JP2012100867A - パターヘッド - Google Patents

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Tadahiro Narita
忠広 成田
Ko Saka
航 坂
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Abstract

【課題】通常のパターに比べボールを打った時にボールのトップスピンが減少し、ひいては、ボールにバックスピンがかかり易いパターヘッドを提供する。
【解決手段】ヘッド本体2の前面(フェース面)に凹部2Hが設けられ、この凹部2H内にフェースインサート3が配置されている。このフェースインサート3の後面の上端部から下方に向って切欠状部3aが設けられている。切欠状部3aは、フェースインサート3の左端から右端まで延在している。フェースインサート3の後面の下縁部3bを凹部2Hの奥壁面に当接させる。ボルト6をボルト挿通孔5を通して雌螺子穴3cにねじ込むことによりフェースインサート3がヘッド本体2に固定される。切欠状部3aに粘弾性材7を設けてもよい。
【選択図】図2

Description

本発明は、ゴルフのパターのパターヘッドに関するものであり、特にヘッド本体のフェース面にフェースインサートを装着したパターヘッドに関するものである。
ゴルフのパターは、主としてグリーン上においてボールをヒットしてボールをカップに向けて転がす用途に用いられるクラブである。特開2007−117635には、パターヘッドのフェース面にフェースインサートを装着して打感を柔らかくすることが記載されている。
特開2007−117635
本発明は、通常のパターに比べボールを打った時にボールのトップスピンが減少し、ひいては、ボールにバックスピンがかかり易いパターヘッドを提供することを目的とする。
請求項1のパターヘッドは、ヘッド本体のフェース面にフェースインサートを装着したパターヘッドにおいて、該フェースインサートの後面に、上端部から下方に延在した切欠状部が設けられていることを特徴とするものである。
請求項2のパターヘッドは、請求項1において、前記切欠状部はフェースインサートの左端から右端まで延在していることを特徴とするものである。
請求項3のパターヘッドは、請求項1又は2において、前記フェースインサートの後面の下縁部は前記凹部の奥壁面に当接し、該下縁部が螺子部材によってヘッド本体に固定されていることを特徴とするものである。
請求項4のパターヘッドは、請求項1ないし3のいずれか1項において、該切欠状部に粘弾性材が充填されていることを特徴とするものである。
本発明のパターヘッドのフェースインサートの後面には、上端部から下方に延在する切欠状部が設けられている。そのため、ボールをヒットしたときにフェースインサートの上部が後退し、トップスピンが減少し、ボールにバックスピンがかかり易いものとなる。このような特性を有したパターヘッドは、少し荒れたグリーンや、転がりの良いグリーンの場合、転がりが悪くなることにより距離感が合わせ易くなる。
この切欠状部は、フェースインサートの左端から右端まで延在していることが好ましい。
この切欠状部に粘弾性材を充填することにより、打球音や、打感の調節を行うことができる。
(a)図は実施の形態に係るパターヘッドの分解斜視図、(b)図はこのパターヘッドの正面図、(c)図は(b)図のC−C線断面図である。 図1(b)のII−II線拡大断面図である。 フェースインサートの後方からの斜視図である。 別の実施の形態に係るパターヘッドのフェースインサートの断面図である。 別の実施の形態に係るパターヘッドのフェースインサートの断面図である。 別の実施の形態に係るパターヘッドのフェースインサートの断面図である。 異なる実施の形態に係るパターヘッドの断面図である。 図7のパターヘッドのフェースインサートを示す後方からの斜視図である。 さらに異なる実施の形態に係るパターヘッドの断面図である。 さらに異なる実施の形態に係るパターヘッドの断面図である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。
