JP2012119806A - 撮像装置 - Google Patents

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憲治 三輪
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Abstract

【課題】 省電力と操作性の向上を可能にした撮像装置を提供すること。
【解決手段】 被写体像を光電変換することによって画像データを得る撮影素子と、複数回の撮影により得られる複数の画像データを合成した画像データを生成する多重撮影モードと、電源オン状態で何ら外部からの指示が与えられない状態が所定の時間経過すると、自動的に電源をオフする電源制御手段と、を有し、多重撮影モードにおいて1枚以上の撮影動作を行った状態であることを判定し、その判定結果に基づいて前記電源保持時間を設定する電源保持時間設定手段を有することを特徴とする構成とした。
【選択図】 図1A

Description

本発明は、撮像装置に関し、特に撮影画像を複数重ね合わせて、新たな撮影画像を生成する多重撮影機能を有した撮像装置に関するものである。
電子カメラは撮像レンズを透過した光束を撮像素子で電気信号に変換し、更に撮像回路でデジタル画像信号に変換した後に、JPEGなどの圧縮技術により圧縮してメモリに記憶する。この様な電子カメラにおいて、近年、多重撮影が可能な電子カメラが存在する。多重撮影の方法として、撮影する毎に撮影画像をデジタル処理により合成して多重化した画像を生成する方法や、既に撮影された画像をベース画像として選択し、このベース画像にこれから撮影する画像を合成して多重化した画像を生成する方法などが存在する。
また、このような電子カメラでは、電源オンの状態で何らかの外部指示が与えられない状態が所定の電源保持時間だけ継続すると、省電力のために自動的に電源をオフする。しかし、多重撮影では、撮影済みの画像とこれから撮影する画像との位置合わせや露出の決定に時間がかかる場合や、次に撮影する被写体の条件が揃うまで撮影を一時的に止める場合があり、撮影後にカメラの操作を行わない期間が長く存在する。従来カメラでは、このような時には上記省電力のための自動電源オフ動作になって多重撮影が不成立となってしまう場合や、自動的に電源オフとならないように、自動電源オフ機能を解除にするなどの操作が必要となっていた。電源保持時間が一定であるので、省電力と操作性の両立が難しいという問題があった。
例えば、特許文献1では外部データ処理装置の接続有無を判定し、その判定結果に基づいて電源保持時間を設定する技術が開示されている。
特許第3956459号
しかしながら、上述の特許文献に開示された従来技術では、複数の撮影によって撮影画像が成立する撮影動作において、電源保持時間を設定する動作については記述されていない。
そこで、本発明の目的は、多重撮影機能を有する撮像装置において、省電力と操作性の向上を可能にした撮像装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、被写体像を光電変換することによって画像データを得る撮影素子を備え、複数回の撮影により得られる複数の画像データを合成した画像データを生成する多重撮影モードを有する撮像装置であって、電源オン状態で何ら外部からの指示が与えられない状態が所定の時間経過すると、自動的に電源をオフする電源制御手段と、を有し、多重撮影モードにおいて1枚以上の撮影動作を行ったことを判定し、その判定結果に基づいて前記電源保持時間を設定する電源保持時間設定手段を有することを特徴する。
本発明によれば省電力と操作性の向上を可能にした撮像装置を提供することができる。
実施の形態を説明する撮像装置の多重撮影に関するフローチャートである。 実施の形態を説明する撮像装置の多重撮影に関して、1枚目の画像を選択する場合のフローチャートである。 実施の形態を説明する撮像装置の多重撮影に関して、合成処理をキャンセルする場合のフローチャートである。 実施の形態を説明する撮像装置のブロック図である。 実施の形態を説明する撮像装置のオートパワーオフに関するメニューを表した図である。 実施の形態を説明する撮像装置の多重撮影に関するメニューを表した図である。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。図2は、本発明の実施形態にかかわるブロック図である。
[実施例]
以下、本発明の好適な一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図2は、本発明の一実施形態における画像処理機能を有する撮像装置の構成を示すブロック図である。本実施形態においては、撮像装置としてレンズ交換可能な一眼レフタイプのデジタルスチルカメラを例に挙げて説明する。
図2に示すように、本実施形態の撮像装置は、主にカメラ本体100と、交換レンズタイプのレンズユニット300とを備えて構成されている。
