JP2012119914A - サーバ装置、議事録生成方法及びコンピュータで読み取り可能な不揮発性の記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】議事録の作成を自動で行なうことができ、かつ議事録における発言とその発言者とを確認し得る。
【解決手段】実施形態によれば、通信ネットワークに接続される複数の端末の交換処理を実行するサーバ装置において、選択手段と、変換手段と、記憶制御手段とを備える。選択手段は、複数の端末から送出された音声信号の信号レベルに基づいて音声信号を選択する。変換手段は、選択手段により選択された音声信号を文字列に変換する。記憶制御手段は、この変換手段によって変換された文字列を、選択手段により選択された音声信号を送出する端末のユーザを特定するユーザ番号と選択手段により選択された音声信号が送出された時間とを対応付けて管理テーブルに記憶する。
【選択図】 図10
【解決手段】実施形態によれば、通信ネットワークに接続される複数の端末の交換処理を実行するサーバ装置において、選択手段と、変換手段と、記憶制御手段とを備える。選択手段は、複数の端末から送出された音声信号の信号レベルに基づいて音声信号を選択する。変換手段は、選択手段により選択された音声信号を文字列に変換する。記憶制御手段は、この変換手段によって変換された文字列を、選択手段により選択された音声信号を送出する端末のユーザを特定するユーザ番号と選択手段により選択された音声信号が送出された時間とを対応付けて管理テーブルに記憶する。
【選択図】 図10
Description
本発明の実施形態は、端末間の会議通信接続を行なうサーバ装置、サーバ装置の議事録生成方法及びプログラムに関する。
近年、IP(Internet Protocol)網を介して、双方向に画像や音声をパケットデータとして、リアルタイムに送受信するIP電話システムが普及している。このIP電話システムでは、IP網に接続されるIP電話端末間で音声通信を行うことができるとともに、IP電話端末と公衆網に接続される電話端末との間で音声通信を行えることは勿論のことである。
また、上記IP電話システムでは、特定のIP電話端末から他のIP電話端末の話者を招集し、三者以上の会議通話を行うサービスを提唱されている。
ところで、上記IP電話システムでは、会議通話を行う場合、会議の主催者または書記者が議事録を作成している。この議事録の作成は、主催者または書記者が参加者の発言を紙等に記入することにより行われる。このため、議事録の作成に多くの時間と労力を必要とし、しかも作成作業の大半が主催者または書記者の手により行われるため、人為的ミスの発生や議事録の記載漏れ等が多い。
本発明の目的は、通話の際に、議事録の作成を人手を要することなく自動で行なうことができ、かつ議事録における発言とその発言者とを確認し得るサーバ装置、サーバ装置の議事録生成方法及びプログラムを提供することにある。
実施形態によれば、通信ネットワークに接続される複数の端末の交換処理を実行するサーバ装置において、選択手段と、変換手段と、記憶制御手段とを備える。選択手段は、複数の端末から送出された音声信号の信号レベルに基づいて音声信号を選択する。変換手段は、選択手段により選択された音声信号を文字列に変換する。記憶制御手段は、この変換手段によって変換された文字列を、選択手段により選択された音声信号を送出する端末のユーザを特定するユーザ番号と選択手段により選択された音声信号が送出された時間とを対応付けて管理テーブルに記憶する。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態では、ラウドスピーカセレクタにより発言者を検出し、音声認識テキスト変換(スピーチ・トウ・テキスト)技術で発言をテキストデータに変換し、このテキストデータにリンクさせることで、自動作成した議事録に発言者情報を合わせて表示できるようにした。
図1は、一実施形態に係わるビデオ会議システムを示す概略構成図である。
このシステムは、通信ネットワークNWを有する。通信ネットワークNWには、複数の端末PC1〜PCn(nは自然数)が接続されている。なお、端末PC1〜PCnには、通話処理機能とメディア情報処理機能とを備えたIP電話機の他に、携帯電話機、音声通信機能と無線LANアクセス機能とを備えた情報端末とがある。
