JP2012119964A - 携帯端末、状態検出方法およびプログラム - Google Patents

携帯端末、状態検出方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】部品搭載面積や部品コストの削減を図る。
【解決手段】携帯端末100が閉じた状態で筐体200と筐体300とが対向する面に設けられ、表示部230が表示する画面の明るさを調整するために照度を測定する照度計210が測定した照度に基づいて、制御部310が、携帯端末100が開いた状態であるかどうかを判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、開閉状態を検出する携帯端末、状態検出方法およびプログラムに関する。
携帯端末のスタイルとして、折り畳み式やスライド式が市場に多く出回っている。
このような、折り畳み式の携帯端末やスライド式の携帯端末は、携帯端末を閉じた状態では、液晶モジュール等の表示部(ディスプレイ)を閲覧することができず、情報を入力するためのボタンキーの操作も行うことができない。
そのため、携帯端末が開いた状態であるか、または閉じた状態であるかを検出(開閉検出)し、携帯端末が閉じた状態であることを検出した場合は、表示部の液晶やバックライトの電源を切るなどして、無駄な電力を消費しないようにしている。
この開閉検出には、磁石とホール素子とを用いたものが考えられている(例えば、特許文献1,2参照。)。
図13は、磁石とホール素子とを用いて開閉検出を行う携帯端末の内部構成の一例を示す図である。
図13に示した携帯端末1000は、筐体2000と筐体3000との2つの筐体から構成されている。
また、筐体2000には、照度計2100と、加速度センサ2200と、表示部2300と、ホール素子2400とが設けられている。
照度計2100は、携帯端末1000の外部の照度を測定する。この照度計2100が測定した結果は、表示部2300に表示される画面の明るさを調整するために用いられる。例えば、照度計2100が測定した照度が明るい場合は、画面の明るさを明るくし、また、照度計2100が測定した照度が暗い場合は、画面の明るさを暗くするといった制御が行われる。
加速度センサ2200は、携帯端末1000の動作として加速度を検出する。
表示部2300は、画面を表示する液晶モジュール等のディスプレイである。
ホール素子2400は、磁石3300によって発生する磁界を検出する。
また、筐体3000には、制御部3100と、記憶部3200と、磁石3300とが設けられている。
制御部3100は、これら構成要素を含む携帯端末1000全体を制御する。また、制御部3100は、ホール素子2400が磁界を検出した場合、携帯端末1000が閉じた状態であると判定し、ホール素子2400が磁界を検出していない場合、携帯端末1000が開いた状態であると判定する。
記憶部3200は、所定の情報を記憶する。
磁石3300は、磁界を発生する一般的な磁石である。
図14は、図13に示した携帯端末1000の外観図の一例である。ここでは、携帯端末1000が、折り畳み式である場合を例に挙げて示している。
図14に示すように、携帯端末1000を折り畳むことにより、筐体2000と筐体3000とが重なる場合、ホール素子2400と磁石3300とが重なるように配置されている。これにより、携帯端末1000の開閉状態を、ホール素子2400と磁石3300とによって検出することができる。
特開2006−191438号公報 特開2008−067197号公報
しかしながら、上述したホール素子2400および磁石3300は、携帯端末1000の開閉検出のためのみ使用され、それ以外の用途では使用されない。
一方、近年の携帯端末は、高機能化のため、さまざまなセンサ等の多くの部品を搭載しており、部品搭載面積や部品コストが増大し、その削減が求められている。
そのため、1つの用途だけで用いられる2つの部品の搭載は、部品搭載面積や部品コストの削減を図ることができないという問題点がある。
本発明の目的は、上述した課題を解決する携帯端末、状態検出方法およびプログラムを提供することである。
本発明の携帯端末は、
第1および第2の筐体から構成された折り畳み式またはスライド式の携帯端末であって、
画面を表示する表示部と、
当該携帯端末が閉じた状態で前記第1の筐体と前記第2の筐体とが対向する面に設けられ、前記表示部が表示する画面の明るさを調整するために照度を測定する照度計と、
前記照度計が測定した照度に基づいて、当該携帯端末が開いた状態であるかどうかを判定する制御部とを有する。