レンズユニット300において、310は複数のレンズから成る撮像レンズ、312は絞り、306はレンズユニット300をカメラ本体100と機械的に結合するレンズマウントである。レンズマウント306内には、レンズユニット300をカメラ本体100と電気的に接続する各種機能が含まれている。320は、レンズマウント306において、レンズユニット300をカメラ本体100と接続するためのインターフェース、322はレンズユニット300をカメラ本体100と電気的に接続するコネクタである。
コネクタ322は、カメラ本体100とレンズユニット300との間で制御信号、状態信号、データ信号などを伝え合うと共に、各種電圧の電流を供給される機能も備えている。また、コネクタ322は電気通信のみならず、光通信、音声通信などを用いて通信を行う構成としてもよい。340は、測光制御部46からの測光情報に基づいて、後述するカメラ本体100のシッター12を制御するシャッター制御部40と連携しながら、絞り312を制御する絞り制御部である。342は撮像レンズ310のフォーカシングを制御するフォーカス制御部、344は撮像レンズ310のズーミングを制御するズーム制御部である。
350はレンズユニット300全体を制御するレンズシステム制御回路である。レンズシステム制御回路350は、動作用の定数、変数、プログラムなどを記憶するメモリを備えている。更に、レンズユニット300固有の番号などの識別情報、管理情報、開放絞り値や最小絞り値、焦点距離などの機能情報、現在や過去の各設定値などを保持する不揮発性メモリも備えている。
次に、カメラ本体100の構成について説明する。
106はカメラ本体100とレンズユニット300を機械的に結合するレンズマウント、130,132はミラーで、撮像レンズ310に入射した光線を一眼レフ方式によって光学ファインダー104に導く。なお、ミラー130はクイックリターンミラーの構成としても、ハーフミラーの構成としても、どちらでも構わない。12はフォーカルプレーン式のシャッター、14はCCD、CMOSセンサ等からなり、被写体像を光電変換する撮像素子である。撮像素子14の前方には、光学ローパスフィルター等の光学素子14aが配置されている。
撮像レンズ310に入射した光線は、一眼レフ方式によって光量制限手段である絞り312、レンズマウント306及び106、ミラー130、シャッター12を介して導かれ、光学像として撮像素子14上に結像される。
16は、撮像素子14から出力されるアナログ信号(出力信号)をデジタル信号に変換するA/D変換器である。18は撮像素子14、A/D変換器16、D/A変換器26にそれぞれクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回路であり、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50により制御される。
20は画像処理回路であり、A/D変換器16からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。また、画像処理回路20は、必要に応じて、A/D変換器16から出力される画像データを用いて所定の演算処理を行う。得られた演算結果に基づいてシステム制御回路50がシャッター制御部40、焦点調節部42を制御するための、コントラスト方式のオートフォーカス(AF)処理、自動露出(AE)処理、フラッシュプリ発光(EF)処理を行うことができる。さらに、画像処理回路20は、A/D変換器16から出力される画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のオートホワイトバランス(AWB)処理も行っている。
22はメモリ制御回路であり、A/D 変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮・伸長回路32を制御する。A/D変換器16から出力される画像データは、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはメモリ制御回路22のみを介して、画像表示メモリ24或いはメモリ30に書き込まれる。
24は画像表示メモリ、26はD/A変換器、28はTFT方式のLCD等から成る画像表示部であり、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器26を介して画像表示部28により表示される。画像表示部28を用いて、撮像した画像データを逐次表示することで、電子ビューファインダー(EVF)機能を実現することができる。また、画像表示部28は、システム制御回路50の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにした場合にはカメラ本体100の電力消費を大幅に低減することができる。
30は撮影した静止画像あるいは動画像を格納するためのメモリであり、所定枚数の静止画像あるいは所定量の動画像を格納するのに十分な記憶容量を備えている。これにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連写撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。また、動画撮影時には、所定レートで連続的に書き込まれる画像のフレームバッファとして使用される。さらに、メモリ30はシステム制御回路50の作業領域としても使用することが可能である。
