JP2012105106A - 無線装置の整合方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】無線機において、整合処理を行う場合、運用周波数の数に依存しない周波数チャネルのプリセット管理を実現する技術を提供することが出来る。
【解決手段】HF無線機10は、制御部20と、操作インタフェイス22と、信号処理部32と、空中線整合部(CPL)34と、電力増幅部36と、CPLチャネルテーブル40とを備えている。本実施形態のCPLチャネルテーブル40を用いたプリセット方式では、空中線整合部34で使用する周波数範囲(例えば、2.000MHz〜28.0000MHz)を50Ω付近のインピーダンスとなるような周波数幅で区切り、各周波数幅毎に、整合リレー情報をプリセット管理する。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線装置の整合方法に係り、例えば、HF(短波)無線装置において、使用する周波数に応じてインピーダンス整合を行う整合方法に関する。
HF無線機の接続されるHFアンテナは、周波数によってインピーダンス値が大きく変化し、無線機のインピーダンス(例えば50Ω)から、大きくかけ離れている。このため、空中線整合器(CPL)を使用して、インピーダンス整合を行うことが必要となる。
インピーダンス整合を効果的に行う様々な技術が提案されている。例えば、送信機の送信信号発生回路とアンテナとの間に設けられる整合回路を備え、この整合回路が有する可変素子のリアクタンスをリレーの切替により変化させて送信信号発生回路とアンテナとをインピーダンス整合させるに際して、送信信号発生回路からの送信信号がオフであるときにリレーを切り替えて可変素子のリアクタンスを変化させて送信信号発生回路とアンテナとをインピーダンス整合させるようにする技術がある(例えば、特許文献1参照)。その結果、整合回路が有する可変素子のリアクタンスを変化させるためのリレーの切替にかかる負担を低減させることができ、これにより、例えば一般品で低価格なリレーを可変素子切替用リレーとして用いることを可能としている。
ここで、図7を参照して、一般的なHF無線機における整合方式について簡単に説明する。一般的なHF無線機における整合方式は、HF無線機に実装される制御部モジュール80のCPU81が、空中線整合部モジュール85の誤差検出器83からインピーダンス電圧(R)及び位相電圧(Ф)の誤差信号を読み込み、判定を行い、予め決められた法則に従って、整合部回路(空中線整合部;CPL)84に実装されるL(コイル)及びC(コンデンサ)を可変する。その結果のインピーダンス電圧(R)及び位相電圧(Ф)の誤差信号を判定し、誤差0になったらL(コイル),C(コンデンサ)の可変を停止しインピーダンス電圧(R)及び位相電圧(Ф)の誤差信号判定による整合を完了とする。次に、制御部モジュール80のCPU81は、進行波電圧(Pf),反射波電圧(Pr)の値を読み込み、電圧定在波比(VSWR)を算出し、反射波電圧の値が最小になるように、L(コイル),C(コンデンサ)をさらに可変して、最良の整合点(アンテナ周波数の共振点)に設定する。
そして、周波数のインピーダンス整合が終了すると、整合結果の情報として、整合した周波数の値、整合回路リレー情報、L(コイル)リレー情報、C(コンデンサ)リレー情報及び整合結果情報がプリセット情報(リレー情報)として制御部モジュール80のメモリ82上の所定のテーブルに保存される。これは、再度、その周波数への切替を行う場合、テーブル内を検索し、整合結果が「READY」となっている場合、その保存されているリレー情報を元に整合回路、Lリレー及びCリレーを復元する。この様な処理を行うことで、周波数の切替(周波数変更・整合)時間の短縮を図っている。
特開2002−232304号公報
ところで、上述のような既存のHF無線機は、周波数情報、整合回路リレー情報、整合Lリレー情報、整合Cリレー情報、整合結果情報に関して、運用で使用する周波数の数を想定して、最大プリセットチャネルテーブル数を決定し管理している。このプリセットチャネル方式では、例えば、20チャネル分のレコードを持ったプリセットチャネルを管理するテーブルを用意し、最大20レコードの周波数、整合情報を「履歴」として管理している。
