JP2012109644A - 無線端末および基地局 - Google Patents

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Abstract

【課題】フェージングピッチ推定精度の低下を抑制する。
【解決手段】無線端末1の受信部1aは、基地局3への制御信号の送信に関する送信情報を基地局3から受信する。送信制御部1bは、制御信号を送信情報に基づく送信周期より短い実送信周期でバースト送信するとともに、同一帯域の制御信号を送信情報に基づく同一帯域送信周期より短い実同一帯域送信周期でバースト送信する。基地局3の周期情報生成部3aは、無線端末1,2が当該基地局3に送信する制御信号の送信周期と、同一帯域の制御信号を送信するための同一帯域送信周期を算出するための情報とを生成する。係数生成部3bは、無線端末1,2が送信周期および同一帯域送信周期より短い周期の実送信周期および実同一帯域送信周期を算出するための係数を生成する。送信部3cは、送信周期、情報、および係数を含む送信情報を無線端末1,2に送信する。
【選択図】図1

Description

本件は、制御信号を送受信する無線端末および基地局に関する。
3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、急速に増加しているマルチメディアトラフィックに対応するため、高速データレートおよび周波数利用効率の飛躍的な向上および低遅延の実現を目的としたLTE(Long Term Evolution)仕様の技術検討が行われている(例えば、非特許文献1〜3参照)。
LTEでは、無線アクセス方式にOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)やMIMO(Multiple Input Multiple Output)といった新しい技術を取り入れ、飛躍的な性能改善を図っている。OFDMでは、高速データレートの広帯域信号を多数の低速データレートのマルチキャリア信号を用いて並列伝送することにより、マルチパス干渉に対する耐性を実現する。また、OFDMでは、各OFDMシンボルの先頭にCP(Cyclic Prefix)と呼ばれるガード区間を設けることにより、全シンボルの遅延波が次シンボルに与えるシンボル干渉やサブキャリア間干渉を除去する。MIMO多重伝送では、複数の送信アンテナから同一の無線リソース(時間、周波数、コード)を用いて、異なる情報データを送信することによりスループットを向上する。
LTEのDL(DownLink)およびUL(UpLink)伝送における最小の時間−周波数単位は、リソースエレメント(RE)と呼ばれ、連続したサブキャリアとシンボルグループがリソースブロック(RB)を形成する。データを送信する領域は、基地局(evolved Node-B:以下、eNB)から、各無線端末(User Equipment:以下、UE)に対して、RBの単位で割り当てられる。
LTEのDLおよびULは、物理チャネルと物理信号との2組の物理層チャネルを有している。物理チャネルは、上位層から、例えば、ユーザデータやユーザ制御情報の情報伝送に使用され、物理信号は、上位層からの情報を伝送せず、一般的にセルサーチやチャネル推定、周波数依存スケジューリング(frequency dependent scheduling)に使用される。なお、ユーザ制御情報とそのユーザ制御情報を復調するための物理信号との組み合わせを(物理)制御信号と呼ぶことがある。また、物理信号のみを(物理)制御信号と呼ぶことがある。また、(物理)制御信号を(物理)制御チャネルと呼ぶことがある。
UL伝送の物理信号には、データ復調基準信号(Demodulation Reference Signal:以下、DRS)およびサウンディング基準信号(Sounding Reference Signal:以下、SRS)がある。DRSは、データ復調のためのチャネル推定に使用され、SRSは、周波数依存スケジューリングに使用される。また、DRSやSRSは、受信品質やスループット向上を目的として、時間相関関係を用いたフェージングピッチ推定に活用される場合もある。
SRSの送信周期は、例えば、RRC(Radio Resource Control)の確立手順等によって、eNBからUEに通知される。UEは、この通知に基づいてSRSをeNBへ送信する。
なお、従来、基地局と複数のユーザ機器送受信機とを含む無線ネットワークにおいて、アンテナ選択のシグナリングおよびプロトコルを提供するシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来、無線通信システムにおいてSRSを伝送する方法が提供されている(例えば、特許文献2参照)。
さらに、到来した受信波のフェージング周波数を推定するフェージング周波数推定装置およびその推定方法に関し、構成が大幅に複雑化することなく、効率的に、かつ精度よくフェージング周波数を推定できる装置が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2009−60595号公報 特表2010−520699号公報 特開2006−5664号公報
3rd Generation Partnership Project, "Physical Channels and Modulation(Release 9)", 3GPP TS36.211, 2010-03, V9.1.0 3rd Generation Partnership Project, "Physical Layer Procedures(Release 9)", 3GPP TS36.213, 2010-06, V9.2.0 3rd Generation Partnership Project, "Radio Resource Control(RRC) Protocol specification(Release 9)", 3GPP TS36.331, 2010-06, V9.3.0
しかし、ULにおいて単位時間あたりに制御信号を送信できるUE数(多重数)は限られている。そのため、制御信号をeNBに送信するUE数が増加すると、各UEの制御信号を送信する周期が長くなり、フェージングピッチ推定精度が低下するという問題点があった。
例えば、SRSは、ULの無線フレームの所定のサブフレームで周期送信されるが、そのサブフレームでSRSを送信できるUE数は限られている。そのため、eNBは、セル内のUE数が増加すると、各UEがSRSを周期送信できるように、各UEのSRSの送信周期を長くする。これにより、eNBは、UEから受信するSRSの周期が長くなり、SRSの時間相関を用いるフェージングピッチ推定処理においてその精度が低下する。
本件はこのような点に鑑みてなされたものであり、フェージングピッチ推定精度の低下を抑制する無線端末および基地局を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、基地局と無線通信を行う無線端末が提供される。この無線端末は、前記基地局への制御信号の送信に関する送信情報を前記基地局から受信する受信部と、前記制御信号を前記送信情報に基づく送信周期より短い実送信周期でバースト送信するとともに、同一帯域の前記制御信号を前記送信情報に基づく同一帯域送信周期より短い実同一帯域送信周期でバースト送信する送信制御部と、を有する。
また、上記課題を解決するために、無線端末と無線通信を行う基地局が提供される。この基地局は、前記無線端末が当該基地局に送信する制御信号の送信周期と、前記無線端末が同一帯域の前記制御信号を送信する同一帯域送信周期を算出するための情報とを生成する周期情報生成部と、前記無線端末が前記送信周期および前記同一帯域送信周期より短い周期の実送信周期および実同一帯域送信周期を算出するための係数を生成する係数生成部と、前記送信周期、前記情報、および前記係数を含む送信情報を前記無線端末に送信する送信部と、を有する。
また、上記課題を解決するために、無線端末と無線通信を行う基地局が提供される。この基地局は、送信周期で制御信号を送信するとともに、同一帯域送信周期で同一帯域の前記制御信号を送信する第1の無線端末と無線通信を行い、前記送信周期より短い実送信周期で前記制御信号をバースト送信するとともに、前記同一帯域送信周期より短い実同一帯域送信周期で同一帯域の前記制御信号をバースト送信する第2の無線端末と無線通信を行う通信部と、前記第1の無線端末に対しては、バースト送信が非適用のサブフレームを割り当て、前記第2の無線端末に対しては、バースト送信が適用されるサブフレームを割り当てる割り当て部と、を有する。
さらに、上記課題を解決するために、無線端末と無線通信を行う基地局が提供される。この基地局は、送信周期で制御信号を送信するとともに、同一帯域送信周期で同一帯域の前記制御信号を送信する第1の無線端末と無線通信を行い、前記送信周期より短い実送信周期で前記制御信号をバースト送信するとともに、前記同一帯域送信周期より短い実同一帯域送信周期で同一帯域の前記制御信号をバースト送信する第2の無線端末と無線通信を行う通信部と、前記第1の無線端末に対しては、前記制御信号を送信するリソースブロックのバースト送信が非適用のリソースエレメントを割り当て、前記第2の無線端末に対しては、前記制御信号を送信するリソースブロックのバースト送信が適用されるリソースエレメントを割り当てる割り当て部と、を有する。
開示の無線端末および基地局によれば、フェージングピッチ推定精度の低下を抑制することができる。