31は複数の画像を合成して1枚の合成写真を作成する画像合成回路である。メモリ30に書き込まれている画像データを複数同時に読み込み、回路内で合成処理を実施し、作成された合成画像データはメモリ30に書き込まれる。合成回路としては、A/D変換器16によって変換されてメモリ制御回路22によって書き込まれた画像データや、画像処理回路20によって画像処理された画像データを合成する回路となる。
32は公知の圧縮方法を用いて画像データを圧縮・伸長する圧縮・伸長回路である。圧縮・伸長回路32は、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータを再びメモリ30に書き込む。また、動画像データを所定のフォーマットに圧縮符号化し、又は所定の圧縮符号化データから動画像信号を伸張する機能も有する。
40はシャッター制御部であり、測光制御部46からの測光情報に基づいて絞り312を制御する絞り制御部340と連携しながらシャッター12を制御する。42はAF(オートフォーカス)処理を行うための焦点調節部である。レンズユニット300内の撮像レンズ310に入射した光線を絞り312、レンズマウント306,106、ミラー130及び焦点調節用サブミラー(不図示)を介して一眼レフ方式で入射させることにより、光学像として結像された画像の合焦状態を測定する。
46はAE(自動露出)処理を行うための測光制御部である。レンズユニット300内の撮像レンズ310に入射した光線を、絞り312、レンズマウント306,106、ミラー130及び測光用サブミラー(図示せず)を介して一眼レフ方式で入射させることにより、光学像として結像された画像の露出状態を測定する。
また、焦点調節部42による測定結果と、A/D変換器16からの画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果とを用いて、AF制御を行うようにしてもよい。さらに、測光制御部46による測定結果と、A/D変換器16からの画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果とを用いて露出制御を行うようにしてもよい。
50はカメラ本体100全体を制御するシステム制御回路であり、周知のCPUなどを内蔵する。52はシステム制御回路50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリである。
54はシステム制御回路50でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声などを用いて動作状態やメッセージなどを外部に通知するための通知部である。通知部54としては、例えばLCDやLEDなどによる視覚的な表示を行う表示部や音声による通知を行う発音素子などが用いられるが、通知部54はこれらのうち1つ以上の組み合わせにより構成される。特に、表示部の場合には、カメラ本体100の操作部70近辺の、視認しやすい、単数あるいは複数箇所に設置される。また、通知部54は、その一部の機能が光学ファインダー104内に設置されている。
通知部54の表示内容の内、LCDなどの画像表示部28に表示するものとしては以下のものがある。まず、単写/連写撮影表示、セルフタイマー表示等、撮影モードに関する表示がある。また、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示等の記録に関する表示がある。また、シャッター速度表示、絞り値表示、露出補正表示、調光補正表示、外部フラッシュ発光量表示、赤目緩和表示等の撮影条件に関する表示がある。その他に、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表示、記録媒体200の着脱状態表示がある。更に、レンズユニット300の着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付・時刻表示、外部コンピュータとの接続状態を示す表示等も行われる。
また、通知部54の表示内容のうち、光学ファインダー104内に表示するものとしては、例えば、以下のものがある。合焦表示、撮影準備完了表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、フラッシュ充電完了表示、シャッター速度表示、絞り値表示、露出補正表示、記録媒体書き込み動作表示等である。
56は後述するプログラムなどが格納された電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。
58は光学情報格納メモリであり、レンズユニット300からコネクタ122を介して得られる、後述する各種レンズ情報を記憶する。
60,62,64,70は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力するための操作手段であり、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
ここで、これらの操作手段の具体的な説明を行う。
