JP2012121107A - チャック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置を大型化することなく、マスタージョウに作用する大きなモーメントにも耐え得る引込式チャック装置とする。
【解決手段】チャック本体12内に軸心に沿って進退するアクチュエータ14を設け、前記アクチュエータ14は、前記軸心周りに複数の傾斜孔19を等分方位に有し、前記各傾斜孔19は前記軸心に対して傾斜する方向に伸びるとともにその傾斜孔19内にマスタージョウ15が挿入されて、そのマスタージョウ15とアクチュエータ14とは前記傾斜孔19の伸びる方向に沿って相対移動可能であり、前記各マスタージョウ15の後端15bは前記チャック本体12に支持されその前端15aには把持爪13が設けられており、前記アクチュエータ14の前記軸心方向への進退により、少なくとも前記マスタージョウ15の前端15aが前記軸心に対して径方向へ移動し、その移動により前記把持爪13がワークwを把持する引込式チャック装置を採用した。
【選択図】図1

Description

この発明は、旋盤等に使用する引込式チャック装置に関するものである。
旋盤等に使用される引込式チャック装置として、例えば、図5に示すものがある。これらの引込式チャック装置1は、ワークwを引込みながらチャック本体2と同心に把持するものである。ドローバ8の進退等によってチャック本体2の前部に設けた把持爪(ジョウ)3を径方向へ動かして、その把持爪3によりワークwの外周又は内周を掴むものが一般的である。
装置の構成は、チャック本体2の軸心6周りに、複数の把持爪3が放射状に設けられている。そのチャック本体1の軸心6に沿って、前記軸心6と同心のドローバ8が軸方向進退可能に設けられている。
チャック本体2には、後方から前方に向かって徐々に外径側に広がる傾斜孔9が前記把持爪3と同数形成されており、その各傾斜孔9内に軸状のマスタージョウ5がぴったりと嵌っている。前記各把持爪3は、そのマスタージョウ5の前端に設けられており、その把持爪3を備えたマスタージョウ5は、前記傾斜孔9の長さ方向に沿って摺動可能となっている。
前記ドローバ8には、ドローバ接続用部材(ドローバボルト)8aを介してアクチュエータ4が接続されている。そのアクチュエータ4の外径部に設けた突出部4aが、前記マスタージョウ5の内径部に設けた係合溝5aに係合し、そのマスタージョウ5とアクチュエータ4とが軸方向相対移動不能に結合されている。
チャック本体1に対してドローバ8が軸方向に後退すると、アクチュエータ4を介してマスタージョウ5が後方へ引かれる。マスタージョウ5が後方へ引かれると、前記把持爪3が径方向内側に動いて、その把持爪3でワークwの外周部を掴み、そのワークwを前記中心軸6と同心に把持する。
そのとき、そのワークwの後面は、前記チャック本体2に設けたストッパ7の前面7aに密着し、その密着により、ワークwの後面が基準面として機能して、ワークwが正しい位置、正しい把持姿勢に維持される(例えば、特許文献1,2,3参照)。
なお、ドローバ8は、チャック本体2外に設けたドローバ駆動機構よって軸方向に進退する。このドローバ駆動機構として、例えば、チャック本体2外に設けた油圧シリンダに油圧を付与することで、その油圧シリンダが備えるピストンを進退させ、そのピストンの進退に連動させてドローバ8を動作させるものがある。
また、ドローバ8の軸芯方向への動きに合わせ動作するマスタージョウ5を備えた構成において、チャック本体2内に流体圧回路を配設し、その流体圧回路を通じて供給される流体をマスタージョウ5、又はそのマスタージョウ5と一体に移動可能な部材に直接作用させて、そのマスタージョウ5を軸心方向へ移動させることで、ドローバ8の動作に基づく把持爪3の引き込み量を調整可能としたものもある(例えば、特許文献4参照)。
特開2008−221365号公報 特開2002−103109号公報 特開2000−343307号公報 特開2006−123038号公報
図5に示す引込式チャック装置1によれば、チャック本体2に形成された傾斜孔9内に、軸状のマスタージョウ5が摺動自在にぴったりと嵌っている。ドローバ8とともに軸方向へ移動するアクチュエータ4が、前記マスタージョウ5を前記傾斜孔9内で相対移動させ、把持爪3を径方向へ移動させる。
