JP2012120038A - アンテナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】単純なアンテナ素子構造を用いると共に、整合回路上においてマルチバンド化が実現された高性能なアンテナ装置を提供する。
【解決手段】アンテナ装置10は、誘電体からなる基体12と、基体12の表面に形成された放射導体13と、放射導体13の給電点に接続された整合回路14とを備え、放射導体13はその長手方向に対して屈曲部分がない平坦な形状を有する。整合回路14は、低域側の共振周波数を制御する第1のリアクタンス回路14Aと、高域側の共振周波数を制御する第2のリアクタンス回路14Bとを備え、第1のリアクタンス回路14Aは能動素子としてのバリキャップVCを含み、バリキャップVCは放射導体13に対して並列に接続されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、アンテナ装置に関し、特に、マルチバンドアンテナのアンテナ素子及びその整合回路の構成に関するものである。
広帯域かつ複数の周波数帯をカバーするためバリキャップ等の能動素子を利用した小型のマルチバンドアンテナが知られている。例えば、特許文献1に記載のマルチバンドアンテナは、第1及び第2のチップアンテナを備え、第1のチップアンテナは、第1の放射電極及びこの第1の放射電極の電気長を可変とする周波数可変回路を有するものであり、周波数可変回路はバリキャップを含むものである。しかし、特許文献1に記載のアンテナは放射素子の構造が複雑であり、複数の基体を必要とした場合、特性ばらつきや共振周波数の合わせ込みが困難になり、また開発・製造コストが増大するおそれもある。
そこで特許文献2では、同じく能動素子を有する比較的シンプルな構造のマルチバンドアンテナが提案されている。このアンテナは、ループ状放射導体の開放端と給電導体との間隙によって形成され、高次モードの共振周波数の電流をパスし且つ基本モードの共振周波数の電流を阻止する容量部と、ループ状放射導体の基端側であって且つ上記容量部の近傍に位置する部位に設けられ、基本モードの共振周波数の電流をパスし且つ高次モードの共振周波数の電流を阻止する第1のリアクタンス回路と、ループ状放射導体の開放端側であって且つ上記高次モードの共振周波数の電流が最大である部位近傍に設けられ、高次モードの共振周波数の電流をパスする第2のリアクタンス回路とを備えるものである。
再公表WO2006/134701号公報 特許第4389275号公報
しかしながら、特許文献2のアンテナは、放射素子の先端(開放端)が自身のエレメントと近接しているため、放射効率の劣化が問題となる。また、高次モードを使用しているため放射素子を小型化しにくい。小型化のために高誘電率の基体を使用するといった方法も考えられるが、単純に誘電率を高くするだけでは狭帯域となり、放射効率が劣化することは容易に想像できる。
さらに特許文献1及び2のアンテナは、可変容量素子(バリキャップ)が給電に対して直列に接続されているため、これに対応して設けられるインダクタ素子の定数を非常に大きくしなければならない。そのため、インダクタ素子で生じる損失が非常に大きくなり、アンテナ特性の劣化の要因となっている。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、単純なアンテナ素子構造を用いると共に、整合回路上においてマルチバンド化が実現された高性能なアンテナ装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明によるアンテナ装置は、複数の周波数帯域で動作するアンテナ装置であって、誘電体からなる基体と、前記基体の表面に形成された放射導体と、前記放射導体の給電点に接続された整合回路とを備え、前記整合回路は、前記低域側の共振周波数を制御する第1のリアクタンス回路と、前記高域側の共振周波数を制御する第2のリアクタンス回路とを備え、前記第1のリアクタンス回路は能動素子を含み、前記能動素子は前記放射導体に対して並列に接続されていることを特徴とする。
