JP2012100614A - 植木鉢用自動給水器 - Google Patents

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茂 矢板
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Abstract

【課題】確実な自動給水動作をなすとともに、小型化が可能で使い勝手の良い植木鉢用自動給水器を提供する。
【課題の解決手段】植木鉢用自動給水器1は、植木鉢収容部2の周囲に閉塞形成した貯水タンク3と、植木鉢収容部2の底板2aに貯水タンク3と連通するよう設けた円筒支持体6、及び円筒支持体6に回転可能に螺合する給水パイプ9からなる給水機構と、植木鉢収容部2の底部に設けた水溜まり部13に開口した空気流通口15と貯水タンク3の上部空間を連通すべく貯水タンク3内に配設され下端傾斜開口面が水没すると植木鉢収容部2への給水が停止される連通パイプ17と、先端が植木鉢収容部2の底部より上方へ突出するよう水溜まり部13に設けて、水を末端側から先端に向けて移動させる揚水部材20を備えてなる。
【選択図】図4

Description

本発明は、植木鉢にその底面から自動的に給水するための植木鉢用自動給水器に関する。
従来から、この種植木鉢用自動給水器は種々知られているが、基本的な構成は、植木鉢収容部と、貯水タンクと、この貯水タンクから植木鉢の収容部に、植木鉢の植物による水の消費量に応じて自動的に給水する機構からなる。そして、この自動的に給水する機構が最も重要であり、その構成の如何が、植木鉢用自動給水器の機能に多大な影響を及ぼすものである。この機構として例えば、貯水タンク下部に設けた植木鉢収容部内に連通する開閉装置付出水口と、貯水タンク上部に設けた開閉装置付給水口とからなる構成が知られている。
この従来例では、まず、前記給水口を開くとともに、前記出水口を閉じ、前記給水口から貯水タンクに給水した後、前記給水口を閉じて、出水口を開くことにより、貯水タンク内の水を植木鉢収容部に供給し、供給量が所定量に達して出水口が水没すると、外部と遮断された貯水タンク内の上部空間が外気圧より低い圧力状態になって、出水が停止し、一定の水位が維持される。一方、植木鉢の植物が水を消費して水位が下がり出水口が露出すると、再度出水口から植木鉢収容部への給水が出水口が水没するまで行なわれる。
上述の従来例によると、貯水タンクへの給水作業の前後に、出水口の開閉動作と、給水口の開閉動作を、所定の手順で行なう必要があるため、これら開閉動作が煩雑であるという不都合がある。この煩雑さを解消するために従来においても、プランターケースの壁面を二重構造として貯水タンクを形成し、隔壁で二分したプランターケースの一方空間を植木鉢収容空間とし、他方空間を貯水タンクに給水するための上面を給水口として常時開放した給水空間とし、貯水タンクと給水空間は通水孔で連通し、隔壁の下方部に開閉装置を備えた隔壁通水孔を設け、この隔壁通水孔を開いたとき前記給水空間の水を植木鉢収容空間に供給可能とし、また、ダクトの一端を貯水タンクの上部に設けた通気口に密着し、他端は植木鉢収容空間の底面近傍に配置してなるプランターが提案されている(特許文献1)。
このプランターによると、隔壁通水孔を閉じた状態で給水口から給水すると、給水空間から通水孔を通って貯水タンクに水が溜まっていき、給水が終了した後、前記隔壁通水孔を開くと、まず給水空間内の水が前記隔壁通水孔を通って植木鉢収容空間へ流入し、前記給水空間内の水が不足すれば貯水タンクの水が前記給水空間へ通水孔を通って流入して不足分を補い、植木鉢収容空間への供給量が所定量に達してダクト下端が水没すると、貯水タンクの上部空間が外気圧より低い圧力状態になって、給水空間からの給水が停止し、一定の水位が維持される。一方、植木鉢の植物が水を消費して水位が下がりダクト下端が露出すると、貯水タンクの上部空間が外部と連通して再度給水が行なわれ、ダクト下端が水没するまで給水される。このように、上記プランターによると、開閉動作は隔壁通水孔だけでよいので、給水作業時の操作が極めて簡単になる。
特開2009−165453号公報
