JP2012092472A - ヒールパッド入り靴下 - Google Patents

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Shogo Miyanohara
章吾 宮ノ原
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Abstract

【課題】二足歩行を行う人類にとって足部機能の重要性が多く知られるようになり様々な発明がなされているが、いずれも特定の対象者に限られた対処的なものがほとんどである。本発明は、靴下を通して健常者も含めたすべての人を対象に使用できるヒールパッドを提供する。
【解決手段】このような目的を達成する本発明のヒールパッドは、歩行時に地面とのファーストコンタクトである踵接地期からの安定性に重点を置き、踵部の内側または外側を中心にパッドコントロールしたものである。また、これまでの靴下の用途と変わらず使用できるところが特徴であり、日常生活からスポーツに至るまでライフスタイルにあわせた多様性のある商品として位置づける。
【選択図】図3

Description

本発明は、従来の靴下の役割を変えた発想である。特に足底面の機能性を重視し、歩行の際に足から身体の安定性を補助的に高めることを目的に考案したものである。
従来、足指矯正用靴下(特許文献1参照)、伸縮性素材を利用してアーチ保持を目的とした靴下(特許文献2参照)、治療または補正用のパッド(特許文献3参照)などがある。いずれも対処的な靴下またはパッドとして位置づけられる。
特開2003−190198 特開2008−111224 登録実用新案第3056154号公報
背景技術を含め、足部に対して商品化されているものには具体的に以下の問題点がある。
靴下の伸縮素材加工品は、伸縮素材を利用することで足部コントロールをしたものであるが、使用回数に比例して線維自体の劣化につながり、目的とする機能を維持しにくい。また伸縮素材による足部コントロールにより、間接的に機能が保持されることで本来の足底筋腱の機能を低下させる可能性もあるため対象者が限られる。
足部アーチパッドの商品は、足部形態の個体差たとえば偏平足やハイアーチなどが影響するため、商品に適した特定の対象者に限られる。
足部サポータータイプは、足部や足関節を覆うタイプが主流であり、サポーター本体の厚みや存在感が比較的大きいため、特に女性では容姿的な問題がある。また装着して靴を履くと窮屈感が出る可能性もあり、普段の靴以外を選択しなければならない状況もある。
足底板は、医療機関でも多く処方されるものであり、その特徴は中敷部分を加工、作製するものである。ただし特定の靴のみに限定されることや、靴を履いていない状態では使用できない。
そこで、特定の対象者や状況に限られた商品としての位置づけではなく、健常者も含めて人が普通に日常生活やスポーツを行うなかで靴下を通して無意識に足部からの安定性を補助的に高めることを重視した商品が求められる。
本発明は、以上の問題点を解決し、歩く場合に必要な足部の安定性を向上させることに着目し、一般的に使用されている靴下にヒールパッドを組み込むことでライフスタイルにあわせた機能性の高い商品を提供することを目的とする。
発明を解決するための手段
このような目的を達成する本発明のヒールパッドは、歩行時に地面とのファーストコンタクトである踵接地期からの安定性に重点を置き、踵部の内側または外側を中心にパッドコントロールしたものである。また、これまでの靴下の用途と変わらず使用できるところが特徴であり、強制とは異なる自然矯正(調整または誘導)の範疇として位置づける。
発明の効果
本発明は、靴下に組み込まれたヒールパッドであるため、靴を履いている状態や脱いでいる状態ともに使用可能である。
また、ヒールパッドの構造も比較的単純で薄いため、靴の種類に関係なく使用できて窮屈感もない。また容姿的にも判りにくいためヒールパッド使用者の特定もできにくいメリットがある。
将来的に、靴下などの形態がリバーシブル可能な商品となれば、個々の足の状態や症状にあわせて左右一対の商品で内側型、外側型どちらにも適応できる本発明の商品として提供できる。
また、本発明は踵部の安定性が図れることで、踵接地以降の動的安定性につながり、臨床的効果や障害予防も期待できるため機能的な靴下として将来性が高い。
