JP2012113898A - 電池組立体およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電池セルの形状に誤差があっても、複数の端子を正確に整列させる。
【解決手段】電池組立体1は、容器2内に複数の電池セル3を収容している。電池セル3は、カバー板23に接触した状態で固定されている。電池セル3と底板21aとの間には、変形している位置決め部材27、28が設けられている。位置決め部材27、28は、電池セル3を組み付ける工程において、電池セル3を仮固定するために貢献する。さらに、電池セル3と底板21aとの間には、位置決め部材27、28より剛性が高い支持部材29が設けられている。支持部材29は、軟らかい状態で電池セル3の底面31eに接触するように成形され、底面31eに接触した状態で硬化されている。この結果、複数の端子を整列させ、かつ高い耐振動性を得ることができる。
【選択図】図9

Description

本発明は、複数の電池セルを含む電池組立体およびその製造方法に関する。
特許文献1、および特許文献2は、電池組立体である組電池を開示している。これらの電池組立体は、複数の電池セルである複数の単電池を有している。複数の電池セルは、容器に収容され、ひとつの組立体として取り扱い可能に構成されている。このような電池組立体においては、複数の電池セルを安定的に保持することが求められていた。
特開2009−211835号公報 特開2006−140023号公報
特許文献1の構成では、電池セルを収容する容器内に複数のリブを設けている。リブは、振動から電池セルを保護する。しかし、細く、容易に変形するリブは、電池セルのわずかな移動を許容する。このため、振動が加えられると、複数の電池セルを電気的に接続するための接続部に過大な機械的な負荷が加えられるおそれがあった。
特許文献2の構成では、複数の電池セルをケース内に並べ、ケースの上面に突出した複数の端子を、蓋板によって押さえつけている。ところが、この構造では、それぞれの電池セルの形状の誤差によって、高さ方向の位置が異なる複数の端子が並ぶことがある。この場合、端子高さ方向の位置ズレが生じており、接続部に応力が発生した状態にて電気的接続されるため、緩み、破損などの不具合が発生する恐れがあった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数の電池セルを安定的に支持することができる電池組立体およびその製造方法を提供することである。
本発明の他の目的は、複数の電池セルの形状に誤差があっても、複数の電池セルの複数の端子を正確に整列させることができる電池組立体およびその製造方法を提供することである。
本発明は上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の発明は、複数の電池セル(3)と、複数の前記電池セル(3)を収容する容器(2)とを備える電池組立体において、容器と電池セルとの間に配置され、容器内において電池セルを支持する複数の支持部材(29、229、329、429)を備え、支持部材は、軟化した状態で電池セルに接触するように変形され、その後、電池セルに接触した状態で硬化した形状を備えることを特徴とする。
この発明によると、支持部材が硬化した後の形状は、電池セルに接触した状態の形状となる。このため、容器内に電池セルを安定的に支持することができる。この結果、振動が加えられても、複数の電池セルの移動を抑制することができる。従って、複数の端子のための接続部における機械的な負荷を抑制することができる。
請求項2に記載の発明は、複数の電池セルの形状の差に応じて、それらに対応する複数の支持部材の形状が異なることを特徴とする。この発明によると、支持部材の形状が異なることによって、電池セルの形状の差を吸収することができる。
請求項3に記載の発明は、電池セルは、側面(31c)に端子(32)を備え、支持部材は、側面(31c)とは反対側の反対側面(31e)と容器との間に配置されていることを特徴とする。この発明によると、端子が設けられた側面を基準面とすることができる。この結果、複数の電池セルの複数の側面を揃え、さらに複数の端子を揃えることが可能となる。
請求項4に記載の発明は、電池セルは、側面(31c)に安全弁の排気口(33)を備え、支持部材は、側面(31c)とは反対側の反対側面(31e)と容器との間に配置されていることを特徴とする。この発明によると、安全弁の排気口が設けられた側面を基準面とすることができる。この結果、複数の電池セルの複数の側面を揃え、さらに複数の排気口を揃えることが可能となる。
請求項5に記載の発明は、容器と電池セルとの間に配置され、容器内において電池セルを位置決めする部材(27、28)であって、電池セルによって押圧されて変形している位置決め部材(27、28)を備えることを特徴とする。この発明によると、電池セルから押圧されることによって変形した位置決め部材を備えるから、支持部材を補助することができる。