また、本発明の状態検出方法は、
第1および第2の筐体から構成され、閉じた状態で前記第1の筐体と前記第2の筐体とが対向する面に照度を測定する照度計が設けられた折り畳み式またはスライド式の携帯端末の開閉状態を検出する状態検出方法であって、
前記照度計が照度を測定する処理と、
前記照度計が測定した照度に基づいて、当該携帯端末が開いた状態であるかどうかを判定する処理とを行う。
また、本発明のプログラムは、
第1および第2の筐体から構成され、閉じた状態で前記第1の筐体と前記第2の筐体とが対向する面に照度を測定する照度計が設けられた折り畳み式またはスライド式の携帯端末に実行させるためのプログラムであって、
前記照度を測定する手順と、
前記測定した照度に基づいて、当該携帯端末が開いた状態であるかどうかを判定する手順とを実行させる。
以上説明したように、本発明においては、部品搭載面積や部品コストの削減を図ることができる。
本発明の携帯端末の実施の一形態を示す図である。 図1に示した携帯端末の外観図の一例である。 本発明の携帯端末の他の実施の形態を示す図である。 図3に示した携帯端末の外観図の一例である。 図1に示した記憶部に記憶された閾値の一例を示す図である。 図1に示した記憶部に記憶された閾値の他の例を示す図である。 図1に示した記憶部に記憶された閾値の他の例を示す図である。 図1に示した記憶部に図5に示した閾値が記憶されている場合の状態検出方法のうち、携帯端末が閉状態から開状態となったかどうかを判定する方法を説明するためのフローチャートである。 図1に示した記憶部に図5に示した閾値が記憶されている場合の状態検出方法のうち、携帯端末が開状態から閉状態となったかどうかを判定する方法を説明するためのフローチャートである。 図1に示した記憶部に記憶された閾値の他の例を示す図である。 図1に示した記憶部に図10に示した閾値が記憶されている場合の状態検出方法のうち、携帯端末が閉状態から開状態となったかどうかを判定する方法を説明するためのフローチャートである。 図1に示した記憶部に図10に示した閾値が記憶されている場合の状態検出方法のうち、携帯端末が開状態から閉状態となったかどうかを判定する方法を説明するためのフローチャートである。 磁石とホール素子とを用いて開閉検出を行う携帯端末の内部構成の一例を示す図である。 図13に示した携帯端末の外観図の一例である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の携帯端末の実施の一形態を示す図である。
本形態における携帯端末100は図1に示すように、第1の筐体である筐体200と、第2の筐体である筐体300との2つの筐体から構成されている。また、筐体200と筐体300とは、フレキシブル基板やケーブル等で電気的に接続されている。なお、図1に示す携帯端末100は、折り畳み式の携帯端末である。
また、筐体200には、照度計210と、加速度センサ220と、表示部230とが設けられている。
また、筐体300には、制御部310と、記憶部320とが設けられている。
照度計210は、携帯端末100の外部の照度を測定する。照度計210は、一般的な携帯端末に設けられているものと同様に、表示部230に表示される画面の明るさを調整するためにも用いられる。例えば、照度計210が測定した照度が明るい場合は、画面の明るさを明るくし、また、照度計210が測定した照度が暗い場合は、画面の明るさを暗くするといった明るさの調整のためにも用いられる。また、照度計210は、測定した照度を制御部310へ出力する。
加速度センサ220は、携帯端末100の動作として加速度を検出する3軸(3次元)測定可能なセンサである。また、加速度センサ220は、検出した加速度を制御部310へ出力する。
表示部230は、画面を表示するための液晶パネルやバックライトを含む液晶モジュール等のディスプレイである。
制御部310は、これら構成要素を含む携帯端末100全体を制御する。また、制御部310は、照度計210から出力されてきた照度に基づいて、携帯端末100が開いた状態であるかどうかを判定する。具体的な判定方法は、後述する。
記憶部320は、あらかじめ設定された閾値を記憶する。この閾値は、制御部310が、携帯端末100が開いた状態であるかどうかを判定する際に用いる。
なお、照度計210、加速度センサ220、制御部310および記憶部320は、筐体200と筐体300とのどちらに配置されていてもかまわない。また、近年の携帯端末に搭載されている角速度センサが搭載されていても良い。また、一般的な携帯端末に搭載されている他の要素(例えば、通信部、入力部、スピーカー等)は、図1にて省略した。
