JPH10167932A - ネイルエナメル - Google Patents
ネイルエナメルInfo
- Publication number
- JPH10167932A JPH10167932A JP8346515A JP34651596A JPH10167932A JP H10167932 A JPH10167932 A JP H10167932A JP 8346515 A JP8346515 A JP 8346515A JP 34651596 A JP34651596 A JP 34651596A JP H10167932 A JPH10167932 A JP H10167932A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nail enamel
- fragrance
- perfume
- nail
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cosmetics (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 ネイルエナメルの成分中に香水用香料を適量
配合して、ニトロセルロースラッカーの持つ独特の臭い
をマスキングして使い心地を良くするとともに香水用香
料の持つ芳香性を高め、かつ手や足の臭いを消し去るこ
とができ、しかも使用目的により香料の芳香時間の調製
が可能であり、特に、透明なネイルエナメルに対しては
有色のネイルエナメルの上に重ね塗りすることにより、
全ての有色ネイルエナメルに対応でき、コスト面からの
有利性が増し、種々楽しみが増すネイルエナメルを提供
する。 【解決手段】 上記のネイルエナメルは、ニトロセルロ
ースラッカーを主体とした皮膜形成剤と、該皮膜の密着
性及び光沢性を増大する樹脂と、前記皮膜に柔軟性を与
え耐久性を増す可塑剤と、上記成分を溶解させる溶剤
と、透明又は不透明の着色料とを含有するネイルエナメ
ル成分に、適量の香水用香料を配合する。
配合して、ニトロセルロースラッカーの持つ独特の臭い
をマスキングして使い心地を良くするとともに香水用香
料の持つ芳香性を高め、かつ手や足の臭いを消し去るこ
とができ、しかも使用目的により香料の芳香時間の調製
が可能であり、特に、透明なネイルエナメルに対しては
有色のネイルエナメルの上に重ね塗りすることにより、
全ての有色ネイルエナメルに対応でき、コスト面からの
有利性が増し、種々楽しみが増すネイルエナメルを提供
する。 【解決手段】 上記のネイルエナメルは、ニトロセルロ
ースラッカーを主体とした皮膜形成剤と、該皮膜の密着
性及び光沢性を増大する樹脂と、前記皮膜に柔軟性を与
え耐久性を増す可塑剤と、上記成分を溶解させる溶剤
と、透明又は不透明の着色料とを含有するネイルエナメ
ル成分に、適量の香水用香料を配合する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は手や足の指の爪に施
す化粧であって、いわゆるマニキュアあるいはペディキ
ュアに関するものである。
す化粧であって、いわゆるマニキュアあるいはペディキ
ュアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にネイルエナメルの使用に際して
は、ネイルケア製品により爪及び指先の手入れを行う。
すなわち、ネイルトリートメントによる油分の補給、保
湿効果を与えたり、キューティクルリムーバーにより爪
のキューティクルを整えたり、あるいはネイルポリッシ
ュにより爪の表面を平滑にし、光沢を与える等の手入れ
を行う。次に、ベースコートにより爪の溝を埋めたり、
接着性を良くする下塗りを行う。この下塗り終了後、ネ
イルエナメルにより爪に着色するメークを行う。そし
て、必要に応じてトップコートにより光沢、耐久性を良
くする上塗りを行い、ネイルドライヤーにより乾燥性を
早め、塗膜に光沢を与える乾燥促進作業を行う。
は、ネイルケア製品により爪及び指先の手入れを行う。
すなわち、ネイルトリートメントによる油分の補給、保
湿効果を与えたり、キューティクルリムーバーにより爪
のキューティクルを整えたり、あるいはネイルポリッシ
ュにより爪の表面を平滑にし、光沢を与える等の手入れ
を行う。次に、ベースコートにより爪の溝を埋めたり、
接着性を良くする下塗りを行う。この下塗り終了後、ネ
イルエナメルにより爪に着色するメークを行う。そし
て、必要に応じてトップコートにより光沢、耐久性を良
くする上塗りを行い、ネイルドライヤーにより乾燥性を
早め、塗膜に光沢を与える乾燥促進作業を行う。
【0003】そして、ネイルエナメルの主成分は、皮膜