本発明によれば、マルチバンド化が主として整合回路上で実現され、能動素子も整合回路内に設けられるので、アンテナ素子の構造を単純化することができ、放射効率を向上させることができる。また、整合回路内の能動素子が放射導体と並列に接続されているため、電流経路を分散させることができる。したがって、能動素子によって生じる電流損失を低減することができ、放射効率を向上させることができる。また、放射導体について屈曲部が少ない単純な形状とすることができる。これにより、アンテナ特性のばらつきを低減することができ、共振周波数の調整も容易に行うことができる。
本発明において、前記第1のリアクタンス回路は、前記放射導体の給電点に接続された第1のインダクタ、第2のインダクタ及び第1のキャパシタの直列回路を含み、前記能動素子は、前記第1のインダクタと前記第2のインダクタとの間に並列接続されていることが好ましい。この場合において、前記第1のリアクタンス回路は、前記放射導体の給電点とRF信号入出力端子との間に直列挿入された第2のキャパシタをさらに含むことが好ましい。
本発明において、前記第2のリアクタンス回路は、前記放射導体の給電点と前記RF信号入出力端子との間に直列挿入された第3のインダクタと、前記放射導体の給電点に並列接続された第3のキャパシタと、前記RF信号入出力端子に並列接続された第4のキャパシタを含むことが好ましい。
本発明において、前記能動素子はバリキャップであることが好ましい。この構成によれば、外部制御電圧を用いてキャパシタンスを容易に制御することができ、これにより低域側の共振周波数を制御することができる。
本発明において、前記能動素子はスイッチ集積回路であることが好ましい。SP3Tスイッチ等のスイッチ集積回路を用いた場合には、周波数調整用のチップ部品の実装位置を自由に選択できるので、バリキャップと比較して共振周波数を容易に制御することができる。
本発明において、前記第1及び第2のインダクタは、プリント基板上に形成された一本の帯状導体パターンを含むことが好ましい。第1及び第2のインダクタを一本の連続する帯状導体パターンで形成した場合には、第1及び第2のインダクタのインダクタンスを、当該帯状導体パターンに接続される前記能動素子の接続位置に基づいて決定することができる。能動素子の接続位置をアンテナ素子の給電点に近づけるとその効果が強まり、遠ざけるとその効果が弱まることから、低域側の共振周波数の微調整及び周波数変化幅の最適化を実現することができる。
本発明によれば、単純なアンテナ素子構造を用いると共に、整合回路上においてマルチバンド化が実現された高性能なアンテナ装置を提供することができる。
図1は、本発明のアンテナ装置を含む携帯電話全体の構成を示す略斜視図であって、ケースが省略された内部構造を示している。 図2は、図1に示すアンテナ装置10の拡大図であって、図1のアンテナ装置を裏側から見た略斜視図である。 図3は、アンテナ素子11の構成を示す展開図である。 図4は、整合回路14の構成の一例を示す等価回路図である。 図5は、整合回路14の実際の回路パターンを示す略斜視図であり、 図6(a)及び(b)は、整合回路14の表裏面の回路パターンの構成を示す平面図である。 図7は、整合回路14の構成の他の例であって、能動素子としてSP3T(Single Pole Three Throw)スイッチを用いた整合回路の構成を示す等価回路図である。 図8は、整合回路14の実際の回路パターンを示す略斜視図であり、 図9(a)及び(b)は、整合回路14の表裏面の回路パターンの構成を示す平面図である。 図10(a)及び(b)は、バリキャップを用いた並列接続タイプのアンテナ装置のアンテナ特性を示すグラフであって、(a)はリターンロス特性、(b)は放射効率をそれぞれ示している。 図11(a)及び(b)は、SP3Tスイッチを用いた並列接続タイプのアンテナ装置のアンテナ特性を示すグラフであって、(a)はリターンロス、(b)は放射効率をそれぞれ示している。 図12は、比較例によるバリキャップを用いた直列接続タイプのアンテナ装置の等価回路図である。 図13(a)及び(b)は、バリキャップを用いた直列接続タイプのアンテナ装置のアンテナ特性を示すグラフであって、(a)はリターンロス、(b)は放射効率をそれぞれ示している。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明のアンテナ装置を含む携帯電話全体の構成を示す略斜視図であって、ケースが省略された内部構造を示している。