60はモードダイアルスイッチで、自動撮影モード、プログラム撮影モード、シャッター速度優先撮影モード、絞り優先撮影モード、マニュアル撮影モード、焦点深度優先(デプス)撮影モード等の各機能撮影モードを切り替え設定することができる。他に、ポートレート撮影モード、風景撮影モード、接写撮影モード、スポーツ撮影モード、夜景撮影モード、パノラマ撮影モードなどの各機能撮影モードを切り替え設定することもできる。
62はシャッタースイッチSW1で、不図示のシャッターボタンの操作途中(例えば半押し)でONとなり、AF処理、AE処理、AWB処理、EF処理等の動作開始を指示する。
64はシャッタースイッチSW2で、不図示のシャッターボタンの操作完了(例えば全押し)でONとなり、露光処理、現像処理、及び記録処理からなる一連の処理の動作開始を指示する。まず、露光処理では、撮像素子14から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に書き込み、更に、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理が行われる。更に、記録処理では、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸張回路32で圧縮を行い、記録媒体200に書き込む。
70は各種ボタンやタッチパネルなどから成る操作部である。一例として、ライブビュー開始/停止ボタン、動画記録開始/停止ボタン、メニューボタン、セットボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタンを含む。更に、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像移動−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、調光補正ボタン、外部フラッシュ発光量設定ボタン、日付/時間設定ボタンなども含む。なお、上記プラスボタン及びマイナスボタンの各機能は、回転ダイアルスイッチを備えることによって、より軽快に数値や機能を選択することが可能となる。
また、画像表示部28のON/OFFを設定する画像表示ON/OFFスイッチ、撮影直後に撮影した画像データを自動再生するクイックレビュー機能を設定するクイックレビューON/OFFスイッチがある。また、JPEG圧縮の圧縮率を選択するため、あるいは撮像素子の信号をそのままデジタル化して記録媒体に記録するRAWモードを選択するためのスイッチである圧縮モードスイッチがある。また、ワンショットAFモードとサーボAFモードとを設定可能なAFモード設定スイッチなどがある。ワンショットAFモードでは、シャッタースイッチSW1(62)を押した際にオートフォーカス動作を開始し、一旦合焦した場合、その合焦状態を保ち続ける。サーボAFモードでは、シャッタースイッチSW1(62)を押している間、連続してオートフォーカス動作を続ける。
80は電源制御部で、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されている。電源制御部80は、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシステム制御回路50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。
82,84はコネクタ、86はアルカリ電池やリチウム電池等の一次電池、NiCd電池やNiMH電池、Li‐ion電池、Liポリマー電池等の二次電池、ACアダプター等からなる電源部である。
90はメモリカードやハードディスク等の記録媒体やPCとのインターフェース、92はメモリカードやハードディスク等の記録媒体やPCと接続を行うコネクタである。98はコネクタ92に記録媒体200が装着されているか否かを検知する記録媒体着脱検知回路である。
インターフェース及びコネクタとしては、種々の記憶媒体の規格に準拠したものを用いて構成することが可能である。例えば、PCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association)カードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード、SDカード等である。インターフェース90、そしてコネクタ92をPCMCIAカードやCFカード等の規格に準拠したものを用いて構成した場合、各種通信カードを接続することができる。通信カードとしては、LANカードやモデムカード、USB(Universal Serial Bus)カード、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)1394カードがある。他にも、P1284カード、SCSI(Small Computer System Interface)カード、PHS等がある。これら各種通信カードを接続することにより、他のコンピュータやプリンタ等の周辺機器との間で画像データや画像データに付属した管理情報を転送し合うことができる。