このシステムは、通信ネットワークNWを有する。通信ネットワークNWには、複数の端末PC1〜PCn(nは自然数)が接続されている。なお、端末PC1〜PCnには、通話処理機能とメディア情報処理機能とを備えたIP電話機の他に、携帯電話機、音声通信機能と無線LANアクセス機能とを備えた情報端末とがある。
また、通信ネットワークNWには、会議サーバSVが接続されている。会議サーバSVは、通信ネットワークNW上に接続された複数の端末PC1〜PCn間で、セッションを確立する交換制御機能を備える。そして、セッション確立後は、発信側と着信側の端末間でRTPパケットを送受信することで、映像及び音声の通信を行なう。このとき、端末PC1〜PCnに対し予め記憶されているユーザID及びパスワードを用いて認証を行う。
図2は、上記会議サーバSVの具体的構成を示すブロック図である。
すなわち、会議サーバSVは、IP制御部11と、信号処理部12と、呼制御部13と、記憶部14とを備えている。これらIP制御部11と、信号処理部12と、呼制御部13と、記憶部14は、データハイウェイ15を介して互いに接続されている。
すなわち、会議サーバSVは、IP制御部11と、信号処理部12と、呼制御部13と、記憶部14とを備えている。これらIP制御部11と、信号処理部12と、呼制御部13と、記憶部14は、データハイウェイ15を介して互いに接続されている。
IP制御部11には、通信ネットワークNWが必要に応じて接続される。IP制御部11は、接続された通信ネットワークNWとの間でインタフェース処理を行う。また、IP制御部11は、上記インタフェース処理に係わる種々の制御情報の授受を、データハイウェイ15を介して呼制御部13との間で行う。
信号処理部12は、IP制御部11で受信した制御メッセージ及びRTPパケットを処理する。また、信号処理部12は、本実施形態に係わる機能として、ラウドスピーカセレクタ121と、ノイズキャンセラ122と、音声・テキスト変換部123とを備えている。ラウドスピーカセレクタ121は、各端末PC1〜PCnから送出される音声信号の信号レベルを比較し、この比較結果から最大の信号レベルの音声信号を選択する。
ノイズキャンセラ122は、ラウドスピーカセレクタ121の出力から予め決められた閾値以下の音声信号をノイズとしてミュート(消音)する。音声・テキスト変換部123は、ノイズキャンセラ122の出力を音声信号から文字データに変換し、記憶部14に出力する。
呼制御部13は、CPU、ROM、RAMなどを有して構成され、ソフトウェア処理により会議サーバSVの各部の制御を行う。また、呼制御部13は、認証制御部131と、音声チャネル割り当て部132と、テーブル作成部133と、発言者−テキスト関連付け部134と、議事録生成部135と、議事録通知部136とを備えている。
認証制御部131は、ログイン要求する例えば端末PC1を認証する。また、認証制御部131は、記憶部14のログイン管理テーブル141中に同じユーザIDが既に登録されている場合に、その旨のメッセージを端末PC1に通知する。ログイン管理テーブル141は、各端末PC1〜PCnのログイン状態を管理するためのテーブルで、図3に示すように、端末PC1〜PCnそれぞれの端末番号と、各端末PC1〜PCnに割り当てられるユーザIDと、ユーザ名との対応関係を表すデータが記憶されている。なお、ログインされていなければ、ユーザIDの欄は空白となる。
音声チャネル割り当て部132は、例えば端末PC1,PC2,PC3間で会議接続が行なわれた場合に、各端末PC1,PC2,PC3ごとに通信ネットワークNW上で使用する音声チャネル(#1〜#N)を割り当て、参加者テーブル142を生成して記憶部14に記憶する。参加者テーブル142は、会議の参加者を管理するためのテーブルで、図4に示すように、参加者IDと、参加者名と、可変ネットワークアドレスとなるIPアドレスと、ポート番号との対応関係を表すデータが記憶されている。なお、音声チャネルは、IPアドレスとポート番号との組み合わせとなる。また、参加者ID及び参加者名は、ログイン時に使用するユーザID及びユーザ名と同一である。
