JP2012110673A - 拡張可能遠位フランジを含むアクセスデバイス - Google Patents
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Abstract
【課題】拡張可能遠位フランジを含むアクセスデバイスを提供する。
【解決手段】組織Tの下にある体腔にアクセスを提供する組織路12内での位置づけのための、圧縮可能シールアンカー部材100を含む外科手術装置。シールアンカー部材は、第一状態と第二状態との間を移行することを容易にするように拡張可能である前部104を含む。組織路へのシールアンカー部材の挿入は、第一状態にあるときの前部の低減された寸法により容易にされる。組織路内でのシールアンカー部材の固定は、第二状態にあるときの前部の拡張された寸法により容易にされる。
【選択図】図1
【解決手段】組織Tの下にある体腔にアクセスを提供する組織路12内での位置づけのための、圧縮可能シールアンカー部材100を含む外科手術装置。シールアンカー部材は、第一状態と第二状態との間を移行することを容易にするように拡張可能である前部104を含む。組織路へのシールアンカー部材の挿入は、第一状態にあるときの前部の低減された寸法により容易にされる。組織路内でのシールアンカー部材の固定は、第二状態にあるときの前部の拡張された寸法により容易にされる。
【選択図】図1
Description
(関連出願の相互参照)
本出願は、2010年11月24日に出願された米国仮出願番号61/416,781および2011年5月2日に出願された米国仮出願番号61/481,316の利益を主張し、これらの出願に対し優先権を主張し、これらの全内容は本明細書に参照により援用される。
本出願は、2010年11月24日に出願された米国仮出願番号61/416,781および2011年5月2日に出願された米国仮出願番号61/481,316の利益を主張し、これらの出願に対し優先権を主張し、これらの全内容は本明細書に参照により援用される。
(技術分野)
本開示は、一般的に、外科手術処置での使用のためのアクセスデバイスに関する。さらに詳細には、本開示は、組織の切開口または自然に存在する体の開口(orifice)へ挿入するように、そして、実質的に液密のシールが、組織と外科手術用物体(または複数の外科手術用物体)との両方で形成されるように1つ以上の外科手術用物体をシールされた状態で受け入れるように適合されるシールアンカー部材に関する。
本開示は、一般的に、外科手術処置での使用のためのアクセスデバイスに関する。さらに詳細には、本開示は、組織の切開口または自然に存在する体の開口(orifice)へ挿入するように、そして、実質的に液密のシールが、組織と外科手術用物体(または複数の外科手術用物体)との両方で形成されるように1つ以上の外科手術用物体をシールされた状態で受け入れるように適合されるシールアンカー部材に関する。
(関連技術の背景)
最小侵襲外科手術処置は、外科医が皮膚の小さな開口部または自然に存在する開口部(例えば、口、肛門、または膣)を通して患者の体に入るものである。このような処置は、従来の切開外科手術に対していくつかの利点を有する。特に、従来の切開外科手術と比較された場合、最小侵襲外科手術処置は、患者に対して低減された外傷および回復時間をもたらす。一般的に、このような処置は、患者の腹部で行われない限り(この場合処置は“腹腔鏡処置”と呼ばれる)“内視鏡処置”と呼ばれる。本開示をとおして、“最小侵襲”という用語は、内視鏡処置および腹腔鏡処置の両方を包括することが理解される。
最小侵襲外科手術処置は、外科医が皮膚の小さな開口部または自然に存在する開口部(例えば、口、肛門、または膣)を通して患者の体に入るものである。このような処置は、従来の切開外科手術に対していくつかの利点を有する。特に、従来の切開外科手術と比較された場合、最小侵襲外科手術処置は、患者に対して低減された外傷および回復時間をもたらす。一般的に、このような処置は、患者の腹部で行われない限り(この場合処置は“腹腔鏡処置”と呼ばれる)“内視鏡処置”と呼ばれる。本開示をとおして、“最小侵襲”という用語は、内視鏡処置および腹腔鏡処置の両方を包括することが理解される。
典型的な最小侵襲処置中に、外科手術用アクセスデバイス(例えば、トロカールアセンブリおよびカニューレアセンブリ)または内視鏡のような外科手術用物体が、組織の切開口を通して患者の体に挿入される。一般的に、患者の体への外科手術用物体の導入前に、より大きく、よりアクセス可能な作業エリアを作るためにターゲット外科手術部を取り囲むエリアを拡大するために吹送ガスが使用される。従って、吹送ガスの漏洩、および拡大された外科手術部の収縮または凹みを防止するように、実質的に液密のシールの維持が所望される。
