JP2012090969A - 爪に使用する化粧用塗料セット - Google Patents

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Abstract

【課題】
色について専門的な知識を有さない使用者であっても、使用する色の選定に悩むことなく、煌びやかで華やかな種々のネイルアートを施すことができる爪に使用する化粧用塗料セットを提供することを目的とする。
【解決手段】
本発明は、色が互いに相違する3種類の化粧用塗料を有する爪に使用する化粧用塗料セット、又は、少なくとも2種類の同系色又は反対色の化粧用塗料を有する上記の爪に使用する化粧用塗料セットなどにより解決した。
【選択図】図1

Description

本発明は、手の爪に塗布するマニキュア、又は足の爪に塗布するペディキュアとして使用する化粧用塗料セット及びその塗布方法に関する。
近年、手足の爪を化粧用塗料で装飾性を凝らして塗布することが、若い女性層を中心にネイルアートとして広く知られている。そして、爪の美容と健康の手入れであるネイルケアや、爪に装飾を施すネイルアートなどを行う職業として、ネイリスト、又はネイルアーティストが広く認知されおり、料金を支払いネイルサロン、エステティックサロンなどで爪の装飾を行うことはファッションの一部として若い女性を中心に浸透している。
一言にネイルアートといっても、その装飾性の高さから非常に多くのデザイン、又はネイルアートテクニックが知られている。例えば、爪の根元から爪先にかけて又はその逆に色の濃淡を付けるグラデーション、爪の全体を一色の化粧用塗料で塗布した後に爪先のみに異なる色の化粧用塗料を円弧状に塗布したフレンチネイル、爪の全体を何色かの化粧用塗料を塗布した上に透光性を有する人工鉱物等を載置するストーン、2色で構成される水玉模様を有するドットアート、横縞状に数色の化粧用塗料を塗り分けるボーダー、数色の化粧用塗料を使用し大理石の模様に似せたマーブルネイルなどの技法が知られている。
しかしながら、ネイルサロンなどの店舗に赴き専門家であるネイリストなどに施術してもらわないと、女性誌やテレビ等で紹介されている煌びやかで華やかな種々のネイルアートを施すことは難しいと多くの女性に思われている。
その原因として、種々の技法から生み出されるネイルアートのデザイン性を生み出す技術もさることながら、組み合わせる色を選択することが難しいことも挙げられる。例えば、色の三属性、すなわち、色相、彩度、明度を考慮した上でネイルアートが仕上がったときの色を考慮して、使用する色を選定する必要があるためである。色彩や配色などカラーコーディネイトなど色について専門的な知識を有さない人が圧倒的に多いため、ネイルサロンなどの店舗に赴かずに雑誌や書籍等に掲載されているネイルアートを参考にして個人で単色ずつ販売されている化粧用塗料を購入し、それらを組み合わせたとしても、失敗せずに納得できるネイルアートを行うことは一般の使用者には困難であった。
そこで、本発明では、色について専門的な知識を有さない使用者であっても、使用する色の選定に悩むことなく、煌びやかで華やかな種々のネイルアートを施すことができる爪に使用する化粧用塗料セットを提供することを目的とする。
すなわち、本発明は、色が互いに相違する3種類の化粧用塗料を有する爪に使用する化粧用塗料セットである。
このように構成すれば、個別に化粧用塗料の色の組み合わせを考えて購入する手間が省けるとともに、あらかじめカラーコーディネータなど色の専門家により選定された色の組み合わせを購入することができるので、色について専門的な知識を有さない使用者であっても、使用する色の選定に悩むことなく、煌びやかで華やかな種々のネイルアートを簡単に施すことができる。
そして、少なくとも2種類の同系色又は反対色の化粧用塗料を有する上記の爪に使用する化粧用塗料セットである。