図2は、図1に示した携帯端末100の外観図の一例である。
図2に示すように、筐体200と筐体300とは、ヒンジ等で可動につながっている。
また、矢印付き破線で示すように、筐体200と筐体300とが開閉可能となっており、図2に示すような状態が開いた状態(開状態)であり、筐体200と筐体300とが重なっている状態が閉じた状態(閉状態)である。
また、図2に示すように、照度計210が、携帯端末100が閉じた状態で筐体200と筐体300とが対向する面に設けられている。つまり、携帯端末100が閉じた状態では、照度計210は、筐体200と筐体300とに覆われた状態となる。そのため、携帯端末100が閉じた状態では、照度計210が測定する照度が暗く、携帯端末100が開いた状態では、照度計210が測定する照度が明るい。
図3は、本発明の携帯端末の他の実施の形態を示す図である。
本形態における携帯端末100は図3に示すように、図1に示した照度計210が筐体300に設けられている点で、図1に示した形態と異なる。なお、図3に示す携帯端末100は、スライド式の携帯端末である。
各構成要素の動きは、図1に示した形態と同じである。
図4は、図3に示した携帯端末100の外観図の一例である。
図4に示すように、筐体200と筐体300とは、矢印付き破線で示すように筐体300上を筐体200がスライド移動できるような部品でつながっている。
また、図4に示すような状態が開いた状態(開状態)であり、筐体200と筐体300とが重なっている状態が閉じた状態(閉状態)である。
また、図2に示すように、照度計210が、携帯端末100が閉じた状態で筐体200と筐体300とが対向する面に設けられている。つまり、携帯端末100が閉じた状態では、照度計210は、筐体200と筐体300とに覆われた状態となる。そのため、携帯端末100が閉じた状態では、照度計210が測定する照度が暗く、携帯端末100が開いた状態では、照度計210が測定する照度が明るい。
以下、図1に示した形態を例に挙げて、制御部310における携帯端末100の開閉検出の方法を説明する。
図5は、図1に示した記憶部320に記憶された閾値の一例を示す図である。
図1に示した記憶部320には図5に示すように、あらかじめ設定された閾値「A」が記憶されている。この閾値「A」は、照度を示す値である。制御部310は、この閾値を記憶部320から読み出し、照度計210から出力されてきた照度と比較し、比較の結果に基づいて、携帯端末100が開いた状態であるかどうかを判定する。
具体的には、制御部310は、比較の結果、照度計から出力されてきた照度が記憶部320から読み出した閾値「A」を超えている場合、携帯端末100が開いた状態であると判定する。一方、制御部310は、比較の結果、照度計から出力されてきた照度が記憶部320から読み出した閾値「A」以下である場合、携帯端末100が閉じた状態であると判定する。
図6は、図1に示した記憶部320に記憶された閾値の他の例を示す図である。
図1に示した記憶部320には図6に示すように、あらかじめ設定された2つの閾値「B」(第1の閾値)および「C」(第2の閾値)が記憶されている。なお、閾値「C」は閾値「B」よりも小さな数値を示す(照度が暗い)値である。
閾値「B」は、制御部310が、携帯端末100が閉じた状態から開いた状態へ変化したかどうかを判定するための照度の閾値である。つまり、制御部310は、携帯端末100が閉じた状態である場合、閾値「B」を記憶部320から読み出し、照度計210から出力されてきた照度と比較し、比較の結果に基づいて、携帯端末100が開いた状態になったかどうかを判定する。具体的には、携帯端末100が閉じた状態であるとき、照度計210から出力されてきた照度と、記憶部320から読み出した閾値「B」とを比較し、比較の結果、照度計から出力されてきた照度が記憶部320から読み出した閾値「B」を超えた場合、携帯端末100が開いた状態になったと判定する。
一方、閾値「C」は、制御部310が、携帯端末100が開いた状態から閉じた状態へ変化したかどうかを判定するための照度の閾値である。つまり、制御部310は、携帯端末100が開いた状態である場合、閾値「C」を記憶部320から読み出し、照度計210から出力されてきた照度と比較し、比較の結果に基づいて、携帯端末100が閉じた状態になったかどうかを判定する。具体的には、携帯端末100が開いた状態であるとき、照度計210から出力されてきた照度と、記憶部320から読み出した閾値「C」とを比較し、比較の結果、照度計から出力されてきた照度が記憶部320から読み出した閾値「C」以下となった場合、携帯端末100が閉じた状態になったと判定する。
