JP2012110621A - 手動マッサージ装置及びこれを用いた美容方法 - Google Patents

手動マッサージ装置及びこれを用いた美容方法 Download PDF

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Abstract

【課題】つまみ上げる動作と叩く動作を共に行うことによりマッサージ効果の向上を図り得る手動マッサージ装置及びこれを用いた美容方法を提供する。
【解決手段】一対のローラ4A,4Bと、このローラ4A,4Bを回転自在に軸承する軸承部23A,23B,24A,24Bと把持される把持部22とが形成された本体部2とを具備する手動マッサージ装置であって、各ローラ4A,4Bをその回転軸X,XがV字を形成するよう配置し、この回転軸X,Xのなす内角θを90°以上130°以下に設定すると共に、各ローラ4A,4Bをその断面形状が五角形以上八角形以下の角柱とする。
【選択図】図1

Description

本発明は手動マッサージ装置及びこれを用いた美容方法に係り、特にローラを用いてマッサージを行う手動マッサージ装置及びこれを用いた美容方法に関する。
一般に、手動により駆動される手動マッサージ装置は、円筒状の回転体(ローラ)を備えた構成のものが多く提供されている(例えば、特許文献1参照)。この種の手動マッサージ装置は、ローラの回転により被マッサージ部位に刺激を与え、このマッサージ効果によって血行を良好とし皮膚の新陳代謝を活発にする構成とされていた。また、一対のローラをV字状に傾けて配置することにより、つまみ効果を実現できるようにした手動マッサージ装置も提案されている(特許文献2参考資料)。
実開平06−021631号公報 特開2004−321814号公報
しかしながら、人が行うマッサージは、叩く動作やつまみ上げる動作が複合したマッサージとなるが、従来の手動マッサージ装置はいずれか一つのマッサージ動作しか行うことができないため、十分なマッサージ効果を得ることができないという問題点があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、つまみ上げる動作と叩く動作を共に行うことによりマッサージ効果の向上を図り得る手動マッサージ装置及びこれを用いた美容方法を提供することを目的とする。
上記の課題は、第1の観点からは、
一対のローラと、該ローラを回転自在に軸承する軸承部と把持される把持部とが形成された本体部とを具備する手動マッサージ装置であって、
各前記ローラをその回転軸がV字を形成するよう配置し、該回転軸のなす内角を90°以上130°以下に設定し、
前記ローラを、その断面形状が五角形以上八角形以下の角柱としたことを特徴とする手動マッサージ装置により解決することができる。
開示の発明によれば、ローラを回転軸がV字となるよう配置することにより、ローラの回転に伴いつまみ効果を得ることができると共に、ローラとして角柱を用いることにより叩き効果を得ることができ、二つのマッサージ効果を同時に得ることが可能となる。
図1は、本発明の一実施形態である手動マッサージ装置の斜視図である。 図2は本発明の一実施形態である手動マッサージ装置を示しており、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は底面図、(D)は左側面図、(E)は右側面図、(F)は背面図である。 図3は本発明の一実施形態である手動マッサージ装置の本体部を示しており、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は底面図、(D)は右側面図である。 図4は本発明の一実施形態である手動マッサージ装置のローラを示しており、(A)は正面図、(B)は右側面図、(C)は縦断面図である。 図5は本発明の一実施形態である手動マッサージ装置の中芯キャップを示しており、(A)は正面図、(B)は右側面図、(C)は縦断面図である。 図6は、ローラの動作を説明するための図である。 図7は、ローラの材質を説明するための図である。 図8は、ローラの外接円の直径を変化させた時の官能評価試験結果を示す図である。 図9は、一対のローラの回転軸のなす内角を変化させた時の官能評価試験結果を示す図である。 図10は、一対のローラ間の最短離寸法を変化させた時の官能評価試験結果を示す図である。
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。
図1及び図2は、本発明の一実施形態であるマッサージ装置1を示している。図1はマッサージ装置1の斜視図であり、図2はマッサージ装置1の六面図である。本実施形態に係るマッサージ装置1は美容に用いられるものであり、具体的には、美容を目的として使用者の腹部等に対マッサージを行う際に使用させるものである。
