JP2012102657A - 内燃機関の燃料噴射制御装置 - Google Patents

内燃機関の燃料噴射制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】燃料の圧力が変化した場合においても、燃料噴射弁を確実に開弁することができる内燃機関の燃料噴射制御装置を提供する。
【解決手段】この内燃機関3の燃料噴射制御装置では、燃料噴射弁4のコイル6bに駆動電流IACを供給することにより、燃料噴射弁4に供給された燃料の圧力に抗して弁体9を駆動し、開弁させることによって、燃料を噴射する。燃料噴射弁4に供給される燃料の圧力PFは、燃料圧力制御手段2により、設定された目標燃料圧力PFCMDになるように制御される。また、目標燃料圧力PFCMDが高いほど、駆動電流の目標となる目標駆動電流は、より大きな値に設定される。さらに、目標燃料圧力PFCMDが増大側に変化したときに、コイル6bへの駆動電流IACの供給を開始し、その後、供給された駆動電流IACが目標駆動電流に達したときに、燃料圧力制御手段2による燃料圧力の制御を開始する。
【選択図】図4

Description

本発明は、電磁式の燃料噴射弁からの燃料の噴射を制御する内燃機関の燃料噴射制御装置に関し、特に、燃料噴射弁に供給される燃料圧力に応じて燃料噴射弁の駆動電流を制御する燃料噴射制御装置に関する。
従来のこの種の燃料噴射制御装置として、例えば特許文献1に開示されたものが知られている。この燃料噴射弁は、電磁式のものであり、電磁コイルと、アーマチュアと、このアーマチュアに一体に設けられた弁体などで構成されている。この燃料噴射弁では、電磁コイルに大きな駆動電流(過励磁電流)が供給されると、電磁コイルが励磁され、アーマチュアが電磁コイルに引き付けられることにより、これと一体の弁体が燃料の圧力に抗して駆動されることによって、燃料噴射弁が開弁し、燃料が噴射される。
この燃料噴射制御装置では、燃料圧力センサで検出された燃料の圧力が高いほど、電磁コイルへの駆動電流の供給期間(過励磁期間)を、より長く設定する。これにより、弁体の閉弁方向に作用する燃料の圧力が大きい場合でも、燃料噴射弁を適切に開弁するようにしている。
特開2001−132524号公報
上記のような構成の電磁式の燃料噴射弁では、電磁コイルのインダクタンスにより、設定された駆動電流が電磁コイルに実際に流れるまでに遅れが生じる。これに対し、従来の燃料噴射制御装置では、電磁コイルへの駆動電流の過励磁期間が、検出された燃料の圧力に応じて設定される。このため、例えば燃料の圧力が増大側に変化する場合には、燃料の圧力が実際に増大してから、駆動電流の過励磁期間がより長く設定されることになる。その結果、電磁コイルに実際に流れる駆動電流が設定値に達するまでの間、増大した燃料の圧力に対して駆動電流による電磁コイルの励磁が不足することで、燃料噴射弁が開弁しなかったり、開度が不足したりするなど、燃料噴射弁の作動不良が生じるおそれがある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、燃料の圧力が変化した場合においても、燃料噴射弁を確実に開弁することができる内燃機関の燃料噴射制御装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、請求項1に係る発明は、コイル6bおよび弁体9を有する電磁式の燃料噴射弁4を備え、コイル6bに駆動電流IACを供給することにより、燃料噴射弁4に供給された燃料の圧力に抗して弁体9を駆動し、開弁させることによって、燃料噴射弁4から燃料を噴射する内燃機関3の燃料噴射制御装置であって、目標燃料圧力PFCMDを設定する目標燃料圧力設定手段(実施形態における(以下、本項において同じ)ECU2、図4のステップ1)と、燃料噴射弁4に供給される燃料の圧力を設定された目標燃料圧力PFCMDになるように制御する燃料圧力制御手段(ECU2、図4のステップ8,10)と、目標燃料圧力PFCMDが高いほど、駆動電流IACの目標となる目標駆動電流(目標過励磁電流IEXCMD)をより大きな値に設定する目標駆動電流設定手段(ECU2、図4のステップ5)と、目標燃料圧力PFCMDが増大側に変化したときに、コイル6bへの目標駆動電流に基づく駆動電流IACの供給を開始し、その後、供給された駆動電流IACが目標駆動電流に達したときに、燃料圧力制御手段による燃料圧力の制御を開始する制御手段(ECU2、図4のステップ4〜8)と、を備えることを特徴とする。