このように、構成すれば、個別に化粧用塗料の色の組み合わせを考えて購入する手間が省けるとともに、あらかじめカラーコーディネータなど色の専門家により選定された色の組み合わせを購入することができるので、色について専門的な知識を有さない使用者であっても、使用する色の選定に悩むことなく、煌びやかで華やかな種々のネイルアートを簡単に施すことができる。さらに、3種類の化粧用塗料を塗布したときに、全体とまとまりがある印象を、又は部分的に目を惹くような一部を強調されている印象を見る者に与えることができる。
少なくとも1種類の化粧料塗料に、ラメ材が含まれる上記の爪に使用する化粧用塗料セットである。
このように構成すれば、ネイルサロンなどの店舗に赴かなくても女性誌等に掲載される煌びやかで華やかな種々のネイルアートを手軽に施すことができる。
そして、3種類の化粧用塗料のうち1つの化粧用塗料を最初に爪表面全体に塗布し、他の1つの化粧用塗料を爪の先端部に塗布し、そして先の2つの化粧用塗料で塗布された色の境目に残りの化粧用塗料を塗布する上記のいずれかに記載された爪に使用する化粧料塗料セットの塗布方法である。
このように構成すれば、ネイルアートのデザインについての技術を知らなくても、短時間に煌びやかで華やかな種々のネイルアートを施すことができる。
そして、単独又は複数の円弧状又はV字状の切り込みを有し、爪の短手方向を覆うことができる幅を有する境界作成小片を備える前記の爪に使用する化粧用塗料セットである。
このように構成すれば、当該境界作成小片を爪に載置した後に化粧用塗料を塗布することにより、化粧用塗料の余分な塗り広がりを抑制することができるため、他の化粧用塗料との境界を明確にすることができ、化粧用塗料を塗り重ねた場合、境界線を際立たせた多様な模様を有するデザインに仕上げることができる。
本発明では、色について専門的な知識を有さない使用者であっても、使用する色の選定に悩むことなく、煌びやかで華やかな種々のネイルアートを施すことができる爪に使用する化粧用塗料セットを提供することができる。
本発明の第一実施形態の斜視図である。 本発明の3種類の化粧用塗料のうち1つを手の爪に塗布した状態図である。 本発明の3種類の化粧用塗料のうち他の1つを手の爪に塗布した状態図である。 本発明の3種類の化粧用塗料のうち残りを手の爪に塗布した状態図である。 本発明の第三実施形態で使用される境界作成小片の正面図である。 本発明の第三実施形態で使用される境界作成小片を用いた化粧用塗料の塗布状態図である。
本発明に使用される各化粧用塗料は、手の爪の装飾のために手の爪に固着されるマニキュア又は足の爪の装飾のために足の爪に固着されるペディキュアである。化粧用塗料の色の種類が2種類以下であると、取り扱い扱い易いが単純な模様のデザインしか描くことができないため使用者の購買意欲をそそるものでないため好ましくない。また、化粧用塗料の色の種類が4種類以上あると、その組み合わせにより複雑な模様のデザインとすることができるが、その組み合わせの多様性のゆえに取り扱いにくくなり、複雑すぎて簡単に塗布できないため好ましくない。
そして、各化粧用塗料は、マゼンタ、シアン、イエロー、白色、黒色など顔料又は染料などにより調合されて着色されている。具体的な色としては、色の三属性、すなわち、色相、彩度、明度をマンセル値として表すJIS Z8102(2001)に記載されているように、ローズレッド(7.5RP 5/12)、ローズピンク(10RP 7/8)、コニチールレッド(10RP 4/12)、ルビーレッド(10RP 4/14)、バーガンディー(10RP 2/2.5)、オールドローズ(1R 6/6.5)、ローズ(1R 5/14)、ストロベリー(1R 4/14)、コーラルレッド(2.5R 7/11)、ピンク(2.5R 7/7)、ボルドー(2.5R 2.5/3)、ベビーピンク(4R 8.5/4)、ポピーレッド(4R 