JP2012108626A - Icカード用基板及びそれを用いたicカード - Google Patents

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Abstract

【課題】ICカードの曲げによるモールド割れ若しくはICチップ割れ、又はICモジュールの剥がれを、適切な絶縁溝を設けることにより防止することができるICカード用基板及びそれを用いたICカードを提供すること。
【解決手段】ICカード用基板3の表面に設けた外部端子C1〜C8を絶縁溝によって絶縁し、当該ICカード用基板の裏面で、かつ、上記外部端子の内側にICチップを実装し、当該ICチップをモールドにより保護する際、上記絶縁溝を上記ICチップの外周に沿って形成する。
【選択図】 図3

Description

本発明の実施形態は、ICカード用基板及びそれを用いたICカードに関する。
ICカードは、カード基材にICモジュールが実装されて構成される。ICモジュールは、ICカード用基板(基板)及びこの基板に実装されたICチップ、ワイヤなどで構成される。
ICカード用基板には、外部との電気通信を行うための複数の外部端子が備えられており、ICカードに組み込まれて使用される際、上記外部端子を介して外部とのデータ通信を行うことができる。
さらに、上記カード基材が曲げや捩れを受けた場合にもICチップが破損したり、ボンデングワイヤ(ワイヤ)が断線することのないように保護材(モールド)によって保護している(例えば、特許文献1参照。)。
特開平4−182198号公報(第2頁、第1図)
しかしながら、上述した従来のICカード1では保護材(モールド)による保護が十分でなく、ICカード1を曲げた時のモールド8に曲げ荷重が集中することによるモールド割れ、ICチップ割れが発生する可能性があった。また、カード基材1aとICモジュール2の接着部に曲げ荷重が集中することによるICモジュール割れ及び剥がれが発生する可能性があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、ICカード用基板の外部端子のメッキ部の改善及びモールド位置を改善することにより、曲げ荷重を緩和し、モール度割れ、ICチップ割れ又はICモジュール割れ及び剥がれを防止するICカード用基板及びそれを用いたICカードを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1記載のICカード用基板は、一方の面にパターン状に形成された複数の外部端子を絶縁溝によって絶縁して配置し、他方の面にICチップを実装し、かつ、当該ICチップを保護材によって保護するICカード用基板において、前記基板の一方の面に形成された絶縁溝を、前記他方の面に設けられた保護材の外周に沿って形成することを特徴とする。
また、本発明の請求項3記載のICカードは、カード基材にICモジュールを実装することにより形成したICカードにおいて、請求項1又は請求項2記載のICカード用基板に部品を実装して構成したICモジュールを前記カード基材の所定の位置に実装したことを特徴とする。
さらに、本発明の請求項4記載のICカード用基板は、一方の面にパターン状に形成された複数の外部端子を絶縁溝によって絶縁して配置し、他方の面にICチップを実装し、かつ、当該ICチップを保護材によって保護するICカード用基板において、前記保護材の外形は、少なくともISO/IEC7816−2で定める外部端子全てを囲った面積とし、この面積の外周に沿って前記絶縁溝を形成することを特徴とする。
さらにまた、本発明請求項5記載のICカードは、カード基材にICモジュールを実装することにより形成したICカードにおいて、請求項4記載のICカード用基板に部品を実装して構成したICモジュールを前記カード基材の所定の位置に実装したことを特徴とする。
実施例1に係るICカードの外形図 図1に示すICカードの外部端子位置の規格 図1に示すICモジュールを構成するICカード用基板の詳細図 ICモジュールの詳細図 実施例2に係るICモジュール2の詳細図
本発明を実施するための形態は以下、図面を参照して実施例1及び実施例2を説明する。実施例1は、外部端子の内側にモールドを行い、その外周に沿って絶縁溝を設ける場合を示す。実施例2は、外部端子の外側までモールドを行い、その外周に沿って絶縁溝を設ける場合を示す。
図1は、実施例1に係るICカードの外形図である。
ICカード1は、カード基材1aに凹部を設け、当該凹部にICモジュール2を埋め込んで接着したものである。
ICモジュール2とは、ガラスエポキシ樹脂などのICカード用基板(基板)の一方の面(表面)に外部端子を形成し、他方の面(裏面)にICチップを実装し、ICチップのパッド(端子)と上記外部端子を電気的に接続し、ICチップ部分を樹脂で覆って保護(以下、モールドと称する。)したものである。
図2は、図1に示すICカード1の外部端子(接続端子)位置に関する規格(ISO/IEC7816−2)で、外部端子としての位置及び最低限必要な領域の設定を示す。
図3は、図1に示すICモジュール2を構成するICカード用基板3の詳細図である。ICモジュール2は、ICカード用基板3の表面にパターン状に形成された複数の外部端子C1〜C8が配置され、裏面には、ICチップが実装される。
図3(1)は、ICカード用基板3の表面に形成された外部端子C1〜C8を示す。この外部端子C1〜C8は、図示しない外部装置と通信する際の接続端子になる。図示した例では、各外部端子の領域に同一の斜線を施してある。
外部端子内部に2点鎖線の□で示す部分は、図2に示す外部端子規格(ISO/IEC7816−2)を重ねて表示したもので、規格によって必要とされる接続端子の形状を示す。
図2に示す外部端子に要求される規格では、外部端子は、外部端子C1〜C8で示す8個の端子で構成される。外部端子C1〜C4は左側に配置され、相対抗する右側に外部端子C5〜C8が配置される。