このように、携帯端末100が閉じた状態から開いた状態を判定するための閾値と、当該閾値よりも小さな値である、携帯端末100が開いた状態から閉じた状態を判定するための閾値との、2つの閾値を用いることにより、閾値周辺での照度の変化による開閉状態の変化が多発することを防ぐことができる。
また、記憶部320は、複数の時間帯に分けた閾値を記憶するものであっても良い。
図7は、図1に示した記憶部320に記憶された閾値の他の例を示す図である。
図1に示した記憶部320には図7に示すように、あらかじめ設定された2つの時間帯にそれぞれ応じた閾値「D」および「E」が記憶されている。図7に示した例では、時間帯として、6時から18時(昼間帯)と、18時から6時(夜間帯)とが記憶されている。
閾値「D」は、6時から18時までの間に、制御部310が、携帯端末100の開閉状態を判定するための照度の閾値である。つまり、制御部310は、6時から18時までの間では、閾値「D」を記憶部320から読み出し、照度計210から出力されてきた照度と比較し、比較の結果に基づいて、携帯端末100の開閉状態を判定する。具体的には、6時から18時までの間では、制御部310は、比較の結果、照度計から出力されてきた照度が記憶部320から読み出した閾値「D」を超えている場合、携帯端末100が開いた状態であると判定する。一方、制御部310は、比較の結果、照度計から出力されてきた照度が記憶部320から読み出した閾値「D」以下である場合、携帯端末100が閉じた状態であると判定する。
また、閾値「E」は、18時から6時までの間に、制御部310が、携帯端末100の開閉状態を判定するための照度の閾値である。つまり、制御部310は、18時から6時までの間では、閾値「E」を記憶部320から読み出し、照度計210から出力されてきた照度と比較し、比較の結果に基づいて、携帯端末100の開閉状態を判定する。具体的には、18時から6時までの間では、制御部310は、比較の結果、照度計から出力されてきた照度が記憶部320から読み出した閾値「E」を超えている場合、携帯端末100が開いた状態であると判定する。一方、制御部310は、比較の結果、照度計から出力されてきた照度が記憶部320から読み出した閾値「E」以下である場合、携帯端末100が閉じた状態であると判定する。
昼間帯と夜間帯とでは、周囲の明るさ(照度)が異なるため、このようにそれぞれについての閾値を設定し、現在の時刻が含まれる時間帯と対応付けられている閾値を用いて携帯端末100の開閉を判定することで、より正確な判定を行うことができる。
以下に、図1に示した記憶部320に図5に示した閾値が記憶されている場合の状態検出方法について説明する。
まずは、携帯端末100が閉状態から開状態となったかどうかを判定する方法について説明する。
図8は、図1に示した記憶部320に図5に示した閾値が記憶されている場合の状態検出方法のうち、携帯端末100が閉状態から開状態となったかどうかを判定する方法を説明するためのフローチャートである。
携帯端末100が閉じた状態から、照度計210が測定した照度と、記憶部320に記憶されている閾値とが制御部310によって比較される(ステップS1)。
比較の結果、照度計210が測定した照度が記憶部320に記憶されている閾値を超えた場合、制御部310によって携帯端末100は開状態であると判定される(ステップS2)。
一方、比較の結果、照度計210が測定した照度が記憶部320に記憶されている閾値を超えていない場合、携帯端末100の開閉状態は閉状態のままとなる。
次に、携帯端末100が開状態から閉状態となったかどうかを判定する方法について説明する。
図9は、図1に示した記憶部320に図5に示した閾値が記憶されている場合の状態検出方法のうち、携帯端末100が開状態から閉状態となったかどうかを判定する方法を説明するためのフローチャートである。
携帯端末100が開いた状態から、照度計210が測定した照度と、記憶部320に記憶されている閾値とが制御部310によって比較される(ステップS11)。
比較の結果、照度計210が測定した照度が記憶部320に記憶されている閾値以下である場合、制御部310によって携帯端末100は閉状態であると判定される(ステップS12)。