本発明によるアンテナ装置10はマルチバンドアンテナであって、例えば図1に示すように、折り畳みタイプの携帯電話1に設置されるものである。一般に、折り畳みタイプの携帯電話1は、上部基体2側にディスプレイ4やスピーカ5が設けられ、下部基体3側にRF回路基板6やバッテリ7が設けられるが、本発明によるアンテナ装置10は下部基体3の下端部に設けられている。アンテナ装置10は、下部基体3の幅方向(短辺方向)と平行に延びるアンテナ素子11を備えている。
図2は、図1に示すアンテナ装置10の拡大図であって、図1のアンテナ装置を裏側から見た略斜視図である。また、図3は、アンテナ素子11の構成を示す展開図である。
図2及び図3に示すように、アンテナ装置10は、アンテナ素子11と、アンテナ素子11に接続された整合回路基板14Sとを備えている。アンテナ素子11は、誘電体からなる基体12と、基体12の表面に形成された放射導体13とを備え、整合回路基板14は基体12の内側に収容されている。整合回路基板14S上には後述する整合回路(不図示)の他、マイク8が実装されており、通話音声はマイク8から入力される。基体12は携帯電話1の幅方向に延びる細長い形状を有し、基体12の表面に形成された放射導体13はコンタクトピンを介して整合回路14に接続されている。特に限定されるものではないが、基体12のサイズ(最大サイズ)は44.5×8.8×4.1(mm)とすることができる。
アンテナ素子11の基体12は、上面12a及び6つの側面12b〜12gを有するが、携帯電話1のメイン基板1m側には側面がない不完全な容器構造である。基体12の6つの側面12b〜12gのうち、2つの側面12b,12cは基体12の長手方向と概ね平行な面であり、他の2つの側面12d,12eは、長手方向と約45度の角度で交差するテーパー面であり、さらに他の2つの側面12f,12gは、長手方向と直交する面である。特に限定されるものではないが、基体12の材料としては比誘電率ε=3のPC/ABS樹脂を用いることができる。
放射導体13は、基体12の長手方向に延びる細長いパターンである。放射導体13は基体12の上面12a、基体12の長手方向と略平行な側面12b,12c、テーパー面である2つの側面12d,12eに形成されているが、基体12の長手方向と直交する2つの側面12f,12gには形成されていない。すなわち、放射導体13はその長手方向に対して屈曲部がない平坦な形状を有している。なお、基体12の上面12aにおいて放射導体13の幅が先細りとなるテーパー形状にしている理由は、電圧最大点である放射導体の先端(開放端)とグランドとの結合を防止し、放射効率を高めるためである。
一般に、マルチバンドアンテナの放射導体は、低い周波数帯で約λg/4(λgは実効波長)、高い周波数帯でλg/2から3λg/4となるようにその電気長が設定される。しかし、本実施形態の放射導体13は、低い周波数帯で約λg/8、高い周波数帯で3λg/8となるようにその電気長が設定されており、整合回路14もこのような極限まで小型化された放射導体に好適な回路構成となっている。なお、λg/8はアンテナの利得が極端に劣化するアンテナサイズの境界と考えられている。整合回路14内に能動素子を設けることにより、アンテナ素子の放射導体13を複雑な形状にする必要が無くなるので、放射導体13をベタパターンとすることで広帯域化を図ることができ、さらにその先端をテーパー形状とすることで放射効率をさらに改善することができる。
放射導体13の一部は、基体12の側面12bと反対側に位置する基体12の上面12aを構成する平板部材のエッジ12hを経由して裏面側に回り込んでおり、コンタクトピンとの接続面13bを構成している。コンタクトピンの先端がこの接続面13bに当接することにより、アンテナ素子11と整合回路14との電気的な接続が確保される。さらに整合回路14上の各信号入力端子は、RF回路基板6に接続されており、また整合回路14上のグランドパターンは、キーパッド等が設けられた下部基体3のグランドパターンGNDに接続されている。