この目的のため、最小侵襲処置の過程中に様々な弁およびシールが使用され、当該分野では周知である。しかし、組織の切開口に直接挿入され得、かつ、吹送された作業部の完全な状態を維持しながら様々な外科手術用物体に対処し得るシールアンカー部材に対する継続的な必要性が存在する。
本明細書で開示されるのは、組織の下にある体腔にアクセスを提供する組織路内での位置づけのための外科手術装置である。外科手術装置は、前部と、後部と、前部と後部の間に配置される中間部分とを含む。2つ以上の内腔は、前部と後部との間を長手方向に伸長する。1つ以上の内腔は、実質的にシールされた関係で内腔の中に器具を受け入れるように構成かつ適合される。前部と関連するのは、第一状態と第二状態との間を移行可能であるフランジである。特に、フランジは、第一寸法から第二寸法に移行するように拡張可能である。導管は、前部に関連するフランジと流体連絡関係にあり得る。流体(例えば、ガスまたは液体)の源は、導管と動作可能に結合され得る。実施形態では、プランジャーが、前部に関連するフランジに、導管内の一塊の流体を追い出すように導管を通して移動され得る。
前部に関連するフランジが第一状態にあるときに、シールアンカー部材は、組織路内に置かれる。シールアンカー部材は、前部に関連するフランジを拡張し、フランジが第二寸法に移行することにより組織路内に固定される。外科手術用物体は、内腔内に挿入され、外科手術処置が行われる。外科手術処置が完了すれば、外科手術用物体は取り除かれ得る。シールアンカー部材の取り除きは、フランジをその初期寸法(例えば、その初期幅および初期直径)に移行させて戻すために、先行する部分に関連するフランジを収縮することにより容易にされる。
この明細書に開示される装置のこれらおよび他の特徴部は、本発明の様々な実施形態の以下の詳細な記述から当業者にさらに明白になる。
本発明は例えば以下を提供する。
(項目1)
下にある体腔にアクセスを提供する組織路内での位置づけのための外科手術装置であって、該外科手術装置は、圧縮可能シールアンカー部材を含み、該圧縮可能シールアンカー部材は、
前部と、
後部と、
該前部と該後部との間に配置される中間部分と、
該前部と該後部との間で長手方向に伸長する2つ以上の内腔と
を含み、該前部はフランジを含み、該フランジは第一寸法と第二寸法との間を移行するように拡張可能である、外科手術装置。
(項目2)
上記前部に関連する上記フランジと流体連絡関係にある導管をさらに含む、上記項目の外科手術装置。
(項目3)
上記導管と動作可能に結合される膨張流体の源をさらに含む、上記項目のいずれかの外科手術装置。
(項目4)
プランジャーをさらに含み、該プランジャーは、上記前部に関連するフランジに、上記導管内の一塊の流体を追い出すために、該導管を通して移動可能である、上記項目のいずれかの外科手術装置。
(項目5)
外科手術を行うためのシステムであって、
圧縮可能シールアンカー部材と、
1つ以上の外科手術用物体と
を含み、該圧縮可能シールアンカー部材は、
前部と、
後部と、
該前部と該後部との間に配置される中間部分と、
該前部と該後部との間で長手方向に伸長する2つ以上の内腔であって、該前部は、フランジを含み、該フランジは、第一状態と第二状態との間を移行するように拡張可能であり、該フランジは、該第一状態にあるときには第一寸法を有し、該第二状態にあるときには第二寸法を有する、2つ以上の内腔と
を含み、
該シールアンカー部材は、該フランジが該第一状態にあるときに、組織路内に置かれるように構成され、
該前部に関連する該フランジは、該フランジを該第二状態に移行させるために拡張し、これにより該組織路内に該シールアンカー部材を固定するように構成され、
該2つ以上の内腔は、外科手術処置を行うために1つ以上の外科手術用物体が該2つ以上の内腔に挿入されるように構成され、
該前部に関連するフランジは、該フランジを該第一状態に戻すように移行するために収縮されるように構成される、システム。
(項目5A)
外科手術を行う方法であって、該方法は、
圧縮可能シールアンカー部材を提供するステップであって、該圧縮可能シールアンカー部材は、
前部と、
後部と、
該前部と該後部との間に配置される中間部分と、