この内燃機関の燃料噴射制御装置では、電磁式の燃料噴射弁のコイルに駆動電流を供給し、コイルを励磁することによって、燃料噴射弁の弁体が、燃料噴射弁に供給された燃料の圧力に抗して駆動され、開弁することによって、燃料が噴射される。燃料噴射弁に供給される燃料の圧力は、目標燃料圧力になるように制御される。また、コイルへの駆動電流の目標となる目標駆動電流は、目標燃料圧力が高いほど、より大きな値に設定される。燃料噴射弁に供給される燃料の圧力が高いほど、弁体の閉弁方向に作用する燃料の圧力はより大きくなる。このため、目標燃料圧力が高いほど、駆動電流をより大きな値に設定することによって、燃料の圧力が高い場合においても、燃料噴射弁を所定の開度で確実に開弁することができる。
また、目標燃料圧力が増大側に変化したときに、コイルへの目標駆動電流に基づく駆動電流の供給を開始し、その後、供給された駆動電流が目標駆動電流に達したときに、燃料圧力制御手段による燃料圧力の制御を開始する。これにより、燃料の圧力が上昇する前に、より大きな駆動電流を供給でき、したがって、上昇する燃料の圧力に妨げられることなく、燃料噴射弁を確実に開弁することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置において、燃料の圧力(燃料圧力PF)を検出する燃料圧力センサ42をさらに備え、制御手段は、目標燃料圧力PFCMDが減少側に変化したときに、燃料圧力制御手段による燃料圧力の制御を開始し(図4のステップ4,10)、その後、検出された燃料圧力PFが目標燃料圧力PFCMDに達したときに、コイル6bへの目標駆動電流に基づく駆動電流IACの供給を開始する(図4のステップ11〜13)ことを特徴とする。
燃料の圧力が高い状態で駆動電流を小さくすると、駆動電流によるコイルの励磁が燃料の圧力に対して不足することで、弁体が良好に開弁しないおそれがある。本発明によれば、目標燃料圧力が減少側に変化したときに、まず、燃料圧力制御手段による燃料圧力制御を開始し、その後、燃料圧力センサで検出された燃料の圧力が目標燃料圧力まで減少したときに、コイルへの目標駆動電流に基づく駆動電流の供給を開始する。これにより、燃料の圧力が確実に低下した後に、より小さな駆動電流を供給でき、したがって、燃料噴射弁を確実に開弁することができる。
本発明の実施形態による燃料噴射制御装置を内燃機関とともに概略的に示す図である。 インジェクタを概略的に示す図である。 駆動回路の回路図である。 燃料噴射制御処理を示すメインフローである。 燃料噴射制御処理で用いられる、目標過励磁電流を算出するためのテーブルの一例である。 燃料噴射制御処理で用いられる、目標保持電流を算出するためのテーブルの一例である。 インジェクタ制御処理を示すサブルーチンである。 目標燃料圧力が増大側に変化した場合の動作例を示すタイミングチャートである。 目標燃料圧力が減少側に変化した場合の動作例を示すタイミングチャートである。
以下、図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。図1に示すように、本発明の実施形態による燃料噴射制御装置が適用された内燃機関(以下「エンジン」という)3は、例えば4つの気筒(図示せず)を有するディーゼルエンジンであり、各気筒には燃料噴射弁(以下「インジェクタ」という)4が設けられている。
インジェクタ4は、供給路(図示せず)を有しており、この供給路を介して燃料供給装置30に接続されている。燃料供給装置30は、インジェクタ4に燃料を供給するとともに、その圧力を制御するものである。図2に示すように、インジェクタ4は、ケーシング5内に収容され、その上端部に固定された電磁石6と、ばね7と、電磁石6の下方に配置されたアーマチュア8と、このアーマチュア8の下側に一体に設けられた弁体9などで構成されている。