請求項6に記載の発明は、ひとつの電池セルに対応して、電池セルを二軸以上の方向に関して支持する複数の支持部材(29、429)を備えることを特徴とする。この発明によると、電池セルを二軸以上の複数の方向に関して支持することができる。
請求項7に記載の発明は、支持部材は、容器を構成する板(21a、421b)に形成され、容器の内側において凸部をなし、容器の外側において凹部をなしていることを特徴とする。この発明によると、容器の板を利用して支持部材を提供することができる。
請求項8に記載の発明は、容器(2)の内部に複数の電池セル(3)を収容した電池組立体の製造方法において、複数の電池セル(3)を容器(2)の内部に配置する配置工程と、容器内において電池セルを支持する支持部材(29、229、329、429)を形成する形成工程とを備え、形成工程は、容器と電池セルとの間に配置された部材(50、450)を軟化させ、部材が軟化した状態で電池セルに接触するように変形させる変形工程と、部材が電池セルに接触した状態で硬化させる硬化工程とを備えることを特徴とする。
この発明によると、支持部材が硬化した後の形状は、電池セルに接触した状態の形状となる。このため、容器内に電池セルを安定的に支持することができる。この結果、振動が加えられても、複数の電池セルの移動を抑制することができる。従って、複数の端子のための接続部における機械的な負荷を抑制することができる。
請求項9に記載の発明は、変形工程では、複数の電池セルの形状の差に応じて、それらに対応する複数の部材(50、450)を異なる形状に変形させ、複数の支持部材を提供することを特徴とする。この発明によると、支持部材の形状が異なることによって、電池セルの形状の差を吸収することができる。
請求項10に記載の発明は、配置工程では、容器に設けられた位置決め部材(27、28)を電池セルによって押圧することによって変形させ、支持部材によって電池セルを支持する前に、位置決め部材によって電池セルを仮に支持することを特徴とする。この発明によると、位置決め部材によって、支持部材を補助することができる。
なお、特許請求の範囲および上記手段の項に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
本発明を適用した第1実施形態に係る電池組立体を示す斜視図である。 第1実施形態に係る電池組立体を示す平面図である。 第1実施形態に係る電池組立体を示す正面図である。 第1実施形態に係る電池組立体を示す側面図である。 第1実施形態に係る電池セルを示す斜視図である。 第1実施形態に係る電池セルを示す平面図である。 第1実施形態に係る電池セルを示す正面図である。 第1実施形態に係る電池セルを示す側面図である。 第1実施形態に係る電池組立体の断面を示す斜視図である。 第1実施形態に係る電池組立体の断面を示す斜視図である。 第1実施形態に係る電池組立体の断面図である。 第1実施形態に係るケースの斜視図である。 第1実施形態に係る底板の内面を示す平面図である。 第1実施形態に係るケースの断面を示す斜視図である。 第1実施形態に係るケースの初期形状を示す部分断面図である。 第1実施形態に係るケースの半完成品形状を示す部分断面図である。 第1実施形態に係るケースの完成品形状を示す部分断面図である。 第1実施形態に係る電池組立体の製造装置を示す断面図である。 第1実施形態に係る電池組立体の製造装置を示す断面図である。 第1実施形態に係る電池組立体の製造装置を示す断面図である。 本発明を適用した第2実施形態に係る底板の内面を示す平面図である。 第2実施形態に係るケースの初期形状を示す部分断面図である。 第2実施形態に係るケースの半完成品形状を示す部分断面図である。 第2実施形態に係るケースの完成品形状を示す部分断面図である。 本発明を適用した第3実施形態に係る底板の内面を示す平面図である。 第3実施形態に係るケースの初期形状を示す部分断面図である。 第3実施形態に係るケースの半完成品形状を示す部分断面図である。 第3実施形態に係るケースの完成品形状を示す部分断面図である。 本発明を適用した第4実施形態に係る電池組立体を示す斜視図である。 第4実施形態に係る電池組立体を示す正面図である。 第4実施形態に係るケースの半完成品形状を示す断面図である。 第4実施形態に係るケースの完成品形状を示す断面図である。 本発明を適用した第5実施形態に係る電池組立体を示す断面図である。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。各実施形態で具体的に組合せが可能であることを明示している部分同士の組合せばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、明示してなくとも実施形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
(第1実施形態)
以下、本発明を適用した第1実施形態に係る電池組立体1と、その製造方法を説明する。電池組立体1は、容器2と、容器2内に収容された複数の電池セル3とを有する。