一方、比較の結果、照度計210が測定した照度が記憶部320に記憶されている閾値以下ではない場合、携帯端末100の開閉状態は開状態のままとなる。
以下に、携帯端末100の開閉状態をさらに正確に判定するための方法を説明する。
図10は、図1に示した記憶部320に記憶された閾値の他の例を示す図である。
図1に示した記憶部320には図10に示すように、あらかじめ設定された4つの閾値である、開始閾値「F」(第3の閾値)、終了閾値「G」(第4の閾値)、開始閾値「H」(第5の閾値)および終了閾値「I」(第6の閾値)が記憶されている。
開始閾値「F」および終了閾値「G」は、制御部310が、携帯端末100が閉じた状態から開いた状態へ変化したかどうかを判定するための照度の閾値である。ここで、終了閾値「G」は、開始閾値「F」の値よりも大きな値である。
一方、開始閾値「H」および終了閾値「I」は、制御部310が、携帯端末100が開いた状態から閉じた状態へ変化したかどうかを判定するための照度の閾値である。ここで、終了閾値「I」は、開始閾値「H」の値よりも小さな値である。
これらの閾値を用いた状態検出方法を以下に説明する。
まずは、携帯端末100が閉状態から開状態となったかどうかを判定する方法について説明する。
図11は、図1に示した記憶部320に図10に示した閾値が記憶されている場合の状態検出方法のうち、携帯端末100が閉状態から開状態となったかどうかを判定する方法を説明するためのフローチャートである。
携帯端末100が閉じた状態から、照度計210が測定した照度と、記憶部320に記憶されている開始閾値「F」とが制御部310によって比較される(ステップS21)。
比較の結果、照度計210が測定した照度が記憶部320に記憶されている開始閾値「F」を超えた場合、制御部310によって、加速度センサ220が起動する(ステップS22)。すると、加速度センサ220によって、携帯端末100の3軸の加速度の測定が開始される。
また、制御部310によって、タイマが起動する(ステップS23)。このタイマは、制御部310内に設けられている時間を計るものであっても良いし、制御部310外に設けられた時計等で時間を計るものであっても良い。
その後、照度計210が測定した照度と、記憶部320に記憶されている終了閾値「G」とが制御部310によって比較される(ステップS24)。
比較の結果、照度計210が測定した照度が記憶部320に記憶されている終了閾値「G」を超えていない場合、制御部310によってタイマが満了したかどうかが判定される(ステップS25)。タイマが満了したかどうかの判定は、起動したタイマが計った時間が、あらかじめ設定された値になったかどうかを判定することで行われる。このあらかじめ設定される値は、携帯端末100の外部から利用者等によって入力され、携帯端末100内部に保持されているものである。
タイマが満了していない場合、ステップS24の処理が再度行われる。
一方、タイマが満了した場合は、加速度センサ220が測定した加速度(携帯端末100の動き)の解析が、制御部310によって行われる(ステップS26)。
そして、制御部310によって、加速度の解析の結果、携帯端末100を開く動作の加速度パターンが検出されたかどうかが判定される(ステップS27)。
加速度の解析の結果、携帯端末100を開く動作の加速度パターンが検出された場合、制御部310によって携帯端末100は開状態であると判定される(ステップS28)。
また、ステップS24における比較の結果、照度計210が測定した照度が記憶部320に記憶されている終了閾値「G」を超えている場合、ステップS28の処理が行われる。
一方、ステップS27にて、加速度の解析の結果、携帯端末100を開く動作の加速度パターンが検出されなかった場合は、携帯端末100の開閉状態の変化はないと判定され、このとき、照度計210によって照度が測定され(ステップS29)、開始閾値「F」が現在測定された照度よりも少し大きな値に再設定される(ステップS30)。その後、ステップS21の処理が行われる。
次に、携帯端末100が開状態から閉状態となったかどうかを判定する方法について説明する。
図12は、図1に示した記憶部320に図10に示した閾値が記憶されている場合の状態検出方法のうち、携帯端末100が開状態から閉状態となったかどうかを判定する方法を説明するためのフローチャートである。
携帯端末100が開いた状態から、照度計210が測定した照度と、記憶部320に記憶されている開始閾値「H」とが制御部310によって比較される(ステップS41)。
