JP2012105297A - 移動ノード、アクセスゲートウェイ、位置管理装置および移動パケット通信システム - Google Patents

移動ノード、アクセスゲートウェイ、位置管理装置および移動パケット通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】Edge Mobilityに準拠した移動ノードとアクセスゲートウェイと位置管理装置を備える移動通信システムにおいて、移動ノードは複数のネットワークアクセスシステムを介して複数の通信経路を確立し、最適な経路を選択してパケットの配送を行う。
【解決手段】移動ノード31は、コアネットワーク5の第1及び第2のアクセスゲートウェイ7,11に対して接続を要求し、それぞれの位置管理装置に位置登録を行った後に、単一のIPアドレスで通信するコアネットワーク5における全ての経路情報を取得して記憶し、記憶した経路情報に基づいて第1及び第2のアクセスシステムを通して接続するアクセスゲートウェイ7,11と同時に通信を行う。あるいは優先して使用するアクセスゲートウェイ7,11を選択する。
【選択図】図3

Description

本発明は、Edge Mobilityに準拠したパケット通信システムにおける移動ノード、アクセスゲートウェイ、位置管理装置およびパケット通信システムに関する。
インターネットにおいて、ノードが接続するリンクを移動に伴って次々と変更しても、通信相手のノードと通信を継続することができるIP層のモビリティを提供する技術としてEdge Mobilityがある(例えば、下記非特許文献1参照)。
Edge Mobilityは、図1に示すように、移動ノード1・3の接続するネットワークをコアネットワーク5とし、コアネットワーク5内部に移動ノード1・3のデフォルトルータとなるアクセスゲートウェイ(MAG:Mobile Access Gateway)7・11と、移動ノード1・3の帰属するMAG7・11を管理する位置管理装置(LMA: Local Mobility Anchor)15を定義している。
LMA15は、移動ノード1・3の接続するMAG7・11を移動ノード1・3の位置情報として、移動ノードの識別情報とMAGの識別情報との対応関係を管理する(15a)。LMA15では、移動ノード1・3の移動に伴い、接続するMAG7・11を更新し続けることで位置情報を維持する。
移動ノード1・3は、自身を識別する一意なIPアドレスを保持し、移動ノード1・3間の送受信パケットの送信先および送信元に指定してコアネットワーク5へ送信する。コアネットワーク5の移動ノード1・3との接続部となるMAG7・11は、パケットをLMA15へ転送する。LMA15は、位置情報15aから送信先の移動ノード(例えば移動ノード3)が帰属するMAG(例えばMAG11)を取得し、転送する。
したがって、コアネットワーク5の内部では、MAGとLMAによりパケットの転送により移動ノード1・3間のパケットが配送される。
パケット配送の具体例について図1、図2を参照しながら説明する。
例えば、移動ノード(1)1は、移動ノード(2)3宛のパケットを送信する(図2(a))。パケットの送信元は移動ノード(1)1のIPアドレスであり、送信先のアドレスは移動ノード(2)のIPアドレスである。
送信されたパケットは、移動ノード(1)1のデフォルトルータであるMAG(1)7が受信する。MAG(1)7は、コアネットワーク5内のLMA15へパケットを転送する。転送手段には、MAGとLMAとによるパケットのカプセル化による転送(図2(b)参照)や、GREトンネリング(非特許文献2参照)によるトンネリングや、MPLS(非特許文献3参照)によるラベルスイッチングなどで実現することができる。
LMA15では、転送されたパケットの宛先である移動ノード(2)3の位置情報からMAG(2)11を取得し、MAG(2)11へ転送する(図2(c))。
MAG(2)11では、転送されたパケットの宛先である移動ノード(2)3が帰属移動ノードであることにより、移動ノード(2)へパケットを配送する(図2(d))。このように、移動ノード(1)1から移動ノード(2)3へのパケットは、コアネットワーク5の内部では、MAGとLMAの管理する位置情報に基づいた転送により配送される。移動ノード(2)3から移動ノード(1)1へのパケットは、送信元と送信先のIPヘッダを変更しながら上記の順と逆をたどって届けられる(図2(e)〜 (h))。
Edge Mobilityでは、上記の方法により、移動ノードは移動に伴い、デフォルトルータであるMAGを変更することのみで通信を継続する。コアネットワーク内部ではLMAとMAGにおいて位置情報を更新しパケット転送を行うことで、移動ノード間の通信を実現する。これにより、Edge Mobilityでは、移動ノードが行う移動処理を最低限にし、無線区間の制御信号数の削減が実現できる利点をもつ。
H. Levkowetz, Ed, et al., "draft-giaretta-netlmm-dt-protocol-01" NetLMM WG Internet-Draft September 18, 2006 Farinacci, D. et al., "Generic Routing Encapsulation(GRE)", RFC 2784, March 2000. Rosen, E., el al., "Multiprotocol Label Switching Architecture", RFC 3031, January 2001. 3GPP TS 23.003V5.2.0, "Numbering, addressing and identification(Release 6), " March, 2004.