図3(2)は、図3(1)に示すICカード用基板3の裏面に形成された端子C1a〜C8aを示す。この端子C1a〜C8aは、ICカード用基板3の表面に配置された外部端子C1〜C8の各々と上記パターンにより電気的に接続され、ICカード用基板3を貫通するスルーホールで形成される。すなわち外部端子C1は端子C1aと電気的に接続されている。他の外部端子C2〜C8及び端子C2a〜C8aについても同様である。
図4は、ICモジュール2の詳細図である。ICモジュール2は、IC用基板3にICチップ4を実装し、かつ、当該ICチップ4と端子C1a〜C8aを接続するワイヤ7で構成される。
図4(1)は、ICモジュール2の表面図である。ICカード用基板3に実装されるICチップ4及びワイヤ7の記載を省略してあるので図3(1)同様になる。ここでは、ICチップ4の実装位置の周囲に配置された4個所の絶縁溝9Up、9Lo、9Ri、9Le部分を斜線を用いて強調表示してある。
図4(2)は、図4(1)に示すICモジュール2のAB断面図である。ICモジュール2は、ICカード用基板3の表面に外部端子C1〜C8が配置され、ICカード用基板3の裏面にICチップ4及びこのICチップ4と端子C1a〜C8aがワイヤ7で接続される。
また、これらICチップ4及びワイヤ7の外表面は、保護材(モールド)8によって覆われることにより保護される。
このモールド8は、上述した絶縁溝9Up、9Lo、9Le、9Riの内部に形成される。
図4(3)は、ICモジュール2の裏面図である。なお、この図では、モールド8の内部構造を表示するため、モールド8を取り除いて図示してある。
この図で明らかなように、ICチップ及び端子C1a〜C8aは、モールド8に覆われて保護され、かつ、当該モールド8の外側に絶縁溝9Up、9Lo,9Ri,9Leが設けられている。絶縁溝9Up及び9Loは、ICカード1の長辺又は短辺と並行に設けられるのが好ましい。本実施例では長辺と並行に設けられる。
同様に、絶縁溝9Ri及び9Leは、ICカード1の長辺又は短辺と並行に設けられるのが好ましい。本実施例では、短辺と並行に設けられる。
上述したように、絶縁溝を四角形を構成する各辺に対応するように配置するのは、ICカード1が利用者によって使用される場合、当該ICカード1の長辺又は短辺に平行に折り曲げられることが多いことを想定しているからである。
ICカード1の長辺に平行に折り曲げられた場合には、絶縁溝9Up又は9Lo及びその延長線上に絶縁溝が設けられていることにより、この部分には外部端子C1〜C8に接続されたパターンがないため、応力が集中しやすい。このことは、その内部に配置されたモールド8に対する曲げ応力を軽減することになり、本発明の課題を解決することになる。
ICカード1の短辺に平行に折り曲げられた場合には、絶縁溝9Ri又は9Le及びその延長線上に絶縁溝が設けられており、また、この部分には、外部端子C1〜C8に接続されたパターンがないため、他の部分に比べて折り曲がりやすい。すなわち、応力が集中しやすい。このことは、その内部に配置されたモールド8に対する曲げ応力を軽減することになり、本発明の課題を解決することになる。
4個所の絶縁溝及びその延長線上の絶縁溝は、部分的に欠落していてもよいが、直線であることが好ましい。例えば、絶縁溝9Up、9Lo及びその延長線上に2個所欠落している部分があり、また、絶縁溝9Ri、9Le及びその延長線上に4個所欠落している部分があるが、当該絶縁溝は直線上に設けられており、モールド8に対する曲げ応力を軽減する効果が期待される。
このように構成されたICカード用基板3にICチップ、ワイヤなどの部品を実装したICモジュールをカード基材の所定の位置に実装することにより実施例1に係るICカードが形成される。
以上説明しように、モールド8の外周の外側に、ICカードの辺と並行に4個所絶縁溝を設けることにより、曲げ応力を緩和し、モールド割れ又はICモジュール割れ及び剥がれを防止するICカード用基板及びそれを用いたICカードを提供することができる。
図5は、本発明の実施例2に係るICモジュール2の詳細図である。
図5(1)は、ICモジュール2の表面図で、図4に示す実施例1に示す絶縁溝(9Up、9Lo、9Ri、9Le)が、外部端子C1〜C8の外側に設けてある。また、外部端子C1〜C8とICチップ4を接続するための端子C1a〜C8aは規格で定められている外部端子に(又は、外部端子に接触する位置に)設けられている。従って、ICチップ4と端子C1a〜C8aを接続するワイヤの長さが図4に示す実施例1の場合に比べて長くなる。
この場合であっても、絶縁溝10Up及び10Loは、ICカード1の長辺と並行に設けられる。同様に、絶縁溝10Ri及び10Leは、ICカード1の短辺と並行に設けられる。
本実施例2は、絶縁溝が外部端子C1〜C8の外側に設けられているため、実施例1に比べてワイヤ7の長さが長く、モールド8の領域が大きくなるきため、曲げに対する応力の影響を受けやすい。しかしながら、外部端子C1〜C8の規格が変更された場合や、モールド8内の部品が曲げに対して適当な柔軟性を有するようになった場合には、モールド8に対する曲げ応力に対して強くなるため、モールド8の領域を大きくできる場合が考えられる。モールド8は適度に大きい方が作業性がよいため、適度な大きさを有することは効果がある。
このように構成されたICカード用基板3にICチップ、ワイヤなどの部品を実装したICモジュールをカード基材の所定の位置に実装することにより実施例2に係るICカードが形成される。このICカードに対して上述した実施例2の効果が得られる。
1 ICカード
2 ICモジュール
3 ICカード用基板
4 ICチップ
5 ICカード用基板に形成された端子
6 ICチップに形成された端子
7 ワイヤ
8 モールド