マッサージ装置1は、マッサージ装置1と本体部2とを有した構成とされている。本体部2は、透明な樹脂により形成されている。この本体部2は、図1及び図2に加えて図3に示すように、基部21、把持部22、軸承部23A,23B,24B,25B等を一体的に形成した構成とされている。
基部21は本体部2の中央部に位置し、略平板状の形状を有している。この基部21の両側部からはアーチ状に把持部22が形成されている。この把持部22は、利用者がマッサージ装置1を用いてマッサージを行う際に把持される部位である。また把持部22の平面視した時の形状は、図2(A)及び図3(A)に示すように、湾曲形状を有しており、よって把持し易い形状とされている。
また、基部21の下面には、ローラ4A,4Bを軸承するための軸承部23A,23B,24A,24Bが形成されている。各軸承部23A,23B,24A,24Bは、基部21の下面から下方向に延出するよう形成されている。軸承部23Aと軸承部24Aは対をなし、この間にローラ4Aが配設される。また、軸承部23Bと軸承部24Bは対をなし、この間にローラ4Bが配設される。
また、軸承部23Aの軸承部24Aと対向する面には支軸25Aが形成されており、軸承部24Aの軸承部23Aと対向する面には支軸26Aが形成されている。更に、軸承部23Bの軸承部24Bと対向する面には支軸25Bが形成されており、軸承部24Bの軸承部23Bと対向する面には支軸26Bが形成されている。
ローラ4A,4B(以下、二つのローラをまとめて説明する場合には、ローラ4と示す)は、マッサージ装置1により使用者がマッサージを行う際、直接使用者の肌に接触してマッサージを行う部位である。このローラ4は、中芯キャップ6を介して前記した軸承部23A,23B,24A,24Bに軸承される。
中芯キャップ6は樹脂成型品であり、図5に示すように、装着部61と鍔部62とを一体的に形成した構成されている。この中芯キャップ6は、ローラ4の両側部に配設される。装着部61は、ローラ4に形成された角孔43(図4(B)参照)に対応した六角形状とされている。また、鍔部62の中心位置には、前記した本体部2の支軸25A,25B,26A,26Bに回転可能に軸承される軸孔63が形成されている。更に、鍔部62の軸孔63の外側位置には、複数の貫通孔64が形成されている。
ローラ4を貫通するよう形成された角孔43は比較的大きな孔であり、またローラ4に装着された中芯キャップ6には複数の貫通孔64が形成されている。よって、後述する化粧料等がローラ4の角孔43内に侵入しても、この侵入した化粧料等は貫通孔64を通り角孔43からローラ4A,4Bの外部に容易に排出される。また、マッサージ装置1の洗浄時(水洗い時)においても、角孔43に入り込んだ洗浄水は貫通孔64を介してローラ4の外部に容易に排出される。よって、ローラ4及び中芯キャップ6を上記構成とすることにより、マッサージ装置1を清潔に保持することができる。
次に、本発明の要部となるローラ4A,4Bの詳細について説明する。
先ず、ローラ4A,4Bの材質について説明する。本実施形態に係るマッサージ装置1を用いた美容方法では、使用時に際し、予めマッサージ部位に化粧料を塗布しておき、この化粧料が塗布されたマッサージ部位の上でローラ4A,4Bを転動させてマッサージを行う。従って、ローラ4A,4Bには化粧料が付着することになる。
使用される化粧料は、水、アルコール、保湿剤、界面活性剤、増粘材、油分、清涼剤、粉末、香料等を含んでいる。ここで、ローラ4A,4Bの材質として従来一般的にマッサージ装置のローラの材料として使用しているシリコーン系エラストマー及びスチレン系エラストマーを使用した場合を想定すると、化粧料に含まれる油分により膨潤してしまい好ましくない。そこで本実施形態では、ローラ4A,4Bの材質として、油分により膨潤することがないオレフィン系のエラストマーを使用することにした。
しかしながら、ローラ4A,4Bをオレフィン系のエラストマーのみから形成した場合、使用感としては肌に対する吸い付き感が強くなり過ぎ、また製造面からは金型からの離型性が悪くなるという問題点が生じる。
そこで、本実施形態ではオレフィン系のエラストマーにポリプロピレン(以下、PPという)を混合したものを使用することとした。更に、エラストマーに対するPPの混合寄り合いを、ローラ4A,4Bのゴム硬度が92度以上96度以下となるよう設定した。これについて、図7を用いて説明する。
同図ではオレフィン系のエラストマーとしてオレフィン系エラストマーを用い、これに対しPPを混合した割合を混合比率として示した。具体的には、同図における混合比率が60%とは、オレフィン系エラストマーが60%、PPが40%混合されていることを示している(エラストマー:PP=6:4)。
