JP2012115390A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】着用者の体位に合せて吸収性ポリマーを移動させ吸収量不足による漏れを防止しつつ、不適切な吸収性ポリマーの偏りを防止できる吸収性物品を提供する。
【解決手段】表面シート20と、裏面シート30と、吸収体60とを備える吸収性物品1において、吸収体60は、当該吸収体60の内部を移動可能なポリマー粒子を有するポリマー粒子含有層を備え、ポリマー粒子含有層は、吸収体60の幅方向(Y方向)の一端から他端に亘って延在して、Y方向と直交する長手方向(X方向)のポリマー粒子の移動を規制する複数の接着部63と、隣り合う接着部63により区画された領域において、当該区画された領域のX方向の長さより短く且つX方向に沿って延在して、Y方向のポリマー粒子の移動を規制する複数の凹部90A,90B,90Cと、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、吸収性物品に関する。
従来、おむつや、おむつカバー等の外装体の内側に取り付けられて使用される吸収パッドなどの吸収性物品が知られている。
このうち、夜用或いは長時間用などの吸収性物品には、例えば、着用者が就寝中に横向きとなった場合など、片側に体液が拡散した際に、吸収量が足りなくなり漏れが発生し易いという問題がある。特に、吸収性物品において股下部に対応する位置は、脚周りの装着性を向上させるため吸収体の幅が狭められていることが多く、吸収量が不足し易い。
そこで、例えば、特許文献1には、着用者の身体の動きに伴い、吸収性ポリマーをおむつの幅方向の一端から他端に亘って自由に移動可能とした吸収性物品が提案されている。
特開2009−131510号公報
しかしながら、特許文献1記載の吸収性物品においては、幅方向の吸収性ポリマーの移動位置や移動量を制限する手段はなく、このため、例えば、装着する前に吸収性ポリマーが移動し不適切に偏ってしまうなどの可能性もあり、本来必要な部分に必要な吸収量を持たせるには不十分であるという問題があった。
本発明の課題は、着用者の体位に合せて吸収性ポリマーを移動させ吸収量不足による漏れを防止しつつ、不適切な吸収性ポリマーの偏りを防止できる吸収性物品を提供することである。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
透液性の表面シートと、裏面シートと、前記表面シートと前記裏面シートとの間に人体の腹側部から股下部を通って背側部にかけて介装される吸収体とを備える吸収性物品において、
前記吸収体は、当該吸収体の内部を移動可能な吸収性ポリマー粒子を有するポリマー粒子含有層を備え、
前記ポリマー粒子含有層は、
前記吸収体の幅方向の一端から他端に亘って延在して、前記幅方向と直交する長手方向の吸収性ポリマー粒子の移動を規制する複数の第1規制部と、
隣り合う前記第1規制部により区画された領域において、当該区画された領域の前記長手方向の長さより短く且つ前記長手方向に沿って延在して、前記幅方向の吸収性ポリマー粒子の移動を規制する一又は複数の第2規制部と、
を備えることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の吸収性物品において、
前記吸収体には、前記長手方向に沿って線状のスリットが間欠に設けられ、
前記第2規制部は、前記吸収体の前記スリットと対向する位置において、前記表面シートと前記裏面シートとを接着することで形成されていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の吸収性物品において、
前記吸収体と前記表面シートとの間には、第2吸収体が備えられ、
前記第2吸収体には、前記吸収体の前記スリットと重なる位置に、第2スリットが設けられていることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の吸収性物品において、
前記第1規制部は、前記ポリマー粒子含有層の前記幅方向に沿って塗布された接着剤により構成されていることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載の吸収性物品において、