しかしながら、上記の背景技術においては以下のような問題がある。
Edge Mobilityでは、移動ノードは、システム内で移動ノードをユニークに識別する識別子で識別される。識別しには、電話番号や加入者情報など移動ノードを個別に識別する事業者の割り当てるIDを用いることが可能である。さらに、前記識別子には、IPアドレスも用いることができる。LMAでは、前記の移動ノードの識別情報に対して、移動ノードが接続するMAGを位置情報として管理する。移動ノードの移動に伴い接続するMAGが変更された場合には、LMAにおいて対応情報を更新する。従来では、LMAは、移動ノードに対して単一のMAGを位置情報として管理する(移動ノード1とMAG1、移動ノード2とMAG2)ため、移動ノードが複数の無線アクセスシステムに同時に接続し、接続する複数のMAGをLMAへ位置情報として登録することができないという問題がある。
移動ノードが複数の無線アクセスシステムへ接続する例は、例えば携帯電話のような移動通信端末が、セルラ網へ接続する無線アクセスシステムと無線LANへ接続する無線アクセスシステムへ接続するための送受信装置を備えるような場合であり、移動通信端末が単一のIPアドレスでそれぞれの無線アクセスシステムを経由して通信相手との通信路を複数保持する例である。
具体的には、図3に示すように、移動ノード31・33は複数の送受信機31a、31b・33a、33bを備え、それぞれがコアネットワーク5の異なるMAG7・11・17・21に帰属する。送受信機31a、31bは、それぞれ異なる無線アクセスシステムにより接続される。同様に、33a、33bも、それぞれ異なる無線アクセスシステムにより接続される。例えば、送受信機の一方をセルラネットワークなどの携帯電話で用いられる無線アクセスシステムにより接続し、他方は無線LANのような無線アクセスシステムにより接続する。つまり、移動ノード31・33は、セルラネットワークと無線LANとの2つの無線アクセスシステムを用いて同時接続する。それぞれのアクセスシステムにより接続するMAGを図3のようにMAG(1)7とMAG(2)11のように設けることで、MAGは単一のアクセスシステムにより移動ノード31の接続を許容することができる。図3に示すように、移動ノード(1)31を、複数の送受信機31a・31bで同時にコアネットワーク5へ接続することができれば、セルラネットワークのアクセスシステムと無線LANのアクセスシステムの双方を備えた移動ノード31は、その双方を同時に利用することができ、無線リンクの状態やアプリケーションの特性などの要素によりいずれか一方を選ぶだけで使い分けることができる。例えば、無線LANの伝送能力が高く、移動ノードが大量のデータ送受信を必要とするようなアプリケーションの通信を必要とした場合には、無線LANのアクセスシステムにより通信を行う。また、大量のデータ伝送を必要とせず、高速に移動するような状況となった場合には、セルラシステムによる通信を行うなどができる。
しかしながら、図3に示すように、移動ノード(1)31が複数の無線アクセスシステムに接続する送受信機31a・31bを備え、それぞれの送受信機31a・31bを介してコアネットワーク5へ接続した場合、接続点であるMAG(1)7とMAG(2)11とを位置情報としてLMA15は位置管理を行うことはできない。さらに、上記問題を解決したとしても、移動ノード31において、MAG(1)7を経由した経路とMAG(2)11を経由した経路を選択するための手段がない。同様に、LMA15においても、移動ノード(1)31へのパケット転送において、MAG(1)7を経由した経路とMAG(2)11を経由した経路とのうち、いずれかを選択する手段がないという問題がある。
本発明においては、Edge Mobilityに基づくネットワークにおいて、複数のアクセスネットワークへ接続することができる複数の送受信機を備えた移動ノードは、それぞれのアクセスシステムを通して複数の通信路を確立し、単一のIPアドレスを用いて通信を行う手段を提供することを目的とする。
また、移動ノードは、単一のIPアドレスを用いた通信を行う間に、無線アクセスシステムを切り替えて通信を継続することができるハンドオーバを実現する移動ノード、アクセスゲートウェイ、位置管理装置およびパケット通信システムを提供することを目的とする。
上記の課題は以下のような手段によって解決することができる。
(移動ノード)
本発明による移動ノードは、移動ノードとアクセスゲートウェイ(MAG: Mobile Access Gateway)と位置管理装置(LMA: Local Mobility Anchor)とを含んで構成されるパケット通信システムのおける移動ノードであって、コアネットワークへ接続する複数のネットワークアクセスシステムによる送受信機を備え、それぞれの送受信機が接続するMAGに対して位置登録を行う位置登録通知手段と、それぞれの送受信機のアクセスシステムを通して接続するすべてのMAGに対する経路情報を取得し、前記経路情報を記憶する記憶手段と、前記経路情報に基づいてパケットを送信する送信手段とを備える。さらに、接続する複数のMAGから優先して使用するMAGを選択する選択手段と、選択したMAGを通知する通知手段と、選択したMAGに対してパケットを送信するパケット送信手段と、を備える。
上記構成により、移動ノードは、複数の無線アクセスシステムを通してコアネットワークに接続し、それぞれのアクセスシステムを介して異なるMAGによりコアネットワークに接続することができ、複数の通信路を確立することが出来る。さらに、移動ノードは、優先して使用するMAGを選択し、MAGへ通知することで、無線アクセスシステムを切り替えて通信相手となるノードと通信継続するハンドオーバと、を行うことができる。
(アクセスゲートウェイ:MAG)
また、本発明によるMAGは、Edge Mobilityに準拠したパケット通信システムにおける移動ノードに対するアクセスゲートウェイであり、自己のMAGに帰属する移動ノードの位置登録をLMAに対して行ない、移動ノードに対してMAGとLMA間で転送路を確立するとともに、移動ノードが優先して使用するMAGを選択した旨を表す通知を受信し、LMAへ自MAGが選択されたことを通知する手段を備える。
このように構成することにより、移動ノードの位置情報として複数のMAGをLMAへ通知することができる。さらに、移動ノードが選択するMAGをLMAへ通知することができる。
(位置管理装置:LMA)
移動ノードの複数のアクセスシステムを通してネットワークへ接続し、それぞれの接続点となる複数アクセスゲートウェイを、移動ノードの位置情報として保持し、前記移動ノードへ宛てたパケットの転送先とする。
また、本発明によるLMAは、Edge Mobilityに準拠したパケット通信システム上に存在する位置管理装置であり、移動ノードに対して複数のMAGを位置情報として取得し、位置情報を登録する登録手段と、移動ノードが優先して使用するMAGの情報取得し、前期MAGを登録する登録手段と、前記情報に基づいてMAGを選択して移動ノードへパケットを送信するパケット送信手段と、を備える。
このように構成することにより、LMAは、移動ノードに対して複数のMAGを介した複数の通信路を確立することができる。さらに、移動ノードの選択したMAGを経由して優先してパケット配送を配送することができる。
(通信システム)