また、図7に示す各混合比率で作成したローラの硬さをゴム硬度試験法(JIS K 6253に定めるタイプAデュロメーターを用いる方法)で測定を行った。また、形成された各混合比率のローラの製造時における金型からの離型性(成型性)、及び各混合比率のローラを使用した時の使用感(具体的には、吸い付き感)を調べる官能評価試験を実施した。
成型性の欄において、破線の矢印で示す範囲は、成形性(離型性)が不良な範囲である。また、吸い付き感の欄において実線の矢印で示すのは、吸い付き感が良好な範囲である。尚、この官能評価試験では、パネル(被験者)として女性パネル(n=30名)を用い、腹部に対して当該ローラを使用してもらった結果を評価した。
図7に示す実験結果より、ゴム硬度が92度未満になると成形性(離型性)が不良となってしまうことが分かる。また、ゴム硬度が96度を越えると吸い付き感が弱くなり、つまみ上げる効果感を損ねることが分かった。そこで本実施形態では、ローラ4A,4Bのゴム硬度が92度以上96度以下となるよう設定することにより、成型性(離型性)を良好な状態に維持しつつ、ローラ4A,4Bの使用時(マッサージ時)における吸い付き感を良好とすることが可能となった。
次に、ローラ4A,4Bの形状に注目する。
ローラ4A,4Bは、図1,2に加えて図4に示すように、角柱形状とされている。本実施形態では、ローラ4A,4Bの断面形状を六角形状(即ち、六角柱形状)としている。このように、ローラ4A,4Bを六角柱形状とすることにより、ローラ4A,4Bの外周面は外周板41と頂部42とを有した構成となる。即ち、長方形状を有した6つの外周板41が頂部42に接した構成となる。
ローラ4A,4Bを六角柱形状とすることにより、ローラ4A,4Bを使用者の肌上(マッサージ部位上)で転動させた際、被施術部に対して叩き効果を与えることができる。これについて図6を用いて説明目する。今、ローラ4が図6(B)に示す状態から図6(A)に示す状態に転動する場合を想定する。
図6(B)に示す状態においてローラ4は、最下位置の頂部42がマッサージを行おうとする肌Xに接触した状態となっている(特に、この頂部42を符号42Aで示す)。また、他の頂部42は肌Xから離間した状態となっている。
ローラ4を図6(B)に示す状態から図6(A)に示す状態となるよう回転させると、頂部42Aに隣接する頂部42(特に、この頂部を42Bと示す)は肌Xに向け移動し、やがて肌Xに衝突する。この際、頂部42Bは図6(B)に矢印Bで示す方向に回転するため、図中矢印ΔDで示す距離だけ落下するのと等価の動作を行う。この落下動作により、頂部42が衝突した肌Xでは、叩かれたと等価の作用が発生する。尚、この頂部42Bの落下動作の際、ローラ4の回転中心位置Oも図中矢印ΔHで示す距離だけ落下する。
このように、ローラ4A,4Bを六角柱形状とすることにより、ローラ4A,4Bを転動させた際、いわゆる叩き効果を実現することができる。この叩き効果は、ローラの外接円の直径D(図4(B)及び図6に矢印で示す)の大きさに関係がある。これについて、図8を用いて説明する。
同図は、外接円の直径Dが15,20,25,30,35,40,45,50mmの各ローラを作成し、これを用いた時の使用感及び叩き感についての官能評価試験を実施した。本官能試験においても、パネル(被験者)として女性パネル(n=30名)を用い、腹部に対して当該ローラを使用してもらった結果を評価した。その結果、ローラの外接円の直径Dが40mmを越える大径のローラでは使用感が低下し、またローラの外接円の直径Dが30mm未満の小径のローラでは十分な叩き感を得ることができないことが判明した。そこで本実施形態では、ローラ4の外接円の直径Dを30mm以上40mm以下に設定した。このようにローラ4の外接円の直径Dを設定することにより、良好な使用感と良好な叩き感を両立させることが可能となった。
尚、本実施形態ではローラ4を断面六角形状(六角柱形状)としているが、ローラ4の形状は必ずしも断面六角形状(六角柱形状)に限定されるものではない。前記した叩き効果を得ることができるものであれば、六角柱形状以外の形状とすることも可能である。図8に示したローラ4の外接円の直径Dの範囲を考慮すると、本発明者の実験ではローラ4の断面形状を五角形以上八角形以下の角柱とした場合、上記した叩き効果を有効に得ることができる。
次に、一対のローラ4A,4Bの配置関係に注目する。本実施形態ではローラ4A,4Bを平行に配置するのではなく、各ローラ4A,4Bの回転軸X,XがV字を形成するよう配置した構成としている。いま、この回転軸X,XがV字を形成する内側の角度をθとする(図2(C)に矢印で示す。以下、内角θという)。また、ローラ4A,4Bの離間距離の内、その最も小さい離間寸法をWとする(図2(C)に矢印Wで示す。以下、最短寸法Wという)。