従来のマルチバンドアンテナの放射導体は、屈曲部や分岐部、または無給電素子を必要とするため構造が複雑であるが、本実施形態によるマルチバンドアンテナは、マルチバンド化が主として整合回路上で実現されるので、放射導体の構造は非常に単純化されている。すなわち、放射導体13の長手方向に屈曲部がなく、放射導体上に流れる電流の打消しや素子間の無駄な電磁結合が軽減できるため、放射効率を改善することができる。また放射導体の構造がシンプルであるため、放射導体の特性ばらつきを軽減することができ、さらに共振周波数の合わせ込みの工数が減少するといったメリットがある。
図4は、整合回路14の構成の一例を示す等価回路図である。
図4に示すように、整合回路14は、アンテナ素子11の給電点P1に接続されたインダクタL1、L2及びキャパシタC1からなるLC直列回路と、インダクタL2とキャパシタC1の直列回路と並列に接続されたバリキャップVC(能動素子)と、アンテナ素子11の給電点P1とRF信号入出力端子P2との間に直列挿入されたキャパシタC2と、キャパシタC2とRF信号入出力端子P2との間に挿入されたインダクタL3と、アンテナ素子11の給電点P1に並列接続されたキャパシタC3と、RF信号入出力端子P2に並列接続されたキャパシタC4とを備えている。また、アンテナ素子11の給電点P1には静電気対策用のインダクタLESDが並列接続されている。
インダクタL1、L2、キャパシタC1、C2及びバリキャップVCは、低域側の共振周波数を制御する第1のリアクタンス回路14Aを構成している。特に限定されるものではないが、低域側の共振周波数は、700MHz帯(「Band12」又は「Band13」)又は800MHz帯(Band5)である。なお、「Band12」は、698〜716MHz(上り)及び728〜746MHz(下り)の周波数帯であり、「Band13」は、777〜787MHz(上り)及び746〜756MHz(下り)の周波数帯である。また、「Band5」は、824〜849MHz(上り)及び869〜894MHz(下り)の周波数帯である。
インダクタL1、L2は低域側の共振周波数を決定するための周波数調整素子であり、またキャパシタC1は直流カット用のバイパスコンデンサである。キャパシタC2はインピーダンス整合素子であると共に直流カット用のバイパスコンデンサとしても機能する。
バリキャップVCは、低域側の共振周波数を調整するための周波数調整素子であり、その一端はインダクタL1とインダクタL2との接続点(ノード)P3に接続されており、他端はグランドに接続されている。すなわち、バリキャップVCはアンテナ素子11と並列に接続されている。バリキャップVCの一端が接続されたノードP3は、抵抗R1を介して制御信号入力端子DC1に接続されており、バリキャップVCには制御電圧が供給され、これによりバリキャップVCのキャパシタンスが調整される。なお、抵抗R1の代わりにチョークコイルを用いてもよい。
インダクタL3、キャパシタC3、C4は、高域側の共振周波数を制御する第2のリアクタンス回路14Bを構成している。特に限定されるものではないが、高域側の共振周波数は、AWS(Advanced Wireless Services)で使用される1710〜1755MHz(上り)及び2110〜2155MHz(下り)の周波数帯(「Band4」という)や、PCS(Personal Communication Services)で使用される1850〜1910MHz(上り)及び1930〜1990MHz(下り)の周波数帯(「Band2」という)である。
インダクタL3は、高域側の共振周波数の決定するための周波数調整素子であり、キャパシタC3、C4はインピーダンス整合素子である。インダクタL3はキャパシタC2と直列接続され、キャパシタC4は並列接続されている。第1のリアクタンス回路14Aと異なり、第2のリアクタンス回路14Bにはバリキャップがないので、高域側の共振周波数は固定である。
なお、低域側の周波数を固定とし、高域側の周波数を切り替えることも考えられるが、小型アンテナの場合、高域側についてはその特性を比較的確保しやすく、それほど問題とならない反面、低域側については所望の特性の確保が難しいという問題となる。したがって、小型アンテナにおいて低い周波数を広い帯域でカバーしようとする場合には、低域側の周波数を調整可能にすることが好ましいといえる。