104は光学ファインダーであり、撮像レンズ310に入射した光線を、一眼レフ方式によって、絞り312、レンズマウント306,106、ミラー130,132を介して導き、光学像として結像させて表示することができる。これにより、画像表示部28による電子ファインダー機能を使用すること無しに、光学ファインダーのみを用いて撮影を行うことが可能である。また、光学ファインダー104内には、通知部54の一部の機能、例えば、合焦状態、手振れ警告、フラッシュ充電、シャッター速度、絞り値、露出補正などが表示される。
120はレンズマウント106内でカメラ本体100をレンズユニット300と接続するためのインターフェースである。
122はカメラ本体100をレンズユニット300と電気的に接続するコネクタである。また、レンズマウント106及びコネクタ122にレンズユニット300が装着されているか否かは、不図示のレンズ着脱検知部により検知される。コネクタ122はカメラ本体100とレンズユニット300との間で制御信号、状態信号、データ信号などを伝え合うと共に、各種電圧の電流を供給する機能も備えている。
また、コネクタ122は電気通信だけでなく、光通信、音声通信により通信を行う構成としてもよい。
200はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。この記録媒体200は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部202、カメラ本体100とのインターフェース204、カメラ本体100と接続を行うコネクタ206を備えている。
記録媒体200としては、PCMCIAカードやコンパクトフラッシュ(登録商標)等のメモリカード、ハードディスク等を用いることができる。また、マイクロDAT、光磁気ディスク、CD−RやCD−RW等の光ディスク、DVD等の相変化型光ディスク等で構成されていても勿論構わない。
最初に、上記構成を有する撮像装置において、電源オン状態で何ら外部からの指示が与えられない状態が所定の時間経過すると、自動的に電源をオフするオートパワーオフ制御について説明する。
オートパワーオフ制御はシステム制御50が外部からの指示を検知しており、何も指示がない状態が所定時間過ぎると、露光制御部40や測距制御部42、画像処理部20といった、制御部への電力の供給が停止される。また、システム制御部50はモードダイヤル60、シャッタースイッチSW162、シャッタースイッチSW2 64、70操作部による操作だけを検知する省電力モードに入る。電源制御部80に対してはシステム制御部50が動作可能な最低限の電力を供給するだけの状態になるように指示をだし、省電力を実現する。
オートパワーオフになったカメラを通常の状態に戻すためには、モードダイヤル60、シャッタースイッチSW162、シャッタースイッチSW2 64、操作部70にある各種ボタンやタッチパネルを操作することにより、システム制御部50は外部からの操作が入力されたことを検知して、電源制御部80に対して通常の電力供給状態にする指示を出す。そして、システム制御部50は露光制御部40や測距制御部42などの制御部を操作できる通常動作状態に入り、各制御部への電力の供給を行う。以上のようにしてオートパワーオフ状態から通常の動作状態に復帰する。
オートパワーオフの時間設定はカメラのメニュー設定によって行われる。メニューは表示部54に表示され、操作部70のボタンやタッチパネルを用いて設定する。
図3Aは表示部54に表示されたオートパワーオフの時間設定メニューを表している。「切」はオートパワーオフが実行されないことを示しており、それ以外の設定では設定した時間が経過するとオートパワーオフが実行される、つまりオートパワーオフ「入」の状態であることを示している。
次に多重撮影モードに設定したカメラの動作について説明する。
多重撮影の設定はメニュー設定によって行われる。メニューは表示部54に表示され、操作部70のボタンやタッチパネルを用いて設定する。
図3Bは表示部54に表示された多重撮影の設定メニューを表している。「多重撮影」項目によって多重撮影する/しないを決定する。「多重枚数」項目は合成処理する画像の枚数を設定する。「1枚目選択」項目は記録媒体200に保存された画像データを選択して、ベース画像を決定してから多重撮影をするか否かを決定する項目である。この項目を選択した場合は、1枚目の画像を選択する画面に遷移して画像を選択することができる。「多重キャンセル画像」は既に撮影、または「1枚選択」項目によって選択した画像の中から、合成処理の対象から外す画像を選択することができる。この項目を選択した場合は、合成処理の対象から外す画像を選択する画面に遷移して画像を選択することができる。
まず、メニューの「多重撮影」項目を「する」に設定することで、カメラは多重撮影モードに入る。
次に、シャッタースイッチSW1(62)、シャッタースイッチSW2(64)を操作完了することで、1枚目の撮影動作に入り、撮影された画像データはメモリ30に書き込まれる。それと同時に画像表示メモリ24に撮影した画像を表示するための画像データが書き込まれる。画像表示メモリ24に書き込まれた画像データは表示部54に表示され、撮影者は表示部54に表示された画像を確認して、次に撮影する画像の露出や構図を決定することができる。