該前部と該後部との間で長手方向に伸長する2つ以上の内腔であって、該前部は、フランジを含み、該フランジは、第一状態と第二状態との間を移行するように拡張可能であり、該フランジは、該第一状態にあるときには第一寸法を有し、該第二状態にあるときには第二寸法を有する、2つ以上の内腔と
を含む、ステップと、
該フランジが該第一状態にあるときに、組織路内に該シールアンカー部材を置くステップと、
該フランジを該第二状態に移行させるために該前部に関連する該フランジを拡張し、これにより該組織路内に該シールアンカー部材を固定するステップと、
外科手術処置を行うために該2つ以上の内腔に1つ以上の外科手術用物体を挿入するステップと、
該外科手術処置の完了後に該1つ以上の外科手術用物体を取り除くステップと、
該フランジを該第一状態に戻すように移行するために、該前部に関連するフランジを収縮するステップと、
該組織路から該シールアンカー部材を取り除くステップと
を含む、方法。
(項目1)
下にある体腔にアクセスを提供する組織路内での位置づけのための外科手術装置であって、該外科手術装置は、圧縮可能シールアンカー部材を含み、該圧縮可能シールアンカー部材は、
前部と、
後部と、
該前部と該後部との間に配置される中間部分と、
該前部と該後部との間で長手方向に伸長する2つ以上の内腔と
を含み、該前部はフランジを含み、該フランジは第一寸法と第二寸法との間を移行するように拡張可能である、外科手術装置。
(項目2)
上記前部に関連する上記フランジと流体連絡関係にある導管をさらに含む、上記項目の外科手術装置。
(項目3)
上記導管と動作可能に結合される膨張流体の源をさらに含む、上記項目のいずれかの外科手術装置。
(項目4)
プランジャーをさらに含み、該プランジャーは、上記前部に関連するフランジに、上記導管内の一塊の流体を追い出すために、該導管を通して移動可能である、上記項目のいずれかの外科手術装置。
(項目5)
外科手術を行うためのシステムであって、
圧縮可能シールアンカー部材と、
1つ以上の外科手術用物体と
を含み、該圧縮可能シールアンカー部材は、
前部と、
後部と、
該前部と該後部との間に配置される中間部分と、
該前部と該後部との間で長手方向に伸長する2つ以上の内腔であって、該前部は、フランジを含み、該フランジは、第一状態と第二状態との間を移行するように拡張可能であり、該フランジは、該第一状態にあるときには第一寸法を有し、該第二状態にあるときには第二寸法を有する、2つ以上の内腔と
を含み、
該シールアンカー部材は、該フランジが該第一状態にあるときに、組織路内に置かれるように構成され、
該前部に関連する該フランジは、該フランジを該第二状態に移行させるために拡張し、これにより該組織路内に該シールアンカー部材を固定するように構成され、
該2つ以上の内腔は、外科手術処置を行うために1つ以上の外科手術用物体が該2つ以上の内腔に挿入されるように構成され、
該前部に関連するフランジは、該フランジを該第一状態に戻すように移行するために収縮されるように構成される、システム。
(項目5A)
外科手術を行う方法であって、該方法は、
圧縮可能シールアンカー部材を提供するステップであって、該圧縮可能シールアンカー部材は、
前部と、
後部と、
該前部と該後部との間に配置される中間部分と、
該前部と該後部との間で長手方向に伸長する2つ以上の内腔であって、該前部は、フランジを含み、該フランジは、第一状態と第二状態との間を移行するように拡張可能であり、該フランジは、該第一状態にあるときには第一寸法を有し、該第二状態にあるときには第二寸法を有する、2つ以上の内腔と
を含む、ステップと、
該フランジが該第一状態にあるときに、組織路内に該シールアンカー部材を置くステップと、
該フランジを該第二状態に移行させるために該前部に関連する該フランジを拡張し、これにより該組織路内に該シールアンカー部材を固定するステップと、
外科手術処置を行うために該2つ以上の内腔に1つ以上の外科手術用物体を挿入するステップと、
該外科手術処置の完了後に該1つ以上の外科手術用物体を取り除くステップと、
該フランジを該第一状態に戻すように移行するために、該前部に関連するフランジを収縮するステップと、
該組織路から該シールアンカー部材を取り除くステップと
を含む、方法。
(摘要)
下にある体腔にアクセスを提供する組織路内での位置づけのための、圧縮可能シールアンカー部材を含む外科手術装置。シールアンカー部材は、第一状態と第二状態との間を移行することを容易にするように拡張可能である前部を含む。組織路へのシールアンカー部材の挿入は、第一状態にあるときの前部の低減された寸法により容易にされる。組織路内でのシールアンカー部材の固定は、第二状態にあるときの前部の拡張された寸法により容易にされる。