しかし、上記「履歴」管理によるプリセットチャネル方式では、システムで使用する周波数チャネル数に依存してテーブルを構成する必要がある。このため、システム仕様により運用周波数の数に変更がある場合、都度、テーブルのレコード数を調整しなければならないという課題がある。また、「履歴」として管理しているため、既にプリセットチャネルとして管理されている周波数以外の未知の周波数の整合を指示された場合、最も古い履歴情報を削除しなければならない。そのため、再度、削除した周波数が指示された場合、たとえ過去に事前に整合がとれた周波数であっても、初期リレー情報(整合回路リレー情報、整合Lリレー情報、整合Cリレー情報)を使用した整合処理を行わなければならなくなる。これは、整合時間の短縮を目的としているにもかかわらず、無駄な整合時間が発生してしまう。動的にテーブルのレコード数を変更し管理する方式もあるが、メモリの制約から最大レコード数を考慮する必要が有り、最大レコード数を超えるプリセット情報を管理する必要が有る場合、やはり最も古い履歴情報を削除していかなければならない。したがって、プリセットチャネル方式が適用された製品を、他システムへ流用する場合、上記の点から移植性、拡張性に課題がある。
本発明は、このような状況に鑑みなされたもので、HF無線機において、運用周波数の数に依存しない周波数チャネルのプリセット管理を実現する技術を提供することを目的とする。
本発明は、無線機の整合方法であって、前記無線機の使用周波数が指定されたとき、使用する周波数帯を分割した複数の周波数幅ごとのレコードを有するテーブルを参照して、当該使用周波数を含む前記周波数幅に対応するレコードを検索するレコード検索工程と、前記レコード検索工程において、整合リレー情報が記憶されていない場合に、整合回路を調整してその結果を前記整合リレー情報として記憶する整合リレー情報記録工程と、前記レコード検索工程において、整合リレー情報が記憶されている場合に、その整合リレー情報に従って整合回路を調整する整合回路調整工程と、を備える。
以上、本発明によると、無線機において、整合処理を行う場合、運用周波数の数に依存しない周波数チャネルのプリセット管理を実現する技術を提供することが出来る。
実施形態に係る、HF無線機の概略構成を示す機能ブロック図である。 実施形態に係る、CPLチャネルテーブルの構成例を示す図である。 実施形態に係る、CPLチャネルテーブルの1レコードの内容を示す図である。 実施形態に係る、HF無線機におけるCPLチャネルテーブルを用いた周波数・整合処理を示すフローチャートである。 実施形態に係る、CPLチャネルテーブルの検索方法を示すフローチャートである。 実施形態に係る、CPLチャネルテーブルの検索方法を示すフローチャートである。 従来技術に係る、一般的なHF無線機の整合方式を説明するための図である。
つぎに、本発明を実施するための形態(以下、単に「実施形態」という)を、図面を参照して具体的に説明する。本実施形態は、HF無線機における整合プリセット情報を空中線整合器の周波数特性毎に管理する方式に関する。具体的には、HF無線機における空中線整合器のインピーダンス整合を行う上で、インピーダンス整合時間の短縮のために用いられる過去の整合情報を保持する方式(プリセットチャネル方式)において、整合情報を空中線整合器の周波数特性に基づいて分割された周波数幅毎に管理する。この様な処理を行うことで、運用周波数の数に依存しない周波数チャネルのプリセット管理を実現する。なお、このような方式を、本実施形態では、従来のプリセットチャネル方式と区別して、CPLチャネルテーブル方式と呼ぶ。以下、詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係るHF無線機10の概略構成を示す機能ブロック図である。ここでは、整合情報の管理処理に着目して示している。HF無線機10は、制御部20と、操作インタフェイス22と、信号処理部32と、空中線整合部(CPL)34と、電力増幅部36と、CPLチャネルテーブル40とを備えている。空中線整合部(CPL)34は、誤差検出器35を備える。本実施形態のCPLチャネルテーブル40を用いたプリセット方式では、空中線整合部34で使用する周波数範囲(例えば、2.000MHz〜28.0000MHz)を50Ω付近のインピーダンスとなるような周波数幅で区切り、各周波数幅毎に、整合リレー情報をプリセット管理する。なお、整合処理の基本的な処理は、図7で説明した整合方式と同様であり、説明は適宜省略する。