本実施形態のようにローラ4A,4Bをその回転軸X,XがV字を形成するよう配置することにより、マッサージ装置1を使用した場合に各ローラ4A,4Bにより肌Xが中央に向けて押しやられることになり、肌Xをつまみ上げるのと同等のマッサージ効果を得ることが可能となる。特に、本実施形態では、ローラ4A,4Bの外周部分は平板状で、かつ前記のように吸い付き性を有するため、肌Xを効果的につまみ上げることができる。
図9は、ローラ4A,4Bの内角θを変化させた場合における、ローラ4A,4Bによるつまみ上げ感及び痛み感についての官能性評価試験の結果を示している。同図においてつまみ上げ感の欄における実線の矢印の範囲は、つまみ上げ感が得られる範囲を示している。また、痛み感の欄における破線の矢印の範囲は、痛み感を感じる範囲である。尚、本官能試験においても、パネル(被験者)として女性パネル(n=30名)を用い、腹部に対して当該ローラを使用してもらった結果を評価した。
同図に示す実験結果より、内角θが130°を越えると、一対のローラ4A,4Bが広がりすぎ、つまみ上げ効果を十分に得ることができないことが分かった。また、内角θが90°未満になると狭くなり過ぎて腹部を効果的につまむことができないことが分かった。以上の点から、本実施形態ではローラ4A,4Bの回転軸X,Xのなす内角θを90°以上130°以下に設定した。このように設定することにより、マッサージ装置1を使用した際、つまみ上げによる良好なマッサージ感を実現することが可能となった。
一方、図10は、ローラ4A,4Bの最短寸法Wを変化させた場合における、ローラ4A,4Bによるつまみ上げ感及び痛み感についての官能性評価試験の結果を示している。
同図においてもつまみ上げ感の欄における実線の矢印の範囲はつまみ上げ感が得られる範囲を示し、痛み感の欄における破線の矢印の範囲は痛み感を感じる範囲を示している。更に、本官能試験においても、パネル(被験者)として女性パネル(n=30名)を用い、腹部に対して当該ローラを使用してもらった結果を評価した。
同図に示す実験結果より、最短寸法Wが20mmを越えると一対のローラ4A,4Bの離間距離が大きくなり過ぎて、つまみ上げ効果を十分に得ることができないことが分かった。また、最短寸法Wが15mm未満になると肌Xが強くつまみ上げられ、使用者が傷みを感じてしまうことが分かった。以上の点から、本実施形態ではローラ4A,4Bの回転軸X,Xの最短寸法Wを15mm以上20mm以下に設定した。このように設定することによっても、マッサージ装置1を使用した際、つまみ上げによる良好なマッサージ感を実現することが可能となった。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は上記した特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能なものである。
1 手動マッサージ装置
2 本体部
4,4A,4B ローラ
6 中芯キャップ
21 基部
22 把持部
41 外周板
42 頂部
43 角孔
61 装着部
63 軸孔
64 貫通孔

Claims (6)

  1. 一対のローラと、
    該ローラを回転自在に軸承する軸承部と把持される把持部とが形成された本体部とを具備する手動マッサージ装置であって、
    前記ローラをその回転軸がV字を形成するよう配置し、該回転軸のなす内角を90°以上130°以下に設定し、
    前記ローラを、その断面形状が五角形以上八角形以下の角柱としたことを特徴とする手動マッサージ装置。
  2. 前記ローラのゴム硬度を92度以上96度以下に設定したことを特徴とする請求項1記載の手動マッサージ装置。
  3. 前記ローラをオレフィン系のエラストマーにより形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の手動マッサージ装置。
  4. 前記一対のローラ間の最短寸法を15mm以上20mm以下に設定したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の手動マッサージ装置。
  5. 前記ローラの外接円の直径を30mm以上40mm以下に設定したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の手動マッサージ装置。
  6. 被マッサージ部位に化粧料を塗布した後、前記請求項3乃至5のいずれか一項に記載の手動マッサージ装置を用いて前記被マッサージ部位をマッサージすることを特徴とする手動マッサージ装置を用いた美容方法。
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