第1図〜第3図は第1の実施の形態に係るパターヘッド1を示すものである。このパターヘッド1では、ヘッド本体2の前面(フェース面)に凹部2Hが設けられ、この凹部2H内にフェースインサート3が配置されている。この実施の形態では、ヘッド本体2はアルミ合金、チタン合金、銅合金、ステンレスなどの金属製である。フェースインサート3は、ポリエステル、ナイロン、ウレタンなどの合成樹脂又はアルミ合金、銅合金、ステンレスなどの金属よりなる。フェースインサート3の前面と、凹部2Hの周囲のヘッド本体2の前面とは面一である。
凹部2H及びフェースインサート3の正面視形状は、横長の略長方形状である。凹部2Hの深さは全体として均一である。ただし、部分的に深い箇所を設けたり、逆に部分的に浅い箇所を設けてもよい。
このフェースインサート3の後面には、上縁部から下方に向って切欠状部3aが設けられている。この切欠状部3aは、フェースインサート3の左端から右端にまで延在している。フェースインサート3の後面の下縁部3bの後面は、フェースインサート3の前面と平行な平面となっている。
この実施の形態では、切欠状部3aの後面もフェースインサート3の前面と平行な平面となっている。
第3図の通り、フェースインサート3の下縁部3bには、雌螺子穴3cが複数個(この実施の形態では左右に合計2個)設けられている。ヘッド本体2には、この雌螺子穴3cと合致する位置関係にて、ボルト挿通孔5(第2図)が前後方向に貫設されている。各ボルト挿通孔5に挿通されたボルト6を雌螺子穴3cにねじ込むことにより、フェースインサート3がヘッド本体2に固定される。
フェースインサート3の左右幅及び上下幅は凹部2Hよりも若干小さいものとなっており、フェースインサート3の上下左右の側面3Sと凹部2Hの周面2S(第1図(a))との間には若干の空隙4があいている。この空隙4の幅は0.3〜1.5mm特に0.4〜1.0mm程度が好適である。フェースインサート3の大きさは上下幅が16〜30mm特に18〜25mm、左右幅が50〜150mm特に70〜100mm、下縁部3bにおける厚さが2〜10mm特に3〜8mm程度が好ましく、また、切欠状部3aにおけるフェースインサートの厚さは下縁部3bにおける厚さよりも0.6〜0.2mm特に0.8〜1.4mm少ないことが好ましいが、これに限定されない。
フェースインサート3は、切欠状部3aと反対側の面がパターのフェース前面となるように凹部2H内に配置され、下縁部3bが凹部2Hの奥壁面に当接されている。そして、上記の通り、ボルト6をボルト挿通孔5に通し、雌螺子穴3cにねじ込むことにより、フェースインサート3がヘッド本体2に固定され、パターヘッド1が構成される。
このように構成されたパターヘッド1のホゼル部1hにシャフトを連結することによりパターが構成される。このパターでパッティング(グリーン上のボールをフェース面で打つこと)すると、ボールをヒットしたときにフェースインサート3の上部の前面側が若干後退する。この結果、ボールのトップスピンが減少し、ボールにバックスピンがかかり易くなる。そのため、少し荒れたグリーンや転がりの良いグリーンの場合、転がりが悪くなることによって距離感が合わせ易くなる。即ち、一般にパターでヒットされたボールは、パターのフェース面から離れた直後、グリーン面上を無回転又は低回転で滑るように移動し、それから暫くすると、ボールとグリーン面との摩擦によってボールがグリーン上を滑らずに転動するようになる(ボールの周速度とボールの移動速度とが等しくなる)。パターヘッドによるボールヒット時にボールに加えられるトップスピン方向の力が減少するか、又はボールヒット時にバックスピン方向の力がボールに加えられると、上記のヒット直後における無回転ないし低回転の滑動移動距離が長くなる。グリーン面が荒れている場合、このヒット直後における無回転ないし低回転の滑動移動の間ボールがグリーン面から受ける影響が小さくなり、その結果として、ボールが停止するまでの全転がり距離は、通常のグリーンの場合と同等程度のものとなる。また、転がりの良いグリーン(具体的には、芝を短く刈ってあるグリーンや、ローラー等によって硬く締めたグリーンなど)の場合、ボールヒット直後のボールの転がりが、トップスピンが弱くなるかバックスピンが生じることによって抑制される。これにより、ボールが停止するまでの全転がり距離は、通常のグリーンの場合と同等程度のものとなる。このようなことから、本発明のパターヘッドは、少し荒れたグリーンや転がりの良いグリーンで距離感が合わせ易い、即ちプレーヤーが意図した距離だけボールが転がるものとなる。
