JP2012111220A - ともしび額 - Google Patents

Abstract

【課題】絵画の照明は、表面からの照射は可能であるが、その装置もない場合が多い。従って夜間、薄暗いところでは折角の絵画が目立たないというのが現状である。
本発明は内部からの照明を確立し、絵の雰囲気や暖か味を提供する。
【解決手段】額の背面にボックスを取り付け鉄板とマグネット板により照射球を設置して、必要数の照射をするもので、電気又は電池の配線をしてスイッチを設置して内部からの照明を特徴とするともしび額である。
【選択図】図４

Description

本発明は、絵画額に対する裏側から照射に関するものである。

従来、夕方から夜にかけての絵画は、色彩だけで表現されてきたが裏からの照射によって更に絵画の効果を期待するものである。

絵画の存在確認や薄暗い場所、夜間の鑑賞も容易で絵画の雰囲気、暖かさが付加され人の心を惹きつけて、鑑賞者の感銘が図られ、その絵画の持つ大事な雰囲気、あたたかさを理解してもらうためになされたものである。

額の裏側に箱を取り付け、亜鉛引鉄板を貼り付けてマグネット板に３ワット程度のナツメ球を設置して照射するもので、配線を繋げれば何個でも付けられる。
尚、１００Ｖの電灯線の他に電池でも可能である。
いずれも、スイッチを取り付けて必要のないときは消せるようにする。
市販の額のサイズは規格品で裏に設置する箱はプラスチック製とする。

照射することによって絵画の持つ大事な雰囲気と暖かさ等を保持することが出来る。
場合によっては動物の目に付けることも可能である。尚、亜鉛引鉄板を張ることによってマグネット板と照明球の調整も簡単で熱による危険性も解消できる。
本発明は絵画額だけでなく写真額にも利用できる。

額裏側のパネルの切り取り部をカットした正面図 額裏側に設置する箱の部材図。 箱の裏蓋に部材を接着取り付け後の斜視図 裏側箱の内面に鉄板、マグネット板を設置した配線図

以下本発明の実施の形態を説明する。
（イ）額の裏側パネル（１）に切り取り部（裏側パネルマット）（３）をカットする。
（ロ）パネル縁▲２▼に合わせて裏箱の上下部材▲４▼（上部幅５ｃｍ前後）▲５▼（下部幅２ｃｍ前後）を接着し横材▲６▼に配線孔▲７▼をあけて接着する。
（ハ）箱の裏蓋（８）の上部に換気孔（９）をあけ裏蓋▲８▼を接着する。
（ニ）箱の内側パネル縁（１０）の切り口の中の箱の裏蓋（８）の内側に照明予定箇所を考えて亜鉛引き鉄板（１１）を鉄板固定テープ（１２）で固定する。
（ホ）ソケット（１３）をマグネット板（１４）に両面テープ（１５）で接着する。
そしてナツメ球（１６）を取り付け照明の芯出し（１７）（ナツメ球を上下左右絵によって照射方向位置を調整）した上でマグネット板（１４）を設置。
（ヘ）配線（１８）を配線固定テープ（１９）を必要箇所に設置して配線（１８）を固定する。
（ト）配線（１８）の端を配線孔（７）から箱の外に出してスイッチ（２０）及び差し込み（２１）を取りつける。
（チ）箱を裏返しにして額に設置して調整する。

１額裏側のパネル ２パネルの縁 ３切り取り部（裏側パネルマット）
４箱の上部材（幅５ｃｍ前後） ５箱の下部材（幅２ｃｍ前後）
６箱の横材 ７配線孔 ８箱の裏蓋 ９換気孔 １０箱の内側パネル
１１亜鉛引鉄板 １２鉄板固定テープ １３マグネット板 １４ソケット
１５両面テープ １６ナツメ球 １７照明の芯出し １８配線 １９配線固定テープ
２０スイッチ ２１差し込み

Claims (1)

1. 額の背面にボックスを取り付け鉄板とマグネット板により、照射球を設置して必要数の照射をするもので、電気又は電池の配線をしてスイッチを設置したともしび額。

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