前記吸収体は、前記表面シート側に位置する上層吸収体と、前記裏面シート側に位置する下層吸収体と、を備え、
前記下層吸収体は、前記ポリマー粒子含有層であることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の何れか一項に記載の吸収性物品において、
前記ポリマー粒子含有層は、前記幅方向中央において前記長手方向の一端から他端に亘って延在し、前記幅方向中央において吸収性ポリマー粒子の移動を規制する第3規制部を備えることを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の何れか一項に記載の吸収性物品において、
前記第2規制部は、前記股下部において、前記幅方向の外側から中央部側に向かって凸形状となる曲線状であり、前記背側部において、前記幅方向の中央部側から外側に向かって凸形状となる曲線状であることを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項1〜7の何れか一項に記載の吸収性物品において、
前記第1規制部は、前記長手方向の中央部側から外側に向かって凹形状となる曲線状であることを特徴とする。
本発明によれば、第1規制部により、幅方向と直交する長手方向の吸収性ポリマー粒子の移動が規制され、第2規制部により、幅方向の吸収性ポリマー粒子の移動の一部が規制される。
よって、着用者の体位に合せて吸収性ポリマーを移動させ吸収量不足による漏れを防止しつつ、不適切な吸収性ポリマーの偏りを防止できる。
本発明の吸収性物品の装着時の状態の一例を示す斜視図である。 図1の吸収性物品の下側の平面展開図である。 図1の吸収性物品の上側の平面展開図である。 (a)は第2吸収体の平面展開図であり、(b)は吸収体の上層吸収体の平面展開図であり、(c)は吸収体の下層吸収体の平面展開図である。 図3のV−V線における断面図である。 図3のVI−VI線における断面図である。 図3のVII−VII線における断面図である。 本発明の吸収性物品の作用を説明するための図である。 変形例1の吸収性物品における下層吸収体を示す図であって、(a)は平面展開図であり、(b)は作用を説明するための図である。 変形例2の吸収性物品における下層吸収体を示す平面展開図である。 変形例3の吸収性物品における下層吸収体を示す平面展開図である。
以下、図を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
なお、以下の説明では、本実施形態における吸収性物品1を展開した状態において、装着時に人体(着用者)の腹側に位置する側を前側、背側に位置する側を後側、着用者と接触する側を上側、着用者と接触する側の反対側を下側とし、前後方向と上下方向との双方に直交する方向を左右方向とする。
また、前後方向をX方向、左右方向をY方向、上下方向をZ方向とする。
吸収性物品1は、例えば夜用又は長時間用の尿取りパッドであり、おむつやおむつカバー、パンツなどの人体に装着される外装体(図示省略)に着脱・交換自在に取り付けられて使用されるようになっている。
図1〜3に示すように、吸収性物品1は、装着時に着用者の股部を腹側から背側にかけて覆うように形成されている。
具体的には、吸収性物品1の一方の端部(前端部)が装着時に着用者の腹側に位置する腹側部11を形成し、他方の端部(後端部)が装着時に着用者の背側に位置する背側部12を形成し、腹側部11と背側部12との間が着用者の股下に位置する股下部13を形成する。
腹側部11及び背側部12は、左右方向の長さがほぼ等しく、股下部13よりも長く形成されている。背側部12は、X方向の長さが腹側部11よりも長く形成されており、これにより、背側部12によって着用者の背側を広く覆うことができるようになっている。
また、股下部13の両縁部は、腹側部11から背側部12に亘って、装着時に着用者の脚周りに位置する二つの脚周り部14,14を形成する。この脚周り部14,14には、糸ゴム等の平面ギャザー用弾性部材141がそれぞれ設けられ、この平面ギャザー用弾性部材141により平面ギャザーが形成されている。これにより、着用者の脚周りに伸縮自在にフィットするため、横漏れを抑制できるとともに、着用者の身体の動きに追従し易く吸収性物品1がズレ難くなっている。また、当該平面ギャザーによって、吸収性物品1が自然に湾曲するため、立体ギャザー(後述)を着用者の股下により密着させることができるようになっている。
