JP2012095157A - 携帯端末装置、携帯端末装置制御方法及び携帯端末装置制御プログラム - Google Patents

携帯端末装置、携帯端末装置制御方法及び携帯端末装置制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な操作で、撮影した画像を待受画面からすぐに閲覧することを可能とすること。
【解決手段】機能が対応付けられたオブジェクトを標準画面に重畳して表示する表示手段と、画像を撮影する撮影手段と、表示手段に表示されたオブジェクトが選択された際、当該選択されたオブジェクトに対応付けられた機能を実行する制御手段と、を有し、制御手段は、撮影手段によって画像が撮影されると、当該画像を再生する機能が対応付けられた新たなオブジェクトを作成し、標準画面を表示する際に当該新たなオブジェクトを標準画面に重畳して表示することで上記課題を解決する。
【選択図】図3

Description

本発明は、携帯端末装置、携帯端末装置制御方法及び携帯端末装置制御プログラムに関する。
携帯電話機等の携帯端末装置の待受画面に、特定のアプリケーションプログラムと関連づけられたショートカット項目(オブジェクト)を表示する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、特許文献1に記載の携帯端末では、ユーザの使用頻度に応じてショートカット項目を自動的にカスタマイズする。
このような技術を用いれば、待受画面からメニュー階層を辿って所望のアプリケーションプログラムを起動させるといった煩雑な操作を行うことなく、所望のアプリケーションプログラムを迅速に起動させることができる。また、特許文献1に記載の携帯端末では、使用頻度が高い項目は、ユーザが操作することなくショートカット項目が生成されるため、ユーザによる操作の負担を少なくすることができる。
特開2007−317223号公報
ここで、カメラでメモ等を撮影し、この画像を必要に応じてすぐ閲覧したい場合がある。このような場合は、撮影した画像に対応付けたショートカット(オブジェクト)を作成することで待受画面からすぐに画像を閲覧することができる。
しかしながら、この場合は、オブジェクトを作成するためのアプリケーションを起動し、画像フォルダから撮影した画像を読み出した後、オブジェクトを対応付ける操作を行う必要がある。そのため、ユーザは、アプリケーションを起動させる作業や、撮影した画像を画像フォルダから探す作業が必要となる。また、特許文献1に記載の装置では、当該撮影した画像を繰り返し閲覧した後でなければ自動的にオブジェクトが作成されない。そのため、ユーザは、一定の操作を繰り返し行う必要がある。このように、撮影した画像を待受画面からすぐに閲覧できる状態に設定する作業は、ユーザにとって手間のかかる作業となる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、簡単な操作で、撮影した画像を待受画面からすぐに閲覧することを可能とする携帯端末装置、携帯端末装置制御方法及び携帯端末装置制御プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、携帯端末装置であって、機能が対応付けられたオブジェクトを標準画面に重畳して表示する表示手段と、画像を撮影する撮影手段と、前記表示手段に表示された前記オブジェクトが選択された際、当該選択されたオブジェクトに対応付けられた機能を実行する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記撮影手段によって画像が撮影されると、当該画像を再生する機能が対応付けられた新たなオブジェクトを作成し、前記標準画面を表示する際に当該新たなオブジェクトを前記標準画面に重畳して表示することを特徴とする。
ここで、前記制御手段は、前記表示手段に他のオブジェクトが既に前記標準画面に重畳して表示する設定がされている場合、前記新たなオブジェクトが作成されると、当該新たなオブジェクトを、前記標準画面を表示する際に、前記他のオブジェクトに追加して前記標準画面に重畳して表示することが好ましい。
また、前記撮影手段によって撮影された画像を記憶する記憶手段を有し、前記制御手段は、前記表示手段に前記標準画面を表示している間に、前記オブジェクトが選択されると、前記撮影手段によって撮影された画像を前記記憶手段より読み出し、前記表示手段によって表示させることが好ましい。
また、前記制御手段は、前記オブジェクトに対応付けられた画像が前記記憶手段から削除された場合、前記標準画面から当該画像が対応付けられたオブジェクトの表示を消去することが好ましい。
また、操作が入力される操作手段をさらに有し、前記制御手段は、前記撮影手段で撮影した画像を前記表示手段に表示させている間に、前記操作手段にオブジェクトを作成する操作が入力された場合、前記画像に対応付けられたオブジェクトを作成することが好ましい。
また、前記制御手段は、前記撮影手段で撮影した画像の撮影時の設定が特定の設定である場合、前記画像に対応付けられたオブジェクトを作成することが好ましい。
また、前記制御手段は、前記撮影手段によって撮影された画像が複数ある場合、当該複数の画像が対応付けられた1つのオブジェクトを作成することが好ましい。
また、前記制御手段は、前記撮影手段によって画像が撮影された際に別の画像に対応付けられたオブジェクトが既に設定されている場合、当該既に設定されたオブジェクトに前記撮影された画像を対応付けることが好ましい。
また、前記制御手段は、前記オブジェクトに対応付けられた画像が複数の場合、前記オブジェクトに複数の画像が対応付けられたことを示す情報を付加して表示させることが好ましい。
また、前記制御手段は、前記表示手段に前記標準画面を表示している間に、前記オブジェクトが選択されたら、前記オブジェクトに対応付けられた複数の画像を読み出し、当該複数の画像を表示させることが好ましい。
また、前記制御手段は、前記表示手段に前記標準画面を表示している間に、前記オブジェクトが選択されたら、前記記憶手段から複数の前記撮影手段で撮影した複数の画像を読み出し、読み出した当該複数の画像のうち、所定の条件を満たした画像を表示させ、当該所定の条件を満たしていない画像は画像内容を表示させないことが好ましい。
また、前記制御手段は、前記オブジェクトに対応付けられた機能に関連した文字列を含むテキスト情報が前記オブジェクトに含まれ、前記表示手段によって前記オブジェクトが表示される際に前記テキスト情報も表示し、前記撮影手段によって撮影された画像に対応付けられたオブジェクトが作成される際に、当該撮影された画像に関連した文字列を含む所定のテキスト情報も作成することが好ましい。
また、前記制御手段は、前記オブジェクトに対応付けられた画像が複数の場合、前記オブジェクトに複数の画像が対応付けられたことを示すテキスト情報を新たに作成することが好ましい。
また、前記制御手段は、前記オブジェクトに対応付けられた画像が前記表示手段によって表示された回数もしくは時間が所定の条件を満たした場合、当該画像と当該画像に対応付けられた前記オブジェクトとの対応付けを解除することが好ましい。
また、前記制御手段は、前記画像に対応付けられたオブジェクトの作成時に、前記標準画面に重畳して表示されているオブジェクトの数が許容数以上である場合、前記標準画面に重畳して表示されているオブジェクトのうち1つのオブジェクトを一時的に待避させるとともに前記画像に対応付けられたオブジェクトを表示させることが好ましい。