図1は、本発明を適用した第1実施形態に係る電池組立体1を示す斜視図である。図2は、第1実施形態に係る電池組立体1を示す平面図である。図3は、第1実施形態に係る電池組立体1を示す正面図である。図4は、第1実施形態に係る電池組立体1を示す側面図である。
電池組立体1は、複数の電池セル3を収容する容器2を備える。容器2は、電池セル3を収容する収容室を区画するための複数の部材を備える。容器2は、熱可塑性の樹脂材料によって形成されている。容器2は、第1部材としてのケース21と、第2部材としてのカバー22とを備える。ケース21は、その内部に電池セル3のほぼ全体を収容可能な深い箱状である。ケース21は、底板21aと、底板21aの4辺を囲む4つの側板21b、21c、21d、21eとを有する。ケース21は、一端に、4つの側板21b、21c、21d、21eによって囲まれた開口部を有している。一対の広い側板21b、21dは、電池セル3の幅方向Wの両側に位置している。一対の狭い側板21c、21eは、層状に配置された複数の電池セル3の積層方向、すなわち厚さ方向Tの両端に位置している。
カバー22は、ケース21の開口部を覆う板状の部材である。カバー22は、固定手段によってケース21に固定されている。固定手段は、接着材、またはボルトなどの締結手段によって提供することができる。カバー22は、カバー板23と、半筒部材24とを備える。カバー板23は、ケース21の開口部を覆っている。カバー板23には、電池セル3の端子32を配置するための複数の開口部25が形成されている。複数の開口部25は、複数の列をなすように配置されている。二列に配置された複数の開口部25の間に、半筒部材24が配置されている。半筒部材24は、カバー板23との間に通路26を形成するように、カバー板23に固定されている。通路26は、複数の電池セル3から排出されたガスの排気通路を提供する。さらに、通路26に面するカバー板23の部分には、複数の電池セル3のそれぞれの排気口に連通する開口部26aが設けられている。
複数の電池セル3の複数の端子32は、複数の開口部25内に配置されている。ひとつの開口部25にひとつの端子32が配置されている。複数の端子32は、容器2の外部に露出している。複数の端子32は、容器2の上面、すなわちカバー板23の上面からわずかに突出している。
電池組立体1は、隣接する端子32を電気的に接続する複数の接続部材4を備える。複数の接続部材4は、整列して配置された複数の端子32を所定の順序で接続するバスバーとして構成することができる。図中には、実線で図示された分離状態の接続部材4と、破線で図示された接続状態の接続部材4とが図示されているが、電池組立体1は、複数の接続部材4を備える。接続部材4は、対応する端子32と電気的に接続されている。接続部材4と端子32との電気的な接続は、ボルトによる締結、または溶接などの接続手段によって提供される。
図5は、第1実施形態に係る電池セル3を示す斜視図である。図6は、第1実施形態に係る電池セル3示す平面図である。図7は、第1実施形態に係る電池セル3を示す正面図である。図8は、第1実施形態に係る電池セル3を示す側面図である。
電池セル3は、リチウムイオン二次電池などの二次電池である。電池セル3は、単位電池とも呼ばれる。電池セル3は、本体部分31と、正極および負極の端子32、32を備える。本体部分31は、扁平な箱状である。本体部分31は、内部に電池材料を収容している。本体部分31は、ステンレス、アルミニウムなどの金属製のケースと、ケース内に収容された電池材料とを備える。本体部分31は、互いに並行な2つの広い主面31a、31bと、主面の間を囲む4つの狭い側面31c、31d、31e、31fとによって区画されている。2つの端子32、32は、4つの側面のうちのひとつの側面31cに配置されている。側面31cは、端子32を容器2に対して位置決めするための基準面である。側面31cは、電池セル3の上面、または天面とも呼ばれる。側面31eは、電池セル3の下面、または底面とも呼ばれる。電池セル3の側面31cには、安全弁の排気口33が配置されている。安全弁は、本体部分31内が異常高圧に到達すると、本体部分31内からガスを放出する。
図9は、第1実施形態に係る電池組立体1の断面を示す斜視図である。図10は、第1実施形態に係る電池組立体の断面を示す斜視図である。図11は、第1実施形態に係る電池組立体の断面図である。
電池セル3の側面31cは、カバー板23に接触している。カバー板23には、排気口33に対応する位置に排気口33を囲む開口部26aが設けられている。これにより、排気口33と通路26とが連通する。さらに、カバー板23が側面31cに接触することにより、排気口33から通路26へ流れるガスがケース21内などに漏れることが防止される。カバー板23と側面31cとの間に、排気口33の周囲を囲む形状のゴムなどのシール部材が配置されてもよい。