第1の実施の形態に係る無線端末と基地局との無線通信システムを示した図である。 制御信号送信を説明する図である。 第2の実施の形態に係る無線通信システムを示した図である。 ULエアインターフェースのフレーム構成例を示した図である。 SRS送信を説明する図のその1である。 SRS送信を説明する図のその2である。 SRS送信を説明する図のその3である。 RRCコネクション動作を示したシーケンス図である。 RRCリコンフィギュレーション動作を示したシーケンス図である。 UE数とSRSの送信周期との関係を説明する図のその1である。 UE数とSRSの送信周期との関係を説明する図のその2である。 UE数とSRSの送信周期との関係を説明する図のその3である。 UE数とSRSの送信周期との関係を説明する図のその4である。 UEの機能ブロックを示した図である。 eNBの機能ブロックを示した図である。 送信情報の送受信を示したシーケンス図である。 SRS送信を説明する図のその1である。 SRS送信を説明する図のその2である。 SRS送信を説明する図のその3である。 SRS送信を説明する図のその4である。 第3の実施の形態に係る送信情報の送受信を示したシーケンス図である。 第4の実施の形態に係る送信情報の送受信を示したシーケンス図である。 SRS送信を説明する図のその1である。 SRS送信を説明する図のその2である。 第5の実施の形態に係るeNBの機能ブロックを示した図である。 送信情報の送受信を示したシーケンス図である。 第6の実施の形態に係るUE多重を説明する図である。 eNBの機能ブロックを示した図である。 送信情報の送受信を示したシーケンス図である。
以下、実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態に係る無線端末と基地局との無線通信システムを示した図である。図1には、無線端末1,2および基地局3が示してある。無線端末1,2は、基地局3と無線通信を行う。
無線端末1は、受信部1aおよび送信制御部1bを有している。
受信部1aは、基地局3への制御信号の送信に関する送信情報を基地局3から受信する。制御信号は、例えば、SRSである。
送信制御部1bは、制御信号を送信情報に基づく送信周期より短い実送信周期でバースト送信するとともに、同一帯域の制御信号を送信情報に基づく同一帯域送信周期より短い実同一帯域送信周期でバースト送信する。
無線端末2も無線端末1と同様の受信部および送信制御部を有している。
基地局3は、周期情報生成部3a、係数生成部3b、および送信部3cを有している。
周期情報生成部3aは、無線端末1,2が当該基地局3に送信する制御信号の送信周期を生成する。また、周期情報生成部3aは、無線端末1,2が同一帯域の制御信号を送信する同一帯域送信周期を算出するための情報を生成する。
係数生成部3bは、無線端末1,2が送信周期および同一帯域送信周期より短い周期の実送信周期および実同一帯域送信周期を算出するための係数を生成する。
送信部3cは、周期情報生成部3aが生成した送信周期、周期情報生成部3aが生成した情報、および係数生成部3bが生成した係数を含む送信情報を無線端末1,2に送信する。
なお、無線端末1の送信制御部1bは、送信情報に含まれる送信周期によって、送信周期を得ることができる。また、無線端末1の送信制御部1bは、送信情報に含まれる送信周期、情報、および係数によって、同一帯域送信周期を得ることができる。
図2は、制御信号送信を説明する図である。図2の(A),(B)の横軸は時間を示し、縦軸は周波数を示す。
制御信号は、ある帯域を持って無線端末1,2から基地局3に送信される。図2の(A),(B)に示す実線の四角は、無線端末1の制御信号の送信タイミングを示し、点線の四角は、無線端末2の制御信号の送信タイミングを示す。
図2の(A)には、無線端末1,2が送信情報に基づく送信周期で制御信号を送信するとともに、送信情報に基づく同一帯域送信周期で制御信号を基地局3に送信する場合の送信タイミングが示してある。図2の(A)のT1は送信周期を示し、T2は同一帯域送信周期を示している。すなわち、無線端末1,2は、制御信号を送信周期T1で送信するとともに、同一帯域の制御信号が同一帯域送信周期T2となるように制御信号を送信している。
なお、T1=T2の場合は、制御信号は一括送信される。例えば、図2の(A)の実線で示す四角は、4個に分割されて送信されているが、T1=T2の場合、4個の四角(全帯域の制御信号)は同時に送信される。
図2の(B)には、無線端末1,2の送信制御部1bが送信情報に基づく送信周期より短い実送信周期で制御信号をバースト送信するとともに、送信情報に基づく同一帯域送信周期より短い実同一帯域送信周期で制御信号を基地局3にバースト送信する場合の送信タイミングが示してある。図2の(B)のT1’(T1’=<T1)は実送信周期を示し、T2’(T2’=<T2)は実同一帯域送信周期を示している。すなわち、無線端末1,2の送信制御部1bは、制御信号を実送信周期T1’でバースト送信するとともに、同一帯域の制御信号が実同一帯域送信周期T2’となるように制御信号をバースト送信している。
なお、図2の(B)では、無線端末1の送信制御部1bは、領域4で制御信号をバースト送信し、無線端末2の送信制御部は、領域5で制御信号をバースト送信している。また、T1’=T2’の場合は、制御信号は一括送信される。例えば、図2の(B)の実線で示す四角は、4個に分割されて送信されているが、T1=T2の場合、4個の四角(全帯域の制御信号)は同時に送信される。
図2の(B)は、図2の(A)に対し、送信情報に基づく送信周期T1より短い実送信周期T1’および同一帯域送信周期T2より短い実同一帯域送信周期T2’で制御信号をバースト送信(領域4または領域5で送信)している。これにより、基地局3では、領域4,5内における全帯域の制御信号を受信する周期が短くなる。
このように、無線端末1,2は、送信情報に含まれる送信周期より短い実送信周期で制御信号をバースト送信するとともに、送信情報に含まれる同一帯域送信周期より短い実同一帯域送信周期で同一帯域の制御信号をバースト送信する。これにより、基地局3は、無線端末1,2の数が増加しても、無線端末1,2から受信する制御信号の周期をバースト送信周期内で短縮でき、フェージングピッチ推定精度の低下を抑制することができる。
なお、バースト間(領域4,5の間)においては、全帯域の制御信号の受信周期は、図2の(B)の方が図2の(A)より長くなる。しかし、バースト送信周期内(領域4,5内)では、図2の(B)の方が図2の(A)より受信周期は短縮され、フェージングピッチ推定精度の低下を抑制することができる。
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図3は、第2の実施の形態に係る無線通信システムを示した図である。図3に示すように、無線通信システムは、UE11〜13およびeNB21を有している。UE11〜13は、例えば、携帯電話などの無線端末である。UE11〜13は、例えば、LTEの通信方式によってeNB21と無線通信を行う。
UE11〜13は、制御信号をeNB21に送信する。eNB21は、UE11〜13から受信した制御信号に基づいて、UE11〜13のSIR(Signal to Interference Ratio)を測定する。以下では、制御信号をSRSとして説明する。
eNB21は、UE11〜UE13から受信したSRSに基づいて測定したSIRに基づいて、UE11〜13のスケジューリングを行う。UE11〜13は、eNB21のスケジュリーリングに従って、ユーザデータをeNB21から受信し、また、ユーザデータをeNB21に送信する。
UE11〜13およびeNB21の詳細を説明する前に、SRS送信について説明する。その後、UE数とSRSの送信周期との関係について説明し、UE11〜13およびeNB21の詳細を説明する。まず、SRS送信について説明する。
図4は、ULエアインターフェースのフレーム構成例を示した図である。図4に示すように、無線フレーム31は、10個のサブフレームを有している。1個のサブフレーム長は、1msであり、無線フレーム31のフレーム長は、10msである。
サブフレームは、図4に示すように、前半スロットと後半スロットとに分けられる。各スロット長は、0.5msである。
前半スロットおよび後半スロットは、複数のシンボルで形成される。図4の例の場合、各スロットは、7個(#0〜#6)のシンボルで形成されている。
各スロットのシンボル長は、CP長によって決定される。図4に示す各スロットに付した斜線部分は、CPを示している。
各スロットの中心シンボルは、共有チャネルのDRS送信シンボルとして割り当てられる。例えば、図4に示すように、前半スロットの中心シンボル#3と後半スロットの中心シンボル#3は、DRS送信シンボルとして割り当てられる。
各サブフレームの最終シンボルは、SRS送信シンボルが割り当てられる。例えば、図4に示すように、後半スロットの#6は、SRS送信シンボルが割り当てられる。
UEは、どのサブフレームでSRSを送信するか、eNBから通知される。例えば、UEは、eNBから、図4に示す‘2’のサブフレームでSRSを送信するように通知される。この場合、UEは、図4に示す‘2’のサブフレームの後半スロット#6でSRSをeNBに送信する。
SRSは、UEの周波数スケジューリング対象となる周波数帯域をカバーするように送信される。
図5は、SRS送信を説明する図のその1である。図5の上部には、図4で説明したサブフレームおよび無線フレームが示してある。また、無線フレームの無線フレーム番号が示してある。
図5の下部には、RBが示してある。RBの縦方向は、周波数を示す。RBの横方向は、時間を示し、右方向が時間の経過を示す。図5に示すRBの横方向の1マスは、1サブフレームに対応する。