図5は、整合回路14の実際の回路パターンを示す略斜視図であり、図6(a)及び(b)は、整合回路14の表裏面の回路パターンの構成を示す平面図である。
図5及び図6に示すように、整合回路14は、プリント基板15上に形成された導体パターン及び各種電子部品によって構成される。給電点にはコンタクトピンCPが設けられており、アンテナ素子11はコンタクトピンCPを介して整合回路14に接続される。また、プリント基板上には2つのコネクタCN1,CN2が設けられている。一方のコネクタCN1はRF信号入出力端子であり、他方のコネクタCN2はバリキャップ用制御信号入力端子である。
整合回路14において、インダクタL3、バリキャップVC、キャパシタC1〜C4及び抵抗R1はチップ部品で構成されているが、インダクタL1,L2はプリント基板の長手方向に延びる第1の導体パターン16によって実現されている。また、第1の導体パターン16と平行に第2の導体パターン17が設けられている。第2の導体パターン17はスルーホール導体22aを経由して裏面側のグランドパターンに接続されており、これにより第2の導体パターン17もグランドパターンとして機能する。
第1及び第2の導体パターン16,17には櫛歯状の端子部16a,17aが設けられており、この端子部16a,17aを短絡するようにバリキャップVC及びキャパシタC1のチップ部品が実装される。櫛歯状の端子部16a,17aによるチップ部品の実装箇所は5箇所である。よってバリキャップVC及びキャパシタC1の実装位置は変更可能であり、その実装位置を選択できるようになっている。特に、バリキャップVCの実装位置を給電点P1に近づけるとその効果が強まり、遠ざけるとその効果が弱まることから、低域側の共振周波数の微調整及び周波数変化幅の最適化を実現することができる。
インダクタL1,L2はバリキャップVC及びキャパシタC1の実装位置から定められ、バリキャップVCの実装位置から見て給電点P1寄りがインダクタL2、バリキャップVCとキャパシタC1との間がインダクタL1である。このように、インダクタL1、L2のインダクタンスはバリキャップVC及びキャパシタC1の実装位置に応じて変化する。
第2のリアクタンス回路14Bにおいて、キャパシタC4の一端が接続される第3の導体パターン18は、スルーホール導体22bを経由して裏面側のグランドパターン23に接続されており、これにより第3の導体パターン18もグランドパターンとして機能する。キャパシタC4の他端は第4の導体パターン19を介してインダクタL3の一端に接続されている。インダクタL3はチップ部品で構成されるが、インダクタL3のチップ部品の実装位置も2箇所設けられており、その実装位置を変更可能である。インダクタL3をキャパシタC4から遠ざかる第2の実装位置P5に実装した場合には、第5及び第6の導体パターン20,21によるインダクタンス成分がインダクタL3に加わって全体のインダクタンスが増加する。したがって、高域側の共振周波数の微調整を実現することができる。
図7は、整合回路14の構成の他の例であって、能動素子としてSP3T(Single Pole Three Throw)スイッチを用いた整合回路の構成を示す等価回路図である。
図7に示すように、この整合回路14は、図4に示したバリキャップVCの代わりにSP3TスイッチSWを有している。その他の構成は図4に示した整合回路と同一であるため、同一の構成要素に同一の符号を付して説明を省略する。
SP3TスイッチSWは、3つの入力端子と共通出力端子との接続を外部制御電圧によって切り替えるものであり、第1の入力端子はキャパシタC5を介してインダクタL1とインダクタL2との間のノードP3に接続されており、第2の入力端子はキャパシタC6を介してノードP3に接続されており、第3の入力端子はインダクタL4を介してノードP3に接続されている。キャパシタC5,C6,C7は互いに静電容量が異なるチップコンデンサである。
