JP6088116B2 - バイオプシー装置のための針射出機構 - Google Patents

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    • A61B2010/0208Biopsy devices with actuators, e.g. with triggered spring mechanisms

Description

バイオプシーサンプルは、多種多様な装置を使用する種々の医療手法において多種多様な仕方で取得されている。バイオプシー装置は、定位的ガイダンス、超音波ガイダンス、MRIガイダンス、PEMガイダンス、BSGIガイダンス、又はその他の下で使用することができる。例えば、いくつかのバイオプシー装置は、ユーザが片手で完全に操作可能であり、1回の挿入で患者から1つ以上のバイオプシーサンプルを取得することができる。更に、いくつかのバイオプシー装置は、流動体(例えば、加圧した空気、生理食塩水、大気、真空など)の連通ないしやり取り(communication)のため、電源供給(communication)のため、及び/又はコマンドなどの通信(communication)のために、真空モジュール及び/又はコントロールモジュールと接続(tethered)することができる。他のバイオプシー装置は、他の装置との接続又は連結(connected)無しに、完全に又は少なくとも部分的に動作することができる。
バイオプシー装置の一例は、以下の文献に開示されている。1996年6月18日に刊行された米国特許5,526,822号、発明の名称「Method and Apparatus for Automated Biopsy and Collection of Soft Tissue」;2000年7月11日に刊行された米国特許6,086,544号、発明の名称「Control Apparatus for an Automated Surgical Biopsy Device」;2003年6月12日に公開された米国公開2003/0109803号、発明の名称「MRI Compatible Surgical Biopsy Device」;2006年4月6日に公開された米国公開2006/0074345号、発明の名称「Biopsy Apparatus and Method」;2007年5月24日に公開された米国公開2007/0118048号、発明の名称「Remote Thumbwheel for a Surgical Biopsy Device」;2008年9月4日に公開された米国公開2008/0214955号、発明の名称「Presentation of Biopsy Sample by Biopsy Device」;2009年7月2日に公開された米国公開2009/0171242号、発明の名称「Clutch and Valving System for Tetherless Biopsy Device」;2010年6月17日に公開された米国公開2010/0152610号、発明の名称「Hand Actuated Tetherless Biopsy Device with Pistol Grip」;2010年6月24日に公開された米国公開2010/0160819号、発明の名称「Biopsy Device with Central Thumbwheel」;2010年12月16日に公開された米国公開2010/0317997号、発明の名称「Tetherless Biopsy Device with Reusable Portion」;2012年5月3日に公開された米国公開2012/0109007号、発明の名称「Handheld Biopsy Device with Needle Firing」;2012年10月18日に公開された米国公開2012/0265095号、発明の名称「Biopsy Device with Motorized Needle Firing」;2014年2月6日に公開された米国公開2014/0039343号、発明の名称「Biopsy System」;及び2014年3月12日に出願された米国仮特許出願14/205,851号、発明の名称「Biopsy Site Marker Applier」。上記の米国特許、米国特許出願広報及び米国特許出願の各々の開示は、本願に引用によって組み込まれる。
米国特許5,526,822号 米国特許6,086,544号 米国公開2003/0109803号 米国公開2006/0074345号 米国公開2007/0118048号 米国公開2008/0214955号 米国公開2009/0171242号 米国公開2010/0152610号 米国公開2010/0160819号 米国公開2010/0317997号 米国公開2012/0109007号 米国公開2012/0265095号 米国公開2014/0039343号 米国仮特許出願14/205,851号
バイオプシーサンプルを取得するためにいくつかのシステム及び方法が作製及び使用されているが、本発明者らより前に誰も特許請求の範囲に記載の発明をしていない、または、使用していないと信じられる。
なお、本発明は以下の好ましい形態も含む。
(形態1)
(a)本体と、
(b)本体に対して相対的に縦に移動するように構成される針と
(c)本体に対して相対的に縦に針を移動させるように動作する針射出機構と、を含み、
該針は、
(i)鋭い先端部、及び
(ii)遠位側フランジ及び近位側フランジを含むハブ部、を含み、
該針射出機構は、針のハブ部と係合されるフォーク部材を含み、
該フォーク部材は、
(i)前記遠位側フランジと係合するように構成され、遠位側稜部(ないしエッジ)において互いに接する一対の遠位側傾斜面、及び
(ii)前記近位側フランジと係合するように構成され、近位側稜部において互いに接する一対の近位側傾斜面を有する、バイオプシー装置。
(形態2)
前記遠位側稜部が、第1の垂直位置において前記遠位側フランジと係合するように構成され、
前記近位側稜部が、第2の垂直位置において前記近位側フランジと係合するように構成され、
第2の垂直位置が、第1の垂直位置とは異なる、
ことを特徴とする形態1に記載のバイオプシー装置。
(形態3)
射出フォーク(フォーク部材)が、フォーク本体と、フォーク本体から上向きに延在する一対のプロング(爪部)とを有することを特徴とする形態1に記載のバイオプシー装置。
(形態4)
少なくとも1つのプロングが、一対の遠位側傾斜面を有することを特徴とする形態3に記載のバイオプシー装置。
(形態5)
少なくとも1つのプロングが一対の近位側傾斜面を有することを特徴とする形態4に記載のバイオプシー装置。
(形態6)
各プロングが、各々の先端部において終端することを特徴とする形態3に記載のバイオプシー装置。
(形態7)
前記遠位側稜部が対応するプロングの先端部から垂直方向の距離を隔てて配されるように、前記遠位側稜部がフォーク本体と一対のプロングの対応するプロングの先端部との間の垂直位置に配されることを特徴とする形態6に記載のバイオプシー装置。
(形態8)
前記近位側稜部が対応するプロングの先端部から垂直方向の距離を隔てて配されるように、前記近位側稜部がフォーク本体と一対のプロングの対応するプロングの先端部との間の垂直位置に配されることを特徴とする形態7に記載のバイオプシー装置。
(形態9)
前記遠位側稜部と対応するプロングの先端部との間の垂直方向の距離が、前記遠位側稜部と対応するプロングの先端部との間の垂直方向の距離未満であることを特徴とする形態8に記載のバイオプシー装置。
(形態10)
射出フォークが、一対のプロングの各プロングとフォーク本体との間での移行部を成す湾曲棚部を含むことを特徴とする形態3に記載のバイオプシー装置。
(形態11)
針がフォーク部材の内側で回転するように構成される、形態1に記載のバイオプシー装置。
(形態12)
前記近位側フランジがサムホイールを形成するように構成される形態1に記載のバイオプシー装置。
(形態13)
針射出機構が、
(i)針を本体に対して相対的に遠位側へ付勢するように構成される弾性部材と、
(ii)針と係合される移動部材であって、該移動部材は弾性部材を圧縮するように動作するものと、
を更に含むこと、を特徴とする形態1に記載のバイオプシー装置。
(形態14)
針射出機構がモーターを更に含み、該モーターが移動部材を本体に対して相対的に遠位側へ移動させるように動作すること、を特徴とする形態13に記載のバイオプシー装置。
(形態15)
モーターが、更に、移動部材を本体に対して相対的に近位側へ移動させるように動作することを特徴とする形態14に記載のバイオプシー装置。
(形態16)
移動部材が少なくとも1つの歯止めポールを有することを特徴とする形態13に記載のバイオプシー装置。
(形態17)
移動部材が本体部分とキャップ部材とを含み、該キャップ部材が該本体部分と協働的に、少なくとも1つの歯止めポールを本体部分に対して相対的に保持するように構成される形態16に記載のバイオプシー装置。
(形態18)
本体部分が、垂直方向に形成された凹状部と水平方向に形成された凹状部を画成し、
キャップ部材が、垂直方向の突起部と水平方向の突起部とを含み、
垂直方向の凹状部が、垂直方向の突起部を受容するように構成され、かつ、
水平方向の凹状部が、水平方向の突起部を受容するように構成されること
を特徴とする形態17に記載のバイオプシー装置。
(形態19)
(a)本体と、
(b)本体に対して相対的に縦に移動するように構成される針と、
(c)本体に対して相対的に縦に針を移動させるよう動作する針射出機構と、を含み、
該針は、
(i)鋭い先端部、及び
(ii)遠位側フランジ及び近位側フランジを含むハブ部、を含み、
該針射出機構は、針のハブ部と係合されるフォーク部材を含み、
該フォーク部材は、
(i)第1の垂直位置において前記遠位側フランジと係合するように構成される、水平に配向された遠位側稜部と、
(ii)第2の垂直位置(第2の垂直位置は第1の垂直位置と異なる)において前記近位側フランジと係合するように構成される、水平に配向された近位側稜部とを含む、バイオプシー装置。
(形態20)
(a)本体と、
(b)本体に対して相対的に縦に移動するように構成される針と、
(c)本体に対して相対的に縦に針を移動させるよう動作する針射出機構と、を含むバイオプシー装置であって、
針射出機構が、針と係合されるフォーク部材を含み、
フォーク部材が、
(i)フォーク本体と、
(ii)フォーク本体から上向きに延在する第1のプロングと
(iii)フォーク本体から上向きに延在する第2のプロングとを含み、
第1のプロングは、
(A)遠位側稜部において互いに接する一対の遠位側傾斜面と、
(B)近位側稜部において互いに接する一対の近位側傾斜面とを含み、
第2のプロングは、
(A)遠位側稜部において互いに接する一対の遠位側傾斜面と、
(B)近位側稜部において互いに接する一対の近位側傾斜面とを含む、
ことを特徴とするバイオプシー装置。


明細書は、特に本発明を提示し(point out)かつ明確に本発明の特許を請求する特許請求の範囲によって結論付けられるが、本発明は、ある実施形態についての以下の記載から、添付の図面と組み合わせて、より良く理解されると信じられる。図面において、引用符号などは、同一の構成要素を規定する。図面において、いくつかの構成要素又は構成要素の部分は、概念上の(仮想的な)ものとして示され、破線によって表現される。
図1は、バイオプシー装置の一例における種々の構成要素を示すブロック模式図を示す。
図2は、バイオプシー装置の一例における、互いに係合(カップル化)されるプローブ及びホルスタの斜視図を示す。