UEがeNBと無線通信を行うことができるシステム帯域幅を、例えば、25RBとする。また、UEがSRSを送信する送信帯域幅を、例えば、16RBとする。SRSの送信帯域幅が、システム帯域幅の中央部分に位置しているのは、システム帯域の両帯域が制御情報の通信に利用されるからである。
SRSは、例えば、図5に示す斜線を付したRBでeNBに送信される。図5の例では、SRSを送信する周期T1は、20msである。また、同一帯域のSRSを送信する周期T2は、20msである。以下では、SRSを送信する周期をSRS送信周期と呼び、同一帯域のSRSを送信する周期を同一帯域SRS送信周期と呼ぶことがある。
なお、図5では、T1=T2となっている。従って、SRSは、全帯域(16RB)で一括送信されるようになっている。
図6は、SRS送信を説明する図のその2である。図6の上部に示すサブフレーム、無線フレーム、および無線フレーム番号は、図5で説明したサブフレーム、無線フレーム、および無線フレーム番号と同様であり、その説明を省略する。また、図6の下部に示すRBは、図5で説明したRBと同様であり、その説明を省略する。
図6では、SRS送信周期T1は、20msである。同一帯域SRS送信周期T2は、80msである。すなわち、UEは、図6では、SRSを20ms周期で送信するとともに、同一帯域のSRSを80ms周期で送信している。つまり、SRSは、20ms周期で送信されるとともに、同一帯域が80ms周期で送信されるようになっている。
図6では、SRS送信周期T1と同一帯域SRS送信周期T2とが異なっている。図5では、SRS送信周期T1と同一帯域SRS送信周期T2とが同じで、全SRS帯域(16RB)を一括送信しているが、図6では、SRSを4RBの部分帯域で分割送信(周波数ホッピング)している。
なお、SRS送信周期は、いずれかのSRS帯域を送信する周期とも言える。T1=T2の場合、図5で説明したようにSRSは一括送信となり、T1≠T2の場合、図6に示すように分割送信となる。
図7は、SRS送信を説明する図のその3である。図7の上部に示すサブフレーム、無線フレーム、および無線フレーム番号は、図5で説明したサブフレーム、無線フレーム、および無線フレーム番号と同様であり、その説明を省略する。また、図7の下部に示すRBは、図5で説明したRBと同様であり、その説明を省略する。
図7では、図6と同様にSRSを部分帯域(4RB)で分割送信しているが、SRS送信周期T1と同一帯域SRS送信周期T2とが図6と異なる。図7では、SRS送信周期T1は、5msであり、同一帯域SRS送信周期T2は、20msである。すなわち、UEは、図7では、SRSを5ms周期で送信するとともに、同一帯域のSRSを20ms周期で送信している。
図5に示したように、SRS一括送信では、1回のSRS送信を全帯域で処理できるため、リソースを有効活用できるという利点がある。しかし、SRS一括送信では、例えば、UEがeNBから遠くに離れているなど、パスロスが大きくチャネル状態が悪いと、周波数あたりのSRS電力密度が小さくなり、チャネル品質の推定精度が劣化する場合がある。
一方、図6に示したSRS分割送信では、狭帯域に分割して送信するので、SRSを同じ電力で、かつ、SRS電力密度を大きくして送信でき、チャネル品質の推定精度の劣化を抑制することができる。例えば、図5および図6において、SRS送信帯域幅(16RB)の送信電力を16とする。この場合、図5の例では、1RBあたりのSRSの送信電力は、1となる。一方、図6の例では、1RBあたりのSRSの送信電力を4とすることができる。
しかし、SRS送信周期を一括送信時と同じにしてSRS分割送信すると、スケジューリング対象となる周波数帯域全体のSRS送信に要する時間が長くなってしまう。例えば、図6のスケジューリング対象となる周波数帯域全体(16RB)のSRS送信に要する時間は、60msとなり、図5の例の場合(20ms)に対して長くなる。この場合、eNBでは、全帯域の(同一帯域の)SRSの受信周期が長くなるため、フェージングピッチ推定精度が低下する。
これに対し、図7の例では、SRS送信周期を図6の例の場合に対して短く設定している。例えば、図6のSRS送信周期は、20msであるのに対し、図7のSRS送信周期は、5msとなっている。これにより、スケジューリング対象となる周波数帯域全体のSRS送信に要する時間は短くなり(図7では15ms)、eNBでは、全帯域のSRSの受信周期が短くなるため、フェージングピッチ推定精度の低下を抑制することができる。
各UEのSRS送信に関する送信情報は、RRCコネクションの際にeNBからUEに送信される。
図8は、RRCコネクション動作を示したシーケンス図である。
[ステップS1]UEは、eNBと無線通信を行う場合、eNBに対し、RRCコネクション要求を行う。
[ステップS2]eNBは、UEからのRRCコネクション要求を受け、UEに対し、RRCコネクションセットアップを行う。eNBは、このRRCコネクションセットアップの際、UEのSRS送信に関する送信情報を送信する。
[ステップS3]UEは、送信情報を受信し、無線通信の準備が完了すると、RRCコネクションセットアップの完了をeNBに通知する。
RRCコネクションの際にeNBからUEに送信される送信情報には、srs-ConfigIndex、srs-Bandwidth、srs-HoppingBandwidth、cyclicShift、およびtransmissionCombのパラメータが含まれる。
・srs-ConfigIndex
このパラメータは、SRS送信周期を示す。また、SRSを送信するサブフレームのオフセットを示す。
・srs-Bandwidth
このパラメータは、SRS送信帯域幅(RB数)を示す。
・srs-HoppingBandwidth
このパラメータは、SRS送信の周波数ホッピング動作(部分帯域幅)を示す。
・cyclicShift
このパラメータは、同一SRS送信帯域で複数のUEを直交多重させるための巡回シフト量を示す。
・transmissionComb
このパラメータは、周波数多重のために2サブキャリア間隔で配置されたREのどちらを使用するかを示す。
UEは、送信情報に含まれるsrs-ConfigIndex、srs-Bandwidth、およびsrs-HoppingBandwidthのパラメータによって、SRS送信帯域幅、SRS送信周期、および同一帯域SRS送信周期を認識できる。また、UEは、SRS分割送信をする場合、いくつのRBの部分帯域でSRS分割送信をするか認識できる。
例えば、UEは、srs-ConfigIndexによって、SRS送信周期を認識できる。また、UEは、srs-ConfigIndexのサブフレームのオフセットによって、どのサブフレームでSRSを送信するか認識できる。
また、UEは、srs-ConfigIndex、srs-Bandwidth、およびsrs-HoppingBandwidthから、同一帯域SRS送信周波数を算出できる。例えば、UEは、次の式(1)によって、同一帯域SRS送信周波数を算出できる。
T2=(SRS送信帯域幅/部分帯域幅)×T1 …(1)
T2は、同一帯域SRS送信周波数である。T1は、SRS送信周期である。なお、SRS分割送信をしない場合、T2=T1となる。
これにより、UEは、図5〜図7で説明したSRSの送信を行うことができる。なお、cyclicShiftおよびtransmissionCombについては後述する。
eNBは、UEのSRS送信の動作を切替えることができる。例えば、eNBは、RRCコネクションリコンフィギュレーションによって、SRS一括送信およびSRS分割送信の動作を切替えることができる。
例えば、eNBは、自分の近くに存在しているUEに対し、図5で説明したSRS一括送信を指定することができる。eNBは、このUEが自分から遠くに離れ、SIRが所定値より小さくなった場合、このUEに対し、RRCコネクションリコンフィギュレーションによって、SRS分割送信を指定することができる。
また、例えば、eNBは、自分から遠く離れて存在しているUEに対し、図6、図7で説明したSRS分割送信を指定することができる。eNBは、このUEが自分の近くへ移動し、SIRが所定値より大きくなった場合、このUEに対し、RRCコネクションリコンフィギュレーションによって、SRS一括送信を指定することができる。
図9は、RRCリコンフィギュレーション動作を示したシーケンス図である。
[ステップS11]eNBは、送信情報を含むRRCコネクションリコンフィギュレーションをUEに送信する。
[ステップS12]UEは、送信情報を受信し、SRS一括送信またはSRS分割送信の動作切替えを行う。UEは、動作切替えが完了すると、RRCコネクションリコンフィギュレーションの完了をeNBに通知する。
次に、UE数とSRSの送信周期との関係について説明する。
図10は、UE数とSRSの送信周期との関係を説明する図のその1である。図10の上部に示すサブフレームおよび無線フレーム番号は、図5で説明したサブフレームおよび無線フレーム番号と同様であり、その説明を省略する。また、図10の下部に示すRBは、図5で説明したRBと同様であり、その説明を省略する。なお、図10では、図5に対し、一部図示を省略している。
SRSは、1サブフレームにおいて、多重送信することができる。1サブフレームでSRSを送信できるUEの最大数をKとする。例えば、1サブフレームでSRSを送信できるUEの最大数が16の場合、Kは16となる。
eNBのセル内に、例えば、20KのUEが存在しているとする。この場合、1サブフレームには、K台のUEを多重できるので、20KのUEがSRSを送信するには、図10に示すように、20msかかる。
