JP2012114783A - 車両搭載用アンテナ装置 - Google Patents

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俊介 中根
Tomiyasu Hirayama
富康 平山
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Abstract

【課題】車両搭載用アンテナ装置の使用時における信頼性を高める。
【解決手段】アンテナエレメント20と、アンテナエレメント20で受信された信号を処理して出力する回路基板22と、芯線24a、絶縁体24c、GND線24b及び外皮24dにより構成され、回路基板22に電気的に接続されて処理された信号を伝達するワイヤーハーネス24とを備え、GND線24bを回路基板22の接地ラインに直接接続する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両搭載用アンテナ装置に関する。
自動車等の車両にはラジオやテレビ番組を視聴するためにアンテナが取り付けられている。このアンテナは、車両が走行中であっても一定の受信感度を得ることが要求されることから車外取り付け型のアンテナが有利である。そこで、スポイラ、パンパー、車両のガラス等に貼り付けられるフィルム状の車両搭載用アンテナ装置が採用されている。
図5は、現在使用されている車両搭載用アンテナ装置100の構成を示す図である。車両搭載用アンテナ装置100は、アンテナエレメント10、回路基板12、ワイヤーハーネス14を含んで構成される。車両搭載用アンテナ装置100は、アンテナエレメント10で受信した電波を回路基板12等で増幅等して処理し、ワイヤーハーネス14を経て車内のオーディオ装置等へ送信する。
ここで、ワイヤーハーネス14は、図6の断面図に示すように、芯線14a、GND線14b、絶縁体14c及び外皮14dによって構成される同軸線が用いられ、回路基板12に接続される。図6は、図7のラインA−Aに沿った断面図である。ワイヤーハーネス14は、図7に示すように、先端部の外皮14d及び絶縁体14cを取り除いて芯線14aを剥き出しにすると共に、外皮14dを取り除いた部分のGND線14bを外皮14dに沿って折り返した状態で使用される。このような状態において、芯線14aは回路基板12の端子にハンダにより固定され、GND線14bはカシメ部材12aによってカシメ固定される。カシメ部材12aは、回路基板12に固定され、ハンダ付け等により接地ラインに電気的に接続される。
このように回路基板12に対してワイヤーハーネス14を接続した後、図8に示すように、回路基板12及びワイヤーハーネス14の接続部分は樹脂モールド16によりモールディングされる。これにより、回路基板12及びワイヤーハーネス14の接続部分に対する防水性等を確保している。
特開2008−205931号公報
ところで、従来技術においては、ワイヤーハーネス14のGND線14bはカシメ部材12aにカシメ固定されるが、電気的な接続等の信頼性を得るためにはカシメ固定の強度を適切に管理しなければならず、カシメ部材12aの高さや幅等を検査する必要がある。そのため、検査治具や検査設備が必要となり、検査のための負荷も発生する。
また、従来技術においては、ワイヤーハーネス14を引っ張った際の引張強度は、樹脂モールド16と外皮14dとの密着強度、及び、カシメ部材12aによるGND線14bのカシメ強度(接触強度)の2点によりほぼ成り立っている。これら2点の強度では、ワイヤーハーネス14に対する引張強度が十分でない問題がある。
また、従来技術においては、GND線14bを外皮14dに沿って折り返すという複雑な処理が必要なうえ、芯線14aと回路基板12の端子及びカシメ部材12aと接地ライン(2箇所)のハンダ付けが必要であり、組み付けコストが高くなる問題がある。
本発明は、アンテナエレメントと、前記アンテナエレメントで受信された信号を処理して出力する回路基板と、芯線、絶縁体、GND線及び外皮により構成され、前記回路基板に電気的に接続されて前記処理された信号を伝達するワイヤーハーネスと、を備え、前記GND線は、前記回路基板の接地ラインに直接接続されていることを特徴とする車両搭載用アンテナ装置である。
ここで、前記ワイヤーハーネスは、前記芯線、前記絶縁体、前記GND線及び前記外皮を同軸上に配置した同軸線であり、前記GND線は、束ねられて前記回路基板の接地ラインに直接接続されていることが好適である。
本発明によれば、車両搭載用アンテナ装置の使用時における信頼性を高めることができる。
本発明の実施形態に係る車両搭載用アンテナ装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る車両搭載用アンテナ装置のワイヤーハーネスの構成を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る車両搭載用アンテナ装置のワイヤーハーネスの取り付け状態を示す図である。 本発明の実施形態に係る車両搭載用アンテナ装置の外観を示す図である。 従来の車両搭載用アンテナ装置の構成を示す図である。 従来の車両搭載用アンテナ装置のワイヤーハーネスの構成を示す断面図である。 従来の車両搭載用アンテナ装置のワイヤーハーネスの取り付け状態を示す図である。 従来の車両搭載用アンテナ装置の外観を示す図である。
本発明の実施の形態における車両搭載用アンテナ装置200は、図1に示すように、アンテナエレメント20、回路基板22、ワイヤーハーネス24を含んで構成される。
