JP2012088789A - 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】Webページの一部の領域を、ユーザに容易に確認させることができる情報処理装置を提供する。
【解決手段】Webページを出力するための第1の構造化文書であって、当該第1の構造化文書に基づくWebページ内の所定の領域に挿入される第2の構造化文書が当該第1の構造化文書において指定されている、第1の構造化文書を取得し、また第1の構造化文書において指定されている第2の構造化文書を取得する。そして、第2の構造化文書を、第1の構造化文書と区別して出力する。
【選択図】図8

Description

本発明は、構造化文書を処理する情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラムに関する。
インターネット上のWebページにアクセスして様々な情報を取得することが一般的に行なわれている。このWebページは、HTML(Hyper Text Markup Language)又はXHTML(Extensible Hyper Text Markup Language)等のような構造化言語で記述された構造化文書に基づき、ブラウザと呼ばれるソフトウェアによってディスプレイ上に表示される。
また、WebページにFRAME要素やI(Inline)FRAME要素を用いることによりそのWebページに他の構造化文書を埋め込んで、ブラウザで表示することができる。このように、WebページにFRAME要素やIFRAME要素により構造化文書を埋め込んだ場合には、Webページの一部領域として、他のWebページを表示させることができる。
一方で、Webページを印刷装置で印刷する場合、ユーザによっては、Webページの全体ではなく、その一部の領域の印刷を希望する場合がある。そこで、特許文献1には、ユーザによる指示に従ってWebページ内の印刷対象の領域を指定し、指定された領域を画像として抽出して印刷する技術が記載されている。これによりユーザは、例えば、ブラウザで表示されたWebページ内の領域をポインティングデバイス等を用いて選択し、その選択された領域を画像として抽出して印刷させることができる。
特許第3588337号公報
例えば上述の特許文献1に記載の技術のようにWebページ内の印刷対象の領域を指定する場合に、ユーザは表示画面に表示されているWebページを見て、Webページの内容を確認することができる。また、上述のように構造化文書にFRAME要素やIFRAME要素が含まれる場合には、Webページ内の一部領域に、他のWebページが表示される。ユーザはWebページに挿入されているWebページの内容を確認して、その挿入されているWebページ内で印刷対象の領域を指定することができる。しかしながら、挿入されているWebページは、Webページ内の一部領域として表示されるため、ユーザは狭い表示領域の中でWebページの内容を確認しなくてはならない。
そこで、上記の点に鑑み、本発明は、Webページの一部の領域を、ユーザに容易に確認させることができる情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る情報処理装置は、Webページを出力するための第1の構造化文書であって、当該第1の構造化文書に基づくWebページ内の所定の領域に挿入される第2の構造化文書が当該第1の構造化文書において指定されている、第1の構造化文書を取得する第1の取得手段と、前記第1の取得手段により取得された第1の構造化文書において指定されている第2の構造化文書を取得する第2の取得手段と、前記第2の取得手段により取得された第2の構造化文書を、前記第1の取得手段により取得された第1の構造化文書と区別して出力する出力手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によると、ユーザは、Webページの一部の領域を容易に確認することができる。
情報処理装置を含むシステムの構成を示すブロック図である。 PCの内部の構成を示すブロック図である。 PCに実装されたソフトウェアの構成を示すブロック図である。 PC上で表示されるGUI画面の一例を示す図である。 範囲選択ボタンが押下された場合のGUI画面の一例を示す図である。 フレーム拡大ボタンが押下された場合のGUI画面の一例を示す図である。 領域選択子ウインドウのGUI画面を示す図である。 構造化文書印刷モジュールの処理の手順を示すフローチャートである。 実施例2におけるPC上のソフトウェアの構成を示すブロック図である。 実施例3におけるPC上のソフトウェアの構成を示すブロック図である。 構造化文書のデータ構造の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例を詳しく説明する。尚、以下の実施例は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施例で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
図1は、本発明に係る実施例における情報処理装置を含むシステムの構成を示すブロック図である。情報処理装置であるPC101は、ネットワーク102を介して複数のWWWサーバ103から構造化文書をPC101上へダウンロードしてWebページを表示することができる。ここで、Webページは、HTMLやXHTMLで記述された構造化文書に基づき表示することができる。また、PC101はプリンタ104とも接続されており、WWWサーバ103上のWebページをPC101上へダウンロードしてプリンタ104に印刷出力することができる。