Claims (5)

  1. 一方の面にパターン状に形成された複数の外部端子を絶縁溝によって絶縁して配置し、他方の面にICチップを実装し、かつ、当該ICチップを保護材によって保護可能に構成したICカード用基板において、
    前記基板の一方の面に形成された絶縁溝は、
    前記他方の面に設けられた保護材の外周に沿って形成することを特徴とするICカード用基板。
  2. 前記ICカード用基板において、前記保護材の外形は、ISO/IEC7816−2で定める外部端子の内側に形成し、この内側に形成した保護材の外周に沿って前記絶縁溝を形成したことを特徴とする請求項1記載のICカード用基板。
  3. カード基材にICモジュールを実装することにより形成したICカードにおいて、
    請求項1又は請求項2記載のICカード用基板にICチップを実装して構成した前記ICモジュールを前記カード基材の所定の位置に実装したことを特徴とするICカード。
  4. 一方の面にパターン状に形成された複数の外部端子を絶縁溝によって絶縁して配置し、他方の面にICチップを実装し、かつ、当該ICチップを保護材によって保護するICカード用基板において、
    前記保護材の外形は、少なくともISO/IEC7816−2で定める外部端子全てを囲った面積とし、この面積の外周に沿って前記絶縁溝を形成することを特徴とするICカード用基板。
  5. カード基材にICモジュールを実装することにより形成したICカードにおいて、
    請求項4記載のICカード用基板にICチップを実装して構成した前記ICモジュールを前記カード基材の所定の位置に実装したことを特徴とするICカード。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0336478U (ja) * 1989-08-15 1991-04-09
JPH08287209A (ja) * 1995-04-19 1996-11-01 Dainippon Printing Co Ltd Icカード用icモジュール

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