5/14)、シグナルレッド(4R 4.5/14)、カーマイン(4R 4/14)、レッド(5R 5/14)、トマトレッド(5R 5/14)、マルーン(5R 2.5/6)、バーミリオン(6R 5.5/14)、スカーレット(7R 5/14)、テラコッタ(7.5R 4.5/8)、サーモンピンク(8R 7.5/7.5)、シェルピンク(10R 8.5/3.5)、ネールピンク(10R 8/4)、チャイニーズレッド(10R 6/15)、キャロットオレンジ(10R 5/11)、バーントシェンナ(10R 4.5/7.5)、チョコレート(10R 2.5/2.5)、ココアブラウン(2YR 3.5/4)、ピーチ(3YR 8/3.5)、ローシェンナ(4YR 5/9)、オレンジ(5YR 6.5/13)、ブラウン(5YR 3.5/4)、アプリコット(6YR 7/6)、タン(6YR 5/6)、マンダリンオレンジ(7YR 7/11.5)、コルク(7YR 5.5/4)、エクルベイジュ(7.5YR 8.5/4)、ゴールデンイエロー(7.5YR 7/10)、マリーゴールド(8YR 7.5/13)、バフ(8YR 6.5/5)、アンバー(8YR 5.5/6.5)、ブロンズ(8.5YR 4/5)、ベージュ(10YR 7/2.5)、イエローオーカー(10YR 6/7.5)、バーントアンバー(10YR 3/3)、セピア(10YR 2.5/2)、カーキー(1Y 5/5.5)、ブロンド(2Y 7.5/7)、ネープルスイエロー(2.5Y 8/7.5)、レグホーン(2.5Y 8/4)、ローアンバー(2.5Y 4/6)、クロムイエロー(3Y 8/12)、イエロー(5Y 8.5/14)、クリームイエロー(5Y 8.5/3.5)、ジョンブリアン(5Y 8.5/14)カナリヤ(7Y 8.5/10)、オリーブドラブ(7.5Y 4/2)、オリーブ(7.5Y 3.5/4)、レモンイエロー(8Y 8/12)、オリーブグリーン(2.5GY 3.5/3)、シャトルーズグリーン(4GY 8/10)、リーフグリーン(5GY 6/7)、グラスグリーン(5GY 5/5)、シーグリーン(6GY 7/8)、アイビーグリーン(7.5GY 4/5)、アップルグリーン(10GY 8/5)、ミントグリーン(2.5G 7.5/8)、グリーン(2.5G 5.5/10)、コバルトグリーン(4G 7/9)、エメラルドグリーン(4G 6/8)、マラカイトグリーン(4G 4.5/9)、ボトルグリーン(5G 2.5/3)、フォレストグリーン(7.5G 4.5/5)、ビリジアン(8G 4/6)、ビリヤードグリーン(10G 2.5/5)、ピーコックグリーン(7.5BG 4.5/9)、ナイルブルー(10BG 5.5/5)、ピーコックブルー(10BG 4/8.5)、ターコイズブルー(5B 6/8)、マリンブルー(5B 3/7)、ホリゾンブルー(7.5B 7/4)、シアン(7.5B 6/10)、スカイブルー(9B 7.5/5.5)、セルリアンブルー(9B 4.5/9)、ベビーブルー(10B 7.5/3)、サックスブルー(1PB 5/4.5)、ブルー(2.5PB 4.5/10)、コバルトブルー(3PB 4/10)、アイアンブルー(5PB 3/4)、プルシャンブルー(5PB 3/4)、ミッドナイトブルー(5PB 1.5/2)、ヒヤシンス(5.5PB 5.5/6)、ネービーブルー(6PB 2.5/4)、ウルトラマリンブルー(7.5PB 3.5/11)、オリエンタルブルー(7.5PB 3/10)、ウィスタリア(10PB 5/12)、パンジー(1P 2.5/10)、ヘリオトロープ(2P 5/10.5)、バイオレット(2.5P 4/11)、ラベンダー(5P 6/3)、モーブ(5P 4.5/9)、ライラック(6P 7/6)、オーキッド(7.5P 7/6)、パープル(7.5P 5/12)、マゼンタ(5RP 5/14)、チェリーピンク(6RP 5.5/11.5)、ホワイト(N9.5)、スノーホワイト(N9.5)、アイボリー(2.5Y 8.5/1.5)、スカイグレイ(7.5B 7.5/0.5)、パールグレイ(N7)、シルバーグレイ(N6.5)、アッシュグレイ(N6)、ローズグレイ(2.5R 5.5/1)、グレイ(N5)、スチールグレイ(5P 4.5/1)、スレートグレイ(2.5PB 3.5/0.5)、チャコールグレイ(5P 3/1)、ランプブラック(N1)、ブラック(N1)などの色を使用することができる。
