JP2012090001A - 通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 プロミスキャスモードの機能を持たない中継装置を用いて、ネットワーク間の通信を行うことができる通信システムを提供する。
【解決手段】 ネットワークNT1,NT2に接続する通信端末21,22は、通信判定部203が、端末情報記憶部202の端末情報に基づいて、送信先となる通信端末が同じネットワークに属しているか否かを判定し、送信先となる通信端末が異なるネットワークに属している場合、通信部210が、中継装置1の識別子を設定した送信先アドレス部と、自端末の識別子を設定した送信元アドレス部と、データの送信先となる通信端末の識別子を設定した通信対象アドレス部とを含む通信信号をネットワーク上に送出し、中継装置1は、通信信号を受信した場合、ネットワーク情報記憶部101のネットワーク情報に基づいて、送信先となる通信端末が属しているネットワークに、通信信号を中継する中継処理部102とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワーク間のデータ授受を行う通信システムに関するものである。
互いに種類(通信プロトコル)の異なる2つのネットワーク間で行われる通信には、2つのネットワーク間に設けたゲートウェイが、プロトコル変換、コマンド変換を行うことによって、ネットワーク間の中継処理を可能にしている(例えば、特許文献1参照)。
また、同一種類のネットワーク(セグメント)間の通信には、ネットワーク間にルータを設ける。例えば、TCP/IP(transmission control protocol/ internet protocol)を用いたネットワークにおいても、同一種類のネットワーク間の中継処理は、ルータをネットワーク間に設けることによって実現される。
そして、ゲートウェイおよびルータのように、ネットワーク間におけるデータの中継処理を行う中継装置は、内蔵しているネットワークインターフェースカードの動作モードをプロミスキャスモード(無差別モード)に設定する。プロミスキャスモードの中継装置は、ネットワーク上のデータが自己以外のアドレス(MACアドレス)宛のデータであっても、全てのデータを受信することができ、ネットワーク間の中継処理が可能となる。
このようにプロミスキャスモードの機能を有する中継装置を用いる場合、送信端末が、中継装置による中継の必要性の有無を意識しなくても、ネットワーク間の通信を行うことができる。
特開2002−152280号公報
一般に、上記のような中継装置は、主にTCP/IPを用いた通信を前提としているため、専用線を用いた独自の通信に用いることはできない。専用線を用いた独自の通信として、近年、家電機器に通信機能を組み込んで、家電機器の監視制御をネットワーク上で行うための通信システムが提案されている。
そして、家電機器等の通信端末に組み込まれるネットワーク用LSIの処理能力が高く、ネットワーク帯域が広ければ、例えばEthernet(登録商標)上のTCP/IPを用いた通信が可能である。
しかし、家電機器の監視制御等を行う通信システムは、ネットワーク帯域が狭く、ネットワーク接続される通信端末に組み込まれるネットワーク用LSIの処理能力が低い。このように処理能力の低い通信端末を用いた通信システムでは、中継装置にプロミスキャスモードの機能を設けることができないため、ネットワーク間の中継処理が困難であった。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、プロミスキャスモードの機能を持たない中継装置を用いて、ネットワーク間の通信を行うことができる通信システムを提供することにある。
本発明の通信システムは、複数のネットワークが接続し、前記複数のネットワーク間におけるデータの中継処理を行う中継装置と、前記複数のネットワークの各々に属する複数の通信端末とを備え、前記中継装置および前記通信端末は、固有の識別子を付与されており、前記通信端末は、前記複数の通信端末の各々が、自端末と同じ前記ネットワークに属しているか否かを示す端末情報を格納した端末情報記憶部と、前記端末情報に基づいて、データの送信先となる前記通信端末が、自端末と同じ前記ネットワークに属しているか否かを判定する通信判定部と、前記通信判定部の判定結果に基づいて、データの送信先となる前記通信端末が自端末と同じ前記ネットワークに属している場合、データの送信先となる前記通信端末の識別子を設定した第1の送信先アドレス部と、自端末の識別子を設定した第1の送信元アドレス部とを含む第1の通信信号をネットワーク上に送出し、データの送信先となる前記通信端末が自端末と異なる前記ネットワークに属している場合、前記中継装置の識別子を設定した第2の送信先アドレス部と、自端末の識別子を設定した第2の送信元アドレス部と、データの送信先となる前記通信端末の識別子を設定した第1の通信対象アドレス部とを含む第2の通信信号をネットワーク上に送出する通信部とを備え、前記中継装置は、前記複数の通信端末の各々と当該通信端末の各々が属している前記ネットワークとの対応関係を示すネットワーク情報を格納したネットワーク情報記憶部と、前記第2の通信信号を受信した場合、前記ネットワーク情報に基づいて、前記第2の通信信号の前記第1の通信対象アドレス部に設定されている識別子を付与された前記通信端末が属している前記ネットワークに、前記第2の通信信号から変換した第3の通信信号を送出する中継処理部とを備えることを特徴とする。