しかし、この引込式チャック装置1によると、把持爪3によるワークwの把持により、次第にマスタージョウ5にモーメントが作用し、そのモーメントに対してチャック本体2が対抗する。マスタージョウ5の外面と傾斜孔9の内面とが摺動する状態だからである。このため、大きなモーメントに対抗させるがため、チャック本体2が大型化する傾向がある。装置が大型化するのは好ましくない。
また、図5、あるいは、特許文献1乃至4に記載の引込式チャック装置によれば、アクチュエータ4を駆動させる手段としてドローバ8を使用している都合上、その引込式チャック装置1の形式や用途によっては、そのドローバ8に生じ得る僅かな歪みが、ワークwのセンタリングに影響する事態が生じることも想定される。ドローバ8は、チャック本体2外に設けたドローバ駆動機構に至るため、チャック本体2の軸芯方向に沿って、ある程度の長さを有する部材とならざるを得ないからである。
このため、引込式チャック装置1の形式や用途によっては、把持爪3を動作させる手段として、ドローバ8を用いることなく、チャック本体2内に配設した流体回路に供給される流体の圧力、すなわち、流体圧によって、アクチュエータ4を軸心方向へ移動させる方が望ましい場合もある。
しかし、チャック本体2内の流体回路の流体圧のみによってアクチュエータ4を動作させようとすると、アクチュエータ4を軸心方向へ移動させるための受圧面積が不足する場合がある。チャック本体2の軸直交断面の大きさは、限られているからである。受圧面積が不足すると、ワークwを把持する力が足りない事態も生じ得る。
そこで、この発明は、装置を大型化することなく、マスタージョウに作用する大きなモーメントにも耐え得る引込式チャック装置とすることを第一の課題とし、さらに、そのチャック本体内に配設した流体圧回路の流体圧によってアクチュエータを軸心方向へ移動させる場合において、装置を大型化することなく、ワークを把持するための充分な力を確保することを第二の課題とする。
前記第一の課題を解決するために、この発明は、チャック本体内にそのチャック本体の軸心に沿って進退するアクチュエータを設け、前記アクチュエータは、前記軸心周りに複数の傾斜孔を等分方位に有し、前記各傾斜孔は前記軸心に対して傾斜する方向に伸びるとともにその傾斜孔内にマスタージョウが挿入されて、そのマスタージョウとアクチュエータとは前記傾斜孔の伸びる方向に沿って相対移動可能であり、前記各マスタージョウの後端は前記チャック本体に支持されその前端には把持爪が設けられており、前記アクチュエータの前記軸心方向への進退により、少なくとも前記マスタージョウの前端が前記軸心に対して径方向へ移動し、その移動により前記把持爪がワークを把持する引込式チャック装置を採用した。
この構成によればアクチュエータの傾斜孔が、その内面でマスタージョウの外面を保持し、その内面全体でマスタージョウに作用するモーメントに対抗する。このため、装置を大型化することなく、マスタージョウに作用する大きなモーメントにも耐え得る引込式チャック装置を実現できる。
なお、アクチュエータの傾斜孔の内面と、マスタージョウの外面とは、その全周に亘って断続的に接触する構成であってもよいが、それらは、全周に亘って連続して接触していることが望ましい。接触面積が増えることで、モーメントを受けるべき面積が増大するからである。
また、アクチュエータの傾斜孔の内面と、マスタージョウの外面とは、傾斜孔の伸びる方向に沿って、より長い範囲で接触していることが望ましい。接触範囲が傾斜孔に沿って長くなることで、モーメントを受けるべき長さが増大するからである。さらに、その接触は、その接触範囲全長に亘って断続的に接触する構成であってもよいが、それらは、全長に亘って連続して接触していることが望ましい。
この構成において、前記マスタージョウの後端は、前記チャック本体に対して弾性部材を介して支持されている構成を採用することができる。弾性部材があれば、マスタージョウ自体が弾性変形することにより、その傾斜孔内において噛み込むことを防止し得る。
前記の各構成において、アクチュエータをチャック本体に対して軸心方向へ移動させる駆動手段としては、例えば、ドローバを採用することができる。また、ドローバ以外の手段としては、例えば、チャック本体内に流体回路を配設し、その流体回路に供給される流体圧でアクチュエータを押圧する構成とすることもできる。
