JP2012093203A - 流量測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】非定常な流れ場においても耐ダスト性に優れ、特性誤差が生じにくく信頼性の高い流量測定装置を提供すること。
【解決手段】流体が流れる主通路内9に配置され前記流体の一部を取り込む副通路8と、前記副通路内に配置され発熱抵抗体パターンが形成された流量計測素子6と、前記流量計測素子が搭載される支持体5と、を有し、前記流量計測素子が搭載される面と前記副通路の通路形成面とで構成される第一の流体通路部と、前記流量計測素子が搭載される面とは反対側の面と前記副通路の通路形成面とで構成される第二の流体通路部と、を備えた流量測定装置において、前記流量計測素子に対して前記流体の流れの上流側に対向する前記第一の流体通路部の前記通路形成面は、前記流体の流れを前記流量計測素子へ向けるような傾斜面を有し、前記傾斜面は、異なる向きの二面以上の面から構成されていることを特徴とする流量測定装置。
【選択図】 図1(c)

Description

本発明は、流量計に係わり、特に自動車エンジンの吸気系を構成して、その吸気量を検出、さらには制御するのに適する流量測定装置に関する。
空気流量を計測する流量測定装置として、発熱抵抗体を加熱制御し発熱抵抗体の放熱量によって流量を計測するものや、発熱抵抗体を加熱制御し発熱抵抗体の近傍に配置した感温抵抗体の温度変化によって流量を計測するものなどが知られている。
流量測定装置は、車両の吸気ダクトの一部に装着され、吸入空気流量を測定する役割を持つ。通常、吸気ダクト内にはエアフィルタが設けられており、吸気ダクト内に流入する空気に含まれるダストをエアフィルタで取り除いている。しかし、ダストの大きさによってはエアフィルタを通過してしまうものがあり、またエアフィルタ交換後の装着不具合によりダストが吸気ダクト内へ入り込んでしまったりすることがある。吸気ダクト内に入り込んだダストは、アクセルの踏み込み量が増加すると流体とともに数十m/sにまで加速され、流量測定装置の副通路内にまで到達することがある。副通路内に配置された流量計測素子には、非常に薄い部分があり、ダストが衝突することにより破壊される可能性が考えられる。また、吸気ダクト内に入り込んだダストが流量測定装置の流量計測素子に付着すると、流量計測素子の放熱特性が変化して出力特性変化を引き起こす可能性が考えられる。
吸気ダクト内に進入したダストなどから流量計測素子を保護し、汚損による経時劣化を防止する構造として、流量検出部が下面側になるように、感熱抵抗体を流体の流れ方向に対して、20〜60度の角度を設けて配置した感熱式流量測定装置が知られている(特許文献1参照)。また、反センシング部分が上流を向くように、流路の軸方向に対して角度αだけ傾斜させて流量計測素子を装着した流量測定装置が知られている(特許文献2参照)。
実公平6−020974号公報 特開2003−262144号公報
しかしながら、上述した技術は、流体の流れる速度が一定の定常流に対してはダストなどから流量計測素子を保護する効果はあるものの、脈動流のような流体の流れる速度が遅くなったり速くなったりする非定常な流れに対しては、ダストの運動方向が流体から受ける力によって変則的に変わりセンシング部分へダストが到達してしまうといった課題がある。
そこで、本発明の目的は、脈動流のような非定常な流れ場においても耐ダスト性に優れ、特性誤差が生じにくく信頼性の高い流量測定装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の流量測定装置は、流体が流れる主通路内に配置され前記流体の一部を取り込む副通路と、前記副通路内に配置され発熱抵抗体パターンが形成された流量計測素子と、前記流量計測素子が搭載される支持体と、を有し、前記流量計測素子が搭載される面と前記副通路の通路形成面とで構成される第一の流体通路部と、前記流量計測素子が搭載される面とは反対側の面と前記副通路の通路形成面とで構成される第二の流体通路部と、を備えた流量測定装置において、前記流量計測素子に対して前記流体の流れの上流側に対向する前記第一の流体通路部の前記通路形成面は、前記流体の流れを前記流量計測素子へ向けるような傾斜面を有し、前記傾斜面は、異なる向きの二面以上の面から構成されている。
