JP2012120762A - 伸縮性シートの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】糸状弾性体の両端それぞれの不要な部分を短く揃えて切断し、見栄えの向上した伸縮性シートの製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明の製造方法は、一対の帯状シート50,60の間に糸状弾性体7をy方向と交差する方向に伸長した状態に固定した伸縮性シートを連続的に製造する製造方法である。本発明の製造方法は、糸状弾性体7を弾性体巻回用の回転アーム14に導入する供給工程と、回転アーム14を用いて糸状弾性体7を一対の搬送ベルト12,13に連続的に巻回し、搬送ベルト12,13により糸状弾性体7を帯状シート50,60の間に搬送する搬送工程と、帯状シート50,60のx方向両端部から延出している糸状弾性体7の部分を切断する切断工程とを備えている。切断工程においては、延出している糸状弾性体7の部分を、伸長状態を保持しながら搬送ベルトの内側で切断して、糸状弾性体7の延出している部分を取り除く。
【選択図】図2

Description

本発明は、伸縮性シートの製造方法に関する。
資材をできる限り省き、廃棄物をできる限り抑え、環境に優しく、コストを抑えるという観点から、ファスニングテープを備えたウエストパネル材を別工程で製造しておき、吸収体を含む長方形状の吸収性本体にこのウエストパネル材を付加して製造される展開型の使い捨ておむつが知られている。ウエストパネル材は、装着性の観点から、伸縮性の部材であることが好ましく、ウエストパネル材としては、一般的に伸縮性のフィルムを用いて形成されたものが用いられる。しかし、伸縮性のフィルムはコストがかかるため、汎用の弾性部材である所謂糸ゴムを用いてウエストパネル材を形成することが好ましい。但し、糸ゴムを用いてウエストパネル材を得る工程と、そのウエストパネル材を吸収性本体に付加して展開型の使い捨ておむつを得る工程とを一連の流れで連続して行う場合、糸ゴムを用いて形成したウエストパネル材の伸縮方向は、一般的に吸収性本体の搬送方向と同方向となり、展開型の使い捨ておむつの着用時に求められるウエストパネル材の伸縮方向と直交する方向となる。従って、糸ゴムを用いて形成したウエストパネル材をインライン工程で吸収性本体に付加して展開型の使い捨ておむつを製造する場合、糸ゴムを用いて形成したウエストパネル材を90度反転させて吸収性本体に付加する必要がある。このようにウエストパネル材を90度反転させる装置が別途必要となるため、設備投資の増大を招いてしまう。
上述のような90度反転させる装置を使用しない方法として、例えば、特許文献1,特許文献2には、長さ方向に走行中の透水性シートに接着剤を塗布し、該接着剤塗布面に、テンションの与えられた糸状弾性体を、走行するシートのシート面に沿って且つシート走行方向に向けてジグザグ状態で平行移動させ、該糸状弾性体を伸長させた状態でシートに接着する工程と、前記糸状弾性体を両端で切断する工程とを行う伸縮性シートの製造方法が記載されている。また、特許文献1には、ジグザグ状態の糸状弾性体を、平行に配置し直す方法も記載されている。
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載の切断する工程で用いるカッターでは、糸状弾性体の両端それぞれの不要な部分を短く揃えて切断することが難しく、製造された伸縮性シートの見栄えが悪くなってしまう。また、特許文献1及び特許文献2には、糸状弾性体の両端それぞれの不要な部分を短く揃えて切断する方法について、単にローラーカッターを配置する以外、何ら開示されていない。
特許第2602221号公報 特開2010−22588号公報
したがって、本発明の課題は、前述した従来技術が有する欠点を解消し得る伸縮性シートの製造方法を提供することにある。
本発明は、一対の帯状シートの間に糸状弾性体を該帯状シートの搬送方向と交差する方向に伸長した状態に固定した伸縮性シートを連続的に製造する伸縮性シートの製造方法であって、前記糸状弾性体を連続して繰り出し、繰り出された該糸状弾性体を弾性体巻回手段に導入する供給工程と、該弾性体巻回手段を用いて該糸状弾性体を、シートの搬送方向と直交する方向に離間した一対の搬送ベルトに連続的に巻回し、一対の該搬送ベルトにより該糸状弾性体を搬送する搬送工程と、搬送された該糸状弾性体を前記帯状シートの間に固定する一体化工程と、一対の前記帯状シートの幅方向両端部それぞれから延出している前記糸状弾性体の部分を切断する切断工程とを備え、前記切断工程においては、延出している前記糸状弾性体の部分を、伸長状態を保持しながら切断して、該糸状弾性体の延出している部分を取り除く伸縮性シートの製造方法を提供するものである。
本発明の伸縮性シートの製造方法によれば、糸状弾性体の両端それぞれの不要な部分を短く揃えて切断することができ、製造された伸縮性シートの見栄えが向上する。
図1は、本発明の伸縮性シートの製造方法により得られる伸縮性シートをウエストパネルに用いた展開型の使い捨ておむつの平面図である。 図2は、本発明の第1実施態様により図1に示す展開型の使い捨ておむつのウエストパネルを製造する製造装置を示す概略図である。 図3は、図2に示す回転アームに糸状弾性体を導入する供給手段を示す概略図である。 図4は、図2に示す製造装置を側方から見た概略図である。 図5は、図2に示す製造装置の一対の搬送ベルトより内側のX1−X1線断面図である。 図6は、図2に示す製造装置の一対の搬送ベルトより内側のX2−X2線断面図である。 図7は、本発明の第2実施態様により図1に示す展開型の使い捨ておむつのウエストパネルを製造する製造装置を示す概略図である。 図8は、図7示す製造装置を側方から見た概略図である。 図9は、本発明の第3実施態様により図1に示す展開型の使い捨ておむつのウエストパネルを製造する製造装置を側方から見た概略図である。 図10は、図9に示す製造装置の切断手段の断面図である。 図11は、本発明の第4実施態様により図1に示す展開型の使い捨ておむつのウエストパネルを製造する製造装置を側方から見た概略図である。 図12は、図11に示す製造装置の切断手段の断面図である。 図13は、本発明の第5実施態様により図1に示す展開型の使い捨ておむつのウエストパネルを製造する製造装置を側方から見た概略図である。 図14は、図13に示す製造装置の切断手段の断面図である。 図15は、本発明の第6実施態様により図1に示す展開型の使い捨ておむつのウエストパネルを製造する製造装置の切断手段の斜視図である。 図16は、本発明の第7実施態様により図1に示す展開型の使い捨ておむつのウエストパネルを製造する製造装置の切断手段の斜視図である。
以下、本発明の伸縮性シートの製造方法を、その好ましい実施態様に基づき図面を参照しながら説明する。
本実施態様で製造する伸縮性シートは、図1に示すように、例えば、展開型の使い捨ておむつ1のウエストパネル3に用いられる。従って、先ず、本実施態様により製造される伸縮性シートをウエストパネルに用いた展開型の使い捨ておむつ1について説明する。
展開型の使い捨ておむつ1(以下、「おむつ1」ともいう。)は、図1に示すように、装着時に装着者の腹側に位置する腹側部A、背側に位置する背側部B、及び腹側部Aと背側部Bとの間に位置する股下部Cを有する吸収性本体2と、背側部Bの左右両外方に連設された左右一対のウエストパネル3,3とを有する。おむつ1は、図1に示すように、腹側部Aの左右両外方に連設された左右一対のパネル材4,4を有している。尚、おむつ1の吸収性本体2は、図1に示すように、平面状に拡げた状態において、長方形状である。また、おむつ1のパネル材4は、図1に示すように、平面状に拡げた状態において、台形状であり、長さの長い下底側が、接着剤や融着等の手段により吸収性本体2に固定されている。
以下の説明では、吸収性本体2の長手方向(おむつ1の長手方向でもある)をY方向、吸収性本体2の幅方向(おむつ1の幅方向でもある)をX方向として説明する。
一対のウエストパネル3,3それぞれは、平面状に拡げた状態において、矩形状である。各ウエストパネル3は、2枚のシート5,6と、2枚のシート5,6の間に伸長した状態で配された複数本の糸状弾性体7とを有している。各ウエストパネル3は、一対のシート5,6の間に糸状弾性体7をY方向と交差する方向に伸長した状態で固定された伸縮性シートからなる。具体的には、各ウエストパネル3は、図1に示すように、同形同大の矩形状の2枚のシート5,6の間に、Y方向と直交する方向(X方向)に伸長した糸状弾性体を、Y方向に略等間隔を空けて配して、接着剤や融着等の手段により一体的に固定して形成されている。このように形成された矩形状のウエストパネル3には、そのX方向外方側の端部にファスニングテープ8が接着剤や融着等の手段により固定されている。また、矩形状のウエストパネル3は、そのX方向内方側の端部が接着剤や融着等の手段により吸収性本体2の背側部Bに固定され、背側部BのX方向外方に連設されている。尚、本実施態様で製造されるウエストパネル3(伸縮性シート)の有する糸状弾性体7は、Y方向と直交する方向に伸長されているが、Y方向と交差する方向に伸長されていればよい。