図3は、図2のバイオプシー装置の斜視図を示し、プローブはホルスタから分離され、プローブの下側及びホルスタの上側が露出している。
図4Aは、装着後位置(armed position)に針を有する図2のバイオプシー装置の側面図を示す。
図4Bは、射出後位置(fired position)に針を有する図2のバイオプシー装置の側面図を示す。
図5は、頂部ハウジングカバーが外された、図2のバイオプシー装置のホルスタの平面図を示す。
図6は、図5のホルスタの針射出機構の分解斜視図を示す。
図7は、図6の針射出機構のリードネジ部及び射出チューブの側面図を示す。
図8は、図7の射出チューブと係合した図5のホルスタのカムレール(cam rails)の断面図を示す。
図9Aは、装着前状態(pre-armed configuration)の針射出機構を有する図5のホルスタの平面図を示す。
図9Bは、装着後状態(armed configuration)の針射出機構を有する図5のホルスタの平面図を示す。
図9Cは、射出(準備)状態(firing configuration)の針射出機構を有する図5のホルスタの平面図を示す。
図9Dは、射出後状態(fired configuration)の針射出機構を有する図5のホルスタの平面図を示す。
図10は、図9Cの射出(準備)状態の針射出機構を有する図6の針射出機構の構成要素の部分的斜視(透視)図を示す。
図11は、図1のバイオプシー装置に組み込まれる射出フォークの一例の斜視図を示す。
図12は、図11の射出フォークの正面図を示す。
図13は、図11の射出フォークの側面図を示す。
図14は、図1のバイオプシー装置と係合された図11の射出フォークの部分的斜視図を示す。
図15は、図11の射出フォーク及び図1のバイオプシー装置の部分的側面図を示す。
図16は、図1のバイオプシー装置に組み込まれる他の射出フォークの一例の斜視図を示す。
図17は、図16の射出フォークの正面図を示す。
図18は、図16の射出フォークの側面図を示す。
図19は、図16の射出フォーク及び図1のバイオプシー装置の部分的側面図を示す。
図20は、図6の針射出機構への組み込みに適した他の係合機構の一例の斜視図を示す。
図21は、図20の係合機構の他視点の斜視図を示す。
図22は、図20の係合機構の分解図を示す。
図23は、図20の係合機構の部分的分解図を示す。
図24は、図20の係合機構の正面図を示す。
図25は、図20の係合機構の図20のライン25−25に沿った断面図を示す。
図面はいずれかの仕方(態様)に限定することを意図するものではなく、また、本発明の種々の実施形態は、図面に必ずしも示されていないものを含む多種多様な他の仕方(態様)で実施することができると考えられる。本願明細書に組み込まれ、その一部分を構成する添付図面は本発明のいくつかの視点を示し、明細書と共に本発明の原理(原則)を説明する役割を果たす。しかしながら、本発明は図示の正確な態様(arrangements)に限定されないことが理解される。
本発明のある例についての以下の記載は、本発明の範囲を限定するために使用されるべきではない。本発明の他の例、特徴、視点、実施形態及び利点は、本発明を実施するために考えられたベストモードの1つを示す以下の記載から、本発明の技術分野における通常の知識を有する者には明確であろう。実現される場合には、本発明は他の異なるかつ自明の視点のものであり得るだろうが、全て本発明から逸脱するものでは無い。従って、図面及び記載は、例示的な性質のものとみなされるべきであり、制限的なものではない。
I.バイオプシー装置の一例の概観
図1〜4は、バイオプシー装置(10)の一例を示す。この例のバイオプシー装置(10)は、プローブ(100)及びホルスタ(700)を含む。針(110)は、プローブ(100)から遠位側(distally:針先側)へ延在し、以下により詳細に記載されるように患者の組織内へ挿入されて組織サンプルを取得する。これらの組織サンプルは、下記においてより詳細に記載されるように、プローブ(100)の近位端(proximal end:本体側端部)における組織サンプルホルダ(300)内に貯留(deposited)される。本願における用語「ホルスタ」の使用に関しては、プローブ(100)のいずれかの部分のホルスタ(700)のいずれかの部分への挿入が必要であると読まれるべきでないことも理解されるべきである。本例では、プロング(爪部)(102)は、プローブ(100)をホルスタ(700)に対して着脱可能な状態で確保(固定)するために使用されるが、多種多様な他のタイプの構造、構成要素、特徴など(例えば、バヨネットマウント、ラッチ、クランプ、クリップ、スナップフィット結合具など)を、プローブ(100)とホルスタ(700)の着脱可能な係合をもたらすために使用することができると理解されるべきである。更に、いくつかのバイオプシー装置(10)において、プローブ(100)及びホルスタ(700)は、2つ構成要素が分離できないように、一体的(ないし単ユニット式:unitary)又は一体式(integral)の構造であっても良い。一例に過ぎないが、プローブ(100)及びホルスタ(700)が分離可能な構成要素として提供されるバージョンでは、プローブ(100)を使い捨て可能な構成要素として提供しても良いし、その一方で、ホルスタ(700)を再利用可能な構成要素として提供しても良い。プローブ(100)とホルスタ(700)との間の更なる他の適切な構造上の及び機能的な関係は、本願における教示を読めば本発明の分野における通常の知識を有する者には明白だろう。
バイオプシー装置(10)のいくつかのバリエーションは、プローブ(100)及び/又はホルスタ(700)の中に、プローブ(100)がホルスタ(700)と係合された時を検出するよう構成される1以上のセンサ(図示されない)を含むことができる。そのようなセンサ又は他の特徴は、更に、あるタイプのプローブ(100)及びホルスタ(700)同士のみの係合を許容するよう構成される。更に又はその代わりに、そのようなセンサは、適切なプローブ(100)及びホルスタ(700)が互いに係合されるまで、プローブ(100)及び/又はホルスタ(700)の1以上の機能を無効にするように構成することができる。もちろん、そのようなセンサ及び特徴は、所望であれば改変又は省略することができる。
図1に示すように、いくつかのバージョンにおいて、バイオプシー装置(10)は、真空ポンプなどの真空源(vacuum source)(800)を含む。一例に過ぎないが、真空源(800)は、プローブ(100)及び/又ホルスタ(700)に組み込むことができるし、あるいは完全に別個の構成要素であり得る。真空源(800)がプローブ(100)及びホルスタ(700)とは別個のバージョンにおいて、真空源(800)は、プローブ(100)及び/又はホルスタ(700)と、可撓性(フレキシブル)チューブなどの1本以上の導管を介して接続(coupled)することができる。図1に示すように、真空源(800)は、組織サンプルホルダ(300)及び針(110)と流動体を流通する状態である。すなわち、真空源(800)は、針(110)の側面開口部(lateral aperture)(114)の中に組織を引き入れるように動作することができる。組織サンプルホルダ(300)も、カッター(200)と流動体を流通する状態である。すなわち、真空源(800)は、切り出された組織サンプルを、カッター(200)の中空部を介して組織サンプルホルダ(300)の中に引き入れるように動作することもできる。真空源(800)を使用することができる他の適切な仕方は、本願における教示を読めば本発明の分野における通常の知識を有する者には明白であるだろう。真空源(800)は所望であれば単純に省略することができることも理解されるべきである。
いくつかのバージョンにおいて、真空源(800)は、米国公開2008/0214955号の教示に従って提供することができる。該文献の開示は引用によって本願に組み込まれる。更に又はその代わりに、真空源(800)は、米国公開2012/0109007号の教示に従って提供することができる。該文献の開示は引用によって本願に組み込まれる。更なる他の一例として、真空源(800)は、2013年2月19日に刊行された米国特許8,376,957号、発明の名称「Biopsy Device with Auxiliary Vacuum Source」の教示に従って提供することができる。該文献の開示は引用によって本願に組み込まれる。更なる他の一例として、真空源(800)は、2014年2月6日に公開された米国公開2014/0039343号、発明の名称「Biopsy System」の教示に従って提供することができる。該文献の開示は引用によって本願に組み込まれる。真空源(800)を提供することができる更なる他の適切な仕方は、本願における教示を読めば本発明の分野における通常の知識を有する者には明白だろう。真空源(800)は、種々のバルブ機構と結合することができることも理解されるべきである。一例に過ぎないが、真空源(800)は、少なくとも、2013年8月22日に公開された米国公開2013/0218047号、発明の名称「Biopsy Device Valve Assembly」の教示のいくつかに従って構築及び動作されるバルブ機構と結合することができる。該文献の開示は引用によって本願に組み込まれる。
本例のバイオプシー装置(10)は、テーブル又は固定具に搭載(マウント)されるように構成され、定位的ガイダンスの下で使用される。もちろん、バイオプシー装置(10)は、その代わりに、超音波ガイダンス、MRIガイダンス、PEMガイダンス、BSGIガイダンス、又はその他の下で使用することができる。バイオプシー装置(10)は、ユーザが片手でバイオプシー装置(10)を操作できるような大きさ及び形状を有することができることも理解されるべきである。特に、ユーザは、バイオプシー装置(10)を掴んで、針(110)を患者の胸へ挿入し、そして1又は複数の組織サンプルを患者の胸の中から収集するという、全ての工程を片手のみで実行することができる。あるいは、ユーザは、片手より多い手(ないし両手以上:more than one hand)で、及び/又はいずれかの所望の支援具を用いて、バイオプシー装置(10)を掴むことができる。いくつかのセッティングにおいて、ユーザは、患者の胸の中への針(110)の単回の挿入のみで複数の組織サンプルを採取することができる。そのような組織サンプルは、組織サンプルホルダ(300)内において空気力学的に(pneumatically)で貯留し、そして後に組織サンプルホルダ(300)から解析のために回収することができる。本願に記載の例は、しばしば、患者の胸からのバイオプシーサンプルの取得に関して言及するが、バイオプシー装置(10)は、多種多様な他の目的のために、そして患者の解剖学上の多種多様な他の部分(例えば、前立腺、甲状腺など)において、多種多様な他の手法で使用することができると理解されるべきである。バイオプシー装置(10)の種々の構成要素、特徴、形状及び操作(動作)の例は、下記においてより詳細に記載される。しかしながら、他の適切な構成要素、特徴、形状及び操作(動作)は、本願における教示を読めば本発明の分野における通常の知識を有する者には明白であるだろう。
II.プローブの一例