本発明によれば、ダストが発熱抵抗体パターン側流体通路部の発熱抵抗体のパターンよりも上流側の対向する面に設けた傾斜面で跳ね返されたのち、流体の流れに乗って発熱抵抗体のパターンに向かって流れるのを抑制することができる。そのため、発熱抵抗体パターンで構成される流体計測素子の破損あるいは汚損を抑制することができ、脈動流のような非定常な流れ場においても耐ダスト性に優れ、特性誤差が生じにくく信頼性の高い流量測定装置を提供できる。
本発明の一実施形態である流量測定装置の縦断面図。 図1(a)のA−A断面拡大図。 図1(b)のB−B断面拡大図。 吸入空気の流れる速度が一定の定常流の場合、ダストの飛跡の形態を確認するために実施したCAE解析による粒子分布図。 吸入空気の流れる速度が非定常な流れの場合、本発明による一実施形態によるダストの飛跡の形態を確認するために実施したCAE解析による粒子分布図。 本発明の他の実施形態である流量測定装置の縦断面図。 図4(a)のA−A断面拡大図。 図4(b)のB−B断面拡大図。 本発明の他の実施形態である流量測定装置の縦断面図。 図5(a)のA−A断面拡大図。 図5(b)のB−B断面拡大図。 図5(b)のC−C断面拡大図。 本発明の他の実施形態である流量測定装置の縦断面図。 図6(a)のA−A断面拡大図。 図6(b)のB−B断面拡大図。 図6(b)のC−C断面拡大図。 本発明の他の実施形態である流量測定装置の縦断面図。 図7(a)のA−A断面拡大図。 図7(b)のB−B断面拡大図。 図7(b)のC−C断面拡大図。 発明の流量測定装置を用いた電子燃料噴射方式の内燃機関の具体的構成例を示す図。
本発明に係る以下の実施例は、自動車用の内燃機関に吸入される空気流量を測定するために用いられる流量測定装置に係り、吸入される空気に混じって吸気ダクト内を流れるダストなどの異物によって流量計測素子が破損することを防止し、また安定した流量測定を行えるような構造を提供するものである。以下の説明では、ダストなどの異物を単にダストと呼んで説明する。
以下、本発明の実施例について説明する。
図1は本発明の一実施例の流量測定装置を示した図であり、具体的には、図1(a)は流量測定装置の正面図、図1(b)はそのA−A断面拡大図、図1(c)はB−B断面拡大図である。図1に従い本実施例の構成部品について説明する。
図1(a)に示すように、電子回路5と外部機器とを電気的に接続するためのコネクタターミナル1を有するコネクタ2と、流量測定装置を流体管路構成部材であるボディ15に固定するためのモジュール支持部3と、電子回路5を保持するハウジング枠体部4とがプラスチックモールドにて一体成型されている。コネクタターミナル1は電子回路5の端部に形成したボンディングパッド11とボンディングワイヤ12により電気的に接続されている。電子回路5は、平板状部材である基板上に回路素子を配置し、配線によって接続した回路基板として構成される。
また、ハウジング枠体部4には副通路8が形成されたバイパスモールド部7が結合されている。流量計測素子6は、電子回路5に搭載された状態で、副通路8内に配置される。ハウジング枠体部4及びバイパスモールド部7は、流体管路を構成するボディ15に開けた矩形の穴からボディ15内に挿入され、固定ネジ10によりボディ15に締めつけ固定される。これにより、吸気通路9を流れるエンジンへの吸入空気29の一部が副通路8へ分流する。その分流した吸入空気29の流量を流量計測素子6により検出してエンジンに吸入される空気の全流量を検出する。
図1(b)に示すように、流量計測素子6は平板状部材である基板とこの基板上に薄膜形成プロセスにより形成された発熱抵抗体などの抵抗体のパターン6aとによって構成されている。流量計測素子6の基板面が電子回路5の基板面とほぼ平行になるように電子回路5に固定されている。電子回路5はハウジング枠体部4に内包され、副通路8内を流れる流体30の流れの方向に対して平行になるように固定される。尚、本実施例において、流体30は副通路8に取り込まれたボディを流れる吸入空気29である。