この発明において、前記中継装置の前記中継処理部は、前記第2の通信信号を受信した場合、前記第1の通信対象アドレス部に設定されている前記識別子を設定した第3の送信先アドレス部と、前記中継装置の識別子を設定した第3の送信元アドレス部と、前記第2の送信元アドレス部に設定されている前記識別子を設定した第2の通信対象アドレス部とを含む前記第3の通信信号を生成することが好ましい。
この発明において、前記通信端末は、前記第3の通信信号を受信した場合、前記第2の通信対象アドレス部に設定されている識別子を付与された前記通信端末が自端末と異なる前記ネットワークに属していることを、前記端末情報記憶部の前記端末情報に反映させることが好ましい。
この発明において、前記中継装置は、前記複数のネットワークの各々と当該ネットワークの各々において使用可能な一斉同報アドレスとの対応関係を示す一斉同報情報を格納した一斉同報情報記憶部を備え、前記通信端末の前記通信部が、自端末が属している前記ネットワークで使用可能な一斉同報アドレスを前記第1の送信先アドレス部に設定した前記第1の通信信号を送出し、前記中継装置の前記中継処理部が、前記第1の通信信号を受信した場合、前記中継処理部は、前記一斉同報情報に基づいて、前記第1の送信先アドレス部に設定されている前記一斉同報アドレスを使用可能な前記ネットワークに、前記第1の通信信号から変換した第4の通信信号を送出することが好ましい。
この発明において、前記中継装置は、前記複数のネットワークの各々と当該ネットワークの各々において使用可能な一斉同報アドレスとの対応関係を示す一斉同報情報を格納した一斉同報情報記憶部を備え、前記通信端末の前記通信部が、一斉同報アドレスを前記第1の通信対象アドレス部に設定した前記第2の通信信号を送出し、前記中継装置の前記中継処理部が、前記第2の通信信号を受信した場合、前記中継処理部は、前記一斉同報情報に基づいて、前記第1の通信対象アドレス部に設定されている前記一斉同報アドレスを使用可能な前記ネットワークに、前記第2の通信信号から変換した前記第3の通信信号を送出することが好ましい。
この発明において、互いに通信プロトコルが異なる複数の前記ネットワークが前記中継装置に接続し、前記中継装置の前記中継処理部は、前記第2の通信信号を受信した場合、この第2の通信信号の前記第1の通信対象アドレス部に設定されている識別子を付与された前記通信端末が属している前記ネットワークの通信プロトコルで、前記第3の通信信号をカプセル化することが好ましい。
以上説明したように、本発明では、プロミスキャスモードの機能を持たない中継装置を用いて、ネットワーク間の通信を行うことができるという効果がある。
実施形態1の通信システムの構成を示すブロック図である。 同上の端末情報の構造を示すテーブル図である。 同上のネットワーク情報の構造を示すテーブル図である。 同上の通信端末の動作を示すフローチャート図である。 同上の中継装置の動作を示すフローチャート図である。 (a)(b)(c)同上の第1,第2,第3の各通信信号のヘッダ部を示すフォーマット図である。 同上の通信信号を受信した通信端末の動作を示すフローチャート図である。 実施形態2の中継装置の構成を示すブロック図である。 同上の一斉同報情報の構造を示すテーブル図である。 同上の中継装置の動作を示すフローチャート図である。 実施形態3の通信システムの構成を示すブロック図である。 同上のネットワーク情報の構造を示すテーブル図である。 同上の通信システムの各構成を概念的に示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1は、本実施形態の通信システムの構成を示し、同じ通信プロトコルの2つのネットワーク(セグメント)NT1,NT2が、中継装置1に接続している。さらに、ネットワークNT1には複数の通信端末21が接続し、ネットワークNT2には複数の通信端末22が接続している。すなわち、通信端末21は、ネットワークNT1に属しており、通信端末22は、ネットワークNT2に属している。
中継装置1、通信端末21,22の各々には、固有の識別子が予め付与されており、この識別子を用いてネットワークの通信制御がなされる。識別子には、MACアドレス等が用いられる。また、中継装置1、通信端末21,22の各々に搭載された上位のアプリケーションが使用するIDを、識別子に用いてもよい。
まず通信端末21,22は、同じ通信端末で構成されており、図1に示すように、通信部201と、端末情報記憶部202と、通信判定部203とを備える。以降、通信端末21,22を区別しないときは、通信端末2と称す。