また、前記制御手段は、前記画像に対応付けられたオブジェクトを削除した場合、前記一時的に待避させたオブジェクトを前記標準画面に重畳して表示させることが好ましい。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、機能が対応付けられたオブジェクトを標準画面に重畳して表示する表示手段と、画像を撮影する撮影手段と、前記表示手段に表示された前記オブジェクトが選択された際、当該選択されたオブジェクトに対応付けられた機能を実行する制御手段と、を有する携帯端末装置によって実行される携帯端末装置制御方法であって、前記撮影手段で画像を撮影するステップと、前記撮影手段によって撮影された画像を再生する機能が対応付けられたオブジェクトを作成するステップと、前記標準画面を表示する際に当該新たなオブジェクトを前記標準画面に重畳して表示するステップと、を含むことを特徴とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、携帯端末装置制御プログラムであって、機能が対応付けられたオブジェクトを標準画面に重畳して表示する表示手段と、画像を撮影する撮影手段と、前前記表示手段に表示された前記オブジェクトが選択された際、当該選択されたオブジェクトに対応付けられた機能を実行する制御手段と、を有する携帯端末装置に、前記撮影手段で画像を撮影するステップと、前記撮影手段によって撮影された画像を再生する機能が対応付けられたオブジェクトを作成するステップと、前記標準画面を表示する際に当該新たなオブジェクトを前記標準画面に重畳して表示するステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明に係る携帯端末装置、携帯端末装置制御方法及び携帯端末装置制御プログラムは、簡単な操作で、撮影した画像を待受画面からすぐに閲覧することを可能とするという効果を奏する。
図1は、携帯電話機の外観を示す斜視図である。 図2は、携帯電話機が表示する待受画面の一例を示す図である。 図3は、携帯電話機の機能的な構成を示すブロック図である。 図4は、付加表示データの一例を示す図である。 図5は、表示部に表示される画像の一例を示す図である。 図6は、表示部に表示される画像の一例を示す図である。 図7は、表示部に表示される画像の一例を示す図である。 図8は、表示部に表示される画像の一例を示す図である。 図9は、携帯電話機の制御部が実行する処理手順を示すフロー図である。 図10は、携帯電話機の制御部が実行する処理手順を示すフロー図である。
以下に、本発明に係る携帯端末装置、携帯端末装置制御方法及び携帯端末装置制御プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、以下の説明における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。また、以下の説明では、携帯端末装置として携帯電話機を例として説明するが、本発明の適用対象は携帯電話機に限定されるものではない。例えば、PHS(Personal Handy-phone System)、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistant)、ポータブルナビゲーション装置、ノートパソコン、ゲーム機等に対しても本発明を適用できる。
(実施形態)
まず、本実施形態に係る携帯電話機1の外観について説明する。図1は、携帯電話機1の外観を示す斜視図である。図1に示すように、携帯電話機1は、筐体10と、表示部11と、マイク12と、レシーバ13と、入力部15とを備える。
筐体10は、例えば、1つの箱型で構成される。筐体10は、いわゆるストレート型筐体である。なお、筐体10は、例えば、第1筐体と第2筐体との2つを含んで構成されてもよい。この場合、筐体10は、第1筐体が第2筐体に対してスライドする構成のスライド式筐体でもよいし、第1筐体が第2筐体に対して回動する折り畳み式の筐体でもよい。すなわち、筐体10の構成は限定されない。
表示部11と、マイク12と、レシーバ13と、入力部15とは、筐体10に収納される。マイク12は、音声を電気信号に変換する。レシーバ13は、電気信号を音声に変換して出力する。
入力部15は、利用者の操作を受け付け、受け付けた操作に応じた信号を生成する。入力部15は、方向ボタン15aと、機能呼出部としての各種機能呼出ボタン15bと、数値入力ボタン15cとを含む。方向ボタン15aは、表示部11が表示するカーソルを動かすためのボタンである。各種機能呼出ボタン15bは、携帯電話機1が備える各種機能を呼び出すためのボタンである。数値入力ボタン15cは、数値を入力するためのボタンである。数値入力ボタン15cは、例えば、音声通話を開始する際に電話番号の入力で用いられる。
表示部11は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD、Liquid Crystal Display)や、有機EL(Organic Electro-Luminescence)パネル等で構成された表示パネルを備え、各種機能画面や、待受画面等を表示する。ここで、機能画面とは、携帯電話機1が有する機能を利用者に提供するための画面である。機能画面には、例えば、他の携帯電話機器との通話機能、メール送受信機能、カメラによる撮像機能、オーディオビジュアル機能等の機能を利用者に提供するための画面が含まれる。また、表示部11は、標準画面も表示する。ここで、標準画面とは、待受画面や、デスクトップ等のアプリケーションの起動を待ち受けている画面である。
また、待受画面とは、電話の発着信を待ち受けている状態の画面、または、アプリケーションプログラムの起動を待ち受けている状態の画面である。換言すると、待受画面は、携帯電話機1が提供する各種機能画面へ画面が変わる前の画面である。なお、待受画面は、例えば、デスクトップ画面、ホーム画面、または、壁紙と呼ばれることもある。
携帯電話機1では、利用者が設定した付加表示データに従って、オブジェクトが待受画面上に重畳して表示される。付加表示データには、オブジェクトとして表示すべき文字列、画像、図形、または、それらの組み合わせ(以下、「文字列等」という)と、起動すべきアプリケーションプログラムを特定するための情報と、アプリケーションプログラムのパラメータとが関連づけて登録される。
オブジェクトは、例えば、待受画面上に個別に設けられた帯状の領域に表示される。携帯電話機1は、待受画面上に、複数のオブジェクトを同時に表示することができる。そして、携帯電話機1は、待受画面上に表示されたオブジェクトに対して利用者が行った操作に応じて、オブジェクトに関連づけられているアプリケーションプログラムを起動する。
また、携帯電話機1は、利用者が設定した付加表示データに従って、固定的に設定された文字列等以外に、バックグラウンドで実行されているアプリケーションが処理中の情報をオブジェクトとして待受画面上に表示することができる。
ここで、携帯電話機1が表示部11に表示する待受画面の例を図2に示す。図2は、携帯電話機1が表示する待受画面の一例を示す図である。図2に示す例では、待受画面51の一部として時計が表示されている。また、図2に示す例では、待受画面51に重畳して、オブジェクト52aと、オブジェクト53aと、オブジェクト54aとが表示されている。このように、図2に示す例では、待受画面51に、オブジェクト52aと、オブジェクト53aと、オブジェクト54aと、絵文字52bと、絵文字53bと、絵文字54bと、を重畳して構成される画像50が表示部11に表示される。
オブジェクト52aは、「ニュース」という文字列を含む付箋として表示されている。オブジェクト52aに対応する付加表示データには、起動すべきアプリケーションプログラムとしてブラウザプログラムが指定され、パラメータとしてニュースサイトのURLが指定され、オブジェクトにおける文字列として「ニュース」が指定されている。