ケース21は、側板21c、21eと並行な複数の仕切り板21fを有する。この結果、容器2は、複数の扁平なチャンバを区画形成している。ひとつのチャンバには、ひとつの電池セル3が収容されている。よって、電池セル3は、容器2を構成する複数の板状部材に囲まれて配置されている。電池セル3は、部分的に容器2の板状部材と接触することによって、高さ方向H、幅方向W、および厚さ方向Tに関して、容器2に対して固定されている。電池セル3は、幅方向Wに関して、一対の側板21b、21dの間に挟まれている。電池セル3は、カバー板23と底板21aとの間に挟まれている。電池セル3と側板21c、21eとの間には、冷却空気の通路が区画形成されている。電池セル3と仕切り板21fとの間には、冷却空気の通路が区画形成されている。
電池セル3の側面31cは、カバー板23に接触している。側面31cは、カバー板23に接触して配置されることによって、容器2に対する複数の端子32の高さ方向Hの位置を規定している。この結果、複数の端子32が、高さ方向Hに関して整列する。
容器2と電池セル3との間には、複数の位置決め部材27、28が配置されている。位置決め部材27、28は、容器2内において電池セル3を位置決めする。位置決め部材27、28は、電池セル3との当接と、ケース21とカバー22との固定力とによって押圧されて変形している。ケース21は、複数の電池セル3のそれぞれに対応して、複数組の位置決め部材27、28を備える。位置決め部材27、28は、容易に変形可能な部材である。位置決め部材27、28は、位置決め部材27、28に電池セル3が押し付けられた時に、電池セル3を変形させることなく、位置決め部材27、28それ自身が変形するような材料と形状とを有している。
位置決め部材27、28は、ケース21と連続した材料によって成形されている。位置決め部材27、28は、底板21aに一体的に成形されている。よって、位置決め部材27、28は、熱可塑性樹脂により作られている。
位置決め部材27、28は、薄い板状の突起である。位置決め部材27、28は、隆起した条線である。位置決め部材27、28は、断面が二等辺三角形の板状である。位置決め部材27、28は、底辺を底板21a側に有し、頂点を電池セル3側に有している。位置決め部材27、28は、厚さ方向に延びる板である。位置決め部材27、28は、側板21b、21dからわずかに離れて配置されている。位置決め部材27、28は、側板21b、21dと平行に配置されている。位置決め部材27、28は、底板21aから真っ直ぐに立ち上がっている。位置決め部材27、28は、幅方向Wにおいて底板21a上の両端領域に対称に配置されている。
位置決め部材27、28のうち、電池セル3と接触している先端部分は、少なくとも弾性的に変形している。この先端部分、部分的に塑性変形している。さらに、位置決め部材27、28は、電池組立体1の通常の使用環境下で電池セル3が受けることが想定される通常の振動によって発生する振動荷重により弾性的に変形可能である。位置決め部材27、28は、振動荷重によって部分的に塑性変形することがある。位置決め部材27、28は、厚さ方向Tの一部分が電池セル3との接触によって変形している。これにより、電池セル3は厚さ方向Tに関して位置決めされる。
位置決め部材27、28は、ケース21を成形するときに三角形の断面をもつように成形されている。位置決め部材27、28は、電池セル3とカバー板23との接触状態を維持するように変形することによって完成品としての形状になる。位置決め部材27、28は、電池セル3が押し付けられることによる圧力だけで変形している。位置決め部材27、28は、熱などによる軟化と、軟化後の再硬化をすることなく、圧力だけで変形している。
容器2と電池セル3との間には、複数の支持部材29が配置されている。支持部材29は、容器2内において電池セル3を支持する。支持部材29は、ひとつの電池セル3と底板21aとの間に少なくともひとつ設けられている。支持部材29は、軟化した状態で電池セル3の底面31eに接触するように変形され、その後、電池セル3の底面31eに接触した状態で硬化した形状を備える。ケース21は、複数の電池セル3のそれぞれに対応して、複数の支持部材29を備える。支持部材29は、位置決め部材27、28より変形しにくい。支持部材29は、電池セル3が支持部材29に押し付けられた時に、支持部材29それ自身がほとんど変形しないような材料と形状とを有している。
支持部材29は、ケース21と連続した材料によって成形されている。支持部材29は、底板21aに一体的に成形されている。よって、支持部材29は、熱可塑性樹脂により作られている。
支持部材29は、位置決め部材27、28より十分に厚い板によって形成されている。支持部材29は、電池セル3の底面31eに接触する頂面を有する凸部である。支持部材29は、断面が台形状の突起である。支持部材29は、ケース21の内部において錐状に突出している。支持部材29は、平坦な頂面を有する四角錐である。支持部材29は、容器2を構成する側板21aに形成されている。支持部材29は、容器2の内側において凸部をなしている。支持部材29は、容器2の外側において凹部をなしている。支持部材29の電池セル3と接触している部位は、電池セル3を安定的に支持することができる十分な広さを有している。支持部材29は、幅方向Wにおいて底板21a上に対称に配置されている。