吸収性物品1は、装着時に着用者との接触面側(上側)に設けられる透液性の表面シート20と、装着時に着用者との接触面と反対側(下側)に設けられる裏面シート30と、装着時に着用者との接触面と反対側の外部側に設けられる不織布からなるバックシート40と、表面シート20と裏面シート30との間に介装される吸収体60と、吸収体60と表面シート20との間に備えられる第2吸収体70と、表面シート20側の吸収体60の幅方向(Y方向)両側縁部(左側縁部及び右側縁部)に、吸収性物品1の長手方向(X方向)に沿って備えられたギャザーシート50,50と、バックシート40における腹側部11に設けられ、吸収性物品1を外装体に固定するための固定部材80と、により主に構成される。
また、図3に示すように、吸収性物品1における、表面シート20側のギャザーシート50,50に挟まれる位置には、左右一対の凹部90A,90B,90Cが形成されている。
凹部90A,90B,90Cは、それぞれ腹側部11、背側部12、及び股下部13において、X方向に沿う2本の線状に形成されている。
表面シート20は、吸収性物品1を装着した際に着用者に接する面を形成し、吸収体60の上側に設けられ、体液を受けて、吸収体60まで輸送する役割を果たす、透液性のシートである。
透液性シートとしては、例えば、ナイロン、ポリエチレンテレフタレート等の糸を平織り等したネット状のシート素材、多数の透孔を形成したフィルムシート材、ポリエチレンやポリプロピレンなどのフィルムシート材、透液性を有する織布、不織布が適し、特に不織布が適する。不織布としては、ポリエチレンやポリプロピレンなどのオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維、レーヨンやキュプラなどの再生繊維、綿等の天然繊維を繊維素材として、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工法によって加工したものを用い得る。
裏面シート30は、吸収体60の下側に設けられ、体液等の吸収性物品1外部への染み出し、漏れ出しを防ぐ役割を果たす、不透液性のシートである。
不透液性シートとしては、例えば、ポリエチレンやポリプロピレンなどの少なくとも遮水性を有するシート材であって、ムレ防止の観点から透湿性を有するシート材であることが好ましい。この遮水性と透湿性とを具備するシート材としては、例えば、ポリエチレンやポリプロピレンなどのオレフィン系樹脂中に無機充填剤を溶融混練してシートを成形した後、一軸又は二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シート材が好適に用いられる。
またその他にも、不透液性を有するフィルム層と、通気性を有する不織布層と、からなるラミ不織布を用いても良い。ラミ不織布とは、例えばポリエチレンシート等に不織布を積層した、ラミネート不織布と呼ばれる不織布のことであり、不透液性と通気性を併せ持つ不織布である。
なお、裏面シート30は、必ずしも不透液性のシートでなくても良い。
バックシート40は、吸収性物品1を装着した際に着用者に接する面と反対側の面を形成し、裏面シート30の表面シート20側の面と反対側の面(下面)を覆うように設けられた不織布である。これにより、裏面シート30の傷付きを防止できるようになっている。
また、クロスライクさが得られるため、見た目にムレ難さを与えることができるとともに、着用者の肌への負担を軽減させることができる。
バックシート40としては、例えば、ケミカルボンド不織布、サーマルボンド不織布、スパンレース不織布、スパンボンド不織布、メルトブローン不織布、メルトブローン不織布、ヒートロール不織布、エアスルー不織布、不透液性不織布、或いはこれらの組み合わせからなるシートが挙げられるが、これらに限られるものではない。
ギャザーシート50,50は、表面シート20側において、吸収体60のX方向に沿った両側縁部に、腹側部11から背側部12に亘ってそれぞれ備えられている。
