JP2012121576A - キャップオープナー - Google Patents

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Abstract

【課題】握力の弱い者でもキャップを容易に開けることができるようにし、しかも、保管場所を取らない小さなサイズとする。
【解決手段】キャップ本体の下部にピルファーを介して容器Pの首部への嵌合用リングを設けてなるキャップCを開けるときにそのキャップCに被せて用いられるキャップオープナーであって、薄肉状の弾性体で構成される1ピースの物品からなり、全体形状は円形状の天面部10とその周囲に垂下する筒状の側壁部20とからなる逆カップ型で、その側壁部20は下広がりのテーパーを有するとともに周回方向に連続した凹凸のある形状をしており、キャップCに対して側壁部20との間に隙間を持って被せられる大きさである。
【選択図】図6

Description

本発明は、水やその他の飲料用ペットボトル等の容器のキャップを開けるときに用いられるキャップオープナーに関するものである。
一般に、ペットボトルと称されるプラスチック製ボトルのキャップは、キャップ本体の下部にピルファー(改ざん防止バンド)を介して首部への嵌合用リングを設けた形状をしている。そして、飲用時には、キャップ本体をまわすことでピルプァーをねじ切り、嵌合用リングを首部に残して開栓するようになっている。また、開栓後に漏れを防ぐために必要以上に強くキャップをねじ込むこともあるが、いずれの場合でも手で把持して開けるのにかなりの力を必要とし、そのため、高齢者、女性、児童などの握力の弱い者は、素手でキャップを回して開けるのに難儀することが珍しくない。そこで、ペットボトルを簡単に開けることができるキャップオープナーが種々提案されている。
例えば、引用文献1に記載のキャップ外しは、素材に合成ゴムを用い、キャップの巻締め部と握り柄部とを一体型としたものであり、このキャップ外しを用いると、グリップ時に巻締め部先端の指掛け部を指で押さえながら、握り柄部を回転させることにより、巻締め部の巻締め力が強まるとともに、握り柄部の回転モーメントが増幅するので、僅かな力でキャップのねじり切り開けがたやすくできる。
また、引用文献2に記載の蓋オープナーは、内側に滑り止めを施したテープ状の帯の一端に紐状の輪を取り付け、その輪に手首を通して力点とするものである。すなわち、帯の反対側から蓋に巻き付け、マジックテープ(登録商標)で引っ付けた状態とし、その状態で紐状の輪を手首に回し、絞り具で手首に締め付けてから、その手を蓋の上に置き、通常の様に蓋を回す事ができるようになっている。
特開平8−183594号公報 特開平11−245993号公報
引用文献1,2に記載のものは、いずれもキャップの外周に巻き付けた状態にしてからキャップを回して開ける必要がある。したがって、使用方法が高齢者や児童にとってそれほど簡単ではないという問題がある。また、引用文献1に記載のものは、キャップの巻締め部と握り柄部とを一体型としており、引用文献2に記載のものは、テープ状の帯に紐状の輪を取り付けてあるので、いずれもサイズが大きいものになってしまい、例えば店頭で販売するペットボトルに付けて販売促進用とするには不向きである。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ペットボトル用のキャップオープナーであって、握力の弱い者でもキャップを容易に開けることができ、しかも、保管場所を取らない小さなサイズであるキャップオープナーを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明のキャップオープナーは、キャップ本体の下部にピルファーを介して容器の首部への嵌合用リングを設けてなるキャップを開けるときにそのキャップに被せて用いられるキャップオープナーであって、薄肉状の弾性体で構成される1ピースの物品からなり、全体形状は円形状の天面部とその周囲に垂下する筒状の側壁部とからなる逆カップ型で、その側壁部は下広がりのテーパーを有するとともに周回方向に連続した凹凸のある形状をしており、キャップに対して側壁部との間に隙間を持って被せられる大きさであることを特徴とする。
そして、上記のキャップオープナーにおいて、弾性体の素材がシリコーン樹脂であることが好ましい。また、弾性体の厚みが0.7〜1.3mmであることが好ましい。また、側壁部のテーパーが5〜15度であることが好ましい。また、側壁部は、キャップに被せたときにキャップの嵌合用リングにかからない寸法であることが好ましい。
本発明のキャップオープナーは、ペットボトルのキャップに載せるだけで簡単に被せることができ、その被せた状態で手で把持して回すと、側壁部がその凹凸によりキャップの外周に当接して滑りにくい状態となり、加えた回転力が確実にキャップに伝わるので、高齢者、女性、児童などの握力の弱い者でもキャップを容易に開けることができる。また、ペットボトルのキャップより一回りだけ大きなサイズで嵩張らないため、外出時などにも容易に持ち運ぶことができる。
本発明に係るキャップオープナーの一例を示す斜視図である。 図1のキャップオープナーの上面図である。 図1のキャップオープナーの下面図である。 図1のキャップオープナーの側面図である。 図1のキャップオープナーのX−X断面図である。 図1のキャップオープナーをペットボトルに被せる説明図である。 図1のキャップオープナーの使い方を示す説明図である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