吸収性本体2は、図1に示すように、液透過性の表面シート21と、液不透過性又は撥水性の裏面シート22と、これら両シート21,22間に介在された液保持性の吸収体23とを有している。吸収性本体2は、図1に示すように、おむつ1の内面をなす表面シート21と、おむつ1の外面をなす裏面シート22とを、これら両シート21,22間に吸収体23を介在させて接合することにより形成されている。また、吸収性本体2は、図1に示すように、Y方向の両側部に沿って立体ガード形成用シート24,24を配設してなる。立体ガード形成用シート24は、吸収性本体2のY方向両側部に沿って表面シート21に固定されている。各立体ガード形成用シート24は、X方向内方側の端縁近傍に沿って立体ガード形成用の弾性部材25を有しており、着用時には、その弾性部材25の収縮力により、該端縁から所定幅の部分が表面シート21から離間して立体ガードを形成する。また、吸収性本体2の長手方向両側部の脚廻りに配される部分には、レッグギャザー形成用の弾性部材26が配されている。着用時には、弾性部材26の収縮によりレッグギャザーが形成され、脚廻りに対して良好にフィットする。
おむつ1の形成材料について説明する。
ウエストパネル3を構成するシート5,6及びパネル材4としては、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるものであれば、特に制限なく用いることができる。例えば、シート5,6及びパネル材4としては、不織布、織物、フィルムまたはそれらの積層シート等を用いることができる。吸収性本体2を構成する表面シート21、裏面シート22としては、それぞれ、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるものであれば、特に制限なく用いることができる。例えば、表面シート21としては、親水性且つ液透過性の不織布等を用いることができ、裏面シート22としては、液不透過性又は撥水性の樹脂フィルムや樹脂フィルムと不織布の積層体等を用いることができる。吸収体23としては、パルプ繊維等の繊維の集合体(不織布であっても良い)又はこれに吸水性ポリマーの粒子を保持させてなる吸収性コアを、透水性の薄紙や不織布からなるコアラップシートで被覆したもの等を用いることができる。立体ガードを構成する立体ガード形成用シート24としては、伸縮性のフィルム、不織布、織物またはそれらの積層シート等を用いることができる。糸状弾性体7及び立体ガードを構成する弾性部材25としては、天然ゴム、ポリウレタン、ポリスチレン−ポリイソプレン共重合体、ポリスチレン−ポリブタジエン共重合体、アクリル酸エチル−エチレン等のポリエチレン−αオレフィン共重合体等からなる糸状の伸縮性材料を用いることができる。断面が円形、正方形状のものの他、楕円形、断面矩形等の細幅帯状のものも含まれ、マルチフィラメントタイプのものも用いることができる。糸状弾性部材の幅(又は径)は、例えば、0.1〜3mmであり、好ましくは1mm以下である。ファスニングテープ8としては、例えば、不織布等のテープ基材の一方の面上にメカニカルファスナーのフック部材を熱融着や接着剤等により貼り付けてなるものを用いることができる。
次に、本発明の伸縮性シートの製造方法の好ましい実施態様を、上述したおむつ1のウエストパネル3(伸縮性シート)を製造する場合を例にとり図面を参照しながら説明する。
図2は、本実施態様のウエストパネル3(伸縮性シート)の製造方法に好適に用いられる製造装置11Aを模式的に示したものである。
製造装置11Aは、図2に示すように、ウエストパネル3(伸縮性シート)を連続的に製造する装置であり、シートの搬送方向(y方向)と直交する方向(x方向)に離間した一対の搬送ベルト12,13に、糸状弾性体7を連続的に巻回する弾性体巻回用の回転アーム(弾性体巻回手段)14とを備えている。また、製造装置11Aは、図2及び図3に示すように、糸状弾性体7を連続して繰り出し、回転アーム14に糸状弾性体7を導入する供給手段15と、前述の一対の搬送ベルト12,13により糸状弾性体7を一対の帯状シート50,60の間に搬送する搬送手段16と、一対のニップローラー171,172を用いて一対の帯状シート50,60の間に伸長状態の糸状弾性体7を固定する一体化手段17と、帯状シート50,60の幅方向両端部それぞれから延出している糸状弾性体7の部分を切断する切断手段18とを備えている。
シートの搬送方向は、一対の搬送ベルト12,13に巻回された糸状弾性体7の搬送方向又はその糸状弾性体7と一体化されたシート(帯状シート50及び/又は60)の搬送方向である。
図2中矢印のy方向は、シートの搬送方向である、糸状弾性体7や一対の帯状シート50,60の搬送方向を示し、最終的に本実施態様により製造されるウエストパネル3(伸縮性シート)の搬送方向及び該ウエストパネル3(伸縮性シート)を取り付けたおむつ1の連続体の搬送方向とも同じ方向である。また、図2中矢印のx方向は、帯状シート50,60の幅方向であり、シートの搬送方向と直交する方向である。また、図2中矢印のz方向は、後述する一対のニップローラー171,172どうしが対向する方向である。
搬送手段16の搬送ベルト12は、図2に示すように、無端状の回転ベルトであり、上下2段の上段搬送ベルト12aと下段搬送ベルト12bとからなる。上段搬送ベルト12aは、回転軸方向がz方向に配されたプーリー121,122間に架け渡されている。下段搬送ベルト12bは、回転軸方向がz方向に配されたプーリー124,125間に架け渡されている。プーリー121は、一対の帯状シート50,60の間に伸長状態の糸状弾性体7を固定する一対のニップローラー171,172の下流側に位置し、プーリー122は、ニップローラー171,172の上流側に位置している。プーリー124は、ニップローラー171,172よりも下流側に位置し、プーリー125は、ニップローラー171,172の上流側に位置している。プーリー121,124は、同じ位置に上下2段で配されている。また、プーリー122,125も、同じ位置に上下2段で配されている。また、プーリー121(プーリー124)及びプーリー122(プーリー125)は、帯状シート50,60のx方向端部よりもx方向外方に位置している。プーリー121及びプーリー124それぞれには、その駆動部にサーボモーター(不図示)が連設されており、上段搬送ベルト12a及び下段搬送ベルト12bそれぞれの回転速度を変更することができる。
搬送手段16の搬送ベルト13は、図2に示すように、搬送ベルト12と同様に、無端状の回転ベルトであり、上下2段の上段搬送ベルト13aと下段搬送ベルト13bとからなる。上段搬送ベルト13aは、回転軸方向がz方向に配されたプーリー131,132間に架け渡されている。下段搬送ベルト13bは、回転軸方向がz方向に配されたプーリー134,135間に架け渡されている。プーリー131は、一対のニップローラー171,172の下流側に位置し、プーリー132は、ニップローラー171,172の上流側に位置している。プーリー134は、ニップローラー171,172よりも下流側に位置し、プーリー135は、ニップローラー171,172の上流側に位置している。プーリー131,134は、同じ位置に上下2段で配されている。また、プーリー132,135も、同じ位置に上下2段で配されている。また、プーリー131(プーリー134)及びプーリー132(プーリー135)は、帯状シート50,60のx方向端部よりもx方向外方に位置している。プーリー131及びプーリー134それぞれには、その駆動部にサーボモーター(不図示)が連設されており、上段搬送ベルト13a及び下段搬送ベルト13bそれぞれの回転速度を変更することができる。
図2に示すように、上述のように配されたプーリー121,122及びプーリー124,125に架け渡されることにより搬送ベルト12(上段搬送ベルト12a,下段搬送ベルト12b)は、一対のニップローラー171,172の上流側から下流側に亘って配される。また、上述のように配されたプーリー131,132及びプーリー134,135に架け渡されることにより搬送ベルト13(上段搬送ベルト13a,下段搬送ベルト13b)は、一対のニップローラー171,172の上流側から下流側に亘って配される。更に、搬送ベルト12(上段搬送ベルト12a,下段搬送ベルト12b)及び搬送ベルト13(上段搬送ベルト13a,下段搬送ベルト13b)は、帯状シート50,60のx方向外方に位置し、互いに左右対称に配されている。搬送ベルト12(上段搬送ベルト12a,下段搬送ベルト12b)及び搬送ベルト13(上段搬送ベルト13a,下段搬送ベルト13b)は、それぞれの外周側がy方向に移動するように回転する。搬送ベルト12(上段搬送ベルト12a,下段搬送ベルト12b)及び搬送ベルト13(上段搬送ベルト13a,下段搬送ベルト13b)は、何れもタイミングベルトであることが好ましい。搬送ベルト12(上段搬送ベルト12a,下段搬送ベルト12b)及び搬送ベルト13(上段搬送ベルト13a,下段搬送ベルト13b)の回転速度、即ち、プーリー121及びプーリー124並びにプーリー131及びプーリー134それぞれの駆動部に配されたサーボモーター(不図示)の回転速度は、製造装置11Aの備える制御部(不図示)により、制御されている。