また、色環で近接する色は、同系色として知られており、本発明で使用される色は暖色又は寒色から構成される同系色を使用することが好ましい。さらに、同系色は、マンセル値の色相で、例えばRとRPのように少なくとも同じアルファベットを含む色であることがより好ましく、例えばRとRのように同じアルファベットであることがもっとも好ましい。この範囲の同系色にあれば、各化粧用塗料を塗布したとき、全体としてまとまりのある印象を見るものに与えることができる。また、色環で反対側に位置する色同士である反対色とすることもできる。この反対色は、補色とも呼ばれ、RGBで色相を表すとき、算出することができる。暖色である同系色とすることにより温かみのある華やかな印象を与えることができ、寒色である同系色とすることによりクールで奇抜な印象を与えることができる。さらに、反対色とすることにより、爪先に注意を惹かせるアクセントとしポップな印象を与えることができる。
本発明で使用されるラメ材は、酸化チタン被覆マイカ、酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化チタン被覆タルク、着色酸化チタン被覆マイカ、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔等のパール顔料、酸化チタン被覆合成マイカ、エポキシ樹脂被覆アルミ蒸着ポリエチレンテレフタレート(PET)、アルミ蒸着PET、アクリル樹脂コートアルミニウム、色材含有樹脂被覆アルミニウム、色材含有樹脂被覆アルミ蒸着PET、ポリメチルメタクリレート/PET積層末、色材含有ポリメチルメタクリレート/PET積層末、ベンガラ・シリカ被覆アルミニウム、酸化チタン被覆ガラスフレーク等が挙げられ、化粧用塗料に0.1〜10重量%含まれることが好ましい。
以下、本発明に関する実施形態について添付図面を参照し説明する。
(実施例1)
図1に示すように、本実施例の化粧用塗料セット(1)は、色が相違する2種類の同系色の化粧用塗料と、金色の光沢を有するラメ材が含まれ無色の化粧用塗料との3種類の化粧用塗料をから構成されている。そして、それらの化粧用塗料が、内側に刷毛を有する蓋体(21)と、蓋体(21)と螺着する螺子部(図示しない)を有し透明である縦長の略直方体形状の容器本体(22)とから成る収容容器(2)に収容されている。容器本体(21)は透明であるため、化粧用塗料の色の相違やラメ材が含まれているかどうかは蓋体(21)を螺着した状態で外部より視認することができる。そのため、商品購入時に見易く、また使用時に取り違えることもない。
また、それぞれの化粧用塗料を塗布する順番が分かるように、最初に塗布する化粧用塗料の蓋体の上面にはアルファベットの「A」という記号を、2番目に塗布する化粧用塗料の蓋体の上面にはアルファベットの「B」という記号を、最後に塗布する化粧用塗料の蓋体の上面にはアルファベットの「C」という記号を付している。以下、化粧用塗料「A」(11)、化粧用塗料「B」(12)、化粧用塗料「C」(13)という。これは塗布の順番を客観的に理解できるものであればアルファベットに限定されるものではなく、アラビア数字の「1」「2」「3」であっても、ローマ数字の「I」「II」「III」などであっても良い。また、使用者が順番を間違えないように、収容容器(2)を収めている商品パッケージ(図示しない)などに、それら化粧用塗料の塗布する順番を念のため記載しておくことが好ましい。