通信部201は、ネットワークNT1,NT2との間で信号授受を行うインターフェース機能を有している。
端末情報記憶部202は、ネットワークNT1,NT2上の通信端末21,22の各々が、自端末と同じネットワークに属しているか否かを示す端末情報J1を格納している。この端末情報J1は、図2に示すように、通信端末21,22の各々の識別子に対応させて、自端末と同じネットワークに属しているか否かを示している。図2では、自端末と同じネットワークに属している通信端末2には「○」を対応付け、自端末と異なるネットワークに属している通信端末2には「×」を対応付けている。
通信判定部203は、端末情報J1に基づいて、データの送信先となる通信端末21,22が、自端末と同じネットワークに属しているか否かを判定する。
次に、中継装置1は、図1に示すように、ネットワーク情報記憶部101と、中継処理部102とを備える。
ネットワーク情報記憶部101は、通信端末21,22の各々と通信端末21,22の各々が属しているネットワークとの対応関係を示すネットワーク情報J2を格納している。このネットワーク情報J2は、図3に示すように、通信端末21,22の各々の識別子と、通信端末21,22の各々が属するネットワークの識別情報とを互いに対応させたテーブルで構成されている。
なお、中継装置1が、通信端末21,22の各々のネットワーク情報J2をネットワーク情報記憶部101に登録する方法には、以下の方法がある。例えば、中継装置1は、通信端末21,22の各々からの通信信号を受信した時点で、受信した通信信号に含まれる情報に基づいて、通信端末21,22の各々のネットワーク情報J2をネットワーク情報記憶部101に登録する。または、システム起動時に、全てのネットワークNT1,NT2上にある全ての通信端末21,22に対して生存確認を実行することによって、通信端末21,22の各々のネットワーク情報J2を取得し、登録してもよい。
中継処理部102は、ネットワークNT1,NT2との間で信号授受を行うインターフェース機能を有する通信インターフェース(通信I/F)を備えている。この中継処理部102は、プロミスキャスモードの機能を有しておらず、中継装置1宛の通信信号のみを受信して、ネットワークNT1−NT2間における中継処理を行う。
なお、中継装置1、通信端末21,22は、データの送受信を制御するアプリケーションを搭載しており、このアプリケーションを実行することよって、データの送受信が行われる。
次に、本通信システムの動作について、図4、図5のフローチャートを用いて説明する。
まず、データの送信元となる通信端末2は、データの送信先となる他の通信端末2を選択する(S1)。そして、データ送信元となる通信端末2の通信判定部203が、端末情報記憶部202の端末情報J1に基づいて、データの送信先となる通信端末2が、自端末と同じネットワークに属しているか否かを判定する(S2)。
そして、データの送信先となる通信端末2が自端末と同じネットワークに属している場合、データ送信元の通信端末2の通信部201は、図6(a)に示すヘッダ部H1を含む第1の通信信号を生成する(S3)。また、データの送信先となる通信端末2が自端末と異なるネットワークに属している場合、データ送信元の通信端末2の通信部201は、図6(b)に示すヘッダ部H2を含む第2の通信信号を生成する(S4)。
例えば、ネットワークNT1に属する通信端末21(21A)が、同一のネットワークNT1に属する他の通信端末21(21B)へデータ送信する場合、通信端末21Aは、図6(a)に示すヘッダ部H1を含む第1の通信信号をネットワークNT1に送出する(S5)。
第1の通信信号のヘッダ部H1は、送信先アドレス部H11(第1の送信先アドレス部)と、送信元アドレス部H12(第1の送信元アドレス部)とで構成される。送信先アドレス部H11には、データの送信先となる通信端末21Bの識別子が設定され、送信元アドレス部H12には、通信端末21A(自端末)の識別子が設定される。
そして、通信端末21Aが、ヘッダ部H1を含む第1の通信信号をネットワークNT1に送出すると、送信先アドレス部H11に識別子が設定されている通信端末21Bのみが、この第1の通信信号を受信する。送信先アドレス部H11に識別子が設定されていない他の通信端末21は、この第1の通信信号を破棄する。さらに、中継装置1もこの第1の通信信号を受信することはできず、この第1の通信信号がネットワークNT2へ中継されることはない。
次に、ネットワークNT1に属する通信端末21(21A)が、異なるネットワークNT2に属する通信端末22(22A)へデータ送信する場合、通信端末21Aは、図6(b)に示すヘッダ部H2を含む第2の通信信号をネットワークNT1に送出する(S5)。