電磁石6は、ヨーク6aと、その外周に巻かれたコイル6bで構成されており、コイル6bには、駆動回路10が接続されている。ばね7は、ヨーク6aとアーマチュア8の間に配置されており、アーマチュア8を介して弁体9を閉弁方向に付勢する。
駆動回路10は、インジェクタ4を駆動するものであり、図3に示すように、昇圧回路20と、Nチャネル型のFETでそれぞれ構成された第1〜第3スイッチ11〜13と、ツェナーダイオード14などで構成されている。
昇圧回路20は、スイッチ21、コイル22およびコンデンサ23で構成されている。スイッチ21は、Nチャネル型のFETで構成されており、そのドレインは、コイル22を介してバッテリ25に接続されるとともに、コンデンサ23を介して第1スイッチ11のドレインに接続されている。また、スイッチ21のソースおよびゲートはそれぞれ、アースおよびECU2に接続されている。
以上の構成の昇圧回路20では、後述するECU2からの駆動信号SDにより、ドレイン−ソース間が通電状態になると、バッテリ25からの電圧VBが、コイル22を介して昇圧される。この昇圧電圧VCは、コンデンサ23で平滑化された後、第1スイッチ11のドレインに出力される。
第1スイッチ11のドレイン、ソースおよびゲートはそれぞれ、昇圧回路20、電磁石6のコイル6bおよびECU2に接続されている。ECU2からの第1駆動信号SD1がゲートに入力されると、第1スイッチ11のドレイン−ソース間が通電状態になる。
第2スイッチ12のドレイン、ソースおよびゲートはそれぞれ、バッテリ25、電磁石6のコイル6bの一端およびECU2に接続されている。ECU2からの第2駆動信号SD2がゲートに入力されると、第2スイッチ12のドレイン−ソース間が通電状態になる。
第3スイッチ13のドレイン、ソースおよびゲートはそれぞれ、コイル6bの他端、アースおよびECU2に接続されている。ECU2からの第3駆動信号SD3が入力されると、第3スイッチ13のドレイン−ソース間が通電状態になる。
ツェナーダイオード14は、アノード側がアースに接続され、カソード側がコイル6bの他端に接続されている。
以上の構成から、駆動回路10は、電圧VBまたは昇圧電圧VCを、ECU2からの第1〜第3駆動信号SD1〜SD3に応じて、電磁石6のコイル6bに印加し、駆動電流IACを供給する。具体的には、第1スイッチ11を非通電状態にし、第2および第3スイッチ12,13を通電状態にすることによって、バッテリ25の電圧VBをコイル6bに印加し、駆動電流IACを供給する。以下、このようにバッテリ25から電圧VBが印加されたときにコイル6bに供給される駆動電流IACを、保持電流IHという。
また、第2スイッチ12を非通電状態にし、第1および第3スイッチ11,13を通電状態にすることによって、昇圧電圧VCをコイル6bに印加し、駆動電流IACを供給する。以下、このように昇圧回路20から昇圧電圧VCが印加されたときにコイル6bに供給される駆動電流IACを、過励磁電流IEXという。後述するように、インジェクタ4を駆動する際、これらの過励磁電流IEXおよび保持電流IHがその順にコイル6bに供給される。
以上の構成により、第1〜第3駆動信号SD1〜SD3が出力されていないときには、第1〜第3スイッチ11〜13が非通電状態になり、弁体9がばね7の付勢力で閉弁位置(図2(a))に位置することで、インジェクタ4は閉弁状態に保持される。
この状態から、第1および第3駆動信号SD1,3を出力し、電磁石6のコイル6bに過励磁電流IEXを供給すると、ヨーク6aが励磁され、アーマチュア8が、ばね7の付勢力に抗して電磁石6に引き付けられ、吸着することによって、インジェクタ4は所定の開度で開弁する(図2(b))。その後、第1駆動信号SD1の出力を停止し、過励磁電流IEXの供給を終了するとともに、第2駆動信号SD2を出力し、保持電流IHを供給することによって、インジェクタ4は開弁状態に保持される。