利用者は、方向ボタン15aを操作する等して、待受画面上に表示されたオブジェクト52aを選択した上で決定操作を実行することにより、ニュースサイトのURLをアクセス先として指定した状態でブラウザプログラムを起動し、ニュースサイトのWEBページを閲覧することができる。このように、待受画面上に表示されたオブジェクトは、関連づけられているアプリケーションプログラムを迅速に起動するために利用される。
オブジェクト53aは、「アラーム」という文字列を含む付箋として表示されている。オブジェクト53aに対応する付加表示データには、起動すべきアプリケーションプログラムとしてアラームプログラムが指定され、オブジェクトにおける文字列として「アラーム」が指定されている。
オブジェクト54aは、「Eメール新規作成」という文字列を含む付箋として表示されている。オブジェクト54aに対応する付加表示データには、起動すべきアプリケーションプログラムとしてメールプログラムが指定され、オブジェクトにおける文字列として「Eメール新規作成」が指定されている。
また、図2の例に示すように、携帯電話機1では、オブジェクト52a、53a及び54aが表示される帯状の領域のそれぞれの左端に、絵文字52b、53b及び54bが対応付けて表示される。絵文字52b、53b及び54bは、その右側に表示される文字列等が、予め設定された付加表示データに基づくオブジェクトであることを示している。なお、絵文字はオブジェクトと一体としてもよい。
オブジェクトと対応付けて表示される絵文字は、画像、図形、文字等で構成されるシンボルであり、アイコンと呼ばれる場合がある。絵文字は、オブジェクトと、起動されるアプリケーションプログラムとの対応を利用者が容易に把握できるように、アプリケーションプログラム毎に異なる画像、図形、文字等で構成されることが好ましい。
図2に示した例では、絵文字52bは、起動されるアプリケーションプログラムがブラウザプログラムであることを利用者が容易に把握できるように、「URL」の文字からなる。また、絵文字53bは、起動されるアプリケーションプログラムがアラームプログラムであることを利用者が容易に把握できるように、鈴を表した図形からなる。また、絵文字54bは、起動されるアプリケーションプログラムがメールプログラムであることを利用者が容易に把握できるように、封筒を表した図形からなる。
なお、オブジェクトと対応付けてどの絵文字を表示させるかについては、オブジェクトと対応付けられているアプリケーションプログラムに応じて決定することとしてもよいし、利用者の選択に基づいて決定することとしてもよい。また、オブジェクトはこれに限定されず、必要に応じて種々のアプリケーションプログラムに対応付けて作成することができる。また、オブジェクトにメモを表示させるアプリケーションプログラムを対応付け、対応付けられた文字情報を表示させるのみにしてもよい。
次に、図1に示した携帯電話機1の機能的な構成について説明する。図3は、携帯電話機1の機能的な構成を示すブロック図である。図3に示すように、携帯電話機1は、表示部11と、マイク12と、レシーバ13と、入力部15と、カメラ31と、通信部32と、音声処理部33と、制御部36と、メモリ37と、記憶部38とを有する。
カメラ31は、画像を撮影する。通信部32は、図示しないアンテナを有し、基地局との間で無線回線を確立して通話またはデータ通信のための無線通信を実現する。音声処理部33は、マイク12が電気信号に変換した音声データに符号化等の処理を施して制御部36へ出力する。また、音声処理部33は、制御部36から入力された音声データに復号化等の処理を施してレシーバ13へ出力する。
制御部36は、携帯電話機1の全体的な動作を統括的に制御する。具体的には、制御部36は、図示しないCPU(Central Processing Unit)等の演算装置を備え、オペレーティングシステムやアプリケーションプログラム等の各種プログラムに含まれる命令とデータとに基づいて演算装置に演算処理を実行させる。そして、制御部36は、演算装置の演算結果に基づいて携帯電話機1の各部を制御することにより、音声通話機能やメール送受信機能等の携帯電話機1が利用者に提供する各種機能を実現する。また、制御部36によって実行されるオペレーティングシステムは、マルチタスク機能を有し、制御部36が擬似的に複数のアプリケーションプログラムを同時に実行することを可能にする。
メモリ37は、例えば、RAM(Random Access Memory)であり、制御部36において実行される各種演算処理で用いられるデータが一時的に展開される記憶領域として用いられる。また、メモリ37は、制御部36において実行中のアプリケーションプログラムが一時的に展開される記憶領域として用いられることもある。なお、メモリ37を設けずに、記憶部38がメモリ37の機能を兼ねることとしてもよい。
記憶部38は、不揮発性を有する記憶装置(例えば、フラッシュメモリ)であり、制御部36での各種演算処理に利用されるデータやプログラムが記憶される。記憶部38に記憶されるプログラムには、待受画面プログラム39と、付加表示データ管理プログラム40と、カメラプログラム41と、ブラウザプログラム42と、が含まれる。また、記憶部38に記憶されるデータには、画像データ43と、付加表示データ44が含まれる。
待受画面プログラム39は、表示部11に表示される待受画面に関する各種機能を実現させる。待受画面プログラム39は、待受画面制御部39aと、付加表示制御部39bと、を含む。待受画面制御部39aと、付加表示制御部39bと、は、制御部36に所定の機能を実現させるための命令とデータの集合である。
待受画面制御部39aは、表示部11に待受画面を表示させる。待受画面制御部39aによって表示される待受画面には、予め選択された画像データまたはアニメーションデータ等からなる背景部分に加えて、図2に示した例の時計のように、待受画面制御部39aが提供する機能によって動的に変化する部分が含まれることがある。
付加表示制御部39bは、付加表示データ44に基づいて待受画面上にオブジェクトを表示させる。また、付加表示制御部39bは、待受画面上に表示されたオブジェクトに対して行われた操作に応じて、オブジェクトに関連づけられたアプリケーションプログラムを起動させる。
付加表示制御部39bは、オブジェクトとして、付加表示データ44内に固定的に設定された文字列等を待受画面上に表示させる。なお、オブジェクトの表示位置は、入力部15への操作により、利用者の好みの位置が指定される。
また、付加表示制御部39bは、アプリケーションプログラムによって、処理が完了した旨を示す完了通知がなされた場合に、そのアプリケーションプログラムに対応するオブジェクトを非表示にさせる。ここで、処理が完了することには、例えば、アプリケーションプログラムに指定された目標が達成された場合や、指定されたデータに関する処理を最後までやり終えた場合や、指定された期限が経過した場合が含まれる。
付加表示データ管理プログラム40は、付加表示データ44へのデータの登録と、更新と、削除とを実現させる。具体的には、付加表示データ管理プログラム40は、付加表示データ44へのデータの登録または削除のための機能画面を表示部11に表示させ、機能画面に対して入力された情報に基づいてデータを登録または削除させる。
カメラプログラム41は、ユーザの操作に基づいてカメラ31を作動させて画像を撮影し、撮影した画像を記憶部38の画像データ43として記憶させる。また、カメラプログラム41は、カメラ31による撮影時の撮影条件等を制御する。
ブラウザプログラム42は、指定されたURLに対応するWEBページを取得させ、取得したWEBページを表示部11に表示させる。画像データ43は、カメラ31で撮影して記憶された画像データである。画像データ43は、複数の画像データを保持し複数の画像データをフォルダ等で管理する。