なお、図10の例では、eNBは、SRS送信周期T1および同一帯域SRS送信周期T2を20msとし、UEにSRS一括送信するように指定している。また、図10では、斜線を付していないフレームにもUEが割り当てられているが、その図示を省略している。
図11は、UE数とSRSの送信周期との関係を説明する図のその2である。図11に示すサブフレーム、無線フレーム番号、およびRBは、図10と同様であり、その説明を省略する。
図11では、図10に対し、eNBのセル内に、40KのUEが存在しているとする。この場合、1サブフレームには、K台のUEを多重できるので、40KのUEがSRSを送信するには、図11に示すように、40msかかる。
なお、図11の例では、eNBは、SRS送信周期T1および同一帯域SRS送信周期T2を40msとし、UEにSRS一括送信するように指定している。
UEの数が増加すると、各UEの同一帯域のSRSを送信する周期が長くなる。例えば、図11では、図10に対し、UE数が2倍増え、各UEの同一帯域のSRSを送信する周期が2倍となっている。このため、eNBでは、全帯域のSRSの受信周期が長くなり、フェージングピッチ推定精度が低下する。
図12は、UE数とSRSの送信周期との関係を説明する図のその3である。図12に示すサブフレーム、無線フレーム番号、およびRBは、図10と同様であり、その説明を省略する。
図12では、図10と同様に、eNBのセル内に、20KのUEが存在しているとする。図10では、SRS一括送信の場合の例を示したが、図12では、4RBのSRS分割送信の場合を示している。
1サブフレームには、K台のUEを多重できる。図12では、各UEは、4RBごとにSRSを分割送信することにより、全帯域のSRSをeNBに送信するには、20msかかる。
なお、図12の例では、eNBは、SRS送信周期T1を5msとし、同一帯域SRS送信周期T2を20msとして、UEにSRS分割送信するように指定している。
図13は、UE数とSRSの送信周期との関係を説明する図のその4である。図13に示すサブフレーム、無線フレーム番号、およびRBは、図10と同様であり、その説明を省略する。
図13では、図12に対し、eNBのセル内に、40KのUEが存在しているとする。この場合、図13に示すように、40KのUEが全帯域のSRSをeNBに送信するには、40msかかる。
なお、図13の例では、eNBは、SRS送信周期T1を10msとし、同一帯域SRS送信周期T2を40msとして、UEにSRS分割送信するように指定している。
図12、図13に示すように、SRS分割送信の場合でも、UEの数が増加すると、各UEの同一帯域のSRSを送信する周期が長くなる。例えば、図13では、図12に対し、UE数が2倍増え、各UEの同一帯域のSRSを送信する周期が2倍となっている。このため、eNBでは、全帯域のSRSの受信周期が長くなり、フェージングピッチ推定精度が低下する。
以下、UE11〜13およびeNB21の詳細を説明する。
図14は、UEの機能ブロックを示した図である。UE11は、受信部41、送信周期算出部42、同一帯域送信周期算出部43、バースト周期算出部44、および送信制御部45を有している。図14に示す各部は、例えば、メモリに記憶されたプログラムをCPUが実行することにより実現できる。または、専用のハードウェアによっても実現することができる。UE12,U13もUE11と同様の機能ブロックを有し、その説明を省略する。
受信部41は、eNB21へのSRSの送信に関する送信情報をeNB21から受信する。なお、送信情報には、図8で説明したパラメータ(以下、SRSパラメータと呼ぶことがある)の他に、送信周期分割係数とバースト送信ブロック長係数のパラメータが含まれている。
送信周期算出部42は、受信した送信情報に含まれるSRS送信周期と送信周期分割係数とに基づいて、新たなSRS送信周期を算出する。例えば、送信周期算出部42は、次の式(2)によって、新たなSRS送信周期を算出する。
T1’=T1/N …(2)
T1’は、新たなSRS送信周期(T1’=<T1)である。T1は、SRS送信周期である。Nは、送信周期分割係数である。以下では、新たなSRS送信周期T1’を実SRS送信周期と呼ぶことがある。
同一帯域送信周期算出部43は、受信した送信情報に基づく同一帯域SRS送信周期と、受信した送信情報に含まれる送信周期分割係数とに基づいて、新たな同一帯域SRS送信周期を算出する。例えば、同一帯域送信周期算出部43は、次の式(3)によって、新たな同一帯域SRS送信周期を算出する。
T2’=T2/N …(3)
T2’は、新たな同一帯域SRS送信周期(T2’=<T2)である。T2は、同一帯域SRS送信周期であり、上記で説明した式(1)によって算出することができる。Nは、送信周期分割係数である。以下では、新たな同一帯域SRS送信周期T2’を実同一帯域SRS送信周期と呼ぶことがある。
バースト周期算出部44は、受信した送信情報に基づく同一帯域SRS送信周期とバースト送信ブロック長係数とに基づいて、バースト送信周期を算出する。例えば、バースト周期算出部44は、次の式(4)によって、バースト送信周期を算出する。
Tb=T2×M …(4)
Tbは、バースト送信周期である。T2は、同一帯域SRS送信周期であり、上記で説明した式(1)によって算出することができる。Mは、バースト送信ブロック長係数である。
送信制御部45は、バースト送信周期を送信周期分割係数で分割し、分割したバースト送信周期内において、SRSを実SRS送信周期でeNB21にバースト送信し、同一帯域のSRSを実同一帯域SRS送信周期でバースト送信する。
図15は、eNBの機能ブロックを示した図である。eNB21は、周期情報生成部51、係数生成部52、および送信部53を有している。図15に示す各部は、例えば、メモリに記憶されたプログラムをCPUが実行することにより実現できる。または、専用のハードウェアによっても実現することができる。
周期情報生成部51は、SRSパラメータを生成する。
係数生成部52は、UE11〜13がSRS送信周期および同一帯域SRS送信周期より短い周期の実SRS送信周期および実同一帯域SRS送信周期を算出するための送信周期分割係数およびバースト送信ブロック長係数を生成する。
送信部53は、SRSパラメータ、送信周期分割係数、およびバースト送信ブロック長係数を含む送信情報をUE11〜13に送信する。
図16は、送信情報の送受信を示したシーケンス図である。
[ステップS21]eNB21の周期情報生成部51は、SRSパラメータを生成する。また、eNB21の係数生成部52は、送信周期分割係数およびバースト送信ブロック長係数を生成する。eNB21の送信部53は、SRSパラメータ、送信周期分割係数、およびバースト送信ブロック長係数を含む送信情報をUE11〜13に送信する。
[ステップS22]UE11〜13の受信部41は、eNB21から送信情報を受信する。UE11〜13の送信周期算出部42は、受信した送信情報に含まれるSRS送信周期と送信周期分割係数とに基づいて、実SRS送信周期を算出する。また、UE11〜13の同一帯域送信周期算出部43は、受信した送信情報に含まれる情報に基づいて算出した同一帯域SRS送信周期と、受信した送信情報に含まれる送信周期分割係数とに基づいて、実同一帯域SRS送信周期を算出する。また、UE11〜13のバースト周期算出部44は、同一帯域SRS送信周期と送信情報に含まれるバースト送信ブロック長係数とに基づいて、バースト送信周期を算出する。UE11〜13の送信制御部45は、バースト送信周期を送信周期分割係数で分割し、分割したバースト送信周期内において、SRSを実SRS送信周期でeNB21にバースト送信するとともに、同一帯域のSRSを実同一帯域SRS送信周期でバースト送信する。
なお、図16に示す送信情報の送受信は、図8および図9で説明したRRCコネクションまたはRRCリコンフィギュレーションにて行われる。
UE11〜13のSRS送信について説明する。図3では、eNB21のセルに3台のUE11〜13しか示していないが、以下では、40K台のUEが存在するとする。
図17は、SRS送信を説明する図のその1である。図17に示すサブフレーム、無線フレーム番号、およびRBは、図10と同様であり、その説明を省略する。
eNB21の周期情報生成部51は、SRSパラメータを生成する。係数生成部52は、UE11〜13がSRS送信周期および同一帯域SRS送信周期より短い周期の実SRS送信周期および実同一帯域SRS送信周期を算出するための送信周期分割係数およびバースト送信ブロック長係数を生成する。送信部53は、SRSパラメータ、送信周期分割係数、およびバースト送信ブロック長係数を含む送信情報をUE11〜13に送信する。図17では、SRS送信周期T1、同一帯域SRS送信周期T2、送信周期分割係数N、およびバースト送信ブロック長係数Mの値を以下とする。
T1=40ms
T2=40ms
N=2
M=4
eNB21のセルに属しているUEの送信周期算出部42および同一帯域送信周期算出部43は、送信情報に含まれているパラメータに基づいて、実SRS送信周期T1’および実同一帯域SRS送信周期T2’を算出する。例えば、送信周期算出部42および同一帯域送信周期算出部43は、上記で説明した式(2)、(3)によって、以下の実SRS送信周期T1’および実同一帯域SRS送信周期T2’を算出する。
T1’=T1/N=20ms
T2’=T2/N=20ms
UEのバースト周期算出部44は、受信した送信情報に基づく同一帯域SRS送信周期T2とバースト送信ブロック長係数Mとに基づいて、バースト送信周期を算出する。例えば、バースト周期算出部44は、上記で説明した式(4)によって、以下のバースト送信周期Tbを算出する。