このギャザーシート50,50のY方向(左右方向)外側の部分は、吸収体60の側方で表面シート20及び裏面シート30の上面に固着されている。また、このギャザーシート50,50のY方向内側の部分は、表面シート20及び裏面シート30に固定されておらず、そのX方向に沿って糸ゴム等の立体ギャザー用弾性部材501が備えられており、起立して着用者の体型に合わせて伸縮自在に変形可能な一対の立体ギャザーが形成されている。
固定部材80は、吸収性物品1を外装体に接着させて固定する役割を果たす、粘着テープであり、剥離紙を剥がすと粘着部分が露出するようになっている。
固定部材80は、例えば、図2に示すように、略矩形状をなしており、吸収性物品1を装着した際に着用者に接する面と反対側の面(バックシート40の下面)における腹側部11の中央部に備えられている。
固定部材80の配置位置は、吸収性物品1のめくれを抑制してズレ難くする等の観点から、腹側部11のより前側であることが好ましい。また、固定部材80のサイズは、吸収性物品1を外装体にしっかりと固定させることができる大きさであれば特に限定されない。
なお、固定部材80は、粘着テープに限ることはなく、吸収性物品1を外装体に固定させることができる部材であれば任意であり、例えば、面ファスナであっても良いが、できるだけやわらかい素材のものの方が着用者の身体の動きに追従し易く、好適である。
吸収体60は、その長手方向(X方向)の長さが、吸収性物品1の長手方向(X方向)の長さとほぼ等しくなるように、腹側部11から股下部13を通り背側部12に亘る位置に配置され、吸収性物品1の使用時に体液としての尿等の水様成分を吸収する役割を果たすものである。
吸収体60は、吸収性物品1の形状に対応させて、腹側部11側及び背側部12側に対して股下部13側が幅狭となるように内側に凹んで形成されている。
吸収体60は、吸収体コア61が、例えば、クレープ紙や、透液性の不織布や孔開きシートなどの透液性の被覆部材62により覆われて構成されている。
図5〜7に示すように、吸収体コア61は、表面シート20側に配置された上層吸収体611と、裏面シート30側に配置された下層吸収体612と、からなる二層構造となっている。
上層吸収体611は、綿やパルプなどの吸収性素材から形成されている。
また、下層吸収体612は、当該下層吸収体612の内部を移動可能な高吸収性ポリマー粒子(以下、ポリマー粒子という)のような高吸水性樹脂のみから形成される、ポリマー粒子含有層である。
なお、高吸水性樹脂としては、カルボキシメチルセルロース、ポリアクリル酸及びその塩類、アクリル酸塩重合体架橋物、澱粉−アクリル酸グラフト共重合体、澱粉−アクリロニトリルグラフト共重合体の加水分解物、ポリオキシエチレン架橋物、カルボキシメチルセルロース架橋物、ポリエチレンオキサイド、ポリアクリルアミド等の水膨欄性ポリマーを部分架橋したもの、或いはイソブチレンとマレイン酸との共重合体等が好適に用いられる。
ここで、図4(c)に示すように、下層吸収体612において、腹側部11の前端部、腹側部11と股下部13との境界部、股下部13と背側部12との境界部、背側部12の中央部、及び背側部12の後端部には、第1規制部としての接着部63が設けられている。
これら接着部63は、下層吸収体612のY方向の一端から他端に亘って延在するようホットメルト接着剤が塗布されることで形成されている。
下層吸収体612は、この5つの接着部63を備えることで、互いに区画された4つの領域を有することとなる。即ち、隣り合う接着部63により、腹側部11、股下部13、背側部12の前部、及び背側部12の後部に位置する4つの区画された領域を有することとなる。そして、区画された領域間で、ポリマー粒子の移動が行われることはない。
従って、区画された領域のそれぞれにおいて、常に一定量のポリマー粒子が保持されるため、例えば、装着前に持ち歩きなどが原因で吸収性物品1の上下が変化した場合にも、ポリマー粒子がX方向に極端に偏るのが防止されるようになっている。
このように、第1規制部としての接着部63は、吸収体60のY方向と直交するX方向のポリマー粒子の移動を規制する。