形成成分と、溶剤成分と、着色成分と、沈殿防止成分等
からなる。皮膜形成成分は皮膜形成剤と樹脂と可塑剤と
よりなり、皮膜形成剤はニトロセルロースであり、樹脂
はアルキッド、アクリル、スルホンアミド樹脂等が使用
され、可塑剤としてはクエン酸エステル、カンファーな
どが使用される。溶剤成分としては、真溶剤である酢酸
エチル、酢酸ブチルが使用され、助溶剤としてIPA、
ブタノールなどが使用され、希釈剤としてトルエンなど
が使用され、着色成分は色材とパール剤からなり、色材
として有機顔料、無機顔料、染料などが使用され、パー
ル剤として合成パール剤、天然魚鱗箔、アルミニウム末
などが使用される。沈殿防止成分はゲル化剤である有機
変性粘度鉱物が使用される。
形成成分と、溶剤成分と、着色成分と、沈殿防止成分等
からなる。皮膜形成成分は皮膜形成剤と樹脂と可塑剤と
よりなり、皮膜形成剤はニトロセルロースであり、樹脂
はアルキッド、アクリル、スルホンアミド樹脂等が使用
され、可塑剤としてはクエン酸エステル、カンファーな
どが使用される。溶剤成分としては、真溶剤である酢酸
エチル、酢酸ブチルが使用され、助溶剤としてIPA、
ブタノールなどが使用され、希釈剤としてトルエンなど
が使用され、着色成分は色材とパール剤からなり、色材
として有機顔料、無機顔料、染料などが使用され、パー
ル剤として合成パール剤、天然魚鱗箔、アルミニウム末
などが使用される。沈殿防止成分はゲル化剤である有機
変性粘度鉱物が使用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のネ
イルエナメルは塗膜が堅牢で爪を保護すると同時に、爪
に美観を与えるという利点を有するも、ニトロセルロー
スラッカーは揮発性であるために爪にネイルエナメルを
塗布後、数分で溶剤が蒸発して塗膜が形成されるが、そ
の間及びしばらくの間、ラッカー独特の臭いが残ること
となる。本発明者は上記の点に鑑みて、ネイルエナメル
の揮発時間と香水用香料の揮発時間の相違に着目し、特
にネイルエナメルの揮発時間が数分乃至数十分以内(略
1時間以内)で臭いがほとんど無くなるか僅かに残るの
に対し、香水用香料の揮発時間は数時間乃至数十時間も
香りが匂うという事実に着目して本発明を完成させたも
のである。
イルエナメルは塗膜が堅牢で爪を保護すると同時に、爪
に美観を与えるという利点を有するも、ニトロセルロー
スラッカーは揮発性であるために爪にネイルエナメルを
塗布後、数分で溶剤が蒸発して塗膜が形成されるが、そ
の間及びしばらくの間、ラッカー独特の臭いが残ること
となる。本発明者は上記の点に鑑みて、ネイルエナメル
の揮発時間と香水用香料の揮発時間の相違に着目し、特
にネイルエナメルの揮発時間が数分乃至数十分以内(略
1時間以内)で臭いがほとんど無くなるか僅かに残るの
に対し、香水用香料の揮発時間は数時間乃至数十時間も
香りが匂うという事実に着目して本発明を完成させたも
のである。
【0005】すなわち、本発明の目的は、ネイルエナメ
ルの成分中に香水用香料を適量配合して、ニトロセルロ
ースラッカーの持つ独特の臭いをマスキングして使い心
地を良くするとともに香水用香料の持つ芳香性を高め、
かつ手や足の臭いを消し去ることができ使用者及び他人
に不快感を与えず、爪から匂う芳香性により心理的、生
理的な心地良さや人の感情や情緒に快い感覚を与えるこ
とができ、しかも使用目的により香料の芳香時間の調製
が可能であり、特に、透明なネイルエナメルに対しては
有色のネイルエナメルの上に重ね塗りすることにより、
全ての有色ネイルエナメルに対応でき、コスト面からの
有利性が増し、種々楽しみが増すネイルエナメルを提供
することにある。
ルの成分中に香水用香料を適量配合して、ニトロセルロ
ースラッカーの持つ独特の臭いをマスキングして使い心
地を良くするとともに香水用香料の持つ芳香性を高め、
かつ手や足の臭いを消し去ることができ使用者及び他人
に不快感を与えず、爪から匂う芳香性により心理的、生
理的な心地良さや人の感情や情緒に快い感覚を与えるこ
とができ、しかも使用目的により香料の芳香時間の調製
が可能であり、特に、透明なネイルエナメルに対しては
有色のネイルエナメルの上に重ね塗りすることにより、
全ての有色ネイルエナメルに対応でき、コスト面からの
有利性が増し、種々楽しみが増すネイルエナメルを提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るネイルエナ
メルは、ニトロセルロースラッカーを主体とした皮膜形
成剤と、該皮膜の密着性及び光沢性を増大する樹脂と、
前記皮膜に柔軟性を与え耐久性を増す可塑剤と、上記成
分を溶解させる溶剤と、透明又は不透明の着色料とを含