図1に示す化粧用塗料セットは、フレンチネイルとして使用される化粧用塗料であって、3種類の化粧用塗料のうち2種類は、いずれも暖色であり、最初に塗布する化粧用塗料「A」(11)は、色がサーモンピンク(マンセル値:8R 7.5/7.5)である化粧用塗料であり、2番目に塗布する化粧用塗料「B」(12)は、色がカーマイン(マンセル値:4R 4.5/14)である化粧用塗料あり、最後に塗布する化粧用塗料「C」(13)は、0.1〜2mmの小片状で金色の光沢を呈するアルミ蒸着PETであるラメ材(14)を含有する無色透明である化粧用塗料である。暖色である赤系統の色を使用することにより、豪華さ又は優雅さを演出することができ、また、小片状のラメ材(14)を併せて使用することにより、塗布後に光の反射によりキラキラと光る視覚的効果を発現するため煌びやかで華やかな印象を与えることができる。
また、各種化粧用塗料(11、12、13)は、顔料や染料などの着色材料の他に、溶剤として酢酸ブチル及び酢酸エチルを、爪への固定材や分散剤等としてニトロセルロース、クエン酸アセチルトリエチル、フタル酸及びトリメリット酸及びグルコースからなるエステルコポリマー、イソプロピルアルコール、アクリレートエステルからなるアクリレートコポリマー、ステアラルコニウムヘクトライト、クエン酸ポリブチレンテレフタレート、アジピン酸及びフマル酸及びフタル酸及びトリシクロデカンジメタノールからなるコポリマーを、光沢を付与する材料として、酸化チタン、合成雲母、酸化スズ、シリカ、酸化鉄などの金属酸化物微粒子を含有する。
次に、この3種類の化粧用塗料「A」(11)、化粧用塗料「B」(12)、化粧用塗料「C」(13)を用いた塗布方法について、図2から図4で説明する。
図2に示すように、化粧用塗料「A」(11)を最初に爪表面全体に塗布する。そして、図3に示すように、化粧用塗料「A」(11)が乾ききる前に、化粧用塗料「B」(12)を爪先、例えば爪の3分の1程度の先端部分に塗布する。そして最後に、図4に示すように、先の2つの化粧用塗料「A」(11)及び化粧用塗料「B」(12)で塗布された色の境目に残りの化粧用塗料「C」(13)を塗布する。このように塗布することにより、赤系統である色をベースに、爪の根元から中央に掛けて塗られ化粧用塗料「A」(11)と爪先に塗られた化粧用塗料「B」(12)とのコントラスト、さらに、その化粧用塗料「A」(11)と化粧用塗料「B」(12)との境界に塗布された金色の光沢を呈するラメ材(14)により、豪華さ又は優雅さを演出することができ、煌びやかで華やかな印象を与えることできるので、全体として専門知識を有するネイリスト等が施術するネイルアートと引けをとらない仕上がりとなる。
なお、本発明の化粧用塗料セット(1)及びその塗布方法は、原則として、色について専門的な知識を有さない一般消費者が使用することを想定している。しかしながら、ネイルサロンやエステサロンにおいて業として施術を行うそれら専門知識を有さない従業員等が使用すること、又はそれら専門知識を有する従業員等が使用することを妨げるものではない。
(実施例2)
また、他の実施例についても説明する。グラデーションとして使用される化粧用塗料であって、3種類の化粧用塗料は、いずれも暖色であり、最初に塗布する化粧用塗料「A」(11)は金色の光沢を呈する金属酸化物微粒子を含有するサーモンピンク(マンセル値:8R 7.5/7.5)であり、2番目に塗布する化粧用塗料「B」(12)は金色の光沢を呈する金属酸化物微粒子を含有するローズピンク(マンセル値:10RP 7/8)であり、最後に塗布する化粧用塗料「C」(13)は0.1〜2mmの小片状で真珠光沢を呈するアルミ蒸着PETであるラメ材(14)を含有するピンク(マンセル値:2R 7/7)である。暖色であるピンク系統の色を使用することにより、女性らしさ又は可愛らしさを演出することができ、また、金属酸化物微粒子や小片状のラメ材(14)を併せて使用することにより、塗布後に光の反射によりキラキラと光る視覚的効果を発現するため煌びやかで華やかな印象を与えることができる。