また、図4(b)(c)に示すように、吸収体60には、当該吸収体60のX方向に沿って、吸収体60の上面から下面を貫通する間欠な2本の平行線状のスリットSが設けられている。
スリットSは、吸収体コア61(上層吸収体611、下層吸収体612)と、被覆部材62と、を貫通するようくり抜かれて形成される。
スリットSは、腹側部11に位置する腹側スリット部S1、股下部13に位置する股下スリット部S2、及び背側部12に位置する背側スリット部S3、の3つの部位から形成されている。
各スリットS(腹側スリット部S1、股下スリット部S2、及び背側スリット部S3)は、図4(c)に示すように、下層吸収体612の隣り合う接着部63により区画された領域において、当該区画された領域のX方向の長さより短くなっている。
そして、吸収体60の上側に配される表面シート20が、スリットSの形状に合せて、スリットSの内部を被覆し、スリットSの内部底面において裏面シート30と接着されている。
即ち、吸収体60のスリットSと対向する位置において、表面シート20と裏面シート30とが接着されている。
これにより、表面シート20側から観てギャザーシート50,50に挟まれる位置に、第2規制部としての左右一対の凹部90A,90B,90Cが形成されることとなる。
この凹部90A,90B,90Cは、下層吸収体612の隣り合う接着部63により区画された領域において、当該区画された領域のX方向の長さより短く、よって、当該区画された領域内をY方向にポリマー粒子が移動可能な隙間が形成されるため、吸収体60のY方向のポリマー粒子の移動を完全に遮断することなく、ポリマー粒子の移動量を好適に規制する。
従って、区画された領域のそれぞれにおいて、例えば、着用者の体位変化などで吸収性物品1の左右が変化した場合にも、ポリマー粒子がY方向に極端に偏るのが規制されるようになっている。
このように、第2規制部としての凹部90A,90B,90Cは、吸収体60のY方向のポリマー粒子の移動の一部を規制する。
なお、スリットSは、上記したように、吸収体コア61(上層吸収体611、下層吸収体612)と、被覆部材62と、を貫通するようくり抜いて形成する構成以外にも、例えば、吸収体コア61(上層吸収体611、下層吸収体612)のみをくり抜き、被覆部材62はくり抜かない構成としても良い。
この場合には、表面シート20と、裏面シート30と、被覆部材62とが接着されて、第2規制部としての左右一対の凹部90A,90B,90Cが形成されることとなる。
また、本実施形態において、吸収体60と、表面シート20との間には、第2吸収体70が備えられている。
第2吸収体70は、その縦横の寸法が吸収体60と略同一であって、腹側部11から股下部13を通り背側部12に亘る位置に配置され、吸収性物品1の使用時に体液としての尿等の水様成分を拡散する役割を果たすものである。
第2吸収体70は、吸収体コア71が、透液性の被覆部材72により覆われて構成されている。なお、被覆部材72は、例えば、クレープ紙や、透液性の不織布や孔開きシートなどが用いられる。
吸収体コア71は、綿やパルプなどの吸収性素材や、繊維或いはフィルム等のシート状基材と高吸収性ポリマーのような高吸水性樹脂とが組み合わされて形成されている。
高吸水性樹脂としては、カルボキシメチルセルロース、ポリアクリル酸及びその塩類、アクリル酸塩重合体架橋物、澱粉−アクリル酸グラフト共重合体、澱粉−アクリロニトリルグラフト共重合体の加水分解物、ポリオキシエチレン架橋物、カルボキシメチルセルロース架橋物、ポリエチレンオキサイド、ポリアクリルアミド等の水膨欄性ポリマーを部分架橋したもの、或いはイソブチレンとマレイン酸との共重合体等が好適に用いられる。
この第2吸収体70には、図4(a)に示すように、第2吸収体70のX方向に沿って、第2吸収体70の上面から下面を貫通する2本の平行線状の第2スリットSSが設けられている。
第2スリットSSは、吸収体60に設けられたスリットS(腹側スリット部S1、股下スリット部S2、及び背側スリット部S3)を連続させた形状(即ち、直線状)に形成されるものであり、第2吸収体70を吸収体60に重ねた場合に、吸収体60のスリットS(腹側スリット部S1、股下スリット部S2、及び背側スリット部S3)と完全に重なるようになっている。