第2の通信信号のヘッダ部H2は、送信先アドレス部H21(第2の送信先アドレス部)と、送信元アドレス部H22(第2の送信元アドレス部)と、通信対象アドレス部H23(第1の通信対象アドレス部)とで構成される。送信先アドレス部H21には、中継装置1の識別子が設定される。送信元アドレス部H22には、通信端末21A(自端末)の識別子が設定される。通信対象アドレス部H23には、データの送信先となる通信端末の識別子が設定され、本例では、通信端末22Aの識別子が設定される。
そして、通信端末21Aが、ヘッダ部H2を含む第2の通信信号をネットワークNT1に送出すると、送信先アドレス部H21に識別子が設定されている中継装置1のみが、この第2の通信信号を受信する(S11)。送信先アドレス部H21に識別子が設定されていない通信端末21は、この第2の通信信号を破棄する。
中継装置1では、中継処理部102が、ネットワーク情報記憶部101のネットワーク情報J2に、受信した第2の通信信号の通信対象アドレス部H23に設定されている識別子を照合して、送信先の通信端末2が属しているネットワークを決定する(S12)。そして、中継処理部102は、受信した第2の通信信号から第3の通信信号を作成し(S13)、送信先の通信端末2が属しているネットワークに第3の通信信号を送出する(S14)。具体的には、中継処理部102が、第2の通信信号の通信対象アドレス部H23に設定されている識別子を付与された通信端末22Aが属しているネットワークNT2に、第2の通信信号から変換した第3の通信信号を送出する。
第3の通信信号は、図6(c)に示すヘッダ部H3を含む。第3の通信信号のヘッダ部H3は、送信先アドレス部H31(第3の送信先アドレス部)と、送信元アドレス部H32(第3の送信元アドレス部)と、通信対象アドレス部H33(第2の通信対象アドレス部)とで構成される。送信先アドレス部H31には、第2の通信信号の通信対象アドレス部H23に設定されている識別子が設定され、本例では、データの送信先となる通信端末22Aの識別子が設定される。送信元アドレス部H32には、中継装置1の識別子が設定される。通信対象アドレス部H33には、第2の通信信号の送信元アドレス部H22に設定されている識別子(データを送信した通信端末の識別子)が設定され、本例では、通信端末21Aの識別子が設定される。
そして、中継装置1が、ヘッダ部H3を含む第3の通信信号をネットワークNT2に送出すると、送信先アドレス部H31に識別子が設定されている通信端末22Aのみが、この第3の通信信号を受信する。送信先アドレス部H31に識別子が設定されていない他の通信端末22は、この第3の通信信号を破棄する。
このように、データを送信する通信端末2が、中継装置1による中継の必要性の有無に応じて、通信信号のヘッダ部を作成する。さらに、中継装置1は、通信端末2の各々がどのネットワークに属しているかを予め把握しており、中継先となるネットワークを判別することができる。而して、プロミスキャスモードの機能を有していない中継装置1を用いて、同一の通信プロトコルのネットワーク間の通信が可能となる。
また、中継装置1に接続されるネットワークの数が3つ以上であっても、上記同様にネットワーク間の通信が可能となる。
また、通信信号のヘッダ部H1,H2,H3の各アドレス部の順序は、図6(a)〜(c)の構成には限定されず、さらには、ネットワークのプロトコルによっては、他の情報が含まれてもよい。
次に、他の通信端末2から通信信号を受信した通信端末2は、図7に示すフローチャートにしたがって動作し、端末情報記憶部202の端末情報J1を更新する。
まず、通信端末2の通信判定部203は、他の通信端末2から通信信号を受信すると(S21)、受信した通信信号のヘッダ部を参照して、データ送信元の通信端末2が、自端末と異なるネットワークに存在するか否かを判定する(S22)。図6(a)のヘッダ部H1を含む第1の通信信号を受信した場合、通信判定部203は、データ送信元の通信端末2が自端末と同一のネットワークに存在すると判定する(S23)。図6(c)のヘッダ部H3を含む第3の通信信号を受信した場合、通信判定部203は、データ送信元の通信端末2が自端末と異なるネットワークに存在すると判定する(S24)。そして、この判定結果を、端末情報記憶部202に格納されている端末情報J1に反映させることによって、端末情報J1を更新する(S25)。すなわち、受信した通信信号に含まれるデータ送信元の通信端末2の識別子(第1の通信信号の送信元アドレス部H12に設定されている識別子、第3の通信信号の通信対象アドレス部H33に設定されている識別子)に、上記判定結果を対応させる。
以降、通信端末2が通信信号を送信する場合、通信判定部203は、この更新された端末情報J1を参照して、送信先の通信端末2が自端末と同一のネットワークに属しているか否かを判定する。
したがって、通信端末2は、端末情報J1を自動更新することができるので、ネットワークにおける他の通信端末の接続状況をリアルタイムに把握でき、通信信号の送信時に、中継装置1による中継処理の必要性の有無を的確に判断できる。
(実施形態2)
本実施形態の通信システムは、図8に示す中継装置1を備えており、実施形態1と同様の構成には、同一の符号を付して説明は省略する。