Tb=T2×M=160ms
UEの送信制御部45は、バースト送信周期Tbを送信周期分割係数Nで分割し、分割したバースト送信周期内において、SRSを実SRS送信周期T1’でeNB21にバースト送信するとともに、同一帯域のSRSを実同一帯域SRS送信周期T2’でeNB21にバースト送信する。
例えば、図17に示すように、各UEの送信制御部45は、バースト送信周期Tb(160ms)を送信周期分割係数N(2)で分割する(領域#1と領域#2に分割する)。そして、送信制御部45は、分割したバースト送信周期内(領域#1内または領域#2内)において、SRSを実SRS送信周期T1’(20ms)でバースト送信するとともに、同一帯域のSRSを実同一帯域SRS送信周期T2’(20ms)でバースト送信する。例えば、図17の例の場合、UE#1〜20Kは、領域#1内において、SRSを実SRS送信周期T1’(20ms)でバースト送信するとともに、同一帯域のSRSを実同一帯域SRS送信周期T2’(20ms)でバースト送信する。また、UE#20K+1〜40Kは、領域#2内において、SRSを実SRS送信周期T1’(20ms)でバースト送信するとともに、同一帯域のSRSを実同一帯域SRS送信周期T2’(20ms)でバースト送信する。
図11では、40K台のUEが同一帯域のSRSを周期送信するのに40msかかった。図17では、領域#1および領域#2のバースト送信となるが、そのバースト送信内では、SRSは、20msでeNB21に送信する。これにより、eNB21は、UE数が増加しても、全帯域のSRSの受信周期を短縮でき、フェージングピッチ推定精度の低下を抑制することができる。
なお、SRSを送信するサブフレームには、インデックスが割り当てられている。インデックスは、srs-ConfigIndexのサブフレームのオフセットにより認識することができる。例えば、オフセット0の場合、サブフレームのインデックスは37、オフセット1の場合、サブフレームのインデックスは38、オフセット2の場合、サブフレームのインデックスは39、…となる。
ここで、図17の例の場合(T1=40ms)、SRSを送信することができるサブフレームは、インデックス37〜76となる。この場合、インデックス37〜56のサブフレームを領域#1とし、インデックス57〜76のサブフレームを領域#2とすることができる。UEの送信制御部45は、送信情報に含まれるオフセットから、自身に割り当てられたインデックスを認識し、そのインデックスが領域#1および領域#2のどの領域に属するか判断できる。
図18は、SRS送信を説明する図のその2である。図18に示すサブフレーム、無線フレーム番号、およびRBは、図10と同様であり、その説明を省略する。また、図18では、図17に対して、eNB21がUEに送信する送信情報が異なる。eNB21は、以下のSRS送信周期T1、同一帯域SRS送信周期T2、送信周期分割係数N、およびバースト送信ブロック長係数MをUEに送信するとする。
T1=10ms
T2=40ms
N=2
M=4
eNB21のセルに属しているUEは、図17と同様に受信した送信情報に基づいて、実SRS送信周期T1’および実同一帯域SRS送信周期T2’を算出する。実SRS送信周期T1’および実同一帯域SRS送信周期T2’は、以下のようになる。
T1’=T1/N=5ms
T2’=T2/N=20ms
また、UEは、図17と同様に、バースト送信周期を算出する。バースト送信周期は、以下のようになる。
Tb=T2×M=160ms
UEは、バースト送信周期Tbを送信周期分割係数Nで分割し、分割したバースト送信周期内において、SRSを実SRS送信周期T1’でバースト送信するとともに、同一帯域のSRSを実同一帯域SRS送信周期T2’でバースト送信する。
例えば、図18に示すように、各UEは、バースト送信周期Tb(160ms)を送信周期分割係数N(2)で分割する(領域#1と領域#2に分割する)。そして、UEは、分割したバースト送信周期内(領域#1内または領域#2内)において、SRSを実SRS送信周期T1’(5ms)でバースト送信するとともに、同一帯域のSRSを実同一帯域SRS送信周期T2’(20ms)でバースト送信する。例えば、図18の例の場合、UE#1〜20Kは、領域#1内において、SRSを実SRS送信周期T1’(5ms)でバースト送信するとともに、同一帯域のSRSを実同一帯域SRS送信周期T2’(20ms)でバースト送信する。また、UE#20K+1〜40Kは、領域#2内において、SRSを実SRS送信周期T1’(5ms)でバースト送信し、同一帯域のSRSを実同一帯域SRS送信周期T2’(20ms)でバースト送信する。
図13では、40K台のUEが同一帯域のSRSを周期送信するのに40msかかった。図18では、領域#1および領域#2のバースト送信となるが、そのバースト送信内では、SRSは、20msでeNB21に送信する。これにより、eNB21は、UE数が増加しても、全帯域のSRSの受信周期を短縮でき、フェージングピッチ推定精度の低下を抑制することができる。
図19は、SRS送信を説明する図のその3である。図19に示すサブフレーム、無線フレーム番号、およびRBは、図10と同様であり、その説明を省略する。また、図19では、図17に対して、バーストブロック長係数が異なる。eNB21は、以下のSRS送信周期T1、同一帯域SRS送信周期T2、送信周期分割係数N、およびバースト送信ブロック長係数MをUEに送信するとする。
T1=40ms
T2=40ms
N=2
M=2
eNB21のセルに属しているUEは、図17と同様に受信した送信情報に基づいて、実SRS送信周期T1’および実同一帯域SRS送信周期T2’を算出する。実SRS送信周期T1’および実同一帯域SRS送信周期T2’は、以下のようになる。
T1’=T1/N=20ms
T2’=T2/N=20ms
また、UEは、図17と同様に、バースト送信周期を算出する。バースト送信周期は、以下のようになる。
Tb=T2×M=80ms
UEは、バースト送信周期Tbを送信周期分割係数Nで分割し、分割したバースト送信周期内において、SRSを実SRS送信周期T1’でeNB21にバースト送信するとともに、同一帯域のSRSを実同一帯域SRS送信周期T2’でバースト送信する。
例えば、図19に示すように、各UEは、バースト送信周期Tb(80ms)を送信周期分割係数N(2)で分割する(領域#1と領域#2に分割する)。そして、UEは、分割したバースト送信周期内(領域#1内または領域#2内)において、SRSを実SRS送信周期T1’(20ms)でバースト送信するとともに、同一帯域のSRSを実同一帯域SRS送信周期T2’(20ms)でバースト送信する。例えば、図19の例の場合、UE#1〜20Kは、領域#1内において、SRSを実SRS送信周期T1’(20ms)でバースト送信するとともに、同一帯域のSRSを実同一帯域SRS送信周期T2’(20ms)でバースト送信する。また、UE#20K+1〜40Kは、領域#2内において、SRSを実SRS送信周期T1’(20ms)でバースト送信するとともに、同一帯域のSRSを実同一帯域SRS送信周期T2’(20ms)でバースト送信する。
図11では、40K台のUEが同一帯域のSRSを周期送信するのに40msかかった。図19では、領域#1および領域#2のバースト送信となるが、そのバースト送信内では、SRSは、20msでeNB21に送信する。これにより、eNB21は、UE数が増加しても、全帯域のSRSの受信周期を短縮でき、フェージングピッチ推定精度の低下を抑制することができる。
なお、図17では、分割したバースト送信周期内において、同一帯域のSRSを20msで3回繰り返してバースト送信している。図19では、同一帯域のSRSを20msで1回繰り返してバースト送信している。
図20は、SRS送信を説明する図のその4である。図20に示すサブフレーム、無線フレーム番号、およびRBは、図10と同様であり、その説明を省略する。また、図20では、図18に対し、バーストブロック長係数が異なる。eNB21は、以下のSRS送信周期T1、同一帯域SRS送信周期T2、送信周期分割係数N、およびバースト送信ブロック長係数MをUEに送信するとする。
T1=10ms
T2=40ms
N=2
M=2
eNB21のセルに属しているUEは、図18と同様に受信した送信情報に基づいて、実SRS送信周期T1’および実同一帯域SRS送信周期T2’を算出する。実SRS送信周期T1’および実同一帯域SRS送信周期T2’は、以下のようになる。
T1’=T1/N=5ms
T2’=T2/N=20ms
また、UEは、図18と同様に、バースト送信周期を算出する。バースト送信周期は、以下のようになる。
Tb=T2×M=80ms
UEは、バースト送信周期Tbを送信周期分割係数Nで分割し、分割したバースト送信周期内において、SRSを実SRS送信周期T1’でeNB21にバースト送信するとともに、同一帯域のSRSを実同一帯域SRS送信周期T2’でバースト送信する。
例えば、図20に示すように、各UEは、バースト送信周期Tb(80ms)を送信周期分割係数N(2)で分割する(領域#1と領域#2に分割する)。そして、UEは、分割したバースト送信周期内(領域#1内または領域#2内)において、SRSを実SRS送信周期T1’(5ms)でバースト送信するとともに、同一帯域のSRSを実同一帯域SRS送信周期T2’(20ms)でバースト送信する。例えば、図20の例の場合、UE#1〜20Kは、領域#1内において、SRSを実SRS送信周期T1’(5ms)でバースト送信するとともに、同一帯域のSRSを実同一帯域SRS送信周期T2’(20ms)でバースト送信する。また、UE#20K+1〜40Kは、領域#2内において、SRSを実SRS送信周期T1’(5ms)でバースト送信するとともに、同一帯域のSRSを実同一帯域SRS送信周期T2’(20ms)でバースト送信する。
