JP2012115429A - 生検装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バネの圧縮量を十分に確保することにより、外針の刺入力を確実に得ることのできる生検装置を提供する。
【解決手段】外針20の基端側を保持するスライダ40に、バネ70の中心軸が外針20の軸心に対して垂直方向に偏位した位置にバネ70を収容するバネ収容部47を設けたので、バネ70の収容スペースが外針20の後方のみに制限されることがなく、圧縮量の大きい長いバネ70を用いることができる。即ち、バネ収容部47を、バネ70の全長L1 がバネ70の一端から外針20の基端までの距離L2 よりも長くなるように形成することにより、バネ70の圧縮量を十分に確保することができるので、弾性力の強いバネを用いなくとも、外針20の刺入力を確実に得ることができる。従って、弾性力の強いバネを用いた場合のように圧縮時にバネが横方向に変形することがなく、バネ70を常にスムーズに復元させることができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば肝臓や腎臓など、生体の組織の一部を採取するために用いられる生検装置に関するものである。
従来、この種の生検装置としては、先端側の外周面に切り欠き部を有する内針と、内針が同軸状に挿入された中空状の外針と、外針を先端方向に付勢するコイル状のバネとを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この生検装置では、内針が装置本体を前後方向に挿通するように配置され、内針の後端に取り付けられたプランジャを操作することにより、内針が装置本体に対して前後方向に移動するようになっている。また、装置本体には外針の後端を保持する外針ホルダが前後方向に移動自在に設けられ、プランジャを後方に引くと、外針ホルダがプランジャに係止して装置本体内の後方に移動するとともに、後方に移動する外針ホルダによってバネが圧縮され、外針ホルダが所定位置まで移動すると、外針ホルダがロックされるようになっている。この場合、内針及び外針は、バネの中心軸と同軸状になるようにバネの内側に配置されている。
前記生検装置を用いて生体の組織を採取する場合は、まず内針及び外針を生体内の目標位置まで穿刺した後、プランジャによって内針を外針の先端から突出させて生体の組織内に刺入する。次に、プランジャを更に前方に移動すると、外針ホルダのロックが解除され、外針ホルダがバネの復元力により勢いよく内針の先端側に移動する。これにより、外針の針先で組織を切り裂きながら内針の切り欠き部内に組織の一部が取り込まれる。この後、内針及び外針を生体から引き抜き、再びプランジャを後方に引いて外針ホルダをロックした後、内針を前方に移動することにより、切り欠き部内の組織が採取される。
特開2002−360694号公報
ところで、前記生検装置では、外針がバネの中心軸と同軸状に配置されているため、バネを収容するスペースが外針ホルダの後方のみに制限される。このため、バネの長さが短くなって圧縮量が不足するため、バネの復元力を十分に得るためには弾性力の強いバネを用いる必要がある。
しかしながら、弾性力の強いバネを用いると、バネを圧縮する際にバネが横方向に変形しやすくなり、バネが横方向に変形した状態で圧縮されると、外針ホルダのロックを解除した際にバネをスムーズに復元させることができず、外針の速度が低下してバネによる外針の刺入力を十分に得ることができない。その結果、外針で組織を確実に切り裂くことができず、内針の切り欠き部内に組織が取り込まれないという不具合があった。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、バネの圧縮量を十分に確保することにより、外針の刺入力を確実に得ることのできる生検装置を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、先端側の外周面に切り欠き部を有する内針と、内針が同軸状に移動自在に挿入された中空状の外針と、外針を先端方向に付勢するコイル状のバネとを備え、内針の先端側を外針の先端から突出させて生体の組織内に刺入した後、バネの復元力で外針を内針の先端側に移動させて内針の切り欠き部内に組織の一部を取り込んで採取する生検装置において、前記外針の基端側を保持し、本体基部に前後方向に移動自在に設けられたスライダを備え、スライダに、バネの中心軸が外針の軸心に対して垂直方向に偏位した位置にバネを収容するバネ収容部を設け、バネ収容部を、バネの全長がバネの一端から外針の基端までの距離よりも長くなるように形成している。