まず、本システムにおいて、ネットワーク上の複数の通信端末2へデータを一斉同報する場合、一斉同報アドレスを用いる。一斉同報アドレスは、一斉同報の対象となるネットワークが予め決められており、この一斉同報アドレスが設定された通信信号は、予め決められたネットワーク上の通信端末2に対して一斉同報が可能となる。
本実施形態の中継装置1は、一斉同報情報記憶部103を備えている。一斉同報情報記憶部103には、ネットワークNT1,NT2の各々とネットワークNT1,NT2の各々において使用可能な一斉同報アドレスとの対応関係を示す一斉同報情報J3が格納されている。この一斉同報情報J3は、図9に示すように、一斉同報アドレスと、一斉同報アドレスの各々の対象となるネットワークの識別情報とを互いに対応させたテーブルで構成されている。
次に、一斉同報時における中継装置1の中継処理について、図10のフローチャートを用いて説明する。
まず、一斉同報データの送信元となる通信端末2は、一斉同報アドレスを設定した通信信号(以降、一斉同報信号と称す)を作成し、ネットワークへ送出する。そして、中継装置1の中継処理部102は、一斉同報信号をネットワーク上に確認すると(S31)、中継装置1が受信可能な一斉同報アドレスであるか否かを判定する(S32)。中継装置1は、自装置が受信可能な一斉同報アドレスを予め設定されており、中継処理部102は、自装置が受信可能な一斉同報アドレスを設定された一斉同報信号のみを受信する(S33)。また、中継処理部102は、自装置が受信可能な一斉同報アドレスを設定されていない一斉同報信号は破棄する(S34)。
そして、中継処理部102は、一斉同報情報記憶部103の一斉同報情報J3に、ステップS33で受信した一斉同報信号に設定されている一斉同報アドレスを照合して、中継先のネットワークを決定する(S35)。そして、中継処理部102は、受信した一斉同報信号(第1の通信信号の形式または第2の通信信号の形式)から、第3の通信信号または第4の通信信号の形式の一斉同報信号を作成し(S36)、一斉同報先のネットワークへ一斉同報信号を送出する(S37)。また、ステップS35において、中継先のネットワークが一斉同報情報J3に設定されていない一斉同報アドレスの場合、この一斉同報信号を破棄する(S38)。
ここで、第3の通信信号とは、第2の通信信号の形式の信号から変換した信号であり、第4の通信信号とは、第1の通信信号の形式の信号から変換した信号である。そして、第4の通信信号は、第3の通信信号と同様に図6(c)に示すヘッダ部H3を含む。
まず、通信端末2が送信した一斉同報信号が第1の通信信号の形式である場合について説明する。
例えば、ネットワークNT1に属する通信端末21(21A)が、ヘッダ部H1を含む第1の通信信号の形式の一斉同報信号を作成し、ネットワークNT1に送出する。ヘッダ部H1の送信先アドレス部H11には、ネットワークNT1の一斉同報アドレスが設定される。ヘッダ部H1の送信元アドレス部H12には、通信端末21A(自端末)の識別子が設定される。そして、一斉同報アドレスがブロードキャストアドレスの場合、ネットワークNT1に属する他の全ての通信端末21が、この一斉同報信号を受信できる。また、一斉同報アドレスがマルチキャストアドレスの場合、ネットワークNT1に属する全ての通信端末21のうち、マルチキャストグループに属している通信端末21のみが、この一斉同報信号を受信できる。
ここで、中継装置1は、全ての一斉同報アドレスを受信可能に設定されており、通信端末21Aが送出した第1の通信信号の形式の一斉同報信号を受信できる。そして、通信端末21Aからの一斉同報信号を受信した中継装置1は、一斉同報情報J3を参照して、ネットワークNT2に中継可能か否かを判定する。ネットワークNT2に中継可能である場合、中継装置1は、ヘッダ部H1が付加された第1の通信信号の形式の一斉同報信号を、ヘッダ部H3が付加された第4の通信信号の形式の一斉同報信号に変換する。ヘッダ部H3の送信先アドレス部H31には、第1の通信信号の送信先アドレス部H11に設定されている一斉同報アドレスが設定される。送信元アドレス部H32には、中継装置1の識別子が設定される。通信対象アドレス部H33には、第1の通信信号の送信元アドレス部H12に設定されている識別子が設定され、本例では、通信端末21Aの識別子が設定される。
また、通信端末2が送信した一斉同報信号が第2の通信信号の形式である場合について説明する。
例えば、ネットワークNT1に属する通信端末21(21A)が、ヘッダ部H2を含む第2の通信信号の形式の一斉同報信号を作成し、ネットワークNT1に送出する。ヘッダ部H2の送信先アドレス部H21には、中継装置1の識別子が設定される。ヘッダ部H2の送信元アドレス部H22には、通信端末21A(自端末)の識別子が設定される。ヘッダ部H2の通信対象アドレス部H23には、いずれかの一斉同報アドレスが設定される。この場合、中継装置1のみが、この一斉同報信号を受信でき、ネットワークNT1に属する他の全ての通信端末21は、この一斉同報信号を破棄する。