図13では、40K台のUEが同一帯域のSRSを周期送信するのに40msかかった。図20では、領域#1および領域#2のバースト送信となるが、そのバースト送信内では、SRSは、20msでeNB21に送信する。これにより、eNB21は、UE数が増加しても、全帯域のSRSの受信周期を短縮でき、フェージングピッチ推定精度の低下を抑制することができる。
なお、図18では、分割したバースト送信周期内において、同一帯域のSRSを20msで3回繰り返してバースト送信している。図20では、同一帯域のSRSを20msで1回繰り返してバースト送信している。
このように、eNB21は、送信周期分割係数およびバースト送信ブロック長係数を生成し、SRSパラメータとこれらの係数を含む送信情報をUE11〜13に送信する。そして、UE11〜13は、受信した送信情報に基づくSRS送信周期より短い実SRS送信周期でSRSをバースト送信するとともに、送信情報に基づく同一帯域SRS送信周期より短い実同一帯域SRS送信周期で同一帯域のSRSをバースト送信する。これにより、eNB21は、UEの数が増加しても、SRSの受信周期をバースト送信周期内で短縮でき、フェージングピッチ推定精度の低下を抑制することができる。
[第3の実施の形態]
次に、第3の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。第2の実施の形態では、eNBがUEに送信周期分割係数およびバースト送信ブロック長係数を送信した。第3の実施の形態では、送信周期分割係数およびバースト送信ブロック長係数が予め決められており、UEとeNBは記憶装置に記憶している。これにより、eNBおよびUEは、送信周期分割係数およびバースト送信ブロック長係数を含む送信情報を送受信するための新たなフォーマットによらず、SRSの送受信周期を短縮する。
UE11の機能ブロックは、図14と同様になる。ただし、受信部41の受信する送信情報には、送信周期分割係数およびバースト送信ブロック長係数は含まれていない。UE11は、図14に図示していない記憶装置に予め送信周期分割係数およびバースト送信ブロック長係数を記憶している。
送信周期算出部42は、受信した送信情報に含まれるSRS送信周期と、記憶装置に記憶されている送信周期分割係数とに基づいて、実SRS送信周期を算出する。
同一帯域送信周期算出部43は、受信した送信情報に含まれる情報に基づいて算出した同一帯域SRS送信周期と、記憶装置に記憶されている送信周期分割係数とに基づいて、実同一帯域SRS送信周期を算出する。
バースト周期算出部44は、受信した送信情報に含まれる情報に基づいて算出した同一帯域SRS送信周期と、記憶装置に記憶されているバースト送信ブロック長係数とに基づいて、バースト送信周期を算出する。
eNB21の機能ブロックは、図15と同様になる。ただし、第3の実施の形態に係るeNB21は、係数生成部52を有していない。eNB21は、送信周期分割係数およびバースト送信ブロック長係数を予め記憶装置に記憶しており、記憶装置に記憶した送信周期分割係数およびバースト送信ブロック長係数に基づいてUE11〜13のSRS送信の割り当てを行う。
図21は、第3の実施の形態に係る送信情報の送受信を示したシーケンス図である。
[ステップS31]eNB21の周期情報生成部51は、SRSパラメータを生成する。eNB21の送信部53は、SRSパラメータを含む送信情報をUE11〜13に送信する。
[ステップS32]UE11〜13の受信部41は、eNB21から送信情報を受信する。UE11〜13の送信周期算出部42は、受信した送信情報に含まれるSRS送信周期と、記憶装置に記憶されている送信周期分割係数とに基づいて、実SRS送信周期を算出する。また、UE11〜13の同一帯域送信周期算出部43は、受信した送信情報に含まれる情報に基づいて算出した同一帯域SRS送信周期と、記憶装置に記憶されている送信周期分割係数とに基づいて、実同一帯域SRS送信周期を算出する。また、UE11〜13のバースト周期算出部44は、受信した送信情報に含まれる情報に基づいて算出した同一帯域SRS送信周期と、記憶装置に記憶されているバースト送信ブロック長係数とに基づいて、バースト送信周期を算出する。UE11〜13の送信制御部45は、バースト送信周期を送信周期分割係数で分割し、分割したバースト送信周期内において、SRSを実SRS送信周期でバースト送信するとともに、同一帯域のSRSを実同一帯域SRS送信周期でバースト送信する。
このように、UE11〜13およびeNB21は、送信周期分割係数およびバースト送信ブロック長係数を予め決めておき、記憶装置に記憶する。これにより、UE11〜13およびeNB21は、新たなフォーマットを形成せずに送信情報を送受信することができ、フェージングピッチ推定精度の低下を抑制することができる。
[第4の実施の形態]
次に、第4の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。第2の実施の形態では、eNBのセルに属しているUEが全てSRSをバースト送信したが、第4の実施の形態では、一部のUEがSRSをバースト送信するようにする。
UE11の機能ブロックは、図14と同様になる。ただし、受信部41の受信する送信情報には、SRSをバースト送信するか否かを示すバースト送信フラグが含まれている。
送信制御部45は、送信情報にバースト送信する旨のバースト送信フラグが含まれている場合、SRSをバースト送信する。すなわち、送信制御部45は、送信周期算出部42、同一帯域送信周期算出部43、およびバースト周期算出部44によって算出された実SRS送信周期、実同一帯域SRS送信周期、およびバースト送信周期に基づいて、例えば、図17〜図20で説明したようにSRSをバースト送信する。
一方、送信制御部45は、送信情報にバースト送信しない旨のバースト送信フラグが含まれている場合、SRSを非バースト送信する。すなわち、送信制御部45は、SRS送信周期、同一帯域SRS送信周期に基づいて、例えば、図10〜図13で説明したようにSRSを非バースト送信する。
eNB21の機能ブロックは、図15と同様になる。ただし、第4の実施の形態に係るeNB21の係数生成部52は、バースト送信フラグを生成する。係数生成部52は、バースト送信させるUEに対して、バースト送信する旨のバースト送信フラグを生成し、バースト送信させないUEに対しては、バースト送信しない旨のバースト送信フラグを生成する。送信部53は、SRSパラメータ、送信周期分割係数、バースト送信ブロック長係数、およびバースト送信フラグを含む送信情報をUE11〜13に送信する。
図22は、第4の実施の形態に係る送信情報の送受信を示したシーケンス図である。
[ステップS41]eNB21の周期情報生成部51は、SRSパラメータを生成する。また、eNB21の係数生成部52は、送信周期分割係数、バースト送信ブロック長係数、およびバースト送信フラグを生成する。eNB21の送信部53は、SRSパラメータ、送信周期分割係数、バースト送信ブロック長係数、およびバースト送信フラグを含む送信情報をUE11〜13に送信する。
[ステップS42]UE11〜13の受信部41は、eNB21から送信情報を受信する。送信制御部45は、送信情報にバースト送信する旨のバースト送信フラグが含まれている場合、SRSをバースト送信する。一方、送信制御部45は、送信情報にバースト送信しない旨のバースト送信フラグが含まれている場合、SRSを非バースト送信する。
図23は、SRS送信を説明する図のその1である。図23に示すサブフレーム、無線フレーム番号、およびRBは、図10と同様であり、その説明を省略する。図23では、eNB21のセルに22K台のUEが属しているとする。
eNB21は、以下のSRS送信周期T1、同一帯域SRS送信周期T2、送信周期分割係数N、およびバースト送信ブロック長係数MをUEに送信するとする。
T1=40ms
T2=40ms
N=2
M=4
また、eNB21は、例えば、図23の左から奇数番目のサブフレームが割り当てられたUEグループ61,62に対しては、バースト送信する旨のバースト送信フラグを送信するとする。また、図23の左から偶数番目のサブフレームが割り当てられたUEグループ63,64に対しては、バースト送信しない旨のバースト送信フラグを送信するとする。
この場合、UEグループ61,62は、受信した送信情報に基づいて、以下の実SRS送信周期T1’および実同一帯域SRS送信周期T2’を算出する。
T1’=T1/N=20ms
T2’=T2/N=20ms
また、UEグループ61,62は、以下のバースト送信周期を算出する。
Tb=T2×M=160ms
UEグループ61,62は、バースト送信周期Tbを送信周期分割係数Nで分割し、分割したバースト送信周期内において、SRSを実SRS送信周期T1’でeNB21にバースト送信するとともに、同一帯域のSRSを実同一帯域SRS送信周期T2’でバースト送信する。