比較の結果、照度計210が測定した照度が記憶部320に記憶されている開始閾値「H」以下である場合、制御部310によって、加速度センサ220が起動する(ステップS42)。すると、加速度センサ220によって、携帯端末100の3軸の加速度の測定が開始される。
また、制御部310によって、タイマが起動する(ステップS43)。このタイマは、制御部310内に設けられている時間を計るものであっても良いし、制御部310外に設けられた時計等で時間を計るものであっても良い。
その後、照度計210が測定した照度と、記憶部320に記憶されている終了閾値「I」とが制御部310によって比較される(ステップS44)。
比較の結果、照度計210が測定した照度が記憶部320に記憶されている終了閾値「I」以下ではない場合、制御部310によってタイマが満了したかどうかが判定される(ステップS45)。タイマが満了したかどうかの判定は、起動したタイマが計った時間が、あらかじめ設定された値になったかどうかを判定することで行われる。このあらかじめ設定される値は、携帯端末100の外部から利用者等によって入力され、携帯端末100内部に保持されているものである。
タイマが満了していない場合、ステップS44の処理が再度行われる。
一方、タイマが満了した場合は、加速度センサ220が測定した加速度(携帯端末100の動き)の解析が、制御部310によって行われる(ステップS46)。
そして、制御部310によって、加速度の解析の結果、携帯端末100を閉じる動作の加速度パターンが検出されたかどうかが判定される(ステップS47)。
加速度の解析の結果、携帯端末100を閉じる動作の加速度パターンが検出された場合、制御部310によって携帯端末100は閉状態であると判定される(ステップS48)。
また、ステップS44における比較の結果、照度計210が測定した照度が記憶部320に記憶されている終了閾値「I」以下である場合、ステップS48の処理が行われる。
一方、ステップS47にて、加速度の解析の結果、携帯端末100を閉じる動作の加速度パターンが検出されなかった場合は、携帯端末100の開閉状態の変化はないと判定され、このとき、照度計210によって照度が測定され(ステップS49)、開始閾値「H」が現在測定された照度よりも少し小さな値に再設定される(ステップS50)。その後、ステップS41の処理が行われる。
上述した各閾値の値は任意であるが、例えば、夜間帯である場合の閉状態から開状態への開始閾値は10ルクス程度に設定しても良い。また、照度の目安として、太陽光では1000ルクス以上、室内照明環境では100〜1000ルクス程度、照明なしの夜間は10ルクス以下であり、照度は時間帯、状況により大きく異なることを考慮して設定することが好ましい。
例えば、6時から18時までの時間帯は、閾値を室内照明環境でも検出可能な100ルクスとしても良い。一方、太陽光のない時間帯は、閾値を10ルクス以下とし、加速度センサ220と組み合わせた開閉検出手段を使用する。
以上、照度と閾値との比較を制御部310にて行ったが、照度計210にて、閾値以上の照度を検出した場合に制御部310に対して割り込みを発生させる方法も考えられる。
この場合、制御部310は照度を常にモニタする必要がなく、ある照度を超えた場合に動作を開始することができる。
このように、携帯端末100の開閉状態の判定に、ほかの用途ですでに装備されている照度計210や加速度センサ220を使用するため、一般的に携帯端末100の開閉検出のためだけに用いられている磁石およびホール素子が不要となる。
上述した携帯端末100に設けられた各構成要素が行う処理は、目的に応じてそれぞれ作製された論理回路で行うようにしても良い。また、処理内容を手順として記述したコンピュータプログラム(以下、プログラムと称する)を携帯端末100にて読取可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを携帯端末100に読み込ませ、実行するものであっても良い。携帯端末100にて読取可能な記録媒体とは、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、DVD、CDなどの移設可能な記録媒体の他、携帯端末100に内蔵された記憶部320、ROM、RAM等のメモリやHDD等を指す。この記録媒体に記録されたプログラムは、携帯端末100に設けられた制御部310にて読み込まれ、制御部310の制御によって、上述したものと同様の処理が行われる。ここで、制御部310は、プログラムが記録された記録媒体から読み込まれたプログラムを実行するコンピュータとして動作するものである。