以下、本発明のヒールパッドの一形態について図面を参照して説明する。
まず、本発明は運動連鎖や身体機能のメカニズムの観点から歩行を安定させるために重要な踵部に注目している。歩行の際、唯一地面と接地している足底部は、接地している基底面の面積によりその安定性は決定され、そのファーストコンタクトは踵部である。この部分の安定性を補助的に組み込むことで一連の歩行周期の安定につながり、結果的に骨関節、筋肉の負担軽減につながるという理論に基づいて構成されている。また踵部は後方から観察するとU字の形態をしており、その基底面を安定させる手段として内側もしくは外側のパッドコントロールで解決される。この部分の重要性を示す証拠として靴底を観察すると、踵部は内側もしくは外側部分の靴減りを確認することができ、踵部を安定させる必要性を裏付けている。
このような内側または外側ヒールパッドの構造(構成)について説明する。なお、形状に関しては例として示す。
ヒールパッドは図1で示すように、靴下のおおよそ足底縦径1/3踵部分と足底横径1/2に相当する面で構成され、内側パッド1または外側パッド2が配置される。つまり片側足部にパッド本体は内側か外側どちらか一方が配置されることになる。靴下とヒールパッドの前額面上の位置関係を図2の断面図で示す。右足内側型ヒールパッドの例である。ヒールパッド本体断面4を靴下の線維素材で覆う形で構成される。
パッドの形状については、例として図3で示す。内側型、外側型ともに踵を半分覆うような構造になっており、これにより足部の安定性を保持することが可能になる。なお、ヒールパッド5の素材は、ポリウレタン製や水分を吸収しない弾性体素材を使用する。
右足底面からみた本発明の配置図(平面図) 前額面上の踵部拡大断面図 本発明の要部拡大斜視図
1・・内側ヒールパッド配置エリア
2・・外側ヒールパッド配置エリア
3・・靴下
4・・ヒールパッド本体断面
5・・ヒールパッド本体(右足内側パッドまたは左足外側パッド例)
本発明は、以上の問題点を解決し、歩く場合に必要な足部の安定性を向上させることに着目し、一般的に使用されている靴下にヒールパッドを組み込むことでライフスタイルにあわせた機能性の高い商品を提供することを目的とする。また、足部のコントロールは踵部に限局したものであり、従来品などの組み合わせや類似品による効果は本発明に値しない。
また、本発明は踵部の安定性が図れることで、踵接地以降の動的安定性につながり、臨床的効果や障害予防も期待できるため機能的な靴下として将来性が高い。なお、過去5年間の研究実績で、ヒールパッドによる身体機能の向上を有意に認め、踵部コントロールの効果を示すことができた。
まず、本発明は運動連鎖や身体機能のメカニズムの観点から歩行を安定させるために重要な踵部に注目している。歩行の際、唯一地面と接地している足底部は、接地している基底面の面積によりその安定性は決定され、そのファーストコンタクトは踵部である。この部分の安定性を補助的に組み込むことで一連の歩行周期の安定につながり、結果的に骨関節、筋肉の負担軽減につながるという理論に基づいて構成されている。また踵部は後方から観察するとU字の形態をしており、その基底面を安定させる手段として内側もしくは外側のパッドコントロールで解決される。この部分の重要性を示す証拠として靴底を観察すると、踵部は内側もしくは外側部分の靴減りを確認することができ、踵部を安定させる必要性を裏付けている。さらに、足趾部や足部アーチ部分を考慮した発明は、アライメントや機能的な個体差があるため適応性や進歩性に欠けるが、本発明は踵骨自体の形態的個体差が少ない部分のみにコンセプトを置いたもので適応性、進歩性のある発明である。

Claims (1)

  1. 靴下などの底部(地面との接地面)を一部改良し、特に歩行時に地面とのファーストコンタクトである踵接地期からの安定性に重点を置き、踵周囲の内側または外側を中心にパッドを組み込んだものを特徴とする。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014237911A (ja) * 2013-06-10 2014-12-18 美津濃株式会社 靴下

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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