回転アーム14は、図2に示すように、軸部142、周回部143及び連結部144を有するアーム部141と、軸部142の中心線を回転軸として、アーム部141を回転させる駆動機構147とを備えている。連結部144は、軸部142及び周回部143のそれぞれに対して角度をなして結合しており、周回部143と軸部142とは略平行となっている。軸部142は、その一端に糸状弾性体7の導入口145を有し、周回部143は、その一端に、糸状弾性体7の導出口146を有しており、導入口145から導入された糸状弾性体7が、軸部142、連結部144及び周回部143を通って導出口146からスムーズに導出される。アーム部141の屈曲部や導出口146等には、糸状弾性体7との間の摩擦を低減し得る各種公知の部材(従動ロールや低摩擦部材等)を配置することもできる。
周回部143は、導出口146の位置が、搬送ベルト12(上段搬送ベルト12a,下段搬送ベルト12b)及び搬送ベルト13(上段搬送ベルト13a,下段搬送ベルト13b)の上流側の端部より下流側に配されている。回転アーム14は、その駆動部(軸部142)にサーボモーター148が取り付けられており、該サーボモーター148の回転により、周回部143が、搬送ベルト12(上段搬送ベルト12a,下段搬送ベルト12b)及び搬送ベルト13(上段搬送ベルト13a,下段搬送ベルト13b)の外周を周回する。導出口146が回転する軌跡の直径は、一対の搬送ベルト12,13の外面間の距離より大きい。
このような回転アーム14により、取り込んだ糸状弾性体7を、搬送ベルト12(上段搬送ベルト12a,下段搬送ベルト12b)及び搬送ベルト13(上段搬送ベルト13a,下段搬送ベルト13b)の上流側の端部であって且つそれぞれの外周側に連続的に巻回することができる。回転アーム14の回転速度、即ち、サーボモーター148の回転速度は、製造装置11Aの備える制御部(不図示)により、制御されている。
供給手段15は、図3に示すように、糸状弾性体7のボビン70の下流側に位置して糸状弾性体7にブレーキによりテンションをかけるテンサー151と、テンサー151の下流側に位置してボビン70から糸状弾性体7を繰り出す繰り出しローラー152と、繰り出しローラー152の下流側に位置してテンションを測定するためのテンション測定器153とを備えている。繰り出しローラー152は、その回転軸方向がx方向に配されている。繰り出しローラー152には、その駆動部にサーボモーター(不図示)が取り付けられている。繰り出しローラー152は、その外周に糸状弾性体7が1回又は複数回(好ましくは2回)巻き付けられて使用される。製造装置11Aの備える制御部(不図示)により、テンション測定器153による検出出力に基づき、サーボモーター(不図示)の回転速度、即ち繰り出しローラー152の回転速度を制御し、所定のテンションで糸状弾性体7をボビン70から巻き出すことができる。
供給手段15は、図3に示すように、繰り出しローラー152の下流側に位置するフィードローラー156を備えている。フィードローラー156は、回転アーム14と繰り出しローラー152との間に配され、その回転軸方向がx方向に配されている。フィードローラー156は、その駆動部にサーボモーター(不図示)が取り付けられている。サーボモーター(不図示)の回転速度、即ちフィードローラー156の回転速度は、製造装置11Aの備える制御部(不図示)により、制御されている。
一体化手段17は、図2,図4に示すように、一対のニップローラー171,172を備えている。一対のニップローラー171,172としては、金属製の円筒形のローラーや、低硬度シリコンゴム製の円筒形のローラーを用いることができる。一対のニップローラー171,172は、何れか一方の駆動部にサーボモーター(不図示)が取り付けられており、製造装置11Aが備える制御部(不図示)により回転速度が制御されている。一対のニップローラー171,172それぞれの回転軸には駆動伝達用のギヤが取り付けられている。この駆動手段(不図示)により、伸縮性シートの生産速度に基づき、サーボモーター(不図示)の回転速度、即ち一方のニップローラー171,172の回転速度をコントロールすることができる。その際、駆動伝達用のギヤが噛み合うことによって、他方のニップローラー172,171にも駆動力が伝達され、一対のニップローラー171,172を回転させることができる。一対のニップローラー171,172の軸受け部分は、一対の帯状シート50,60の間に伸長状態の糸状弾性体を確実に固定する為に、油圧、空圧、バネ等の力を利用して、それぞれの軸受け部分が加圧されている。
一対のニップローラー171,172は、図2に示すように、搬送ベルト12(上段搬送ベルト12a,下段搬送ベルト12b)の内周側と搬送ベルト13(上段搬送ベルト13a,下段搬送ベルト13b)の内周側との間に位置している。
切断手段18は、図2,図4に示すように、一対のスコアカッターローラー183とアンビルローラー184とを備えている。切断手段18は、一対の搬送ベルト12,13の内側部分に配されている。詳述すると、一対のスコアカッターローラー183とアンビルローラー184とは、y方向においては、一対のニップローラー171,172と、搬送ベルト12(上段搬送ベルト12a,下段搬送ベルト12b)のローラー123,126又は搬送ベルト13(上段搬送ベルト13a,下段搬送ベルト13b)のローラー133,136との間に位置している。図2に示すように、一対のスコアカッターローラー183とアンビルローラー184とは、x方向においては、搬送ベルト12(上段搬送ベルト12a,下段搬送ベルト12b)の内周側と搬送ベルト13(上段搬送ベルト13a,下段搬送ベルト13b)の内周側との間に位置している。
z方向の上方側のスコアカッターローラー183は、図6に示すように、x方向両外方それぞれの周面に周方向に亘るカッター刃185,185を備えている。カッター刃185は、製造装置11Aにおいては、外面側に折られた帯状シート50,60のx方向外方端よりも外方であって、帯状シート50,60の該x方向外方端と搬送ベルト12(上段搬送ベルト12a,下段搬送ベルト12b)の内周側との間及び帯状シート50,60の該x方向外方端と搬送ベルト13(上段搬送ベルト13a,下段搬送ベルト13b)の内周側との間に位置している。カッター刃185は、側面視して、円形状である。
z方向の下方側のアンビルローラー184は、図6に示すように、スコアカッターローラー183よりもx方向に長いローラーである。アンビルローラー184は、スコアカッターローラー183の各カッター刃185に対応する位置にカッター受け部187を備えている。カッター受け部187は、側面視して、円形状である。円形状のカッター受け部187の直径は、図6に示すように、製造装置11Aにおいては、アンビルローラー184のx方向中央における直径より大きいが、大きい必要はなく、例えば、同じ直径であってもよい。
製造装置11Aにおいては、スコアカッターローラー183及びアンビルローラー184には、駆動部にサーボモーター(不図示)が取り付けられており、製造装置11Aが備える制御部(不図示)により回転速度が制御されている。スコアカッターローラー18のカッター刃185の回転速度は、アンビルローラー184のカッター受け部187の回転速度と同速であることが基本であるが、カッター受け部187の回転速度よりも速くてもいい。なお、カッター刃185の回転速度は、スコアカッターローラー18におけるカッター刃185での周速であり、カッター受け部187の回転速度は、アンビルローラー184におけるカッター受け部187での周速である。糸状弾性体7のカット性の観点から、カッター刃185の回転速度がカッター受け部187の回転速度よりも速いほうが好ましく、カッター受け部187の回転速度に対するカッター刃185の回転速度の周速比は1〜10、好ましくは1〜2、更に好ましくは1〜1.5である。但し、カッター刃185とカッター受け部187との回転速度が同速である場合に比べ、カッター刃185及びカッター受け部187へのダメージが大きくなるため、カッター受け部187の回転速度に対するカッター刃185の回転速度の周速比は糸状弾性体7の材料(質、太さ)や伸長率により適宜決定する。また、アンビルローラー184の特にカッター受け部187が柔らか過ぎると、カッター受け部187が磨耗して溝ができ、カット性が悪くなる観点から、周速比を変えるときは、アンビルローラー184のカッター受け部187とスコアカッターローラー183のカッター刃185の硬度に差をつけるのが望ましく、アンビルローラー184のカッター受け部187の方が硬い方が好ましい。