支持部材29は、カバー22をケース21に対して固定するときの力では、塑性変形しない。さらに、支持部材29は、電池組立体1の通常の使用環境下で電池セル23が受けることが想定される通常の振動によって発生する荷重では、塑性変形しない。
支持部材29は、電池セル3がカバー板23に位置決めされた後に、底板21aの一部を熱によって軟化させ、変形させた後に、再び硬化させることによって形成されている。底板21aの一部は、軟化された状態で電池セル3の底面31eに接触するように変形させられることによって、支持部材29の形状に成形される。その後、底板21aの一部は、電池セル3の底面31eに接触した状態のまま再硬化されることによって、支持部材29になる。底板21aの一部の軟化は、熱によって可能である。底板21aの一部の再硬化は、加熱の停止による冷却によって可能である。支持部材29は、カバー板23と底板21aとの間に電池セル3を移動不能に固定する。
電池セル3は、側面31cに端子32を備える。支持部材29は、この側面31cとは反対側の反対側面31eと容器2との間に配置されている。この結果、端子32が設けられた側面31cを基準面とすることができる。複数の電池セル3の複数の側面31cを揃え、さらに複数の端子32を揃えることが可能となる。電池セル3は、側面31cに安全弁の排気口33を備える。支持部材29は、この側面31cとは反対側の反対側面31eと容器2との間に配置されている。この結果、安全弁の排気口33が設けられた側面31cを基準面とすることができる。複数の電池セル3の複数の側面31cを揃え、さらに複数の排気口33を揃えることが可能となる。
位置決め部材27、28と、支持部材29とは、それらの機能、形状、および/または機械的な剛性によって明確に区別することができる。位置決め部材27、28は、第1の支持部材27、28とも呼ばれる。支持部材29は、第2の支持部材29とも呼ばれる。まず、位置決め部材27、28と、支持部材29とは、高さ方向Hに関する機械的な剛性によって明確に区別することができる。位置決め部材27、28は、電池セル3を弾性的に支持している。位置決め部材27、28は、少なくとも電池組立体1の製造工程において、電池セル3を弾力的に支持するための弾性支持部とも呼ぶことができる。支持部材29は、位置決め部材27、28に比べると、明らかに高い剛性を有している。支持部材29は、樹脂製なので弾性を有しているが、位置決め部材27、28に対する対比の下では、電池セル3を剛的に支持するための剛的支持部とも呼ぶことができる。
位置決め部材27、28は、電池組立体1の製造工程において、電池セル3を一時的に支持するための一時的支持部とも呼ぶことができる。これに対して、支持部材29は、電池組立体1の製造工程の後において、電池セル3を恒久的に支持するための恒久支持部と呼ぶことができる。
位置決め部材27、28は、変形可能な支持部材とも呼ぶことができる。一方、支持部材29は、位置決め部材27、28と比べるとほとんど変形することがないから、変形不能な支持部材とも呼ぶことができる。
次に、電池組立体1の製造方法を説明する。図12は、第1実施形態に係るケースの斜視図である。図13は、第1実施形態に係る底板の内面を示す平面図である。図14は、第1実施形態に係るケースの断面を示す斜視図である。図中には、電池セル3が装着される前の準備工程におけるケース21の形状が図示されている。図15は、第1実施形態に係るケース21の初期形状を示す部分断面図である。図中には、ケース21の高さ方向Hの中間部分が省略されている。
ケース21の開口部の周囲には、カバー部材23が位置決めされる縁部21gが設けられている。位置決め部材27、28は、断面三角形の凸条である。底板21aには、支持部材29を成形するための予備突起50が成形されている。予備突起50は、底板21aの一部として形成されている。予備突起50は、頂面板50aと、頂面板50aを囲む斜面板50bとを有する。準備工程においては、ケース21が成形される。ケース21が成形されると同時に、位置決め部材27、28と予備突起50とが一体成形される。予備突起50は、底板21aに部分的に成形されている。
縁部21gと位置決め部材27、28の頂点との間の初期深さDPは、電池セル3の高さBHより小さい。縁部21gと予備突起50の頂面との間の初期深さDRは、電池セル3の高さBHより大きい。従って、初期深さDRは、初期深さDPより大きい。
図16は、第1実施形態に係るケース21の半完成品形状を示す部分断面図である。図中には、容器2内に複数の電池セル3を配置する配置工程における形状が図示されている。配置工程は、仮組み工程ともよばれる。まず、ケース21内に複数の電池セル3が収容される。次に、カバー22がケース21に固定される。このとき、ケース21とカバー22とを固定する固定手段は、電池セル3を介して、位置決め部材27、28を変形させる。位置決め部材27、28は、電池セル3によって押しつぶされるように変形する。位置決め部材27、28は、例えば、折れ曲がるように、または座屈するように変形する。図示された例においては、位置決め部材27は、折れ曲がるように変形した変形部27aを有する。図示された例においては、位置決め部材28は、座屈するように変形した変形部28aを有する。