また、本発明によるパケット通信システムは、Edge Mobilityに準拠した移動ノードとMAGとLMAとを備えた通信システムであり、移動ノードは、複数のアクセスシステムへ接続する複数の送受信機を備え、それぞれのアクセスシステムを通してコアネットワークへ接続する。さらに、移動ノードは、それぞれのアクセスシステムを通して接続するMAGに対して位置登録を行う位置登録通知手段と、それらすべてのMAGに対する経路情報を取得し、前記経路情報を記憶する記憶手段と、前記経路情報に基づいてパケットを送信する送信手段と、を備え、MAGは、移動ノードに対するアクセスゲートウェイであり、自MAGに帰属する移動ノードの位置登録をLMAに対して行なうとともに、帰属する移動ノードのMAG選択の通知を受信し、LMAへ対して選択したMAGを通知する手段を備え、LMAは、位置管理装置であり、移動ノードに対して複数のMAGを位置情報として取得し、位置情報を登録する登録手段と、移動ノードの選択するMAGを取得し、選択情報を登録する登録手段と、前記選択情報に基づいてMAGを選択して移動ノードへパケットを送信するパケット送信手段と、を備える。
このように構成することにより、移動ノードでは、複数のアクセスシステムを経由してコアネットワーク接続を行うことができ、通信データの送受信において優先的に使用するアクセスシステムを決定することができる。また、コアネットワーク内のLMAにおいては、移動ノードに対して複数の送信経路をもつことができるとともに、移動ノードが望む優先経路を選択してパケットを配送することができる。
また、移動ノードとLMAにおいて、優先する経路を切り替えることで、移動ノードにおいてアクセスシステムを切り替えたハンドオーバを実現することができる。
(通信方法等)
本発明の他の観点によれば、Edge mobilityに準拠した移動ノードとアクセスゲートウェイと位置管理装置とを含んで構成されるパケット通信システムのおける移動ノードの制御方法であって、コアネットワークへ接続する複数のネットワークアクセスシステムによる送受信機が接続するアクセスゲートウェイに対して位置登録を行う位置登録通知ステップと、それぞれの前記送受信機のアクセスシステムを通して接続するすべてのアクセスゲートウェイに対する経路情報を取得し該経路情報を記憶するステップと、前記経路情報に基づいてパケットを送信するステップと、を備えることを特徴とする移動ノードの制御方法が提供される。
さらに、接続する複数のアクセスゲートウェイから優先して使用するアクセスゲートウェイを選択するステップと、選択したアクセスゲートウェイを通知するステップと、選択したアクセスゲートウェイに対してパケットを送信するパケット送信ステップと、を備えることが好ましい。上記ステップを、コンピュータに実行させるためのプログラム、プログラムを記録する記録媒体であっても良く、プログラムを取得する方法は伝送媒体であっても良い。
本発明によれば、Edge Mobilityに準拠した移動ノードは、複数のアクセスシステムを通してコアネットワークへ接続し、複数の通信路を確立する。さらに、単一のIPアドレスを用いて複数の通信路を介して同時に通信を行うことができる。さらに、移動ノードは単一のIPアドレスによってアクセスシステムを切り替えて通信を継続するハンドオーバを行うことができる。
これにより、通信事業者などが運用する大規模なネットワークをEdge Mobilityに準拠したネットワークで構築した場合、通信事業者は複数の無線アクセスシステムで移動ノードの接続を許容することができる。
移動ノードは、その通信事業者網への接続に、セルラネットワークの無線アクセスシステムとWLANなどアクセスシステムにより同時に接続することができる。さらに、移動ノードは、双方のアクセスシステムを介して単一のIPアドレスで通信することができる。これにより、例えば通信事業者は、アプリケーションやプリファレンスにしたがって、セルラネットワークのアクセスシステムを介して通信させたり、WLANなどのアクセス網を介して通信させたりするなどの制御が可能になる。
また、従来のハンドオーバ手続きは、一方の接続から他方の接続に切り替えて行っていたのに対して、本発明では、移動ノードは同時接続が実現できることにより、接続手続きを完了してから、通信データの通信路の選択のみでシームレスにハンドオーバすることができる。
Edge Mobilityパケット通信システムの一構成例を示す機能ブロック図である。 図1に示すシステムにおけるパケット配送の具体例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパケット通信システムの一構成例を示す機能ブロック図である。 移動ノードの一構成例を示す機能ブロック図である。 アクセスゲートウェイ(MAG)の一構成例を示す機能ブロック図である。 位置管理装置(LMA)の一構成例を示す機能ブロック図である。 移動ノードの処理の流れを示すフローチャート図である。 アクセスゲートウェイ(MAG)の処理の流れを示すフローチャート図である。 位置管理装置(LMA)の処理の流れを示すフローチャート図である。 パケットフォーマットの構成例を示す図である。 情報の流れを示すシーケンス図である。 移動ノード間の通信フローを示すシーケンス図である。
以下に、本発明の一観点によるパケット通信システムについて図面を参照しながら説明する。本実施の形態による通信技術は、Edge Mobilityに準拠し、図3に示すように、移動ノードが複数のネットワーク接続点をもってコアネットワークに接続し、コアネットワーク内部には移動ノードのデフォルトルータとなるアクセスゲートウェイ(MAG: Mobile Access Gateway)を複数配置するとともに位置管理装置(LMA: Local Mobility Anchor)を配置する。
(移動ノード構成)
最初に、本実施の形態による移動ノードについて説明する。移動ノード(MN)31・33は、図4に示すように2つ以上のアンテナ(ここでは、2つのアンテナ41・43)を備える送受信機(1)45・(2)47と、記憶装置51と、を備え、送受信機(1)45・(2)47と記憶装置51に接続された位置情報通知部53、MAG選択部55、経路情報登録部57、パケット送信部61を備えている。
送受信機(1)45・(2)47は、無線通信を行なうアンテナ41・43を備え、パケット送受信を行なう。無線通信システムは、無線LANによる無線通信、もしくは、セルラネットワークによる無線通信、もしくは、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信システムにより移動ノード31・33と無線接続する。
記憶装置51は、デフォルトルータとなるMAG情報を管理するデフォルトルータリストを記憶する。経路情報には複数のMAG情報をもち、移動ノードにより通信に用いるMAGの選択情報を併せて記憶する。
位置情報通知部53は、接続するMAGの変更を検知し、自移動ノードを識別する識別情報をコアネットワークへ通知する。
経路情報登録部57は、デフォルトルータとなるMAG情報を取得し、記憶装置51に記憶されたデフォルトルータリストに登録する。
MAG選択部55は、記憶装置51に記憶されたデフォルトルータリストに登録された複数のMAGのうち、通信に使用するMAGを選択し、コアネットワークへ通知するとともに記憶部に登録する。
パケット送信部61は、記憶装置51のデフォルトルータリストをもとに、MAGへパケットを送信する。
(アクセスゲートウェイ:MAG構成)