図2は、PC101の内部の構成を示すブロック図である。CPU201は、RAM202、ROM203又はハードディスク204に格納されたプログラムに従って、データや命令を処理する。RAM202は、CPU201が各種処理を行う際の一時記憶領域として用いられる。ハードディスク204は、オペレーティングシステム(OS)、Webブラウザ(以下、ブラウザという)やその他のアプリケーションソフトウェア等を格納する。USBインタフェース205は、USBケーブルが接続されるインタフェースであり、プリンタ104とのデータ通信を行うためのインタフェースである。なお、プリンタ104との通信は、USBケーブルではなく、SCSIや無線等により行われても良い。
表示装置206は、CRT又は液晶ディスプレイとグラフィックコントローラとからなり、WWWサーバ103からダウンロードしたWebページや、印刷プレビュー画像、又は、GUI等を表示する。入力装置207は、ユーザがPC101に対して各種指示を行なうための装置であり、例えば、ポインティングデバイスやキーボードである。システムバス209は、CPU201やRAM202、ROM203、ハードディスク204等との間を接続し、PC101において処理されるデータはシステムバス209上で通信される。LANインタフェース208は、LANケーブルが接続されるためのインタフェースである。LANインタフェース208により、LANケーブルによるデータ通信が、ルータ(不図示)やネットワーク102を介して外部のWWWサーバ103と行われることができる。また、PC101に無線に対応したインタフェースを構成して、データ通信を無線で行なうようにしても良い。また、図2には、PC101が表示装置206と入力装置207がCPU201、RAM202等を含む制御部と一体となった所謂ノート型のPC101が示されている。しかしながら、本実施例において、PC101は、表示装置206と入力装置207が別体とされた所謂デスクトップ型の装置であっても良い。
図3は、PC101により実行されるソフトウェアの構成を示すブロック図であり、図3で示される各機能ブロックに対応するプログラムがROM203やハードディスク204に記憶されている。ブラウザ301は、Webページを表示するためのアプリケーションであり、WWWサーバ103から構造化文書をPC101のハードディスク204にダウンロードし、表示装置206にWebページを表示させる。上記構造化文書は、HTMLやXHTML等を用いて記述されており、構造化文書を構成するテキストや画像等の要素が、タグを用いて記述されている。また、それらの要素の表示スタイルを指定するCSS(Cascading Style Sheet)と呼ばれる別ファイルが構造化文書内に指定されている。ブラウザ301は、ハードディスク204にダウンロードした構造化文書を解析して表示装置206にWebページを表示させる。
構造化文書印刷モジュール302は、構造化文書303をパラメータとして、ブラウザ301から呼び出されるプラグインソフトウェアであり、ブラウザ301により呼び出されたときに構造化文書303を取得する。このモジュールにより、後述の第1の構造化文書を取得(第1の取得の一例)、又は、第2の構造化文書を取得する(第2の取得の一例)。ユーザがブラウザ301に対して領域選択を行うための指示を行った場合に、構造化文書印刷モジュール302が実行される。ここで、領域選択とは、Webページにおける例えば印刷対象としての領域を選択する処理をいう。なお、以下の説明では、Webページのうち選択された領域の画像を印刷する処理について説明するが、本発明はこれに限らず、選択された領域の画像の表示、記憶、転送等の各種の処理を行う場合に適用できるものである。
部分表示要素検出部304は、構造化文書303を解析して、IFRAME要素等の部分表示要素が含まれているか否かを判定し、部分表示要素を検出する。なお、部分表示要素とは、構造化文書303に基づきWebページを表示させたときに表示が部分的に制限される要素である。例えばIFRAME要素等の、構造化文書を挿入するための要素を検出してもよいし、overflow属性によりスクロール表示が指定されている要素を検出してもよい。部分表示要素描画部306は、構造化文書303に含まれる要素のうち、部分表示要素検出部304により検出された部分表示要素のみに基づき、画像を表示する。
表示領域変更部308は、部分表示要素検出部304により構造化文書303内に部分表示要素が含まれていると判定された場合に、ブラウザ301においてWebページが表示される構造化文書表示領域における表示を切り換える。本実施例においては、ブラウザ301の構造化文書表示領域において、構造化文書描画部305を用いて構造化文書全体に基づきWebページの全体を表示するか、又は、部分表示要素描画部306が検出した部分表示要素のみに基づき表示するかを切り替える。つまり、Webページの全体を表示したときに、Webページにおいて一部分が表示されている要素を、拡大して表示することができる。また、この表示の切り替えは、例えばユーザの指示を入力したことに応じて行われる。