テーブル作成部133は、ラウドスピーカセレクタ121により選択された音声チャネルに対応する参加者IDと、単位時間とを対応付けたラウドスピーカテーブル143を生成して記憶部14に記憶する。ラウドスピーカテーブル143は、図5に示すテーブルとなる。また、単位時間は、ラウドスピーカセレクタ121による出力からノイズキャンセラ122による処理及び音声・テキスト変換部123による処理までの時間を含む。また、テーブル作成部133は、ノイズキャンセラ122によりキャンセルされた音声チャネル#1が存在する場合に、ラウドスピーカテーブル143中の該当する音声チャネル#1に対応する参加者ID及びその単位時間を消去する。すると、図6に示す発言者テーブル144が記憶部14に記憶される。
発言者−テキスト関連付け部134は、音声・テキスト変換部123による変換時に発言者テーブル144を参照し、さらに参加者テーブル142を参照して、図7に示すように、参加者IDと参加者名と文字データとを対応付けたリアルタイムテキストデータテーブル145を生成し記憶部14に記憶する。そして、リアルタイムテキストデータテーブル145から同じ参加者名の文字データが連続するか否かを判定し、同じ参加者名が連続すると判定した時間帯の文字データを合成して文章を生成する。
議事録生成部135は、図8に示すように、発言者−テキスト関連付け部134により生成される文章と、参加者IDとを対応付けたテーブルを議事録テーブル146として生成し、記憶部14に記憶する。
議事録通知部136は、議事録情報を、参加している端末PC1,PC2,PC3に送出して表示器に表示させる。
次に、上記構成によるビデオ会議システムの動作を説明する。
(ログイン動作)
図9は、上記認証制御を実行する際の会議サーバSVの制御手順を示すフローチャートである。
(ログイン動作)
図9は、上記認証制御を実行する際の会議サーバSVの制御手順を示すフローチャートである。
ビデオ会議を実行する場合に、例えば端末PC1のユーザは、会議サーバSVにアクセスする。
そして、端末PC1のユーザは、ログイン画面において、ユーザID及びパスワードを入力し、会議サーバSVへのログインを試みる。これらの入力が終了すると、これらユーザID、パスワード及び端末番号を会議サーバSVに向け送信する。
端末PC1からのログイン要求を受け取った会議サーバSVは、ステップST9aからステップST9bに移行して、ここでユーザIDが予め記憶装置4に登録されているユーザID群に一致するものであるかをチェックし、無ければログインを許可せず、ステップST9bからステップST9cに移行して、ここで端末PC1へユーザ名が存在しない旨をエラーメッセージとして返送する。
また、同一ユーザIDでの二重ログインを防ぐため、会議サーバSVは、登録されているユーザIDと一致したとしても、既にそのユーザIDでログイン済みであれば、新たなログインを許可せず、ステップST9dからステップST9cに移行してここで端末PC1へログイン済みを知らせる旨をエラーメッセージとして返送する。
ユーザIDに関してOKであれば、会議サーバSVは、ステップST9dからステップST9eに移行して、ここでパスワードの認証を行なう。ここで、パスワードが正しくなければ、会議サーバSVはステップST9eからステップST9cに移行して、ここでその旨をエラーメッセージで端末PC1へ返送する。
一方、全てのチェックがOKであれば、会議サーバSVはステップST9eからステップST9fへ移行して、ここで端末PC1へ認証完了のメッセージを返送し、ログイン中のユーザとしてログイン管理テーブル141への登録を行なう。
(ビデオ会議)
図10は、端末PC1,PC2,PC3間でビデオ会議を行っている際における議事録作成までのシーケンスを示すものである。
図10は、端末PC1,PC2,PC3間でビデオ会議を行っている際における議事録作成までのシーケンスを示すものである。
いま、端末PC1,PC2,PC3間で通信リンクが確立しているものとする。端末PC1,PC2,PC3ごとに割り当てられる音声チャネル(#1〜#3)の音声信号は、信号処理部12内のラウドスピーカセレクタ121に入力される(図10(1))。
図11は、ラウドスピーカセレクタ121の処理例を示している。ラウドスピーカセレクタ121は、音声チャネル#1〜#3のレベルを単位時間ごとに比較し、最もレベルの大きいチャネルを選択する。ラウドスピーカセレクタ121で選択されたチャネルに対応する参加者IDは、単位時間ごとにラウドスピーカテーブル143に記録される(図10(2))。