この状態から、第2駆動信号SD2の出力を停止し、コイル6bへの保持電流IHの供給を終了するとともに、第3駆動信号SD3の出力を停止すると、第2および第3スイッチ12,13が非通電状態になり、コイル6bに残留した保持電流IHが、ツェナーダイオード15を介してアースに流れることで、電圧がクランプ圧VCLAMPまで低下するとともに、コイル6bは急速に非励磁状態になる(図8参照)。これにより、弁体9がばね7の付勢力で閉弁位置に移動することによって、インジェクタ4は閉弁する。
以上のように、インジェクタ4を開弁する際に、保持電流IHの供給に先立ち、より大きな過励磁電流IEXを供給し、コイル6bを過励磁することによって、高い燃料の圧力に抗してインジェクタ4を開弁させるのに十分な磁力が確保される。また、その後、保持電流IHを供給することによって、消費電力を抑制した状態で、インジェクタ4の開弁状態が保持される。
また、インジェクタ4には、電流計41が取り付けられている。電流計41は、コイル6bに実際に流れる駆動電流(以下「実駆動電流」という)IACACTを検出し、その検出信号をECU2に出力する。
図1に示すように、燃料供給装置30は、燃料を貯留する燃料タンク31と、高圧状態の燃料を貯留するコモンレール32と、燃料タンク31とコモンレール32を接続する燃料供給路33などを備えている。コモンレール32は、燃料噴射路37を介して、前述したインジェクタ4の供給路に接続されている。
燃料供給路33には、燃料タンク31側から順に、低圧ポンプ34および高圧ポンプ35が設けられている。低圧ポンプ34は、ECU2で制御される電動タイプのものであり、エンジン3の運転中、燃料タンク31内の燃料を所定圧まで昇圧し、燃料供給路33を介して高圧ポンプ35に圧送する。高圧ポンプ35は、エンジン3のクランクシャフト(図示せず)に連結されており、クランクシャフトで駆動されることにより、燃料をさらに昇圧し、コモンレール32に圧送する。
高圧ポンプ35には、燃料調量弁35aが設けられている。燃料調量弁35aは、ソレノイドとスプール弁機構(いずれも図示せず)を組み合わせたものであり、ソレノイドに供給される電流をECU2で制御することにより、低圧ポンプ34から高圧ポンプ35に供給される燃料量を調整するとともに、不要な燃料を、燃料戻し路36を介して燃料タンク31に戻す。
以上の構成の燃料供給装置30では、燃料調量弁35aにより、コモンレール32に流入する燃料量を制御することによって、コモンレール32内の燃料の圧力が制御されるとともに、圧力を制御された燃料が、コモンレール32からインジェクタ4に供給される。
コモンレール32には、燃料圧力センサ42が取り付けられている。燃料圧力センサ42は、コモンレール32内の燃料の圧力(以下「燃料圧力」という)PFを検出し、その検出信号をECU2に出力する。
エンジン3のクランクシャフトには、クランク角センサ43が設けられている。クランク角センサ43は、クランクシャフトの回転に伴い、パルス信号であるCRK信号およびTDC信号をECU2に出力する。
CRK信号は、所定クランク角(例えば1°)ごとに出力される。ECU2は、このCRK信号に基づき、エンジン3の回転数(以下「エンジン回転数」という)NEを算出する。また、TDC信号は、いずれかの気筒においてピストン(図示せず)が吸気行程の開始時の上死点よりも若干、手前の所定のクランク角位置にあることを表す信号であり、本実施形態のようにエンジン3が4気筒の場合には、クランク角180゜ごとに出力される。
また、エンジン3には、気筒判別センサ(図示せず)が設けられている。この気筒判別センサは、気筒を判別するためのパルス信号である気筒判別信号を、ECU2に出力する。ECU2は、これらの気筒判別信号、CRK信号およびTDC信号に基づいて、クランク角CAを気筒ごとに算出する。具体的には、このクランク角CAは、TDC信号の発生時に値0にリセットされ、CRK信号が発生するクランク角1°ごとにインクリメントされる。
また、ECU2には、アクセル開度センサ44から、車両のアクセルペダル(図示せず)の踏み込み量(以下「アクセル開度」という)APを表す検出信号が出力される。