本発明では、第4〜6図のフェースインサート3A〜3Cのように、切欠状部3aの前壁面の傾斜を上記とは異ならせてもよい。第4図のフェースインサート3Aでは、切欠状部3aの前壁面は下部ほど前方となるように傾いている。第5,6図のフェースインサート3B,3Cでは、切欠状部3aの前壁面は下部ほど後方となるように傾いている。なお、フェースインサート3,3A,3Bでは、後面の下縁部3bと切欠状部3aの前壁面との境界は段差状となっているが、第6図のフェースインサート3Cでは切欠状部3aの前壁面は下縁部3bに対し直接に交わるように形成されている。図示は省略するが、切欠状部の前壁面は、その少なくとも一部が曲面であってもよい。
第7図はさらに別の実施の形態に係るパターヘッド1’の前記第2図と同様部分の断面図、第8図はそのフェースインサート3の後方からの斜視図である。
この実施の形態では、切欠状部3aに粘弾性材7が充填されている。粘弾性材としてはゴム、エラストマー、軟質合成樹脂などが用いられる。
この粘弾性材7のサイズは切欠状部3aと同一であり、粘弾性材7の後面はフェースインサート3の下縁部3bと面一状となっているが、粘弾性材7はそれよりも薄くてもよい。また、粘弾性材7はフェースインサート3よりも左右幅や上下幅が小さくてもよい。
このパターヘッド1’のように切欠状部3aに粘弾性材7を充填すると、ボールをヒットしたときの打球音や打感を調節することができる。
上記実施の形態では、フェースインサートの前面は平坦となっているが、横長の溝を複数本平行に設けてもよい。溝の幅員(上下幅)は0.3〜1.6mm程度が好適であり、溝の深さは0.05〜1.1mm程度が好ましい。
上記実施の形態では、フェースインサート3の周囲に空隙4を形成しているが、第9図のパターヘッド1''のように、この空隙にゴム、エラストマー、合成樹脂などの粘弾性材8を配材してもよい。また、第10図のパターヘッド1'''のように、空隙4が生じないようにフェースインサート3を凹部2Hにぴったりと嵌まるように構成してもよい。
なお、第1図〜第9図のパターヘッド1,1’,1''のようにフェースインサート3の側面3Sと凹部2Hの周面2Sとの間に空隙4や粘弾性材8を設けると、フェースインサートに残留応力が生じることがなく、フェースインサートの反発特性は設計通りになるという効果が得られる。第7図〜第10図のその他の構成は第2図と同様であり、同一符号は同一部分を示している。
上記実施の形態はいずれも本発明の一例であり、本発明は図示以外の形態とされてもよい。例えば、フェースインサートはボルト以外の接着、カシメなどの固定手段によってヘッド本体に固定されてもよい。
1,1’,1'',1''' パターヘッド
2 ヘッド本体
2H 凹部
3,3A,3B,3C フェースインサート
3a 切欠状部
3b 下縁部
3c 雌螺子穴
6 ボルト
7,8 粘弾性材

Claims (4)

  1. ヘッド本体のフェース面にフェースインサートを装着したパターヘッドにおいて、
    該フェースインサートの後面に、上端部から下方に延在した切欠状部が設けられていることを特徴とするパターヘッド。
  2. 請求項1において、前記切欠状部はフェースインサートの左端から右端まで延在していることを特徴とするパターヘッド。
  3. 請求項1又は2において、前記フェースインサートの後面の下縁部は前記凹部の奥壁面に当接し、該下縁部が螺子部材によってヘッド本体に固定されていることを特徴とするパターヘッド。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項において、該切欠状部に粘弾性材が充填されていることを特徴とするパターヘッド。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015077248A (ja) * 2013-10-16 2015-04-23 株式会社Mole’S Act パターヘッド用複合部材及びパターヘッド

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