これにより、バネの中心軸が外針の軸心に対して垂直方向に偏位した位置にバネが収容されることから、バネの収容スペースが外針の後方のみに制限されることがなく、圧縮量の大きい長いバネを用いることが可能となる。即ち、バネの全長がバネの一端から外針の基端までの距離よりも長くなるようにバネ収容部が形成されていることから、バネの圧縮量が十分に確保され、弾性力の強いバネを用いなくとも、外針の刺入力を確実に得ることができる。
本発明によれば、バネの圧縮量を十分に確保することができるので、弾性力の強いバネを用いなくとも、外針の刺入力を確実に得ることができる。従って、弾性力の強いバネを用いた場合のように圧縮時にバネが横方向に変形することがないので、バネを常にスムーズに復元させることができ、組織の採取を確実に行うことができる。
本発明の一実施形態を示す生検装置の斜視図 生検装置の一部を示す分解斜視図 生検装置の他の部分を示す分解斜視図 スライダが前方に移動した状態を示す生検装置の平面断面図 スライダが後方に移動した状態を示す生検装置の平面断面図 生検装置の動作を示す側面断面図 生検装置の動作を示す側面断面図 生検装置の動作を示す側面断面図 内針及び外針の動作を示す拡大側面断面図
図1乃至図9は本発明の一実施形態を示すものであり、例えば肝臓や腎臓など、生体の組織の一部を採取するために用いられる生検装置に関するものである。
本実施形態の生検装置は、人体に刺入する内針10及び外針20と、内針10の基端側を保持するプランジャ30と、外針20の基端側を保持するスライダ40と、スライダ40を前後方向に移動自在に支持する本体基部50と、本体基部50に支持されたスライダ40を覆う本体ケース60と、スライダ40を前方に付勢するコイル状のバネ70とを備え、本体基部50と本体ケース60によって装置本体が構成されている。
内針10は、先端部を鋭利に形成された中実針からなり、先端側の外周面には切り欠き部10aが設けられている。内針10の基端側にはプランジャ30に着脱自在に固定されるハブ11が設けられ、ハブ11は合成樹脂の一体成形により内針10の基端側に形成されている。ハブ11は、内針10と同軸状に形成された円柱部11aと、円柱部11aから一側方に延出する板状部11bとからなり、円柱部11aの外周面には複数の突部11cが互いに前後方向に間隔をおいて上下一対ずつ設けられている。また、板状部11bにはプランジャ30に固定するための円形の固定孔11dが設けられ、固定孔11dは上下方向に貫通している。
外針20は、先端の開口端を鋭利に形成された中空針からなり、その内部には内針10が同軸状に軸方向に移動自在に挿入されている。外針20の基端側にはスライダ40に着脱自在に固定されるハブ21が設けられ、ハブ21は合成樹脂の一体成形により外針20の基端側に形成されている。この場合、外針20の基端はハブ21の後端に開口している。ハブ21は、外針20と同軸状に形成された円柱部21aと、円柱部21aから一側方に延出する板状部21bとからなり、円柱部21aの外周面には複数の突部21cが互いに前後方向に間隔をおいて上下一対ずつ設けられている。また、板状部21bにはスライダ40に固定するための円形の固定孔21dが設けられ、固定孔21dは上下方向に貫通している。
プランジャ30は、内針10のハブ11を収容するハブ収容部31と、ハブ収容部31の上面側を覆うカバー32と、スライダ40に係止するアーム部33と、手指で把持可能な把持部34とからなる。ハブ収容部31は上面及び一側面を開口し、その内部にはハブ11の固定孔11dに圧入されるピン31aが上方に向かって突設されている。ハブ収容部31の前面壁にはU字状の切り欠き31bが設けられ、切り欠き31bはハブ11の円柱部11aの前端側を受容するようになっている。また、ハブ収容部31の両側面の下部には、それぞれ四角形状の孔31cが設けられている。カバー32は固定部31の上面及び両側面を覆うように断面コ字状に形成され、その両側壁の下端側にはハブ収容部31の孔31cに係止する爪32aがそれぞれ設けられている。アーム部33はハブ収容部31の前端下部から前方に延出しており、その先端側にはスライダ40に係合する係合部33aが設けられている。係合部33aはアーム部33の上方に突出するとともに、後方に向かってL字状に屈曲するように形成されている。把持部34はハブ収容部31の後端側に設けられ、内針10に対してフランジ状に広がる円板状に形成されている。