次に、本実施の形態によるMAGについて説明する。MAGは、図5に示すように、アンテナ71・73を備える無線送受信機75とコアネットワークと接続するコアネットワーク送受信機77と記憶装置81とを備え、各送受信機75・77と記憶装置81と接続する帰属移動ノード登録部83と位置情報通知部85とデフォルトルート通知部87とパケット送信部89とを備える。
無線送受信機75は、無線通信を行なうアンテナ71を備えパケットの送受信を行なう。無線通信システムは無線LANによる無線通信もしくは、セルラネットワークによる無線通信もしくは、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信システムにより移動ノードと無線接続する。
コアネットワーク送受信機77は、コアネットワーク内部に接続し、パケットの送受信を行なう。接続にはインターネットのルータ間で用いられるEthernet(登録商標)などのL2技術を用いて有線接続する。
帰属移動ノード登録部83は、自MAGへ帰属する移動ノードを記憶部の位置情報管理表に登録する。さらに、移動ノードが通知するMAG選択情報も併せて記憶部に登録する。
デフォルトルート通知部87は、自MAGへ帰属する移動ノードに対して自MAGの情報を通知する。通知情報は移動ノードが自MAGをデフォルトルータとするための経路情報である。
位置情報通知部85は帰属移動ノードの識別情報と位置情報として自MAG情報をLMAへ通知する。さらに、移動ノードが通知するMAG選択情報をLMAへ通知する。
記憶部81は、上記の移動ノードの位置情報に加え、LMAを記憶する。帰属する移動ノード以外へ宛てたパケットの転送先をLMAとするために、帰属する移動ノード以外の移動ノードの位置情報をLMAとする。LMA情報の取得は、MAG管理者による設定や、移動ノードからの位置登録に併せて通知することによる移動ノード毎に異なるLMAの設定をする。
パケット送信部89は、記憶装置81の位置情報管理表を元に送信先を決定し、帰属移動ノードへのパケットは移動ノードへ転送し、その他のパケットはLMAへ転送する。
(LMAの構成)
次に、本実施の形態によるLMAについて説明する。LMAは、図6に示すように、コアネットワーク91に接続する送受信機93と記憶装置95を備え、送受信機93と記憶装置95とにそれぞれ接続する位置情報登録部97とパケット転送部99とを備える。
送受信機93は、コアネットワーク91内部に接続し、パケットの送受信を行なう。接続にはインターネットのルータ間で用いられるEthernet(登録商標)などのL2技術を用いて有線接続する。
位置情報登録部97は、MAGから通知を受けた位置情報を記憶装置95の位置情報管理表に登録する。移動ノードに対する位置情報としてMAGを登録する。位置情報であるMAGは、移動ノードに対して複数登録することができる。さらに、LMAはMAGからの通知により、移動ノードがMAGを選択するMAG選択情報を取得し、記憶装置95の位置情報管理表に登録する。
パケット転送部99は、記憶装置95の位置管理表を元にMAGを選択し、移動ノードへのパケットをMAGへ転送する。
(位置情報作成処理)
次に、各ノードにおける位置情報の作成処理の流れについて説明する。
(移動ノードの位置情報作成処理)
移動ノードは、起動される場合および移動に伴いMAGを変更するハンドオーバが実行される場合、MAGへ帰属を要求する。図7(a)は処理の流れを示すフローチャート図である。図11(a)は情報の流れを示すシーケンス図である。
より具体的には、移動ノード11は、電源がONにされた場合のように、起動時に(ステップS1)、帰属するMAG(1)7に対して、例えばRRC(Radio Resource control)のAssociation Requestメッセージを送信し、帰属要求を行う(201:ステップS2)。この場合の、帰属するMAGの選択は、無線アクセスシステムによる近隣基地局の報知情報を受信し、セルサーチを行なった結果を用いて行なうことができる。
また、無線アクセスシステムによるセルサーチの結果、現在帰属しているMAGよりも品質の高いMAGを発見した場合には、品質の高いMAGへ移動する。MAGの変更には、例えばRRCのReassociation Requestメッセージを送信し、再帰属要求を行うことでハンドオーバする。
具体的には、位置情報通知部53は、Association Request/Reassociation Reauestメッセージに移動ノードの識別情報を含めて送信する。移動ノードの識別は、移動ノードのグローバルIPアドレスもしくはMACアドレスもしくは3GPPのTS23.003V5.2.0などの仕様が定めるUE-IDなどを用いて行なうことができる。もしくは、これらを組み合わせて移動ノードの識別を行なうこともできる。
MAGは、帰属要求に対して処理を完了すると、RRCのAssociation Response/Reassociation Responseメッセージを送信して応答する。詳細は後述する。
移動ノードは、MAGからのAssociation Response/Reassociation Responseを経路情報登録部57により受信し(ステップS11)、MAGのIPアドレス、MACアドレス等のMAG識別情報を記憶部の経路制御表に登録する。図7(b)にその際の処理フローを示す。
移動ノードは、自移動ノードが備える複数のアクセスシステム毎に送受信機を備え、それぞれが接続するMAGに対して上記の処理を行い、記憶装置51のデフォルトルータリストに複数のMAGを保持する(ステップS12)。図11(b)に情報フローを示す(204)。
上記により、移動ノードは複数のアクセスシステムを通してそれぞれMAGへ接続し、単一の移動ノードの識別情報に対して複数のMAGへの経路を保持する。
(MAGの位置情報作成処理)
次に、MAGの位置情報作成処理について説明する。MAGは、自MAGに帰属する移動ノードの位置情報とLMAの位置情報とを登録し、移動ノードの送受信パケットを転送する。
具体的には、帰属移動ノード登録部83は、移動ノードから受信した(ステップS31移動ノードの識別情報を記憶装置81の位置情報管理表に登録する(ステップS32)。情報取得には、例えば移動ノードが送信するAssociation Request/Reassociation Requestを用いる(ステップS33)。識別情報は、移動ノードのグローバルIPアドレスもしくはMACアドレスもしくは3GPPのTS23.003V5.2.0などの仕様が定めるUE-IDなどを用いることができる。処理フローを図8(a)に示す。
また、MAGはLMAの識別情報を記憶装置の位置情報管理表に登録する。LMAの情報取得には、MAGの管理者による設定や、移動ノードからの通知により取得する。移動ノードからの通知には、例えばAssociation Request/Reassociation RequestにLMA情報を含めることで取得する。LMAの識別は、コアネットワーク内のルーティングを実現するLMAのIPアドレスで行なう。
次に、MAGは、位置情報通知部85で、帰属移動ノードの位置登録をLMAに対して行う(ステップS41)。位置情報通知部85は、移動ノードの識別情報と自MAG識別情報とを通知する。処理を図8(b)に示す。図11(c)に情報フローを示す(202)。
位置情報を受信したLMAは登録情報を更新し、情報更新を完了したことをMAGへ応答する(位置登録要求:203)。図11(d)に情報フローを示す。LMAの処理の詳細は後述する。