例えば、図23に示すように、UEグループ61,62は、バースト送信周期Tb(160ms)を送信周期分割係数N(2)で分割する(領域#1と領域#2に分割する)。そして、UEグループ61,62は、分割したバースト送信周期内(領域#1内または領域#2内)において、SRSを実SRS送信周期T1’(20ms)でeNB21にバースト送信するとともに、同一帯域のSRSを実同一帯域SRS送信周期T2’(20ms)でバースト送信する。例えば、図23の例の場合、UEグループ61は、領域#1内において、SRSを実SRS送信周期T1’(20ms)でバースト送信するとともに、同一帯域のSRSを実同一帯域SRS送信周期T2’(20ms)でバースト送信する。また、UEグループ62は、領域#2内において、SRSを実SRS送信周期T1’(20ms)でバースト送信するとともに、同一帯域のSRSを実同一帯域SRS送信周期T2’(20ms)でバースト送信する。
これに対し、UEグループ63,64は、非バースト送信を行う。例えば、図23に示すように、UEグループ63,64は、SRSをSRS送信周期T1(40ms)で送信するとともに、同一帯域のSRSを同一帯域SRS送信周期T2(40ms)で送信する。
図24は、SRS送信を説明する図のその2である。図23では、SRS一括送信の場合を説明した。図24では、SRS分割送信の場合について説明する。なお、図24に示すサブフレーム、無線フレーム番号、およびRBは、図10と同様であり、その説明を省略する。図24では、eNB21のセルに22K台のUEが属しているとする。
eNB21は、以下のSRS送信周期T1、同一帯域SRS送信周期T2、送信周期分割係数N、およびバースト送信ブロック長係数MをUEに送信するとする。
T1=10ms
T2=40ms
N=2
M=4
また、eNB21は、例えば、図24の左から奇数番目のサブフレームが割り当てられた(SRS分割送信により、一部のサブフレームは偶数番目となっている)UEグループ71に対しては、バースト送信する旨のバースト送信フラグを送信するとする。また、eNB21は、偶数番目のサブフレームが割り当てられた(SRS分割送信により、一部のサブフレームは奇数番目となっている)UEグループ72に対しては、バースト送信しない旨のバースト送信フラグを送信するとする。
この場合、UEグループ71は、受信した送信情報に基づいて、以下の実SRS送信周期T1’および実同一帯域SRS送信周期T2’を算出する。
T1’=T1/N=5ms
T2’=T2/N=20ms
また、UEグループ71は、以下のバースト送信周期を算出する。
Tb=T2×M=160ms
UEグループ71は、バースト送信周期Tbを送信周期分割係数Nで分割し、分割したバースト送信周期内において、SRSを実SRS送信周期T1’でeNB21にバースト送信するとともに、同一帯域のSRSを実同一帯域SRS送信周期T2’でバースト送信する。
例えば、図24に示すように、UEグループ71は、バースト送信周期Tb(160ms)を送信周期分割係数N(2)で分割する(領域#1と領域#2に分割する)。そして、UEグループ71は、分割したバースト送信周期内(領域#1内または領域#2内)において、SRSを実SRS送信周期T1’(5ms)でeNB21にバースト送信するとともに、同一帯域のSRSを実同一帯域SRS送信周期T2’(20ms)でバースト送信する。例えば、図24の例の場合、UEグループ71は、領域#1内において、SRSを実SRS送信周期T1’(5ms)でバースト送信するとともに、同一帯域のSRSを実同一帯域SRS送信周期T2’(20ms)でバースト送信する。
これに対し、UEグループ72のUEは、非バースト送信を行う。例えば、図24に示すように、UEグループ72は、SRSをSRS送信周期T1(40ms)で送信するとともに、同一帯域のSRSを同一帯域SRS送信周期T2(40ms)で送信する。
このように、UEの一部に対してはバースト送信を行い、一部のUEに対しては非バースト送信を行うようにすることもできる。
[第5の実施の形態]
次に、第5の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。第5の実施の形態では、バースト送信するサブフレームと非バースト送信するサブフレームとが予め決まっている。eNBは、バースト送信できるUEに対しては、バースト送信するサブフレームを割り当て、バースト送信できないUEに対しては、非バースト送信するサブフレームを割り当てる。これにより、SRSのバースト送信対応のUEとバースト送信非対応のUEは、eNBのセルに混在して、eNBと無線通信を行うことができる。
図25は、第5の実施の形態に係るeNBの機能ブロックを示した図である。図25に示すように、eNB80は、通信部81および割り当て部82を有している。
通信部81は、SRS送信周期で制御信号を送信するとともに、同一帯域SRS送信周期で同一帯域の制御信号を送信するUEと無線通信を行う。すなわち、通信部81は、バースト送信非対応のUEと無線通信を行う。
また、通信部81は、SRS送信周期より短い実SRS送信周期で制御信号をバースト送信するとともに、同一帯域SRS送信周期より短い実同一帯域SRS送信周期で同一帯域の制御信号をバースト送信するUEと無線通信を行う。すなわち、通信部81は、バースト送信対応のUEと無線通信を行う。
割り当て部82は、バースト送信非対応のUEに対しては、バースト送信が非適用のサブフレームを割り当てる。また、割り当て部82は、バースト送信対応のUEに対しては、バースト送信が適用されるサブフレームを割り当てる。割り当て部82は、例えば、UEの機種情報を取得することによって、バースト送信対応のUEであるか、バースト送信非対応のUEであるかを認識することができる。
例えば、インデックスが奇数のサブフレームでは、SRSを非バースト送信し、インデックスが偶数のサブフレームでは、SRSをバースト送信すると決めたとする。この場合、割り当て部82は、バースト送信非対応のUEに対しては、インデックスが奇数のサブフレームを割り当て、バースト送信対応のUEに対しては、インデックスが偶数のサブフレームを割り当てる。サブフレームの割り当ては、srs-ConfigIndexのパラメータでUEに通知することができる。
eNB80とバースト送信対応のUEは、第3の実施例で説明したように、送信周期分割係数およびバースト送信ブロック長係数が予め決められており、記憶装置に記憶している。これにより、バースト送信対応のUEは、新たなフォーマットによらず、SRSのバースト送信をすることができる。そして、UEとeNB80は、バースト送信のための新たなフォーマットによらずに送信情報を送受信するので、バースト送信対応のUEとバースト送信非対応のUEは、eNBのセルに混在して無線通信することができる。
図26は、送信情報の送受信を示したシーケンス図である。なお、eNB80は、送信周期分割係数およびバースト送信ブロック長係数を予め記憶装置に記憶している。また、バースト送信対応のUEは、送信周期分割係数およびバースト送信ブロック長係数を予め記憶装置に記憶している。
[ステップS51]図25に図示していないeNB80の周期情報生成部は、SRSパラメータを生成する。図25に図示していないeNB80の送信部は、SRSパラメータを含む送信情報をUEに送信する。
[ステップS52]バースト送信対応のUEの受信部は、eNB21から送信情報を受信する。バースト送信対応のUEの送信周期算出部は、受信した送信情報に含まれるSRS送信周期と、記憶装置に記憶されている送信周期分割係数とに基づいて、実SRS送信周期を算出する。また、バースト送信対応のUEの同一帯域送信周期算出部は、受信した送信情報に含まれる情報に基づいて算出した同一帯域SRS送信周期と、記憶装置に記憶されている送信周期分割係数とに基づいて、実同一帯域SRS送信周期を算出する。また、バースト送信対応のUEのバースト周期算出部は、受信した送信情報に含まれる情報に基づいて算出した同一帯域SRS送信周期と、記憶装置に記憶されているバースト送信ブロック長係数とに基づいて、バースト送信周期を算出する。
バースト送信対応のUEの送信制御部は、eNB80から割り当てられたバースト送信適用のサブフレームにて、SRSをバースト送信する。バースト送信対応のUEの送信制御部は、バースト送信周期を送信周期分割係数で分割し、分割したバースト送信周期内において、SRSを実SRS送信周期でバースト送信するとともに、同一帯域のSRSを実同一帯域SRS送信周期でバースト送信する。
一方、バースト送信非対応のUEは、受信した送信情報に含まれるパラメータから、SRS送信周期と同一帯域SRS送信周期とを取得する。バースト送信非対応のUEは、eNB80から割り当てられたバースト送信非適用のサブフレームにて、SRS送信周期と同一帯域SRS送信周期とに基づき、SRSを非バースト送信する。
このように、バースト送信するサブフレームと非バースト送信するサブフレームとを決め、バースト送信対応のUEに対しては、バースト送信が適用されるサブフレームを割り当て、バースト送信非対応のUEに対しては、バースト送信が非適用のサブフレームを割り当てるようにした。これにより、SRSのバースト送信対応のUEとバースト送信非対応のUEは、eNBのセルに混在して、eNBと無線通信を行うことができる。
[第6の実施の形態]
次に、第6の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。第5の実施の形態では、バースト送信できるUEに対しては、バースト送信が適用されるサブフレームを割り当て、バースト送信できないUEに対しては、バースト送信が非適用のサブフレームを割り当てた。第6の実施の形態では、バースト送信できるUEに対しては、バースト送信が適用されるREを割り当て、バースト送信できないUEに対しては、バースト送信が非適用のREを割り当てる。
図27は、第6の実施の形態に係るUE多重を説明する図である。図27には、4RBのRB91が示してある。また、図27には、RB91の1RBを拡大したRB92が示してある。