尚、製造装置11Aの切断手段18は、図6に示すように、カッターローラーと一対の円形状のカッター刃185,185とが一体的に形成された一体型のスコアカッターローラー183を備えているが、一体型のスコアカッターローラー183の代わりに、一対の円形状のカッター刃を回転可能に保持した所謂ホルダータイプのカッターを備えていてもよい。
スコアカッターローラー183の駆動部には、サーボモーター(不図示)を必ず取り付ける必要はなく、例えば、ホルダータイプのカッターの場合には、モーターを取り付けず、アンビルローラー184へ加圧してカッター受け部187の回転と共に連れ回るようにしてもよい。
図4,図6に示すように、製造装置11Aにおいては、アンビルローラー184のx方向両外方のカッター受け部187,187それぞれにおけるz方向の上方側には、糸状弾性体7の押さえベルト191,191が配されている。押さえベルト191,191は、左右対称に形成されているので、以下の説明においては、一方の押さえベルト191について説明する。
押さえベルト191は、図4に示すように、回転軸方向がx方向に配されたプーリー191a,191b,191c間に架け渡されている。プーリー191aは、アンビルローラー184の下流側に位置し、プーリー191cは、アンビルローラー184の上流側に位置し、プーリー191bは、プーリー191cの上流側に位置する。プーリー191aのz方向の下端及びプーリー191cのz方向の下端は、アンビルローラー184のz方向の上端よりも下方に位置する。従って、プーリー191a,191b,191c間に架け渡された押さえベルト191は、図4に示すように、アンビルローラー184のカッター受け部187の外周の一部の領域に亘って接しており、アンビルローラー184の回転に伴い連れ回るようになっている。
製造装置11Aは、図2に示すように、切断手段18である一対のスコアカッターローラー183及びアンビルローラー184により切断された、一対の帯状シート50,60のx方向の両外方に位置する糸状弾性体7の不要部分を吸引する吸引部195,195を備えている。吸引部195,195は、アンビルローラー184のx方向両外方に配されている。尚、吸引部195,195を配置する位置は、押さえベルト191及びカッター受け部187が接したあと互いに離れていくその下流側に配置しても良い。
次に、上述した製造装置11Aを用いて伸縮性シートを製造する方法について説明する。
先ず、図3に示すように、糸状弾性体7を連続して繰り出し、繰り出された糸状弾性体7を弾性体巻回用の回転アーム14に導入する(供給工程)。詳述すると、繰り出しローラー152を用いて糸状弾性体7を巻き付けたボビン70から糸状弾性体7を連続して繰り出す。繰り出す際には、テンション測定器153による糸状弾性体7のテンションの検出出力に基づき、製造装置11の備える制御部(不図示)によって、巻き出しローラー152の回転速度を制御し、所定のテンションでボビン70から糸状弾性体7を繰り出す。
次いで、回転アーム14に糸状弾性体7を導入する。導入する際には、テンサー151及び繰り出しローラー152により所定の伸長応力に伸長された糸状弾性体7を、回転アーム14により糸状弾性体7を一対の搬送ベルト12,13に巻回させる巻回速度以上の速度で、フィードローラー156により回転アーム14に供給する。ここで、「巻回速度」とは、搬送ベルト12(上段搬送ベルト12a,下段搬送ベルト12b)の外周側及び搬送ベルト13(上段搬送ベルト13a,下段搬送ベルト13b)の外周側に1周周回された糸状弾性体7の長さを、1周周回させるに要した時間で除することにより得られる値を意味する。
次いで、図2,図4に示すように、回転アーム14を用いて糸状弾性体7を一対の搬送ベルト12,13に連続的に巻回し、一対の搬送ベルト12,13により糸状弾性体7を搬送する(搬送工程)。詳述すると、伸長状態で回転アーム14内に供給された糸状弾性体7は、導入口145から、アーム部141内に導入され、軸部142,連結部144及び周回部143内を通って、導出口146から導出される。導出口146から導出される糸状弾性体7は、回転アーム14が回転しながら導出されることによって、搬送ベルト12(上段搬送ベルト12a,下段搬送ベルト12b)の上流側の端部における外周側及び搬送ベルト13(上段搬送ベルト13a,下段搬送ベルト13b)の上流側の端部における外周側に巻回される。ここで、搬送ベルト12(上段搬送ベルト12a,下段搬送ベルト12b)及び搬送ベルト13(上段搬送ベルト13a,下段搬送ベルト13b)の回転走行により、搬送ベルト12(上段搬送ベルト12a,下段搬送ベルト12b)の外周側及び搬送ベルト13(上段搬送ベルト13a,下段搬送ベルト13b)の外周側に糸状弾性体7を連続的に螺旋状に巻きかけられる。この連続的に巻きかけられた糸状弾性体7を下流側の一対の帯状シート50,60の間に搬送する。
ここで、一対の搬送ベルト12,13に巻きかけられた糸状弾性体7は、y方向と交差する方向に伸長しており、y方向と直交する方向には配されていない。巻きかけられた糸状弾性体7をy方向と直交する方向(x方向)に修正するには、例えば、図2に示すように、糸状弾性体7が巻きかけられている場合には、搬送ベルト12においては、上段搬送ベルト12aの回転速度を下段搬送ベルト12bの回転速度よりも遅くし、搬送ベルト13においては、下段搬送ベルト13bの回転速度を上段搬送ベルト13aの回転速度よりも遅くすることにより、y方向への搬送中に糸状弾性体7の傾きを徐々に変化させ、一対の帯状シート50,60の間に搬送するまでに、糸状弾性体7の傾きをy方向と直交する方向(x方向)に修正することができる。
図2に示すように、帯状シート50は、予め、折りガイド(不図示)等により、x方向の両端部それぞれが外面側に折られており、搬送ベルト12(上段搬送ベルト12a,下段搬送ベルト12b)及び搬送ベルト13(上段搬送ベルト13a,下段搬送ベルト13b)の上段側から一対のニップローラー171,172の間に供給されている。また、図2に示すように、帯状シート60は、予め、折りガイド(不図示)等により、x方向の両端部それぞれが外面側に折られており、搬送ベルト12(上段搬送ベルト12a,下段搬送ベルト12b)及び搬送ベルト13(上段搬送ベルト13a,下段搬送ベルト13b)の下段側から一対のニップローラー171,172の間に供給されている。尚、帯状シート50及び/又は帯状シート60は、一対のニップローラー171,172の間に供給される前に、その内面側に接着剤が塗布されている。接着剤の塗布は全面にスパイラル状に塗布されていてもよいし、面状もしくはストライプ状に塗布されていてもよい。
次いで、ニップローラー171,172を用いて一対の帯状シート50,60の間に糸状弾性体7を伸長状態で固定する(一体化工程)。一体化工程においては、糸状弾性体7を一対の搬送ベルト12,13に巻回した状態で糸状弾性体7を帯状シート50.60の間に貼り付ける。詳述すると、連続的に巻きかけられた糸状弾性体7が一対の帯状シート50,60の間に配された連続体を、一対のニップローラー171,172間に供給し、一対の帯状シート50,60の間に糸状弾性体7を伸長状態で固定する。製造装置11Aにおいては、糸状弾性体7が搬送ベルト12、13に巻回された状態のままニップローラ171、172を介した一対の帯状シート50、60間に供給されるので、糸状弾性体7のカットの影響を受けずに確実に定位置に挟みこむことができる。
次いで、一対の帯状シート50,60の幅方向(x方向)両端部それぞれから延出している糸状弾性体7の部分を切断する(切断工程)。切断工程においては、一対の搬送ベルト12,13の内側部分に配された切断手段(スコアカッターローラー183,アンビルローラー184)を用いて、糸状弾性体7が一対の搬送ベルト12,13に巻回された状態で糸状弾性体7を切断する。また、切断工程においては、延出している糸状弾性体7の部分を、上方向のみから押さえる手段を用いて、伸長状態を保持しながら切断して、糸状弾性体7の延出している部分を取り除く。詳述すると、図2に示すように、カッター刃185を有するスコアカッターローラー183とアンビルローラー184とにより、糸状弾性体7が一対の搬送ベルト12,13に巻回された状態で、帯状シート50,60のx方向両外方端それぞれよりも外方に位置する糸状弾性体7の部分、即ち、一対の帯状シート50,60間に固定されていない糸状弾性体7であって、糸状弾性体7の余った部分を切断する。製造装置11Aにおいては、図4,図6に示すように、アンビルローラー184のカッター受け部187の外周の一部の領域に亘って接しており、アンビルローラー184の回転に伴い連れ回る押さえベルト191を有しているので、延出している糸状弾性体7の部分を確実に上方向から押さえながらカッター刃185で糸状弾性体7をカットすることができ、糸状弾性体7の両端それぞれの不要な部分が短く揃い、製造された伸縮性シートの見栄えが向上する。また、押さえベルト191により、カッター刃185で切断された糸状弾性体7の不要な部分をカッター受け部187との間に押さえこみながら吸引部195,195まで搬送することができるので、製造装置11Aを汚し難く、切断された糸状弾性体7の不要部分が製品へ混入するのを防ぐことができる。