MAGは、LMAからの応答を受信し(ステップS51)、位置情報登録部97によりLMAを位置情報管理表に登録する(ステップS52)。LMAは帰属移動ノード以外のすべての移動ノードに対する位置情報として使用する。処理フローを図8( c )に示す。MAGは移動ノードの帰属要求に対してLMAへの位置登録処理を行う(205)。移動ノードが複数の送受信装置によりネットワーク接続を試みると、各接続点となるMAGはそれぞれLMAに対して位置登録を行う(206)。図11(e),(f)に情報フローを示す。
移動ノードが複数のMAGに接続し、一方の接続点であるMAG1からの位置登録が図(c)、(d)のシーケンスで実現され、他方の接続点であるMAG2からの位置登録が図(e)、 (f)で実現される。MAG1、MAG2の処理は、移動ノードからの要求をトリガに位置登録を行うため、各MAGにおける処理のフローは同様であり、図8(b)、 (c)で示すことができる。
上記により、MAGは、移動ノードの帰属処理に伴い、移動ノードに対する位置情報をLMAへ登録するとともに、帰属する移動ノードの位置管理を行う。
(LMAの位置情報作成処理)
次に、LMAにおける位置情報作成処理について説明する。
LMAは、移動ノードの位置情報をMAGより取得し、位置情報を管理する。移動ノード宛てのパケット転送時には移動ノードの位置するMAGを解決しパケット転送を実現する。移動ノードは複数の送受信機を備え、それぞれにおいてコアネットワークへ接続し、位置登録を行う。したがって、LMAは移動ノードに対して複数のMAGを位置情報として管理する。
具体的には、位置情報登録部97は、MAGからの位置登録要求により(ステップS71:202)、移動ノードの位置情報をMAGから取得し、記憶装置の位置情報管理表に登録する(ステップS72)。図11(c)に情報フローを示す。位置情報は、移動ノードの識別情報とMAGの識別情報との対応である。移動ノードの識別はグローバルIPアドレスもしくはMACアドレスもしくは3GPPのTS23.003V5.2.0などの仕様が定めるUE−IDなどを用いて行なう。MACの識別は、コアネットワーク内でルーティングが行えるMAGのIPアドレスを用いて行う。LMAは登録後、MAGへ位置登録要求の応答を返信する(ステップS73:203)。処理フローを図9(a)に示す。図11(d)に情報フローを示す。
移動ノードが、複数の送受信機でコアネットワークに接続するとコアネットワーク内の複数のMAGから位置情報の通知を受ける。したがって、LMAは移動ノードに対して複数のMAGを位置情報として登録する。図11(e), (f)に情報フローを示す。
上記により、LMAは移動ノードの単一の識別情報に対して複数のMAGを位置情報として管理することで、移動ノードへ宛てたパケットに対して複数の転送先の位置情報を保持することができる。これにより、移動ノード間は複数の通信路を持つことができ、例えば図3において、移動ノード(1)7が任意にデフォルトルータを選択して移動ノード(2)11へパケットを送信しても、パケットはLMA15に到達する。さらに、LMA15は任意に通信路を選択してもパケットは移動ノード(2)33へ到達する。情報の配送は図11(g)および図11(h)に示す2つの配送路で送受信することができる(207、208、209、210)。
(MAG選択手段)
次に、移動ノードによる通信路の選択処理について処理フロー図7(c)を参照しながら説明する。移動ノードは、接続する複数のMAGのから唯一のMAGを選択することで通信路を選択する。
MAG選択部55は、MAG選択情報をMAGに通知する。MAG選択情報は、選択したMAGへ無線接続する送受信機からMAGへ送信する。MAG選択情報は、選択されたMAGを優先的に使用することを識別する情報である。例えPrimary Flagを移動ノードが送信するRRCのAssociation Request/Reassociation Requestに付加することで通知する。Primary FlagをONにすることで優先使用することを判断する。図11の例では、例えば移動ノード1はMAG(1)7への帰属要求(図11(a):201)に対してはPrimary FlagをONにして通知し、MAG(2)11への帰属要求(図11(b):204)に対してはPrimary FlagをOFFにして通知する。
MAG選択情報の通知は、起動時やハンドオーバ時に行うことができる。さらに、移動ノードのユーザによる任意の時点での通知を行なうことができる。さらには、複数の送受信装置のうち、図3に示すように、Primaryとして使用している送受信装置の無線状態の悪化を検知してPrimaryを切り替えて通知することができる。さらには、複数の送受信装置のうち、Primaryとして使用していなかった送受信装置の無線状態が良好になったことを検知してPrimaryを切り替えて通知することができる。例えば、送受信装置(1)31aの無線状態(L1)が悪化すると、移動ノード(1)31のPrimaryを送受信装置(2)31bに変える(L2)ことにより通信を継続することができる。
MAGの選択手段は、送受信装置の通信速度などの能力や状態を基準としてMAGを選択することができる。また、移動ノードのユーザの嗜好による選択も可能である。
さらに、移動ノードは、MAG選択情報を記憶装置51のデフォルトルータリストに登録する。例えば、デフォルトルータリストには、選択したMAGをPrimary Flagとともに記憶する。
次に、MAGにおける通信路の選択処理について処理フロー図8(d)に基づいて説明する。
MAGは、移動ノードから通知を受けたMAG選択情報(ステップS61)をLMAへ通知する(ステップS62)。例えば、MAGはLMAへ通知する位置情報にPrimaryフラグを付加することによりMAG選択情報を通知する。Primary FlagをONにすることで、MAGは優先選択されるべきであることを通知する。図11の例では、MAG1は、LMAへの位置登録要求に対してPrimary FlagをONにして通知し(図11( c )202)、MAG2はLMAへの位置登録要求に対してPrimary FlagをOFFにして通知する(図11(e)205)。Primary FlagのON/OFFは移動ノードからの要求に対応して決定される。
次に、MAGにおける通信路の選択処理の流れについて処理フロー図9(b)により説明する。
LMAは、MAGから受信したMAG選択情報を(ステップS81)位置情報管理表(図3の15a)へ登録し(ステップS82)、MAGを選択してパケット転送を行う(ステップS83)。例えば、位置情報登録部97は、位置情報管理表15aの登録MAGのうち、選択するMAGに対してPrimary FlagをONにして保持する。パケットの転送時にはPrimary FlagがONになっているMAGを選択してパケット転送を行う。
これにより、図3に示すように、移動ノード(1)31とLMA15において、移動ノード(1)31とLMA15間のMAG(1)7とMAG(2)11を介した経路のうち、MAG(1)7を経由した経路を優先的に使用することが共有できる。さらに、同様の手法を用いて、移動ノード(2)33とLMA15において、移動ノード(2)33とLMA15間のMAG(3)17とMAG(4)21を介した経路のうち、MAG(3)17を経由した経路を優先的に使用することが共有できる。
(パケット送受信処理)
次に、図3のネットワーク構成図と図10のパケットフォーマットと図12の情報フローを用いて移動ノード間のパケット送受信について説明する。