位置決め部材27、28が電池セル3によって押しつぶされると、縁部21gと位置決め部材27、28の頂点との間の深さDQは、電池セル3の高さBHと等しくなる。ここで、高さBHは、電池セル3の形状の誤差によって一定ではない。例えば、ひとつの電池セル3が位置決め部材27との接触部と、位置決め部材28との接触部において異なる高さを有する場合がある。また、ケース21に収容される複数の電池セル3のそれぞれは、わずかに異なる高さBHを有することがある。配置工程においては、位置決め部材27、28の変形によって高さBHの誤差が吸収される。これにより、電池セル3とカバー板23との接触状態が維持される。配置工程においては、容器2に設けられた位置決め部材27、28を電池セル3によって押圧することによって変形させる。この結果、支持部材29によって電池セル3を支持する前に、位置決め部材27、28によって電池セル3を仮に支持する。
図17は、第1実施形態に係るケース21の完成品形状を示す部分断面図である。図中には、容器2内において電池セル3を支持する支持部材29を形成する形成工程の後における形状が図示されている。形成工程は、予備突起50を変形させることによって支持部材29を形成する工程でもある。支持部材29は、電池セル3の底面31eに接触する頂面板29aと、この頂面板29aを囲む斜面板29bとを有する。縁部21gと支持部材29の頂面板29aとの間の深さDSは、電池セル3の高さBHと等しい。
形成工程には、容器2と電池セル3との間に配置された予備突起50を軟化させ、予備突起50が軟化した状態で電池セル3に接触するように変形させる変形工程が含まれている。予備突起50は、支持部材29を形成するための母材を提供する部材である。形成工程には、予備突起50が電池セル3に接触した状態で、この変形された材料を硬化させる硬化工程を備える。
図18は、第1実施形態に係る電池組立体の製造装置60を示す断面図である。製造装置60は、変形工程において使用される加圧ツール61の断面と、加圧ツール61を加熱するヒータ62と、加圧ツール61を図中高さ方向Hへ往復移動させる駆動装置63とを備える。加圧ツール61は、予備突起50の外側凹部の形状と、支持部材29の外側凹部の形状とに対応した台形状の断面を有している。
まず、電池セル3が組み付けられたケース21が、加圧ツール61の上に配置される。このとき、加圧ツール61は、予備突起50の外側に嵌合するように位置付けられる。次に、駆動装置63は、加圧ツール61を上方向へ駆動する。加圧ツール61は、予備突起50内に嵌合し、さらに、予備突起50をケース21の内部へ向けて押すように駆動される。加圧ツール61は、予備突起50に嵌合する前に、および/または予備突起50に嵌合する間中、ヒータ62によってケース21を構成する熱可塑性樹脂を軟化させる温度に加熱される。この結果、予備突起50を形成する熱可塑性樹脂は加圧ツール61によって加熱されて軟化する。さらに、軟化した熱可塑性材料は、加圧ツール61の押圧力によって変形する。このとき、予備突起50の斜面板50bが伸びるように変形する。予備突起50の頂面板50aは、電池セル3の底面31eに接触する。
図19は、第1実施形態に係る電池組立体の製造装置を示す断面図である。図中には、加圧ツール61によって変形させられた支持部材29が図示されている。頂面板50aが底面31eに接触した時点で、予備突起50は、支持部材29の形状に変形している。頂面板50aが底面31eに接触すると、駆動装置63は加圧ツール61の駆動を停止する。この結果、電池セル3の高さBHに応じて加圧ツール61の駆動量が調節される。言い換えると、電池セル3の高さBHに応じて支持部材29の突出量が調節される。さらに、駆動装置63は、加圧ツール61を後退させる。これにより、支持部材29の温度が低下し、熱可塑性樹脂が再び硬化する。この結果、支持部材29は、底面31eに接触した形状に成形される。予備突起50および支持部材29は、底板21aの一部分に設けられている。ケース21を成形した後に、熱によって軟化され、再硬化された部分は、底板21aのうちの支持部材29だけに限られる。
図20は、第1実施形態に係る電池組立体の製造装置を示す断面図である。図中には、図19より電池セル3の高さBHが低い場合が図示されている。図20における位置決め部材27、28の変形量は、図19における位置決め部材27、28の変形量より小さい。一方、図20における支持部材29のケース21内への突出量は、図19における支持部材29の突出量より大きい。このように、電池セル3の高さBHに誤差があっても、支持部材29の変形量が調節されることによって、電池セル3は剛性的に確実に支持される。すなわち、変形工程では、複数の電池セル3の形状の差に応じて、それらに対応する複数の予備突起50を異なる形状に変形させることによって、複数の支持部材29を提供する。複数の電池セル3の形状が同じ場合、それらに対応する複数の支持部材29は同じ形状となる。この結果、複数の電池セル3の形状の差に応じて、それらに対応する複数の支持部材29の形状が異なる。支持部材29の形状が異なることによって、電池セル3の形状の差を吸収することができる。