スライダ40は、前後方向に長いブロック状に形成され、その前後方向中央側には外針20のハブ21を収容するハブ収容部41が設けられている。ハブ収容部41は上面及び一側面を開口し、その内部にはハブ21の固定孔21dに圧入されるピン41aが上方に向かって突設されている。スライダ40の上面には、ハブ収容部41から前後方向にそれぞれ延びる溝42,43が設けられ、前方の溝42には外針20が受容され、後方の溝43には内針10が受容されるようになっている。スライダ40の下面には、本体基部50に前後方向の第1の位置で係止する第1の係止部44と、本体基部50に第1の位置よりも所定距離だけ後方の第2の位置で係止する第2の係止部45がそれぞれ下方に向かって突設され、各係止部44,45は弾性変形により上下方向に変位可能に形成されている。この場合、各係止部44,45は、前端が垂直に形成され、後端が後方に向かって上り傾斜をなすように形成されている。更に、スライダ40の下面には、プランジャ30の係合部33aに係合する係合部46が突設され、係合部46は前方に向かってL字状に屈曲するように形成されている。また、スライダ40には、バネ70を収容するバネ収容部47が設けられている。バネ収容部47は、前後方向に延びる円筒状に形成され、その後端はバネ70を挿入可能に開口し、その内径はバネ70の外径よりも僅かに大きく形成されている。この場合、バネ収容部47は、外針20に対してスライダ40の幅方向一方(他側面側)に偏位した位置に設けられ、これによりバネ70の中心軸が外針20の軸心に対して垂直方向(スライダ40の幅方向)にずれている。また、バネ収容部47は、その前端が外針20の基端(ハブ収容部41に収容されたハブ21の後端)よりも前方に位置するように設けられている。これにより、バネ収容部47は、バネ70の全長L1 がバネ70の一端から外針20の基端までの距離L2 よりも長くなるように形成されている。
本体基部50は平板状に形成され、その幅方向両側には把持部51がそれぞれ設けられている。各把持部51は本体基部50の幅方向外側に向かって延出しており、指を挿入可能な環状をなすように形成されている。本体基部50の前端には上方に延びる前壁部52が設けられ、前壁部52には前方に延びる延出部52aが設けられている。延出部52aには前後方向に延びる溝52bが設けられ、溝52bには外針20が受容されるようになっている。本体基部50には、スライダ40の第1の係止部44及び第2の係止部45の何れか一方が係止する係止部53が設けられている。この場合、各係止部53は、前端が前方に向かって下り傾斜をなすように形成され、後端は垂直に形成されている。本体基部50の上面には前後方向に延びる幅方向一対のガイドレール54が設けられ、本体基部50上を前後方向に摺動するスライダ40の幅方向への移動が各ガイドレール54によって規制されるようになっている。また、本体基部50には、前後方向中央側から後端に亘って延びる長孔55が設けられ、長孔55にはプランジャ30のアーム部33が前後方向に移動自在に係合するようになっている。更に、本体基部50の幅方向両側には、本体ケース60を固定するための取付孔56がそれぞれ前後一対ずつ設けられている。