100 携帯端末
200,300 筐体
210 照度計
220 加速度センサ
230 表示部
310 制御部
320 記憶部

Claims (10)

  1. 第1および第2の筐体から構成された折り畳み式またはスライド式の携帯端末であって、
    画面を表示する表示部と、
    当該携帯端末が閉じた状態で前記第1の筐体と前記第2の筐体とが対向する面に設けられ、前記表示部が表示する画面の明るさを調整するために照度を測定する照度計と、
    前記照度計が測定した照度に基づいて、当該携帯端末が開いた状態であるかどうかを判定する制御部とを有する携帯端末。
  2. 請求項1に記載の携帯端末において、
    あらかじめ設定された閾値を記憶する記憶部を有し、
    前記制御部は、前記照度計が測定した照度と前記閾値とを比較し、該比較の結果に基づいて、当該携帯端末が開いた状態であるかどうかを判定することを特徴とする携帯端末。
  3. 請求項2に記載の携帯端末において、
    前記制御部は、前記比較の結果、前記照度計が測定した照度が前記閾値を超えている場合、当該携帯端末が開いた状態であると判定し、前記照度計が測定した照度が前記閾値以下である場合、当該携帯端末が閉じた状態であると判定することを特徴とする携帯端末。
  4. 請求項2に記載の携帯端末において、
    前記記憶部は、複数の時間帯に応じた前記閾値をそれぞれ記憶し、
    前記制御部は、前記照度計が測定した照度と現在の時刻が含まれる前記時間帯に応じた閾値とを比較することを特徴とする携帯端末。
  5. 請求項2に記載の携帯端末において、
    前記記憶部は、前記閾値として、第1の閾値と、該第1の閾値よりも小さな値である第2の閾値とを記憶し、
    前記制御部は、前記比較の結果、前記照度計が測定した照度が前記第1の閾値を超えた場合、当該携帯端末が開いた状態になったと判定し、その後、前記照度計が測定した照度が前記第2の閾値以下となった場合、当該携帯端末が閉じた状態になったと判定することを特徴とする携帯端末。
  6. 請求項2に記載の携帯端末において、
    前記記憶部は、前記閾値として、第3の閾値と、該第3の閾値よりも大きな値である第4の閾値とを記憶し、
    前記制御部は、前記比較の結果、前記照度計が測定した照度が前記第3の閾値を超えてから所定の時間内に前記照度計が測定した照度が前記第4の閾値を超えた場合、当該携帯端末が開いた状態になったと判定することを特徴とする携帯端末。
  7. 請求項2に記載の携帯端末において、
    前記記憶部は、前記閾値として、第5の閾値と、該第5の閾値よりも小さな値である第6の閾値とを記憶し、
    前記制御部は、前記比較の結果、前記照度計が測定した照度が前記第5の閾値以下となってから所定の時間内に前記照度計が測定した照度が前記第6の閾値以下となった場合、当該携帯端末が閉じた状態になったと判定することを特徴とする携帯端末。
  8. 請求項1に記載の携帯端末において、
    当該携帯端末の動きを検出する加速度センサを有し、
    前記制御部は、前記照度計が測定した照度と、前記加速度センサが検出した当該携帯端末の動きとに基づいて、当該携帯端末が開いた状態であるかどうかを判定することを特徴とする携帯端末。
  9. 第1および第2の筐体から構成され、閉じた状態で前記第1の筐体と前記第2の筐体とが対向する面に照度を測定する照度計が設けられた折り畳み式またはスライド式の携帯端末の開閉状態を検出する状態検出方法であって、
    前記照度計が照度を測定する処理と、
    前記照度計が測定した照度に基づいて、当該携帯端末が開いた状態であるかどうかを判定する処理とを行う状態検出方法。
  10. 第1および第2の筐体から構成され、閉じた状態で前記第1の筐体と前記第2の筐体とが対向する面に照度を測定する照度計が設けられた折り畳み式またはスライド式の携帯端末に、
    前記照度を測定する手順と、
    前記測定した照度に基づいて、当該携帯端末が開いた状態であるかどうかを判定する手順とを実行させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017017574A (ja) * 2015-07-02 2017-01-19 富士通株式会社 状態監視方法、状態監視プログラム及び状態監視装置

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