この実施形態によると、容器2の底板21aを利用して支持部材29を提供することができる。また、支持部材29が硬化した後の形状は、電池セル3に接触した状態の形状となる。このため、容器2内に電池セル3を安定的に支持することができる。この結果、振動が加えられても、複数の電池セル3の移動を抑制することができる。従って、複数の端子32のための接続部における機械的な負荷を抑制することができる。さらに、電池セル3から押圧されることによって変形した位置決め部材27、28を備えるから、支持部材29を補助することができる。
(第2実施形態)
図21は、本発明を適用した第2実施形態に係る底板21aの内面を示す平面図である。図22は、第2実施形態に係るケース21の初期形状を示す部分断面図である。図23は、第2実施形態に係るケース21の半完成品形状を示す部分断面図である。図24は、第2実施形態に係るケース21の完成品形状を示す部分断面図である。第1実施形態では、ひとつの支持部材29を成形したが、これに代えて、複数の支持部材を成形してもよい。この実施形態では、準備工程において2つの予備突起250、250がケース21に設けられる。2つの予備突起250、250は、底板21aに均等に分散して配置されている。2つの予備突起250、250は、2つの支持部材229、229に成形される。
(第3実施形態)
図25は、本発明を適用した第3実施形態に係る底板21aの内面を示す平面図である。図26は、第3実施形態に係るケース21の初期形状を示す部分断面図である。図27は、第3実施形態に係るケース21の半完成品形状を示す部分断面図である。図28は、第3実施形態に係るケース21の完成品形状を示す部分断面図である。この実施形態では、3つの予備突起350、350、350が設けられている。3つの予備突起350、350、350は、底板21aに均等に分散して配置されている。3つの予備突起350、350、350は、3つの支持部材329、329、329に成形される。
(第4実施形態)
図29は、本発明を適用した第4実施形態に係る電池組立体を示す斜視図である。図30は、第4実施形態に係る電池組立体を示す正面図である。図31は、第4実施形態に係るケースの半完成品形状を示す断面図である。図32は、第4実施形態に係るケースの完成品形状を示す断面図である。この実施形態では、底板21aに加えて、さらに側板421bにも支持部材429が設けられている。支持部材429は、電池セル3を幅方向Wに関して固定するために貢献する。準備工程においては、側板421bに予備突起450が成形される。ケース21内に電池セル3を収容した後、予備突起450は加熱され、軟化される。さらに、予備突起450は、加圧され、支持部材429の形状に成形される。この後、支持部材429を構成する樹脂材料は再び硬化する。支持部材429は、側板421bと側板21dとの間に電池セル3を移動不能に固定する。
ケース21は、ひとつの電池セル3に対応して、電池セル3を二軸以上の方向に関して支持する複数の支持部材29、429を備える。支持部材29は、高さ方向Hに関して電池セル3を支持する。支持部材429は、幅方向Wに関して電池セル3を支持する。このため、電池セル3を二軸以上の複数の方向に関して支持することができる。
(第5実施形態)
図33は、本発明を適用した第5実施形態に係る電池組立体1を示す断面図である。上記実施形態では、ケース21に仕切り板21fを一体に成形した。これに代えて、ケース21とは別体の仕切り板521fを採用してもよい。仕切り板521fは、電池セル3とケース21との間、および電池セル3と電池セル3との間に配置される。仕切り板521fは、電池セル3とケース21との間、および電池セル3と電池セル3との間に隙間を区画する。仕切り板521fは、電池セル3の両側に冷却用の通路を形成する。また、仕切り板521fのみを用いて電池セル3と電池セル3との間に隙間を区画してもよい。この場合は、外部からの何らかの拘束手段により、電池セル及び仕切り板を固定する。
(他の実施形態)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。上記実施形態の構造は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれらの記載の範囲に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含むものである。
例えば、上記実施形態では、複数の電池セル3を一列に積層配置した。これに代えて、複数の電池セル3を多列に配置してもよい。
また、上記実施形態では容器2の全体を熱可塑性樹脂により製造した。これに代えて、ケース21だけを熱可塑性樹脂により製造してもよい。また、予備突起50だけを熱可塑性樹脂によって製造してもよい。