下にある体腔にアクセスを提供する組織路内での位置づけのための、圧縮可能シールアンカー部材を含む外科手術装置。シールアンカー部材は、第一状態と第二状態との間を移行することを容易にするように拡張可能である前部を含む。組織路へのシールアンカー部材の挿入は、第一状態にあるときの前部の低減された寸法により容易にされる。組織路内でのシールアンカー部材の固定は、第二状態にあるときの前部の拡張された寸法により容易にされる。
本開示の様々な実施形態は、図面への参照と共にこの明細書に記述される。
(実施形態の詳細な説明)
同等の参照番号が同様または同一要素を識別する、以下に続く図および記述では、当該分野で従来的であり、かつ公知であるように、“近位”という用語は、使用中に医師に最も近い方の装置の端を指し、“遠位”という用語は、医師から最も遠い方の端を指す。
同等の参照番号が同様または同一要素を識別する、以下に続く図および記述では、当該分野で従来的であり、かつ公知であるように、“近位”という用語は、使用中に医師に最も近い方の装置の端を指し、“遠位”という用語は、医師から最も遠い方の端を指す。
図1−6Bを参照すると、シールアンカー部材100がここで記述される。シールアンカー部材100は、長手方向軸“A”を定義し、それぞれ後(近位)部102および前(遠位)部104、ならびに後部102と前部104との間に配置される中間区分106を含む。シールアンカー部材100は、後部と前部(それぞれ102、104)との間を、一般的に長手方向にシールアンカー部材100を通して伸長する1つ以上のポート108を含む。
シールアンカー部材100は、一般的に外科手術用物体“I”(図3)として示される1つ以上の外科手術用物体の周りにシールを形成し、組織と共にシールする関係を確立するために、充分な伸展性を有する適当な発泡材料から実質的に形成され得る。発泡は、好ましくは、外科手術用物体“I”の軸から外れた動作に対処するように充分に伸展的である。1つの実施形態では、発泡体はポリイソプレン材料を含む。
後部102は、フランジ114aを含み、第一直径D1を定義する。前部104は、フランジ114bを含み、第一状態(例えば、拡張されていない状態または収縮された状態(図1、4A、6A))での初期幅Wiおよび初期直径Diと、第二状態(例えば、拡張された状態または膨張された状態(図4B、5、6B))での最終幅Wfおよび最終直径Dfの間で移行可能な直径を定義する。第一状態では、近位部分102の第一直径D1は、前部104の初期直径Diと実質的に等しくあり得る。
第一状態では、図1に示されるように、後部102および前部102は、実質的に平面状の表面を定義する。しかし、他の実施形態では、後部102と前部104のどちらかまたは両方が、組織表面14により定義され、組織“T”(例えば、切開口または自然に存在する体腔)に形成される組織路12内へのシールアンカー部材100の挿入を容易にするための実質的に凸状である表面を定義し得る。
中間部分106は、半径方向の寸法Rを定義し、軸方向の寸法(すなわち長さL)を定義するように前部104と後部102との間を長手方向に伸長する。中間部分106の半径方向の寸法Rは、長さLに沿って変化する。従って、シールアンカー部材100は、長さLに沿って変化する断面寸法を定義し、それにより組織“T”内でのシールアンカー部材100の固定を容易にする。しかし、他の実施形態では、中間部分106の半径方向の寸法Rは、その長さLに沿って実質的に一様のままであり得る。
中間部分106の半径方向の寸法Rは、第一状態および第二状態の両方で、近位部分102および遠位部分104の直径よりも明らかに小さいことがある。そのため、シールアンカー部材100は、組織“T”内でのシールアンカー部材100の固定を容易にように“砂時計”形状または構成を定義し得る。しかし、他の実施形態では、中間部分106の半径方向の寸法Rは、近位部分102および遠位部分104の直径と実質的に均等であり得る。断面では、中間部分106は、任意の適当な構成、例えば円形状、長円形状、または楕円形状を示し得る。