このようにチャック本体内に導かれた流体圧によって、アクチュエータを動作させる場合において、前記第二の課題を解決するために、この発明は、前述の各構成において、前記チャック本体内にシリンダ装置を設け、前記チャック本体外の流体供給手段から前記シリンダ装置へと通じる流体回路を配設し、前記アクチュエータは前記流体回路に供給される流体圧によって進退するものであり、前記シリンダ装置は、軸心方向に沿って並列する第一シリンダ部と第二シリンダ部とを備え、前記第一シリンダ部内に配置された第一ピストンと前記第二シリンダ部内に配置された第二ピストンとは軸心方向に沿って一体に移動するようになっており、第一ピストンがその第一シリンダ部内で軸心方向一方へ移動し、且つ、第二ピストンがその第二シリンダ部内で軸心方向一方へ移動することにより、前記アクチュエータが軸心方向一方へ移動して前記把持爪が前記ワークを把持し、第一ピストンがその第一シリンダ部内で軸心方向他方へ移動し、且つ、第二ピストンがその第二シリンダ部内で軸心方向他方へ移動することにより、前記アクチュエータが軸心方向他方へ移動して前記把持爪が前記ワークの把持を解除することを特徴とする引込式チャック装置を採用することができる。
アクチュエータを動作させるシリンダ装置として、第一シリンダ部と第二シリンダ部とを軸心方向に沿って並列して備えたことから、流体圧を受けるピストンの作用面積を大きく確保することができる。このため、装置を大型化することなく、ワークを把持するための充分な力を確保することができる。
このシリンダ装置を備えた構成において例えば、アクチュエータを動作させる第一ピストンと第二ピストンとを一体化した構成を採用できる。
その一体化の構造としては、例えば、前記第二ピストンは、前記第一ピストン側に突出する連結部を有し、その連結部を介して、前記第二ピストンと前記第一ピストンとが接合されている構成を採用することができる。
また、その連結部は、前記第一シリンダ部と前記第二シリンダ部とを隔てる隔壁を貫通する貫通孔を通って、前記第一シリンダ部へ入り込んでおり、その連結部の前端が、前記第一ピストンに当接又は接合されている構成を採用することができる。
なお、前記の各構成において、第一ピストン及び第二ピストンのそれぞれが、その軸心方向進退に応じてアクチュエータを動作させるものであればよく、例えば、第一ピストン及び第二ピストンのそれぞれが、その軸心方向進退に応じてアクチュエータを軸心方向に押圧し、その押圧により、アクチュエータを移動させる構成を採用できる。
また、前記第一ピストン又は前記第二ピストンあるいはその両方と、前記アクチュエータとが別体の部材として形成されて、それらの部材を結合して一体に移動可能とした構成とすることができる。
さらに、前記第一ピストン又は前記第二ピストンあるいはその両方と、前記アクチュエータとが一体の部材として形成されている構成を採用することもできる。
また、前記第一シリンダ部と第二シリンダ部への流体の供給は、別々の流体供給手段によって供給してもよいが、同一の流体供給手段から行われている構成とすることもできる。同一の流体供給手段で流体を供給すれば、第一シリンダ部と第二シリンダ部への流体供給のタイミング及びその供給時の流体圧を制御する手段を省略できる。
この発明は、装置を大型化することなく、マスタージョウに作用する大きなモーメントにも耐え得る引込式チャック装置とすることができ、また、そのチャック本体内に配設した流体圧回路の流体圧によってアクチュエータを軸心方向へ移動させる場合において、ワークを把持するための充分な力を確保することができる。
第一の実施形態を示し、(a)は正面断面図、(b)は右側面図 図1(a)の要部拡大図 第二の実施形態を示し、(a)は正面断面図、(b)は右側面図 弾性部材の別の例を示す要部拡大図 従来例を示し、(a)は正面断面図、(b)は右側面図
この発明の第一の実施形態を、図1及び図2に基づいて説明する。この引込式チャック装置10は、把持爪13でワークwを後方に引き込みながら、ワークwの後端面がストッパ17の当たり部17aに当接させ、その状態で、把持爪13でそのワークwをチャック本体12の軸心16と同心に把持するものである。
この実施形態は、把持爪13によりワークwの外周を掴むものであるが、変形例としては、把持爪13でワークwの内周を把持する場合にも適用できる。
図1(a)に示すように、チャック本体12は、後部プレート12aと前部プレート12bとが接続部材12cを介してボルト12dで接続されて構成されている。その後部プレート12aと前部プレート12bとの間の空間内には、チャック本体12の軸心16に沿って進退するアクチュエータ14が設けられている。