しかしながら、上述したプランターでは、植木鉢収容空間の底面近傍に配置したダクト下端が水没すると、給水が停止され、このダクト下端が露出して、給水タンク上部の空間が外部と連通すると、給水が再開されるのであるが、前記ダクト下端が水没した際にダクト内に流入した水が、植木鉢収容空間の水位が低下しても完全には流出しないで、ダクト内に残留する事態を生じることがある。このような事態が生じると、ダクト下端が露出しても給水タンク上部の空間が外部と連通しないので、植木鉢収容空間の水位が低下したにも拘わらず、給水が再開されないことになり、自動給水が行なわれないという不都合がある。本発明は、この不都合を解消して、確実な自動給水動作をなすとともに、小型化が可能で使い勝手の良い植木鉢用自動給水器を提供することを目的とする。
この目的を達成するため本発明の請求項1に係る植木鉢用自動給水器は、植木鉢収容部と、この植木鉢収容部を囲むように閉塞形成した環状の貯水タンクと、この貯水タンクに給水するとともに、貯水タンクと前記植木鉢収容部とを連通、遮断すべく変位可能で、連通時には前記貯水タンクの水を前記植木鉢収容部に供給可能な給水機構と、前記植木鉢収容部の底部に設けた水溜まり部に形成した空気流通口を介して、外部と前記貯水タンクの上部空間を連通すべく前記貯水タンク内に配設されるとともに、前記空気流通口が水没して下端傾斜開口面から水が流入し、前記貯水タンクの上部空間が外部と遮断状態となると、前記貯水タンクから前記植木鉢収容部への前記給水機構による給水を停止する連通パイプと、先端が前記植木鉢収容部の底部より上方へ突出するよう前記水溜まり部に設けて、前記水溜まり部内で接触している水を末端側から先端に向けて移動させる揚水部材を備えてなるものである。
また、同じく上記目的を達成するために、本発明の請求項2に係る植木鉢用自動給水器は、上記請求項1の構成において、揚水部材は多数のブラシを緊密に植設してなるブラシ体からなるものである。
また、同じく上記目的を達成するために、本発明の請求項3に係る植木鉢用自動給水器は、上記請求項1または請求項2の構成において、給水機構は、植木鉢収容部の底面に貯水タンクと連通するよう設け、内面には雌ネジを刻設するとともに周面に給水口を設けた円筒支持体と、この円筒支持体の雌ネジに螺合する雄ネジを下端外周面に設け、開口上面には開閉自在な蓋体を設けた給水パイプとからなるものである。
本発明の請求項1に係る植木鉢用自動給水器によれば、植木鉢収容部の周囲に環状の貯水タンクを設けるので小型化が可能になり、また、連通パイプの下端傾斜開口面部分に対応する連通パイプ内には水が停留せず、水没が解除された後の連通パイプ内の水切れがよく、より確実な自動給水動作を行なうことができ、さらには、揚水部材によって水溜まり部内の水を揚水して空気流通口の閉塞状態の解除を確実にして、自動給水動作を確実に行なうという効果を奏する。
また、本発明の請求項2に係る植木鉢用自動給水器によれば、前記効果に加えて、揚水部材はブラシ体からなるので、水は各ブラシ間を確実に上昇するため、揚水動作がより確実になされるという効果を奏する。
さらに、本発明の請求項3に係る植木鉢用自動給水器によれば、給水パイプを介して貯水タンクに確実な給水をすることができるとともに、植木鉢収容部への給水も確実にすることができるという効果を奏する。
本発明の好適な一実施形態における植木鉢収容部に植木鉢を収容した状態の正面図。 植木鉢を除去した状態の平面図。 図2のA−A線断面図。 図2の仕切り板を除去した状態のB−B線断面図。 連通パイプの下端傾斜開口面を示す部分拡大斜視図。 仕切り板を示す拡大正面図。
以下、本発明の好適な一実施形態について説明する。
図1〜図4に示すように、植木鉢用自動給水器1は、全体平面形状が角部をアール状に形成してなるほぼ正方形状で、中央部に平面形状ほぼ円形の凹部からなる植木鉢収容部2が設けられている。この植木鉢収容部2を囲むようにして、内壁3a、天壁3b、外壁3c及び底壁3dで閉塞形成された、環状の貯水タンク3が設けられている。図3及び図4で理解できるように、底壁3dを除く内壁3a、天壁3b、外壁3cは、前記植木鉢収容部2の底板2aとともに一体形成されている。一方、前記底壁3dは、前記底板2aと密着するとともに、周囲に設けた嵌合突縁が前記外壁3cの肉厚な下端面に設けた嵌合溝に嵌入した状態で液密に溶着されている。
図3及び図4に示すように、底壁3dには二箇所に下方にへこむ凹部4,5が形成されている。図2及び図3に示すように、凹部4に対応する内壁3a部分は、外壁3c方向に凹入し、この凹入部分に対応して、給水機構が設けられている。この給水機構は、円筒支持体6と、給水パイプ9とからなる。前記凹入部分の前面には、仕切り板21が左右一対の挟持突縁22,23によって、挿脱可能に支持されている。図6に詳細に示すように、前記仕切り板21の下端縁には、ほぼ等間隔に切り欠き24が形成されて、前記内壁3aの凹入部分と植木鉢収納部2との連通状態を確保している。