ラウドスピーカセレクタ121を通過した各音声チャネル#1〜#3の音声信号は、各音声チャネルごとに用意されたアンプ1211,1212,1213に入力される。そして、ゲインコントローラ124による各アンプ1211,1212,1213の利得制御により、図12に示すように、選択されたチャネルの音声信号はそのまま出力され、選択されたチャネル以外の音声信号はミュートされる。このゲインコントローラ124は、ラウドスピーカセレクタ121から供給される音声レベルの比較結果を示す情報に基づいて、各アンプ1211,1212,1213の利得制御を行うものである。
各アンプ1211,1212,1213の出力は、加算器125により合成される(図10(3))。この加算器125の出力は、図13に示すように、時間軸上に各音声チャネル(#1〜#3)の音声が配列された音声信号となる。
全ての音声チャネルを合成した音声信号は、ノイズキャンセラ122に入力されて、ノイズ消去が行われる(図10(4))。ノイズキャンセラ122は、図14(a)に示すように、入力される音声信号が予め設定された閾値を越えるか否かを判定し、図14(b)に示すように、閾値以下のレベルをミュートし、閾値を超えた発言部分のみを抽出する。また、会議サーバSVの呼制御部13は、ラウドスピーカテーブル143の参加者IDのうち、ノイズキャンセラ122においてミュートされた時刻に対応する音声データをNULL(データなし)に書き換え、これを発言者テーブル144として記憶部14に記憶する(図10(5))。発言者テーブル144の参加者IDがNULLの時間は、発言が無かった時間として扱われる。
ノイズキャンセラ122を通過した音声データは、音声・テキスト変換部123に入力される(図10(6))。音声・テキスト変換部123では、音声認識技術により音声データを文字データに変換する。また、同時に、ノイズキャンセラ122を通過した音声データは、記憶部14に保存される(図10(7))。この音声データは、ユーザにより必要に応じて参照され、またはダウンロードされる。
音声・テキスト変換部123により出力された文字データは、単位時間ごとにリアルタイムテキストテーブル145に記録される(図10(8))。リアルタイムテキストテーブル145は、発言者テーブル144と参加者テーブル142を単位時間をキーにして合成し、テキストデータを追加したものである。このリアルタイムテキストデータのうち、「参加者名」、「テキストデータ」を単位時間ごとに、各端末PC1,PC2,PC3の表示器に出力することで、図15に示すように、会議の発言及び発言者が文字データとしてリアルタイムで表示できるようになる。
さらに、会議サーバSVの呼制御部13は、リアルタイムテキストテーブル145において、同一発言者が連続している時間帯のテキストデータを文章単位にまとめて、議事録の形式として議事録テーブル146に記録する(図10(9))。この議事録テーブル146の内容は、図16に示すように、「ちょっと」や「このばあい」、「ごらん」というように見やすい文章となる。
(ビデオ会議接続動作)
ここで、上記端末PC1,PC2,PC3間で通信リンクを形成する動作について説明する。図17は、上記端末PC1,PC2,PC3間で通信リンクを形成する動作を示すシーケンス図である。
ここで、上記端末PC1,PC2,PC3間で通信リンクを形成する動作について説明する。図17は、上記端末PC1,PC2,PC3間で通信リンクを形成する動作を示すシーケンス図である。
会議サーバSVにログインされた端末PC1にて会議サーバSVにログインされる端末PC2への発信操作が行われたとする(図17(1))。そうすると、端末PC1は、会議サーバSVへ発信要求を送信する(図17(2))。会議サーバSVは、上記発信要求を受信すると、発信要求を端末PC2に送出して着信報知を行わせる(図17(3))。この着信報知は、鳴音の発生または着信表示により行なわれる。そして、この着信報知に対しユーザが応答操作を行うと、端末PC2は接続応答信号を会議サーバSVに送信する(図17(4))。
接続応答信号を受信すると会議サーバSVは、端末PC1,PC2間の通信リンクを形成する。(図17(5)。かくして、端末PC1,PC2間で通話が可能になる。
端末PC1,PC2間で通話が行われている状態で、例えば端末PC1のユーザが、端末PC3を会議通話に加える操作を行なったとする。そうすると端末PC1からその要求情報が会議サーバSVに送られる(図17(6))。
