JP2012108128A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. メータ（１０６）の改ざん検出のための方法であって、
   検出した磁場強度に比例したアナログ電圧信号を発生させる磁場強度センサ（３０２）を用いてメータ（１０６）の近傍の磁場強度を連続的に検出するステップと、
   前記アナログ電圧信号をディジタル電圧信号に連続的に変換するステップと、
   前記ディジタル電圧信号をプロセッサ（４０４）を用いて間欠方式でメモリ（４０６）内に保存して、前記メモリ（４０６）内に複数の前記ディジタル電圧信号を保存するステップと、
   保存された複数の前記ディジタル電圧信号の１以上における、メータ（１０６）の改ざんを示す可能性がある逸脱について前記メモリ（４０６）内に保存された複数の前記ディジタル電圧信号を監視するステップと、
   を含み、
   逸脱について前記ディジタル電圧信号を監視する前記ステップは、保存した複数の前記ディジタル電圧信号に関する平均値を決定するステップを含むと共に前記逸脱はディジタル電圧信号の該平均値からのある偏差を含んでいる、
   方法。
2. 検出した磁場強度に比例したアナログ電圧信号を発生させる磁場強度センサ（３０２）を用いてメータ（１０６）の近傍の磁場強度を連続的に検出する前記ステップは、レシオメトリックホール効果センサを用いてメータ（１０６）の近傍の磁場強度を検出するステップを含むと共に、磁場強度センサ（３０２）が発生させるアナログ電圧信号は検出した磁場強度と直線的に比例している、請求項１に記載の方法。
3. 決定した前記平均値は規定されたある時間ウィンドウにわたって決定した移動平均値でありかつ該逸脱はディジタル電圧信号が該平均値から概ね±１０パーセントだけ外れることを含む、請求項１乃至２のいずれかに記載の方法。
4. 改ざんを示すためのアラームをトリガーするステップであって、前記逸脱が規定されたある時間期間にわたって連続して生じたときに該アラームがトリガーされるトリガーステップをさらに含む請求項３に記載の方法。
5. 改ざんを示すためのアラームをトリガーするステップであって、トリガーメータ（１０６）の位置での機械式アラームのトリガー、メータ（１０６）の位置での電気機械式アラームアラームのトリガー及び遠隔箇所に送られる電子式信号のトリガーからなる群から選択されるアラームがトリガーされるトリガーステップをさらに含む請求項１乃至４のいずれかに記載の方法。
6. 磁気改ざん検出を備える公益サービスメータ（１０６）であって、
   メータ（１０６）の近傍の磁場強度を検出すると共に該検出した磁場強度に比例したアナログ電圧信号を連続的に発生させている磁場強度センサ（３０２）と、
   検出した磁場強度に比例したアナログ電圧信号を連続して受け取ると共に該アナログ電圧信号をディジタル電圧信号に変換している少なくとも１つのアナログ対ディジタル変換器（ＡＤＣ）（４０２）と、
   メモリ（４０６）と、
   １つまたは複数のプロセッサ（４０４）であって、
   前記ディジタル電圧信号をメモリ（４０６）内に間欠的に保存して、前記メモリ（４０６）内に複数の前記ディジタル電圧信号を保存すること、
   メータ（１０６）の改ざんを示す逸脱について保存された前記複数のディジタル電圧信号を監視すること、
   保存した複数の前記ディジタル電圧信号に関する平均値を決定することであって、前記逸脱はディジタル電圧信号の該平均値からのある偏差を含んでいる、前記平均値を決定すること、
   改ざんを示すためのアラームをトリガーすることであって、前記改ざんが、所定の期間の間にある偏差が生じることを含む、前記トリガーすること、
   を行うように構成された１つまたは複数のプロセッサ（４０４）と、
   を含む公益サービスメータ（１０６）。
7. 前記磁場強度センサ（３０２）はレシオメトリックホール効果センサを含んでおり、かつ磁場強度センサ（３０２）が発生させる前記アナログ電圧信号は検出した磁場強度と直線的に比例している、請求項６に記載の公益サービスメータ（１０６）。
8. 逸脱についてディジタル電圧信号を監視するように構成された前記１つまたは複数のプロセッサ（４０４）は前記保存したディジタル電圧信号に関する平均値を決定するように構成された１つまたは複数のプロセッサ（４０４）を含むと共に前記逸脱はディジタル電圧信号の該平均値からのある偏差を含んでおり、該１つまたは複数のプロセッサ（４０４）は規定されたある時間ウィンドウにわたる移動平均を決定するように構成され、かつ逸脱についてディジタル電圧信号を監視するように構成された該１つまたは複数のプロセッサ（４０４）は１つまたは複数のディジタル電圧信号が該平均値から概ね±１０パーセントだけ外れていることを決定するように構成された１つまたは複数のプロセッサ（４０４）を含む、請求項６乃至７のいずれかに記載の公益サービスメータ（１０６）。
9. 改ざんを示すためのアラームをトリガーするように構成された１つまたは複数のプロセッサ（４０４）であって、トリガーメータ（１０６）の位置での機械式アラームのトリガー、メータ（１０６）の位置での電気機械式アラームアラームのトリガー及び遠隔箇所に送られる電子式信号のトリガーからなる群から選択されるアラームをトリガーするように構成された１つまたは複数のプロセッサ（４０４）をさらに備える請求項６乃至８のいずれかに記載の公益サービスメータ（１０６）。
10. 非一時的コンピュータ読み取り可能媒体上に保存されたコンピュータ実行可能コードからなるコンピュータプログラムであって、該コンピュータ実行可能コードは、
    複数のディジタル電圧信号の各々をメモリ（４０６）内に間欠的に保存させるための命令であって、前記複数のディジタル電圧信号は検出した磁場強度値に比例しておりディジタル電圧信号に連続的に変換を受けるアナログ電圧信号を発生させる磁場強度センサ（３０２）により連続的に検出されるに従ってメータ（１０６）の近傍の磁場強度を示している命令と、
    逸脱についてディジタル電圧信号を監視するための命令であって、該逸脱はメータ（１０６）の改ざんを示している命令と、
    前記保存した複数のディジタル電圧信号の平均値の決定するための命令と、
    前記保存した複数のディジタル電圧信号の１つを前記平均値と比較する命令と、
    を含み、
    前記逸脱はディジタル電圧信号の該平均値からの前記複数のディジタル電圧信号の前記１つの偏差を含んでいる、コンピュータプログラム。