RB92は、UEを多重することができる。例えば、RB92のREは、SC(Sub Carrier)番号0〜11と、CS(Cyclic Shift)多重0〜7とで区別することができる。SC番号には、偶数番目のComb=0と奇数番目のComb=1とに、異なるUEを割り当てることができる。また、CS多重0〜7のそれぞれにも異なるUEを割り当てることができる。よって、1RBには、16台のUEを多重することができる。
eNBは、1サブフレームのCombとCS多重とを指定して、UEを割り当てることができる。従って、予め、所定のCombとCS多重とで指定されるREでは、バースト送信をし、所定のCombとCS多重とで指定されるREでは、バースト送信をしないと決めることができる。そして、eNBは、バースト送信対応のUEに対しては、バースト送信が適用されるREを割り当て、バースト送信非対応のUEに対しては、バースト送信が適用さされないREを割り当てることができる。
例えば、Comb=0のREは、バースト送信適用のREと決めることができ、Comb=1のREは、バースト送信非適用のREと決めることができる。そして、eNBは、バースト送信対応のUEに対しては、Comb=0のREを割り当て、バースト送信非対応のUEに対しては、Comb=1のREを割り当てる。CS多重においても同様に、バースト送信対応のUEとバースト送信非対応のUEを割りてることができる。REのUEへの割り当ては、図8で説明したcyclicShiftおよびtransmissionCombのパラメータで通知することができる。
図28は、eNBの機能ブロックを示した図である。図28に示すように、eNB100は、通信部81および割り当て部101を有している。通信部81は、図25で説明した通信部81と同様であり、その説明を省略する。
割り当て部101は、バースト送信非対応のUEに対しては、バースト送信が非適用のREを割り当てる。また、割り当て部101は、バースト送信対応のUEに対しては、バースト送信が適用されるREを割り当てる。割り当て部101は、例えば、UEの機種情報を取得することによって、バースト送信対応のUEであるか、バースト送信非対応のUEであるかを認識することができる。
図29は、送信情報の送受信を示したシーケンス図である。なお、eNB100は、送信周期分割係数およびバースト送信ブロック長係数を予め記憶装置に記憶している。また、バースト送信対応のUEは、送信周期分割係数およびバースト送信ブロック長係数を予め記憶装置に記憶している。
[ステップS61]図28に図示していないeNB100の周期情報生成部は、SRSパラメータを生成する。図28に図示していないeNB100の送信部は、SRSパラメータを含む送信情報をUEに送信する。
[ステップS62]バースト送信対応のUEの受信部は、eNB21から送信情報を受信する。バースト送信対応のUEの送信周期算出部は、受信した送信情報に含まれるSRS送信周期と、記憶装置に記憶されている送信周期分割係数とに基づいて、実SRS送信周期を算出する。また、バースト送信対応のUEの同一帯域送信周期算出部は、受信した送信情報に含まれる情報に基づいて算出した同一帯域SRS送信周期と、記憶装置に記憶されている送信周期分割係数とに基づいて、実同一帯域SRS送信周期を算出する。また、バースト送信対応のUEのバースト周期算出部は、受信した送信情報に含まれる情報に基づいて算出した同一帯域SRS送信周期と、記憶装置に記憶されているバースト送信ブロック長係数とに基づいて、バースト送信周期を算出する。
バースト送信対応のUEの送信制御部は、eNB100から割り当てられたバースト送信適用のREにて、SRSをバースト送信する。バースト送信対応のUEの送信制御部は、バースト送信周期を送信周期分割係数で分割し、分割したバースト送信周期内において、SRSを実SRS送信周期でバースト送信するとともに、同一帯域のSRSを実同一帯域SRS送信周期でバースト送信する。
一方、バースト送信非対応のUEは、受信した送信情報に含まれるパラメータから、SRS送信周期と同一帯域SRS送信周期とを取得する。バースト送信非対応のUEは、eNB100から割り当てられたバースト送信非適用のREにて、SRS送信周期と同一帯域SRS送信周期とに基づき、SRSを非バースト送信する。
このように、バースト送信するREと非バースト送信するREとを決め、バースト送信対応のUEに対しては、バースト送信が適用されるREを割り当て、バースト送信非対応のUEに対しては、バースト送信が非適用のREを割り当てるようにした。これにより、SRSのバースト送信対応のUEとバースト送信非対応のUEは、eNBのセルに混在して、eNBと無線通信を行うことができる。
1,2 無線端末
1a 受信部
1b 送信制御部
3 基地局
3a 周期情報生成部
3b 係数生成部
3c 送信部
4,5 領域

Claims (10)

  1. 基地局と無線通信を行う無線端末において、
    前記基地局への制御信号の送信に関する送信情報を前記基地局から受信する受信部と、
    前記制御信号を前記送信情報に基づく送信周期より短い実送信周期でバースト送信するとともに、同一帯域の前記制御信号を前記送信情報に基づく同一帯域送信周期より短い実同一帯域送信周期でバースト送信する送信制御部と、
    を有することを特徴とする無線端末。
  2. 前記送信周期と送信周期分割係数とに基づいて前記実送信周期を算出する送信周期算出部と、
    前記同一帯域送信周期と前記送信周期分割係数とに基づいて前記実同一帯域送信周期を算出する同一帯域送信周期算出部と、
    前記同一帯域送信周期とバースト送信ブロック長係数とに基づいてバースト送信周期を算出するバースト周期算出部と、
    をさらに備え、
    前記送信制御部は、前記バースト送信周期を前記送信周波数分割係数で分割し、分割した前記バースト送信周期内において、前記制御信号を前記実送信周期で前記基地局にバースト送信するとともに、同一帯域の前記制御信号を前記実同一帯域送信周期でバースト送信する、
    ことを特徴とする請求項1記載の無線端末。
  3. 前記送信周期算出部は、前記送信周期を前記送信周期分割係数で除算して前記実送信周期を算出し、
    前記同一帯域送信周期算出部は、前記同一帯域送信周期を前記送信周期分割係数で除算して前記実同一帯域送信周期を算出し、
    前記バースト周期算出部は、前記同一帯域送信周期にバースト送信ブロック長係数を乗算して前記バースト送信周期を算出する、
    ことを特徴とする請求項2記載の無線端末。
  4. 前記送信周期分割係数および前記バースト送信ブロック長係数は、前記送信情報に含められ、前記基地局から送信されることを特徴とする請求項2または3に記載の無線端末。
  5. 前記送信周期分割係数および前記バースト送信ブロック長係数は予め決められており、記憶装置に記憶されていることを特徴とする請求項2または3に記載の無線端末。
  6. 前記送信情報には、前記制御信号をバースト送信するか否かを指示する指示情報が含まれていることを特徴とする請求項2または3に記載の無線端末。
  7. 前記送信制御部は、前記送信情報に前記制御信号をバースト送信する旨の前記指示情報が含まれている場合、前記制御信号を前記実送信周期で前記基地局にバースト送信するとともに、前記制御信号の同一帯域を前記実同一帯域送信周期でバースト送信することを特徴とする請求項6記載の無線端末。
  8. 無線端末と無線通信を行う基地局において、
    前記無線端末が当該基地局に送信する制御信号の送信周期と、前記無線端末が同一帯域の前記制御信号を送信する同一帯域送信周期を算出するための情報とを生成する周期情報生成部と、
    前記無線端末が前記送信周期および前記同一帯域送信周期より短い周期の実送信周期および実同一帯域送信周期を算出するための係数を生成する係数生成部と、
    前記送信周期、前記情報、および前記係数を含む送信情報を前記無線端末に送信する送信部と、
    を有することを特徴とする基地局。
  9. 無線端末と無線通信を行う基地局において、
    送信周期で制御信号を送信するとともに、同一帯域送信周期で同一帯域の前記制御信号を送信する第1の無線端末と無線通信を行い、前記送信周期より短い実送信周期で前記制御信号をバースト送信するとともに、前記同一帯域送信周期より短い実同一帯域送信周期で同一帯域の前記制御信号をバースト送信する第2の無線端末と無線通信を行う通信部と、
    前記第1の無線端末に対しては、バースト送信が非適用のサブフレームを割り当て、前記第2の無線端末に対しては、バースト送信が適用されるサブフレームを割り当てる割り当て部と、
    を有することを特徴とする基地局。
  10. 無線端末と無線通信を行う基地局において、
    送信周期で制御信号を送信するとともに、同一帯域送信周期で同一帯域の前記制御信号を送信する第1の無線端末と無線通信を行い、前記送信周期より短い実送信周期で前記制御信号をバースト送信するとともに、前記同一帯域送信周期より短い実同一帯域送信周期で同一帯域の前記制御信号をバースト送信する第2の無線端末と無線通信を行う通信部と、
    前記第1の無線端末に対しては、前記制御信号を送信するリソースブロックのバースト送信が非適用のリソースエレメントを割り当て、前記第2の無線端末に対しては、前記制御信号を送信するリソースブロックのバースト送信が適用されるリソースエレメントを割り当てる割り当て部と、
    を有することを特徴とする基地局。
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