制御部20はCPU26を備え、操作インタフェイス22と、信号処理部32と、空中線整合部34と、電力増幅部36と、CPLチャネルテーブル40を統括的に制御する。上述の通り、HF無線機10に接続されるHFアンテナ38では、周波数によってそのインピーダンス値が大きく変化する。これはHF無線機10のインピーダンス(50Ω)から、大きくかけ離れているため、空中線整合部34を使用したインピーダンス整合が必要である。そこで、上述の図7の説明同様に、CPU26及び誤差検出器35によって、インピーダンス整合を行う。
このとき、本実施の形態では、整合処理に関する情報(整合回路リレー情報、整合Lリレー情報、整合Cリレー情報等)が、CPLチャネルテーブル40に記録される。
図2は、CPLチャネルテーブル40の構成例を示した図である。ここでは、50kHzステップの周波数範囲で分割した525データで構成されている。実際にはアンテナ周波数の共振周波数特性により、周波数ステップの決定、テーブルレコード数を決定する必要がある。具体的には、項目番号、周波数範囲、整合リレーデータ、及び整合結果が記載されている。例えば、項目番号「2」のデータでは、周波数範囲「1.8000〜1.8499」、整合リレーデータ「整合リレーデータ2」、及び整合結果「READY」であることが分かる。
次に、図3にCPLチャネルテーブル40の1レコードの内容を示す。ここでは、以下の6項目が記録される。
(1)「周波数情報(下限周波数)」の項目には、周波数範囲の下限値が記載される。
(2)「周波数情報(上限周波数)」の項目には、周波数範囲の上限値が記載される。
(3)「整合Lリレーデータ」の項目には、可変した結果のコイルのリレー値の情報が記載される。
(4)「整合Cリレーデータ」の項目には、可変した結果のコンデンサのリレー値の情報が記載される。
(5)「整合回路リレーデータ」の項目には、整合回路のリレーデータが記載される。
(6)「整合結果データ」の項目には、現在の周波数範囲における整合結果情報が、「FAULT」又は「READY」で記載される。
つづいて、図4のフローチャートをもとにHF無線機10における、CPLチャネルテーブル40を用いた周波数・整合処理について説明する。
(1)S10の処理:
ユーザによって操作インタフェイス22への周波数変更指示がなされると、CPU26は周波数データ・周波数切替指示を取得する(S10)。
(2)S12の処理:
つぎに、CPU26は、信号処理部32に対して指示し、シンセサイザへの周波数設定、フィルタバンド切替処理を実施する(S12)。
(3)S14の処理:
つづいて、CPU26は、周波数データを元に、CPLチャネルテーブル40の検索を実施する(S14)。CPLチャネルテーブル40の各レコードには、上表に示す周波数の上限、下限情報が格納されているため、周波数データが、上限、下限の範囲内であるかをチェックすることで検索を行い、レコードに格納されている整合リレーデータ、整合結果情報を取得する。CPLチャネルテーブル40の検索の際は、検索時間の高速化を図るため、例えば、2分岐探索による検索アルゴリズムを利用して検索を実施する。検索の処理の詳細については、後述する。
(4)S16の処理:
CPU26は、検索により取得した整合情報をチェックし、整合結果が「FAULT」または「READY」のいずれかであるかを判断する(S16)。
(5)S18の処理:
整合結果が「FAULT」である場合(S16のN)、CPU26は、検索結果である整合リレー情報は無効な情報であるため、初期リレー情報(整合回路リレー情報、整合Lリレー情報、整合Cリレー情報)を使用した初期リレー設定を実施する(S18)。
(6)S20の処理:
整合結果が「READY」である場合(S16のY)、CPU26は、検索結果である整合リレー情報は有効な情報であるため、検索結果の整合リレー情報でリレー設定を実施する(S20)。
(7)S22の処理:
S18及びS20の処理でリレー設定がなされると、CPU26は、整合リレーデータの可変、VSWRのチェックを行い、インピーダンス整合を実施する(S22)。