なお、このとき構造化文書描画部305は、構造化文書全体に基づきRAM202の記憶領域(不図示)に描画し、中間データファイルを作成する。また部分表示要素描画部306は、構造化文書の部分表示要素の、Webページに表示されていない非表示領域を含む要素全体を記憶領域(不図示)に基づき描画し、中間データファイルを作成する。このとき、部分表示要素の全体が描画されるため、部分表示要素において、構造化文書301に基づきWebページを表示させたときには表示されない領域(非表示領域)も描画される。また、構造化文書描画部305と部分表示要素描画部306のいずれにおいて中間データファイルを作成するかは、表示領域変更部308の切り替え処理に従う。
なお、中間データファイルとは、文字情報、図形情報をビットマップデータではなくベクタデータとして保持しており、例えばWebページの表示や印刷のために作成される。本実施例では特に、Webページ内のある領域を選択して抽出可能にするため、つまり、構造化文書の要素の一部を抽出可能にするため、中間データファイルは、ベクタデータの一部を抽出可能であることが望ましい。そのような中間データファイルとして、例えばPDF(Portable Document Format)、EMF(Enhanced Metafile Format)又はXPS(XML Paper Specification)等を用いることができる。
領域選択子ウインドウ制御部307は、構造化文書描画部305が作成した中間データファイルに基づき描画を行って、ブラウザ301にWebページを表示させる。このとき領域選択子ウインドウ制御部307は、ブラウザ301における構造化文書表示領域に、構造化文書全体に基づくWebページを表示させ、そのWebページの任意の領域をユーザにより選択可能にする。また、領域選択子ウインドウ制御部307は、部分表示要素描画部306が作成した中間データファイルをブラウザ301上の構造化文書表示領域に部分表示要素として表示し、その任意の領域をユーザにより選択可能にする。なお、領域選択子ウインドウ制御部307が、構造化文書全体と部分表示要素のどちらに基づいてブラウザ301上に表示を行うかは、表示領域変更部308の切り替え処理に従う。
選択領域データ抽出部309は、ユーザがWebページ内の領域を選択後、その領域を対象として印刷又は印刷プレビューの開始指示をブラウザ301に対して行った場合に実行される。選択領域データ抽出部309は、領域選択子ウインドウ制御部307により設定された領域選択矩形502のWebページにおける座標及びサイズを取得し、この領域選択矩形502に含まれる構造化文書内の要素を中間データファイルとして抽出する。なお、選択領域データ抽出部309が取得する領域選択矩形502の座標、サイズは、Webページ全体における絶対座標、絶対サイズである。ただし他にも、ブラウザ301が表示するウインドウ内の、Webページが表示されている領域における座標、サイズを取得する場合であってもよい。この場合、Webページにおける、ブラウザ301が表示するウインドウの座標や大きさを特定する。そしてウインドウの座標と大きさに基づき、ユーザにより選択されている領域のウインドウにおける座標とサイズを、Webページ全体における座標、サイズに換算することにより、Webページ全体においてユーザにより選択されている領域の座標、サイズを取得することができる(第2の出力の一例)。また、選択領域データ抽出部309は、領域選択子ウインドウ制御部307により構造化文書全体が表示されているときには、領域選択矩形502のWebページ全体における座標、サイズに基づき要素を抽出する。ところが、領域選択子ウインドウ制御部307によりIFRAME要素等の部分表示要素に基づきWebページの一部領域が表示されている場合がある。このとき、選択領域データ抽出部309は、領域選択矩形502の部分表示要素における座標、サイズに基づき、部分表示要素に含まれる要素を抽出する。
印刷レイアウト部311は、選択領域データ抽出部309が抽出した中間データファイルのレイアウトを、印刷設定に従ってプリンタが印刷する用紙に対応させて決定する。ここで、印刷設定とは、用紙サイズ、解像度、用紙における印刷可能領域等の情報を含んでおり、OS313を介してプリンタドライバ314から取得する。印刷プレビュー部310は、印刷レイアウト部311でレイアウトした要素に従って描画して、描画した画像を印刷プレビューとして表示装置206に表示する。印刷処理部312は、ユーザから印刷開始指示を受けると、印刷レイアウト部311によりレイアウトした要素の配置情報に従って、描画処理を実行する。OS313は、構造化文書印刷モジュール302とプリンタドライバ314とが印刷設定データの送受信描画処理を行うためのAPI(Application Programming Interface)を提供する。また、OS313には、印刷ジョブを管理するスプーラシステム、プリンタコマンドをポートに出力するポートモニタ等の各種制御ソフトウェアが含まれるが、詳細については省略する。プリンタドライバ314は、印刷処理部312により実行された描画処理に従って印刷データを生成し、プリンタコマンドに変換してプリンタ104に送信する。プリンタ104は、プリンタドライバ314から受信したプリンタコマンドに基づいて用紙に画像を印刷する。