有するネイルエナメル成分に、適量の香水用香料を配合
したものである。
メルは、ニトロセルロースラッカーを主体とした皮膜形
成剤と、該皮膜の密着性及び光沢性を増大する樹脂と、
前記皮膜に柔軟性を与え耐久性を増す可塑剤と、上記成
分を溶解させる溶剤と、透明又は不透明の着色料とを含
有するネイルエナメル成分に、適量の香水用香料を配合
したものである。
【0007】また、上記香水用香料はエッセンシャルオ
イルを適量配合したものである。そして、上記着色料は
染料による透明なものである。さらに、上記着色料は顔
料を含有する有色のものであってもよい。
イルを適量配合したものである。そして、上記着色料は
染料による透明なものである。さらに、上記着色料は顔
料を含有する有色のものであってもよい。
【0008】
【作用】予め、爪の手入れをして、下塗りした後か、ま
たは爪の手入れや下塗りをしない場合の何れであっても
よいが、爪にネイルエナメルを塗ると、ニトロセルロー
スラッカーは溶剤が揮発性であるために爪にネイルエナ
メルを塗布後、数分で溶剤が蒸発して塗膜が形成される
が、その間及びしばらくの間、ラッカー独特の臭いが残
る。このラッカー独特の臭いは香水用香料でマスキング
される。このマスキングは香水の最初ににおう揮発性の
早い香りであるトップノートで行われる。次いで、ニト
ロセルロースラッカーの溶剤が略揮発した後で、香水用
香料の主体をなす成分の香りであるミドルノートの香り
が爪の部分から発散し、使用者は勿論のこと周囲にも香
ばしい香りを与える。しばらくミドルノートの香りが持
続した後、最後ににおう香りであるラストノートの香り
によって香水用香料の香りが消える。香水用香料の香り
の持続時間は配合量や香水用香料の種類等により適宜、
数時間から数十時間といった調製が可能である。
たは爪の手入れや下塗りをしない場合の何れであっても
よいが、爪にネイルエナメルを塗ると、ニトロセルロー
スラッカーは溶剤が揮発性であるために爪にネイルエナ
メルを塗布後、数分で溶剤が蒸発して塗膜が形成される
が、その間及びしばらくの間、ラッカー独特の臭いが残
る。このラッカー独特の臭いは香水用香料でマスキング
される。このマスキングは香水の最初ににおう揮発性の
早い香りであるトップノートで行われる。次いで、ニト
ロセルロースラッカーの溶剤が略揮発した後で、香水用
香料の主体をなす成分の香りであるミドルノートの香り
が爪の部分から発散し、使用者は勿論のこと周囲にも香
ばしい香りを与える。しばらくミドルノートの香りが持
続した後、最後ににおう香りであるラストノートの香り
によって香水用香料の香りが消える。香水用香料の香り
の持続時間は配合量や香水用香料の種類等により適宜、
数時間から数十時間といった調製が可能である。
【0009】透明もしくはそれに近いネイルエナメルに
香水用香料を配合したものを使用する場合は、通常、市
販されている有色のネイルエナメルを爪に塗った後に、
本発明に係る透明なネイルエナメルを重ね塗りすること
により、上記の香水用香料の香りがすることになり、一
つの透明エナメルを用意するだけで各種有色エナメルに
対応して使用することができ経済的である。
香水用香料を配合したものを使用する場合は、通常、市
販されている有色のネイルエナメルを爪に塗った後に、
本発明に係る透明なネイルエナメルを重ね塗りすること
により、上記の香水用香料の香りがすることになり、一
つの透明エナメルを用意するだけで各種有色エナメルに
対応して使用することができ経済的である。
【0010】
【発明の実施の形態】ネイルエナメルの主成分は、皮膜
形成成分と、溶剤成分と、着色成分と、香水用香料成分
と沈殿防止成分等からなる。皮膜形成成分は皮膜形成剤
と樹脂と可塑剤とよりなり、皮膜形成剤はニトロセルロ
ースであり、樹脂はアルキッド、アクリル、スルホンア
ミド樹脂等が使用され、可塑剤としてはクエン酸エステ
ル、カンファーなどが使用される。溶剤成分としては、
真溶剤である酢酸エチル、酢酸ブチル、ジアセトンアル
コール等のエステル系、ケトン系が使用され、助溶剤と
してIPA、ブタノールなどのアルコール系が使用さ
れ、希釈剤としてトルエン、キシレンなどの炭化水素系
が使用される。溶剤はピンホール、曇り、乾燥速度、使
用感の諸性質を具備するように複数種類の溶剤を混合し
て使用する。着色成分は色材とパール剤からなり、色材
として有機顔料、無機顔料、染料などが使用され、パー
ル剤として合成パール剤、天然魚鱗箔、アルミニウム末
などが使用される。着色成分は染料のみ、もしくは染料
を主体とした透明なものと、顔料を配合した有色のもの
の何れであってもよい。沈殿防止成分はゲル化剤である
有機変性粘度鉱物が使用される。
形成成分と、溶剤成分と、着色成分と、香水用香料成分