次いで、外面側に折られた帯状シート50,60それぞれのx方向の両端部を、折りガイド(不図示)等により、折り直し、一対の帯状シート50,60の間に糸状弾性体7をy方向と交差する方向に伸長した状態に固定した帯状の伸縮性シートを連続的に製造することができる。この製造された帯状の伸縮性シートを、公知の切断手段(不図示)により、間欠的にx方向に亘って切断する。間欠的に切断する間隔は、おむつ1の備えるウエストパネル3の寸法と同じである。これにより、ウエストパネル3(伸縮性シート)を連続的に製造することができる。
ウエストパネル3を備えるおむつ1の製造方法としては、公知の方法により、表面シート21の連続体、裏面シート22の連続体、及び両シート21,22の連続体間に、搬送方向(y方向)に間欠的に複数個の吸収体23,23・・・を配し、表面シート21の連続体の搬送方向(y方向)の両側部に伸長した複数本の弾性部材25及び立体ガード形成用シート24の連続体を配した吸収性本体2の連続体を別工程で製造する。この製造された吸収性本体2の連続体を、搬送方向(y方向)に搬送しながら、x方向両外方に突出するように一対のウエストパネル3を、吸収性本体2の連続体に含まれる吸収体33毎に配したおむつ1の連続体を製造する。ここで、吸収性本体2の連続体の搬送方向(y方向)と、ウエストパネル3(伸縮性シート)を製造する際の搬送方向(y方向)は、同方向であり、ウエストパネル3(伸縮性シート)を90°反転する必要はない。その後、その連続体を、公知の切断手段(不図示)により、個々のおむつ1の寸法に切断して、おむつ1を製造することができる。
以下、本発明の伸縮性シートの製造方法の好ましい第2実施態様を、上述したおむつ1のウエストパネル3(伸縮性シート)を製造する場合を例にとり図面を参照しながら説明する。
図7,図8は、第2実施態様のウエストパネル3(伸縮性シート)の製造方法に好適に用いられる製造装置11Bを模式的に示したものである。
第2実施形態の製造装置11Bについては、製造装置11Aと異なる点について説明する。特に説明しない点は、製造装置11Aと同様であり、製造装置11Aの説明が適宜適用される。また、図7,図8において、図2〜図6と同じ部分には同じ符号を付してある。
製造装置11Bは、図7,図8に示すように、一体化手段17により一対の帯状シート50,60の間に糸状弾性体7が伸長状態で固定された複合シートを、一対のスコアカッターローラー183とアンビルローラー184との間に、搬送する上下一対のシート搬送ベルト150,160を備えている。
シート搬送ベルト150は、図8に示すように、x方向において、スコアカッターローラー183のカッター刃185,185の間に配されており、回転軸方向がx方向に配されたローラー150a,150b間に架け渡されている。ローラー150a,150bは、何れか一方の駆動部にサーボモーター(不図示)が取り付けられており、制御部(不図示)によりシート搬送ベルト150の回転速度が制御されている。ローラー150aは、y方向において、スコアカッターローラー183よりも下流側に位置し、ローラー150bは、y方向において、スコアカッターローラー183よりも上流側に位置している。
シート搬送ベルト160は、図8に示すように、x方向において、スコアカッターローラー183のカッター刃185,185の間に配されており、回転軸方向がx方向に配されたローラー160a,160b間に架け渡されている。ローラー160a,160bは、何れか一方の駆動部にサーボモーター(不図示)が取り付けられており、制御部(不図示)によりベルト160の回転速度が制御されている。ローラー160aは、y方向において、アンビルローラー184よりも下流側に位置し、ローラー160bは、y方向において、アンビルローラー184よりも上流側に位置している。
次に、上述した製造装置11Bを用いて伸縮性シートを製造する方法について説明する。第2実施態様において、特に説明しない点については、第1実施態様に関して詳述した説明が適宜適用される。
先ず、第1実施態様と同様に、糸状弾性体7を連続して繰り出し、繰り出された糸状弾性体7を弾性体巻回用の回転アーム14に導入し(供給工程)、次いで、回転アーム14を用いて糸状弾性体7を一対の搬送ベルト12,13に連続的に巻回し、一対の搬送ベルト12,13により糸状弾性体7を搬送し(搬送工程)、次いで、ニップローラー171,172を用いて一対の帯状シート50,60の間に糸状弾性体7を伸長状態で固定する(一体化工程)。次いで、第2実施態様においては、図7に示すように、ローラー150a,150b間に架け渡されたベルト150とローラー160a,160b間に架け渡されたベルト160との間で、帯状シート50,60の間に糸状弾性体7が伸長状態で固定された複合シートを挟持しながら、該複合シートを一対のスコアカッターローラー183,アンビルローラー184の間に供給する。このように、帯状シート50,60の間に糸状弾性体7が伸長状態で固定された複合シートを挟持しながら、該複合シートを一対のスコアカッターローラー183,アンビルローラー184の間に供給し、延出している糸状弾性体7の部分を、上方向及び下方向から押さえる手段を用いているので、糸状弾性体7に必要以上の伸長をかけずに保持することができ、安定して伸長状態を保持しながら切断できる(切断工程)。
その後、第2実施態様においては、第1実施態様と同じ工程(図7参照)を経ることにより、一対の帯状シート50,60の間に糸状弾性体7をy方向と交差する方向に伸長した状態に固定した帯状の伸縮性シートを連続的に製造することができる。
以下、本発明の伸縮性シートの製造方法の好ましい第3実施態様を、上述したおむつ1のウエストパネル3(伸縮性シート)を製造する場合を例にとり図面を参照しながら説明する。
図9,図10は、第3実施態様のウエストパネル3(伸縮性シート)の製造方法に好適に用いられる製造装置11Cを模式的に示したものである。
第3実施形態の製造装置11Cについては、製造装置11Aと異なる点について説明する。特に説明しない点は、製造装置11Aと同様であり、製造装置11Aの説明が適宜適用される。また、図9,図10において、図2〜図6と同じ部分には同じ符号を付してある。
製造装置11Cは、図9に示すように、一対のスコアカッターローラー183及びアンビルローラー184のx方向外方端部と搬送ベルト12(上段搬送ベルト12a,下段搬送ベルト12b)の内周側との間、並びに一対のスコアカッターローラー183及びアンビルローラー184のx方向外方端部と搬送ベルト13(上段搬送ベルト13a,下段搬送ベルト13b)の内周側との間に、z方向に上下一対のベルト193,194を備えている。上下一対のベルト193,194は、左右対称に形成されているので、以下の説明においては、一方のベルト193,194について説明する。
ベルト193は、図9に示すように、回転軸方向がx方向に配されたローラー193a,193b間に架け渡されている。ローラー193a,193bは、何れか一方の駆動部にサーボモーター(不図示)が取り付けられており、制御部(不図示)によりベルト193の回転速度が制御されている。ローラー193aは、y方向において、スコアカッターローラー183の回転軸中心よりも下流側に位置し、ローラー193bは、y方向において、スコアカッターローラー183の回転軸中心よりも上流側に位置する。
ベルト194は、図9に示すように、回転軸方向がx方向に配されたローラー194a,194b間に架け渡されている。ローラー194a,194bは、何れか一方の駆動部にサーボモーター(不図示)が取り付けられており、制御部(不図示)によりベルト194の回転速度が制御されている。ローラー194aは、y方向において、ベルト193の架け渡されるローラー193aとローラー193bとの間に配され、且つアンビルローラー184の回転軸中心と略同じ位置に配されている。ローラー194bは、y方向において、ベルト193のローラー193bよりも上流側に位置する。ベルト193の架け渡されるローラー193aのz方向の下端及びローラー193bのz方向の下端は、それぞれベルト194の架け渡されるローラー194aのz方向の上端及びローラー194bのz方向の上端よりも下方に位置する。従って、ローラー193a,193b間に架け渡されたベルト193とローラー194a,194b間に架け渡されたベルト194とは、互いに一部の領域に亘って接しており、帯状シート50,60の間に糸状弾性体7が伸長状態で固定された複合シートのx方向外方にある糸状弾性体7の余りの部分を、ベルト193とベルト194との間に挟持するようになっている。
次に、上述した製造装置11Cを用いて伸縮性シートを製造する方法について説明する。第3実施態様において、特に説明しない点については、第1実施態様に関して詳述した説明が適宜適用される。