図4、図5、図6、図7は、本実施例におけるPC101上で表示されるGUI画面の一例を示す図である。図4に示すように、ブラウザ301は、WebページをGUI上に表示する。ブラウザ301には、表示するWebページを切り替えるための戻るボタン401、進むボタン402、アドレス入力領域403等が構成されている。さらに、ウインドウ内には印刷ボタン404、印刷プレビューボタン405およびWebページの範囲選択を行うための範囲選択ボタン406が構成されている。ユーザが範囲選択ボタン406を押下すると、ブラウザ301が構造化文書印刷モジュール302を呼び出す。
図4に示すように、構造化文書408は、IFRAME要素で指定され、呼び出された構造化文書に基づき表示された領域であり、構造化文書407内に埋め込まれている。以下、構造化文書407を第1の構造化文書といい、構造化文書408を第2の構造化文書という。第2の構造化文書408について、縦方向のスクロールバー409及び横方向のスクロールバー410がブラウザ301上に表示される。ユーザは、それらのスクロールバーをポインティングデバイス等の入力装置207で操作することで、第2の構造化文書408の内容の全てを表示することができる。
図5は、範囲選択ボタン406が押下された場合のブラウザ301のGUI画面の一例を示す図である。領域選択矩形502は、領域選択子ウインドウ制御部307により表示される。領域選択矩形502の初期座標は、領域選択矩形502がブラウザ301においてWebページが表示される構造化文書表示領域の中央に配置されるように設定される。また、領域選択矩形502の初期サイズは、予め定められた値により決定されている。ユーザは、領域選択矩形502をポインティングデバイス等の入力装置207でドラッグして、領域選択矩形502の座標およびサイズを任意に変更可能である。また、領域選択矩形502の矩形の四辺および四隅のサイズ変更マーク508〜515をポインティングデバイス等でドラッグすることにより、矩形サイズを任意に変更することができる。矩形サイズ変更指示に応じて、領域選択子ウインドウ制御部307は、領域選択矩形502のサイズおよび位置を変更する。
図5に示すように、Webページのうち領域選択矩形502が示す領域を印刷対象として印刷指示するための印刷ボタン503が構成されている。印刷ボタン503が押下されると、選択領域データ抽出部309が領域選択矩形502のWebページにおける座標およびサイズを取得し、その矩形に含まれる部分を中間データファイルとして抽出する。なお、上述のように本実施例における中間データファイルは要素の一部を抽出可能なものであるため、領域選択矩形502が要素の一部を含む場合には、その要素のうち矩形に含まれる部分が抽出される。そして、印刷レイアウト部311が抽出された中間データファイルをレイアウトした後、印刷処理部312が印刷処理を実行する。
また、図5に示すように、領域選択矩形502を印刷対象として印刷プレビューを表示するためのプレビューボタン504が構成されている。プレビューボタン504が押下されると、選択領域データ抽出部309が領域選択矩形502のWebページにおける座標およびサイズを取得し、その矩形に含まれる部分を中間データファイルとして抽出する。印刷レイアウト部311は、抽出された中間データファイルに基づいてレイアウトを決定し、印刷プレビュー部310は、選択領域データ抽出部309が抽出した中間ファイルを、印刷レイアウト部が決定したレイアウトに従って描画し、印刷プレビュー画面を表示する。領域選択を中止するためのキャンセルボタン505も構成されており、キャンセルボタン505が押下された場合には、図4の状態に戻る。
また、図5に示すように、Webページの部分表示要素を拡大表示するためのフレーム拡大ボタン506が構成されている。フレーム拡大ボタン506は、Webページに部分表示要素が含まれる場合に有効に表示され、ボタン506がユーザにより押下されると、例えば第2の構造化文書408がブラウザ301の構造化文書表示領域全体に表示される。
図6は、フレーム拡大ボタン506が押下された場合のブラウザ301のGUI画面の一例を示す図である。図6に示すように、第2の構造化文書408がブラウザ301の構造化文書表示領域全体に表示されている。また、図6に示す画面の表示時にも、ユーザは、領域選択矩形502によりIFRAME要素601の一部を選択することができる。即ち、本実施例において、ユーザは、IFRAME要素601をより広い領域に表示し、ブラウザ画面の殆どの領域を用いて、IFRAME要素に基づく画像における領域を選択することが可能となる。なお、図6に示すページ全体表示ボタン507は、構造化文書全体表示に戻るためのボタンであり、ボタン507が押下されると、図5の状態に戻る。
なお、本実施例ではIFRAME要素等の部分表示要素が1つ含まれる場合の例について説明した。しかしながら、IFRAME要素が複数含まれる場合には、図5のフレーム拡大ボタン506が押下された場合に、複数のIFRAME要素のうち、Webページにおいてより広い領域に対応するIFRAME要素を拡大してもよい。また、複数のIFRAME要素が存在する場合には、拡大対象とするIFRAME要素をユーザが選択するための画面を表示するようにしても良い。その場合、ユーザにより選択されたIFRAME要素を図6に示すIFRAME要素601のように構造化文書表示領域全体に表示する。また、本実施例では部分表示要素としてIFRAME要素が含まれる場合の例について説明したが、FRAME要素やoverflow属性が付加された要素であっても良い。また、図6に示すように部分表示要素を拡大表示した場合に、ユーザは領域選択矩形502を指定することにより、出力対象の領域を選択することができる。このとき、選択領域データ抽出部309は、領域選択矩形502の、部分表示要素における座標、サイズに基づき、中間データを抽出する。