付加表示データ44は、待受画面上に表示されるオブジェクトに関する情報を保持する。図4は、付加表示データ44の一例を示す図である。図4に示すように、付加表示データ44は、ID、表示位置、プログラム、オブジェクト、状態、パラメータといった項目を有し、待受画面上に表示されるオブジェクト毎にデータが登録される。
IDの項目は、付加表示データ44に登録されているデータを識別するための識別番号を保持する。表示位置の項目は、待受画面上にオブジェクトが表示される位置として、登録時または編集時に利用者が指定した位置を保持する。表示位置の項目には、例えば、待受画面上にオブジェクトを帯状に隙間なく配置した場合における何番目のオブジェクトに相当する位置であるかを表す番号が設定される。なお、待受画面上での表示内容に応じて、利用者が、中央寄りや下端寄り等の寄せ位置を利用者が設定できるようにしてもよい。プログラムの項目は、起動されるアプリケーションプログラムを特定するための情報(例えば、アプリケーションプログラムの名称やパス名)を保持する。
オブジェクトの項目は、オブジェクトとして何を表示すべきかを表す情報を保持する。例えば、オブジェクトとして文字列を表示する場合、オブジェクトの項目には、表示される文字列が設定される。
状態の項目は、オブジェクトをどのように表示すべきかを表す情報を保持する。状態の項目には、例えば、「絵文字+オブジェクト」、「絵文字」、「非表示」のいずれかの値が設定される。「絵文字+オブジェクト」は、絵文字とオブジェクトの両方を表示すべきことを示す。「絵文字」は、絵文字のみを表示して、オブジェクトを非表示とすべきことを示す。「非表示」は、絵文字とオブジェクトの両方を非表示とすべきことを示す。
パラメータの項目は、アプリケーションプログラムのパラメータを保持する。ここで、パラメータとしては、URLや、参照するデータの記憶部38内のアドレス(対応付けの情報)等が設定される。また、オブジェクトを一定の条件を満たしたら削除する設定である場合は、削除する条件、及び、その条件の各値の現在の値が設定されている。
次に、図5から図9を参照しながら、図1に示した携帯電話機1の動作について説明する。図5から図8は、それぞれ表示部に表示される画像の一例を示す図であり、図9は、携帯電話機の制御部が実行する処理手順を示すフロー図である。なお、図5から図8に示す処理は、制御部36は、記憶部38に記憶された待受画面プログラム39、付加表示データ管理プログラム40及びカメラプログラム41を読み出し、処理を実行することで実現される。携帯電話機1は、カメラ31で画像を撮影した場合、カメラプログラム41を実行することで撮影した画像データを加工、保存しつつ、付加表示データ管理プログラム40を実行することで撮影時のモードが予め設定されたモードである場合、撮影した画像を対応付けたオブジェクトを作成する。また、携帯電話機1は、このようにオブジェクトを作成することで、作成したオブジェクトを待受画面に重畳して表示させることができる。
以下、図5を用いて具体的に説明する。携帯電話機1は、カメラ31で画像を撮影した場合、図5中左上に示すように、撮影画像61と、操作画像62と、を含む画像60を表示部11に表示させる。ここで、撮影画像61は、カメラ31で撮影した画像である。操作画像62は、入力部15の方向ボタンa及び各種機能呼出ボタン15bに割り当てた操作を示す画像である。操作画像62には、「添付」と「保存」と「メニュー」との3つの項目が表示されている。携帯電話機1は、操作画面62を表示させた状態で、それぞれの項目に隣接した(図5においては、下方向に)入力部15に操作が入力された場合、項目に対応する処理を実行する。例えば、「保存」に対応する入力部15のボタンが押下されたら、画像60を画像データとして記憶部38に保存(記憶)する処理を行う。
携帯電話機1は、画像60を画像データとして保存する処理の実行時に、所定の条件を満たしている場合、画像60を画像データとして記憶部38に保存する処理とともに記憶部38に撮影した画像データ(記憶する画像データ)に対応付けられたオブジェクトを作成する。なお、携帯電話機1は、制御部36で付加表示データ管理プログラム40を処理することにより、画像データを対応付けたオブジェクトの作成処理を実行する。本実施形態では、画像60を画像データとして保存する処理の実行時に、オブジェクトを作成する場合とするが、オブジェクトの作成するタイミングはこれに限定されない。携帯電話機1は、撮影した画像が所定の条件を満たしていると判定したら、撮影した画像に対応するオブジェクトを作成すればよい。なお、図5に示す例は、撮影モードとしてメモモードを選択して画像を撮影することを所定の条件に設定している場合である。
ここで、携帯電話機1は、画像データに対応付けたオブジェクトを作成する場合、既に登録されている他のオブジェクトの状態に基づいて、作成するオブジェクトを決定する。携帯電話機1は、画像データに対応付けたオブジェクトを作成する場合、オブジェクトを表示させる領域があり、かつ、画像データに対応付けて作成するオブジェクトがないと判定したら、オブジェクトを作成する。その後待受画面を表示させる状態になったら、携帯電話機1は、図5中左下に示すように、待受画面51にオブジェクト70aを追加した(重畳した)画像60aを表示部11に表示させる。オブジェクト70aは、オブジェクトの項目として「メモ画像」が記憶され、パラメータとして撮影画像61が記憶されているアドレスが記憶されている。これにより、オブジェクト70aは、文字列として「メモ画像」を表示させる。このように、オブジェクト70aに「メモ画像」という文字列として表示させることで、ユーザにメモモードを選択して撮影した画像データが対応付けられたオブジェクトであることを容易に理解させることができる。
また、携帯電話機1は、画像データに対応付けたオブジェクトを作成する場合、画像データに対応付けて作成するオブジェクトが既に作成されている、つまり、作成予定のオブジェクトが既に別の画像データに対応付けて作成されていると判定したら、画像データを既に別の画像データに対応付けて作成されているオブジェクトに対応付ける。その後待受画面を表示させる状態になったら、携帯電話機1は、図5中中央下に示すように、待受画面51にオブジェクト70bを追加した(重畳した)画像60bを表示部11に表示させる。オブジェクト70bは、オブジェクトの項目として「メモ画像」及び複数の画像データが対応付けられたことを示す印(アイコン)71が記憶され、パラメータとして撮影画像61とその他のオブジェクト70bに対応付けられた画像が記憶されているアドレスが記憶されている。なお、複数の画像データが対応付けられたことを示す印(アイコン)71は、「++」である。オブジェクト70bは、文字列として「メモ画像」を表示させ、印(アイコン)71として「++」を表示させる。なお、対応付けられた画像の枚数に応じて印(アイコン)71を切り換えてもよい。