この要求情報を受信すると会議サーバSVは、端末PC1と端末PC2との間の通信リンクを保持したまま、要求情報を通信ネットワークNW経由で端末PC3に送出して着信報知を行なわせる。この着信報知は、鳴音の発生または着信表示により行なわれる。そして、この着信報知に対しユーザが応答操作を行うと、端末PC3は接続応答信号を会議サーバSVに送信する(図17(8))。
接続応答信号を受信すると会議サーバSVは、各端末PC1,PC2,PC3に対し使用する音声チャネル(IPアドレス及びポート番号)を指定し、信号処理部12のラウドスピーカセレクタ121に接続する。
以上のように上記実施形態では、端末PC1,PC2,PC3間で会議通信接続が行なわれるときに、各端末PC1,PC2,PC3に対し、通信ネットワークNW中で使用する音声チャネル(#1〜#3)を割り当てると共に、ラウドスピーカセレクタ121にて各端末PC1,PC2,PC3から送出される音声信号の信号レベルを比較して最大の信号レベルの音声信号を選択し、呼制御部13にて選択された音声チャネルに対応する参加者IDと、単位時間とを対応付けたラウドスピーカテーブル143を記憶部14に記憶しておき、音声・テキスト変換部123にて選択された音声信号をテキストデータ(文字列)に変換する時に、その変換時刻をキーとして、参加者IDと、参加者名と、テキストデータとを対応付けたリアルタイムテキストテーブル145を生成し、同じ参加者IDに対応するテキストデータが連続するか否かを判定し、同じ参加者IDが連続すると判定した文テキストデータを合成して文章を生成し、この文章と、参加者名とを対応付けた議事録テーブル146を生成するようにしている。
従って、ラウドスピーカセレクタ121を用いると共に、参加者テーブル142及びラウドスピーカテーブル143を用いることで、会議の発言とその発言者をリアルタイムテキストテーブル145により確認できる。さらに、リアルタイムテキストテーブル145における同じ発言者のテキストデータを合成することで、文章とその発言者とをリンクさせた議事録情報を自動的に生成することができる。また、以前では、音声をテキストデータに変換していたので、その音声が発言者の音声であったのか選別することができなかったが、本実施形態により、音声をテキストデータに変換する前に、ラウドスピーカセレクタ121にて発言者の音声を選択しているので、会議サーバSV全体としての演算処理の処理負荷を軽減できる。
また、上記実施形態では、ノイズキャンセラ122において、ラウドスピーカセレクタ121で選択された音声信号のうち閾値以下をノイズとして除去するようにしているので、聞き取り難い音声や例えば音響エコーを抑制でき、これにより議事録作成における信頼性をさらに高めることができる。
さらに、上記実施形態では、議事録情報を会議参加中の端末PC1,PC2,PC3の表示器に表示させるようにしているので、ビデオ会議において発言を文字情報でリアルタイムに確認できる。
(その他の実施形態)
上記実施形態では、ラウドスピーカテーブル143からノイズキャンセラ122で消去した参加者IDを除いた発言者テーブル144を生成する例について説明したが、ラウドスピーカテーブル143と参加者テーブル142とを組み合わせてリアルタイムテキストテーブル145を生成するようにしてもよい。
上記実施形態では、ラウドスピーカテーブル143からノイズキャンセラ122で消去した参加者IDを除いた発言者テーブル144を生成する例について説明したが、ラウドスピーカテーブル143と参加者テーブル142とを組み合わせてリアルタイムテキストテーブル145を生成するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、端末の会議接続、音声チャネルの割り当てから議事録作成まで、会議サーバSVにより実行する例について説明したが、端末の会議接続、音声チャネルの割り当てを別のサーバにより実行するようにしてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11…IP制御部、12…信号処理部、13…呼制御部、14…記憶部、15…データハイウェイ、121…ラウドスピーカセレクタ、122…ノイズキャンセラ、123…音声・テキスト変換部、131…認証制御部、132…音声チャネル割り当て部、133…テーブル作成部、134…発言者−テキスト関連付け部、135…議事録生成部、136…議事録通知部、141…ログイン管理テーブル、142…参加者テーブル、143…ラウドスピーカテーブル、144…発言者テーブル、145…リアルタイムテキストデータテーブル、146…議事録テーブル、SV…会議サーバ、NW…通信ネットワーク、PC1〜PCn…端末。