図2〜4に示すように、本例のプローブ(100)は、遠位側(distally)に延在する針(110)を含む。プローブ(100)は、互いに堅固に(fixedly)確保されるシャーシ(120)及び頂部ハウジング(130)も含む。図3に最も良く示すように、ギア(140)は、シャーシ(120)における開口部(142)を介して露出し、プローブ(100)におけるカッター作動機構(202)を移動させるよう動作する。図3おいても見出されるように、他のギア(144)は、シャーシ(120)における他の開口部(146)介して露出し、以下により詳細に記載されるように針(110)を回転するように動作する。プローブ(100)のギア(140)は、プローブ(100)とホルスタ(700)とが互いに係合される時に、ホルスタ(700)の露出したギア(740)と噛み合う。同様に、プローブ(100)のギア(144)は、プローブ(100)とホルスタ(700)とが互いに係合される時に、ホルスタ(700)の露出したギア(744)と噛み合う。
A.針の一例
本例の針(110)は、穿孔先端部(piercing tip)(112)、先端部(112)の近位側に位置する側面開口部(114)及びハブ部材(150)を含む。組織穿孔先端部(112)は、強い力(high amount of force)を必要とすることなく、そして、先端部(112)の挿入の前に組織に予め設けられる開口部を必要とせずに、組織に突入して貫通するように構成される。あるいは、先端部(112)は、所望の場合には、平滑末端状(例えば、丸型、フラットなど)であっても良い。また、先端部(112)は、針(110)の他の部分よりも大きなエコー応答性(echogenicit)をもたらすように構成して、超音波イメージングの下での増強された可視性をもたらすことができる。一例に過ぎないが、先端部(112)は、2012年3月8日に公開された米国公開2012/0059247号、発明の名称「Echogenic Needle for Biopsy Device」におけるいずれかの教示に記載のように構成することができる。該文献の開示は引用によって本願に組み込まれる。先端部(112)に使用することができる他の適切な構成は、本願における教示を読めば、本発明の分野における通常の知識を有する者には明白だろう。針(110)の先端部(112)及び/又は他の部分は、2012年12月6日に公開された米国公開2012/0310110号、発明の名称「Needle Assembly and Blade Assembly for Biopsy Device」の少なくともいくつかの教示に従って構築及び操作(動作)され得ることも理解されるべきである。該文献の開示は引用によって本願に組み込まれる。
側面開口部(114)は、バイオプシー装置(10)の操作(動作)の間に採取した組織を受容する大きさを有する。鋭い遠位端(図示されない)を有する中空管状のカッター(200)は、針(110)の中に位置する。カッター(200)は、針(110)に対して相対的に回転及び移動し、側面開口部(114)を通過して、側面開口部(114)を介して(針内へ)突入した組織から組織サンプルを切り出すように動作する。例えば、カッター(200)は、伸長位置から後退位置まで移動することができ、それによって側面開口部(114)を「開」いて、そこから組織が突入することを許容し、次に後退位置から伸長位置まで移動して(針内へ)突入した組織を切り出す。図2〜4では、側面開口部(114)が上向きに配されたものが示されるが、針(110)を回転させて、針(110)の縦軸を中心としたいずれかの所望の角度位置へ側面開口部(114)を向けることができることが理解されるだろう。そのような針(110)の回転は、本例ではハブ部材(150)によってもたらされる。
本例のハブ部材(150)は、ハブ部材(150)及び針(110)が互いに一体式に回転及び移動するように、針の周囲にオーバーモールド(成形、overmold)される。一例に過ぎないが、針(110)を金属で形成することができ、そして、ハブ部材(150)が針(110)に対して一体式に固定されるように、ハブ部材(150)を針(110)の周囲にオーバーモールドされるプラスチック材料で形成することができる。あるいは、ハブ部材(150)及び針(110)を、いずれかの他の適切な材料(単数又は複数)で形成することができ、そして、いずれかの他の適切な様式で互いに固定することができる。ハブ部材(150)は、環状フランジ(152)及びサムホイール(154)を含む。ギア(144)の回転がハブ部材(150)及び針(110)を回転させるように、ギア(144)は、スライド移動可能な様式で共軸的にハブ部材(150)の近位側部分(150)に配置され、ハブ部材(150)に対してロックされる。やがてハブ部材(150)及び針(110)は、ギア(144)に対して相対的に移動する。ギア(144)は、以下により詳細に説明するように、ギア(744)によって回転可能に駆動(driven)される。あるいは、針(110)は、サムホイール(154)を回転させることによって回転させることができる。針(110)の手動(マニュアル)回転をもたらし得る種々の他の適切な仕方は、本願における教示を読めば、本発明の分野における通常の知識を有する者には明白だろう。針(110)の回転が、本願において引用される種々の引用文献に記載される自動(オートマチック)針回転の種々の形態を含む種々の仕方で自動化され得ることも理解されるべきであるが、それらに限定されない。針(110)をどのようにして、特に針射出機構(400)によってシャーシ(120)及び頂部ハウジング(130)に対して相対的に縦に移動させるかについての例は、以下においてより詳細に記載される。
本願に記載の他の構成要素と同様に、針(110)は、多種多様な仕方で、改変、置き換え、又は他の構成要素を追加ないし補充(supplemented)することができ、そして針(110)が多種多様な代わりの特徴、構成要素、形状及び機能を有することができると理解されるべきである。針(110)には、複数の外部開口部(図示されない)も形成することができ、そして第2ルーメン(内空部)(162)によって流動体を流通する状態にすることができる。例えば、そのような外部開口部は、2007年2月8日に公開された米国公開2007/0032742号、発明の名称「Biopsy Device with Vacuum Assisted Bleeding Control」の教示に従って形成することができる。該文献の開示は引用によって本願に組み込まれる。カッター(150)も、1つ以上の側面開口部(side openings)(図示されない)を含むことができる。もちろん、本願に記載の他の構成要素と同様に、そのような針(110)及びカッター(150)における外部開口部は、単なる任意的に追加されるものである。更なる他の一例として、針(110)は、米国公開2008/0214955号の少なくともいくつかの教示に従って、及び/又は本願において引用されるいずれかの他の引用文献に従って、構築及び動作することができる。該文献の開示は引用によって本願に組み込まれる。
プローブ(100)は、少なくとも針(110)の一部分と流動体を流通する状態にあるバルブ機構も含み、カッター(200)の縦の位置などのいずれかの適切な状態に基づいて少なくとも針(110)の一部分の空気力学状態(pneumatic state)を選択的に変化させることができる。そのようなバルブ機構は、米国公開2010/0317997号(該文献の開示は引用によって本願に組み込まれる)の少なくともいくつかの教示に従って、米国公開2012/0109007号(該文献の開示は引用によって本願に組み込まれる)又はその他の教示に従って、構築及び動作することができる。更に又はその代わりに、バルブ作用(valving)は、米国公開2008/0214955号(該文献の開示は引用によって本願に組み込まれる)において教示されるものなど、真空源(800)及び/又は真空キャニスタによってもたらされる。針(110)の他の適切な代わりのバージョン、特徴、構成要素、形状及び機能は、本願における教示を読めば、本発明の分野における通常の知識を有する者には明白だろう。
B.カッター作動機構の一例
上記のように、カッター(200)は、針(110)に対して相対的に回転及び移動し、側面開口部(114)を通過して、側面開口部(114)を介して(針内へ)突入した組織から組織サンプルを切り出すように動作する。カッター(200)のこの動作は、カッター作動機構(202)によってもたらされる。カッター作動機構(202)は、本例では、主にプローブ(100)の中に位置するが、カッター作動機構(202)は、主にホルスタ(700)の中に及び/又はプローブ(100)及びホルスタ(700)の両方の中に位置しても良いと理解されるべきである。カッター作動機構(202)は、噛合ギア(meshing gears)(140、740)を含み、ギア(740)は、モーター(204)によって駆動される。モーター(204)は、本例では、ホルスタ(700)の中に位置するが、その代わりにプローブ(100)及び/又は他の構成要素の中に位置しても良いと理解されるべきである。
一例に過ぎないが、カッター作動機構(202)は、米国公開2008/0214955号の少なくともいくつかの教示に従って構築及び動作することができる。該文献の開示は引用によって本願に組み込まれる。他の一例として、カッター作動機構(202)は、米国公開2010/0317997号の少なくともいくつかの教示に従って構築及び動作することができる。該文献の開示は引用によって本願に組み込まれる。更なる他の一例として、カッター作動機構(202)は、2010年11月18日に公開された米国公開2010/0292607号、発明の名称「Tetherless Biopsy Device with Self-Reversing Cutter Drive Mechanism」の少なくともいくつかの教示に従って構築及び動作することができる。該文献の開示は引用によって本願に組み込まれる。更なる他の一例として、カッター作動機構(202)は、2014年2月6日に公開された米国公開2014/0039343号、発明の名称「Biopsy System」の少なくともいくつかの教示に従って構築及び動作することができる。あるいは、カッター作動機構(202)は、本願において引用されている他の引用文献のいずれかの少なくともいくつかの教示に従って構築及び動作することができる。バイオプシー装置(10)は、カッター(200)が移動しないように(例えば、カッター(200)は回転するのみなど)、又はカッター(200)が回転しないように(例えば、カッター(200)は平行移動するのみなど)構成することができるとも理解されるべきである。他の一例として、カッター(200)を、空気によって(pneumatically)作動させることができるし、それ加えて又はその代わりに、機械的(メカニカル)な構成要素によって作動させることもできる。カッター作動機構(202)の他の適切な代わりのバージョン、特徴、構成要素、形状及び機能は、本願における教示を読めば、本発明の分野における通常の知識を有する者には明白だろう。
C.組織サンプルホルダの一例
本例の組織サンプルホルダ(300)は、カッター(200)によって切り出され、カッター(200)の中空部を通過して近位側へ流入(communicated proximally)した組織サンプルを受容するよう構成される複数のチャンバ(図示されない)を含む。組織サンプルホルダ(300)は、シャーシ(120)から組織サンプルホルダ(300)を外すことなく、ユーザが組織サンプルホルダ(300)から切り出された組織サンプルを取り出すことができるようにするための、1つ以上の着脱可能なトレイ(図示されない)も含む。組織サンプルホルダ(130)は、真空源(800)及びカッター(200)と流動体を流通する状態であり、かつ、カッター(200)に対して連続的に整合(位置決めされる、index)するように回転可能な、回転マニホールド(図示されない)を更に含む。特に、マニホールドは、モーター(304)によって駆動する組織サンプルホルダ回転機構によって回転される。組織サンプルホルダ回転機構(302)及び/又はモーター(304)の少なくとも一部分を、プローブ(100)の中に、ホルスタ(700)の中に、又はプローブ(100)及びホルスタ(700)の両方の中に組み込んでも良い。