車両搭載用アンテナ装置200は、アンテナエレメント20で受信した電波を回路基板22等で増幅等して処理し、ワイヤーハーネス24を経て車内のオーディオ装置等へ送信するために用いられる。車両搭載用アンテナ装置200は、これに限定されるものではないが、スポイラ、パンパー、車両のガラス等に貼り付けて用いることができる。
アンテナエレメント20は、受信する電波の波長や伝達パターンに応じた形状に構成される。本実施の形態では、アンテナエレメント20は、スポイラ、パンパー、車両のガラス等に貼り付けが容易となるようにシート状のアンテナとして構成されている。
回路基板22は、アンテナエレメント20に電気的に接続され、アンテナエレメント20で受信された信号を処理する電気回路を含んで構成される。回路基板22には、例えば、信号の増幅回路、信号のノイズ除去回路等を含んで構成される。
ワイヤーハーネス24は、回路基板22で処理された信号を車内のオーディオ装置等へ送信する信号線である。ワイヤーハーネス24には、図2の断面図に示すように、芯線24a、GND線24b、絶縁体24c及び外皮24dによって構成される同軸線が用いられる。図2は、図3のラインB−Bに沿った断面図である。芯線24aは、信号を伝達するために設けられ、ワイヤーハーネス24の軸線となる。芯線24aの周りは絶縁体24cによって被覆され、その絶縁体24cの周りに芯線24aと電気的に絶縁された状態でGND線24bが設けられる。GND線24bは、細い導線を網目状に織り込んで構成されることが多い。外皮24dは、芯線24a及びGND線24bを外部から電気的に絶縁するために、GND線24bの周りを被覆するように設けられる。外皮24dは、例えば、ポリエチレン等の絶縁性の樹脂で構成することができる。
ワイヤーハーネス24は、図3に示すように、先端部の外皮24d及び絶縁体24cを取り除いて芯線24aを剥き出しにし、外皮24dを取り除いた部分のGND線24bは、外皮24dに沿って折り返した状態とせず、束ねて引き出して使用される。このような状態において、芯線24aは、回路基板22の信号の出力端子にハンダ付け等により電気的に接続される。一方、GND線24bは、ハンダ付け等により回路基板22の接地ラインに電気的に接続される。
このように、ワイヤーハーネス24の芯線24a及びGND線24bを回路基板22に接続した状態において、ワイヤーハーネス24の外皮24d部分をカシメ部材22aによって回路基板22にカシメ固定する。カシメ部材22aは、回路基板22に固定される。固定には、接着剤、テープ(粘着テープ、両面テープ)等を用いることができる。
このように回路基板22に対してワイヤーハーネス24を接続及び固定した後、図4に示すように、回路基板22及びワイヤーハーネス24の接続部分は樹脂モールド26によりモールディングされる。これにより、回路基板22及びワイヤーハーネス24の接続部分に対する防水性等を確保している。
以上のように、本実施の形態における車両搭載用アンテナ装置200では、ワイヤーハーネス24のGND線24bはカシメ部材22aによってカシメ固定されず、回路基板22に直接接続及び固定される。GND線24bは、細い導線を網目状に編み込んで構成されており、これを束ねると非常に強い引張強度を持つ。したがって、このように束ねられたGND線24bを回路基板22に接続することによって、ワイヤーハーネス24を引っ張った際の引張強度を従来よりも高めることができる。
また、本実施の形態における車両搭載用アンテナ装置200では、ワイヤーハーネス24のGND線24bは、カシメ部材22aを介さず、回路基板22に直接接続及び固定される。これにより、GND線24bと回路基板22との電気的な接続を確実とすることができる。また、カシメ部材22aはワイヤーハーネス24を回路基板22に機械的に固定するためだけに用いられることになり、カシメ部材22aを用いたワイヤーハーネス24の固定強度の管理は従来よりも容易となる。その結果、カシメ部材22aの検査治具や検査設備が不要となり、検査のための負荷も低減される。
さらに、本実施の形態における車両搭載用アンテナ装置200では、GND線24bを外皮24dに沿って折り返すという複雑な処理が不要となると共に、芯線24a及びGND線24bと回路基板22の端子とのハンダ付けのみとなり、組み付けコストが低減される。
10 アンテナエレメント、12 回路基板、12a カシメ部材、14 ワイヤーハーネス、14a 芯線、14b GND線、14c 絶縁体、14d 外皮、16 樹脂モールド、20 アンテナエレメント、22 回路基板、22a カシメ部材、24 ワイヤーハーネス、24a 芯線、24b GND線、24c 絶縁体、24d 外皮、26 樹脂モールド、100,200 車両搭載用アンテナ装置。

Claims (2)

  1. アンテナエレメントと、
    前記アンテナエレメントで受信された信号を処理して出力する回路基板と、
    芯線、絶縁体、GND線及び外皮により構成され、前記回路基板に電気的に接続されて前記処理された信号を伝達するワイヤーハーネスと、
    を備え、
    前記GND線は、前記回路基板の接地ラインに直接接続されていることを特徴とする車両搭載用アンテナ装置。
  2. 請求項1に記載の車両搭載用アンテナ装置であって、
    前記ワイヤーハーネスは、前記芯線、前記絶縁体、前記GND線及び前記外皮を同軸上に配置した同軸線であり、
    前記GND線は、束ねられて前記回路基板の接地ラインに直接接続されていることを特徴とする車両搭載用アンテナ装置。
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