各ポート108は、実質的にシールされた関係で、外科手術用物体“I”を取り外し可能に受け入れるように構成される。図2に示されるように、外科手術用物体“I”の挿入前には、ポート108は、ポート108が第一または初期寸法DP1を定義する第一状態にある。DP1は、外科手術用物体“I”のない状況でシールアンカー部材100のポート108を通しての吹送ガス(図示なし)の漏洩が阻止されるように一般的に約0mmである。例えば、ポート108は、中間部分106を通して、ならびに後部102および前部104を通して長手方向に伸長するスリットであり得る。図3に示されるように、ポート108を通しての外科手術用物体“I”の導入は、ポート108に挿入された外科手術用物体“I”が存在する状況で、ポート108を通しての吹送ガスの漏洩を阻止するように、ポート108と外科手術用物体“I”との間に実質的に液密のシールを形成することを容易にするために、外科手術用物体“I”の直径DIに実質的に近い第二の、より大きい寸法DP2をポート108が定義する第二状態にポート108を移行させる。
特に、ポート108を通す外科手術用物体“I”の導入の際に、図3に表されるように、外科手術用物体“I”は、半径方向に外側に向けられる力“FI”をポート108にかける。力“FI”は、ポート108の寸法を拡大するように作用し、それによりポート108が外科手術用物体“I”の直径DIに実質的に近い第二の、より大きい寸法DP2を定義するその第二状態にポート108を移行させる。結果的に、力“FI”の反対方向に、半径方向に内側に向けられた内部バイアス力“FB”が作られる。内部バイアス力“FB”は、ポート108の内部寸法を低減するためにポート108を戻すように努め、それによりその第一状態にポート108を戻す。内部バイアス力“FB”は外科手術用物体“I”にかけられ、外科手術用物体“I”と実質的に液密なシールを作るように作用する。ポート108は、初期的に閉鎖された状態にある傾向があるとして示され記述されるが、他の実施形態では、ポート108は、初期的に開いた状態にある傾向があり得る。
DIおよび結果としてDP2は、一般的に約5mmから約12mmの範囲内にある(これらの寸法は最小侵襲処置の進行中に使用される外科手術用物体において典型的である)。しかし、シールアンカー部材100の第二状態で有意に大きい、または小さい寸法を示すことが可能であるポート108を含むシールアンカー部材100は、本開示の範囲を超えない。その上、シールアンカー部材100は、ポート108を欠き得る。この配列では、ポート108は、外科手術用物体“I”の挿入中にシールアンカー部材100内に作られる。この実施形態に従って、シールアンカー部材100は、発泡材料(例えば開放気泡ウレタン発泡体またはゲル)などの流動可能な材料または充分に伸展性の材料で形成される。
フランジ114bは、シールアンカー部材100の前部104に関連する。図5Aに最良に示されるように、導管103は、後部102から伸長し、フランジ114b内で終端する。導管103は、その中に流体の源“S”に動作可能に結合されたチューブ101を受け入れるように適合され得る。留め金または弁107は、導管101を通しての流体の漏洩を選択的に阻止するためにチューブ101と動作可能に結合され得る。導管103は、導管103を通しての流体の漏洩を阻止するために実質的にシールされた関係でチューブ101を受け入れ得る。
使用中に、チューブ101は導管103に挿入され得る。チューブ101の導管103への配置後に、流体は、遠位部分104に関連するフランジ114bに注入され得る。フランジ114bへの流体の注入は、第一状態(図1、4A、および6A)での初期幅Wiおよび初期直径Diから第二状態(図4B、5,6B)での最終幅Wiおよび最終直径Dfに、遠位部分104の寸法を拡大する。図5に最良に示されるように、第二状態(例えば拡張された状態)では、フランジ114bは、実質的にドーナツ型の形状を有し得る。
フランジ114bの収縮または収縮は、源“S”から流体の流れを反対にすることにより(例えば、吸引力を適用することにより、またはチューブ101を取り除き、流体がフランジ114bから近位に導管103を通して流れ、近位領域102から流れ出ることを可能にすることにより)達成され得る。