例示に過ぎないが、組織サンプルホルダ(300)は、米国公開2008/0214955号の少なくともいくつかの教示に従って構築及び動作することができる。該文献の開示は引用によって本願に組み込まれる。他の一例として、組織サンプルホルダ(300)は、2010年6月24日に公開された米国公開2010/0160824号、発明の名称「Biopsy Device with Discrete Tissue Chambers」の少なくともいくつかの教示に従って構築及び動作することができる。該文献の開示は引用によって本願に組み込まれる。更なる他の一例として、組織サンプルホルダ(300)は、2008年9月11日に公開された米国公開2008/0221480号、発明の名称「Biopsy Sample Storage」の少なくともいくつかの教示に従って構築及び動作することができる。該文献の開示は引用によって本願に組み込まれる。更なる他の一例として、組織サンプルホルダ(300)は、2013年2月14日に公開された米国公開2013/0041256号、発明の名称「Access Chamber and Markers for Biopsy Device」の少なくともいくつかの教示に従って構築及び動作することができる。該文献の開示は引用によって本願に組み込まれる。更なる他の一例として、組織サンプルホルダ(300)は、2013年2月28日に公開された米国公開2013/0053724号、発明の名称「Biopsy Device Tissue Sample Holder with Bulk Chamber and Pathology Chamber」の少なくともいくつかの教示に従って構築及び動作することができる。該文献の開示は引用によって本願に組み込まれる。更なる他の一例として、組織サンプルホルダ(300)は、2014年3月13日に出願された米国特許出願14/208,354号、発明の名称「Biopsy Device」の少なくともいくつかの教示に従って構築及び動作することができる。該文献の開示は引用によって本願に組み込まれる。更なる他の一例として、組織サンプルホルダ(300)は、2013年8月28日に出願された米国仮特許出願61/871,005、発明の名称「Tissue Collection Assembly for Biopsy Device」の少なくともいくつかの教示に従って構築及び動作することができる。該文献の開示は引用によって本願に組み込まれる。
いくつかの他のバージョンにおいて、組織サンプルホルダ(300)は、回転マニホールドを含まない。いくつかのそのようなバージョンにおいて、組織サンプルホルダ(300)は、2012年3月15日に公開された米国公開2012/0065542号、発明の名称「Biopsy Device Tissue Sample Holder with Removable Tray」の少なくともいくつかの教示に従って構築及び動作することができる。該文献の開示は引用によって本願に組み込まれる。組織サンプルホルダ(300)を構築及び動作することができる更なる他の適切な仕方は、本願における教示を読めば、本発明の分野における通常の知識を有する者には明白だろう。
III.ホルスタの一例
図2〜10に示すように、本例のホルスタ(700)は、互いに堅固に確保される頂部ハウジングカバー(702)、サイドパネル(704)、及びハウジングベース(706)を含む。図3に最も良く示すように、そして上述のように、ギア(740、744)は、頂部ハウジングカバー(702)を介して露出し、そして、プローブ(100)及びホルスタ(120)が互いに係合する時に、プローブ(100)のギア(140、144)と噛み合う。特に、ギア(740、140)は、カッター作動機構(202)を駆動するが、その一方でギア(744、144)は針(110)を回転させるために用いられる。ホルスタ(700)は、以下により詳細に記載されるように、針(110)と係合し、そして針(110)を遠位側に射出する、射出ロッド(730)及びフォーク(732)も含む。
本願において言及される全てのモーター(204、304、402)は、本例では、ホルスタ(700)の中に格納され、ケーブル(720)を介して外部電源から電力供給を受ける。更に又はその代わりに、所望の場合には、データをホルスタ(700)から及び/又はホルスタ(700)へ、ケーブル(720)を介して通信しても良い。いくつかの他のバージョンにおいて、モーター(204、304、402)は、ホルスタ(700)及び/又はプローブ(100)の中に位置する1つ以上のバッテリーから電力供給を受ける。従って、本願に記載の他の構成要素と同様に、ケーブル(720)は、任意的に追加されるものに過ぎないと理解されるべきである。更なる他のバリエーションの単なる一例として、ケーブル(720)を、ホルスタ(700)に対して加圧流動媒体を流通させる導管で置き換えて、モーター(204、304、402)が、空気による動力を受ける(powered pneumatically)ようにしても良い。更なる他のバリエーションの単なる一例として、ケーブル(720)は、ホルスタ(700)の外部に位置するモーター(204、304、402)によって駆動される1本以上の回転駆動ケーブルを含むことができる。モーター(204、304、402)の2つ又は3つを、単一のモーターとして組み合わせるようにしても良いことも理解されるべきである。種々のメカニズム(202、302、400)を駆動することができる他の適切な仕方は、本願における教示を読めば、本発明の分野における通常の知識を有する者には明白だろう。
A.針回転機構の一例
上述のように、ギア(744)の回転は、プローブ(100)に対して相対的な針(110)の回転をもたらす。本例では、ノブ(710)を回転させることによって、ギア(744)が回転する。特に、ノブ(710)は、ノブ(710)の回転がギア(744)を回転させるように、一連のギア(図示されない)及びシャフト(図示されない)によってギア(744)と係合される。第2のノブ(710)は、ホルスタ(700)の他のサイドから延在する。一例に過ぎないが、そのような針回転機構は、米国公開2008/0214955号の少なくともいくつかの教示に従って構築及び動作することができる。該文献の開示は引用によって本願に組み込まれる。他の一例として、針回転機構は、米国公開2010/0160819号の少なくともいくつかの教示に従って構築及び動作することができる。該文献の開示は引用によって本願に組み込まれる。いくつかの他のバージョンにおいて、針(110)は、モーターによって回転される。更なる他のバージョンにおいて、針(110)は、単純に、サムホイール(154)を回転させることによって回転する。針(110)の回転がもたらされる種々の他の適切な仕方は、本願における教示を読めば、本発明の分野における通常の知識を有する者には明白だろう。いくつかのバージョンでは、針(110)の回転がもたらされないことも理解されるべきである。
B.針射出機構の一例
本例のホルスタ(700)は、図4Aに示す装着後位置(loaded position)から図4Bに示す射出後位置(fired position)まで針(110)を射出するように操作可能な針射出機構(400)を更に含む。一例に過ぎないが、そのような射出は、針射出機構(400)を作動させて患者の胸の中に針(110)を導入する(drive)ことができるように、先端部(112)が患者の胸に隣接する態様で、バイオプシー装置(10)が、立体的定位置の(stereotactic)テーブル固定具又は他の固定具に搭載される例において有用であり得る。針射出機構(400)は、適切な動作範囲に沿って針(110)を駆動する(drive)ように構成して、固定されたプローブ(100)の構成要素に対して相対的ないずれかの適切な距離まで先端部(112)を動かすようにしても良い。本例の針射出機構(400)は、作動ボタン(760)及び装着(arming)ボタン(750)によって作動される。作動ボタン(760)は、ホルスタ(700)のサイドパネル(704)上に存在する薄いフィルムスイッチを含む。いくつかのバージョンにおいて、作動ボタン(760)は、ホルスタ(700)の両サイド上に配されるが、他のバージョンでは、作動ボタン(760)は、ホルスタ(700)の片方のサイド上のみに配されるか、又はその他の箇所(例えば、遠隔ユーザインターフェイス、真空源(800)又はその他など)に位置する。作動ボタン(760)は、以下により詳細に記載されるように、モーター(402)を選択的に作動させるように操作可能である。本例では、装着ボタン(750)も、ホルスタ(700)の両サイド上に提供され、サイドパネル(704)に対して相対的に横方向に機械的に移動可能である。各装着ボタン(750)は、サイドパネル(704)と共に流動体の厳密(tight)な密封をもたらすじゃばら構造体(bellows)(752)を含む。もちろん、ボタン(750、760)の何れかのタイプは、種々の他の構成要素、特徴、形状、及び操作(動作)を有することができる。
本例では、針射出機構(400)は、射出ロッド(732)及び射出フォーク(732)を介して針(110)と係合される。射出ロッド(732)及び射出フォーク(734)は、相補的平面部(complementary flats)(736、737)及びピン(738)によって、共に単ユニット式に互いに固定(secured)される。射出フォーク(732)は、それらの間において針(110)のハブ部材(150)を受容する一対のプロング(爪部)(734)を含む。プロング(734)は、針(110)が射出ロッド(730)及びフォーク(732)と単ユニット式に移動するように、環状フランジ(152)とサムホイール(154)との間に位置する。それにもかかわらず、プロング(734)は、プローブ(100)がホルスタ(700)と係合される時にはフォーク(732)をハブ部材(150)に対して容易に係合(確保)することができ、そしてプローブ(100)とホルスタ(700)の係合が解除される時にはハブ部材(150)をフォーク(732)から容易に外すことができるように、ハブ部材(150)を着脱可能に受容する。また、プロング(734)は、ノブ(710)が回転して側面開口部(114)の配向角度が変わるように、両プロング(734)の間においてハブ部材(150)が回転できるよう構成される。他の適切な構成要素、形状及び関係は、本願における教示を読めば、本発明の分野における通常の知識を有する者には明白だろう。
図5〜10は、針射出機構(400)の構成要素をより詳細に示す。図6において最も良く示すように、本例の針射出機構(400)は、モーター(402)、射出チューブ(420)、係合機構(440)及びコイル状バネ(460)を含む。以下により詳細に記載されるように、モーター(402)を操作して、射出チューブ(420)と係合機構(440)を選択的に係合させ、それによってコイル状バネ(460)を圧縮することができる。更に、モーター(402)を操作して、図4Aに示す装着位置まで針(110)を後退させる(retract)ことができる。次に、モーター(402)を操作して、係合機構(440)と射出チューブ(420)の係合を解除させて、コイル状バネ(460)によって針(110)を図4Bに示す射出後位置(fired position)まで遠位側へ射出させることができる。もちろん、多種多様な他のタイプの弾性の又はバイアス付勢をかける構成要素を、コイル状バネ(460)に加えて又はその代わりに使用しても良い。
