JP2011092175A - 栽培容器の自動給水装置 - Google Patents

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治 川村
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Abstract

【課題】従来のプランター等に於ける水遣り方法としては電気装置による時間設定と水量設定の出来る自動灌水装置があったが、植物の生長に必要とする水以上の水量を使用するために無駄が多く又装置も高価であった。この他に底面給水型栽培容器もあるが、栽培容器下部に貯水タンクを設けるために栽培容器が重くなり壁面緑化等には不向きであった。又数日程度で水の補給を行う事になるが補給を忘れて植物を枯らしてしまう場合があった。
【解決手段】プランター等の栽培容器を底面給水型としその下部の貯水タンクの高さを低くしてその貯水タンクの中にフロートバルブ装置を組み込み完全自動給水型栽培容器として提供する。
【選択図】図5

Description

本発明は底面給水型栽培容器の自動給水装置に関する。
従来プランター等で栽培をする場合、特に夏場などの水遣りでは朝夕一日2回の水遣りが必要な場合が多く必ず毎日の管理を要するので、この手間を軽減させるために電気作動装置による時間設定や水量設定をして自動的に水遣りが出来るものや、水分センサーを設置して自動的に水遣りが出来る装置が開発されている。又栽培容器の下部に貯水タンクを設けて、ある一定量の水を貯留してその水を給水シート等の毛細管現象により上部に汲み上げて自動的に水遣りが出来るようにした底面給水型プランター等が使用されている。
上記に述べた従来のプランター等での水遣り装置では、たとえば時間設定と水量設定が出来る装置の場合、電気装置が必要であり、又それぞれの植物に必要以上の水を掛けてしまうので水の無駄が多い。このような水遣り装置を使用して壁面緑化行う場合は溢れた水の回収装置等が必要となり、設置するための費用も高くまたメンテナンス量も多くなる。
そこで電気装置を必要とせず水の回収も必要としない底面給水型栽培容器が開発されたが、この底面給水型に於いてはプランター容器の下部に水を貯留するための貯水タンクを設ける為、水の掛け流し型プランターと比較すると大型になってしまう。又この底面給水型栽培装置を壁面緑化や屋上緑化に使用すると貯水タンクの水量確保の為にプランター等の栽培容器の容量が大きくなり重量負荷が大きい。
そのような問題を解決する為に完全自動給水型でありながら設置費用も安価で重量負荷の少ない軽量型のプランター等の栽培容器が望まれていた。
本発明は、上記目的を達成するために底面給水型栽培容器の貯水タンクの水量を最小限にし、尚かつ自動給水が出来るようにした平面薄型フロートバルブを開発して貯水タンク部の水量を最低限に抑えることで栽培容器の小型軽量化を実現し、雨水などを貯留した給水タンクからの位置エネルギーによる自然落下方式での給水又は水道水の直接接続による給水が出来る事により電源などの動力も必要とせず、非常に安価で簡単な装置として提供する事が出来る。
上述したように本発明の自動給水装置の貯水タンクは薄型であり貯水水位が約1cm前後で作用出来るために壁面緑化等に使用する場合等に於いては重量負荷が少なく栽培容器の高さが低く出来るので見栄えも良くなる。
また貯水量が極めて少ない為に水の腐敗も少なく栽培に適した環境を守る事が出来る。
また給水方法としては給水ホース用ニップルの流水路の内径より少し小さめの軸径のバルブガイドを使用することにより流水量が減少し減圧する事が出来るので一般家庭で使用している上水道に直接接続する事も出来る為、送水ポンプなどの機材を必要とせず安価な装置である。
また底面給水型栽培装置であるために完全液肥による栽培も可能で、たとえば壁面緑化に於ける高所での使用に於いても固形肥料を施すなどの手間が不用になる。
フロート枠と浮力体の構成図 止水部の部品図 バルブ装置組図 止水時の説明図 本発明の実施形態を示す底面給水型栽培容器の構成図
以下本発明の実施の形態を図1〜図5に基づいて説明する
長期間にわたる自動給水が可能な底面給水型栽培容器を軽量化するためには、まず貯水タンクの容量を極限まで縮小し尚かつ減水した分の水量を確実に補給する必要がある。
その為には現在市販されているようなボールタップ等のフロートバルブでは水位を低くする事が出来ない。そこで水位を低くするために板状の発泡スチロール等のような浮力体2をフロート枠1に固着し、支点3を軸として回動出来るようにしてフロート容器9に組み付ける。
そしてパッキン6を装着したバルブガイド5をニップル7の流水路後方より挿入し、このニップル7をフロート容器9の上部に固定し、ニップル7に給水用のホース8を接続し、このホース8に水道又は雨水等を貯留した給水タンクなどから水を供給する。
これにより供給された水がバルブガイド5の外周とニップル7の内径部の隙間を通りフロート容器9に流れ込み、フロート容器9の水位が上昇すると浮力体2を固着したフロート枠1が浮き上がり、支点3を軸として回動したバルブ作動部4でバルブガイド5の端部を押してバルブガイド5を摺動させパッキン6とニップル7の端部が密着して止水する。
フロート容器9に貯留された水は毛細管現象により給水シート11に吸い上げられて栽培容器10内の培地に供給される。
培地に水が供給されるとフロート容器9の水位が下がりフロート枠1が回動する事によりバルブ作動部4がバルブガイド5を押す圧力が無くなるのでパッキン6とニップル7の間に隙間が生じてここから水が流れ込む。この一連の動作を繰り返す事により長期間の完全自動水遣りが出来る。
現在農業分野において少量土壌培地耕栽培などの高設栽培が盛んに行われている。この栽培方法は液体肥料を培地上部より掛け流してその栽培容器下部に樋等の水路を設け、必要以上に掛け流した液体肥料を改修して循環しているが、本発明の給水装置を使用する事により循環ポンプ等の機材が不用になりコストの削減に貢献出来る。
また屋上緑化や屋上菜園等に於いては、屋上植栽部に防根シート敷設や排水設備を施すのが現状であるが本発明の給水装置を使用する事によりその必要もなく簡単で安価に設置可能である。
また本発明の給水装置を壁面緑化に使用する場合に於いても屋上緑化と同様に簡単に設置する事が出来るため水遣りの手間も必要とせず、水の使用量も必要最小限であるために経費の節減になる。
1 フロート枠
2 浮力体
3 支点
4 バルブ作動部
5 バルブガイド
6 パッキン
7 ニップル
8 ホース
9 フロート容器
10 栽培容器
11 給水シート

Claims (1)

  1. 板状の浮力体をフロート枠に固着し、このフロート枠の下端部左右を軸として回動出来るようにし、このフロート枠の上部に設けたバルブ作動部でパッキンを装着したバルブガイドを摺動させることが出来るようにし、フロートの上下運動作用によりフロート枠が回動してバルブガイドを摺動させ、パッキンとニップル端部が開閉する事により給水又は止水を行うことが出来るようにした底面給水型栽培容器の自動給水装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105283068A (zh) * 2014-05-15 2016-01-27 李庚子 雨水自动供给栽培装置
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