ここで中継装置1は、全ての一斉同報アドレスを受信可能に設定されており、通信端末21Aが送出した第2の通信信号の形式の一斉同報信号を受信できる。そして、通信端末21Aからの一斉同報信号を受信した中継装置1は、一斉同報情報J3を参照して、ネットワークNT2に中継可能か否かを判定する。ネットワークNT2に中継可能である場合、中継装置1は、ヘッダ部H2が付加された第2の通信信号の形式の一斉同報信号を、ヘッダ部H3が付加された第3の通信信号の形式の一斉同報信号に変換する。ヘッダ部H3の送信先アドレス部H31には、第2の通信信号の通信対象アドレス部H23に設定されている一斉同報アドレスが設定される。送信元アドレス部H32には、中継装置1の識別子が設定される。通信対象アドレス部H33には、第2の通信信号の送信元アドレス部H22に設定されている識別子が設定され、本例では、通信端末21Aの識別子が設定される。
そして、中継装置1は、ヘッダ部H3を含む第3または第4の通信信号の形式の一斉同報信号をネットワークNT2に送出する。ここで、一斉同報アドレスがブロードキャストアドレスの場合、ネットワークNT2に属する全ての通信端末22が、この一斉同報信号を受信できる。また、一斉同報アドレスがマルチキャストアドレスの場合、ネットワークNT2に属する全ての通信端末22のうち、マルチキャストグループに属している通信端末22のみが、この一斉同報信号を受信できる。
このように、プロミスキャスモードの機能を有していない中継装置1を用いて、同一の通信プロトコルのネットワーク間においても、一斉同報の通信が可能となる。
また、中継装置1が送出する第3または第4の通信信号の形式の一斉同報信号には、一斉同報を行った通信端末2の識別子が設定されている。したがって、一斉同報信号を受信した通信端末2は、自端末と異なるネットワークからの一斉同報であっても、一斉同報を行った通信端末2を認識することができる。
また、中継装置1は、第2の通信信号の形式の一斉同報信号だけでなく、第1の通信信号の形式の一斉同報信号も一斉同報信号に変換して中継可能である。したがって、通信端末2は、中継の有無を意識していない第1の通信信号の形式の一斉同報信号を用いた場合でも、他のネットワークへ一斉同報することができる。
(実施形態3)
図11は、本実施形態の通信システムの構成を示し、中継装置1には、ネットワークNT1,NT2に加えて、ネットワークNT3がさらに接続している。なお、実施形態1または2と同様の構成には、同一の符号を付して説明は省略する。
本実施形態において、ネットワークNT1,NT2は、専用線を用いて、ネットワーク帯域が狭い低速のネットワークである。一方、ネットワークNT3は、Ethernet(登録商標)上のTCP/IPを用いて、ネットワーク帯域が広い高速のネットワークに構成されており、ネットワークNT1,NT2とは通信プロトコルが異なる。
ネットワークNT3には、1乃至複数の通信端末3が接続し、通信端末3は、ネットワークNT3に属している。この通信端末3は、パーソナルコンピュータ等のLAN端末で構成されており、ネットワークNT3との間で情報授受を行うインターフェース機能を有し、ネットワークNT3上の通信に用いるIPアドレスが付与されている。さらに通信端末3は、TCP/IP上において、ネットワークNT1,NT2との間での仮想的なインターフェース機能も有しており、ネットワークNT1,NT2上の通信に用いる識別子も付与されている。
中継装置1の中継処理部102は、ネットワークNT1,NT2との間で情報授受を行うインターフェース機能を有するとともに、ネットワークNT3との間で情報授受を行うインターフェース機能も有している。さらに中継処理部102は、ネットワークNT1,NT2−ネットワークNT3間の通信におけるプロトコル変換を行う機能も有する。
また、中継装置1のネットワーク情報記憶部101は、通信端末21,22、通信端末3の各々と通信端末21,22、通信端末3の各々が属しているネットワークとの対応関係を示すネットワーク情報J4を格納している。このネットワーク情報J4は、図12に示すように、通信端末21,22、通信端末3の各々の識別子と、通信端末21,22、通信端末3の各々が属するネットワークの識別情報とを互いに対応させたテーブルで構成されている。さらに、ネットワークNT3に属している通信端末3には、通信端末3毎のIPアドレスも登録されている。
次に、互いに通信プロトコルが異なるネットワークNT1,NT2−NT3間の中継処理について説明する。
例えば、ネットワークNT1に属する通信端末21(21A)が、ネットワークNT3に属する通信端末3(3A)へデータ送信する場合において、図13は、通信端末21A、通信端末3A、中継装置1の各構成を概念的に示している。
通信端末21Aは、通信インターフェース部(通信I/F部)211、アプリケーション部212が、下位から上位に構成されている。通信I/F部211は、専用線を用いたネットワークNT1の通信インターフェース機能を有する。アプリケーション部212は、データの送受信を制御する。
