者の体幹のうちの腹を含む部分を体幹下部として、
腕の動きにともない体幹に力を付与する連動部が設けられること、
および、前記第1面において左半身または右半身の一方の体幹上部に対応する部分から前記第2面において左半身または右半身の他方の体幹下部に対応する部分までにわたり前記連動部が設けられること
を特徴とする体幹の回旋運動を促すことにより消費カロリーを増加させる運動補助着。 - 請求項1に記載される体幹の回旋運動を促すことにより消費カロリーを増加させる運動補助着において、
この運動補助着が身頃を含むものであること、
および、前記連動部に縫い付けられる基礎部と前記連動部とを含めて前記身頃が構成されること、
および、前記連動部が前記基礎部よりも緊締力の強い生地で構成されること
を特徴とする体幹の回旋運動を促すことにより消費カロリーを増加させる運動補助着。 - 請求項1または2に記載される体幹の回旋運動を促すことにより消費カロリーを増加させる運動補助着において、
前記連動部として連動部Aおよび連動部Bが設けられること、
および、前記第1面において左半身または右半身の一方の体幹上部に対応する部分から前記第2面において左半身または右半身の他方の体幹下部に対応する部分までにわたり前記連動部Aが設けられること、
および、前記第1面において左半身または右半身の他方の体幹上部に対応する部分から前記第2面において左半身または右半身の一方の体幹下部に対応する部分までにわたり前記連動部Bが設けられること、
および、前記第1面または前記第2面において前記連動部Aと前記連動部Bとが重なり合うこと、
および、前記連動部Aにおいて前記連動部Bに重なり合う部分を重なり部Aとし、前記連動部Bにおいて前記連動部Aに重なり合う部分を重なり部Bとして、前記重なり部Aと前記重なり部Bとが互いに独立してそれぞれの重なり部に対応する腕の動きを体幹に伝えることができるように前記連動部Aおよび前記連動部Bが構成されること
を特徴とする体幹の回旋運動を促すことにより消費カロリーを増加させる運動補助着。 - 着用者の背面または前面の一方に対応する部分を第1面とし、着用者の背面または前面の他方に対応する部分を第2面とし、着用者の体幹のうちの胸を含む部分を体幹上部とし、着用者の体幹のうちの腹を含む部分を体幹下部として、
腕の動きにともない体幹に力を付与する連動部として連動部Aおよび連動部Bが設けられること、
および、前記第1面において左半身または右半身の一方の体幹上部に対応する部分から前記第1面または前記第2面において左半身または右半身の他方の体幹下部に対応する部分までにわたり前記連動部Aが設けられること、
および、前記第1面において左半身または右半身の他方の体幹上部に対応する部分から前記第1面または前記第2面において左半身または右半身の一方の体幹下部に対応する部分までにわたり前記連動部Bが設けられること、
および、前記第1面または前記第2面において前記連動部Aと前記連動部Bとが重なり合うこと、
および、前記連動部Aにおいて前記連動部Bに重なり合う部分を重なり部Aとし、前記連動部Bにおいて前記連動部Aに重なり合う部分を重なり部Bとして、前記重なり部Aと前記重なり部Bとが互いに独立してそれぞれの重なり部に対応する腕の動きを体幹に伝えることができるように前記連動部Aおよび前記連動部Bが構成されること
を特徴とする体幹の回旋運動を促すことにより消費カロリーを増加させる運動補助着。 - 請求項4に記載される体幹の回旋運動を促すことにより消費カロリーを増加させる運動補助着において、
この運動補助着が身頃を含むものであること、
および、前記連動部に縫い付けられる基礎部と前記連動部とを含めて前記身頃が構成されること、
および、前記連動部が前記基礎部よりも緊締力の強い生地で構成されること
を特徴とする体幹の回旋運動を促すことにより消費カロリーを増加させる運動補助着。 - 請求項3〜5のいずれか一項に記載される体幹の回旋運動を促すことにより消費カロリーを増加させる運動補助着において、
前記連動部Aと前記連動部Bとを互いに接続する接続部が設けられること、
および、前記重なり部Aおよび前記重なり部Bが互いに重なり合う部分に前記接続部が設けられること、
および、前記重なり部Aおよび前記重なり部Bが互いに重なり合う部分に前記重なり部Aおよび前記重なり部Bのうちの少なくとも一方に接触して前記接続部が設けられること
を特徴とする体幹の回旋運動を促すことにより消費カロリーを増加させる運動補助着。 - 請求項1〜6のいずれか一項に記載される体幹の回旋運動を促すことにより消費カロリーを増加させる運動補助着において、