また、携帯電話機1は、画像データに対応付けたオブジェクトを作成する場合、オブジェクトを表示させる領域がなくかつ画像データに対応付けて作成するオブジェクトがないと判定したら、画像データに対応付けたオブジェクトを作成し、待受画面に重畳して表示させるオブジェクトの選択処理を行う。一方で、携帯電話機1は、表示可能領域に表示させるオブジェクトが全て決まっており、オブジェクトを表示させるための空き領域がない場合、待受画面において表示する設定となっているオブジェクトの1つに代えて画像データに対応付けたオブジェクトを表示させる設定とする。その後、待受画面を表示させる状態になったら、携帯電話機1は、図5中右下に示すように、待受画面51にオブジェクト72a、72b、72c、72d、72eとオブジェクト70cとを重畳した画像60cを表示部11に表示させる。つまり、待受画面51にオブジェクト70cを追加した画面60cを表示部11に表示させる。オブジェクト70cは、オブジェクト70aと同様にオブジェクトの項目として「メモ画像」が記憶され、パラメータとして撮影画像61が記憶されているアドレスが記憶されている。これにより、オブジェクト70cは、文字列として「メモ画像」を表示させる。また、オブジェクト72aはアラーム設定機能の起動処理が対応付けられており、オブジェクト72bはテキスト入力機能の起動処理が対応付けられており、オブジェクト72cはマナーモードへの切換処理が対応付けられており、オブジェクト72dは電源オフ処理が対応付けられており、オブジェクト72eはEメール新規作成機能の起動処理が対応付けられている。オブジェクト72a、72b、72c、72d、72eは、対応付けられた機能を示す文字列を表示させている。
図6を用いて、オブジェクトを表示させる領域がなくかつ画像データに対応付けて作成するオブジェクトがない場合について詳細に説明する。まず、携帯電話機1は、待受画面を表示させる場合、図6に示すように待受画面51にオブジェクト72a、72b、72c、72d、72eと、オブジェクト74と、を重畳した画像60dを表示させる設定である。オブジェクト74は電卓機能の起動処理が対応付けられたオブジェクトである。携帯電話機1は、オブジェクトとして、オブジェクト72a、72b、72c、72d、72eと、オブジェクト74と、を表示させる設定である状態、つまり表示させる設定となっているオブジェクトの数が待受画面51に重畳して表示可能なオブジェクトの数と同一である状態で、画像データに対応付けたオブジェクトを作成する場合、オブジェクト74に代えて、画像データに対応付けたオブジェクトを表示させる。つまり携帯電話機1は、オブジェクト74を一時的に削除し、オブジェクト74を表示させていた領域に画像データに対応付けたオブジェクトを表示させる設定とする。これにより、携帯電話機1は、待受画面を表示させる状態になったら、待受画面51にオブジェクト72a、72b、72c、72d、72eとオブジェクト70cとを重畳した画像60eを表示部11に表示させる。つまり、画像60dに対して、オブジェクト74を削除しオブジェクト70cを追加した画面60eを表示部11に表示させる。ここで、オブジェクト74は、完全に削除された訳ではなく、メモリ37に一時的に待避させている。なお、画像60eは、画像60cとは同じ画像である。
なお、携帯電話機1は、各種条件を変えることで一時的に削除するオブジェクトを種々のオブジェクトに変更することができる。例えば、ユーザが最も使用回数の低いオブジェクトを自動的に一時的に削除するオブジェクトとして設定してもよい。また、ユーザにより一時的に削除するオブジェクトを設定可能としてもよい。また、オブジェクトを表示させる位置を変更するようにしてもよい。
また、携帯電話機1は、待受画面に画像データに対応付けたオブジェクトを重畳して表示させている状態で、オブジェクトが選択されたら、対応付けられた画像を表示させる。以下、図7を用いて説明する。ここで、図7に示す処理は、オブジェクトに対応付けられた画像が1つの場合である。
携帯電話機1は、画面60aを表示させている状態で入力部15に方向ボタン15aの下キーが押下されると、オブジェクト70aの周囲を囲む選択カーソル80及び操作画面82を画面60aに重畳した画像60fを表示させ、オブジェクトを選択できる状態とする。選択カーソル80は、選択しているオブジェクトを示す目印である。なお、画面60aと画面60fでは、オブジェクト70aのみを表示させた場合としているが、複数のオブジェクトを表示させている場合は、画像60fを表示させている状態で、方向ボタン15aが操作されると選択カーソル80が操作された方向に移動される。また、操作画面82は、オブジェクトを選択している状態で入力部15の各キーに割り当てられている操作を示す画面であり、各ボタンに「新規」「表示」「メニュー」の操作が割り当てられている。ここで、「新規」はオブジェクトを新規作成する機能を起動させる操作が割り当てられている。「表示」は選択しているオブジェクトに対応付けられた情報を表示させる操作が割り当てられている。「メニュー」は選択しているオブジェクトを加工するための項目を選択する機能を起動させる操作が割り当てられている。
携帯電話機1は、画面60fを表示させている状態で入力部15に方向ボタン15aのセンターキーが押下されると、オブジェクト70aに対応付けられた撮影画像61と操作画面82aとを含む画像60gを表示部11に表示させる。つまり携帯電話機1は、センターキーが押下されると、操作画面82に表示された操作のうち「表示」の操作が入力されたと判定し、画像60gを表示させる。これにより、撮影した撮影画像61が表示部11に表示される。
次に、図8を用いて、オブジェクトに対応付けられた画像が複数の場合の処理を説明する。携帯電話機1は、画面60bを表示させている状態で入力部15に方向ボタン15aの下キーが押下されると、オブジェクト70bの周囲を囲む選択カーソル80a及び操作画面82bを画面60bに重畳した画像60hを表示させ、オブジェクトを選択できる状態とする。選択カーソル80a及び操作画面82bは、図7の選択カーソル80及び操作画面82と同じものである。
携帯電話機1は、画面60hを表示させている状態で入力部15に方向ボタン15aのセンターキーが押下されると、オブジェクト70nに対応付けられた複数の画像84及び画像84aと、選択カーソル86と、操作画面82cとを含む画像60iを表示部11に表示させる。ここで、画像84及び画像84aは、オブジェクト70bに対応付けられた複数の画像を縮小して表示させた画像である。本実施形態では、画像84及び画像84aとして、合計9枚の画像を縮小して表示させている。また、画像84aは、撮影画像61を縮小して表示させた画像である。また、選択カーソル86は、複数の画像84及び画像84aのうち選択している画像を示す目印である。画像60iは、選択カーソル86が画像84aを選択している。
携帯電話機1は、画面60iを表示させている状態で入力部15に決定操作が入力されると、撮影画像61と操作画面82dとを含む画像60jを表示部11に表示させる。つまり携帯電話機1は、表示させる画像の決定操作が入力されると、選択された画像を拡大表示させる。これにより、撮影した撮影画像61が表示部11に表示される。
なお、本実施形態では、9枚の画像を縮小して表示させているが表示させる枚数はこれに限定されない。また、一度に表示可能な枚数以上の画像がオブジェクトに対応付けられている場合は、表示ページを切り換えたり、画像をスクロールさせたりして表示させればよい。また、オブジェクトに対応付けられた画像の枚数が少ない場合は、画像を大きくして表示させたり、表示させる大きさを変えずに詰めて表示させたりしてもよい。
次に、図9を用いて携帯電話機1の制御部36による処理動作について説明する。なお、図9に示す処理は、画像が撮影され、撮影した画像(写真)を記憶部38に記憶させる処理と並行して実行される。つまり、制御部36は、撮影した画像を記憶部38に記憶させる処理等の、カメラで撮影した画像に対して行う各種処理は、図9の処理の順序とは関係なく実行される。
携帯電話機1の制御部36は、ステップS12として写真撮影、つまりカメラ31により画像を取得する。制御部36は、ユーザによりシャッタボタンを押下する等の所定の操作が入力された際に撮影を行う。制御部36は、ステップS12で写真撮影を行い撮影した写真(画像)を記憶部38に記憶させる操作が入力されたら、ステップS14としてシーン設定はメモであるかを判定する。つまり写真撮影時の撮影シーンの設定がメモであるかを判定する。制御部36は、ステップS14でシーン設定がメモではない(No)と判定したら、処理を終了する。