と沈殿防止成分等からなる。皮膜形成成分は皮膜形成剤
と樹脂と可塑剤とよりなり、皮膜形成剤はニトロセルロ
ースであり、樹脂はアルキッド、アクリル、スルホンア
ミド樹脂等が使用され、可塑剤としてはクエン酸エステ
ル、カンファーなどが使用される。溶剤成分としては、
真溶剤である酢酸エチル、酢酸ブチル、ジアセトンアル
コール等のエステル系、ケトン系が使用され、助溶剤と
してIPA、ブタノールなどのアルコール系が使用さ
れ、希釈剤としてトルエン、キシレンなどの炭化水素系
が使用される。溶剤はピンホール、曇り、乾燥速度、使
用感の諸性質を具備するように複数種類の溶剤を混合し
て使用する。着色成分は色材とパール剤からなり、色材
として有機顔料、無機顔料、染料などが使用され、パー
ル剤として合成パール剤、天然魚鱗箔、アルミニウム末
などが使用される。着色成分は染料のみ、もしくは染料
を主体とした透明なものと、顔料を配合した有色のもの
の何れであってもよい。沈殿防止成分はゲル化剤である
有機変性粘度鉱物が使用される。
【0011】本発明で使用する香水用香料としては、天
然香料、合成香料及び調合香料の何れであってもよい。
天然香料には植物性香料と動物性香料の何れでもよい。
ネイルエナメルの成分として、香水用香料を配合するに
当たっては上記ネイルエナメルの溶剤の持つ諸性質であ
るピンホール、曇り、乾燥速度、使用感に影響を及ぼす
ものであってはならない。本発明では精油であるエッセ
ンシャルオイルをネイルエナメル成分中に適量配合する
ことにより香水用香料の香りが遺憾なく発揮されること
となる。また香水用香料の配合量は香りの揮発時間を考
慮して数十分、数時間あるいは数十時間といった使用者
の要望に応じて適宜変えることができる。
然香料、合成香料及び調合香料の何れであってもよい。
天然香料には植物性香料と動物性香料の何れでもよい。
ネイルエナメルの成分として、香水用香料を配合するに
当たっては上記ネイルエナメルの溶剤の持つ諸性質であ
るピンホール、曇り、乾燥速度、使用感に影響を及ぼす
ものであってはならない。本発明では精油であるエッセ
ンシャルオイルをネイルエナメル成分中に適量配合する
ことにより香水用香料の香りが遺憾なく発揮されること
となる。また香水用香料の配合量は香りの揮発時間を考
慮して数十分、数時間あるいは数十時間といった使用者
の要望に応じて適宜変えることができる。
【0012】
実施例1 ニトロセルロース 12%、アルキッド樹脂 12%、
クエン酸アセチルトリブチル 6%、酢酸エチル 23
%、酢酸ブチル 12%、エチルアルコール5%、トル
エン 30%、染料 適量、エッセンシャルオイル(ジ
ャスミン)6滴、沈殿防止剤 適量を配合して透明な
ネイルエナメルを得た。得られたネイルエナメルを爪に
塗布したところ、溶剤は数分で揮発し、皮膜形成剤が乾
燥し爪からはジャスミンの香りが数時間に亘って発散さ
れた。
クエン酸アセチルトリブチル 6%、酢酸エチル 23
%、酢酸ブチル 12%、エチルアルコール5%、トル
エン 30%、染料 適量、エッセンシャルオイル(ジ
ャスミン)6滴、沈殿防止剤 適量を配合して透明な
ネイルエナメルを得た。得られたネイルエナメルを爪に
塗布したところ、溶剤は数分で揮発し、皮膜形成剤が乾
燥し爪からはジャスミンの香りが数時間に亘って発散さ
れた。
【0013】実施例2 実施例1のエッセンシャルオイル(ジャスミン) 6滴
をエッセンシャルオイル(シダ) 7滴とした以外は実
施例1と同様とした。同じくシダの香りが実施例1より
も長く香ることとなった。
をエッセンシャルオイル(シダ) 7滴とした以外は実
施例1と同様とした。同じくシダの香りが実施例1より
も長く香ることとなった。
【0014】実施例3 実施例1のエッセンシャルオイル(ジャスミン) 6滴
をエッセンシャルオイル(オレンジ) 4滴とした以外
は実施例1と同様とした。同じくオレンジの香りが実施
例1よりも短くなった。
をエッセンシャルオイル(オレンジ) 4滴とした以外
は実施例1と同様とした。同じくオレンジの香りが実施
例1よりも短くなった。
【0015】実施例4 実施例1の染料に変えて顔料を適量配合した以外は実施
例1と同様として有色のネイルエナメルを得た。実施例
1と同様にジャスミンの香りが数時間に亘って発散され
た。
例1と同様として有色のネイルエナメルを得た。実施例
1と同様にジャスミンの香りが数時間に亘って発散され
た。
【0016】
【発明の効果】本発明は上記の説明から判るように、ネ
イルエナメルの成分中に香水用香料を適量配合すること
としたので、ニトロセルロースラッカーの持つ独特の臭
いをマスキングして使い心地を良くすることができ、香