通信端末3Aは、通信インターフェース部(通信I/F部)31、TCP/IP部32、仮想ネットワークインターフェース部(仮想ネットワークI/F部)33、アプリケーション部34が、下位から上位に構成されている。通信I/F部31は、Ethernet(登録商標)を用いたネットワークNT3の通信インターフェース機能を有する。TCP/IP部32は、IPアドレスを用いたネットワークNT3上の通信制御を行う。仮想ネットワークI/F部33は、ネットワークNT1,NT2における通信端末の識別子を用いた通信信号を授受可能に構成される。アプリケーション部34は、データの送受信を制御する。
中継装置1のネットワークNT1側は、通信インターフェース部(通信I/F部)1021、アプリケーション部1024が、下位から上位に構成されている。さらに、中継装置1のネットワークNT3側は、通信インターフェース部(通信I/F部)1022、TCP/IP部1023、アプリケーション部1024が、下位から上位に構成されている。通信I/F部1021は、専用線を用いたネットワークNT1の通信インターフェース機能を有する。通信I/F部1022は、Ethernet(登録商標)を用いたネットワークNT3の通信インターフェース機能を有する。TCP/IP部1023は、IPアドレスを用いたネットワークNT3上の通信制御を行う。アプリケーション部1024は、データの送受信を制御する。
このような通信端末21A,3A、中継装置1を用いた通信システムでは、通信端末21Aから見た通信端末3Aは、ネットワークNT1と同じ通信プロトコル上にある通信端末と同様に扱うことができる。
そこで、ネットワークNT1上の通信端末21Aは、ネットワークNT3上の通信端末3Aへデータ送信する場合、ネットワークNT2上の通信端末22との間の通信と同様に、ヘッダ部H2を含む第2の通信信号を作成して、ネットワークNT1に送出する。ヘッダ部H2は、図6(b)に示すように、送信先アドレス部H21と、送信元アドレス部H22と、通信対象アドレス部H23とで構成される。送信先アドレス部H21には、中継装置1の識別子が設定される。送信元アドレス部H22には、通信端末21A(自端末)の識別子が設定される。通信対象アドレス部H23には、データの送信先となる通信端末3Aの識別子が設定される。
通信端末3A宛の第2の通信信号を受信した中継装置1では、アプリケーション部1024が、この第2の通信信号を第3の通信信号に変換する。通信端末3A宛の第3の通信信号は、図6(c)に示すように、送信先アドレス部H31と、送信元アドレス部H32と、通信対象アドレス部H33とで構成されたヘッダ部H3が含まれる。送信先アドレス部H31には、第2の通信信号の通信対象アドレス部H23に設定されている識別子が設定され、本例では、データの送信先となる通信端末3Aの識別子が設定される。送信元アドレス部H32には、中継装置1の識別子が設定される。通信対象アドレス部H33には、第2の通信信号の送信元アドレス部H22に設定されている識別子が設定され、本例では、通信端末21Aの識別子が設定される。
そして、中継装置1のTCP/IP部1023、通信I/F部1022は、通信端末3A宛の第3の通信信号を、TCP/IPパケットでカプセル化し、さらにEthernet(登録商標)フレームでカプセル化する。この二重カプセル化された第3の通信信号は、ネットワーク情報記憶部101のネットワーク情報J4に基づいて、通信端末3AのIPアドレスを付加され、ネットワークNT3に送出される。
二重カプセル化された第3の通信信号を受信した通信端末3Aは、通信I/F部31、TCP/IP部32によって、このカプセル化を順次解き、仮想ネットワークI/F部33が、第3の通信信号を取得する。
このように、プロミスキャスモードの機能を有していない中継装置1を用いて、互いに異なる通信プロトコルのネットワーク間においても、通信が可能となる。
また、ネットワークNT3に別の中継装置1(図示なし)をさらに接続し、通信端末21Aは、この新たに追加した中継装置1経由で他のネットワーク上の通信端末2(図示なし)へデータ送信してもよい。この場合、上記同様に二重カプセル化された第3の通信信号がネットワークNT3に送出され、新たに追加した中継装置1において、カプセル化を解き、第3の通信信号を取得して、送信先の通信端末2が存在するネットワークに第3の通信信号を送出する。
また、ネットワークNT3は、Ethernet(登録商標)に限定されず、無線通信や、他の通信プロトコルであってもよい。すなわち、ネットワークNT3上の通信信号が上記同様にカプセル化されて、送信先の通信端末において受信可能であれば、その通信プロトコルは限定されない。
1 中継装置
101 ネットワーク情報記憶部
102 中継処理部
2(21,22) 通信端末
201 通信部
202 端末情報記憶部
203 通信判定部
NT1,NT2 ネットワーク

