JP2012118904A - 情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】FlashROM2は、装置全体の電源を投入した際にFPGA1より読み出される回路情報が格納される第1の領域と、第1の領域の回路情報とは異なる回路情報を格納される第2の領域とを有し、装置全体の電源を投入した際は、FPGA1はFlashROM2の第1の領域から回路情報を読み出し、この回路情報によりFPGA1内部の回路を構成し、FlashROM2の第2の領域に正常な回路情報が格納されていることを検査し、正常な回路情報が格納されていると判断した場合は、FlashROM2のアドレスを変更する手段により、アドレスを変更し、FPGA1の回路情報の更新を行うことで、FlashROM2の第2の領域から回路情報を読み出し、この回路情報によりFPGA1内部の回路を構成し、プロセッサ5のリセットを解除する。
【選択図】図1
Description
例えば、FPGAとプロセッサにより構成される機器において、ネットワークからのFPGA用データを受信し、FPGA用データを用いてプロセッサにてFPGAの内部回路構成を変更するという技術が知られている。
このような構成のため、FPGAのコンフィグレーションデータが異常になってしまうと、プロセッサ自体が不揮発メモリにアクセスすることが不可能となり、システム自体が起動不可能となってしまう。
また、回路情報を保持している不揮発メモリ中の別領域に新たな回路情報を追加する場合は、不揮発メモリから読み出す回路情報のアドレスを変更する必要があるため、FPGAが搭載された基板のスイッチを操作する等の処理が必要であるため、例えば、ネットワーク経由で遠隔操作にてFPGAの回路情報を安全に変更するようなことはできないといった問題があった。
特許文献1では、ネットワーク経由でFPGAを書き換えることが可能であるが、安全にFPGAを書き換えることができないといった問題があった。
本発明の実施形態に係る情報処理装置は、プロセッサとFPGAとにより構成される機器において、プロセッサからFPGAを介して、FPGAの回路情報を記憶する不揮発メモリに対する書換処理を行う場合に、以下の特徴を有する。
図1は本発明の実施形態に係る情報処理装置の全体構成を示すブロック図である。
図1に示すように、情報処理装置100は、FPGA1、FlashROM2、SDRAM3、ネットワークコントローラ4、プロセッサ5、LANコネクタ6を備える。
FPGA1は、情報処理装置100のコントローラであり、回路情報を書換可能な集積回路である。FlashROM2は、メモリ手段を構成し、FPGA1の回路情報およびプロセッサ5の命令コード及びデータが格納されている。FPGA1の初期起動回路情報は、FlashROM2の領域1に格納されている。
追加の回路情報は、領域2、領域3へ格納される。領域2及び領域3に回路情報が正しく書き込まれていることを検査するためのチェックサムは領域5及び領域7に、領域2、3に有効な追加回路情報があることを示す起動コードは領域4、領域6にそれぞれ格納される。なお、本実施形態では、初期起動回路情報の領域1以外の追加領域として、領域2と領域3を示しているが、追加回路情報の領域は領域2である必要はない。
(1)電源ONにより、FPGA1がFlashROM2の0番地から初期起動回路情報を読み出し、FPGA1内部の回路を構成するメモリに書き込んで行く。
(2)回路情報がFPGA1に正常に書き込まれ起動すると、FPGA1はFlashROM2の領域5からデータを読み出し、そのデータが起動コードでなければFlashROM2の領域2に有効な回路情報がないと判断し、FPGA1は初期起動回路情報のまま、通常動作を行う。
(4)次に、FPGA1は、FlashROM2の領域4に格納されているチェックサムを読み出す。
(5)FPGA1は、(3)で算出したチェックサムと(4)で読み出したチェックサムを比較し、合致すれば領域2に正常な回路情報があると判断し、FlashROM2の領域2が0番地になるようにFlashROM2のアドレス端子を操作する。
上記(5)での処理は、具体的には、図3に示すように、アドレス線が0〜20までの2MBのFlashROM2の場合について、領域1が512KB、領域2と領域4および領域5が合わせて512KB、領域3と領域6および領域7が合わせて512KB、領域8が512KBの場合について説明する。
図4に示すように、領域2のアドレスを0番地とするために、FPGA1はデ−タ・フリップ・フロップであるDFF20を1にセットし、DFF21を0にセットする。
(7)上記(6)によって再度回路情報がFPGA1に書き込まれる際、FlashROM2のアドレス19は1に、アドレス20は0になっているため、FPGA1の回路情報は領域2から読み出されることになる。これによって、FPGA1は領域2の回路情報により正常に起動することが可能となる。
なお、このときFPGA1はRST端子の制御を行うが、FPGA1のコンフィグレーション完了の信号を用いても構わない。
続いて、プロセッサ5は、FPGA1を介してFlashROM2の領域8から命令コードを読み出し動作を開始する。