ECU2は、CPU、RAM、ROMおよびI/Oインターフェース(いずれも図示せず)などから成るマイクロコンピュータで構成されている。ECU2は、前述した各種のセンサ41〜44の検出信号などに応じて、エンジン3の運転状態を判別するとともに、判別した運転状態に応じて、インジェクタ4による燃料噴射を制御する燃料噴射制御処理を実行する。なお、本実施形態では、ECU2が、目標燃料圧力設定手段、燃料圧力制御手段、目標駆動電流設定手段および制御手段に相当する。
図4は、上述した燃料噴射制御処理を示すフローチャートである。本処理は、TDC信号の発生に同期して実行される。本処理では、まずステップ1(「S1」と図示。以下同じ)において、エンジン回転数NEおよび要求トルクPMCMDに応じ、所定のマップ(図示せず)を検索することによって、燃料圧力PFの目標となる目標燃料圧力PFCMDを算出する。このマップでは、目標燃料圧力PFCMDは、エンジン回転数NEが高いほど、また、要求トルクPMCMDが高いほど、より高く設定されている。なお、要求トルクPMCMDは、エンジン回転数NEおよびアクセル開度APに応じて、算出される。
次に、目標燃料圧力PFCMDの今回値と前回値との差である目標圧力変化量ΔPFCMDを算出する(ステップ2)とともに、この目標圧力変化量ΔPFCMDが、所定の下限値ΔPFLよりも大きく、かつ所定の上限値ΔPFHよりも小さいか否かを判別する(ステップ3)。なお、上限値ΔPFHは正値に、下限値ΔPFLは負値にそれぞれ設定されている。
このステップ3の判別結果がYESのときには、目標燃料圧力PFCMDが変化していないとして、後述する目標過励磁電流IEXCMDおよび目標保持電流IHCMDを、それらの前回値IEXCMDZおよびIHCMDZにそれぞれ設定する(ステップ15,16)。
前記ステップ3の判別結果がNOのときには、目標圧力変化量ΔPFCMDが上限値ΔPFH以上であるか否かを判別する(ステップ4)。この判別結果がYESのときには、目標燃料圧力PFCMDが増大側に変化したとして、ステップ1で算出した目標燃料圧力PFCMDに応じ、図5に示すテーブルを検索することによって、過励磁電流IEXの目標となる目標過励磁電流IEXCMDを算出する(ステップ5)。このテーブルでは、目標過励磁電流IEXCMDは、目標燃料圧力PFCMDが高いほど、弁体9の閉弁方向に作用する燃料圧力PFが大きくなるため、より大きな値に設定されている。
次に、目標燃料圧力PFCMDに応じ、図6に示すテーブルを検索することによって、保持電流IHの目標となる目標保持電流IHCMDを算出する(ステップ6)。このテーブルでは、目標保持電流IHCMDは、目標燃料圧力PFCMDが高いほど、弁体9の閉弁方向に作用する燃料圧力PFが大きくなるため、より大きな値に設定されている。また、目標保持電流IHCMDは、目標燃料圧力PFCMDの全領域において、目標過励磁電流IEXCMDよりも小さな値に設定されている。
次に、電流計41で検出された実駆動電流IACACTが、目標過励磁電流IEXCMD以上であるか否かを判別する(ステップ7)。この判別結果がNOのときには、そのまま本処理を終了する。
一方、ステップ7の判別結果がYESで、実駆動電流IACACTが目標過励磁電流IEXCMDに達したときには、燃料の昇圧制御を実行し(ステップ8)、本処理を終了する。この昇圧制御では、燃料圧力PFと増大側に変化した目標燃料圧力PFCMDに応じ、燃料供給装置30の燃料調量弁35aの開度を制御することによって、燃料圧力PFが目標燃料圧力PFCMDになるように、燃料が昇圧される。
一方、前記ステップ3および4の判別結果がいずれもNOで、目標圧力変化量ΔPFCMDが下限値ΔPFL以下のときには、目標燃料圧力PFCMDが減少側に変化したとして、燃料の降圧制御を実行する(ステップ10)。この降圧制御では、燃料圧力PFと減少側に変化した目標燃料圧力PFCMDに応じ、燃料調量弁35aの開度を制御することによって、燃料圧力PFが目標燃料圧力PFCMDになるように、燃料が降圧される。
次に、燃料圧力PFが目標燃料圧力PFCMD以下であるか否かを判別する(ステップ11)。この判別結果がNOで、燃料圧力PFが目標燃料圧力PFCMDまで低下していないときには、前記ステップ15に進み、目標過励磁電流の前回値IEXCMDZを今回値IEXCMDとして設定するとともに、前記ステップ16に進み、目標保持電流の前回値IHCMDZを今回値IHCMDとして設定し、本処理を終了する。