次に、この3種類の化粧用塗料「A」(11)、化粧用塗料「B」(12)、化粧用塗料「C」(13)を用いた塗布方法について説明する。
化粧用塗料「A」(11)を最初に爪表面全体に塗布する。そして、化粧用塗料「A」(11)が乾ききる前に、化粧用塗料「B」(12)を爪先、例えば爪の3分の1程度の先端部分に塗布する。そして最後に、先の2つの化粧用塗料「A」(11)及び化粧用塗料「B」(12)で塗布された色の境目に残りの化粧用塗料「C」(13)を塗布し、周りの化粧用塗料「A」(11)及び「B」化粧用塗料(12)と円を描くように複数回にわたり回転させ馴染ませる。このように塗布することにより、ピンク系統である色をベースにその濃淡をグラデーションとして演出することができ、さらに化粧用塗料「A」(11)及び化粧用塗料「B」(12)には真珠光沢を呈する金属酸化物微粒子が含有され、化粧用塗料「C」(13)にはラメ材(14)が含有されているため、煌びやかで華やかな印象を与えることできるので、全体として専門知識を有するネイリスト等が施術するネイルアートと引けをとらない仕上がりとなる。なお、化粧用塗料「C」(13)を塗布した後は、必ずしも円を描くように複数回にわたり回転させる必要はなく、周りの化粧用塗料「A」(11)及び「B」化粧用塗料(12)と馴染めば、化粧用塗料「C」(13)を塗布するだけでも良い。
(実施例3)
フレンチネイルとして使用される化粧用塗料セットであって、3種類の化粧用塗料のうち2種類は、いずれも暖色であり、最初に塗布する化粧用塗料「A」(11)は、色がサーモンピンク(マンセル値:8R 7.5/7.5)である化粧用塗料であり、2番目に塗布する化粧用塗料「B」(12)は、色がホワイト(マンセル値:N9.5)である化粧用塗料あり、最後に塗布する化粧用塗料「C」(13)は、0.1〜2mmの小片状で真珠光沢を呈するアルミ蒸着PETであるラメ材(14)を含有し、色がローズピンク(マンセル値:10RP 7/8)である化粧用塗料である。暖色であるピンク系統の色を使用することにより、女性らしさ又は可愛らしさを演出することができ、また、小片状のラメ材(14)を併せて使用することにより、塗布後に光の反射によりキラキラと光る視覚的効果を発現するため煌びやかで華やかな印象を与えることができる。そして、これらの化粧用塗料セットに、図5(a)〜(b)に示す境界作成小片(3)も付加されている。なお、図5(a)〜(c)に示す境界作成小片は、一つ又は複数の種類を複数の枚数を具備していても良く、図5に示された形状以外の単独又は複数の円弧状、角状、アルファベットのV字状、S字状などの切り込みを有していても良い。また、境界作成小片(3)の中央には、爪の中央にあわせ易くするために中心線が設けられている。
次に、この3種類の化粧用塗料「A」(11)、化粧用塗料「B」(12)、化粧用塗料「C」(13)、及び境界作成小片(3)を用いた塗布方法について説明する。
化粧用塗料「A」(11)を最初に爪表面全体に塗布する。そして、図6に示すように、化粧用塗料「A」(11)が乾いた後に、境界作成小片(3)を爪先に、例えば爪の3分の1程度の先端部分に貼付する。そして、化粧用塗料「B」(12)をその爪先に塗布する。このような方法で塗布することにより、化粧用塗料「B」(12)の余分な塗り広がり部分は、境界作成小片(3)の上に塗られることとなり、化粧用塗料「A」(11)と化粧用塗料「B」(12)との境界は、境界線作成小片(3)の外形としてくっきり形成することができる。そして最後に、先の2つの化粧用塗料「A」(11)及び化粧用塗料「B」(12)で塗布された色の境目に残りの化粧用塗料「C」(13)を塗布する。