従って、吸収体60のスリットSと対向する位置において、表面シート20と裏面シート30とが接着されて第2規制部としての左右一対の凹部90A,90B,90Cが形成される場合に、第2吸収体70は、これを阻害することなく、吸収体60と表面シート20との間に介在できることとなる。
このような第2吸収体70により、体液を腹側部11から股下部13に拡散させることができ、吸収性物品1の全体としての吸収速度を向上させることができるようになっている。
次に、吸収性物品1の作用について説明する。
本実施形態の吸収性物品1は、以下の特徴を有するため、ポリマー粒子の移動が可能となるものである。
先ず、通常の吸収性物品においては、ポリマー粒子をパルプと混合して吸収体としているが、本実施形態においては、ポリマー粒子のみのポリマー粒子含有層が下層吸収体612として存在するため、ポリマー粒子の移動が可能となっている。
また、通常の吸収性物品においては、裏面シート側に位置する吸収体と、裏面シートとの間は全面で接着を行うが、本実施形態においては、ポリマー粒子含有層(下層吸収体612)と、裏面シート30との間の接着が、下層吸収体612のY方向の一端から他端に亘って延在するようホットメルト接着剤が塗布されてなる接着部63(第1規制部)のみでなされている。このため、下層吸収体612と裏面シート30との間に空間が形成され、この空間をポリマー粒子が移動可能となっている。
これにより、本実施形態の吸収性物品1では、着用者が横向きとなった場合に、漏れが発生し易い脚周り部14に下層吸収体612のポリマー粒子が移動するため、吸収量不足による漏れが防止される。
このとき、吸収性物品1には、第2規制部である凹部90A,90B,90Cが備えられることで、吸収体60に含まれるポリマー粒子のY方向の移動が規制される。
具体的には、図8(a)に示すように、吸収性物品1(下層吸収体612)の全体に均一に分布しているポリマー粒子は、着用者の動きに伴って吸収性物品1のY方向一端側が下向きとなった場合、図8(b)に示すように、吸収量が必要な身体の下側部分(特に、脚周り部14周辺部)に移動するが、凹部90A,90B,90Cにより、全てのポリマー粒子が移動することなく排尿口部周辺にも残ることとなる。
よって、必要な箇所(脚周り部14周辺部及び排尿口部周辺)における吸収量が確保されることとなる。
このように、凹部90A,90B,90Cにより、吸収性物品1を装着した着用者が横向きとなった場合、必要な量のみポリマー粒子を移動させ、ポリマー粒子が一部にのみ集まってしまうのを防止することができる。
このため、ポリマー粒子の膨潤による違和感や、短時間で体位変更を繰り返した場合にポリマー粒子が移動しづらくなるために発生する吸収量不足が防止される。
また、吸収性物品1には、第1規制部である接着部63が備えられることで、ポリマー粒子のX方向の移動が規制される。
このため、装着中に着用者の体位変化などによりポリマー粒子がX方向に偏るのが防止されると共に、装着前に、例えば、製造中や店頭で持ち歩きなどが原因で吸収性物品1の上下が変化した場合などにも、ポリマー粒子が偏るのが防止されるようになっている。
以上のように、本実施形態の吸収性物品1によれば、第1規制部としての接着部63により、X方向のポリマー粒子の移動が規制され、第2規制部としての凹部90A,90B,90Cにより、Y方向のポリマー粒子の移動の一部が規制される。
よって、着用者の体位に合せてポリマー粒子を移動させ吸収量不足による漏れを防止しつつ、不適切なポリマー粒子の偏りを防止できる。
また、本実施形態の吸収性物品1によれば、吸収体60には、吸収体60のX方向に沿って、吸収体60の上面から下面を貫通する線状のスリットS(腹側スリット部S1、股下スリット部S2、及び背側スリット部S3)が間欠に設けられ、第2規制部である凹部90A,90B,90Cは、吸収体60のスリットSと対向する位置において、表面シート20と裏面シート30とを接着することで形成されている。
このため、凹部90A,90B,90Cにより保持されるポリマー粒子の量や、移動するポリマー粒子の量を調節したい場合、スリットSの形状を変えるだけで容易に調節を行うことができる。