(8)S24の処理:
整合完了後、整合に使用した整合リレー情報と、整合した結果の整合リレー情報を比較する(S24)。比較した結果、一致する場合は(S24のN)、CPU26は、周波数・整合処理を終了する。
(9)S26の処理:
S24の処理での比較結果で、一致しない場合は(S24のY)、CPU26は、整合結果で得られた整合リレー情報で、検索結果であるCPLチャネルテーブル40の整合リレー情報を更新する(S26)。また、CPU26は、整合結果(READY、FAULT)を更新する。なお、S22の整合処理により、整合FAULTで整合が完了した場合は、CPU26は、CPLチャネルテーブル40の整合リレー情報の更新は実施せず、処理を終了する。
つづいて、図5及び図6を参照して、CPLチャネルテーブル40の検索方法について説明する。CPLチャネルテーブル40の検索については、CPU26は、検索のキーとなる入力周波数データを元に、検索を行う。CPU26は、CPLチャネルテーブル40の各レコードが持つ周波数の上限、下限周波数と入力周波数データを比較し、入力周波数データがどのCPLチャネルテーブル40の周波数幅に属するかを調べる(CPLチャネルテーブル40のテーブル番号(インデックス)を検索する)。ここでは、検索のアルゴリズムとして、2分岐探索法のアルゴリズムを用いる。
(1)S110の処理:
まず、CPU26は、現在保持しているCPLチャネルテーブル40(CplCh_Tbl)のインデックスを変数iに設定する(S110)。
(2)S112の処理:
次に、CPU26は、検索のキーとなる入力周波数(F_Data)が現在のCPLチャネルテーブル40のインデックス(i)の上限、下限周波数範囲内にあるかどうかをチェックする(S112)。
(3)S114の処理:
チェックした結果、範囲内である場合は(S114のY)、インデックス(i)が確定し、処理を終了し、そのインデックス(i)が戻り値として設定される(S142)。
。範囲外であれば(S114のN)、S116の処理に移行する。
(4)S116の処理:
CPU26は、CPLチャネルテーブル40の最小インデックス(minIdx)と、最大インデックス(maxIdx)の値および、変数iをそれぞれ、「0」、「CPLチャネルテーブルのレコード数−1」、「0」で初期化する(S116)。
(5)S118〜S140のループ処理:
S116の処理につづいて、CPU26は、S118〜S140で示すループ処理(無限ループ)を開始する。
(6)S118の処理:
CPU26は、最小インデックス(minIdx)と、最大インデックス(maxIdx)の中間点のCPLチャネルテーブル40のインデックスを変数iに設定する(S118)。
(7)S120の処理:
CPU26は、入力周波数(F_Data)がCPLチャネルテーブル40の上限、下限周波数範囲内であるかどうかをチェックする(S120)。
(8)S122の処理:
チェックした結果、範囲内である場合は(S122のY)、インデックス(i)が確定し、処理を終了し、そのインデックス(i)が戻り値として設定される(S142)。範囲外であれば(S122のN)、S124の処理に移行する。
(9)S124の処理:
S124の処理では、CPU26は、入力周波数(F_Data)と、現在のCPLチャネルテーブル40のインデックスの最小周波数(FreqMin)を比較する(S124)。
(10)S126の処理:
比較した結果、入力周波数(F_Data)が最小周波数(FreqMin)より小さい場合は(S126のY)、次の最大インデックス更新処理(S128以降の処理)に移行する。入力周波数(F_Data)が最小周波数(FreqMin)より大きい場合は(S126のN)、S134の最小インデックス(minIdx)更新処理に移行する。
(11)S128の処理:
最大インデックス更新処理として、CPU26は、現在のインデックス(i)をデクリメントした値を、最大インデックス(maxIdx)に設定し更新する(S128)。
(12)S130の処理:
更新した結果、最大インデックス(maxIdx)と最小インデックス(minIdx)が一致した場合は(S130のY)、CPU26は、次のインデックス更新処理(S132)に移行する。一致しない場合は(S130のN)、S140の処理に移行する。