Claims (6)

  1. 複数のネットワークが接続し、前記複数のネットワーク間におけるデータの中継処理を行う中継装置と、前記複数のネットワークの各々に属する複数の通信端末とを備え、前記中継装置および前記通信端末は、固有の識別子を付与されており、
    前記通信端末は、
    前記複数の通信端末の各々が、自端末と同じ前記ネットワークに属しているか否かを示す端末情報を格納した端末情報記憶部と、
    前記端末情報に基づいて、データの送信先となる前記通信端末が、自端末と同じ前記ネットワークに属しているか否かを判定する通信判定部と、
    前記通信判定部の判定結果に基づいて、データの送信先となる前記通信端末が自端末と同じ前記ネットワークに属している場合、データの送信先となる前記通信端末の識別子を設定した第1の送信先アドレス部と、自端末の識別子を設定した第1の送信元アドレス部とを含む第1の通信信号をネットワーク上に送出し、データの送信先となる前記通信端末が自端末と異なる前記ネットワークに属している場合、前記中継装置の識別子を設定した第2の送信先アドレス部と、自端末の識別子を設定した第2の送信元アドレス部と、データの送信先となる前記通信端末の識別子を設定した第1の通信対象アドレス部とを含む第2の通信信号をネットワーク上に送出する通信部とを備え、
    前記中継装置は、
    前記複数の通信端末の各々と当該通信端末の各々が属している前記ネットワークとの対応関係を示すネットワーク情報を格納したネットワーク情報記憶部と、
    前記第2の通信信号を受信した場合、前記ネットワーク情報に基づいて、前記第2の通信信号の前記第1の通信対象アドレス部に設定されている識別子を付与された前記通信端末が属している前記ネットワークに、前記第2の通信信号から変換した第3の通信信号を送出する中継処理部とを備える
    ことを特徴とする通信システム。
  2. 前記中継装置の前記中継処理部は、前記第2の通信信号を受信した場合、前記第1の通信対象アドレス部に設定されている前記識別子を設定した第3の送信先アドレス部と、前記中継装置の識別子を設定した第3の送信元アドレス部と、前記第2の送信元アドレス部に設定されている前記識別子を設定した第2の通信対象アドレス部とを含む前記第3の通信信号を生成することを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  3. 前記通信端末は、前記第3の通信信号を受信した場合、前記第2の通信対象アドレス部に設定されている識別子を付与された前記通信端末が自端末と異なる前記ネットワークに属していることを、前記端末情報記憶部の前記端末情報に反映させることを特徴とする請求項2記載の通信システム。
  4. 前記中継装置は、前記複数のネットワークの各々と当該ネットワークの各々において使用可能な一斉同報アドレスとの対応関係を示す一斉同報情報を格納した一斉同報情報記憶部を備え、
    前記通信端末の前記通信部が、自端末が属している前記ネットワークで使用可能な一斉同報アドレスを前記第1の送信先アドレス部に設定した前記第1の通信信号を送出し、前記中継装置の前記中継処理部が、前記第1の通信信号を受信した場合、
    前記中継処理部は、前記一斉同報情報に基づいて、前記第1の送信先アドレス部に設定されている前記一斉同報アドレスを使用可能な前記ネットワークに、前記第1の通信信号から変換した第4の通信信号を送出する
    ことを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の通信システム。
  5. 前記中継装置は、前記複数のネットワークの各々と当該ネットワークの各々において使用可能な一斉同報アドレスとの対応関係を示す一斉同報情報を格納した一斉同報情報記憶部を備え、
    前記通信端末の前記通信部が、一斉同報アドレスを前記第1の通信対象アドレス部に設定した前記第2の通信信号を送出し、前記中継装置の前記中継処理部が、前記第2の通信信号を受信した場合、
    前記中継処理部は、前記一斉同報情報に基づいて、前記第1の通信対象アドレス部に設定されている前記一斉同報アドレスを使用可能な前記ネットワークに、前記第2の通信信号から変換した前記第3の通信信号を送出する
    ことを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載の通信システム。
  6. 互いに通信プロトコルが異なる複数の前記ネットワークが前記中継装置に接続し、
    前記中継装置の前記中継処理部は、前記第2の通信信号を受信した場合、この第2の通信信号の前記第1の通信対象アドレス部に設定されている識別子を付与された前記通信端末が属している前記ネットワークの通信プロトコルで、前記第3の通信信号をカプセル化する
    ことを特徴とする請求項1乃至5いずれか記載の通信システム。
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