また、位置決め部材27、28の形状は、図示された実施形態に限らず、種々の形状を採用することができる。例えば、断面四角形、または断面台形の位置決め部材を採用してもよい。また、支持部材29の形状は、図示された実施形態に限らず、種々の形状を採用することができる。例えば、断面三角形、または断面四角形の予備突起と支持部材とを採用してもよい。
上記実施形態では、ケース21の底板21aの一部を熱によって軟化させ、これを変形させることによって支持部材29を成形した。これに代えて、底板21aに開設した穴から、電池セル3の底面31eに接触するように熱可塑性樹脂を注入し、その状態のまま硬化させることによって支持部材29に代わる支持部材を成形してもよい。また、熱可塑性樹脂に代えて、紫外線硬化型の樹脂を注入し、紫外線によって硬化させてもよい。また、上記実施形態に代えて、底板21aに開設した穴から、棒状のプラグを挿入する構成と製造方法とを採用してもよい。この場合、プラグおよび/または底板21aを部分的に軟化させ、変形させながら、底板21aに開設した穴から、電池セル3の底面31eに接触するようにプラグを挿入する。その後、電池セル3の底面31eにブラグを接触させた状態のまま、プラグおよび/または底板21aを硬化させることによりプラグを底板21aに固定する。
1 電池組立体、2 容器、3 電池セル、4 接続部材、21 ケース、22 カバー、23 カバー板、24 半筒部材、27 位置決め部材、28 位置決め部材、29 支持部材。

Claims (10)

  1. 複数の電池セル(3)と、
    複数の前記電池セル(3)を収容する容器(2)とを備える電池組立体において、
    前記容器と前記電池セルとの間に配置され、前記容器内において前記電池セルを支持する複数の支持部材(29、229、329、429)を備え、
    前記支持部材は、軟化した状態で前記電池セルに接触するように変形され、その後、前記電池セルに接触した状態で硬化した形状を備えることを特徴とする電池組立体。
  2. 複数の前記電池セルの形状の差に応じて、それらに対応する複数の前記支持部材の形状が異なることを特徴とする請求項1に記載の電池組立体。
  3. 前記電池セルは、側面(31c)に端子(32)を備え、
    前記支持部材は、前記側面(31c)とは反対側の反対側面(31e)と前記容器との間に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電池組立体。
  4. 前記電池セルは、側面(31c)に安全弁の排気口(33)を備え、
    前記支持部材は、前記側面(31c)とは反対側の反対側面(31e)と前記容器との間に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の電池組立体。
  5. 前記容器と前記電池セルとの間に配置され、前記容器内において前記電池セルを位置決めする部材(27、28)であって、前記電池セルによって押圧されて変形している位置決め部材(27、28)を備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の電池組立体。
  6. ひとつの前記電池セルに対応して、前記電池セルを二軸以上の方向に関して支持する複数の支持部材(29、429)を備えることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の電池組立体。
  7. 前記支持部材は、前記容器を構成する板(21a、421b)に形成され、前記容器の内側において凸部をなし、前記容器の外側において凹部をなしていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の電池組立体。
  8. 容器(2)の内部に複数の電池セル(3)を収容した電池組立体の製造方法において、
    複数の前記電池セル(3)を前記容器(2)の内部に配置する配置工程と、
    前記容器内において前記電池セルを支持する支持部材(29、229、329、429)を形成する形成工程とを備え、
    前記形成工程は、
    前記容器と前記電池セルとの間に配置された部材(50、450)を軟化させ、前記部材が軟化した状態で前記電池セルに接触するように変形させる変形工程と、
    前記部材が前記電池セルに接触した状態で硬化させる硬化工程とを備えることを特徴とする電池組立体の製造方法。
  9. 前記変形工程では、複数の前記電池セルの形状の差に応じて、それらに対応する複数の前記部材(50、450)を異なる形状に変形させ、複数の前記支持部材を提供することを特徴とする請求項8に記載の電池組立体の製造方法。
  10. 前記配置工程では、前記容器に設けられた位置決め部材(27、28)を前記電池セルによって押圧することによって変形させ、前記支持部材によって前記電池セルを支持する前に、前記位置決め部材によって前記電池セルを仮に支持することを特徴とする請求項7または請求項9に記載の電池組立体の製造方法。
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