図7(a)は、先述の領域選択子ウインドウのGUI画面を示す図である。上記の説明においては、図4において範囲選択ボタン406が押下された場合、図5に示すように、ブラウザ301のGUI画面が表示されると説明した。しかしながら、一つの実装例として、範囲選択ボタン406が押下されると、図7(a)に示すように、ブラウザ301のウインドウ上に配置される子ウインドウとして、領域選択子ウインドウ701を表示しても良い。領域選択子ウインドウ制御部307は、構造化文書描画部305により描画された画像を、そのような子ウインドウとして表示装置206に表示する。
領域選択子ウインドウ制御部307は、ブラウザから取得した構造化文書303を領域選択子ウインドウ701に描画する。また領域選択子ウインドウ701は、第1の構造化文書407に基づくWebページが子ウインドウよりも大きい場合には、スクロールバー702を表示する。ユーザは、スクロールバー702をスクロールすることによって構造化文書の全ての領域を表示することができる。
領域選択子ウインドウ701は、更に、領域選択矩形502を半透明な矩形として表示する。領域選択子ウインドウ制御部307は、ユーザによるポインティングデバイス等の入力装置207を用いた領域選択矩形502のサイズ変更指示により、領域選択矩形502の構造化文書303に基づくWebページにおける座標およびサイズを変更して再描画する。ユーザは、構造化文書の任意の矩形領域をポインティングデバイス等の入力装置207を用いて選択領域を指定することができる。なお、図7(a)に示す領域選択子ウインドウ701は、構造化文書描画部305により第1の構造化文書407に基づき生成された中間ファイルを用いて表示される。
図7(b)は、領域選択子ウインドウ701に第2の構造化文書408のみを表示した場合のGUI画面の一例を示す図である。図7(b)は、図5の画面でフレーム拡大ボタン506を押下した場合に表示される。図7(b)も同様に、一つの実装例として図6の代わりに表示される子ウインドウである。図7(b)の領域選択子ウインドウ701には、部分表示要素描画部306により、ブラウザから取得した第1の構造化文書に含まれる第2の構造化文書408のみに基づき画像が描画される。また、領域選択子ウインドウ701は、第2の構造化文書408に基づくWebページが子ウインドウよりも大きい場合には、スクロールバー702を表示する。ユーザは、スクロールバー702をスクロールすることによって第2の構造化文書408の全ての領域を表示することができる。なお、図7(b)に示す領域選択子ウインドウ701は、部分表示要素描画部306により第2の構造化文書408に基づき生成された中間ファイルを用いて表示される。
ここで、本実施例において用いられる構造化文書のデータ構造について説明する。
図11は、構造化文書のデータ構造の一例を示す図である。本実施例で用いられる構造化文書は、その各要素が階層構造(DOM(Document Object Model)ツリー)とされている。文書全体をあらわす<document>ノード1101をルートノードとして有し、その子ノードとして、<html>ノード1102を有する。<html>ノード1102は、更に、その子ノードとして、<body>ノード1104及び<head>ノード1103を有する。
各要素ノードは、親要素ノードへのポインタ、兄弟要素ノードへのポインタ、子要素ノードリストへのポインタ、属性情報、テキスト情報等のデータを保持する。各要素の表示状態やレイアウト情報は、CSSファイルで定義され、それらは、DOMツリーの各要素ノードの情報として一時記憶領域に記憶される。例えば、要素のフォント種別、フォントサイズ、文字色、表示位置等が、そのような各要素ノードの情報として記憶されている。本実施例においては、要素のみをノードとして扱い、属性やテキスト情報を各要素ノードの情報として扱っている。しかしながら、属性やテキスト情報もDOMツリーのノードとして扱っても良い。
図11に示すように、DOMツリーは、IFRAME要素1108を含む。通常、第1の構造化文書内のIFRAME要素は、Webページに挿入される第2の構造化文書をsrc属性により指定するのみであり、その挿入される第2の構造化文書の要素が第1の構造化文書に含まれるわけではない。そのためIFRAME要素のsrc属性で指定された第2の構造化文書の各要素ノードは、第1の構造化文書のDOMツリーには含まれず、別のDOMツリー1109を構成する。図11においては、第1の構造化文書のDOMツリーと第2の構造化文書のDOMツリーを1つのツリーとして示している。
図8は、構造化文書印刷モジュール302による表示制御処理の手順を示すフローチャートである。図8に示す処理は、図3に示すソフトウェアの各機能ブロックに対応するプログラムをCPU201が実行することにより実現できる。S801において、まず、ブラウザ301において、図4の状態からユーザにより範囲選択ボタン406が押下されると、構造化文書印刷モジュール302が起動される。S802において、ブラウザ301の構造化文書表示領域内でのポインティングデバイスのイベントのキャプチャ処理を開始する。なお、ポインティングデバイスのイベントのキャプチャ処理は全て、領域選択子ウインドウ制御部307により行なわれる。