ここで、本発明のキャップオープナーは、現在広く市販されている飲料用のペットボトル等の容器のキャップを開けるときにそのキャップに被せて用いられるものであり、対象とするキャップは、キャップ本体の下部にピルファー(改ざん防止バンド)を介して首部への嵌合用リングを設けたタイプである。
図1のキャップオープナーAは、図2〜図5を参照すれば分かるように、薄肉状の弾性体で構成される1ピースの物品からなる。そして、全体形状は円形状の天面部10とその周囲に垂下する筒状の側壁部20とからなる逆カップ型で、側壁部20は下広がりのテーパーを有するとともに周回方向に連続した凹凸のある形状をしており、キャップに対して側壁部との間に適切な隙間を持って被せられる大きさである。
本発明のキャップオープナーを構成する弾性体の素材としては、シリコーン樹脂、エラストマー、低密度ポリエチレン等の軟質又は柔軟質樹脂が挙げられる。これらの中でも、キャップとの密着性、非滑り性が良好で柔軟性に富むシリコーン樹脂を使用するのが好ましい。また、シリコーン樹脂を用いることで、他の樹脂に比べて耐久性も付与される。
樹脂の成形手段としては、シリコーン樹脂を用いる場合、コンプレッション成形やリム成形(2部材混合成形)によるのが好ましい。シリコーン樹脂以外のエラストマー、低密度ポリエチレンなどを用いる場合は、射出成形により作製すればよい。
側壁部20の凹凸は、キャップの外周に対して滑りにくくするためのもので、天面部10の周辺にまで至っている。このため、天面部10は円形状ではあるが、図示のように、その周辺は側壁部20の凹凸に対応して波形になっている。この側壁部20に設ける凹凸の形状は特に限定されるものではなく、使用する樹脂や成形条件等を勘案し、キャップに対して滑りにくい最適な形状に設計すればよい。
弾性体の厚みは0.7〜1.3mm程度にするのが好ましい。これより薄くすると、保形性が乏しくなるとともに、破れやすくなるのではという開栓時の安心感がなくなる。また、これより厚くすると、開栓時においてキャップへのフィット感が乏しくなる。
飲料用のペットボトルは、キャップのサイズからすると、大きく分けて2リットルと500ミリリットルの2サイズがある。このうち2リットルのペットボトルのキャップは500ミリリットルのペットボトルのそれより大きい傾向がある。図1のキャップオープナーAは、両方のペットボトルに使えるようにするため、キャップサイズの大きい2リットルのペットボトルに合わせてそのサイズを決めている。
側壁部20は下広がりのテーパーを有しているが、キャップへの被せやすさやキャップからの外しやすさ、さらには開栓時における掴みやすさを考慮すると、テーパーの角度は5〜15度に設定するのが好ましい。この範囲に設定することにより、キャップに被せるときにスッポリと入りやすいし、開栓後にも外しやすい。また、手で把持するときに側壁部20が広がりすきて掴みにくいということもない。
また、側壁部20は、キャップに被せたときにキャップ本体のかなりの部分覆うサイズであることが望ましい。その方が手で回すときに回転力が伝わりやすいからである。そして、ピルプァーをねじ切って嵌合用リングを首部に残すようにして開栓するので、キャップの嵌合用リングにかからない寸法であることが好ましい。
図1のキャップオープナーAの使用方法は次のようである。
まず、図6に示すように、ペットボトルPのキャップCにキャップオープナーAを上から被せる。次いで、図7に示すように、手でしっかり握って矢印の方向へ回す。これにより、手で加えた力が回転力となってキャップCに伝わり、キャップ本体が回ることでピルプァーがねじ切られ、嵌合用リングを首部に残して開栓されることになる。開栓後に漏れを防ぐために必要以上に強くキャップをねじ込んだ場合も、ピルプァーのねじ切りはないものの同様にして開けることができる。
本発明のキャップオープナーは、販売促進用として用いることができる。この場合、プラスチックフィルムの小袋に入れてペットボトルの首部に吊り下げた状態で店頭に並べるようにすればよい。もちろん、キャップオープナー単体で販売するようにしても構わないことは言うまでもない。
以上、本発明を実施するための形態について詳細に説明してきたが、本発明によるキャップオープナーは、上記の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは当然のことである。
A キャップオープナー
C キャップ
P ペットボトル
10 天面部
20 側壁部

Claims (5)

  1. キャップ本体の下部にピルファーを介して容器の首部への嵌合用リングを設けてなるキャップを開けるときに用いられるキャップオープナーであって、薄肉状の弾性体で構成される1ピースの物品からなり、全体形状は円形状の天面部とその周囲に垂下する筒状の側壁部とからなる逆カップ型で、その側壁部は下広がりのテーパーを有するとともに周回方向に連続した凹凸のある形状をしており、キャップに対して側壁部との間に隙間を持って被せられる大きさであることを特徴とするキャップオープナー。
  2. 弾性体の素材がシリコーン樹脂であることを特徴とする請求項1に記載のキャップオープナー。
  3. 弾性体の厚みが0.7〜1.3mmであることを特徴とする請求項1又は2に記載のキャップオープナー。
  4. 側壁部のテーパーが5〜15度であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のキャップオープナー。
  5. 側壁部は、キャップに被せたときにキャップの嵌合用リングにかからない寸法であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のキャップオープナー。
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