先ず、第1実施態様と同様に、糸状弾性体7を連続して繰り出し、繰り出された糸状弾性体7を弾性体巻回用の回転アーム14に導入し(供給工程)、次いで、回転アーム14を用いて糸状弾性体7を一対の搬送ベルト12,13に連続的に巻回し、一対の搬送ベルト12,13により糸状弾性体7を搬送し(搬送工程)、次いで、ニップローラー171,172を用いて一対の帯状シート50,60の間に糸状弾性体7を伸長状態で固定する(一体化工程)。次いで、第3実施態様においては、図9,図10に示すように、帯状シート50,60の間に糸状弾性体7が伸長状態で固定された複合シートのx方向外方にある糸状弾性体7の余りの部分を、ベルト193とベルト194との間に挟持しながら上方向及び下方向から押さえ、該糸状弾性体7の余りの部分を一対のスコアカッターローラー183,アンビルローラー184の間に供給する。製造装置11Cにおいては、図9に示すように、延出している糸状弾性体7の部分をベルト193とベルト194との間に挟持しながらカッター刃185で糸状弾性体7をカットすることができ、糸状弾性体7の両端それぞれの不要な部分が短く揃い、製造された伸縮性シートの見栄えが向上する。また、ベルト193及びベルト194により、カッター刃185で切断された糸状弾性体7の不要な部分を吸引部195,195まで搬送することができるので、製造装置11Cを汚し難い。
その後、第3実施態様においては、第1実施態様と同じ工程を経ることにより、一対の帯状シート50,60の間に糸状弾性体7をy方向と交差する方向に伸長した状態に固定した帯状の伸縮性シートを連続的に製造することができる。
以下、本発明の伸縮性シートの製造方法の好ましい第4実施態様を、上述したおむつ1のウエストパネル3(伸縮性シート)を製造する場合を例にとり図面を参照しながら説明する。
図11,図12は、第4実施態様のウエストパネル3(伸縮性シート)の製造方法に好適に用いられる製造装置11Dを模式的に示したものである。
第4実施形態の製造装置11Dについては、製造装置11Aと異なる点について説明する。特に説明しない点は、製造装置11Aと同様であり、製造装置11Aの説明が適宜適用される。また、図11,図12において、図2〜図6と同じ部分には同じ符号を付してある。
第4実施形態の製造装置11Dは、第1実施形態の製造装置11Aと異なり、一対の帯状シート50,60の間に糸状弾性体7を伸長状態で固定すると同時に、延出している糸状弾性体7の部分を伸長状態を保持しながら切断する切断手段18を備えている。
製造装置11Dの切断手段18は、図11,図12に示すように、一対のニップローラー171,172を備えている。一対のニップローラー171,172としては、金属製の円筒形のローラーや、低硬度シリコンゴム製の円筒形のローラーを用いることができる。一対のニップローラー171,172は、何れか一方の駆動部にサーボモーター(不図示)が取り付けられており、制御部(不図示)により回転速度が制御されている。一対のニップローラー171,172それぞれの回転軸には駆動伝達用のギヤが取り付けられている。この駆動手段(不図示)により、伸縮性シートの生産速度に基づき、サーボモーター(不図示)の回転速度、即ち一方のニップローラー171,172の回転速度をコントロールすることができる。その際、駆動伝達用のギヤが噛み合うことによって、他方のニップローラー172,171にも駆動力が伝達され、一対のニップローラー171,172を回転させることができる。一対のニップローラー171,172の軸受け部分は、一対の帯状シート50,60の間に伸長状態の糸状弾性体を確実に固定する為に、油圧、空圧、バネ等の力を利用して、それぞれの軸受け部分が加圧されている。
製造装置11Dのニップローラー171,172は、搬送ベルト12(上段搬送ベルト12a,下段搬送ベルト12b)の内周側と搬送ベルト13(上段搬送ベルト13a,下段搬送ベルト13b)の内周側との間に位置している。上方側のニップローラー171は、製造装置11Dにおいては、図12に示すように、x方向両外方それぞれの周面に、周方向に亘るカッター刃176,176を備えている。カッター刃176は、製造装置11Dにおいては、外面側に折られた帯状シート50,60のx方向外方端よりも外方に位置している。
下方側のニップローラー172は、製造装置11Dにおいては、図12に示すように、ニップローラー171よりもx方向に長いローラーであり、上方側のニップローラー171の有するカッター刃176,176に対応する位置にカッター受け部178,178を備えている。ニップローラー172は、カッター受け部178,178よりもx方向外方のx方向両端部それぞれに延出部分179,179を備えている。
カッター受け部178,178は、側面視して円形状であり、カッター受け部178の直径は、ニップローラー172のx方向中央における直径と略同じである。
延出部分179は、側面視して、円形状である。
このように、本実施形態の一対のニップローラー171,172は、一体化手段17であると同時に切断手段18でもある。
製造装置11Dにおいては、図11,図12に示すように、ニップローラー172のx方向両外方の延出部分179,179それぞれにおける上方側には、糸状弾性体7の押さえベルト191,191が配されている。押さえベルト191,191は、左右対称に形成されているので、以下の説明においては、一方の押さえベルト191について説明する。
押さえベルト191は、図11に示すように、回転軸方向がx方向に配されたプーリー191a,191b,191c間に架け渡されている。プーリー191aは、ニップローラー172の下流側に位置し、プーリー191cは、ニップローラー172の上流側に位置し、プーリー191bは、プーリー191cの上流側に位置する。プーリー191aのz方向の下端及びプーリー191cのz方向の下端は、ニップローラー172の延出部分179のz方向の上端よりも下方に位置する。従って、プーリー191a,191b,191c間に架け渡された押さえベルト191は、ニップローラー172の延出部分179の外周の一部の領域に亘って接しており、ニップローラー172の回転に伴い連れ回るようになっている。
次に、上述した製造装置11Dを用いて伸縮性シートを製造する方法について説明する。第4実施態様において、特に説明しない点については、第1実施態様に関して詳述した説明が適宜適用される。
先ず、第1実施態様と同様に、糸状弾性体7を連続して繰り出し、繰り出された糸状弾性体7を弾性体巻回用の回転アーム14に導入し(供給工程)、次いで、回転アーム14を用いて糸状弾性体7を一対の搬送ベルト12,13に連続的に巻回し、一対の搬送ベルト12,13により糸状弾性体7を搬送する(搬送工程)。次いで、第4実施態様においては、一対の帯状シート50,60の間に糸状弾性体7を伸長状態で固定する(一体化工程)と同時に、延出している糸状弾性体7の部分を伸長状態を保持しながら切断する(切断工程)。詳述すると、連続的に巻きかけられた糸状弾性体7が一対の帯状シート50,60の間に配された連続体を、一対のニップローラー171,172間に供給し、一対の帯状シート50,60の間に糸状弾性体7を伸長状態で固定する。製造装置11Dにおいては、図12に示すように、カッター刃176を有するニップローラー171とニップローラー172とにより、x方向に伸長した糸状弾性部材7の部分、即ち、一対の帯状シート50,60間に固定されていない糸状弾性体7であって、糸状弾性体7の余った部分を伸長状態を保持しながら切断する。製造装置11Dにおいては、図11,図12に示すように、ニップローラー172の延出部分179の外周の一部の領域に亘って接しており、ニップローラー172の回転に伴い連れ回る押さえベルト191を有しているので、x方向に伸長した糸状弾性体7の部分を確実に上方向のみから押さえながらカッター刃176で糸状弾性体7をカットすることができ、糸状弾性体7の両端それぞれの不要な部分が短く揃い、製造された伸縮性シートの見栄えが向上する。また、押さえベルト191により、カッター刃176で切断された糸状弾性体7の不要な部分を吸引部195,195まで搬送することができるので、製造装置11Dを汚し難い。
その後、第4実施態様においては、第1実施態様と同じ工程を経ることにより、一対の帯状シート50,60の間に糸状弾性体7をy方向と交差する方向に伸長した状態に固定した帯状の伸縮性シートを連続的に製造することができる。
以下、本発明の伸縮性シートの製造方法の好ましい第5実施態様を、上述したおむつ1のウエストパネル3(伸縮性シート)を製造する場合を例にとり図面を参照しながら説明する。
図13,図14は、第5実施態様のウエストパネル3(伸縮性シート)の製造方法に好適に用いられる製造装置11Eを模式的に示したものである。
第5実施形態の製造装置11Eについては、製造装置11Aと異なる点について説明する。特に説明しない点は、製造装置11Aと同様であり、製造装置11Aの説明が適宜適用される。また、図13,図14において、図2〜図6と同じ部分には同じ符号を付してある。
第5実施形態の製造装置11Eは、第1実施形態の製造装置11Aと異なり、一対の帯状シート50,60の間に糸状弾性体7を伸長状態で固定すると同時に、延出している糸状弾性体7の部分を伸長状態を保持しながら切断する切断手段18を備えている。