図3及び図4に示すように、円筒支持体6は、凹部4に対応して植木鉢収納部2の底板2aを貫通し、前記植木鉢収容部2と貯水タンク3とを連通して前記凹部4内では内周面が縮径して肉厚となり、前記植木鉢収容部2に対応する内面には雌ネジ7を刻設している。また、この円筒支持体6は、周面の前記底板2aに接する一部を切り欠いて給水口8を形成している。
一方、給水パイプ9は、図3及び図4に示すように、ほぼ円筒状で、その下端部外周面には円筒支持体6の雌ネジ7に螺合する雄ネジ10を設け、この雄ネジ形成部分より下端は前記円筒支持体6の縮径部分に対応するよう縮径されて、前記円筒支持体6に螺合、支持されている。
給水パイプ9は螺合状態に応じて円筒支持体6に対して昇降し、螺合状態を解除する方向に回転すると上昇して、給水パイプ9下端の縮径部分が給水口8に対応し、これによって円筒支持体6内面と給水パイプ9外面の間に空間が生じ、給水口8を介して植木鉢収容部2と貯水タンク3内が連通する。一方、給水パイプ9下端を前記円筒支持体9に緊密に螺合すると、両者は密着して給水口8が閉塞され、前記植木鉢収容部2と前記貯水タンク3とは遮断されて非連通状態となる。
また、給水パイプ9の開口上端には開口縁から水平に延びる支持板11を一体的に設けている。そして、前記支持板11に水平方向に回動自在に蓋体12を支持し、この蓋体12が回動されることによって前記給水パイプ9の開口上面は開閉される。
図2〜図4に示すように、凹部5に対応する植木鉢収容部2の底板2aには水溜まり部13が形成され、この水溜まり部13は平面正方形状で、その一辺が立ち上がって側面L字状となった二重壁からなる取付部14を周囲に備えている。図では明確でないが、前記取付部14は、底板2aの下面側に突設した平面ほぼコ字状で内壁3a側端部は内側に折曲されてなる支持壁及び内壁3aに、二重壁の間隙部分が嵌合されて取り付けられている。取付部14の立上がり部14aは貯水タンク3の内壁3aに対応位置し、この立上がり部14aに対応して空気流通口15が開口されている。図3に示すように、前記空気流通口15の上端部は底板2aよりも高い位置にある。
そして、立上がり部14aの背面側に連通パイプ支持具16が一体的に設けられている。この連通パイプ支持具16は、空気流通口15を介して水溜まり部13と連通するよう設けたほぼ円筒状で、貯水タンク3内に位置する。連通パイプ支持具16には、連通パイプ17の下端が液密に挿入されて支持される。
図4に示すように、連通パイプ17の上端は、貯水タンク3の上部空間に位置し、空気流通口15を介して前記貯水タンク3の上部空間と、植木鉢収容部2とを連通している。図5で理解できるように、前記連通パイプ17の下端開口面は傾斜して形成されている。そして、図では明らかでないが、下端傾斜開口面の最下端部が背面側、すなわち外壁3c面側に位置するとともに、傾斜開口面の上端が内壁3aに形成した空気流通口15と対向位置している。また、この傾斜開口面の最下端部から上方に向けて内面に沿って直状に延びるリブ18を設けている。
また、図2及び図4に示すように、水溜まり部13には環状突起19が設けられ、この環状突起19内には揚水部材たる多数のブラシを緊密に植設してなるブラシ体20が設けられている。図3及び図4に示すように、前記ブラシ体20の先端は、底板2aよりも上方に突出している。
続いて、以上のように構成した本実施形態の使用方法を説明する。まず、植木鉢収容部2に底面から水を吸い上げる植木鉢を収容したうえ、給水パイプ9の雄ネジ10と円筒支持体6の雌ネジ7とを最深部まで緊密に螺合し、給水口8を閉塞した状態で、蓋体12を開いて給水パイプ9の開口上面から水を注入する。給水パイプ9に注入された水は、凹部4から貯水タンク3内へ流入していく。貯水タンク3内に連通パイプ17上面まで達しない所望量供給されたところで注水を停止する。
植木鉢収容部2に収容した植木鉢に給水するには、雄ネジ10と雌ネジ7との螺合を解除する方向に給水パイプ9を回転して、給水口8の閉塞を解除すればよい。給水口8が開放状態になると、給水パイプ9内の水が給水口8から植木鉢収容部2内に流入し、前記給水パイプ9内の水がなくなると、貯水タンク3内の水が前記給水口8から前記植木鉢収容部2内に流入する。このため、水溜まり部13内に水が侵入する。