図3に示すように、移動ノード(1)31は、送受信装置(1)31a、および送受信装置(2)31bを備え、それぞれMAG(1)7、MAG(2)11によりコアネットワーク5へ接続している。また、 移動ノード(2)33は、送受信装置(3)33a、および送受信装置(4)33bを備え、それぞれMAG(3)33a、MAG(4)33bによりコアネットワーク5へ接続している。コアネットワーク5には、移動ノードの位置管理を行うLMA15が設けられている。
先に述べた手法により、図11において説明した位置登録ステップで、移動ノード(1)31aは、送受信装置(1)31aをPrimaryとして使用し、移動ノード(2)33は送受信装置(3)33aをPrimaryとして使用するための、すでに示した位置登録処理が完了している。
移動ノード(1)31が移動ノード(2)33へパケットを送信する場合について説明する。図10に示すパケットフォーマットを適宜参照する。移動ノード(1)31は、デフォルトルータリスト31cのMAGのPrimary FlagからMAG(1)7を選択し、MAG(1)7をデフォルトルータとしてパケット送信を行う(図10(a):移動ノード(1)31からMAG(1)7)。
MAG(1)7は、パケットを受信し、位置情報管理表15aから宛先が帰属移動ノードでないことからLMA15を解決し、LMA15へパケットを転送する(図10(b):MAG(1)7からLMA15)。図10(b)では、パケットの送信元をMAG(1)7とし、送信先をLMA15として、カプセル化して転送する例を示したが、GREトンネリング(非特許文献3)などの転送技術、レイヤー2のラベルスイッチング技術であるMPLS(非特許文献4)を用いた転送を行うことができる。
LMA15は、パケットの宛先である移動ノード(2)33から一情報管理表を検索し、移動ノード(2)33のPrimary FlagがONであるMAG(3)17を取得し、MAG(3)17へパケット転送を行う(図10(c):LMA15からMAG(3)17)。図10(c)では、パケットを送信元をLMAとし、送信先をMAG(3)17として、カプセル化して転送する例を示したが、GREトンネリング(非特許文献3)などの転送技術や、レイヤー2のラベルスイッチング技術であるMPLS(非特許文献4)を用いた転送を行うことができる。
MAG(3)17は、送信先のアドレスが移動ノード(2)33であることをもとに、位置情報管理表から移動ノード(2)33が帰属ノードであることを解決し、移動ノード(2)33にパケットを配送する(図10(d):MAG(3))。
移動ノード(2)33はMAG(3)17から転送された移動ノード(1)7からのパケットを受信する。
移動ノード(2)33から移動ノード(1)7へ宛てたパケットは、上記処理を逆に行うことで配送する(図10(e), (f), (g), (h)参照)。図12において、(a)移動ノード間の通信パケット配送路1は、移動ノード(1)31−MAG(1)7−LMA15−MAG(3)17−移動ノード(2)33(221、222、223、224)であり、(b)移動ノード間の通信パケット配送路2は、移動ノード(1)31−MAG(2)11−LMA15−MAG(3)17−移動ノード(2)33(225、226、227、228)であり、c)移動ノード間の通信パケット配送路3は、移動ノード(1)31−MAG(1)7−LMA15−MAG(4)21−移動ノード(2)33(229、230、231、232)であり、d)移動ノード間の通信パケット配送路4は、移動ノード(1)31−MAG(2)11−LMA15−MAG(4)21−移動ノード(2)33(229、230、231、232)であり、4通りの配送路が設けられる。
ここで、各移動ノードが複数の接続点であるMAGに対してPrimaryとなる接続点を選択することで通信路を決定することができる。具体的には図12において、移動通信端末は図12(a)から(d)に示すように、複数(4通り)の通信路を保持するが、primary flagによる選択により、図12(a)の通信路で通信することができる。
以上をまとめると、図3において、移動ノード(1)31から送信するパケットは、移動ノード(1)31では、Primary FlagがONとなっているMAG(1)7へパケットを送信し、MAG(1)7からLMA15へ転送される。LMA15では、Primary FlagがONとなっているMAG(3)17へパケットを転送し、MAG(3)17から移動ノード(2)33へ配送される。逆に、移動ノード(2)33から移動ノード(1)31へ送信するパケットは、移動ノード(2)33では、Primary FlagがONとなっているMAG(3)17へパケットを送信し、MAG(3)17からLMA15へ転送され、LMA15では、Primary FlagがONとなっているMAG(1)7へパケットを転送し、MAG(1)7から移動ノード(1)31へ配送される。
したがって、移動ノード(1)31とLMA15との間は、移動ノード(1)31とLMA15で共有している優先経路によりパケットの送受信が行うことができ、移動ノード(2)33とLMA15との間は、移動ノード(2)33とLMA15で共有している優先経路によりパケットの送受信が行うことができる。
また、移動ノードは優先したMAGを用いた経路に加え、他の経路も併せて保持しており、優先MAGのみがパケット配送の唯一の経路ではなく、他のMAGを経由してもパケットの配送は行うことができる経路を維持しつづけることが可能となる。
(送受信機を切り替えたハンドオーバ処理)
次に、移動ノード1において送受信機を切り替えたハンドオーバを行なう例を説明する。これまで記述した位置情報登録処理により、図3のように、移動ノード(1)31はMAG(1)7、MAG(2)11へ接続し、移動ノード(2)33はMAG(3)17、MAG(4)21へ接続し、通信路を確立している状態で、移動ノード(1)31はMAG(1)7を選択し、移動ノード(2)33はMAG(3)17を選択してパケットの送受信を行っているとする。具体的には、図12に示す図12(a)の配送路(221〜 224まで)での通信を選択して通信している状態である。
移動ノード(1)31において通信経路をMAG(2)11へ切り替える場合、移動ノード(1)31は、MAG(2)11を選択することを通知することによりMAG(1)からMAG2へ経路を切り替え、ハンドオーバを行うことができる。選択したMAGの通知は、図7(c)に示すように、前述の移動ノードがMAGを選択する処理により行うことができる。
移動ノードから選択したMAGの情報を受信したMAGは、MAG情報をLMAに通知する。受信および通知処理は、図8(d)に示すように、前述したMAGにおけるLMAへの通知処理により行うことができる。LMAは、MAGからの通知を受信し、優先して仕様するMAGをMAG(1)7からMAG(2)11へ切り替える。この処理は、図9(b)のように、前述のLMAにおけるMAG選択の処理を行うことで実現することができる(ステップS81からステップS83)。
つまり、移動ノードとLMAとの間で、複数のMAGを介した経路が確立している状態において、移動ノードの保持するデフォルトルータリストに複数のMAGを保持し、さらにMAGのPrimary Flagの切り替えを行うことと、LMAの保持する位置情報管理表に移動ノードに対して複数のMAGを保持し、さらにMAGのPrimary Flagの切り替え処理をすることでMAGを変更して通信を継続するハンドオーバを行うことができる。