一方、前記ステップ11の判別結果がYESで、燃料圧力PFが目標燃料圧力PFCMDに達したときには、前記ステップ5および6と同様、目標燃料圧力PFCMDに応じ、図5および図6のテーブルをそれぞれ検索することによって、目標過励磁電流IEXCMDおよび目標保持電流IHCMDを算出し(ステップ12,13)、本処理を終了する。
次いで、上記のように算出された目標過励磁電流IEXCMDおよび目標保持電流IHCMDに応じて、インジェクタ4を制御する(ステップ7)。
図7は、インジェクタ4の制御処理を示すフローチャートである。このインジェクタ制御処理は、上述した燃料噴射制御処理で算出された目標過励磁電流IEXCMDおよび目標保持電流IHCMDに応じて、インジェクタ4を制御するものである。本処理はTDC信号の発生間隔よりも短い所定の周期で実行される。
本処理では、まずステップ21において、TDC信号が発生したか否かを判別する。この判別結果がYESのときには、エンジン回転数NEおよび要求トルクPMCMDに応じ、所定のマップ(図示せず)を検索することによって、燃料噴射時期TINJを算出し(ステップ22)、本処理を終了する。なお、燃料噴射時期TINJは、燃料の噴射が開始されるタイミングに相当し、クランク角CAで表される。
一方、前記ステップ21の判別結果がNOで、TDC信号が発生していないときには、クランク角CAが燃料噴射時期TINJに等しいか否かを判別する(ステップ25)。この判別結果がYESのときには、インジェクタ4を開弁するものとして、インジェクタ4のコイル6bに過励磁電流IEXを供給する過励磁制御を開始する(ステップ26)。
次に、アップカウント式のタイマの値TMを0にリセットする(ステップ27)。また、過励磁制御中であることを表すために、過励磁制御フラグF_IEXを「1」にセットする(ステップ28)とともに、燃料噴射の実行中であることを表すために、燃料噴射フラグF_INJを「1」にセットし(ステップ29)、本処理を終了する。
一方、前記ステップ25の判別結果がNOで、クランク角CAが燃料噴射時期TINJに等しくないときには、燃料噴射フラグF_INJおよび過励磁制御フラグF_IEXがそれぞれ「1」であるか否かを判別する(ステップ30,31)。これらの判別結果がいずれもYESで、過励磁制御中のときには、電流計41で検出された実駆動電流IACACTが、目標過励磁電流IEXCMD以上であるか否かを判別する(ステップ32)。この判別結果がNOのときには、そのまま本処理を終了し、過励磁制御を継続する。
一方、上記ステップ32の判別結果がYESで、実駆動電流IACACTが目標過励磁電流IEXCMDに達したときには、燃料の圧力に抗してインジェクタ4を開弁させるのに十分な過励磁電流が供給されたとして、その供給を終了する(ステップ33)とともに、そのことを表すために、過励磁制御フラグF_IEXを「0」にリセットし(ステップ34)、本処理を終了する。
前記ステップ31の判別結果がNOのとき、すなわち過励磁制御が終了した後には、後述する保持制御フラグF_IHが「1」であるか否かを判別する(ステップ35)。この判別結果がNOで、コイル6bへの保持電流IHの供給がまだ開始されていないときには、実駆動電流IACACTが目標保持電流IHCMD以下であるか否かを判別する(ステップ36)。この判別結果がNOのときには、そのまま本処理を終了する。
一方、上記ステップ36の判別結果がYESで、実駆動電流IACACTが目標保持電流IHCMDまで低下したときには、インジェクタ4のコイル6bに保持電流IHを供給する保持制御を開始する(ステップ37)。次に、保持制御中であることを表すために、保持制御フラグF_IHを「1」にセットし(ステップ38)、本処理を終了する。