製造装置11Eの切断手段18は、図13,図14に示すように、一対のニップローラー171,172を備えている。一対のニップローラー171,172としては、金属製の円筒形のローラーや、低硬度シリコンゴム製の円筒形のローラーを用いることができる。一対のニップローラー171,172は、何れか一方の駆動部にサーボモーター(不図示)が取り付けられており、制御部(不図示)により回転速度が制御されている。一対のニップローラー171,172それぞれの回転軸には駆動伝達用のギヤが取り付けられている。この駆動手段(不図示)により、伸縮性シートの生産速度に基づき、サーボモーター(不図示)の回転速度、即ち一方のニップローラー171,172の回転速度をコントロールすることができる。その際、駆動伝達用のギヤが噛み合うことによって、他方のニップローラー172,171にも駆動力が伝達され、一対のニップローラー171,172を回転させることができる。一対のニップローラー171,172の軸受け部分は、一対の帯状シート50,60の間に伸長状態の糸状弾性体を確実に固定する為に、油圧、空圧、バネ等の力を利用して、それぞれの軸受け部分が加圧されている。
製造装置11Eのニップローラー171,172は、搬送ベルト12(上段搬送ベルト12a,下段搬送ベルト12b)の内周側と搬送ベルト13(上段搬送ベルト13a,下段搬送ベルト13b)の内周側との間に位置している。上方側のニップローラー171は、製造装置11Eにおいては、図14に示すように、x方向両外方それぞれの周面に、周方向に亘るカッター刃176,176を備えている。カッター刃176は、製造装置11Eにおいては、外面側に折られた帯状シート50,60のx方向外方端よりも外方に位置している。
下方側のニップローラー172は、製造装置11Eにおいては、図14に示すように、上方側のニップローラー171の有するカッター刃176,176に対応する位置にカッター受け部178,178を備えている。カッター受け部178,178は、側面視して円形状であり、カッター受け部178の直径は、ニップローラー172のx方向中央における直径と略同じである。
このように、本実施形態の一対のニップローラー171,172は、一体化手段17であると同時に切断手段18でもある。
製造装置11Eにおいては、図13,図14に示すように、一対のニップローラー171,172のx方向外方端部と搬送ベルト12(上段搬送ベルト12a,下段搬送ベルト12b)の内周側との間にz方向に一対のベルト193,194を備え、一対のニップローラー171,172のx方向外方端部と搬送ベルト13(上段搬送ベルト13a,下段搬送ベルト13b)の内周側との間にz方向に上下一対のベルト193,194を備えている。上下一対のベルト193,194は、左右対称に形成されているので、以下の説明においては、一方のベルト193,194について説明する。
ベルト193は、図13に示すように、回転軸方向がx方向に配されたローラー193a,193b間に架け渡されている。ローラー193a,193bは、何れか一方の駆動部にサーボモーター(不図示)が取り付けられており、制御部(不図示)によりベルト193の回転速度が制御されている。ローラー193aは、y方向において、ニップローラー171の回転軸中心よりも下流側に位置し、ローラー193bは、y方向において、ニップローラー171の回転軸中心よりも上流側に位置する。
ベルト194は、図13に示すように、回転軸方向がx方向に配されたローラー194a,194b間に架け渡されている。ローラー194a,194bは、何れか一方の駆動部にサーボモーター(不図示)が取り付けられており、制御部(不図示)によりベルト194の回転速度が制御されている。ローラー194aは、y方向において、ベルト193の架け渡されるローラー193aとローラー193bとの間に配され、且つニップローラー172の回転軸中心と略同じ位置に配されている。ローラー194bは、y方向において、ベルト193のローラー193bよりも上流側に位置する。ベルト193の架け渡されるローラー193aのz方向の下端及びローラー193bのz方向の下端は、それぞれベルト194の架け渡されるローラー194aのz方向の上端及びローラー194bのz方向の上端よりも下方に位置する。従って、ローラー193a,193b間に架け渡されたベルト193とローラー194a,194b間に架け渡されたベルト194とは、互いに一部の領域に亘って接しており、一対の帯状シート50,60の間に糸状弾性体7が伸長状態で固定された複合シートのx方向外方にある糸状弾性体7の余りの部分を、ベルト193とベルト194との間に挟持するようになっている。
次に、上述した製造装置11Eを用いて伸縮性シートを製造する方法について説明する。第5実施態様において、特に説明しない点については、第1実施態様に関して詳述した説明が適宜適用される。
先ず、第1実施態様と同様に、糸状弾性体7を連続して繰り出し、繰り出された糸状弾性体7を弾性体巻回用の回転アーム14に導入し(供給工程)、次いで、回転アーム14を用いて糸状弾性体7を一対の搬送ベルト12,13に連続的に巻回し、一対の搬送ベルト12,13により糸状弾性体7を搬送する(搬送工程)。次いで、第4実施態様においては、一対の帯状シート50,60の間に糸状弾性体7を伸長状態で固定すると同時に、延出している糸状弾性体7の部分を伸長状態を保持しながら切断する(切断工程)。詳述すると、連続的に巻きかけられた糸状弾性体7が一対の帯状シート50,60の間に配された連続体を、一対のニップローラー171,172間に供給し、一対の帯状シート50,60の間に糸状弾性体7を伸長状態で固定する。製造装置11Eにおいては、図14に示すように、カッター刃176を有するニップローラー171とニップローラー172とにより、x方向に伸長した糸状弾性部材7の部分、即ち、一対の帯状シート50,60間に固定されていない糸状弾性体7であって、糸状弾性体7の余った部分を伸長状態を保持しながら切断する。製造装置11Eにおいては、図13,図14に示すように、x方向に伸長した糸状弾性体7の部分をベルト193とベルト194との間に挟持しながら上方向及び下方向から押さえ、カッター刃176で糸状弾性体7をカットすることができ、糸状弾性体7の両端それぞれの不要な部分が短く揃い、製造された伸縮性シートの見栄えが向上する。また、ベルト193及びベルト194により、カッター刃176で切断された糸状弾性体7の不要な部分を吸引部195,195まで搬送することができるので、製造装置11Eを汚し難い。
その後、第5実施態様においては、第1実施態様と同じ工程を経ることにより、一対の帯状シート50,60の間に糸状弾性体7をy方向と交差する方向に伸長した状態に固定した帯状の伸縮性シートを連続的に製造することができる。
本発明の伸縮性シートの製造方法は、上述の第1,第2,第3,第4,第5実施態様の製造方法に何ら制限されるものではなく、適宜変更可能である。
例えば、第1,第2,第4実施態様の製造方法に用いられる製造装置11A,11B,11Dにおいては、上下方向から押さえる手段として、押さえベルト191を備え、第3,第5実施態様の製造方法に用いられる製造装置11C,11Eにおいては、上下方向から押さえる手段として、上下一対のベルト193,194を備えているが、それらの代わりに、搬送ベルト12,13と共に押さえる手段を備えていてもよい。
搬送ベルト12,13と共に押さえる手段としては、搬送ベルト12,13それぞれの外周側に搬送ベルト12,13と接しながら回転するローラーが挙げられる。搬送ベルト12,13それぞれの外周側に配されるローラーは、左右対称に形成されているので、以下の説明においては、一方のローラーについて説明する。
具体的には、図15に示す第6実施態様の製造方法に好適に用いられる製造装置11Fにおいては、上段搬送ベルト12aの外周側に上段搬送ベルト12aの回転により回転するローラー112a,112bを備え、下段搬送ベルト12bの外周側に下段搬送ベルト12bの回転により回転するローラー122a,122bを備えている。ローラー112a,112b,122a,122bは、それぞれ、回転軸方向がz方向に配されている。上段搬送ベルト12a側のローラー112aは、y方向において、製造装置11A,11B,11Cのスコアカッターローラー183の回転軸中心よりも又は製造装置11D,11Eのニップローラー171の回転軸中心よりも上流側に配されており、ローラー112bは、y方向において、ローラー112aよりも上流側に配されている。また、下段搬送ベルト12b側のローラー122aは、y方向において、製造装置11A,11B,11Cのスコアカッターローラー183の回転軸中心又は製造装置11D,11Eのニップローラー171の回転軸中心と略同じ位置に配されており、ローラー122bは、y方向において、上段搬送ベルト12a側のローラー112aと112bとの間の位置に配されている。
