JP2012088455A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】塗布剤を使用することなくクリーニング部材のめくれの発生を低減する画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、像担持体1と、前記像担持体にトナー像を形成する現像手段4と、前記像担持体の残留トナーを除去するクリーニング部材2と、前記像担持体の回転方向を、画像形成時の回転方向である第1の方向と、第1の方向とは逆方向の第2の方向に制御する制御手段とを備えており、前記制御手段は、前記像担持体を前記第2の方向に回転させて前記現像手段により前記像担持体にトナー像を形成することで、前記クリーニング部材にトナーを供給する様に制御する。
【選択図】図1
【解決手段】画像形成装置は、像担持体1と、前記像担持体にトナー像を形成する現像手段4と、前記像担持体の残留トナーを除去するクリーニング部材2と、前記像担持体の回転方向を、画像形成時の回転方向である第1の方向と、第1の方向とは逆方向の第2の方向に制御する制御手段とを備えており、前記制御手段は、前記像担持体を前記第2の方向に回転させて前記現像手段により前記像担持体にトナー像を形成することで、前記クリーニング部材にトナーを供給する様に制御する。
【選択図】図1
Description
本発明は、画像形成装置の像担持体上に残留するトナーの除去に関する。
電子写真方式の画像形成装置には、装置本体に着脱可能なカートリッジを使用するものがある。カートリッジとは、像担持体や現像剤であるトナーを1つにまとめたものであり、内部の部品の寿命が到来した時には、カートリッジの交換を行う。
画像形成装置においては、紙などの記録媒体に転移せず像担持体に残った残留トナーを除去する必要がある。このため、特許文献1は、ゴムなどの弾性部材で形成されるクリーニング部材のエッジを像担持体表面に対して、カウンタ方向に圧接して残留トナーをかきとる構成を提案している。なお、カウンタ方向とは、図11に示す様に、クリーニング部材2のエッジが、矢印で示す像担持体1の回転方向とは、ほぼ反対を向いている状態を意味する。
したがって、像担持体1が画像形成のため矢印の方向に回転している間、クリーニング部材2は、像担持体1に食い込むような力を受けることになる。これにより、クリーニング部材2が像担持体1に引っ張られて、図11の点線で示す様に、像担持体の回転方向に湾曲、つまり、めくれる可能性がある。クリーニング部材2が図11の点線で示す様にめくれると、クリーニング機能が低下したり、摩擦熱が発生してトナー融着が生じたりする。
上記問題を回避するため、クリーニング部材2のエッジ部に残るトナーを、像担持体1とクリーニング部材2の潤滑剤として作用させる方法が利用されている。
上記トナーを潤滑剤として利用する構成において、新品のカートリッジのクリーニング部材2にはトナーが供給されていない。そのため、新品のカートリッジの、像担持体1又はクリーニング部材2には、トナーの代わりとなる潤滑用の塗布剤をあらかじめ付着させて出荷している。これにより、トナーがクリーニング部材2に行き渡るまでの間、塗布剤によってクリーニング部材2のめくれを回避するようにしている。
しかしながら、塗布剤をあらかじめ付着させて出荷させる場合、塗布剤の材料費、付着工程の設備費、作業時間の増加などの理由により、カートリッジの製造コストが増加するという問題がある。また、画像形成中に像担持体1上の残留トナーが少なくなることも生じ得る。この場合にもめくれが発生する可能性が高くなる。
したがって、本発明は、クリーニング部材のめくれの発生を低減する画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、