また、制御部36は、ステップS14でシーン設定がメモである(Yes)と判定したら、ステップS16として自動登録、つまり撮影した画像に対応するオブジェクトを自動的に作成する処理を開始する。制御部36は、ステップS16で自動登録を開始したら、ステップS18として登録は初回であるかを判定する。つまり制御部36は、シーン設定がメモで撮影した画像に対応したオブジェクトが作成されていない状態であるかを判定する。
制御部36は、ステップS18で登録が初回ではない(No)、つまりメモで撮影した画像に対応したオブジェクトが作成されていると判定したら、ステップS19として複数枚登録であることを示す表示に変更する。つまり、制御部36は、既に作成されているオブジェクトを複数の画像データが対応付けられていることを示す表示に変更する、本実施形態では、所定の印(アイコン)を付加する変更を行う。なお、既に複数枚登録されている場合は、複数枚登録であることを示す表示を設定したままで表示を変更しない。その後、制御部36は、既に作成されているオブジェクトにステップS12で撮影した画像を対応付けて本処理を終了する。
また、制御部36は、ステップS18で登録が初回である(Yes)、つまりメモで撮影した画像に対応したオブジェクトが作成されていないと判定したら、ステップS20として、オブジェクトを新規作成する。つまり、制御部36は、メモで撮影した画像に対応付けたオブジェクトを新たに作成する。
制御部36は、ステップS20でオブジェクトを新規作成したら、ステップS21として新規作成のオブジェクトを表示させる空き領域があるかを判定する。つまり制御部36は、新規作成したオブジェクトを表示するための領域が残されているか(表示させる設定となっているオブジェクトの数が許容数(限界数)であるか)を判定する。制御部36は、ステップS21で表示させる空き領域がある(Yes)つまり新規作成したオブジェクトを表示するための領域が残されている(表示させる設定となっているオブジェクトの数が許容数未満である)と判定したら、ステップS22として新規作成のオブジェクト(メモで撮影した画像に対応したオブジェクト)を空いている位置に登録する。つまり制御部36は、新規作成したオブジェクトの表示位置を現在オブジェクトが表示されていない所定の位置に設定する。制御部36はステップS22の処理が終了したら本処理を終了する。なお、本実施形態では、ステップS22で空いている位置を表示位置として登録したがこれに限定されない。例えば、メモで撮影した画像に対応したオブジェクトの表示位置を優先的に設定した位置とし、他のオブジェクトの表示位置を変更するようにしてもよい。なお、表示位置の設定条件を事前に設定しておくことで各オブジェクトを所望の位置に表示させることができる。また、新規作成のオブジェクトの表示位置は、オブジェクトを選択する選択カーソルが最初に選択する位置とすることが好ましい。これにより、新規作成のオブジェクトをより円滑に選択できるようにすることができる。
次に、制御部36は、ステップS21で表示させる空き領域がない(No)つまり新たに作成するオブジェクトを表示するための領域が残されていない(表示させる設定となっているオブジェクトの数が許容数と同じである、つまり新規作成するオブジェクトにより表示するオブジェクトの数が許容数を超える)と判定したら、ステップS24として新規作成のオブジェクトを表示する位置の内容をバックアップする。つまり、制御部36は、表示させる設定となっているオブジェクトのうち、新規作成のオブジェクトに代えて一時的に削除するオブジェクトの内容を復元可能な状態でメモリ37に記憶する。なお、ここでオブジェクトの削除を行うか否かをユーザによって選択可能としてもよく、例えば、削除しないことを選択された場合には、新たなオブジェクトを待受画面に表示させずに終了してもよい。制御部36は、ステップS24の処理を行ったら、ステップS26としてオブジェクトを表示する位置を登録する。つまりステップS24でバックアップを行ったオブジェクトの表示位置を新規作成のオブジェクトの表示位置として登録する。制御部36は、ステップS26の処理を行ったら、本処理を終了する。ここで、複数枚の画像が一回の操作で撮影された場合(複写モード)撮影された画像に基づくオブジェクト(画像に対応付けられたオフジェクト)を登録する際には、1つのオブジェクトとして登録される。またその際には、オブジェクトに複数枚の画像が登録されている旨が表示される(図4中中央下参照)。
携帯電話機1は、このようにしてメモモードで画像を撮影したら撮影した画像データを対応付けたオブジェクトを自動的に作成する。このように、オブジェクトを作成することで待受画面の表示時(正確には待受画面にオブジェクトを重畳した画像の表示時)にオブジェクトを選択するだけで撮影した画像を表示させユーザが閲覧できる状態にすることができる。これにより、撮影した画像を画像フォルダから探す手間を省略することができる。また、待受画面ではなくオブジェクトで閲覧可能とすることで、不要な場合は表示させない状態にしつつ必要に応じてすぐに閲覧できる状態にすることができる。
また、撮影して記憶部38が記憶した画像に対してショートカットを設定する場合は、画像フォルダから撮影した画像を探してショートカットを対応付ける処理を行う必要がある。これに対して、携帯電話機1は、撮影時に自動的にオブジェクトが作成されるため、ユーザによる操作の手間を低減することができる。また、撮影時にそのままオブジェクトを対応付ける処理を行えるため操作の負荷も少ない。
また、1つのオブジェクトに複数の画像を対応付けることで、オブジェクトを必要以上に増加することを抑制することができ、撮影画像を管理しやすくすることができる。また、オブジェクトの表示を、対応付けられた画像の枚数が認識できるようにすることで、ユーザは、オブジェクトの状態をより正確には把握することができる。なお、上記実施形態では「++」の印(アイコン)71を表示させたが、オブジェクトに複数の画像を対応付けている場合は、オブジェクトに対応付けた画像の枚数を数字で表示させてもよい。
また、オブジェクトを表示させる領域が残っていない場合は、任意のオブジェクトに代えて撮影した画像を対応付けたオブジェクトを表示させることで、オブジェクトの状態によらず本処理を行うことが可能となる。
なお、本実施形態では、メモモードで撮影した場合は、撮影した画像をオブジェクトに対応付けるようにしたがこれには限定されない。携帯電話機1は、ユーザが設定した任意の条件を満たす場合に撮影した画像を自動的にオブジェクトに対応付けることができる。撮影した画像をオブジェクトに対応付ける条件を、種々の設定とできることでユーザの所望する撮影画像を、単に画像を撮影するだけですぐに閲覧可能な状態で保存することができる。なお、本実施形態のようにメモモードや地図モードで撮影した場合は、オブジェクトに対応付けるようにすることで、撮影後参考のために閲覧する可能性が高い、メモや地図の画像を、オブジェクトを操作するのみで閲覧することが可能となる。
また、上記実施形態では、オブジェクトを対応付けるか否かを撮影時の条件に基づいて判定したが、撮影した画像を表示部11に表示させている間(または画像を撮影した後かつ画像を記憶部38に記憶させる前)のユーザの入力に基づいて判定してもよい。例えば、撮影した画像を表示部11に表示させている状態で、メニューから項目を選択すること等によりオブジェクトに対応付ける操作が入力された場合、撮影した画像にオブジェクトを対応付けるようにしてもよい。このように、撮影した画像を表示部11に表示させている間、つまり、撮影直後(画像を撮影した後かつ画像を記憶部38に記憶させる前)にユーザによりオブジェクトを作成する操作が入力された場合、画像に対応するオブジェクトを作成することでも、簡単な操作でオブジェクトを作成することができる。また、撮影した画像を表示部11に表示させている間に操作を入力するため、オブジェクトの作成時に対応付ける画像を画像フォルダ等から探す手間を省略することができる。