具体的には、図3において、移動ノード1では、デフォルトルータリストのMAG(1)7に付与していたPrimary flagをOFFとし、MAG(2)11のPrimary FlagをONにして、優先使用していたMAGをMAG(1)7からMAG(2)11へ切り替える。さらに、LMA15へMAG(2)11の優先使用することを通知する。LMA15では、位置情報管理表15aのMAG(1)7のPrimary FlagをOFFとし、MAG(2)11のPrimary FlagをONとする。
これにより、移動ノード(1)31と移動ノード(2)33の通信において、移動ノード(1)31から送信するパケットは、移動ノード(1)31では、Primary FlagがONとなっているMAG(2)11へパケットを送信し、MAG(2)11からLMA15へ転送される。LMA15では、Primary FlagがONとなっているMAG(3)17へパケットを転送し、MAG(3)から移動ノード(2)33へ配送される。逆に、移動ノード(2)33から移動ノード(1)7へ送信するパケットは、移動ノード(2)33では、Primary FlagがONとなっているMAG(3)17へパケットを送信し、MAG(3)17からLMA15へ転送され、LMA15では、Primary FlagがONとなっているMAG(1)7へパケットを転送し、MAG(1)7から移動ノード(1)31へ配送される。以上により、図12(a)の配送路(221〜224)で行っていた通信は図12(b)の配送路(225〜228)で通信を継続する。
よって、移動ノード(1)31の通信は、複数のMAGを通して複数の経路を確立したまま、経路を切り替えてのハンドオーバを行うことができる。移動ノードのprimary flagを切り替えるハンドオーバは、移動ノードが利用可能な複数のアクセスシステムのうち、移動ノードによりアクセスシステムを変更して通信を継続するハンドオーバを実現する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、移動ノードが複数のネットワークアクセスシステムを用いてコアネットワークへ同時に接続することを実現し、複数の経路を確立することができる。移動ノードは、複数のネットワーク接続点を保持し、移動ノードによる選択でパケットを送信することができる。移動ノードが送信したパケットはMAGによって転送され、LMAに到達する。LMAは移動ノードに対して複数の位置情報を保持する。位置情報はMAGであり、LMAは複数のMAGから、移動ノードによる要求に応じてMAGを選択し、配送することができる。LMAからパケットを受信したMAGは通信相手となる移動ノードへパケットを配送することで移動ノード間は通信することができる。さらに、複数の経路のうち、優先使用する経路の選択は、移動ノードにより接続する無線アクセスシステムの無線状態やアプリケーションのプロファイルなどにより任意のタイミングで行うことができる。また、移動ノードは利用可能な無線アクセスシステムのうち、優先利用する経路を変更することで、利用する無線アクセスシステムを切り替えるハンドオーバを行って通信を継続することもできる。
尚、本実施の形態によるシステム移動ノードは、例えば通信キャリアが提供する次世代の通信端末であり、コアネットワークは通信キャリア網である。通信キャリアのサポートするネットワークアクセスシステムが多様化し、セルラアクセスシステムや無線LANなどの複数のアクセスシステムによって端末の接続を許容するモデルが想定される。さらに、端末がそれらのアクセスシステムへ同時接続することが可能なシステムである。
本発明は、Edge Mobilityに準拠したパケット通信システムに利用可能である。例えば、携帯端末がセルラ網に接続する無線送受信機と無線LANとで接続する送受信機を備え、それぞれに同時接続するとともに、単一のIPアドレスで通信するシステムに利用できる。
5…コアネットワーク、7、11、17、21…MAG、15…LMA、31、33…移動ノード、31a・31b、33a・33b…送受信装置。

Claims (10)

  1. Edge mobilityに準拠した移動ノードとアクセスゲートウェイと、前記移動ノードの第1及び第2のそれぞれ異なるアクセスシステムを通してネットワークへ接続し、前記第1及び第2のアクセスシステムのそれぞれの接続点となる第1及び第2のアクセスゲートウェイを、前記移動ノードの位置情報として保持し、前記移動ノードへ宛てたパケットの転送先とする位置管理装置と、を含んで構成され、単一のIPアドレスで通信する単一のコアネットワーク内においてそれぞれの接続点となる前記第1及び第2のアクセスゲートウェイを、移動ノードの位置情報として保持し、前記移動ノードへ宛てたパケットの転送先とする前記コアネットワーク内で単一の位置管理装置を前記コアネットワーク内において一括して管理するパケット通信システムにおける移動ノードであって、
    コアネットワークへ接続する前記第1及び第2のアクセスシステムによる第1及び第2の送受信機を備え、前記第1及び第2の送受信機のそれぞれが接続する前記第1及び第2のアクセスゲートウェイに対して接続を要求し、前記第1及び第2のアクセスゲートウェイから前記位置管理装置にそれぞれ位置登録を行わせる位置登録通知手段と、
    それぞれの前記第1及び第2の送受信機の前記第1及び第2のアクセスシステムを通して接続する前記第1及び第2のアクセスゲートウェイに対する前記単一のIPアドレスで通信する前記単一のコアネットワークにおける全ての経路情報を取得し該経路情報を記憶する記憶手段と、
    前記経路情報に基づいて、前記第1及び第2の送受信機の前記第1及び第2のアクセスシステムを通して接続する前記第1及び第2のアクセスゲートウェイのそれぞれから同時に通信を行うことを特徴とする移動ノード。
  2. さらに、接続する前記第1及び第2のアクセスゲートウェイから優先して使用するアクセスゲートウェイを選択する選択手段と、
    選択したアクセスゲートウェイを通知する通知手段と、
    選択したアクセスゲートウェイに対してパケットを送信するパケット送信手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の移動ノード。
  3. 前記選択手段は、前記位置管理装置に設けられる位置情報管理表に記載されるプライマリ情報に基づいて前記第1及び第2のアクセスゲートウェイのうちから優先して使用するアクセスゲートウェイを選択することを特徴とする請求項2に記載の移動ノード。
  4. 前記第1及び第2のアクセスシステムは、それぞれ無線LANと携帯電話とにおけるシステムであることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の移動ノード。
  5. Edge mobilityに準拠した移動ノードとアクセスゲートウェイと、前記移動ノードのそれぞれ異なる第1及び第2のアクセスシステムを通してネットワークへ接続し、前記第1及び第2のアクセスシステムのそれぞれの接続点となる第1及び第2のアクセスゲートウェイを、前記移動ノードの位置情報として保持し、前記移動ノードへ宛てたパケットの転送先とするコアネットワーク内で単一の位置管理装置と、を含んで構成され、単一のIPアドレスで通信する単一の前記コアネットワーク内においてそれぞれの接続点となる前記第1及び第2のアクセスゲートウェイを、移動ノードの位置情報として保持し、前記移動ノードへ宛てたパケットの転送先とする前記単一の位置管理装置を前記コアネットワーク内において一括して管理するパケット通信システムにおけるアクセスゲートウェイであって、