腕に対応する部分から前記第1面において左半身または右半身の一方の体幹上部に対応する部分を経由して前記第2面または前記第1面の左半身または右半身の他方の体幹下部に対応する部分までにわたり前記連動部が設けられること
を特徴とする体幹の回旋運動を促すことにより消費カロリーを増加させる運動補助着。 - 請求項7に記載される体幹の回旋運動を促すことにより消費カロリーを増加させる運動補助着において、
前記連動部において前記腕に対応する部分には肘に対応する部分が設けられること
を特徴とする体幹の回旋運動を促すことにより消費カロリーを増加させる運動補助着。 - 請求項7または8に記載される体幹の回旋運動を促すことにより消費カロリーを増加させる運動補助着において、
前記連動部において前記腕に対応する部分が腕に螺旋状に巻きつくように設けられること
を特徴とする体幹の回旋運動を促すことにより消費カロリーを増加させる運動補助着。 - 請求項7〜9のいずれか一項に記載される体幹の回旋運動を促すことにより消費カロリーを増加させる運動補助着において、
この運動補助着が長袖を含むものであること、
および、左手首または右手首の一方の手首に対応する部分から前記第1面において左半身または右半身の一方の体幹上部に対応する部分を経由して前記第2面または前記第1面の左半身または右半身の他方の体幹下部に対応する部分までにわたり前記連動部が設けられること
を特徴とする体幹の回旋運動を促すことにより消費カロリーを増加させる運動補助着。 - 請求項1〜10のいずれか一項に記載される体幹の回旋運動を促すことにより消費カロリーを増加させる運動補助着において、
前記第1面において左半身または右半身の一方の体幹上部に対応する部分から前記第2面の左半身または右半身の他方の体幹下部に対応する部分を経由するとともに前記第2面の中間部分を横断して前記第2面の左半身または右半身の一方の体幹下部に対応する部分までにわたり前記連動部が設けられること
を特徴とする体幹の回旋運動を促すことにより消費カロリーを増加させる運動補助着。 - 請求項1〜11のいずれか一項に記載される体幹の回旋運動を促すことにより消費カロリーを増加させる運動補助着において、
前記連動部として前記第1面の中間部分を横断するものが設けられること、
および、腕の動きにより体幹を動かす補助連動部が前記連動部とは各別に設けられること、
および、前記補助連動部が前記第2面の中間部分を横断して設けられること、
および、左半身または右半身の他方の体幹上部に対応する部分から前記第2面の中間部分を横断して左半身または右半身の一方の体幹上部に対応する部分までにわたり前記補助連動部が設けられること
を特徴とする体幹の回旋運動を促すことにより消費カロリーを増加させる運動補助着。 - 請求項12に記載される体幹の回旋運動を促すことにより消費カロリーを増加させる運動補助着において、
前記第1面において左半身または右半身の一方の体幹上部に対応する部分Aから前記第1面または前記第2面において左半身または右半身の他方の体幹下部に対応する部分Bまでにわたり前記連動部が設けられること、
および、前記第1面または前記第2面の左半身または右半身の他方の体幹上部に対応する部分から前記第2面の中間部分を横断して左半身または右半身の一方の体幹上部に対応する部分を経由して前記第1面において左半身または右半身の他方の体幹上部に対応する部分Cまでにわたり前記補助連動部が設けられること、
および、前記第1面において前記連動部の前記部分Aを挟んで前記部分Eと対向する位置に前記補助連動部の一部としての分離部が設けられること、
および、前記部分Eおよび前記分離部がそれぞれ前記連動部に接続されること
を特徴とする体幹の回旋運動を促すことにより消費カロリーを増加させる運動補助着。 - 請求項13に記載される体幹の回旋運動を促すことにより消費カロリーを増加させる運動補助着において、
前記補助連動部が前記連動部よりも緊締力の弱い生地により構成されること
を特徴とする体幹の回旋運動を促すことにより消費カロリーを増加させる運動補助着。 - 請求項1〜14のいずれか一項に記載される体幹の回旋運動を促すことにより消費カロリーを増加させる運動補助着において、
この運動補助着が袖を含むものであること、
腕が振られたときに腕に対する前記袖の移動を妨げるずれ抑制部が前記袖に設けられること
を特徴とする体幹の回旋運動を促すことにより消費カロリーを増加させる運動補助着。
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