この保持制御は、保持電流IHを目標保持電流IHCMDに保持するものであり、図8に示すように、具体的には次のようにして行われる。まず、実駆動電流IACACTが目標保持電流IHCMDまで低下したときに、第2および第3スイッチ12,13を通電状態にすることによって、実駆動電流IACACTを増大させる。その後、実駆動電流IACACTが目標保持電流IHCMDにヒステリシスIHHYSを加算した値まで増大したときに、第2スイッチ12を非通電状態にすることによって、実駆動電流IACACTを低下させる。このような第2スイッチ12の通電/非通電を繰り返すことによって、実駆動電流IACACTが目標保持電流IHCMD付近に保持される。
前記ステップ35の判別結果がYESで、保持制御中のときには、前記ステップ27でリセットしたタイマ値TMが、所定時間TMREFに等しいか否かを判別する(ステップ39)。この判別結果がNOのときには、そのまま本処理を終了し、保持制御を継続する。
一方、上記ステップ39の判別結果がYESで、コイル6bへの駆動電流IACの供給の開始後、所定時間TMREFが経過したときには、インジェクタ4による燃料噴射を終了するものとして、保持電流IHの供給を終了する(ステップ40)とともに、保持制御フラグF_IHおよび燃料噴射フラグF_INJをそれぞれ「0」にリセットし(ステップ41,42)、本処理を終了する。
このステップ42の実行により、その後は前記ステップ30の判別結果がNOになり、その場合には、そのまま本処理を終了する。
図8は、これまでに説明した燃料噴射制御によって得られる動作例を、目標燃料圧力PFCMDが増大側に変化した場合について示している。この例では、タイミングt0の直前において、目標燃料圧力PFCMDが増大側に変化しており、それに応じて、目標過励磁電流IEXCMDおよび目標保持電流IHCMDはより大きな値に設定されている(ステップ5,6)。その後、クランク角CAが燃料噴射時期TINJになると(t0)、過励磁制御が開始され(ステップ26)、それによる過励磁電流IEXの供給に伴い、実駆動電流IACACTが漸増するとともに、インジェクタ4の弁体9が開き始める。
その後、実駆動電流IACACTが目標過励磁電流IEXCMDに達したときに(t1)、過励磁制御が終了する(ステップ33)。この時点で、インジェクタ4の弁体9のリフトはほぼ所定リフトに達する。また、実駆動電流IACACTが目標過励磁電流IEXCMDに達した後に、燃料の昇圧制御が開始され(ステップ8)、燃料圧力PFが増大側に変化した目標燃料圧力PFCMDになるように制御される。
さらにその後、実駆動電流IACACTが目標過励磁電流IEXCMDまで低下したときに(t2)、保持制御が開始され、保持電流IHが供給される(ステップ37)。この保持制御により、弁体9のリフトが所定リフトに保持される。
そして、過励磁制御の開始時から所定時間TMREFが経過したときに(t3)、保持制御が終了することで、実駆動電流IACACTが値0まで低下する(t4)とともに、弁体9のリフトが値0になり、インジェクタ4が閉弁する(t5)。
以上のように、本実施形態によれば、目標燃料圧力PFCMDが増大側に変化したときには、まず過励磁電流IEXの供給を開始し、その後、実駆動電流IACACTが目標過励磁電流IEXCMDに達したときに、増大した目標燃料圧力PFCMDに基づく燃料の昇圧制御を開始する。これにより、燃料圧力PFが上昇する前に、より大きな過励磁電流IEXをコイル6bに供給でき、したがって、上昇する燃料の圧力に妨げられることなく、インジェクタ4を所定の開度で確実に開弁することができる。
また、目標燃料圧力PFCMDが高いほど、目標過励磁電流IEXCMDを大きな値に設定するので、燃料圧力PFが高い場合においても、インジェクタ4を確実に開弁することができる。
図9は、燃料噴射制御によって得られる動作例を、目標燃料圧力PFCMDが減少側に変化した場合について示している。この例では、タイミングt0’の前に、目標燃料圧力PFCMDが減少側に変化しており、それに応じて、燃料の降圧制御が行われ(ステップ10)、燃料圧力PFが減少側に変化した目標燃料圧力PFCMDになるように制御される。また、燃料圧力PFが目標燃料圧力PFCMDに達したときに、目標過励磁電流IEXCMDおよび目標保持電流IHCMDがより小さな値に設定される(ステップ5,6)。その後、クランク角CAが燃料噴射時期TINJになると(t0’)、過励磁制御が開始され、以降の動作は前述した図8の場合と同様である。