また、本実施形態の吸収性物品1によれば、第1規制部は、ポリマー粒子含有層である下層吸収体612のY方向に沿って塗布された接着部63により構成されている。
このため、接着剤を塗布するのみで第1規制部が形成できるので、接着位置の変更などを容易に行うことができる。
また、本実施形態の吸収性物品1によれば、吸収体60は、表面シート20側に位置する上層吸収体611と、裏面シート30側に位置する下層吸収体612と、を備え、下層吸収体612は、ポリマー粒子含有層である。
このため、上層吸収体611で吸収しきれない体液を下層吸収体612で吸収することとなり、体液を効率よく吸収することができる。
また、本実施形態の吸収性物品1によれば、吸収体60と表面シート20との間には、第2吸収体70が備えられ、第2吸収体70には、吸収体60のスリットS(腹側スリット部S1、股下スリット部S2、及び背側スリット部S3)と重なる位置に、第2スリットSSが設けられている。
このため、体液が第2吸収体70によって腹側部11から背側部12に亘って拡散した後、吸収体60にて吸収することとなり、吸収体60の吸収速度を向上させることができる。
なお、本発明は、上記した実施の形態のものに限るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
<変形例1>
上記実施形態において、ポリマー粒子含有層である下層吸収体612は、吸収体60のY方向中央においてポリマー粒子の移動を規制する第3規制部としての接着部64を備えることとしても良い。
具体的には、図9(a)に示すように、接着部64は、下層吸収体612のY方向中央に、X方向の一端から他端に延在するように設けられる。
この接着部64は、接着部63と同様に、ホットメルト接着剤を塗布することで形成可能である。
従って、吸収体60の左右の量が常に一定に維持されるため、図9(b)に示すように、左右のどちらかにポリマー粒子が偏ることがなく、体位の変化に柔軟に対応することができる。
<変形例2>
上記実施形態において、第1規制部を、曲線状に形成することとしても良い。即ち、接着部63を、曲線状に形成することとしても良い。
具体的には、例えば、図10に示すように、下層吸収体612において、腹側部11、腹側部11と股下部13との境界部、股下部13と背側部12との境界部、及び背側部12に、接着部63を、吸収体60のX方向の中央部側から外側に向かって凹形状となる曲線状に設ける。
従って、漏れ防止機能を持たせたい脚周り部14の隙間の部分にポリマー粒子を誘導し易くすることができるため、体液をより効率よく吸収することができる。
<変形例3>
上記実施形態において、第2規制部を、曲線状に形成することとしても良い。即ち、凹部90A,90B,90Cを、曲線状に形成することとしても良い。
具体的には、例えば、図11に示すように、股下部13における股下スリット部S2を、Y方向の外側から中央部側に向かって凸形状となる曲線状とし、背側部12における背側スリット部S3を、Y方向の中央部側から外側に向かって凸形状となる曲線状とする。
なお、図示は省略するが、この場合、上層吸収体611及び第2吸収体70におけるスリットS及びスリットSSの形状は、図11に示した下層吸収体612のスリットSに対応したものとなるのは勿論である。
これにより、凹部90Bは、股下部13において、Y方向の外側から中央部側に向かって凸形状となる曲線状となり、凹部90Cは、背側部12において、Y方向の中央部側から外側に向かって凸形状となる曲線状となる。
従って、漏れ防止機能を持たせたい脚周り部14の隙間の部分にポリマー粒子を誘導し易くすることができるため、体液をより効率よく吸収することができる。
なお、上記実施形態及び変形例1〜3では、吸収性物品として尿取りパッドを例示して説明したが、本発明の吸収性物品としては、例えば、おむつなどであっても良い。
また、上記実施形態及び変形例1〜3では、吸収体60の吸収体コア61が、上層吸収体611及び下層吸収体612からなる構成を例示して説明したが、上層吸収体611を備えない構成であっても良く、また上層吸収体611及び下層吸収体612の上下を逆(ポリマー含有層が上側)となるように構成しても良い。