(13)S132の処理:
インデックス更新処理では、CPU26は現在のインデックス(i)をデクリメントし(S132)、完了後、S140の処理に移行する。
(14)S134の処理:
S126の処理において入力周波数(F_Data)が最小周波数(FreqMin)より大きい場合は(S126のN)、CPU26は、現在のインデックス(i)をインクリメントし、最小インデックス(minIdx)に設定し更新する(S134)。
(15)S136の処理:
S134の処理の結果、最大インデックス(maxIdx)と最小インデックス(minIdx)を比較する(S136)。比較の結果が最大インデックス(maxIdx)と最小インデックス(minIdx)が一致した場合は(S136のY)、S138の処理に移行する。一致しない場合は(S136のN)、S140の処理に移行する。
(16)S138の処理:
最大インデックス(maxIdx)と最小インデックス(minIdx)が一致した場合(S136のY)、CPU26は、現在のインデックス(i)をインクリメントし、S140の処理に移行する。
(17)S140の処理:
CPU26は、最大インデックス(maxIdx)と最小インデックス(minIdx)が一致するかをチェックする(S140)。一致しない場合は(S140のN)、ループにより、S118の処理に戻る。
(18)S142の処理:
S140の処理で一致している場合(S140のY)、CPU26は、「現在のインデックス(i)が、入力周波数(F_Data)が属するCPLチャネルテーブル40のレコードである」と確定し、処理を終了する。つまり、現在のインデックス(i)が戻り値に設定される。
上記のような処理方法により、CPLチャネルテーブル40の検索を実施し、整合時間の短縮を図ることができる。
以上のように、従来のプリセットチャネル方式では、使用する周波数の数に依存して、テーブルのレコードを設ける必要があったが、上述のCPLチャネルテーブル方式を採用することにより、使用する周波数の数に依存するのではなく、アンテナ周波数の共振周波数特性に依存した固定レコード数のテーブルとなる。また、「履歴」による管理方式ではないため、従来のプリセットチャネル方式のように、既にプリセットチャネルとして管理されている周波数以外の未知の周波数の整合を指示された場合においても、整合リレー情報を削除するといったことが無いため、整合結果がREADYである限り、初期リレー情報(整合回路リレー情報、整合Lリレー情報、整合Cリレー情報)を使用した整合処理を行う必要がなく、無駄な整合処理を行う必要もない。
以上、本発明を実施形態をもとに説明した。この実施形態は例示であり、それらの各構成要素の組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。例えば、適用対象の無線機としてHF無線機について例示したが、これに限る趣旨ではない。
10 HF無線機
20 制御部
22 操作インタフェイス
26 CPU
32 信号処理部
34 空中線整合部
35 誤差検出器
36 電力増幅部
40 CPLチャネルテーブル

Claims (1)

  1. 無線機の整合方法であって、
    前記無線機の使用周波数が指定されたとき、使用する周波数帯を分割した複数の周波数幅ごとのレコードを有するテーブルを参照して、当該使用周波数を含む前記周波数幅に対応するレコードを検索するレコード検索工程と、
    前記レコード検索工程において、整合リレー情報が記憶されていない場合に、整合回路を調整してその結果を前記整合リレー情報として記憶する整合リレー情報記録工程と、
    前記レコード検索工程において、整合リレー情報が記憶されている場合に、その整合リレー情報に従って整合回路を調整する整合回路調整工程と、
    を備えることを特徴とする整合方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014045729A1 (ja) * 2012-09-20 2014-03-27 シャープ株式会社 無線回路および無線回路の制御方法

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