図6についてさらに言及すると、モーター(402)は、モーター(402)が作動する時に駆動ギア(404)を回転させるように、一体式の駆動ギア(404)を含む。駆動ギア(404)は、ブッシング(bushings)(408)によってハウジングベース(706)の凹状部(770)の中で支持される中間ギア(406)と噛み合う。中間ギア(406)は、ブッシング(412)によってハウジングベース(706)の凹状部(772)の中で支持されるナットギア(410)と噛み合う。ナットギア(410)は、射出チューブ(420)から近位側へ一体的に延在するシャフト(422)の周囲に共軸的に配される雌ネジ部(414)を含む。特に、シャフト(422)は、ナットギア(410)の雌ネジ部(414)と相補的な(complements)外側ネジ切り部(external threading)(424)を含む。以下により詳細に記載されるように、本例において、シャフト(422)は、ハウジングベース(706)に対して相対的に回転しない。従って、ナットギア(410)の回転が射出チューブ(420)の縦の移動をもたらすと理解されるべきである。言い換えると、モーター(402)を作動させて、モーター(402)が駆動ギア(404)を回転させる向きに依存して、射出チューブ(420)を遠位側又は近位側へ移動させることができる。保持機構(retainer)(780)は、ハウジングベース(706)に対して固定され、モーター(402)、ギア(404、406、410)、及びブッシング(408、412)をハウジングベース(706)に対して相対的に保持する。
図7に最も良く示すように、射出チューブ(420)は、近位側内端壁(430)、一対の対向する細長スロット(432)、スロット(432)と連結(associated)する一対の歯止めノッチ(434)及びアライメントノッチ(436)を含む。図8に最も良く示すように、ハウジングベース(706)は、射出チューブ(420)の細長スロット(432)の中に配される内側へ突出する一対の対向するカムレール(782)を含む。カムレール(782)は、射出チューブ(420)がハウジングベース(706)に対して相対的に移動するようにするが、射出チューブ(420)がハウジングベース(706)に対して相対的に回転することを阻止する。もちろん、所望であれば、多種多様な他のタイプの構造、構成要素、特徴などを、そのような操作をもたらすために使用しても良い。
係合機構(440)は、係合機構(440)がロッド(730)、ピン(738)、フォーク(732)及び針(110)と単ユニット式(一体的)に移動するように、射出ロッド(730)及びピン(738)に対して確保される。係合機構(440)は、環状フランジ(442)及びキャップ部材(444)を含む。キャップ部材(444)は、射出チューブ(420)のアライメントノッチ(436)と相補的なアライメント突起(446)を含む。係合機構(440)は、バネ(452)によって互いに逆方向へ外側へ向けて突出するように弾性的にバイアス付勢がかけられた一対の歯止めポール(450)も含む。もちろん、多種多様な他のタイプの弾性の又はバイアス付勢をかける構成要素を、コイル状バネ(452)に加えて又はその代わりに使用しても良い。キャップ部材(444)は、歯止めポール(450)及びバネ(452)を係合機構(440)に対して確保するが、歯止めポール(450)はバネ(452)が圧縮される際に、及びバネ(452)の圧縮が解除される際に横方向へ移動することができる。特に、そして以下により詳細に記載されるように、歯止めポール(450)は、射出チューブ(420)が遠位側へ前進する際には射出チューブ(420)の歯止めノッチ(434)の中にスナップ的に突入し、次に、射出チューブ(420)が近位側へ後退する際にはレール(782)によって内側へずらされるような大きさ、位置及び形状を有する。
図6へ戻って言及すると、本例の針射出機構(400)は、ボタン(750)の間に配され、ハウジングベース(706)に対して相対的に移動可能な横断バー(470)を更に含む。一対のスペーサ(472)が、横断バー(470)の自由端とボタン(750)との間に配される。横断バー(470)の各自由端は、スペーサ(472)の対応する凹状部(476)の中に収容されるポスト(棒状体)(474)を含む。一対のコイル状バネ(478)は、横断バー(470)の周りに共軸的に配される。各コイル状バネ(478)は、対応するスペーサ(472)及びハウジングベース(706)によって弾性的に支持される(bears)。つまり、コイル状バネ(478)は、ハウジングベース(706)に対して相対的に、横断バー(470)を横断方向の中心位置へバイアス付勢をかけるよう構成される。もちろん、コイル状バネ(478)に加えて、又はその代わりに多種多様な他のタイプの弾性の又はバイアス付勢をかける構成要素を使用しても良い。図6においても示されるように、横断バー(470)は、一対の上側凹状部及び一対の下側凹状部(484a、484b)を含む。上側凹状部(480a、480b)は、上側突出部(482)によって隔てられ、その一方で、下側凹状部(484a、484b)は、下側突出部(486)によって隔てられる。図5、9A〜9B及び9Dに示すように、横断バー(470)は、コイル状バネ(478)の対向する弾性的バイアス付勢によって横断バー(470)が中央に位置決めされる際に、シャフト(422)、射出チューブ(420)、係合機構(440)、射出ロッド(730)及びピン(738)の縦軸が整列する垂直平面(ページから飛び出る)上に突出部(482、486)間の中心が配されるよう構成される。
針射出機構(400)の操作の一例において、針射出機構(400)の構成要素(components)は、最初は、図5に示す位置である。この時に、ユーザは、針射出機構(400)が装着されるようにボタン(760)の1つを操作(活性化)する。この操作は、モーター(402)による第1の方向への駆動ギア(404)の回転をもたらし、この回転を介して中間ギア(406)による同じ第1の方向へのナットギア(410)の回転をもたらす。このナットギア(410)の回転は、ナットギア(410)の雌ネジ部(414)とシャフト(422)の外側ネジ切り部(424)との間の相互作用に起因して、射出チューブ(420)を遠位側へ前進させる。射出チューブ(420)は、最終的には、図9Aに示す位置へ到達する。射出チューブ(420)が図5に示す位置から図9Aに示す位置まで前進する際に、射出チューブ(420)の近位側内端壁(430)と係合機構(440)との間でコイル状バネ(460)が圧縮される。更に、射出チューブ(420)が、図5に示す位置から図9Aに示す位置まで前進する際に、歯止めポール(450)は、射出チューブ(420)の遠位端によって内側へずらされ、そして次に、射出チューブ(420)が一度図9Aに示す位置へ到達すると、歯止めポール(450)は、外側へ向かって射出チューブ(420)の歯止めノッチ(434)の中へスナップ的に嵌り込む(snap)。この内側へのずれと、外側へ向かってのスナップ嵌入(スナッピング)は、歯止めポール(450)に対して外側へのバイアス付勢をかけるが、歯止めポール(450)が互いに向かって内側へ移動できる状態にするコイル状バネ(452)によって容易に実現される。射出チューブ(420)が図5に示す位置から図9Aに示す位置まで前進する際には、アライメントノッチ(436)とアライメント突起(446)の間の相互作用は、射出チューブ(420)及び係合機構(440)が、適切に回転方向へ配置調節(aligned)されることを保証し、それによって、射出チューブ(420)が図9Aに示す最も遠位側の位置へ到達した時に、歯止めポール(450)が歯止めノッチ(434)へ到達することが保証されることも理解されるべきである。
図9Aに示す射出チューブ(420)が係合機構(440)と係合した状態(configuration)に到達した後に、モーター(402)の動作(operation)は、駆動ギア(404)及びナットギア(410)が第1の方向とは反対の第2の方向へ回転するように、逆転する。いくつかのバージョンにおいて、この動作は、少なくとも1つのボタン(760)の個別の操作(separate activation)を必要とする。いくつかの他のバージョンにおいては、ボタン(760)の単回の操作によって、モーター(402)による射出チューブ(420)の図9Aに示す位置までの移動と、射出チューブ(420)がその位置へ到達した直後の自動的な逆転(reverse:すなわち、モーターの逆回転及び射出チューブ(420)の逆行移動)とがもたらされる。他の一例として、ユーザは、モーター(402)が射出チューブ(420)を図9Aに示す位置まで動かし、そして射出チューブ(420)がその位置へ到達した直後に自動的に逆回転するように動作する時間の全体に渡って、少なくとも1つのボタン(760)の押し下げを保持しなければならない。射出チューブ(420)が図9Aに示す位置へ到達した直後にモーター(402)が自動的に逆回転するバージョンにおいては、そのような自動化な逆回転をもたらすことができる種々の仕方が存在する。一例に過ぎないが、エンコーダ、近接センサ、モーター負荷検出アルゴリズム、及び/又は種々の他の構成要素/技術を、モーター(402)の自動化な逆回転をもたらすために使用しても良い。センサは、歯止めポール(450)の射出チューブ(420)に対するラッチングを検出することに使用しても良く、そしてこのデータをモーター(402)の逆回転の始動のために使用しても良いことも理解されるべきである。更なる他の一例として、バイオプシー装置(10)は、射出プロセスを継続するために、射出チューブ(420)が図9Aに示す位置へ到達した時に、ユーザがモーター(402)を逆回転させるための入力(例えば、ボタン(750、760)の1つ以上を介したものなど、そして、追加の機械的な安全機構を介したものであり得る)をしなければならないように、報知(例えば、ブザー音、光、歯止めポール(450)が射出チューブ(420)とスナップ的に係合するときのクリック音など)をユーザに対して行っても良い。