本体ケース60は、前面及び下面を開口した中空状に形成され、その幅方向両側に前後一対ずつ設けた取付片61を本体基部50の各取付孔56にそれぞれ挿入することにより、本体基部50に取り付けられている。この場合、各取付片61の先端に設けた爪61aが取付孔56の縁部に係止することにより、本体ケース60が本体基部50に固定されるようになっている。本体ケース60内には、バネ70の内側に挿入される円柱状のバネ支持部62が設けられ、バネ支持部62は本体ケース60内の後端面から前方に向かって延出している。この場合、バネ支持部62は、その外径がバネ70の内径よりも僅かに小さく形成されるとともに、その中心軸がスライダ40のバネ収容部47の中心軸と同軸状になるように本体ケース60内の幅方向一方に偏位した位置に設けられている。また、本体ケース60の上面には前後方向に延びる窓部63が設けられ、窓部63を通して外部から本体ケース60内のスライダ40を目視可能なっている。この場合、窓部63の側方には前後方向3段階の位置を示す表示部63aが設けられ、表示部63aには外針20の突出量(ミリメートル)を示す「0」「10」「20」の数字が表示されている。また、本体ケース60の背面には内針10を挿通する挿通孔64が設けられている。即ち、プランジャ30に保持された内針10は、本体ケース60の挿通孔64を挿通するとともに、本体ケース60内のスライダ40に保持された外針20の基端側に挿入されている。これにより、プランジャ30を前後方向に移動すると、内針10が外針20内を前後方向に移動するようになっている。
バネ70は、一端を本体ケース60内の後端面に係止するとともに、他端をバネ収容部47の前端に係止しており、スライダ40が後方に移動すると圧縮されるようになっている。この場合、バネ70の内側にはバネ支持部62が挿入され、バネ70がバネ支持部62の外周面とバネ収容部47の内周面の間に配置されている。
以上のように構成された生検装置においては、図6に示すようにプランジャ30を後方へ引くと、プランジャ30の係合部33aがスライダ40の係合部46に係合し、プランジャ30と共にスライダ40が後方へ移動する。その際、バネ収容部47内のバネ70が圧縮される。スライダ40が後方へ移動すると、まず、図6に示すようにスライダ40の第1の係止部44が本体基部50の係止部53に係止し、スライダ40が第1の位置でロックされる。また、プランジャ30を更に後方へ引くと、図7に示すようにスライダ40の第2の係止部45が本体基部50の係止部53に係止し、スライダ40が第2の位置でロックされる。この場合、外針20を突出させたい量に応じて、スライダ40を第1または第2の位置でロックする。その際、スライダ40がロックされた位置は、本体ケース60内のスライダ40の位置を窓部63から目視することにより確認することができる。例えば、スライダ40が第1の位置でロックされた場合は、スライダ40の上面所定位置P(ハブ収容部41の後端位置)が表示部63aの「10」の表示位置で停止し、スライダ40が第2の位置でロックされた場合は、スライダ40の前記位置Pが表示部63aの「20」の表示位置で停止する。
次に、生体から組織を採取する場合は、外針20を生体に穿刺した後、プランジャ30を前方に押し込むことにより、図9(a) に示すように外針20の先端から内針10を突出させる。その際、プランジャ30の係合部33aがスライダ40の係合部46から外れ、プランジャ30と内針10のみが前進する。ここで、更にプランジャ30を前方に押し込むと、プランジャ30のアーム部33の先端がスライダ40の第1の係止部44及び第2の係止部45に順次当接し、これらの係止部44,45を上方に変位させる。これにより、本体基部50の係止部53に係止していた第1の係止部44または第2の係止部45が係止部53から外れてロックが解除され、図8に示すようにバネ70の復元力により外針20が勢いよく前方に移動する。これにより、図9(b) に示すように外針20が内針10の周囲の組織を切り裂きながら内針10に被さり、内針10の切り欠き部10a内に組織の一部が取り込まれる。
この後、生検装置を生体から引き抜くことにより、生検針1内に検体が採取される。生体から引き抜いた後は、再びプランジャ30を後方に引き、スライダ40を後退させてロックした後、ロックが解除されない位置までプランジャ30を前進させ、内針10を外針20から露出させることにより、内針10の切り欠き部10aから検体を取り出すことができる。
このように、本実施形態の生検装置によれば、外針20の基端側を保持するスライダ40に、バネ70の中心軸が外針20の軸心に対して垂直方向に偏位した位置にバネ70を収容するバネ収容部47を設けたので、バネ70の収容スペースが外針20の後方のみに制限されることがなく、圧縮量の大きい長いバネ70を用いることができる。即ち、バネ収容部47を、バネ70の全長L1 がバネ70の一端から外針20の基端までの距離L2 よりも長くなるように形成することにより、バネ70の圧縮量を十分に確保することができるので、弾性力の強いバネを用いなくとも、外針20の刺入力を確実に得ることができる。従って、弾性力の強いバネを用いた場合のように圧縮時にバネが横方向に変形することがないので、バネ70を常にスムーズに復元させることができ、組織の採取を確実に行うことができる。