水用香料の持つ芳香性を高め、かつ手や足の臭いを消し
去ることができ使用者及び他人に不快感を与えず、爪か
ら匂う芳香性により心理的、生理的な心地良さや人の感
情や情緒に快い感覚を与えることができる。
イルエナメルの成分中に香水用香料を適量配合すること
としたので、ニトロセルロースラッカーの持つ独特の臭
いをマスキングして使い心地を良くすることができ、香
水用香料の持つ芳香性を高め、かつ手や足の臭いを消し
去ることができ使用者及び他人に不快感を与えず、爪か
ら匂う芳香性により心理的、生理的な心地良さや人の感
情や情緒に快い感覚を与えることができる。
【0017】しかも使用目的により香料の芳香時間の調
製が可能であり、特に、透明なネイルエナメルに対して
は有色のネイルエナメルの上に重ね塗りすることによ
り、全ての有色ネイルエナメルに対応でき、コスト面か
らに有利性が増し、種々に楽しみが増すこととなる。
製が可能であり、特に、透明なネイルエナメルに対して
は有色のネイルエナメルの上に重ね塗りすることによ
り、全ての有色ネイルエナメルに対応でき、コスト面か
らに有利性が増し、種々に楽しみが増すこととなる。
Claims (3)
- 【請求項1】 ニトロセルロースラッカーを主体とした
皮膜形成剤と、該皮膜の密着性及び光沢性を増大する樹
脂と、前記皮膜に柔軟性を与え耐久性を増す可塑剤と、
上記成分を溶解させる溶剤と、透明又は不透明の着色料
とを含有するネイルエナメル成分に、適量の香水用香料
を配合したことを特徴とするネイルエナメル。 - 【請求項2】 上記香水用香料はエッセンシャルオイル
であることを特徴とする請求項1記載のネイルエナメ
ル。 - 【請求項3】 上記着色料は染料による透明なものであ
ることを特徴とする請求項1又は2記載のネイルエナメ
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8346515A JPH10167932A (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | ネイルエナメル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8346515A JPH10167932A (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | ネイルエナメル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10167932A true JPH10167932A (ja) | 1998-06-23 |
Family
ID=18383951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8346515A Pending JPH10167932A (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | ネイルエナメル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10167932A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010068284A (ko) * | 2000-01-04 | 2001-07-23 | 김남종 | 향기나는 매니큐어 |
JP2008520627A (ja) * | 2004-11-23 | 2008-06-19 | デュルラン、フランス | 植物由来の溶剤のみを原料とするワニス組成物 |
JP2016027011A (ja) * | 2014-06-23 | 2016-02-18 | 幸子 渡辺 | ネイル装飾用ベースジェル組成物 |
-
1996
- 1996-12-11 JP JP8346515A patent/JPH10167932A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010068284A (ko) * | 2000-01-04 | 2001-07-23 | 김남종 | 향기나는 매니큐어 |
JP2008520627A (ja) * | 2004-11-23 | 2008-06-19 | デュルラン、フランス | 植物由来の溶剤のみを原料とするワニス組成物 |
JP2016027011A (ja) * | 2014-06-23 | 2016-02-18 | 幸子 渡辺 | ネイル装飾用ベースジェル組成物 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20001205 |