このように塗布することにより、赤系統である色をベースに、爪の根元から中央に掛けて塗られた化粧用塗料「A」(11)と爪先に塗られた化粧用塗料「B」(12)とのコントラスト、さらに、その化粧用塗料「A」(11)と化粧用塗料「B」(12)との境界に塗布された真珠光沢を呈するラメ材(14)を含有する化粧用塗料「C」(13)により、豪華さ又は優雅さを演出することができ、煌びやかで華やかな印象を与えることできるので、全体として専門知識を有するネイリスト等が施術するネイルアートと引けをとらない仕上がりとなる。また、境界線作成小片(3)を使用することに化粧用塗料「A」(11)と化粧用塗料「B」(12)との境界が明瞭であるので、化粧用塗料「C」(13)をその境界線上に細く塗布して境界線を際立たせるようにすることができる。
以上、本発明の化粧用塗料セット(1)は、実施例1及び実施例3のフレンチネイル、実施例2のグラデーションについてのデザインにのみ用いられるものではなく、ストーン、ドットアート、ボーダー、マーブルネイルなどの各種デザインについても用いることができる。前記の各種デザインについて用いられる場合には、カラーコーディネイト等の色についての専門知識を有する専門家により選定された同系色又は反対色の色を有する化粧用塗料を使用することができる。
1・・・化粧用塗料セット
11・・化粧用塗料「A」
12・・化粧用塗料「B」
13・・化粧用塗料「C」
14・・ラメ材
2・・・収容容器
21・・蓋体
22・・容器本体
3・・・境界作成小片
A・・・爪

Claims (5)

  1. 色が互いに相違する3種類の化粧用塗料を有することを特徴とする爪に使用する化粧用塗料セット。
  2. 少なくとも2種類の同系色又は反対色の化粧用塗料を有することを特徴とする請求項1に記載の爪に使用する化粧用塗料セット。
  3. 少なくとも1種類の化粧料塗料に、ラメ材が含まれることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の爪に使用する化粧用塗料セット。
  4. 3種類の化粧用塗料のうち1つの化粧用塗料を最初に爪表面全体に塗布し、他の1つの化粧用塗料を爪の先端部に塗布し、そして先の2つの化粧用塗料で塗布された色の境目に残りの化粧用塗料を塗布することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載された爪に使用する化粧料塗料セットの塗布方法。
  5. 単独又は複数の円弧状又はV字状の切り込みを有し、爪の短手方向を覆うことができる幅を有する境界作成小片を具備することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の爪に使用する化粧用塗料セット。
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JP2015099428A (ja) * 2013-11-18 2015-05-28 日本電信電話株式会社 温度感覚制御装置、色決定装置、温度感覚制御方法、色決定方法及びプログラム
JP2015100379A (ja) * 2013-11-21 2015-06-04 カシオ計算機株式会社 ネイルプリント装置及びネイルプリント装置の印刷方法
JP2016010541A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 カシオ計算機株式会社 描画装置及び描画装置の描画方法
JP2020121014A (ja) * 2019-01-31 2020-08-13 株式会社Joelle ネイルマーカ、ネイルシステムおよびネイルアート形成方法

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