このとき、電子回路5における発熱抵抗体のパターンの設けられた面5aは、副通路8内の流体30の流れに沿うように配置され、電子回路5における発熱抵抗体パターン構成面5aと副通路8の通路形成面8dとの間には流体が流れる発熱抵抗体パターン側流体通路部8aが構成され、電子回路5における発熱抵抗体パターン構成面5aとは反対側の面5bと副通路8の通路形成面8cとの間には背面側流体通路部8bが構成される。すなわち、電子回路5の両面5a,5bに流体30が流れるように構成されている。
図1(c)に示すように、通路形成面8dには、抵抗体のパターン6aよりも上流側に、流体30を抵抗体のパターン6aの中心から外側へ誘導する誘導部として誘導面13a,13bが構成される。
誘導面13a,13bは、流体30の流れを抵抗体のパターン6aへ向ける、異なる向きの二面の傾斜面であり、流体30の流れを抵抗体のパターン6aの中心にある稜線13から外側へ誘導するように構成されている。
すなわち、通路形成面8dは、誘導面13a,13bを構成する傾斜面を有している。傾斜面である誘導面13a,13bは、流体30を抵抗体のパターン6aの中心より外側へ流れるように傾斜している。
このような構成により、流体30を抵抗体のパターン6aの中心より外側へ流すことができるため、流体30の流れに乗って吸入空気29に混じって吸気ダクト内を流れるダストなどの異物が発熱抵抗体のパターン6aに向かって流れるのを抑制することができ、発熱抵抗体パターン6aで構成される流体計測素子6の破損あるいは汚損を抑制することができる。
なお、誘導面13a,13bが構成されている通路形成面8dとは反対側の背面側流体通路部8bの通路形成面8cは、絞り形状を有している。
ここで、図1に示した実施例の効果を確認するために、図2,図3を使って流量計測素子6へのダストなどの飛跡の形態を説明する。
図2は、副通路8に吸入空気29の流れる速度が一定の定常流の場合、CAE解析による一定時間ごとのダスト14の飛跡を示す。時間T1では、副通路8内に進入してきたダスト14は、副通路8が曲がりを持つ構造であるため、慣性力により外周側へと向かう飛跡となる。時間T2では、ダスト14は、電子回路5の裏面を通り抜け、時間T3では、下流側へと流れていく。このように、定常流の場合、ダスト14が通り抜ける飛跡は一定であり、飛跡にかからないように電子回路5を配置することで、流量計測素子6へ向かうことなく、電子回路5の裏面を通り抜けていくことが確認できる。
ここで、電子回路5の裏面とは、電子回路5における発熱抵抗体パターン構成面5aとは反対側の面5bのことであって、背面(背面側)ということにする。これに対して、電子回路5における発熱抵抗体パターン構成面5aを、電子回路5の表面あるいは流量計測素子構成面(表面側)ということにする。また、電子回路5の上流側側面5cとは、電子回路5を構成する回路基板の厚さ方向に沿う面のうち、流体の流れ方向において、上流側に位置する面のことである。一方、下流側には下流側側面5dが存在する。
次に、本発明の一実施例の副通路8における場合の結果を図3に示す。図3は、通路形成面8dに設けた抵抗体のパターン6aよりも上流側の誘導面13a,13bを形成した副通路8を流れる吸入空気29の速度が遅くなったり速くなったりする非定常な流れの場合の、CAE解析による一定時間ごとのダスト14の飛跡を示す。
図3に示すように、副通路8内に進入してきたダスト14は電子回路5に達するまでは、副通路8が曲がりを持つ構造であるため、慣性力により外周側へと向かう飛跡となる。しかし、電子回路5の流れに垂直である上流側側面5cに衝突したダスト14は、図3(a)時間T1では流れとは逆の方向へ大きく跳ね返され、図3(b)時間T2では逆に流れに押し戻されてダスト14の一部が、電子回路5の表面に向かう。さらに、図3(c)時間T3では、ダスト14の一部が、電子回路5の表面に向かうが、通路形成面8dに誘導部を設けたことで、誘導面13a,13bにダスト14が衝突し、抵抗体のパターン6aの中心から外側へ誘導されることが確認される。また、図3(d)に示すダストの飛跡より抵抗体のパターン6aの中心から外側へ誘導されることが確認される。このように、非定常な流れの場合、ダスト14が通り抜ける飛跡は不規則であるが、誘導面13a,13bを設けるだけで、流量計測素子6中心線上から遠ざかる方向へダストを導くことが可能となり、流量計測素子6への衝突を抑制することができる。