次に、2枚目の撮影動作に入るために、シャッタースイッチSW1(62)、シャッタースイッチSW2(64)を操作完了することで、1枚目と同じく撮影動作に入り、撮影された画像データはメモリ30に書き込まれる。1枚目の画像データと2枚目の画像データは画像処理されて合成された表示用の画像データが生成され、画像表示メモリ24に書き込まれる。画像表示メモリ24に書き込まれた画像データは表示部54に表示され、撮影者は表示部54に表示された画像を確認して、合成された結果の画像を確認すると共に、次に撮影する画像の露出や構図を決定することができる。
メニュー項目の「多重枚数」の項目で設定した枚数分撮影すると、多重撮影は終了するため、メモリ30に書き込まれた夫々の画像データは画像処理20によって画像処理された後に、画像合成処理される。画像合成処理された画像データは圧縮・伸長回路32によって圧縮されて、圧縮後の画像データはメモリ30に書き込まれる。メモリ30に書き込まれた圧縮後の画像データは記録媒体200に書き込まれる。
次に、多重撮影中のオートパワーオフの動作について図1Aのフローチャートを用いて説明する。
カメラはS100において、メニューにより多重撮影が選択されると多重撮影モードに入る。多重撮影モードに入ると、まだ撮影された画像が存在しない状態なので、S101において多重撮影枚数を初期化して0とする。また、この段階では合成対象となる画像データが存在しないため、電源制御時間の設定は通常のままであり、撮影者が設定した省電力設定を維持している。S102ではシャッタースイッチの操作により撮影動作が行われる。撮影動作が行われたことにより、合成対象となる画像データが増えたので、S103において多重撮影枚数を1つ加算する。S104では多重撮影枚数を比較することによって、合成対象となる画像が存在するか否かを判定している。この判定によって、電源制御時間を通常設定とするか、多重設定にするかを判断する。合成対象となる画像が存在すると判定した場合にはS105へ遷移して電源制御時間を多重設定とする。また、合成対象となる画像が存在しないと判定した場合にはS106へ遷移して電源制御時間を通常設定とする。電源制御時間の多重設定は、通常設定よりも長い時間となっている。S107では多重撮影が完了したか否かを判定している。多重撮影が完了していないと判定した場合は、S102へ遷移して、次の撮影を待つ。このとき、電源制御時間は多重設定となっているために、次の撮影のための露出決定や構図の決定の途中で、電源制御によってカメラの電源が切られてしまうことがなくなり、また、撮影者がメニューを意識的に捜査して、オートパワーオフ設定を変更することも必要ないので、撮影者の操作性を向上させることができる。多重撮影が完了したと判定した場合は、S108において通常撮影モードに入る。そして、通常撮影モードになったのでS109において電源制御時間も通常設定に設定される。
次に、既に撮影された画像をベース画像として選択し、そのベース画像に対して撮影を行って画像を合成する多重撮影モードについて説明する。
画像を選択する方法はメニューによって行われる。図3Bの「1枚目選択」項目を選択すると選択画面に切り替わり、画像を1枚目となるベース画像を記録媒体200に保存された画像から選択することが可能になる。この「1枚目選択」項目は、多重撮影モードの時のみ有効な項目なので、通常は非表示またはグレーアウトして選択不可となっている。そのため、最初に「多重撮影」項目を「する」に設定した後に「1枚目選択」項目を変更する必要がある。
この時のオートパワーオフの動作について図1Bのフローチャートを用いて説明する。
カメラはS200において、メニューにより多重撮影が選択されると多重撮影モードに入る。多重撮影モードに入ると、まだ撮影された画像が存在しない状態なので、S201において多重撮影枚数を初期化して0とする。また、この段階では合成対象となる画像データが存在しないため、電源制御時間の設定は通常のままであり、撮影者が設定した省電力設定を維持している。次に、S202において、メニューの「1枚目選択」項目から1枚目の画像選択を指定し、多重撮影のベースとなる画像を選択する。この操作により、合成対象となる画像データが増えたので、S203において多重撮影枚数を1つ加算する。S204では多重撮影枚数を比較することによって、合成対象となる画像が存在するか否かを判定している。この判定によって、電源制御時間を通常設定とするか、多重設定にするかを判断する。合成対象となる画像が存在すると判定した場合にはS205へ遷移して電源制御時間を多重設定とする。また、合成対象となる画像が存在しないと判定した場合にはS206へ遷移して電源制御時間を通常設定とする。電源制御時間の多重設定は、通常設定よりも長い時間となっている。合成対象となる画像が存在するときに電源制御時間が多重設定となることで、省電力と操作性の向上を実現することができる。
次に、合成対象となっている画像を合成対象から外す合成キャンセル処理を行った場合について説明する。