そのアクチュエータ14は、前記軸心16周りに複数の傾斜孔19を等分方位に有している。この実施形態では、3つの傾斜孔19を設けている。
各傾斜孔19は、チャック本体12の軸心16に対して傾斜する方向に伸びている。この実施形態では、傾斜孔19は、チャック本体12の後方から前方に向かって徐々に外径側に向かう傾斜方向となっているが、把持対象であるワークwの形態、把持部分の設定によっては逆方向、すなわち、チャック本体12の後方から前方に向かって徐々に内径側に向かう傾斜方向となる場合もある。
この傾斜孔19は、設置しようとする把持爪13と同数形成され、その各傾斜孔19内に軸状のマスタージョウ15がぴったりと嵌められている。マスタージョウ15とアクチュエータ14とは、その傾斜孔19の伸びる方向に沿って相対移動可能である。
各マスタージョウ15の前端15aには、把持爪13が設けられている。把持爪13は、ボルト13aでマスタージョウ15の前端15aに固定されている。
このため、図1(b)に示すように、チャック本体12の軸心16周りに、マスタージョウ15と同数の把持爪13が等分方位に放射状に設けられていることになる。この実施形態では、3つの把持爪13を設けている。
また、この実施形態では、マスタージョウ15は断面円形であり、傾斜孔19も断面円形となっており、両者は、その全周に亘って密着した状態で、その密着面が摺動しながら前記相対移動が行われる。
また、各マスタージョウ15の後端15bは、チャック本体12の後部プレート12aに支持されている。
その支持構造は、図1(a)に示すように、後部プレート12aに設けたボルト挿通孔11bに係止ボルト11が挿通され、その係止ボルト11がマスタージョウ15の後端15bのネジ孔15cにねじ込まれている。
また、マスタージョウ15の後端15bと、後部プレート12aの前面との間には、弾性部材11aが設けられているので、マスタージョウ15は、チャック本体12に対してその弾性部材11aを介して支持された状態である。すなわち、通常の状態では、マスタージョウ15の後端面と後部プレート12aの前面とは直接触れることなく、弾性部材11aを介して支持されている。
この実施形態では、弾性部材11aとして皿バネを採用しているが、コイルバネやゴム等の他の弾性部材を採用してもよい。
また、チャック本体12内には、アクチュエータ14を動作させるためのシリンダ装置20が設けられている。
シリンダ装置20は、図1(b)に示すように、チャック本体12内に配設された第一シリンダ部21と第二シリンダ部22とを備えている。第一シリンダ部21と第二シリンダ部22とは、チャック本体12の軸心方向に沿って並列する。
その第一シリンダ部21と第二シリンダ部22には、流体回路30が接続されている。流体回路30は、軸心16に沿って配置された中心軸部材23内を通って、チャック本体12外の流体供給手段に通じている。
第一シリンダ部21内には第一ピストン21aが配置され、その第一ピストン21aを夾んで、後方側のシリンダ室が第一シリンダ部後室21b、前方側のシリンダ室が第一シリンダ部前室21cとなっている。第一ピストン21aは断面円形を成して、その断面円形の中心軸がチャック本体12の軸心16と一致している。
この実施形態では、第一ピストン21aとアクチュエータ14とは一体の部材として形成されている。このため、第一ピストン21aとアクチュエータ14とは、一体に軸方向へ移動する。
なお、第一ピストン21aとアクチュエータ14とが別体の部材で形成され、それらを接合して、両者が一体に軸方向へ移動するようにしてもよい。
また、第二シリンダ部22内には第二ピストン22aが配置され、その第二ピストン22aを夾んで、後方側のシリンダ室が第二シリンダ部後室22b、前方側のシリンダ室が第二シリンダ部前室22cとなっている。第二ピストン22aは断面円形を成して、その断面円形の中心軸がチャック本体12の軸心16と一致している。
さらに、その第二シリンダ部22内に配置された第二ピストン22aは、前方へ突出する連結部22dを有している。連結部22dは、円柱状を成してその円柱の中心軸がチャック本体12の軸心16に一致している。
その連結部22dは、第一シリンダ部21と第二シリンダ部22とを隔てる隔壁12eを貫通する貫通孔12fを通って、第一シリンダ部21へ入り込んでいる。また、その連結部22dの前端は、第一ピストン21aの後面に当接し、その状態で第一ピストン21aと一体化されている。