(1)プロセッサ5は、FPGA1及びネットワークコントローラ4を介し、ネットワーク経由で、新しい回路情報を取得し、SDRAM3に書き込む。
(2)プロセッサ5は、FlashROM2の領域2にSDRAM3に格納した新しい回路情報を書き込む前に、領域2、4、5を消去する際は、まず領域4を消去し、次に、領域2、領域5と順に消去する。これにより安全にFPGA1が起動できるようになる。
ここで、万が一、チェックサムが一致してしまった場合は、不正な回路が書き込まれエラーとなってしまうためである。
この順番で書き込むことで、万が一書き込み中に電源が遮断された場合でも、領域4に起動コードがなければ、領域2には有効な回路情報が記憶されてないと判断できるので、領域1の回路情報で正常にFPGA1は起動できる。
なお、電源投入時はResetIC30によって、DFF20、DFF21は0にセットされており、FPGA1のSEL0、1はハイインピーダンス状態のため各セレクタはプルダウンにより0を選択している。これによって、FlashROM2のアドレス19,20に与えられる信号は0となり、FPGA1はFlashROM2の0番地から回路情報を読み出すようになっている。
(6)上記(5)によって再度回路情報がFPGA1に書き込まれる際、FlashROM2のアドレス19は1に、アドレス20は0になっているため、FPGA1の回路情報は領域2から読み出されることになる。
なお、このときFPGA1はRST端子の制御を行うが、FPGA1のコンフィグレーション完了の信号を用いても構わない。
続いて、プロセッサ5は、FPGA1を介してFlashROM2の領域8から命令コードの読み出し動作を開始する。
以上により、FPGA1に新しい回路を追加する際、電源遮断等が発生しても、元の回路に影響を与えることがなく、また元の回路で安全に再起動することができるため、FPGA1の回路情報をネットワーク経由で安全に書き換えることが可能となる。
2 FlashROM
3 SDRAM
4 ネットワークコントローラ
5 プロセッサ
6 LANコネクタ
20,21 DFF
22,23 セレクタ
30 ResetIC
100 情報処理装置
Claims (6)
- 装置全体の制御を行う制御手段と、回路情報を書換可能な集積回路と、前記集積回路の回路情報を保持するメモリ手段とを備える情報処理装置であって、
前記メモリ手段は、情報処理装置全体の電源を投入した際に前記集積回路より読み出される回路情報が格納される第1の領域と、第1の領域の回路情報とは異なる回路情報を格納される第2の領域とを有し、
情報処理装置全体の電源を投入した際は、前記集積回路は前記メモリ手段の第1の領域から回路情報を読み出し、この回路情報により前記集積回路内部の回路を構成し、前記メモリ手段の第2の領域に正常な回路情報が格納されていることを検査する手段を備え、
前記メモリ手段の第2の領域に回路情報が格納されていない、または正常な回路情報が格納されていないと判断した場合は、前記制御手段のリセットを解除し、他方、正常な回路情報が格納されていると判断した場合は、前記メモリ手段のアドレスを変更する手段により、アドレスを変更し、前記集積回路の回路情報の更新を行うことで、前記メモリ手段の第2の領域から回路情報を読み出し、この回路情報により前記集積回路内部の回路を構成し、前記制御手段のリセットを解除する、ことを特徴とする情報処理装置。 - 前記メモリ手段は、前記第2の領域に有効な回路情報が格納されていることを示す起動コードを記憶する第3の領域と、前記第2の領域のチェックサムを記憶する第4の領域を有することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
- 前記メモリ手段は、前記第2の領域が複数あることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
- 前記メモリ手段は、パラレルインターフェースであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の情報処理装置。
- 前記回路情報が格納されていることを検査する手段は、前記集積回路内に構成されたプロセッサであることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
- 前記メモリ手段のアドレスを変更する手段は、前記集積回路内に構成されたプロセッサであることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
Priority Applications (1)
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JP2010270053A JP2012118904A (ja) | 2010-12-03 | 2010-12-03 | 情報処理装置 |
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- 2010-12-03 JP JP2010270053A patent/JP2012118904A/ja active Pending
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