合成キャンセル処理は多重撮影モード中に行うことができる。キャンセル画像の指定は、メニューから行うことができる。図3Bの「多重キャンセル画像」項目を選択すると、合成対象から外す画像を選択する画像選択画面に切り替わり、画像を選択することができる。選択された画像は合成対象から外れるので、メモリ30に書き込まれた画像データは必要なくなるので、メモリ30から消去される。この「多重キャンセル画像」項目は多重撮影モードで、合成処理の対象となる画像が存在するときのみ有効な項目なので、上記の条件が成り立つ場合のみ表示され、通常は非表示またはグレーアウトして選択不可となっている。
この時のオートパワーオフの動作について図1Cのフローチャートを用いて説明する。
メニューから「多重キャンセル画像」項目が選択されると、S301により合成処理対象から画像を外す合成キャンセル処理が実行される。合成キャンセル処理が実行されると、合成対象の画像データが減ったので、S302において多重撮影枚数を1つ減算する。S303では多重撮影枚数を比較することによって、合成対象となる画像が存在するか否かを判定している。この判定によって、電源制御時間を通常設定とするか、多重設定にするかを判断する。合成対象となる画像が存在すると判定した場合にはS304へ遷移して電源制御時間を多重設定とする。また、合成対象となる画像が存在しないと判定した場合にはS305へ遷移して電源制御時間を通常設定とする。合成対象となる画像が存在するときに電源制御時間が多重設定となり、対象となる画像がない場合は通常設定となることで、省電力と操作性の向上を実現することができる。
以上により、多重撮影モードを有するカメラにおいて省電力と操作性の向上させることが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
10:撮影レンズ 12:シャッター 14:撮像素子 16:A/D変換器 18:タイミング発生回路20:画像処理回路 22:メモリ制御回路 24:画像表示メモリ 26:D/A変換器 28:画像表示部30:メモリ 31:画像合成回路 32:画像圧縮・伸長回路
40:露光制御手段 42:測距制御手段 46:測光制御手段
50:システム制御回路 52:メモリ54:表示部 56:不揮発性メモリ
60:モードダイアルスイッチ 62:シャッタースイッチSW1 64:シャッタースイッチSW2 70:操作部
80:電源制御手段 82:コネクタ 84:コネクタ90:インターフェース 92:コネクタ 94:インターフェース96:コネクタ 98:記録媒体着脱検知手段
100:画像処理装置 102:保護手段 104:光学ファインダー
200:記録媒体 202:記録部 204:インターフェース 206:コネクタ
300:レンズユニット 306:レンズマウント 310:撮像レンズ 312:絞り
320:インターフェース 322:コネクタ 340:絞り制御部 342:フォーカス制御部
344:ズーム制御部 350:レンズシステム制御回路

Claims (4)

  1. 被写体像を光電変換することによって画像データを得る撮影素子(14)と、
    複数回の撮影により得られる複数の画像データを合成した画像データを生成する多重撮影モード(S100)と、
    電源オン状態で何ら外部からの指示が与えられない状態が所定の時間経過すると、自動的に電源をオフする電源制御手段(80)と、を有し、
    多重撮影モードにおいて1枚以上の撮影動作を行った状態であることを判定する手段(S104)を有し、その判定結果に基づいて前記電源保持時間を設定する電源保持時間設定手段(S105、S106)を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記電源保持時間設定手段(S105)は、多重撮影モードにおいて1枚以上の撮影動作を行った状態であると判定した場合には、通常の電源保持時間よりも電源保持時間を長く設定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 既に撮影された画像をベース画像として選択し(S202)、このベース画像に対して撮影する画像を合成する多重撮影モード(S200)を有し、
    多重撮影モードにおいてベース画像を選択した状態であると判定する手段(S204)を有し、その判定に基づいて、前記電源保持時間を設定する電源保持時間設定手段(S205、S206)を有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 多重撮影モードで撮影した画像に対して、合成処理を行わずに合成処理の対象から外す合成キャンセル手段(S300)を有し、
    前記合成キャンセル手段によって撮影動作を行っていない状態になったか否かを判定する手段(S302)を有し、その判定結果に基づいて前記電源保持時間を設定する電源保持時間設定手段(S303、S304)を有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2016009627A1 (ja) * 2014-07-14 2017-04-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 加熱調理器

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