この一体化は、第二ピストン22aの連結部22dと第一ピストン21aとのそれぞれに軸孔が設けられており、この各軸孔に、前記中心軸部材23の突出端23aが圧入されている。すなわち、中心軸部材23の突出端23aを介して第一ピストン21aと第二ピストン22aとが接合されているものである。
貫通孔12fの内面と連結部22dの外面とは液密が維持された状態で、連結部22dは、チャック本体12に対して、第一ピストン21a及び第二ピストン22aとともに軸心16方向に沿って移動する。
なお、この実施形態では、第一ピストン21aと第二ピストン22aとを別体の部材としてそれらを接合したが、この第一ピストン21aと第二ピストン22aとを、一体の部材で形成することも可能である。
流体回路30は、相対的に後方に位置する第二シリンダ部22に対しては、流体供給手段から第二シリンダ部後室22bに通じる第一流体路31を備える。第一流体路31は、中心軸部材23を軸方向に貫通して設けられている。なお、第二シリンダ部前室21cには空気が介在しており、チャック本体10に設けた第二流体路32を通じて大気開放されている。この第二流体路32は、通路32aを通じて第二シリンダ部前室22cに連通している。
また、相対的に前方に位置する第一シリンダ部21に対しては、第二シリンダ部後室22bから第一シリンダ部後室22bに通じる第三流体路33、流体供給手段から第一シリンダ部前室21cへ通じる第四流体路34を備える。
第三流体路33は、中心軸部材23の突出端23aの外周に設けられて、第二ピストン22aの軸孔の内面との間にその流体通路を形成している。この第三流体路33は、通路33aを通じて第一シリンダ部後室21bに連通している。また、第四流体路34は、その突出端23aを含む中心軸部材23を、全長に亘って軸方向に貫通して設けられている。
これらの流体回路30には、流体供給手段から所定圧で作動油が供給され、その供給される油圧(流体圧)によって、第一シリンダ部21の第一ピストン21a及び第二シリンダ部22の第二ピストン22aが軸心16方向に沿って進退する。
この実施形態では、第一流体路31と第三流体路33には同時に同圧で流体が供給され、また、その第一流体路31と第三流体路33とは別に、第四流体路34にも流体が供給されるように設定されている。
具体的には、第四流体路34を通じて、第一シリンダ部21の第一シリンダ部前室21cに流体圧が導入される。このとき、第一シリンダ部後室21b、及び、第二シリンダ部後室22bの流体圧は開放しておく。
その流体圧により、第一シリンダ部21内に配置された第一ピストン21aが、その第一シリンダ部21内で軸方向後方へ移動する。
また、同時に、その流体圧により、前記第二シリンダ部22内に配置された第二ピストン22aは、その第二シリンダ部22内で軸方向後方へ移動する。このとき、第二ピストン22aの連結部22dと第一ピストン21aとは接合されているから、第一ピストン21aと第二ピストン22aは一体的に軸方向後方へ移動し、その移動に伴いアクチュエータ14を軸方向後方へ移動させる。
このように、第一シリンダ部21と第二シリンダ部22とが協働してアクチュエータ14を軸方向後方へ移動させ、そのアクチュエータ14の移動により、把持爪13が内径方向に移動してワークwの外周を把持する。
また、第一流体路31及び第三流体路33を通じて、第一シリンダ部21の第一シリンダ部後室21b、及び、第二シリンダ部22の第二シリンダ部後室22bに流体圧が導入される。このとき、第一シリンダ部前室21cの流体圧は開放しておく。また、第二シリンダ部前室22cは、前述のように第二流体路32を通じて常時大気開放されているが、仮に、ここへ第二ピストン22aを後方に押圧するべく、第二シリンダ部前室22cへ流体圧を導入可能な構成を採用している場合には、その第二シリンダ部前室22cの流体圧を開放しておく。
まず、その第一流体路31、第三流体路33を通じた流体圧により、第一ピストン21aが第一シリンダ部21内で軸方向前方へ移動する。
また、同時に、第一流体路31を通じた流体圧により、前記第二シリンダ部22内に配置された第二ピストン22aは、その第二シリンダ部22内で軸方向前方へ移動する。
このように、第一ピストン21aと第二ピストン22aは一体的に軸方向前方へ移動し、その移動によりアクチュエータ4を軸方向前方へ移動させる。