以上のように、本実施形態によれば、目標燃料圧力PFCMDが減少側に変化したときには、まず、減少した目標燃料圧力PFCMDに基づく燃料の降圧制御を開始し、その後、燃料圧力PFが目標燃料圧力PFCMDに達したときに、目標過励磁電流IEXCMDに基づく過励磁電流IEXの供給を開始する。これにより、燃料の圧力が確実に低下した後に、より小さな過励磁電流IEXを供給でき、したがって、インジェクタ4を確実に開弁することができる。
なお、本発明は、説明した実施形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。例えば、実施形態では、目標燃料圧力PFCMDを、エンジン回転数NEおよび要求トルクPMCMDに応じて設定しているが、これに限らず、エンジン3の運転状態を判別し、判別された運転状態ごとに設定してもよい。
また、実施形態では、設定された目標燃料圧力PFCMDへの燃料の圧力の制御を、検出された燃料圧力PFが目標燃料圧力PFCMDになるようにフィードバック的に行っているが、例えば目標燃料圧力PFCMDと燃料調量弁35aの開度との関係を規定したマップなどを用い、フィードフォワード的に行ってもよい。
さらに、実施形態では、目標燃料圧力PFCMDが増大側に変化した際、コイル6bに供給された駆動電流IACが目標過励磁電流IEXCMD達したか否かの判定を、検出された実駆動電流IACACTと目標過励磁電流IEXCMDとの比較結果に基づいて行っているが、これに限らず、過励磁電流IEXの供給の開始時からの経過時間に基づいて行ってもよい。
さらに、実施形態は、本発明を車両に搭載されたディーゼルエンジンに適用した例であるが、本発明は、これに限らず、ディーゼルエンジン以外の直噴式またはポート噴射式のガソリンエンジンなどの各種のエンジンに適用してもよく、また、車両用以外のエンジン、例えば、クランク軸を鉛直に配置した船外機などのような船舶推進機用エンジンにも適用可能である。その他、本発明の趣旨の範囲内で、細部の構成を適宜、変更することが可能である。
2 ECU(目標燃料圧力設定手段、燃料圧力制御手段、目標駆動電流設定手段
および制御手段)
3 エンジン
4 インジェクタ(燃料噴射弁)
6b コイル
9 弁体
42 燃料圧力センサ
IAC 駆動電流
IEX 過励磁電流(駆動電流)
PF 燃料圧力(燃料の圧力)
PFCMD 目標燃料圧力
IEXCMD 目標過励磁電流(目標駆動電流)

Claims (2)

  1. コイルおよび弁体を有する電磁式の燃料噴射弁を備え、前記コイルに駆動電流を供給することにより、前記燃料噴射弁に供給された燃料の圧力に抗して前記弁体を駆動し、開弁させることによって、当該燃料噴射弁から燃料を噴射する内燃機関の燃料噴射制御装置であって、
    目標燃料圧力を設定する目標燃料圧力設定手段と、
    前記燃料噴射弁に供給される燃料の圧力を前記設定された目標燃料圧力になるように制御する燃料圧力制御手段と、
    前記目標燃料圧力が高いほど、前記駆動電流の目標となる目標駆動電流をより大きな値に設定する目標駆動電流設定手段と、
    前記目標燃料圧力が増大側に変化したときに、前記コイルへの前記目標駆動電流に基づく駆動電流の供給を開始し、その後、当該供給された駆動電流が前記目標駆動電流に達したときに、前記燃料圧力制御手段による燃料圧力の制御を開始する制御手段と、
    を備えることを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。
  2. 燃料の圧力を検出する燃料圧力センサをさらに備え、
    前記制御手段は、前記目標燃料圧力が減少側に変化したときに、前記燃料圧力制御手段による燃料圧力の制御を開始し、その後、前記検出された燃料圧力が前記目標燃料圧力に達したときに、前記コイルへの前記目標駆動電流に基づく駆動電流の供給を開始することを特徴とする、請求項1に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置。
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