製造装置11Fにおいては、図15に示すように、上段搬送ベルト12aに2個のローラー112a,112bを配しているが、何れか一個のみを備えている形態でもよく、2個より多くローラーを備えている形態であってもよい。同様に、下段搬送ベルト12bに2個のローラー122a,122bを配しているが、何れか一個のみを備えている形態でもよく、2個より多くローラーを備えている形態であってもよい。
製造装置11Fを用いた第6実施態様の製造方法によれば、切断工程において、延出している糸状弾性体の部分を、搬送ベルト12,13と共に押さえる手段を用いて、伸長状態を保持しながら切断することができる。具体的には、上段搬送ベルト12aの外周側に巻きかけられた糸状弾性体7を2個のローラー112a,112bで保持しながら、下段搬送ベルト12bの外周側に巻きかけられた糸状弾性体7を2個のローラー122a,122bで保持しながら、糸状弾性体7の余りの部分を、製造装置11A,11B,11Cにおいては一対のスコアカッターローラー183,アンビルローラー184の間に供給し、製造装置11D,11Eにおいてはニップローラー171、172の間に供給し、伸長状態を保持しながら切断することができる。
また、搬送ベルト12,13と共に押さえる手段としては、搬送ベルト12,13それぞれの外周側に搬送ベルト12,13と接しながら回転するベルトが挙げられる。搬送ベルト12,13それぞれの外周側に配されるベルトは、左右対称に形成されているので、以下の説明においては、一方のベルトについて説明する。
具体的には、図16に示す第7実施態様の製造方法に好適に用いられる製造装置11Gにおいては、上段搬送ベルト12aの外周側に上段搬送ベルト12aの回転により回転するベルト114を備え、下段搬送ベルト12bの外周側に下段搬送ベルト12bの回転により回転するベルト115を備えている。ベルト114は、回転軸方向がz方向に配されたローラー114a,114b間に架け渡されている。上段搬送ベルト12a側のローラー114aは、y方向において、製造装置11A,11B,11Cのスコアカッターローラー183の回転軸中心よりも又は製造装置11D,11Eのニップローラー171の回転軸中心よりも上流側に配されており、ローラー114bは、y方向において、ローラー114aよりも上流側に配されている。下段搬送ベルト12b側のローラー115aは、y方向において、製造装置11A,11B,11Cのスコアカッターローラー183の回転軸中心又は製造装置11D,11Eのニップローラー171の回転軸中心と略同じ位置に配されており、ローラー115bは、y方向において、上段搬送ベルト12a側のローラー114aと114bとの間の位置に配されている。従って、下段搬送ベルト12b側に配されたベルト115は、上段搬送ベルト12a側に配されたベルト114に比べ、y方向において、若干下流側に配されている。ベルト114を架け渡すローラー114a,114bの軸受け部分は、上段搬送ベルト12aの外周側に巻きかけられた糸状弾性体7をベルト114で確実に保持する観点から、油圧、空圧、バネ等の力を利用して、それぞれの軸受け部分が加圧されている。ベルト115を架け渡すローラー115a,115bの軸受け部分についても同様である。
製造装置11Gを用いた第7実施態様の製造方法によれば、切断工程において、延出している糸状弾性体の部分を、搬送ベルト12,13と共に押さえる手段を用いて、伸長状態を保持しながら切断することができる。具体的には、上段搬送ベルト12aの外周側に巻きかけられた糸状弾性体7をベルト114で保持しながら、下段搬送ベルト12bの外周側に巻きかけられた糸状弾性体7をベルト115で保持しながら、糸状弾性体7の余りの部分を、製造装置11A,11B,11Cにおいては一対のスコアカッターローラー183,アンビルローラー184の間に供給し、製造装置11D,11Eにおいてはニップローラー171、172の間に供給し、伸長状態を保持しながら切断することができる。
また、上述の第1,第2,第3、第4,第5,第6,第7実施態様の製造方法においては、一対のニップローラー171,172間に、幅方向両端部をそれぞれの外面側に折り返して細幅にした帯状シートを導入し、その帯状シート間に糸状弾性体を固定しているが、一対のニップローラー171,172間に、幅方向両端部が折り返していない帯状シートを導入し、その帯状シート間に糸状弾性体を固定しても良い。
弾性体巻回手段としては、回転軸部分に糸状弾性体の導入部を有する円盤と該円盤からy方向の下流側に突出するアームとを有し、該アームが、搬送ベルト12,13の周囲を周回して、糸状弾性体を搬送ベルト12,13の周囲に巻回させるもの等を用いることもできる。
また、上述の第1,第2,第3、第4,第5,第6,第7実施態様の製造方法により製造される伸縮性シートは、図1に示す、展開型の使い捨ておむつ1のウエストパネル3以外に、展開型又はパンツ型の使い捨ておむつの胴周り部、パンツ型の生理用ナプキン、使い捨ての下着、使い捨てマスクの耳掛け部、掃除用シート、包帯などにも使用することができる。
1 展開型の使い捨ておむつ
2 吸収性本体
21 表面シート
22 裏面シート
23 吸収体
24 立体ガード形成用シート
25,26 弾性部材
3 ウエストパネル
4 パネル材
5,6 シート
50,60 帯状のシート
7 糸状弾性体
70 ボビン
8 ファスニングテープ
11 製造装置
12 搬送ベルト(16 搬送手段)
12a 上段搬送ベルト
121,122 プーリー
123 ローラー
112a,112b ローラー
114 ベルト
114a,114b ローラー
12b 下段搬送ベルト
124,125 プーリー
126 ローラー
122a,122b ローラー
115 ベルト
115a,115b ローラー
13 搬送ベルト(16 搬送手段)
13a 上段搬送ベルト
131,132 プーリー
133 ローラー
13b 下段搬送ベルト
134,135 プーリー
136 ローラー
14 回転アーム
15 供給手段
151 テンサー
152 繰り出しローラー
153 テンション測定器
156 フィードローラー
17 一体化手段
171,172 ニップローラー
176 カッター刃
178 カッター受け部
179 延出部
18 切断手段
181,182 サイドカッター
183 スコアカッターローラー
184 アンビルローラー
185 カッター刃
187 カッター受け部
191 押さえベルト
191a,191b,191c プーリー
193,194 ベルト
193a,193b,194a,194b ローラー
195 吸引部
150,160 シート搬送ベルト
150a,150b,160a,160b ローラー
A 腹側部,B 背側部,C 股下部

Claims (6)

  1. 一対の帯状シートの間に糸状弾性体を該帯状シートの搬送方向と交差する方向に伸長した状態に固定した伸縮性シートを連続的に製造する伸縮性シートの製造方法であって、
    前記糸状弾性体を連続して繰り出し、繰り出された該糸状弾性体を弾性体巻回手段に導入する供給工程と、該弾性体巻回手段を用いて該糸状弾性体を、シートの搬送方向と直交する方向に離間した一対の搬送ベルトに連続的に巻回し、一対の該搬送ベルトにより該糸状弾性体を搬送する搬送工程と、搬送された該糸状弾性体を前記帯状シートの間に固定する一体化工程と、一対の前記帯状シートの幅方向両端部それぞれから延出している前記糸状弾性体の部分を切断する切断工程とを備え、
    前記切断工程においては、延出している前記糸状弾性体の部分を、伸長状態を保持しながら切断して、該糸状弾性体の延出している部分を取り除く伸縮性シートの製造方法。
  2. 前記一体化工程においては、前記糸状弾性体を一対の前記搬送ベルトに巻回した状態で該糸状弾性体を前記帯状シートの間に貼り付け、
    前記切断工程においては、一対の前記搬送ベルトの内側部分に配された切断手段を用いて、前記糸状弾性体が一対の前記搬送ベルトに巻回された状態で該糸状弾性体を切断する請求項1に記載の伸縮性シートの製造方法。
  3. 前記一体化工程において、ニップローラーを用いて一対の前記帯状シートの間に前記糸状弾性体を伸長状態で固定し、その後、前記切断工程において、延出している前記糸状弾性体の部分を伸長状態を保持しながら切断する請求項1又は2に記載の伸縮性シートの製造方法。
  4. 前記一体化工程において、一対の該帯状シートの間に前記糸状弾性体を伸長状態で固定すると同時に、前記切断工程において、延出している前記糸状弾性体の部分を伸長状態を保持しながら切断する請求項1又は2に記載の伸縮性シートの製造方法。
  5. 前記切断工程においては、延出している前記糸状弾性体の部分を、上方向及び/又は下方向から押さえる手段を用いて、伸長状態を保持しながら切断する請求項1〜4の何れか1項に記載の伸縮性シートの製造方法。
  6. 前記切断工程においては、延出している前記糸状弾性体を、前記搬送ベルトと共に押さえる手段を用いて、伸長状態を保持しながら切断する請求項1〜4の何れか1項に記載の伸縮性シートの製造方法。
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