また、上記実施形態及び変形例1〜3では、吸収体60と表面シート2との間に第2吸収体70を備える構成を例示して説明したが、第2吸収体70を備えない構成であっても良い。
また、上記実施形態及び変形例1〜3では、第2規制部である凹部90A,90B,90Cが左右一対となった構成を例示して説明したが、第2規制部は、1つの区画された領域内に少なくとも1つあれば良く、凹部90A,90B,90Cを1つずつ形成することとしても良い。
1 吸収性物品
11 腹側部
12 背側部
13 股下部
14,14 脚周り部
20 表面シート
30 裏面シート
40 バックシート
50,50 ギャザーシート
60 吸収体
61 吸収体コア
611 上層吸収体
612 下層吸収体
62 被覆部材
63 接着部(第1規制部)
64 接着部(第3規制部)
70 第2吸収体
71 吸収体コア
72 被覆部材
80 固定部材
90A,90B,90C 凹部(第2規制部)
141 平面ギャザー用弾性部材
501 立体ギャザー用弾性部材
S スリット
S1 腹側スリット部
S2 股下スリット部
S3 背側スリット部
SS 第2スリット

Claims (8)

  1. 透液性の表面シートと、裏面シートと、前記表面シートと前記裏面シートとの間に人体の腹側部から股下部を通って背側部にかけて介装される吸収体とを備える吸収性物品において、
    前記吸収体は、当該吸収体の内部を移動可能な吸収性ポリマー粒子を有するポリマー粒子含有層を備え、
    前記ポリマー粒子含有層は、
    前記吸収体の幅方向の一端から他端に亘って延在して、前記幅方向と直交する長手方向の吸収性ポリマー粒子の移動を規制する複数の第1規制部と、
    隣り合う前記第1規制部により区画された領域において、当該区画された領域の前記長手方向の長さより短く且つ前記長手方向に沿って延在して、前記幅方向の吸収性ポリマー粒子の移動を規制する一又は複数の第2規制部と、
    を備えることを特徴とする吸収性物品。
  2. 前記吸収体には、前記長手方向に沿って線状のスリットが間欠に設けられ、
    前記第2規制部は、前記吸収体の前記スリットと対向する位置において、前記表面シートと前記裏面シートとを接着することで形成されていることを特徴とする請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記吸収体と前記表面シートとの間には、第2吸収体が備えられ、
    前記第2吸収体には、前記吸収体の前記スリットと重なる位置に、第2スリットが設けられていることを特徴とする請求項2に記載の吸収性物品。
  4. 前記第1規制部は、前記ポリマー粒子含有層の前記幅方向に沿って塗布された接着剤により構成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の吸収性物品。
  5. 前記吸収体は、前記表面シート側に位置する上層吸収体と、前記裏面シート側に位置する下層吸収体と、を備え、
    前記下層吸収体は、前記ポリマー粒子含有層であることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の吸収性物品。
  6. 前記ポリマー粒子含有層は、前記幅方向中央において前記長手方向の一端から他端に亘って延在し、前記幅方向中央において吸収性ポリマー粒子の移動を規制する第3規制部を備えることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の吸収性物品。
  7. 前記第2規制部は、前記股下部において、前記幅方向の外側から中央部側に向かって凸形状となる曲線状であり、前記背側部において、前記幅方向の中央部側から外側に向かって凸形状となる曲線状であることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の吸収性物品。
  8. 前記第1規制部は、前記長手方向の中央部側から外側に向かって凹形状となる曲線状であることを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の吸収性物品。
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