S803において、部分表示要素検出部304により構造化文書内の部分表示要素が検出される。ここで、部分表示要素が検出されると、表示領域変更部308によりフレーム拡大ボタン506を有効な状態としてブラウザ301に表示する。なお、本実施例においては、検出された部分表示要素の数をRAM202等の記憶領域に格納しておく。また、ページ全体表示ボタン507を無効な状態としてブラウザ301に表示する。
S804において、構造化文書描画部305により構造化文書表示領域が描画され、EMF形式の中間データファイルを作成する。その際に、本実施例においては、<body>要素をスクロールしながら表示領域を変更しつつ描画処理を繰り返すことで、構造化文書全体のEMF形式の中間データファイルを作成する。
S805において、領域選択子ウインドウ制御部307により、S804で作成された構造化文書全体の中間データファイルが、図7(a)に示すように、領域選択子ウインドウ701に表示される。また、領域選択子ウインドウ701には、半透明な領域選択矩形502も合わせて表示される。
S806において、ユーザによるポインティングデバイスの操作の入力を待機する。ここで、キャンセルボタン505が押下された場合には、S817に進み、ポインティングデバイスのイベントのキャプチャ処理を解除し、図8に示す処理を終了する。また、S806において領域選択矩形502の位置及びサイズの変更を指示する操作が行なわれた場合には、S807に進む。S807において、ポインティングデバイスによる位置及びサイズの変更操作に応じて、領域選択矩形502の座標を変更し、S806の処理に戻る。
S806において、フレーム拡大ボタン506が押下された場合には、S808に進み、検出された部分表示要素の数を判定する。ここで、検出された部分表示要素の数が2以上であると判定された場合には、S809において、拡大表示する対象の部分表示要素をユーザに選択させるための画面を表示する。その後、ユーザにより、広い領域に拡大表示する対象の要素が選択されると、S810に進む。一方、検出された部分表示要素の数が1であると判定された場合にも、その部分表示要素を拡大対象としてS810に進む。S810において、部分表示要素描画部306により、選択された部分表示要素の表示領域が描画され、EMF形式の中間データファイルが作成される。その際に、本実施例においては、図4の状態において部分表示要素をスクロールしながら、部分表示要素における表示対象の領域を変更しつつ描画処理を繰り返すことで、対象の部分表示要素のEMF形式の中間データファイルを作成する。S811において、領域選択子ウインドウ制御部307により、S810で作成された中間データファイルが、図7(b)に示すように、領域選択子ウインドウ701に表示される。また、領域選択子ウインドウ701には、半透明な領域選択矩形502も合わせて表示される。なお、S811においては、ページ全体表示ボタン507が有効な状態とされている。
S806において、ページ全体表示ボタン507が押下された場合には、S812及びS813の処理を実行し、領域選択子ウインドウ701に構造化文書全体を表示する。S812、S813の処理はそれぞれ、S804、S805の処理と同じである。ページ全体表示ボタン507が押下された場合とは、例えば、S805〜S811において一つの部分表示要素が拡大表示され、ページ全体表示ボタン507が押下されて、再度、ページ全体が表示される場合である。
S806において、印刷ボタン503が押下された場合には、S814、S815及びS816の印刷処理を実行して、S806の処理に戻る。S814において、選択領域データ抽出部309により領域選択子ウインドウ701に表示している領域選択矩形502の座標が取得される。このとき、第1の構造化文書に基づきWebページの全体が表示されているときには、Webページ全体における座標が取得される。また、第2の構造化文書に基づき、第1の構造化文書に基づくWebページの一部が拡大されて表示されている場合には、第2の構造化文書に基づくWebページにおける座標が取得される。S815において、選択領域データ抽出部309により、第1の構造化文書または第2の構造化文書の内でS814で取得した座標の領域に相当する要素の描画処理を実行してEMF形式の中間データファイルを作成する。S816において、S815で作成された中間データファイルのレイアウトを、印刷レイアウト部311が印刷領域のレイアウトとして決定し、印刷処理部312が印刷処理を実行する。
図8に示す処理により、構造化文書印刷モジュール302がブラウザ301に表示された構造化文書内の任意の領域、または、構造化文書の部分表示要素(図11に示す第2の構造化文書)を拡大表示して、その中の任意の領域を印刷対象の領域として選択することができる。従って、Webページの一部の領域を選択する場合に、Webページ内の狭い表示領域の中でスクロール操作と選択操作を行なう煩わしさはなく、利便性を向上することができる。
本実施例において、構造化文書の部分表示要素のみをブラウザの構造化文書表示領域全体に表示し、表示された中で任意の領域をブラウザによる表示画面上で選択することが可能となる。また、本実施例においては、第2の構造化文書であるIFRAME要素を取得してより広い領域に描画するのではなく、第2の構造化文書として選択された要素のスクロールと描画を図4上で繰り返すことで中間データファイルを作成している。そのような方法により第2の構造化文書のレイアウトを崩すことなく、別に表示された子ウインドウに表示することが可能となる。