そして、水溜まり部13が満水となり、さらに水位が上昇して空気流通口15が水没すると、連通パイプ17の傾斜開口面よりも上まで水が流入して下端傾斜開口面が閉塞され、この連通パイプ15を介して外部(植木鉢収容部2)と連通していた貯水タンク3の上部空間は、外部と遮断状態となって外気圧よりも低い圧力状態となるので、前記給水口8から植木鉢収容部2への給水は停止する。この空気流通口15が水没する水位が前記植木鉢収容部2の所定水位である。
植木鉢の植物が水を消費し、植木鉢収容部2の水位が下がって空気流通口15の上端部が露出し、連通パイプ17内の水が流出して閉塞状態が解除されると、貯水タンク3の上部空間が外部(植木鉢収容部2)と連通して、前記上部空間は外気圧と同一の圧力状態となるので、貯水タンク3内の水が給水口8から植木鉢収容部2に供給される。そして、植木鉢収容部2の水位が上昇して再び空気流通口15が水没し、連通パイプ17の下端傾斜開口面が流入した水で閉塞されると、連通パイプ17を介して外部(植木鉢収容部2)と連通していた貯水タンク3の上部空間は、再び外部と遮断状態となって外気圧よりも低い圧力状態となるので、前記給水口8から植木鉢収容部2への給水は停止される。以上の動作を繰り返すことにより、植木鉢収容部2には常に所定の水位が確保され、自動給水が可能になる。
上述の空気流通口15の上端部が露出した際、連通パイプ17の下端開口面は傾斜面になっているので、前記空気流通口15の水没時に前記連通パイプ17の下端部に停留していた水は抜けやすいため、貯水タンク3の上部空間と外部との遮断状態の解除は確実に行なわれる。また、前記流通パイプ17には、リブ18を設けたので、前記連通パイプ17の下端部に停留していた水はこのリブ18を伝って流下し、前記遮断状態の解除はより確実になされる。加えて、水溜まり部13に設けたブラシ体20の揚水機能によって、ブラシ体20の下端部から先端に向けて水溜まり部13内に不必要に停留する水を排出することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば、給水機構は、給水口8を切り欠いた円筒支持体6とこれに螺合して昇降可能な給水パイプ9に換えて、給水パイプ9を底板2aに、回転に応じて給水口8を開閉可能に支持し、給水パイプ9を回転することにより、給水口8を開いて給水可能な構成としてもよい。また、リブ18は少なくとも流通パイプ17の傾斜開口面部分より少しでも上方に延びていれば足りる。さらに、揚水部材としては、ブラシ体20のほか、毛細管現象を利用して水を上昇させうる部材ならば如何なるものでもよい。またさらに、仕切り板21は設けなくてもよい。さらにまた、底板2a上に保水パッドを載置したうえ、植木鉢を収容してもよい。
1 植木鉢用自動給水器
2 植木鉢収容部
2a 底板
3 貯水タンク
3a 内壁
3b 天壁
3c 外壁
3d 底壁
4,5 凹部
6 円筒支持体
7 雌ネジ
8 給水口
9 給水パイプ
10 雄ネジ
11 支持板
12 蓋体
13 水溜まり部
14 取付具
15 空気流通口
16 連通パイプ支持具
17 連通パイプ
18 リブ
19 環状突起
20 ブラシ体
21 仕切り板

Claims (3)

  1. 植木鉢収容部と、この植木鉢収容部を囲むように閉塞形成した環状の貯水タンクと、この貯水タンクに給水するとともに、貯水タンクと前記植木鉢収容部とを連通、遮断すべく変位可能で、連通時には前記貯水タンクの水を前記植木鉢収容部に供給可能な給水機構と、前記植木鉢収容部の底部に設けた水溜まり部に形成した空気流通口を介して、外部と前記貯水タンクの上部空間を連通すべく前記貯水タンク内に配設されるとともに、前記空気流通口が水没して下端傾斜開口面から水が流入し、前記貯水タンクの上部空間が外部と遮断状態となると、前記貯水タンクから前記植木鉢収容部への前記給水機構による給水を停止する連通パイプと、先端が前記植木鉢収容部の底部より上方へ突出するよう前記水溜まり部に設けて、前記水溜まり部内で接触している水を末端側から先端に向けて移動させる揚水部材を備えてなることを特徴とする植木鉢用自動給水器。
  2. 揚水部材はブラシ体からなることを特徴とする請求項1に記載の植木鉢用自動給水器。
  3. 給水機構は、植木鉢収容部の底面に貯水タンクと連通するよう設け、内面には雌ネジを刻設するとともに周面に給水口を設けた円筒支持体と、この円筒支持体の雌ネジに螺合する雄ネジを下端外周面に設け、開口上面には開閉自在な蓋体を設けた給水パイプとからなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の植木鉢用自動給水器。
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