すなわち、第一シリンダ部21と第二シリンダ部22とが協働してアクチュエータ14を軸方向前方へ移動させ、そのアクチュエータ14の移動により、把持爪13が外径方向に移動してワークwの把持を解除する。
このとき、第一シリンダ部21の第一ピストン21aの受圧面は、図1(a)に示す符号S1で示す範囲であり、第二シリンダ部22の第二ピストン22aの受圧面は、符号S2で示す範囲であるから、チャック本体12の断面積(軸心16に直交する断面の断面積)に対して、単一のシリンダ部を備えた場合よりも大きな受圧面積を確保し、ワークwの把持の解除を確実なものにし得る。
したがって、旋削加工の後、ワークwを把持する把持爪13が、そのワークの外面に多少噛み込んでいる場合であっても、その大きな受圧面積でもって流体圧を負荷することにより、把持爪13をスムーズにワークwから解放することができる。
なお、この実施形態では、第二ピストン22aの連結部22dは、前記第一ピストン21aに接合するものとしたが、連結部22dがアクチュエータ14に接合するようにした構成も考えられる。また、連結部22dを、第一ピストン22a又はアクチュエータ14に当接させ、その当接部を介して一方が他方を押圧するようにし、すなわち、当接部を接合しないようにする態様も考えられる。
また、アクチュエータ14が、チャック本体12の軸心16方向に沿って進退することにより、少なくともマスタージョウ15の前端15aが、チャック本体12の軸心16に対して径方向へ移動することとなるが(マスタージョウ15の後端15bは、係止ボルト11でチャック本体12に支持されているため、径方向へはほとんど動かない)、その移動により把持爪13がワークwを把持する際に、マスタージョウ15の後端15bは、前記チャック本体12に対して弾性部材11aを介して支持されているから、マスタージョウ15自体が弾性変形することにより、その傾斜孔19内において噛み込むことが防止されている。また、ワークwがストッパ17から離れて浮き上がることも防止される。
このとき、ワークwの把持前から、ワークwの把持が終了する状態となるまでの間、マスタージョウ15の後端面と後部プレート12aの前面とは直接触れることなく、弾性部材11aを介して支持された状態が維持されるよう、弾性部材11aの弾性力が設定されている。すなわち、ワークwの把持が終了する状態となるまでの間、図2中に符号w1で示す一の隙間が無くならないように、弾性部材11aの弾性力が設定されている。
また、この実施形態の変形例として、例えば、アクチュエータ14に、前記傾斜孔19の内面に臨む潤滑手段を配置し、その潤滑手段により、マスタージョウ15の外面と傾斜孔19の内面との摺動面の潤滑を図ることも可能である。
この潤滑手段は、前記のようにアクチュエータ14内に配置してもよいし、マスタージョウ15の外周に配置してもよい。
この潤滑手段の素材としては、摺動面間の潤滑機能を発揮し得るものであればよく、例えば、潤滑剤を含浸した樹脂や固体潤滑剤、あるいは、無給油で摺動面間の潤滑機能を発揮し得る周知の素材を採用することができる。潤滑剤を含浸した樹脂を用いる場合は、例えば、シリンダ装置20の各シリンダ室や、流体回路30から導いた油路を、その潤滑手段の配置箇所に通じさせることで給油の手間を省き、容易に潤滑機能を維持することができる。
この発明の第二の実施形態を、図3に示す。この実施形態は、第一の実施形態において、アクチュエータ14を動作させるための手段としてシリンダ装置20を用いていたのに対し、アクチュエータ14を動作させるための手段としてドローバ18を用いたものである。
ドローバ18とアクチュエータ14とは、接続部材14aを介してドローバボルト18aで接合されているから、ドローバ18が軸方向前方へ移動すれば、アクチュエータ14も軸方向前方へ移動し、ドローバ18が軸方向後方へ移動すれば、アクチュエータ14も軸方向後方へ移動する。
アクチュエータ14の動作に伴う、マスタージョウ15及び把持爪13の作用、その他の主たる構成については、第一の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
さらに、弾性部材11aの別の例を図4に示す。この例では、マスタージョウ15の後端15bと、後部プレート12aの前面との間に配置する弾性部材11aとして、板バネを採用したものである。弾性部材11aはボルト11dで固定されている。