図4に第二の実施例を示す。図1に示した実施例に対し、図4(c)に示す誘導面16a,16b,16c,16dの誘導面の形状を、二面以上の面、あるいは平面で形成したもので、ダスト14が衝突したときに抵抗体のパターン6aの中心に向かって跳ね返るのを抑制する効果が期待できる。少なくても稜線の1本は、抵抗体のパターン6aの中心に形成されると効果的である。
図5に第三の実施例を示す。図1に示した実施例に対し、図5(c)に示す誘導面17a,17bの誘導面の形状を、各々凹曲面で形成したもので、ダスト14が衝突したときに抵抗体のパターン6aの中心に向かって跳ね返るのを抑制する効果が期待できる。稜線は、抵抗体のパターン6aの中心に形成されると効果的である。
図6に第四の実施例を示す。図1に示した実施例に対し、図6(d)に示す通路形成面18a,18b,18c,18dの誘導面に接合した抵抗体のパターン6aに平行向きに変える通路形成面の形状を、二面以上の面、あるいは平面で形成したもので、流体30の流れを抵抗体のパターン6aから離すことなく、ダスト14を中心から外側へ誘導する効果が期待できる。少なくても稜線の1本は、抵抗体のパターン6aの中心に形成されると効果的である。
図7に第五の実施例を示す。図1に示した実施例に対し、図7(d)に示す通路形成面19a,19bの誘導面に接合した抵抗体のパターン6aに平行向きに変える通路形成面の形状を、各々凹曲面で形成したもので、流体30の流れを抵抗体のパターン6aから離すことなく、ダスト14を中心から外側へ誘導する効果が期待できる。稜線は、抵抗体のパターン6aの中心に形成されると効果的である。したがって、コストアップすることなく、実装時等における流量計測素子6へ信頼性を確保し、小型化に際しての特性変化を抑制可能な流量測定装置を実現することができる。
以上の説明では、流量計測素子6が電子回路5に搭載された状態で副通路8内に配置される構成としているが、流量計測素子6を電子回路5に搭載することなく直接配置するような構成もあり得る。この場合、電子回路5の「裏面」は流量計測素子6を構成する基板において抵抗体のパターン6aが形成された側の基板面とは反対側の基板面に対応することになる。あるいは、電子回路5の代わりに他の支持部材に流量計測素子6を搭載して副通路8内に配置する構成も考えられる。この場合は、電子回路5を他の支持部材に置き換えて電子回路5の「裏面」を考えればよい。
図8は、本発明の流量測定装置101を用いた電子燃料噴射方式の内燃機関の動作制御システムの具体的構成例を示す図である。
図8において、エアクリーナ100から吸入された吸入空気29は、流量測定装置101が配置されたボディ15,吸気ダクト103,スロットルボディ104及び燃料が供給されるインジェクタ(燃料噴射弁)105を備えたインテークマニホールド106を経て、エンジンシリンダ107に吸入される。そして、エンジンシリンダ107で発生したガス108は排気マニホールド109を経て外部に排出される。
流量測定装置101から出力される空気流量信号,吸入空気温度信号、スロットル角度センサ111から出力されるスロットルバルブ角度信号、排気マニホールド109に設けられた酸素濃度計112から出力される酸素濃度信号、及びエンジン回転速度計113から出力されるエンジン回転速度信号等は、コントロールユニット114に供給される。コントロールユニット114は、供給された信号を逐次演算して、最適な燃料噴射量とアイドルエアコントロールバルブ開度とを求め、その値を使ってインジェクタ105及びアイドルエアコントロールバルブ115を制御する。本発明による流量測定装置101を電子燃料噴射方式の内燃機関に使用すれば、正確な流量を測定することができ、内燃機関の正確な動作制御を行うことができる。
上述した実施例により、以下のような効果が得られる。