第2の方向へ回転するナットギア(410)によって、射出チューブ(420)は、ナットギア(410)の雌ネジ部(414)とシャフト(422)の外側ネジ切り部(424)との間の相互作用に起因して、近位側へ後退する。射出チューブ(420)は、最終的には図9Bに示す装着後位置(armed position)へ到達する。この構成において、コイル状バネ(460)は、射出チューブ(420)の近位側内端壁(430)と係合機構(440)との間で圧縮されたままであり、歯止めポール(450)の射出チューブ(420)との係合によって抵抗される、顕著なポテンシャルエネルギーを保有する。歯止めポール(450)は、図9Bに示す構成においては、カムレール(782)の直ぐ(just)遠位側に配され、そして射出チューブ(420)と係合したままである。更に、横断バー(470)は、射出チューブ(420)の更なる近位側への移動を制限するように配置及び構成される。特に、横断バー(470)がバネ(478)によって中央に位置決めされることによって、下側突出部(486)は、シャフト(422)の近位端(426)の直ぐ近位側に、かつシャフト(422)を貫通する縦軸に沿って配される。図9Bにおいては上側突出部(482)のみを見出すことができるが、下側突出部(486)は上側突出部(482)の直下であることが理解されるべきである。もちろん、いくつかの他のバージョンにおいて、上側突出部(482)はシャフト(422)の近位端(426)の直ぐ近位側に、かつシャフト(422)を貫通する縦軸に沿って配されても良い。モーター(402)が、意図せずに射出チューブ(420)の近位側への移動を継続するよう作動される場合において、シャフト(422)の近位端(426)は、ほとんど直後に下側突出部(486)と衝突し、射出チューブ(420)の近位側への更なる移動が阻止される。言い換えると、射出チューブ(420)は、以下において更に詳細に記載されるように、下側突出部(486)が通り道ストローク(way)から移動して外れるまで、更に近位側へ移動することができない。これらの構成要素は、下側突出部(486)が、以下において更に詳細に記載されるように、通り道から移動して外れるまで、歯止めポール(450)が射出チューブ(420)と係合したままになるように構成される。
針射出機構(400)が図9Bに示す装着後状態(armed configuration)まで到達した後に、針射出機構(400)は射出準備状態になる。バイオプシー装置(10)は、1つ以上のユーザによるフィードバック的特徴(例えば、1つ以上のライト、1つ以上のスピーカー又は他の音声発生要素など)を含み、針射出機構(400)が装着後状態へ到達したことをユーザに報知するようにしても良い。針射出機構(400)を射出するために、ユーザは、他のボタン(760)を操作する間に、ボタン(750)の1つを保持しけなければならない。この操作は、図9Cに示すような針射出機構(400)の射出を許容するだろう。図9Cでは、ホルスタ(700)の右手側のボタン(750)が押し込まれたように示されるが、同じ操作がホルスタ(700)の左手側のボタン(750)を押し込むことによってもたらされ得ることが理解されるべきである。このボタン(750)の押し込みは、横断バー(470)がホルスタ(700)に対して相対的に横方向へ移動するように、横断バー(470)を押し出す。この横断バー(470)の横方向への移動は、シャフト(422)の近位端(426)の通り道から外れるように下側突出部(486)を移動させる。この機構は、図10においてより良く見出すことができ、下側凹状部(484a)がシャフト(422)の近位端(426)の近位側への更なる移動のための隙間(clearance)をもたらすことが示される。そのような隙間がもたらされることによって、モーター(402)は、射出チューブ(420)を図9C及び図10に示す位置まで近位側へ更に移動させるよう作動する。射出チューブ(420)がこの位置に来ることによって、歯止めポール(450)がレール(782)と当接するようになり、歯止めポール(450)が互いの方向へ向かって内側へ押し込まれる。特に、レール(782)は、歯止めポール(450)と歯止めノッチ(434)の係合が解除されるのに十分な程度に、歯止めポール(450)を内側へ押し込む。歯止めポール(450)と歯止めノッチ(434)の係合が解除されることによって、係合機構(440)と射出チューブ(420)の係合が解除される。係合機構(440)と射出チューブ(420)の係合が解除されると、コイル状バネ(460)の復原を阻止するものは存在しない。従って、コイル状バネ(460)は、図9Dに示すように、直後に、力強く復元し、射出バー(730)及びフォーク(732)を介して針(110)を遠位側へ射出する。環状フランジ(442)及び保持機構(790)は、係合機構(440)が図9Dに示す射出後位置(fired position)へ一度到達すると、係合機構(440)の遠位側への移動を阻止するように協働的に作用する。
いくつかのバージョンにおいて、バイオプシー装置は、ユーザに針(110)の「ソフトな射出(soft fire)」を提供する。例えば、いくつかのそのようなバージョンにおいて、モーター(402)が作動して、図9Aに示す位置まで射出チューブ(420)が遠位側へ移動して、歯止めポール(450)と係合する。次に、モーター(402)が逆回転して、図9Bに示す位置まで射出チューブ(420)、フォーク(732)、針(110)及び関連(associated)した構成要素が近位側へ移動する。しかしながら、射出チューブ(420)の近位側への更なる移動を続行し、歯止めポール(450)を解放し、そしてコイル状バネ(460)にフォーク(732)及び針(110)を遠位側へ射出させるような方向への回転を継続する代わりに、モーター(402)は、再度逆回転して、これらの構成要素を遠位側へ前進させて、図9Aに示す状態に戻す。言い換えると、フォーク(732)及び針(110)の遠位側への移動(射出)にコイル状バネ(460)を使用する代わりに、モーター(402)が、フォーク(732)及び針(110)の移動(ソフトな射出)に使用される。そのような動作は、フォーク(732)及び針(110)の遠位側への移動速度が選択的にコントロールされることを可能にし、そして、フォーク(732)及び針(110)が遠位側への移動範囲を走破(traverse)する際にフォーク(732)及び針(110)の遠位側への移動の中断、減速、加速、その他のコントロールも可能にする。もちろん、そのような「ソフトな射出」のコントロールは、1つ以上のボタン(750、760)を介して、及び/又はいずれかの他の適切なコントロールの様式を介して提供することができる。いくつかのバージョンにおいて、針(110)の射出の「ソフトな射出」は、コイル状バネ(460)による針(110)の射出よりも、患者に聞こえる雑音を小さくすることができる(less audible)と、理解されるべきである。
針(110)が、図9Dに示すように(又は「ソフトな射出」の動作などで図9Aに示すように)射出されると、次に、ユーザは、カッター作動機構(202)を作動させて患者の胸から1つ以上のバイオプシーサンプルを取得することができる。いくつかのバージョンにおいて、針射出機構(400)が針(110)を遠位側へ射出した直後に、モーター(402)は、図9Dに示す状態から図9Aに示す状態へ戻るように構成要素を移動させる方向へ自動的に再度逆回転する。つまり、その後の射出ストロークの準備状態になる。あるいは、針射出機構(400)は、図9Dに示す状態から図9Aに示す状態へ戻るように構成要素を移動させる方向へモーター(402)を逆回転させる前に、ユーザが装着ボタン(760)の押し下げるのを待機しても良い。バイオプシー装置(10)を使用することが可能な他の適切な仕方は、本願における教示を読めば、本発明の分野における通常の知識を有する者には明白だろう。
いずれかの上述の教示に加えて又はその代わりに、針射出機構(400)は、2012年10月18日に公開された米国公開2012/0265095号、発明の名称「Biopsy Device with Motorized Needle Firing」の少なくともいくつかの教示に従って構築及び動作することができる。該文献の開示は引用によって本願に組み込まれる。
C.射出フォークの第1の代替例
図11〜13は、バイオプシー装置(10)に組み込むことができる射出フォーク(1732)の一例を示す。射出フォーク(1732)は、射出フォーク(1732)が改変された形状を有するプロング(爪部)(1734)を含むことを除いて射出フォーク(732)と類似する。図13に最も良く示すように、プロング(1734)の各側面は、棚部(ないし肩部)(1735)、第1の傾斜面(1736)及び第2の傾斜面(1738)を含む。棚部(1735)は、射出フォーク(1732)の内側へ延在する。本例では、棚部(1735)は、射出フォーク(1732)から外側へ向かって傾斜し、第1の傾斜面(1736)へと移行する湾曲面を有する。第2の傾斜面(1738)は、第1の傾斜面(1736)と隣接し、 射出フォーク(1732)の内側へ戻るように傾斜する。これらの傾斜面(1736、1738)は、稜部(ないしエッジ)(1739)において互いに収束して接する(converge)。本例では、射出フォーク(1732)の遠位側面上及び近位側面上の両稜部(1739)は、同一の水平面に沿って配される。
図14〜15は、バイオプシー装置(10)と係合された射出フォーク(1732)を示す。射出ロッド(730)は、射出フォーク(1732)の開口部(1737)を貫通するように挿入され、ピン(738)を介して射出フォーク(1732)と係合される。射出フォーク(1732)のプロング対(1734、1734)は、それらの間において針(110)のハブ部材(150)を受容する凹状部(1733)を画成する。プロング対(1734)は、針(110)が射出ロッド(730)及びフォーク(1732)と一体的に移動するように、環状フランジ(152)とサムホイール(154)の間に配される。それにもかかわらず、プロング対(1734)は、プローブ(100)とホルスタ(700)が係合される時にはフォーク(1732)をハブ部材(150)に対して容易に確保(固定的に保持)することができ、そしてプローブ(100)とホルスタ(700)との係合が解除される時にはハブ部材(150)をフォーク(1732)から容易に外すことができるように、ハブ部材(150)を着脱可能に受容する。また、プロング(1734)は、ノブ(710)が回転して側面開口部(114)の配向角度が変わる時などには、プロング対(1734)の間においてハブ部材(150)が回転できるよう構成される。図15に最も良く示すように、フォーク(1732)のプロング対(1734)は、稜部(1739)において環状フランジ(152)及びサムホイール(154)と接触するよう配される。このことは、フォーク(1732)のプロング(1734)が環状フランジ(152)及びサムホイール(154)と、フォーク(732)のプロング(734)よりも少ない表面積で接触することを可能にする。従って、フォーク(1732)は、側面方向からの負荷が針(110)にかかる時に、フォーク(1732)の中でハブ部材(150)を回転させるために必要なトルクを、より少なくすることができる。例えば、フォーク(1732)のプロング(1734)は、約25%までハブ部材(150)の回転に必要なトルクの量を減らすことができる。ハブ部材(150)の回転に必要なトルクをコントロール及び減らす他の適切な方法は、本願における教示を読めば、本発明の分野における通常の知識を有する者には明白だろう。
D.射出フォークの第2の代替例