像担持体と、前記像担持体にトナー像を形成する現像手段と、前記像担持体の残留トナーを除去するクリーニング部材と、前記像担持体の回転方向を、画像形成時の回転方向である第1の方向と、第1の方向とは逆方向の第2の方向に制御する制御手段とを備えており、前記制御手段は、前記像担持体を前記第2の方向に回転させて前記現像手段により前記像担持体にトナー像を形成することで、前記クリーニング部材にトナーを供給する様に制御することを特徴とする。
像担持体と、前記像担持体にトナー像を形成する現像手段と、前記像担持体の残留トナーを除去するクリーニング部材と、前記像担持体の回転方向を、画像形成時の回転方向である第1の方向と、第1の方向とは逆方向の第2の方向に制御する制御手段とを備えており、前記制御手段は、前記像担持体を前記第2の方向に回転させて前記現像手段により前記像担持体にトナー像を形成することで、前記クリーニング部材にトナーを供給する様に制御することを特徴とする。
像担持体を画像形成時とは逆の方向に回転させてクリーニング部材にトナーを供給することでめくれの発生を抑え、クリーニング部材に潤滑剤として作用するトナーを供給することができる。本発明においては、塗布剤を必要としない、若しくは、大幅に削減できるので、画像形成装置は、安価なカートリッジを利用することができる。
本発明を実施するための形態について、以下では図面を用いて詳細に説明する。
(第一実施形態)図1に示す様に、円筒状の像担持体1は、モータ8によって駆動される。より詳しくは、制御部10がモータドライバ9に回転駆動信号を送り、モータドライバ9が、モータ8を駆動する。なお、図1の矢印Aで示す画像形成時の像担持体1の回転方向を正転方向(第1の方向)と、その逆方向、つまり、図1の矢印Bの方向を逆転方向(第2の方向)と呼ぶものとする。像担持体1は、正転方向と逆転方向の両方向に回転可能な様に構成されており、制御部10は、像担持体1の回転方向を制御する。
画像形成時、正転方向に回転する像担持体1に対して、帯電部3は、帯電高圧電源部14から印加される帯電バイアスにより、像担持体1の表面を一様な電位に帯電する。露光部15は、像担持体1の表面に静電潜像を形成する。なお、露光部15の発光タイミングは、制御部10が制御する。現像部4の現像ローラ5には、現像高圧電源部12から現像バイアスが印加されており、現像ローラ5は、像担持体1の静電潜像にトナーを供給して像担持体1上にトナー像の形成を行う。また、現像部4は、現像ローラ5が像担持体1に供給するトナーの量を制御するための、現像ブレードとも呼ばれる調整部材11を有している。転写部6は、転写高圧電源部13からの転写バイアスにより、像担持体1上のトナー像を図示しない記録媒体に転写する。その後、記録媒体は、図示しない定着部に搬送され、定着部は、記録媒体にトナー像を定着する。
像担持体1から記録媒体に転写しきれず残留した残留トナーは、像担持体1の回転に伴いクリーニング部材2の位置に移動し、クリーニング部材2によって像担持体1上から除去される。なお、クリーニング部材2は、図1に示す様に、像担持体1の正転方向に対してカウンタ方向に向けられており、像担持体1と接触している。なお、制御部10は、帯電高圧電源部14、現像高圧電源部12、転写高圧電源部13の出力電圧値をそれぞれ制御する。また、像担持体1、クリーニング部材2、帯電部3及び現像部4は、カートリッジ7として一体化されており、画像形成装置に対して着脱可能な構成になっている。なお、ここでは一例として、増担持体1、クリーニング部材2、帯電部3及び現像部4が、カートリッジ7として一体化されている構成により説明したが、本発明はこれに限定されない。カートリッジ7は、少なくとも像担持体1又は現像部4を有する構成でも良い。
続いて、図2を用いて本実施形態における画像形成装置の動作を説明する。制御部10は、カートリッジ7が新たに装着されたものであることを検出した場合、時刻t1で像担持体1を逆転方向に駆動する。その後、時間t2で現像バイアスとして−400Vを出力する。この時点において、像担持体1の表面は0Vであるため、マイナスに帯電されているトナーが像担持体1の表面に付着する。