    自己のアクセスゲートウェイに帰属する移動ノードの位置登録を前記位置管理装置に対して行なうとともに、帰属する移動ノードにおけるアクセスゲートウェイ選択の通知を受信し、
    前記位置管理装置に対して前記選択されたアクセスゲートウェイを通知する手段と、を備え、
    前記経路情報に基づいて、前記第1及び第2の送受信機の前記第1及び第2のアクセスシステムを通して接続する前記第1及び第2のアクセスゲートウェイのそれぞれから同時に通信を行うことを特徴とするアクセスゲートウェイ。
  6. Edge mobilityに準拠した移動ノードとアクセスゲートウェイと、前記移動ノードのそれぞれ異なる第1及び第2のアクセスシステムを通してネットワークへ接続し、前記第1及び第2のアクセスシステムのそれぞれの接続点となる前記第1及び第2のアクセスゲートウェイを、前記移動ノードの位置情報として保持し、前記移動ノードへ宛てたパケットの転送先とする位置管理装置と、を含んで構成され、単一のIPアドレスで通信する単一のコアネットワーク内においてそれぞれの接続点となる前記第1及び第2のアクセスゲートウェイを、移動ノードの位置情報として保持し、前記移動ノードへ宛てたパケットの転送先とする前記コアネットワーク内で単一の位置管理装置を前記コアネットワーク内において一括して管理するパケット通信システムにおける位置管理装置であって、
    前記移動ノードに対して前記第1及び第2のアクセスゲートウェイを位置情報として取得し、該位置情報を登録するとともに、前記移動ノードの選択するアクセスゲートウェイを取得し、選択情報を登録する登録手段と、
    選択されたアクセスゲートウェイと前記位置情報とに基づいて前記移動ノードへパケットを送信するパケット送信手段と、を備え、
    単一のIPアドレスで、前記第1及び第2の送受信機の前記第1及び第2のアクセスシステムを通して接続する前記第1及び第2のアクセスゲートウェイのそれぞれから同時に通信する単一のコアネットワーク内においてそれぞれの接続点となる前記第1及び第2のアクセスゲートウェイを、移動ノードの位置情報として保持し、前記移動ノードへ宛てたパケットの転送先とする位置管理を前記コアネットワーク内において一括して管理することを特徴とする位置管理装置。
  7. Edge mobilityに準拠した移動ノードとアクセスゲートウェイと、前記移動ノードのそれぞれ異なる第1及び第2のアクセスシステムを通してネットワークへ接続し、前記第1及び第2のアクセスシステムのそれぞれの接続点となる第1及び第2のアクセスゲートウェイを、前記移動ノードの位置情報として保持し、前記移動ノードへ宛てたパケットの転送先とする前記コアネットワーク内で単一の位置管理装置と、を含んで構成され、単一のIPアドレスで通信する単一のコアネットワーク内においてそれぞれの接続点となる前記第1及び第2のアクセスゲートウェイを、移動ノードの位置情報として保持し、前記移動ノードへ宛てたパケットの転送先とする位置管理装置を前記コアネットワーク内において一括して管理するパケット通信システムであって、
    コアネットワークへ接続する前記第1及び第2のアクセスシステムによる第1及び第2の送受信機を備え、前記第1及び第2の送受信機のそれぞれが接続する前記第1及び第2のアクセスゲートウェイに対して接続を要求し、前記第1及び第2のアクセスゲートウェイから前記位置管理装置にそれぞれ位置登録を行わせる位置登録通知手段と、
    それぞれの前記第1及び第2の送受信機の前記第1及び第2のアクセスシステムを通して接続する前記第1及び第2のアクセスゲートウェイに対する前記第1及び第2のアクセスシステムの前記単一のIPアドレスで通信する前記単一のコアネットワークにおける経路情報を取得し該経路情報を記憶する記憶手段と、を備え、
    前記経路情報に基づいて、前記第1及び第2の送受信機の前記第1及び第2のアクセスシステムを通して接続する前記第1及び第2のアクセスゲートウェイのそれぞれから同時に通信を行う移動ノードと、
    自己のアクセスゲートウェイに帰属する移動ノードの位置登録を前記位置管理装置に対して行なうとともに、帰属する移動ノードにおけるアクセスゲートウェイ選択の通知を受信し、
    前記位置管理装置に対して前記選択されたアクセスゲートウェイを通知する手段と、を備えることを特徴とするアクセスゲートウェイと、
    前記移動ノードに対して前記第1及び第2のアクセスゲートウェイを位置情報として取得し、該位置情報を登録するとともに、前記移動ノードの選択するアクセスゲートウェイを取得し、選択情報を登録する記憶装置と、
    選択されたアクセスゲートウェイと前記位置情報とに基づいて前記移動ノードへパケットを送信するパケット送信手段と、を備えることを特徴とする位置管理装置と
    を有することを特徴とする通信システム。
  8. Edge mobilityに準拠した移動ノードとアクセスゲートウェイと、前記移動ノードのそれぞれ異なる第1及び第2のアクセスシステムを通してネットワークへ接続し、前記第1及び第2のアクセスシステムのそれぞれの接続点となる第1及び第2のアクセスゲートウェイを、前記移動ノードの位置情報として保持し、前記移動ノードへ宛てたパケットの転送先とする前記コアネットワーク内で単一の位置管理装置と、を含んで構成され、単一のIPアドレスで通信する単一のコアネットワーク内においてそれぞれの接続点となる前記第1及び第2のアクセスゲートウェイを、移動ノードの位置情報として保持し、前記移動ノードへ宛てたパケットの転送先とする位置管理装置を前記コアネットワーク内において一括して管理するパケット通信システムにおける移動ノードの制御方法であって、
    コアネットワークへ接続する前記第1及び第2のアクセスシステムによる第1及び第2の送受信機のそれぞれが接続する前記第1及び第2のアクセスゲートウェイに対して接続を要求し、前記第1及び第2のアクセスゲートウェイから前記位置管理装置にそれぞれ位置登録を行わせる位置登録通知ステップと、
    それぞれの前記第1及び第2の送受信機の前記第1及び第2のアクセスシステムを通して接続する前記第1及び第2のアクセスゲートウェイに対する前記第1及び第2のアクセスシステムの前記単一のIPアドレスで通信する前記単一のコアネットワークにおける経路情報を取得し該経路情報を記憶する記憶ステップと、
    前記経路情報に基づいて、前記第1及び第2の送受信機の前記第1及び第2のアクセスシステムを通して接続する前記第1及び第2のアクセスゲートウェイのそれぞれから同時に通信を行うステップと、を備えることを特徴とする移動ノードの制御方法。
  9. さらに、接続する前記第1及び第2のアクセスゲートウェイから優先して使用するアクセスゲートウェイを選択するステップと、
    選択したアクセスゲートウェイを通知するステップと、
    選択したアクセスゲートウェイに対してパケットを送信するパケット送信ステップとを備えることを特徴とする請求項8記載の移動ノードの制御方法。
  10. 請求項8又は9に記載の方法を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
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