図16〜18は、バイオプシー装置(10)に組み込むことができる他の射出フォーク(2732)の一例を示す。射出フォーク(2732)は、射出フォーク(2732)のプロング対(2734)が異なる態様に形成されることを除いて、射出フォーク(1732)と類似する。図18に最も良く示すように、プロング対(2734)の各側面は棚部(ないし肩部)(2735)を含む。射出フォーク(2732)の遠位側の表面上において、棚部(2735)は傾斜面(2742)へと移行する。射出フォーク(2732)の近位面上で棚部(2735)は傾斜面(2752)へ移行する。棚部(2735)は、射出フォーク(2732)上で内側へ向かって延在する。本例では、棚部(2735)は、射出フォーク(2732)から外部へ向かって各々傾斜する傾斜面(2742、2752)へと移行する湾曲面を有する。傾斜面(2740)は、傾斜面(2742)に対して隣接し、射出フォーク(2732)上で内側へ戻るように傾斜する。2つの傾斜面(2740、2742)は、稜部(2744)において互いに収束して接する。同様に、傾斜面(2750)は、傾斜面(2752)に対して隣接し、射出フォーク(2732)上で内側へ戻るように傾斜する。傾斜面(2750、2752)は、稜部(2754)において互いに収束して接する。本例では、稜部(2744、2754)は、同一の水平面に沿って配されていない。特に、稜部(2744)は、稜部(2754)が配される水平面よりも下方の水平面上に配される。つまり、稜部(2744、2754)は、互いに垂直方向へずれている(オフセットしている)。いくつかの他のバージョンにおいて、稜部(2754)は、稜部(2744)が配される水平面よりも下方の水平面上に配される。種々の他の適切なオフセット態様(offset configurations)は、本願における教示を読めば、本発明の分野における通常の知識を有する者には明白だろう。
図19は、バイオプシー装置(10)と係合された射出フォーク(2732)を示す。射出ロッド(730)は、射出フォーク(2732)の開口部(2737)を貫通するように挿入され、ピン(738)を介して射出フォーク(2732)と係合される。射出フォーク(2732)のプロング(2734)は、それらの間において針(110)のハブ部材(150)を受容する凹状部(2733)を画成する。プロング(2734)は、針(110)が射出ロッド(730)及びフォーク(2732)と単ユニット式に移動するように、環状フランジ(152)とサムホイール(154)の間に配される。それにもかかわらず、プロング(2734)は、プローブ(100)とホルスタ(700)が係合される時にはフォーク(2732)をハブ部材(150)に対して容易に固定することができ、そしてプローブ(100)とホルスタ(700)との係合が解除される時にはハブ部材(150)をフォーク(2732)から容易に外すことができるように、ハブ部材(150)を着脱可能に受容する。また、プロング(2734)は、ノブ(710)が回転して側面開口部(114)の配向角度が変わる時などには、プロング対(2734)の間においてハブ部材(150)が回転できるよう構成される。図23に最も良く示すように、フォーク(2732)のプロング対(2734)は、稜部(2744、2754)において環状フランジ(152)及びサムホイール(154)と接触するよう配される。このことは、フォーク(2732)のプロング対(2734)が環状フランジ(152)及びサムホイール(154)と、フォーク(732)のプロング対(2734)よりも少ない表面積で接触することを可能にする。従って、フォーク(2732)は、側面方向からの負荷が針(110)にかかる時に、フォーク(2732)の中でハブ部材(150)を回転させるために必要なトルクを、より少なくすることができる。例えば、フォーク(2732)のプロング対(2734)は、約25%までハブ部材(150)の回転に必要なトルクの量を減らすことができる。ハブ部材(150)の回転に必要なトルクをコントロール及び減らす他の適切な方法は、本願における教示を読めば、本発明の分野における通常の知識を有する者には明白だろう。
E.係合機構の代替例
図20〜25は、上記の係合機構(440)の代わりに使用することができる係合機構(3000)の代替例を示す。言い換えると、係合機構(3000)は、針射出機構(400)の中に容易に組み込むことができる。本例の係合機構(3000)は、遠位側部分(3010)、近位側部分(3020)、及び該両部分(3010、3020)の間に配される環状フランジ(3030)を含む。本例では、遠位側部分(3010)、近位側部分(3020)、及び環状フランジ(3030)は、全て、一体的な構造として一緒に形成される(例えば、鋳造プロセスなどにおいて)。いくつかの他のバージョンにおいて、少なくとも遠位側部分(3010)、近位側部分(3020)及び環状フランジ(3030)の内の2つが、最初は個別の部品(separate pieces)として形成され、その後互いに結合される。本例では、遠位側部分(3010)は、係合機構(3000)がロッド(730)、ピン(738)、フォーク(732)及び針(110)と一緒に一体的に移動するように、ロッド(730)及びピン(738)の近位端と係合するように構成される。
キャップ部材(3040)は、ネジ(3050)を介して近位側部分(3020)へ固定される。特に、そして、図22〜23に最も良く示すように、キャップ部材(3040)は、キャップ部材(3040)が近位側部分(3020)の上(over)に適切に配される時に、近位側部分(3020)に形成された開口部(3022)と整合する開口部(3042)を含む。開口部(3042)は、ネジ(3050)の外側ネジ切り部と噛合する雌ネジ部を画成する。図22に最も良く示すように、近位側部分(3020)は、継ぎ手スロット(3024)も含む。キャップ部材(3040)は、継ぎ手スロット(3024)と相補的な継ぎ手レール(ないしスライド機構)(3044)を含み、継ぎ手スロット(3024)は、継ぎ手レール(3044)を挿入仕様で(insertingly)受容するように構成される。図23に最も良く示すように、近位側部分(3020)も、遠位側に存在する凹状部(3026)を含む。キャップ部材(3040)は、凹状部(3026)に対して相補的な近位側へ向かう突起部(3046)を含み、凹状部(3026)は、突起部 (3046)を挿入仕様で受容するように構成される。従って、レール(3044)とスロット(3024)の組み合わせは、突起部(3046)と凹状部(3026)の組み合わせと共に、近位側部分(3020)に対してキャップ部材(3040)をネジ(3050)で安定させることについて協働的に作用し、それにより、ストレスによって分離及び故障(ないし機能不全:failure)(例えば、針(110)を射出する動作における半径方向の負荷の結果として)が生じることを更に防止する。もちろん、いずれかの他の適切な構成要素又は特徴を、上記の構成要素及び特徴に加えて又はそれらの代わりに、近位側部分(3020)に対してキャップ部材(3040)を安定させることに使用しても良い。
本例のキャップ部材(3040)は、上記のアライメント突起(446)と同様に動作するよう構成されるアライメント突起(3047)を更に含む。
本例の係合機構(3000)は、一対の歯止めポール(3060、3070)を更に含む。歯止めポール(3060、3070)は、既述の歯止めポール(450)と似たように構成及び動作される。コイル状バネ(3080)は、歯止めポール(3060、3070)の間に介在する。コイル状バネ(3080)は、歯止めポール(3060、3070)を外側へ弾性的にバイアス付勢するように構成される。もちろん、多種多様な他のタイプの弾性の又はバイアス付勢をかける構成要素を、コイル状バネ(3080)に加えて、又はその代わりに使用しても良い。キャップ部材(3040)は、バネ(3080)が圧縮されること及び復原することで、歯止めポール(3060、3070)の横方向への移動を許容しつつ、歯止めポール(3060、3070)及びバネ(3080)を近位側部分(3020)に対して確保(位置固定的に保持)する。特に、そして上述のように、歯止めポール(3060、3070)は、射出チューブ(420)が遠位側へ前進する際には射出チューブ(420)の歯止めノッチ(434)の中にスナップ的に突入し、次に、射出チューブ(420)が近位側へ後退する際にはレール(782)によって(沿って)内側へ移動されるような大きさ、配置、及び形状に構成される。
図25に最も良く示すように、歯止めポール(3060、3070)の各々は、それぞれ1セットのフランジ(3062、3072)を含む。フランジ(3062、3072)は、近位側部分(3020)及びキャップ部材(3040)に設けられた肩部(3028、3048)と係合するように構成される。つまり、図20〜25に示すように、歯止めポール(3060、3070)は、外側へ向かう位置(付勢される)に配される時に、フランジ(3062、3072)は、歯止めポール(3060、3070)を係合機構(3000)の中に保持するように、肩部(3028、3048)と協働的に作用する。あるいは、いずれかの他の適切な構成要素又は特徴を、係合機構(3000)の中に歯止めポール(3060、3070)を保持することに使用しても良い。
上記のいずれかの例において、種々の潤滑剤が針射出機構(400)に含まれ得ることが理解されるべきである。一例に過ぎないが、そのような潤滑剤は、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)ベースの潤滑剤を含むことができる。他の適切な種類の潤滑剤は、本願における教示を読めば、本発明の分野における通常の知識を有する者には明白だろう。針射出機構(400)の構成要素の例のいずれかは、少なくとも一部分がステンレス鋼(ステンレス鋼と1以上の他の材料との組み合わせを含む)で形成することができるとも理解されるべきである。針射出機構(400)の種々の構成要素の形成に使用することができる他の適切な材料は、本願における教示を読めば、本発明の分野における通常の知識を有する者には明白だろう。
いずれかの特許、刊行物又は他の開示要素(disclosure material)、すなわち引用によって本願に組み込まれると称したものは、組み込まれる要素(材料)が、本願に記載の定義、記載、又は他の開示要素と矛盾しない限り、全体的に又は部分的に、本願に組み込まれると評価されるべきである。そのようにして、そして必要な程度に、本願において明確に記載した開示要素は、引用によって本願に組み込まれるいずれかの矛盾する要素(材料)に優越する。いずれかの要素(材料)又はその部分、すなわち引用によって本願に組み込まれると称したが、本願に記載の定義、記載、又は他の開示要素と矛盾するものは、組み込まれる要素と本願の記載要素との間で矛盾が生じない限り組み込まれる。
本発明の実施形態は、ロボット支援外科処置における適用を有する。
本願に開示された実施形態に係る装置は、単回の使用後に処分される(disposed)ように設計することができるし、又は、複数回にわたって使用されるように設計することもできる。本願の実施形態(複数)では、何れか又は両方のケースにおいて、少なくとも1回の使用後に再使用のために再調整(reconditioned)することができる。再調整は、装置を分解するステップ、その後に特定の部品(pieces)を洗浄又は置き換える(交換)ステップ、及びその後に再構築するステップの任意の組み合わせを含むことができる。特に、本発明の実施形態(複数)に係る装置は分解することができ、そして、任意の数の装置の特定部品又は部分は、任意の組み合わせで選択的に置き換えるか又は取り外すことができる。特定部分の洗浄及び/又は置き換えの際に、実施形態に係る装置実施形態に係る装置は、再調整施設において、又は外科処置の直前に外科処置チームが、その後の使用のために再び組み立てることができる。本発明の技術分野における通常の知識を有する者は、装置の再調整において、多種多様な分解、洗浄/置き換え及び再構築に関する技術を利用することができると評価するだろう。そのような技術、及び結果として生じた再調整された装置の使用は、全て本願の範囲内である。