板バネは、その後方側の面に凹部11cを有しており、その凹部11cの部分が、チャック本体12の後部プレート12aとの間に隙間w2を形成している。マスタージョウ15は、チャック本体12に対してその弾性部材11aを介して支持された状態にあり、ワークwの把持が終了する状態となるまでの間、隙間w2が無くならないように、弾性部材11aの弾性力が設定されているものである。その他の構成は、前述の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
1,10 引込式チャック装置
2,12 チャック本体
3,13 把持爪
4,14 アクチュエータ
5,15 マスタージョウ
6,16 軸心
7,17 ストッパ
8,18 ドローバ
9,19 傾斜孔
11 係止ボルト
11a 弾性部材
11b ボルト挿通孔
11c 凹部
20 シリンダ装置
21 第一シリンダ部
21a 第一ピストン
21b 第一シリンダ部後室
21c 第一シリンダ部前室
22 第二シリンダ部
22a 第二ピストン
22b 第二シリンダ部後室
22c 第二シリンダ部前室
22d 連結部
23 中心軸部材
23a 突出端
30 流体回路
31 第一流体路
32 第二流体路
33 第三流体路
34 第四流体路

Claims (4)

  1. チャック本体(12)内にそのチャック本体(12)の軸心(16)に沿って進退するアクチュエータ(14)を設け、前記アクチュエータ(14)は、前記軸心(16)周りに複数の傾斜孔(19)を等分方位に有し、前記各傾斜孔(19)は前記軸心(16)に対して傾斜する方向に伸びるとともにその傾斜孔(19)内にマスタージョウ(15)が挿入されて、そのマスタージョウ(15)とアクチュエータ(14)とは前記傾斜孔(19)の伸びる方向に沿って相対移動可能であり、前記各マスタージョウ(15)の後端(15b)は前記チャック本体(12)に支持されその前端(15a)には把持爪(13)が設けられており、
    前記アクチュエータ(14)の前記軸心(16)方向への進退により、少なくとも前記マスタージョウ(15)の前端(15a)が前記軸心(16)に対して径方向へ移動し、その移動により前記把持爪(13)がワーク(w)を把持する引込式チャック装置。
  2. 前記マスタージョウ(15)の後端(15b)は、前記チャック本体(12)に対して弾性部材(11a)を介して支持されていることを特徴とする請求項1に記載の引込式チャック装置。
  3. 前記チャック本体(12)内にシリンダ装置(20)を設け、前記チャック本体(12)外の流体供給手段から前記シリンダ装置(20)へと通じる流体回路(30)を配設し、前記アクチュエータ(14)は前記流体回路(30)に供給される流体圧によって進退するものであり、
    前記シリンダ装置(20)は、軸心(16)方向に沿って並列する第一シリンダ部(21)と第二シリンダ部(22)とを備え、前記第一シリンダ部(21)内に配置された第一ピストン(21a)と前記第二シリンダ部(22)内に配置された第二ピストン(22a)とは軸心(16)方向に沿って一体に移動するようになっており、
    第一ピストン(21a)がその第一シリンダ部(21)内で軸心(16)方向一方へ移動し、且つ、第二ピストン(22a)がその第二シリンダ部(22)内で軸心(16)方向一方へ移動することにより、前記アクチュエータ(14)が軸心(16)方向一方へ移動して前記把持爪(13)が前記ワーク(w)を把持し、
    第一ピストン(21a)がその第一シリンダ部(21)内で軸心(16)方向他方へ移動し、且つ、第二ピストン(22a)がその第二シリンダ部(22)内で軸心(16)方向他方へ移動することにより、前記アクチュエータ(14)が軸心(16)方向他方へ移動して前記把持爪(13)が前記ワーク(w)の把持を解除することを特徴とする請求項1又は2に記載の引込式チャック装置。
  4. 前記第二ピストン(22a)は、第一ピストン(21a)側に突出する連結部(22d)を有し、前記連結部(22d)は、前記第一シリンダ部(21)と前記第二シリンダ部(22)とを隔てる隔壁(12e)を貫通する貫通孔(12f)を通って、前記第一シリンダ部(21)へ入り込んでおり、その連結部(22d)の前端は、前記第一ピストン(21a)に当接又は接合されていることを特徴とする請求項3に記載の引込式チャック装置。
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