流体が流れる主通路内に配置された副通路内に、流体の流れに平行に配置された電子回路を構成する回路基板の対向する面に、副通路内の流量計測素子側へ流体に流れてきたダストを、流量計測素子の上流側に発熱抵抗体のパターンの中心より外側へ誘導する誘導部或いは傾斜面を設けることで、流体計測素子のダストの衝突を抑制することが可能となり、流体計測素子の破損或いは汚損を防止することができる。
そして、脈動流といった非定常流に対しても、ダストの影響を受け難い流量測定装置とすることで、信頼性の高い内燃機関の動作制御システムを提供することができる。
1 コネクタターミナル
2 コネクタ
3 モジュール支持部
4 ハウジング枠体部
5 電子回路(回路基板)
6 流量計測素子
6a 抵抗体のパターン
7 バイパスモールド部
8 副通路
9 吸気通路
10 固定ネジ
11 ボンディングパッド
12 ボンディングワイヤ
13 稜線
13a,13b,16a〜16d,17a,17b 誘導面
14 ダスト,塵など
15 ボディ
18a〜18d,19a,19b 通路形成面
29 吸入空気
30 流体
100 エアクリーナ
101 流量測定装置
103 吸気ダクト
104 スロットルボディ
105 インジェクタ
106 マニホールド
107 エンジンシリンダ
108 ガス
109 排気マニホールド
111 スロットル角度センサ
112 酸素濃度計
113 エンジン回転速度計
114 コントロールユニット
115 アイドルエアコントロールバルブ

Claims (9)

  1. 流体が流れる主通路内に配置され前記流体の一部を取り込む副通路と、前記副通路内に配置され発熱抵抗体パターンが形成された流量計測素子と、前記流量計測素子が搭載される支持体と、を有し、前記流量計測素子が搭載される面と前記副通路の通路形成面とで構成される第一の流体通路部と、前記流量計測素子が搭載される面とは反対側の面と前記副通路の通路形成面とで構成される第二の流体通路部と、を備えた流量測定装置において、
    前記流量計測素子に対して前記流体の流れの上流側に対向する前記第一の流体通路部の前記通路形成面は、前記流体の流れを前記流量計測素子へ向けるような傾斜面を有し、
    前記傾斜面は、異なる向きの二面以上の面から構成されていることを特徴とする流量測定装置。
  2. 請求項1に記載の流量測定装置において、
    前記傾斜面を構成する異なる向きの二面以上の面は、平面あるいは凹曲面であることを特徴とする流量測定装置。
  3. 請求項1または2に記載の流量測定装置において、
    前記傾斜面を構成する異なる向きの二面で構成される稜線の少なくとも一本は、前記発熱抵抗体のパターンの中心線上に形成されていることを特徴とする流量測定装置。
  4. 請求項3に記載の流量測定装置において、
    前記傾斜面を構成する前記発熱抵抗体のパターンの中心線上に稜線を形成する二面は、前記傾斜面に衝突したダストを前記発熱抵抗体のパターンの中心線上から遠ざかる方向へ誘導する向きであることを特徴とする流量測定装置。
  5. 請求項1に記載の流量測定装置において、
    前記発熱抵抗体のパターンが形成される面と対向する前記第一の中台通路部の前記通路形成面は、前記流体の流れを前記発熱抵抗体のパターンに平行に向きを変える対向面を有し、
    前記対向面は、異なる向きの二面以上の面で構成されていることを特徴とする流量測定装置。
  6. 請求項5に記載の流量測定装置において、
    前記対向面を構成する異なる向きの二面以上の面は、平面あるいは凹曲面であることを特徴とする流量測定装置。
  7. 請求項5または6に記載の流量測定装置において、
    前記対向面を構成する異なる向きの二面で構成される稜線の少なくとも一本は、前記発熱抵抗体のパターンの中心線上に形成されていることを特徴とする流量測定装置。
  8. 請求項7に記載の流量測定装置において、
    前記対向面は、前記傾斜面に衝突したダストを前記発熱抵抗体のパターンの中心線上から遠ざかる方向へ誘導する向きであることを特徴とする流量測定装置。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載の流量測定装置を備えたことを特徴とする内燃機関の燃料噴射システム。
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