また、本実施例においては、構造化文書のIFRAME要素をブラウザの構造化文書表示領域全体に表示する場合について説明した。しかしながら、構造化文書内のFRAME要素やoverflow属性が付加された要素についても同様にブラウザの構造化文書表示領域全体に表示することができる。また、本実施例においては、構造化文書を印刷するためのプラグインで実施した例について述べたが、構造化文書の表示のみを行う場合についても同様である。なお、以上の説明では、ユーザはWebページ内の印刷対象の領域を選択し、選択された領域に基づきプリンタに印刷データを出力することで画像を印刷させる例を示した。しかし、これに限らず、Webページ内のユーザにより選択された領域の画像を表示装置に表示させてもよいし、また記憶装置に記憶させてもよい。
<実施例2>
図9は、本実施例におけるPC101上のソフトウェアの構成を示すブロック図である。以下、PC101上で動作するプログラムとそのデータ処理構成について説明する。
本実施例におけるシステム構成は、図1においてプリンタ104を除いたシステムに相当し、各構成については図1における説明と同じである。また、PC構成は、図2における説明と同じである。
ブラウザ301は、実施例1におけるブラウザ301の説明と同じである。図9に示す構造化文書表示モジュール901は、ブラウザ301から呼び出されるプラグインソフトウェアである。ユーザがブラウザ301に対して部分表示要素の表示指示を行なうと、構造化文書303をパラメータとして、構造化文書表示モジュール901が実行される。ここで、部分表示要素の表示指示は、図示しないが図4の範囲選択ボタン406と同様のボタンをブラウザ301上に構成することで実現できる。
構造化文書表示モジュール901について、部分表示要素検出部304、構造化文書描画部305、部分表示要素描画部306及び表示領域変更部308は、図3における説明と同じである。構造化文書表示モジュール901は、部分表示要素検出部304、構造化文書描画部305、部分表示要素描画部306及び表示領域変更部308の各部を用いて構造化文書303の部分表示要素の表示と構造化文書全体表示とを切り替えて表示する。これにより、ユーザは、Webページに含まれる部分表示要素を拡大して表示させることができる。
本実施例においては、実施例1と異なり、ブラウザとは別に設けられたモジュールにおいて、構造化文書の領域選択や選択された領域を印刷する機能は必ずしも有する必要はない。また、構造化文書の部分表示要素の表示と、構造化文書全体の表示とを切り替えて表示するものに限らず、異なるウインドウに同時に表示するようにしても良い。
<実施例3>
実施例1、実施例2においては、ブラウザ301のプラグインモジュールとして構造化文書印刷モジュール302および構造化文書表示モジュール901を実現している。本実施例においては、ブラウザ301内に構造化文書表示モジュールを有する場合について説明する。
図10は、本実施例におけるPC101上のソフトウェアの構成を示すブロック図である。図10におけるブラウザ301は、構造化文書表示モジュール1003を内部に構成する点において実施例1及び2と異なる。
ブラウザ301は、構造化文書303をWebサーバから取得するための構造化文書取得部1001と構造化文書の表示を制御する構造化文書表示装置1002を有する。ユーザがブラウザ301に対して部分表示要素の表示指示を行った場合に、構造化文書303をパラメータとして構造化文書表示モジュール1003が実行される。ここで、部分表示要素の表示指示は、図9における説明と同じである。
構造化文書表示モジュール1003において、部分表示要素検出部304、構造化文書描画部305、部分表示要素描画部306及び表示領域変更部308は、図3及び図9における説明と同じである。構造化文書表示モジュール1003は、部分表示要素検出部304、構造化文書描画部305、部分表示要素描画部306及び表示領域変更部308の各部を用いて構造化文書の部分表示要素の表示と、構造化文書全体表示とを切り替えて表示する。
本実施例においては、ブラウザ301は構造化文書表示モジュール1003を内部に有するので、プラグインソフトウェアを必要としない。また、以上の実施例では、構造化文書内の部分表示要素を検出して、部分表示要素を表示するための処理を行っていた。しかしこれに限らず、例えば構造化文書に基づくWebページにおいて検出された部分表示要素を、記憶装置に出力して記憶させる処理を行ってもよいし、インターネット等のネットワークを介して外部の装置に転送する処理を行ってもよい。さらに、部分表示要素の印刷を行う場合も、上述したようにユーザが印刷対象の領域を選択する場合に限らず、部分表示要素が検出されたことに応じて、部分表示要素の全体や所定の領域をプリンタに出力して印刷させる場合であってもよい。
また、上記の実施例では、構造化文書のIFRAME要素として他の構造化文書のリンクが記載されており、リンクされているHTMLファイルが挿入される例を示した。しかし、これに限らず、FRAME要素としてHTMLファイルが挿入される場合にも、上記のIFRAME要素の場合と同様に出力対象の要素を選択することができる。