一例に過ぎないが、ここに記載する実施形態(複数)は、外科処置の前に実行することができる。先ず、新しい又は使用済みの器具を取得することができ、必要があれば洗浄することができる。次に、該器具を滅菌(殺菌)処理することができる。滅菌処理技術の1つにおいて、該器具は、プラスチック又はTYVEKバッグなどの、閉鎖容器及び密封容器の中に載置される。該容器及び器具を、ガンマ線、X線、又は高いエネルギー電子などの容器を透過することができる放射線の領域に置くことができる。放射線は、器具上の及び容器内の細菌を殺すことができる。次に、滅菌処理された器具を無菌容器の中で保管することができる。密封容器は、医療施設において開封されるまで、器具を無菌状態に保つことができる。装置は、本発明の技術分野において知られたいずれかの他の技術を使用して滅菌処理することもできる。β線又はガンマ線の照射、エチレンオキシド、又はスチーム(高温殺菌)を含むが、それらに限定されない。
本発明の種々の実施形態が示され、そして記載されているが、本願に記載の方法及びシステムの更なる適用は、本発明の範囲から逸脱すること無く本発明の分野における通常の知識を有する者による適切な変更によって達成することができる。そのような潜在的可能性のある変更のいくつかは、既述されており、そしてその他は本発明の技術分野における通常の知識を有する者には明白だろう。例えば、上述の実施例、実施形態、立体的構成ないし配置(geometrics)、材料、寸法、割合(比率)、ステップ及び同様のものは、例示に過ぎず、必須要件ではない。従って、本発明の範囲は、特許請求の範囲に記載の用語に基づいて考慮されるべきであり、明細書及び図面に示した及び記載された詳細な構造及び動作に限定されないと理解される。
10 バイオプシー装置
100 プローブ
102 プロング(爪部)
110 針
112 (組織穿孔)先端部
114 側面開口部
120 シャーシ
130 頂部ハウジング
140 ギア
142 開口部
144 ギア
146 開口部
150 ハブ部材
152 環状フランジ
154 サムホイール
162 第2ルーメン(内空部)
200 カッター
202 カッター作動機構
204 モーター
300 組織サンプルホルダ
302 組織サンプルホルダ回転機構
304 モーター
400 針射出機構
402 モーター
404 駆動ギア
406 中間ギア
408 ブッシング(bushings)
410 ナットギア
412 ブッシング
414 雌ネジ部
420 射出チューブ
422 シャフト
424 外側ネジ切り部(external threading)
426 近位端
430 近位側内端壁
432 細長(elongate)スロット
434 歯止めノッチ
436 アライメントノッチ
440 係合機構
442 環状フランジ
444 キャップ部材
446 アライメント突起
450 歯止めポール
452 バネ
460 コイル状バネ
470 横断バー
472 スペーサ
474 ポスト
476 凹状部
478 コイル状バネ
480a 上側凹状部
480b 上側凹状部
482 上側突出部
484a 下側凹状部
484b 下側凹状部
486 下側突出部
700 ホルスタ
702 頂部ハウジングカバー
704 サイドパネル
706 ハウジングベース
710 ノブ
720 ケーブル
730 射出ロッド
732 射出フォーク
734 プロング(爪部)
736 平面部
737 平面部
738 ピン
740 ギア
744 ギア
750 装着ボタン
752 じゃばら構造体(bellows)
760 作動ボタン
770 凹状部
772 凹状部
780 保持機構(retainer)
782 カムレール
790 保持機構
800 真空源
1732 射出フォーク
1733 凹状部
1734 プロング(爪部)
1735 棚部(ないし肩部)
1736 第1の傾斜面
1737 開口部
1738 第2の傾斜面
1739 稜部(ないしエッジ)
2732 射出フォーク
2733 凹状部
2734 プロング
2735 棚部
2737 開口部
2740 傾斜面
2742 傾斜面
2744 稜部(ないしエッジ)
2750 傾斜面
2752 傾斜面
2754 稜部(ないしエッジ)
3000 係合機構
3010 遠位側部分
3020 近位側部分
3022 開口部
3024 継ぎ手スロット
3026 凹状部
3028 肩部
3030 環状フランジ
3040 キャップ部材
3042 開口部
3044 継ぎ手レール
3046 突起部
3047 アライメント突起
3048 肩部
3050 ネジ
3060 歯止めポール
3062 フランジ
3070 歯止めポール
3072 フランジ
3080 コイル状バネ

Claims (20)

  1. (a)本体と、
    (b)針と、
    (c)本体に対して相対的に縦に針を移動させるように動作する針射出機構と、を含むバイオプシー装置であって、
    前記針は、針軸に沿って本体に対して相対的に縦に移動するように構成され、かつ
    (i)鋭い先端部、及び
    (ii)ハブ部、を含み、
    前記ハブ部は、遠位側フランジ及び近位側フランジを含み、
    前記針射出機構は、針のハブ部と係合されるフォーク部材を含み、
    前記フォーク部材は、
    (i)前記フォーク部材から遠位側へ突出して遠位側稜部(ないしエッジ)において互いに接する、一対の遠位側傾斜面、及び
    (ii)前記フォーク部材から近位側へ突出して近位側稜部において互いに接する、一対の近位側傾斜面を有し、
    前記遠位側稜部は、前記遠位側フランジと係合するように構成され、
    前記近位側稜部は、前記近位側フランジと係合するように構成される、
    ことを特徴とするバイオプシー装置。
  2. 前記遠位側稜部が、第1の垂直位置において前記遠位側フランジと係合するように構成され、
    前記近位側稜部が、第2の垂直位置において前記近位側フランジと係合するように構成され、
    第2の垂直位置が、第1の垂直位置とは異なる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のバイオプシー装置。
  3. 前記フォーク部材が、フォーク本体から上向きに延在する一対のプロング(爪部)を有するフォーク本体を含むことを特徴とする請求項1に記載のバイオプシー装置。
  4. 少なくとも1つのプロングが、前記一対の遠位側傾斜面を有することを特徴とする請求項3に記載のバイオプシー装置。
  5. 少なくとも1つのプロングが、前記一対の近位側傾斜面を有することを特徴とする請求項4に記載のバイオプシー装置。
  6. 各プロングが、各々の先端部において終端することを特徴とする請求項3に記載のバイオプシー装置。
  7. 前記遠位側稜部が対応するプロングの先端部から垂直方向の距離を隔てて配されるように、前記遠位側稜部がフォーク本体と一対のプロングの対応するプロングの先端部との間の垂直位置に配されることを特徴とする請求項6に記載のバイオプシー装置。
  8. 前記近位側稜部が対応するプロングの先端部から垂直方向の距離を隔てて配されるように、前記近位側稜部がフォーク本体と一対のプロングの対応するプロングの先端部との間の垂直位置に配されることを特徴とする請求項7に記載のバイオプシー装置。
  9. 前記遠位側稜部と対応するプロングの先端部との間の垂直方向の距離が、前記遠位側稜部と対応するプロングの先端部との間の垂直方向の距離未満であることを特徴とする請求項8に記載のバイオプシー装置。
  10. 射出フォークが、一対のプロングの各プロングとフォーク本体との間での移行部を成す湾曲棚部を含むことを特徴とする請求項3に記載のバイオプシー装置。
  11. 針がフォーク部材の内側で回転するように構成される、請求項1に記載のバイオプシー装置。
  12. 前記遠位側フランジがサムホイールを形成するように構成される請求項1に記載のバイオプシー装置。
  13. 針射出機構が、
    (i)針を本体に対して相対的に遠位側へ付勢するように構成される弾性部材と、
    (ii)針と係合される移動部材であって、該移動部材は弾性部材を圧縮するように動作するものと、
    を更に含むこと、を特徴とする請求項1に記載のバイオプシー装置。
  14. 針射出機構がモーターを更に含み、該モーターが移動部材を本体に対して相対的に遠位側へ移動させるように動作すること、を特徴とする請求項13に記載のバイオプシー装置。
  15. モーターが、更に、移動部材を本体に対して相対的に近位側へ移動させるように動作することを特徴とする請求項14に記載のバイオプシー装置。
  16. 移動部材が少なくとも1つの歯止めポールを有することを特徴とする請求項13に記載のバイオプシー装置。
  17. 移動部材が本体部分とキャップ部材とを含み、該キャップ部材が該本体部分と協働的に、少なくとも1つの歯止めポールを本体部分に対して相対的に保持するように構成される請求項16に記載のバイオプシー装置。
  18. 本体部分が、垂直方向に形成された凹状部と水平方向に形成された凹状部を画成し、
    キャップ部材が、垂直方向の突起部と水平方向の突起部とを含み、
    垂直方向の凹状部が、垂直方向の突起部を受容するように構成され、かつ、
    水平方向の凹状部が、水平方向の突起部を受容するように構成されること
    を特徴とする請求項17に記載のバイオプシー装置。
  19. (a)本体と、
    (b)針と、
    (c)本体に対して相対的に縦に針を移動させるよう動作する針射出機構と、を含むバイオプシー装置であって、
    前記針は、本体に対して相対的に縦に移動するように構成され、
    前記針射出機構は、針と係合されるフォーク部材を含み、
    前記フォーク部材は、
    (i)フォーク本体と、
    (ii)フォーク本体から上向きに延在する第1のプロングと、
    (iii)フォーク本体から上向きに延在する第2のプロングとを含み、
    前記第1のプロングは、
    (A)前記第1のプロングから遠位側へ突出して遠位側稜部において互いに接する、一対の遠位側傾斜面と、
    (B)前記第1のプロングから近位側へ突出して近位側稜部において互いに接する、一対の近位側傾斜面とを含み、
    前記第2のプロングは、
    (A)前記第2のプロングから遠位側へ突出して遠位側稜部において互いに接する、一対の遠位側傾斜面と、
    (B)前記第2のプロングから近位側へ突出して近位側稜部において互いに接する、一対の近位側傾斜面とを含む、
    ことを特徴とするバイオプシー装置。
  20. (a)本体と、
    (b)針と、
    (c)本体に対して相対的に縦に針を移動させるよう動作する針射出機構と、を含むバイオプシー装置であって、
    前記針は、針軸に沿って本体に対して相対的に縦に移動するように構成され、かつ
    (i)鋭い先端部、及び
    (ii)ハブ部、を含み、
    前記ハブ部は、遠位側フランジ及び近位側フランジを含み、
    前記針射出機構は、針のハブ部と係合されるフォーク部材を含み、
    前記フォーク部材は、
    (i)水平に配向される遠位側稜部と、
    (ii)水平に配向される近位側稜部と、を含み、
    前記遠位側稜部は、第1の垂直位置において前記遠位側フランジと係合するように構成され、かつ、前記フォーク部材から遠位側へ突出して遠位側稜部において互いに接する一対の傾斜面によって形成され、
    前記近位側稜部は、第2の垂直位置において前記近位側フランジと係合するように構成され、かつ、前記フォーク部材から近位側へ突出して近位側稜部において互いに接する一対の傾斜面によって形成される、
    ことを特徴とするバイオプシー装置。
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