また、携帯電話機1は、撮影条件や、オブジェクトに対応付けることを決定した条件に応じて、対応付けるオブジェクトを選択するようにしてもよい。つまり、撮影条件毎に対応付けるオブジェクトを異なるオブジェクトとしてもよい。これにより、1つのオブジェクトに同じカテゴリーの画像を対応付けることができ、閲覧時に所望の画像を選択しやすくすることができる。
また、上記実施形態では、オブジェクトに対応付けた画像が複数枚ある場合は、記憶部38に記憶されている画像データからオブジェクトが対応付けられた画像を抽出して表示させたがこれには限定されない。携帯電話機1は、記憶部38に記憶されている画像データを順次表示させ、オブジェクトが対応付けられた画像はそのまま表示させ、オブジェクトが対応付けられていない画像は画像を読み込まず枠のみまたは塗りつぶし画像を表示させるようにしてもよい。このように、オブジェクトが対応付けられていない画像のみをそのまま画像として表示させることでも、対応付けられた画像を選択しやすくすることができる。
また、携帯電話機1は、一定の条件を満たしたら画像に対応付けられたオブジェクトを削除及び/または画像とオブジェクトとの対応付けの解除を行ってもよい。以下、図10を用いて説明する。図10は、携帯電話機の制御部が実行する処理手順を示すフロー図である。なお、図10に示す処理は、制御部36が記憶部38に記憶されている各種プログラムを処理することで実行される。
まず、携帯電話機1の制御部36は、ステップS30としてメモ画像(オブジェクトが対応付けられた画像)の削除操作または削除条件に一致するかを判定する。メモ画像の削除操作とは、オブジェクトの表示時またはメモ画像の表示時にユーザにより入力される画像を削除する操作である。また、メモ画像の削除条件とは、予め設定された条件であり、メモ画像の閲覧回数(表示回数)、メモ画像の閲覧時間(表示時間)、オブジェクトを対応付けてからの経過時間等である。
制御部36は、ステップS30でメモ画像の削除操作及び削除条件のいずれにも一致しない(No)と判定したら、本処理を終了する。また、制御部36は、ステップS30でメモ画像の削除操作と削除条件の少なくとも一方と一致する(Yes)、つまり削除操作が入力されたまたは予め設定した削除条件を満たすメモ画像があると判定したら、ステップS32として複数枚を示す印が表示されているかを判定する。つまり、制御部36は、削除するメモ画像が対応付けられたオブジェクトが、複数のメモ画像が対応付けられたオブジェクトであるかを判定する。
制御部36は、ステップS32で複数枚を示す印が表示されている(Yes)、つまり削除するメモ画像に対応付けられたオブジェクトが複数のメモ画像が対応付けられたオブジェクトであると判定したら、ステップS34として削除後のメモ画像の枚数は複数であるか、つまり、削除後でもオブジェクトに複数のメモ画像が対応付けられているかを判定する。制御部36は、ステップS34で削除後もメモ画像の枚数が複数である(Yes)と判定したらステップS36として複数枚の表示のまま変更しない状態とする。つまり、オブジェクトに複数のメモ画像が対応付けられていることを示す印が表示された状態とする。また、制御部36は、削除するメモ画像とオブジェクトとの対応付けを解除(解消)する。なお、制御部36は、決定した削除方法によって、メモ画像とオブジェクトとの対応付けのみを解除し記憶部38にはメモ画像を保存した状態を維持したり、メモ画像とオブジェクトとの対応付けを解除しかつ記憶部38からもメモ画像を削除したりする。制御部36は、ステップS36の処理を終了したら本処理を終了する。
また、制御部36は、ステップS34で削除後はメモ画像の枚数が複数ではない、つまり1枚である(No)と判定したら、ステップS38として1枚登録であることを示す表示に変更する。つまり制御部36は、オブジェクトに複数のメモ画像が対応付けられていることを示す印を削除し、オブジェクトに対応付けられたメモ画像は1枚であることを示す状態とする。また、制御部36は、削除するメモ画像とオブジェクトとの対応付けを削除(解消)する。制御部36は、ステップS38の処理を終了したら本処理を終了する。
また、制御部36は、ステップS32で複数枚を示す印が表示されていない(No)、つまり削除するメモ画像に対応付けられたオブジェクトが削除するメモ画像のみが対応付けられたオブジェクトであると判定したら、ステップS40としてオブジェクト登録のバックアップがあるかを判定する。つまり、メモ画像を対応付けたオブジェクトの作成時に上述したステップS24の処理を実行し、表示を削除(非表示に)したオブジェクトがあるかを判定する。
制御部36は、ステップS40でバックアップあり(Yes)と判定したら、ステップS42としてバックアップしてあった登録内容を再登録する。つまり、制御部36は、メモ画像との対応付けが削除され対応付けられたメモ画像がなくなったオブジェクトを削除し、削除したオブジェクトに代えてバックアップしてあったオブジェクトを表示させる設定とする。これにより、待受画面に重畳して表示するオブジェクトを、メモ画像が対応付けられたオブジェクトを作成する前と同じ状態とすることができる。制御部36は、ステップS42の処理を終了したら本処理を終了する。
制御部36は、ステップS40でバックアップなし(No)と判定したら、ステップS44としてオブジェクトの登録を削除する。つまり、メモ画像が対応付けられたオブジェクトを削除する。制御部36は、ステップS44の処理を終了したら本処理を終了する。
このように、メモ画像やメモ画像とオブジェクトとの対応付けが削除された場合、その動作に応じてオブジェクトを処理することで、オブジェクトの表示を適切に切り換えることができる。また、メモ画像が対応付けられたオブジェクトの削除時にバックアップしていたオブジェクトを再度表示させることで、ユーザがオブジェクトを再度登録する操作をすることなく、表示していたオブジェクトを登録し表示させることができる。
また、削除条件を設定し、その削除条件を満たした場合、メモ画像やメモ画像とオブジェクトとの対応付けを解除することで、ユーザが操作しなくても不要なオブジェクトやメモ画像を削除することができる。なお、この場合、メモ画像とオブジェクトとの対応付けを解除し、メモ画像自体は記憶部38に残すことが好ましい。これにより、使用頻度の少なくなった画像は、従来と同様の方法で閲覧できるようにすることができ、使用される可能性が高いメモ画像をオブジェクトに対応付けることができる。
なお、上記実施形態では、待受画面プログラム39(特に付加表示制御部39b)と、付加表示管理プログラム40と、カメラプログラム41と、の3つのプログラムを処理することで、携帯電話機1に動作を実行させたが、プログラムの数は限定されず、上記処理を1つのプログラムを処理することで実行させるようにしてもよい。また、上記実施形態では、待受画面の表示時に付加情報を表示させたが、付加情報を表示させる画面としては、標準画面であればいずれの画面であっても同様の処理を行うことができる。
以上のように、本発明は、携帯端末装置に有用であり、特に、撮影した画像を閲覧することが必要な場合に適している。
1 携帯電話機
10 筐体
11 表示部
12 マイク
13 レシーバ
15 入力部
15a 方向ボタン
15b 各種機能呼出ボタン
15c 数値入力ボタン
31 カメラ
32 通信部