さらに、上記の実施例では、Webページ内のフレームに、構造化文書が挿入される例を示した。しかし、これに限らず、例えば文書アプリケーションで作成された文書ファイルや、表計算アプリケーションで作成された表計算ファイル等へのリンクが構造化文書内に指定され、Webページ内に挿入される場合であってもよい。このように、Webページに挿入された文書ファイルや表計算ファイルの一部領域を抽出するときには、Webページに挿入されている構造化文書の一部領域を抽出する場合と同様に、中間データファイルとして抽出する。よって、抽出された後に変倍処理を行ったとしても、ベクタデータに対して変倍処理が行われることになるため、ビットマップデータに対して変倍処理を行う場合に比べて、変倍に伴う画像の劣化を抑えることができる。
なお、上記の実施例では構造化文書として、HTML、XHTMLを例に説明したが、本発明は、XML等の種々の構造化文書に対して適用可能なものである。さらに、上記の実施例では、Webページに含まれる部分表示要素を、Webページとは別に表示させる例を示したが、これに限らず、Webページ内における部分表示要素を、他の要素を区別可能に表示させるようにしてもよい。その場合、例えばWebページにおける部分表示要素の領域に着色するなど、種々の方法が考えられる。また、そのようにWebページ内の部分表示要素を他の領域と区別可能に表示させた場合に、ユーザの指示を入力したことに応じて、部分表示要素を拡大して表示させてもよい。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。また本発明は、1つのプロセッサが本発明の処理を行う場合に限らず、複数のプロセッサが協働して処理を行うことによっても実現できる。

Claims (10)

  1. Webページを出力するための第1の構造化文書であって、当該第1の構造化文書に基づくWebページ内の所定の領域に挿入される第2の構造化文書が当該第1の構造化文書において指定されている、第1の構造化文書を取得する第1の取得手段と、
    前記第1の取得手段により取得された第1の構造化文書において指定されている第2の構造化文書を取得する第2の取得手段と、
    前記第2の取得手段により取得された第2の構造化文書を、前記第1の取得手段により取得された第1の構造化文書と区別して出力する出力手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記出力手段は、前記第2の取得手段が取得した第2の構造化文書を表示装置に出力して、当該第2の構造化文書に基づくWebページを表示させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記出力手段により表示装置に表示された前記第2の構造化文書に基づくWebページに基づくユーザの指示に応じて、当該Webページにおける一部の領域を特定する特定手段と、
    前記第2の構造化文書に基づくWebページのうち、前記特定手段により特定された領域の画像を抽出して、当該Webページの他の領域と区別して出力する第2の出力手段と
    を備えることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第2の構造化文書はWebページに配置するための要素を含み、
    前記第2の出力手段は、前記特定手段により特定された前記Webページにおける領域が当該Webページに配置された要素の一部分を抽出するものであった場合、当該要素の当該一部分に対応する画像を抽出して出力することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記第2の出力手段は、前記第2の構造化文書に基づくWebページに対応した中間データのうち、当該Webページの前記特定手段により特定された領域に対応したデータを抽出することを特徴とする請求項3又は4に記載の情報処理装置。
  6. 前記出力手段は、前記第2の構造化文書に基づくWebページに対応した中間データに基づき当該Webページを表示装置に表示させ、
    前記第2の出力手段は、当該中間データからデータを抽出することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記出力手段は、前記第2の取得手段が取得した第2の構造化文書を印刷装置に出力して、当該第2の構造化文書に基づく画像を印刷させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記出力手段は、前記第2の取得手段が取得した第2の構造化文書を記憶装置に出力して、当該第2の構造化文書を前記記憶装置に記憶させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  9. Webページを出力するための第1の構造化文書であって、当該第1の構造化文書に基づくWebページ内の所定の領域に挿入される第2の構造化文書が当該第1の構造化文書において指定されている、第1の構造化文書を取得する第1の取得工程と、
    前記第1の取得工程において取得された第1の構造化文書において指定されている第2の構造化文書を取得する第2の取得工程と、
    前記第2の取得工程において取得された第2の構造化文書を、前記第1の取得工程において取得された第1の構造化文書と区別して出力する出力工程と
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
  10. 請求項9に記載の情報処理方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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