あるいは、図5Bまたは図5Cに示されるように、栓109は、導管103内に配置され得る。栓109は、導管103の全長にわたって移動するように構成され適合される。図5Bに示されるように、プランジャー111が遠位に移動され得る(例えば、矢印Zの方向に導管103を通して、それにより導管103内に含まれる一塊の空気をフランジ114bに追い出す。フランジ10の収縮は、栓109が導管103を出て、フランジ114bの内部に入るまでさらに遠位に栓109を移動することにより達成され得る。栓109がフランジ114b内にあれば、フランジ114内の空気または流体は、導管103を通してフランジ114bを自由にでることができ、これによりフランジ114がフランジ114の初期幅Wiおよび初期直径Diに収縮して戻ることを容易にする。あるいは、プラン受あー111は、栓109に動作可能に結合され得、導管103を通して近位に転移され得、これによりフランジ114bを収縮する。導管103の遠位端にある(またはその近くの)突起107は、プランジャー111による栓109の継続的な遠位への移動に抵抗を提供することにより、触知可能な深さのインジケーションを提供し得る。プランジャー111による栓109の継続的な遠位への前進は、突起107により提供される抵抗を克服することを必要とする。実施形態では、導管103は、シールアンカー部材100の外側から可視であり得る。
外科手術処理中のシールアンカー部材100の使用および操作は、ここで図6Aおよび6Bへの参照をもって記述される。図6Aに示されるように、シールアンカー部材100が初期状態にある(例えば、遠位部分104のフランジ114bは初期直径Diおよび初期幅Wiを有する)ときにシールアンカー部材100は、組織“T”内に組織路12に挿入される。組織路12内に置かれれば、組織路12内でのシールアンカー部材100の固定は、組織路12内でのシールアンカー部材100の固定を容易にするために、フランジ114bを最終幅Wfおよび最終直径Dfに移行させるように、上記された態様で拡張することにより達成される。外科手術物体“I”は、フランジ114bの拡張前または拡張後に挿入され得る。外科手術処理が完了すれば、フランジ114は収縮され、組織路12からのシールアンカー部材100の取り除きを容易にするためにその初期直径Diおよび初期幅Wiに収縮され移行させて戻す。
本開示の描写的な実施形態は、添付の図面への参照と共にこの明細書に記述されるが、上記の記述、開示、および図は制限するものとしてではなく特定の実施形態の例示化として解釈されるものである。そのため、本開示はこれらの実施形態に制限されず、本開示の範囲または精神から逸脱することなく当業者により様々な他の変更または改変がもたらされることが理解される。
100 シールアンカー部材
102 後(近位)部
104 前(遠位)部
106 中間区分
108 ポート
I 外科手術用物体
102 後(近位)部
104 前(遠位)部
106 中間区分
108 ポート
I 外科手術用物体
Claims (5)
- 下にある体腔にアクセスを提供する組織路内での位置づけのための外科手術装置であって、該外科手術装置は、圧縮可能シールアンカー部材を含み、該圧縮可能シールアンカー部材は、
前部と、
後部と、
該前部と該後部との間に配置される中間部分と、
該前部と該後部との間で長手方向に伸長する2つ以上の内腔と
を含み、該前部はフランジを含み、該フランジは第一寸法と第二寸法との間を移行するように拡張可能である、外科手術装置。 - 前記前部に関連する前記フランジと流体連絡関係にある導管をさらに含む、請求項1の外科手術装置。
- 前記導管と動作可能に結合される膨張流体の源をさらに含む、請求項2の外科手術装置。
- プランジャーをさらに含み、該プランジャーは、前記前部に関連するフランジに、前記導管内の一塊の流体を追い出すために、該導管を通して移動可能である、請求項2の外科手術装置。
- 外科手術を行うためのシステムであって、
圧縮可能シールアンカー部材と、
1つ以上の外科手術用物体と
を含み、該圧縮可能シールアンカー部材は、
前部と、
後部と、
該前部と該後部との間に配置される中間部分と、
該前部と該後部との間で長手方向に伸長する2つ以上の内腔であって、該前部は、フランジを含み、該フランジは、第一状態と第二状態との間を移行するように拡張可能であり、該フランジは、該第一状態にあるときには第一寸法を有し、該第二状態にあるときには第二寸法を有する、2つ以上の内腔と
を含み、
該シールアンカー部材は、該フランジが該第一状態にあるときに、組織路内に置かれるように構成され、
該前部に関連する該フランジは、該フランジを該第二状態に移行させるために拡張し、これにより該組織路内に該シールアンカー部材を固定するように構成され、
該2つ以上の内腔は、外科手術処置を行うために1つ以上の外科手術用物体が該2つ以上の内腔に挿入されるように構成され、
該前部に関連するフランジは、該フランジを該第一状態に戻すように移行するために収縮されるように構成される、システム。
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