また、SP3TスイッチSWの共通出力端子はキャパシタC7を介してグランドに接続されている。さらに、SP3Tスイッチは制御電圧を供給する3つの制御信号入力端子DC2,DC3,DC4に接続されており、これによりの3つのスイッチがそれぞれ制御される。なお、キャパシタC8,C9,C10は、各制御信号ラインに接続されたバイパスコンデンサである。
インダクタL1,L2はSP3TスイッチSWの接点から定められ、SP3Tスイッチの接点がオンとなっている接点に接続されているチップ部品の実装位置から見て給電点P1寄りがインダクタL2、反対側がインダクタL1である。そのため、インダクタL1、L2のインダクタンスはSP3Tスイッチの接続状態に応じて変化する。
本実施形態による整合回路14は、能動素子としてST3PスイッチSWを有し、バリキャップ並列接続タイプと概ね同等の特性を持つ。またSP3TスイッチではDC制御ラインが1つから3つに増えることになるが、制御電圧が約+2.8Vであり、携帯電話のバッテリ電圧(例えば3.3V)よりも低い電圧で動作するので、バッテリ電圧以上の電圧を供給するためのDC−DCコンバータが不要となる
図8は、整合回路14の実際の回路パターンを示す略斜視図であり、図9(a)及び(b)は、整合回路14の表裏面の回路パターンの構成を示す平面図である。
図8及び図9に示すように、整合回路14は、プリント基板15上に形成された導体パターン及び各種電子部品によって構成される。給電点にはコンタクトピンCPが設けられており、アンテナ素子11はコンタクトピンCPを介して整合回路14に接続されている。また、プリント基板上には1つのコネクタCN1が設けられている。このコネクタはRF信号入出力端子である。
第1の導体パターン16にはインダクタL4,キャパシタC5,C6のチップ部品の一端が接続されている。インダクタL4,キャパシタC5,C6のチップ部品の他端は、対応するスルーホール導体22cを介して裏面側のSP3TスイッチSWに接続されている。プリント基板15の裏面には、SP3TスイッチSWの他、キャパシタC7〜C10のチップ部品が実装されている。また、プリント基板15の裏面には、SP3TスイッチSWに接続された3つのDC制御電圧入力端子DC2,DC3,DC4が設けられている。なおバリキャップの場合と異なり、ST3Pスイッチを用いた場合にはキャパシタだけでなくインダクタL4も調整素子の一つとして利用できる。
以上説明したように、本実施形態によるアンテナ装置は、アンテナの放射導体自身の損失を最小限に抑えるために構造を単純化(誘電体基体の数が最少、放射素子の屈曲部最少、放射素子上にチップ素子無し)し、前記放射素子(誘電体基体を含む)とは別基板上に能動素子付き整合回路が構成され、前記能動素子は給電に対し並列に接続されているので、整合回路の損失を低減することができる。
また、本実施形態によるアンテナ装置は、アンテナ素子11の給電点P1から見たバリキャップVCの実装位置を変更することにより、低域側の共振周波数の変化幅を制御することができる。すなわち、バリキャップVCを用いて低域側の共振周波数だけを調整し、高域側の共振周波数を固定する場合、従来の整合回路では、バリキャップVCを並列接続すると、高域側の周波数特性を保持できず大きく変化してしまうが、本実施形態のようにバリキャップを給電点P1から遠くに引き離すことで高域側の変化を鈍くし、高域側の共振周波数を実質的に固定化することができる。
また、本実施形態によるアンテナ装置は、能動素子を並列接続しているため直列接続に比べて損失を軽減することができる。特に、能動素子としてSP3Tスイッチを使用することでコンデンサの実装位置を自由に選択できるため、バリキャップと比較して共振周波数をコントロールしやすい。また、コントロール電圧が低く、バッテリ電圧以下であるため、消費電力を低減することもできる。さらには、DC−DCコンバータ等が不要となるため、電源回路が複雑にならないというメリットもある。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態においては、能動素子の一例としてSP3Tスイッチを挙げたが、SPDT(Single Pole Double Throw)、DPDT(Double Pole Double Throw)、SP4T(Single Pole Fourth Throw)等の他のスイッチ集積回路を能動素子として用いることも可能である。