33 音声処理部
36 制御部
37 メモリ
38 記憶部
39 待受画面プログラム
39a 待受画面制御部
39b 付加表示制御部
40 付加表示データ管理プログラム
41 カメラプログラム
42 ブラウザプログラム
43 画像データ
44 付加表示データ
51 待受画面
52a〜54a オブジェクト
52b〜54b 絵文字

Claims (18)

  1. 機能が対応付けられたオブジェクトを標準画面に重畳して表示する表示手段と、
    画像を撮影する撮影手段と、
    前記表示手段に表示された前記オブジェクトが選択された際、当該選択されたオブジェクトに対応付けられた機能を実行する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記撮影手段によって画像が撮影されると、当該画像を再生する機能が対応付けられた新たなオブジェクトを作成し、前記標準画面を表示する際に当該新たなオブジェクトを前記標準画面に重畳して表示することを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記制御手段は、前記表示手段に他のオブジェクトが既に前記標準画面に重畳して表示する設定がされている場合、前記新たなオブジェクトが作成されると、当該新たなオブジェクトを、前記標準画面を表示する際に、前記他のオブジェクトに追加して前記標準画面に重畳して表示することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 前記撮影手段によって撮影された画像を記憶する記憶手段を有し、
    前記制御手段は、前記表示手段に前記標準画面を表示している間に、前記オブジェクトが選択されると、前記撮影手段によって撮影された画像を前記記憶手段より読み出し、前記表示手段によって表示させることを特徴とする請求項1または2に記載の携帯端末装置。
  4. 前記制御手段は、前記オブジェクトに対応付けられた画像が前記記憶手段から削除された場合、前記標準画面から当該画像が対応付けられたオブジェクトの表示を消去することを特徴とする請求項3に記載の携帯端末装置。
  5. 操作が入力される操作手段をさらに有し、
    前記制御手段は、前記撮影手段で撮影した画像を前記表示手段に表示させている間に、前記操作手段にオブジェクトを作成する操作が入力された場合、前記画像に対応付けられたオブジェクトを作成することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の携帯端末装置。
  6. 前記制御手段は、前記撮影手段で撮影した画像の撮影時の設定が特定の設定である場合、前記画像に対応付けられたオブジェクトを作成することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の携帯端末装置。
  7. 前記制御手段は、前記撮影手段によって撮影された画像が複数ある場合、当該複数の画像が対応付けられた1つのオブジェクトを作成することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の携帯端末装置。
  8. 前記制御手段は、前記撮影手段によって画像が撮影された際に別の画像に対応付けられたオブジェクトが既に設定されている場合、当該既に設定されたオブジェクトに前記撮影された画像を対応付けることを特徴とする請求項1から7のいずれかに1項に記載の携帯端末装置。
  9. 前記制御手段は、前記オブジェクトに対応付けられた画像が複数の場合、前記オブジェクトに複数の画像が対応付けられたことを示す情報を付加して表示させることを特徴とする請求項7または8に記載の携帯端末装置。
  10. 前記制御手段は、前記表示手段に前記標準画面を表示している間に、前記オブジェクトが選択されたら、前記オブジェクトに対応付けられた複数の画像を読み出し、当該複数の画像を表示させることを特徴とする請求項7から9のいずれか1項に記載の携帯端末装置。
  11. 前記制御手段は、前記表示手段に前記標準画面を表示している間に、前記オブジェクトが選択されたら、前記記憶手段から複数の前記撮影手段で撮影した複数の画像を読み出し、読み出した当該複数の画像のうち、所定の条件を満たした画像を表示させ、当該所定の条件を満たしていない画像は画像内容を表示させないことを特徴とする請求項7から9のいずれか1項に記載の携帯端末装置。
  12. 前記制御手段は、前記オブジェクトに対応付けられた機能に関連した文字列を含むテキスト情報が前記オブジェクトに含まれ、前記表示手段によって前記オブジェクトが表示される際に前記テキスト情報も表示し、
    前記撮影手段によって撮影された画像に対応付けられたオブジェクトが作成される際に、当該撮影された画像に関連した文字列を含む所定のテキスト情報も作成することを特徴とする請求項1から11に記載の携帯端末装置。
  13. 前記制御手段は、前記オブジェクトに対応付けられた画像が複数の場合、前記オブジェクトに複数の画像が対応付けられたことを示すテキスト情報を新たに作成することを特徴とする請求項12に記載の携帯端末装置。
  14. 前記制御手段は、前記オブジェクトに対応付けられた画像が前記表示手段によって表示された回数もしくは時間が所定の条件を満たした場合、当該画像と当該画像に対応付けられた前記オブジェクトとの対応付けを解除することを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の携帯端末装置。
  15. 前記制御手段は、前記画像に対応付けられたオブジェクトの作成時に、前記標準画面に重畳して表示されているオブジェクトの数が許容数以上である場合、前記標準画面に重畳して表示されているオブジェクトのうち1つのオブジェクトを一時的に待避させるとともに前記画像に対応付けられたオブジェクトを表示させることを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載の携帯端末装置。
  16. 前記制御手段は、前記画像に対応付けられたオブジェクトを削除した場合、前記一時的に待避させたオブジェクトを前記標準画面に重畳して表示させることを特徴とする請求項15に記載の携帯端末装置。
  17. 機能が対応付けられたオブジェクトを標準画面に重畳して表示する表示手段と、画像を撮影する撮影手段と、前記表示手段に表示された前記オブジェクトが選択された際、当該選択されたオブジェクトに対応付けられた機能を実行する制御手段と、を有する携帯端末装置によって実行される携帯端末装置制御方法であって、
    前記撮影手段で画像を撮影するステップと、
    前記撮影手段によって撮影された画像を再生する機能が対応付けられたオブジェクトを作成するステップと、
    前記標準画面を表示する際に当該新たなオブジェクトを前記標準画面に重畳して表示するステップと、
    を含むことを特徴とする携帯端末装置制御方法。
  18. 機能が対応付けられたオブジェクトを標準画面に重畳して表示する表示手段と、画像を撮影する撮影手段と、前前記表示手段に表示された前記オブジェクトが選択された際、当該選択されたオブジェクトに対応付けられた機能を実行する制御手段と、を有する携帯端末装置に、
    前記撮影手段で画像を撮影するステップと、
    前記撮影手段によって撮影された画像を再生する機能が対応付けられたオブジェクトを作成するステップと、
    前記標準画面を表示する際に当該新たなオブジェクトを前記標準画面に重畳して表示するステップと、
    を実行させることを特徴とする携帯端末装置制御プログラム。
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