この場合、本体ケース60に、バネ70の内側に挿入されるバネ支持部62を設けたので、バネ70をバネ収容部47の内周面とバネ支持部62の外周面との間にほぼ隙間なく配置することができ、バネ70の横方向への変形をより確実に防止することができる。
また、内針10の基端側に設けた内針ハブ11をプランジャ30のハブ収容部31に収容することにより、内針10をプランジャ30に取り付けるようにしたので、内針10に予め内針ハブ11を設けておくことにより、内針10をプランジャ30に直接取り付ける場合に比べて内針10を容易に取り付けることができ、組立作業を効率良く行うことができる。
更に、外針20の基端側に設けた外針ハブ21をスライダ40のハブ収容部41に収容することにより、外針20をスライダ40に取り付けるようにしたので、内針10の場合と同様、外針20に予め外針ハブ21を設けておくことにより、外針20をスライダ40に直接取り付ける場合に比べて外針20を容易に取り付けることができ、組立作業を効率良く行うことができる。
また、プランジャ30を後方に移動させると、スライダ40がプランジャ40に係止しながら後方に移動して所定位置でロックされ、プランジャ30を前方に移動すると、スライダ40のロックが解除されるようにしたので、プランジャ40の操作のみでバネ70の圧縮及びスライダ40のロック解除を行うことができ、組織の採取時における手技を容易に行うことができる。
この場合、スライダ40を前後方向に位置の異なる2箇所でロック可能に構成したので、外針20の突出量を二段階に切り換えることができ、検査の目的等に応じて任意の採取量を得ることができる。尚、スライダ40のロック位置は2箇所に限られず、3箇所以上にすることも可能である。
10…内針、10a…切り欠き部、11…内針ハブ、20…外針、21…外針ハブ、40…スライダ、47…バネ収容部、50…本体基部、60…本体ケース、62…バネ支持部、70…バネ。

Claims (6)

  1. 先端側の外周面に切り欠き部を有する内針と、内針が同軸状に移動自在に挿入された中空状の外針と、外針を先端方向に付勢するコイル状のバネとを備え、内針の先端側を外針の先端から突出させて生体の組織内に刺入した後、バネの復元力で外針を内針の先端側に移動させて内針の切り欠き部内に組織の一部を取り込んで採取する生検装置において、
    前記外針の基端側を保持し、本体基部に前後方向に移動自在に設けられたスライダを備え、
    スライダに、バネの中心軸が外針の軸心に対して垂直方向に偏位した位置にバネを収容するバネ収容部を設け、
    バネ収容部を、バネの全長がバネの一端から外針の基端までの距離よりも長くなるように形成した
    ことを特徴とする生検装置。
  2. 前記装置本体側に、バネの内側に挿入されるバネ支持部を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の生検装置。
  3. 前記外針を、外針の基端側に設けた外針ハブを介してスライダに取り付けた
    ことを特徴とする請求項1または2記載の生検装置。
  4. 前記内針の基端側を保持するプランジャを備え、
    内針を、内針の基端側に設けた内針ハブを介してプランジャに取り付けた
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載の生検装置。
  5. 前記プランジャを後方に移動させると、スライダがプランジャに係止しながら後方に移動して所定位置でロックされ、プランジャを前方に移動すると、スライダのロックが解除されるように構成した
    ことを特徴とする請求項4記載の生検装置。
  6. 前記スライダを前後方向に位置の異なる複数箇所でロック可能に構成した
    ことを特徴とする請求項5記載の生検装置。
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