(実施例1)
図4〜図6に示したバリキャップを用いた並列接続タイプのアンテナ装置のリターンロス特性及び放射効率をシミュレーションにより求めた。アンテナ装置の各素子の値は以下の通りである。すなわち、L3=5.6nH、C1=100pF、C2=0.9pF、C3=2.1pF、C4=1.4pFとし、L1とL2は導体パターンで形成している。また、バリキャップVCのキャパシタンスは、10pF、7pF、0.5pFの3種類に設定した。
図10(a)及び(b)は、バリキャップを用いた並列接続タイプのアンテナ装置のアンテナ特性を示すグラフであって、(a)はリターンロス特性、(b)は放射効率をそれぞれ示している。また、グラフ中の垂直破線はLTE(Long Term Evolution)の使用周波数帯を示している。
図10(a)に示すように、バリキャップVCのキャパシタンスを10pF、7pF、及び0.5pFとすることにより、低域側の共振周波数をBand12、Band13、及びBand5の帯域内に設定することができた。また、高域側の共振周波数をBand4及びBand2の帯域内において概ね−5dB以下にすることができた。
また、図10(b)に示すように、Band12、Band13、及びBand5における放射効率のピークの平均値は−5.1dBとなり、後述するバリキャップを用いた直列接続タイプよりも高く、また帯域幅も広くなることが分かった。さらに、放射効率のピーク値の変動幅(最大と最小の差)が1.1dBであり、各周波数の切り替え時において通信品質の劣化が比較的小さいことが分かった。
(実施例2)
図7〜図9に示したSP3Tスイッチを用いた並列接続タイプのアンテナ装置のリターンロス特性及び放射効率をシミュレーションにより求めた。アンテナ装置の各素子の値は以下の通りである。すなわち、L3=5.6nH、C1=100pF、C2=0.9pF、C3=2.1pF、C4=1.4pFとし、L1とL2は導体パターンで形成している。また、C5=8.5pF、C6=0.5pFとし、L4は0Ωのショートチップ(短絡パターンでもよい)とした。
図11(a)及び(b)は、SP3Tスイッチを用いた並列接続タイプのアンテナ装置のアンテナ特性を示すグラフであって、(a)はリターンロス、(b)は放射効率をそれぞれ示している。
図11(a)に示すように、SP3Tスイッチにより選択される各素子を8.5pF、0.5pF、及び0Ω(短絡)とすることにより、低域側の共振周波数をBand12、Band13、及びBand5の帯域内に設定することができた。また、高域側の共振周波数をBand4及びBand2の帯域内において概ね−5dB以下にすることができた。
また、図11(b)に示すように、Band12、Band13、及びBand5における放射効率のピークの平均値は−4.7dBとなり、後述するバリキャップを用いた直列接続タイプよりも高く、また帯域幅も広くなることが分かった。さらに、放射効率のピーク値の変動幅(最大と最小の差)が1.2dBであり、各周波数の切り替え時において通信品質の劣化が比較的小さいことが分かった。
(比較例)
バリキャップを用いた直列接続タイプのアンテナ装置のリターンロス特性及び放射効率をシミュレーションにより求めた。なお、直列接続タイプのアンテナ装置の等価回路図を図12に示す。アンテナ装置の各素子の値は以下の通りである。すなわち、L2=24nH、L3=5.6nH、C1=100pF、C2=0.9pF、C3=1.9pF、C4=1.6pFとした。L1は導体パターンで形成している。また、バリキャップVCのキャパシタンスは、2.2pF、1.8pF、1.3pFの3種類に設定した。
図13(a)及び(b)は、バリキャップを用いた直列接続タイプのアンテナ装置のアンテナ特性を示すグラフであって、(a)はリターンロス特性、(b)は放射効率をそれぞれ示している。また、グラフ中の垂直破線はLTE(Long Term Evolution)の使用周波数帯を示している。
図13(a)に示すように、バリキャップVCのキャパシタンスを2.2pF、1.8pF、及び1.3pFとすることにより、低域側の共振周波数をBand12、Band13、及びBand5の帯域内に設定することができた。