Claims (9)
- 通信ネットワークに接続される複数の端末の交換処理を実行するサーバ装置において、
前記複数の端末から送出された音声信号の信号レベルに基づいて音声信号を選択する選択手段と、
前記選択手段により選択された音声信号を文字列に変換する変換手段と、
この変換手段によって変換された文字列を、前記選択手段により選択された音声信号を送出する端末のユーザを特定するユーザ番号と前記選択手段により選択された音声信号が送出された時間とを対応付けて管理テーブルに記憶する記憶制御手段とを具備するサーバ装置。 - 前記選択手段は、前記複数の端末から送出される音声信号の信号レベルのうち、最大の信号レベルの音声信号を選択する請求項1記載のサーバ装置。
- さらに、前記管理テーブルにおいて同じユーザ番号の文字列が連続する場合に、この連続する文字列を結合して文章を生成する制御手段と、
この制御手段により生成される文章と、前記ユーザ番号とを対応付けた議事録テーブルを生成する生成手段とをさらに具備する請求項1記載のサーバ装置。 - さらに、前記選択手段の出力のうち予め決められた信号レベル以下をノイズとして除去し前記変換手段に供給するノイズ除去手段を備える請求項1記載のサーバ装置。
- 前記議事録生成手段で生成される議事録テーブルを記憶する議事録記憶手段をさらに備える請求項3記載のサーバ装置。
- 前記議事録生成手段で生成される議事録テーブルを、前記複数の端末のうちの少なくとも1つに向けて送出する送出手段を備える請求項3記載のサーバ装置。
- 前記制御手段は、前記ユーザ番号と前記文字列とを対応付けたデータを、前記複数の端末のうちの少なくとも1つに向けて送出する送出手段を備える請求項3記載のサーバ装置。
- 通信ネットワークに接続される複数の端末の交換処理を実行するサーバ装置の議事録生成方法において、
前記複数の端末から送出された音声信号の信号レベルに基づいて音声信号を選択し、
前記選択された音声信号を文字列に変換し、
前記変換された文字列を、前記選択された音声信号を送出する端末のユーザを特定するユーザ番号と前記選択された音声信号が送出された時間とを対応付けて管理テーブルに記憶するサーバ装置の議事録生成方法。 - サーバ装置により実行されるプログラムであって、前記サーバ装置を
複数の端末から送出された音声信号の信号レベルに基づいて音声信号を選択する選択手段と、
前記選択手段により選択された音声信号を文字列に変換する変換手段と、
この変換手段によって変換された文字列を、前記選択手段により選択された音声信号を送出する端末のユーザを特定するユーザ番号と前記選択手段により選択された音声信号が送出された時間とを対応付けて管理テーブルに記憶する記憶制御手段と
して動作させるプログラム。
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Cited By (1)
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WO2023181099A1 (ja) * | 2022-03-22 | 2023-09-28 | 日本電気株式会社 | 聴音支援装置、聴音支援方法、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
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JPS6152056A (ja) * | 1984-08-22 | 1986-03-14 | Hitachi Ltd | 会議議事録方式 |
JPH0329555A (ja) * | 1989-06-27 | 1991-02-07 | Nec Corp | 議事内容蓄積方式 |
-
2010
- 2010-11-30 JP JP2010267489A patent/JP2012119914A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120724 |