また、図13(b)に示すように、Band12、Band13、及びBand5における放射効率のピークの平均値は−6.0dBとなり、上述した並列接続タイプよりも低く、また帯域幅も狭くなることが分かった。さらに、放射効率のピーク値の変動幅(最大と最小の差)が2.5dBであり、各周波数の切り替え時において通信品質の劣化が比較的大きいことが分かった。
1 携帯電話
1m 携帯電話のメイン基板
2 上部基体
3 下部基体
4 ディスプレイ
5 スピーカ
6 RF回路基板
7 バッテリ
8 マイク
10 アンテナ装置
11 アンテナ素子
12 基体
12a 基体の上面
12b〜12g 基体の側面
12h 基体のエッジ
13 放射導体
13b 接続面
14 整合回路
14S 整合回路基板
14A 第1のリアクタンス回路
14B 第2のリアクタンス回路
15 プリント基板
16 第1の導体パターン
16a 第1の導体パターンの端子部
17 第2の導体パターン
17a 第2の導体パターンの端子部
18 第3の導体パターン
19 第4の導体パターン
20 第5の導体パターン
21 第6の導体パターン
22a スルーホール導体
22b スルーホール導体
22c スルーホール導体
23 グランドパターン
C1〜C10 キャパシタ
CN1,CN2 コネクタ
CP コンタクトピン
DC1〜DC4 制御信号入力端子
L1,L2 インダクタ
L3 インダクタ
L4 インダクタ
LESD インダクタ
P1 アンテナ素子の給電点
P2 RF信号入出力端子
P3 ノード
P5 インダクタの実装位置
R1 抵抗
SW SP3Tスイッチ
VC バリキャップ

Claims (7)

  1. 複数の周波数帯域で動作するアンテナ装置であって、
    誘電体からなる基体と、
    前記基体の表面に形成された放射導体と、
    前記放射導体の給電点に接続された整合回路とを備え、
    前記整合回路は、
    前記低域側の共振周波数を制御する第1のリアクタンス回路と、
    前記高域側の共振周波数を制御する第2のリアクタンス回路とを備え、
    前記第1のリアクタンス回路は能動素子を含み、前記能動素子は前記放射導体に対して並列に接続されていることを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記第1のリアクタンス回路は、
    前記放射導体の給電点に接続された第1のインダクタ、第2のインダクタ及び第1のキャパシタの直列回路を含み、
    前記能動素子は、前記第1のインダクタと前記第2のインダクタとの間に並列接続されていることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記第1のリアクタンス回路は、
    前記放射導体の給電点とRF信号入出力端子との間に直列挿入された第2のキャパシタをさらに含むことを特徴とする請求項2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記第2のリアクタンス回路は、
    前記放射導体の給電点と前記RF信号入出力端子との間に直列挿入された第3のインダクタと、
    前記放射導体の給電点に並列接続された第3のキャパシタと、
    前記RF信号入出力端子に並列接続された第4のキャパシタを含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
  5. 前記能動素子がバリキャップであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
  6. 前記能動素子がスイッチ集積回路であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
  7. 前記第1及び第2のインダクタは、プリント基板上に形成された一本の帯状導体パターンを含むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
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