制御部10は、時刻t3で現像バイアスをオフにする。これにより時刻t2からt3までの期間だけ、像担持体1上にトナー像が形成される。このトナー像を形成する時間は、トナーがクリーニング部材2の潤滑剤として十分に機能するために必要な量を考慮して決定する。形成したトナー像は像担持体1の逆転方向の回転に伴い、クリーニング部材2を通過して、クリーニング部材2と転写部6の間の位置まで進んでいく。
像担持体1が逆転方向に回転中、クリーニング部材2のエッジは、像担持体1の回転方向に対して非カウンタ方向となる。したがって、塗布剤やトナーなどの潤滑剤がクリーニング部材2や、像担持体1の表面に存在しなくても、クリーニング部材2のめくれの発生を抑えることができる。制御部10は、トナー像が転写部6に到達する前のタイミングである時刻t4において像担持体1の回転方向を正転方向に切り替える。これは、トナー像が転写部6を汚さない様にするためである。また、時刻t4において、クリーニング部材2には、トナーが供給されている。このトナーは、潤滑剤として作用するので、像担持体1を正転方向に回転させたとしても、クリーニング部材2のめくれが生じる可能性は大変低くなる。なお、トナー像が転写部6に到達する前のタイミングにて像担持体1の回転方向を正転方向に切り替える形態にて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、トナー像が転写部6まで移動したとしても、転写部6に適切なバイアスを印加することで転写部6の汚れを抑えることができる。この様な場合にも、クリーニング部材2にはトナーが供給されているため、像担持体1を正転方向に回転させたとしても、クリーニング部材2のめくれが生じる可能性は大変低くなる。
トナー付着処理は、時刻t5において終了し、続いて、制御部10は、クリーニング処理を開始する。クリーニング処理とは、帯電部3に付着したトナーを像担持体1側に戻し、クリーニング部材2や現像部4で回収する処理である。まず、時刻t5において、制御部10は、帯電部3に−1000Vの帯電バイアスを印加する。これにより像担持体1の表面電位は−400Vとなる。像担持体1の表面全体の帯電後、帯電部3は、像担持体1の表面に対しては正極性となる−200Vと、負極性となる−600Vの帯電バイアスを交互に印加する。帯電部3に汚れとして付着するトナーは、負極性のものがほとんどであるが、一部、正極性に反転したトナーが存在する。したがって、像担持体1の表面電位に対して正負両極性バイアスを帯電部3に印加することで、両極性のトナーを帯電部3から電気的に除去することができる。その間、現像部4は、−100Vの現像バイアスを出力する。現像バイアスは、像担持体1の表面電位よりも高い電圧であり、画像不良が発生しない程度の電圧値を選択する。また、転写部6は、像担持体1の表面電位よりも低い、−800Vを出力する。これにより、像担持体1上のトナーが転写部6に付着することを防ぐ。
続いて、本実施形態における処理を説明する。図3に示す様に、制御部10は、トナー付着処理が必要であると判定した場合、S1において、像担持体1を逆転方向に回転させる。その後、S2及びS3において、像担持体1の回転が安定するまでの時間だけ待機した後、現像部4が現像バイアスを出力する。S4において、クリーニング部材2の潤滑性を確保するに十分なトナー像を形成する時間だけ待機し、現像部4は、S5において、現像バイアスの印加を停止する。S6において、形成したトナー像がクリーニング部材2と転写部6の間の位置に移動後、制御部10は、S7において、ドラムの回転方向を正転方向に切り替える。その後、S8において、クリーニング部材2にトナーが十分に行き渡たる時間だけ待機して、トナー付着処理は終了する。トナー付着処理の実行後、帯電部3のクリーニング処理を行う。
以上、像担持体1を逆方向に回転させてトナーを供給することにより、めくれの発生を防止しつつ、あらかじめ付着させる塗布剤の量を減少、或いは、零にすることができる。なお、上述した実施形態における電圧値は、一例であって、他の電圧値を使用することもできる。
(第二実施形態)続いて、第二実施形態の説明を行う。なお、以後に説明する実施形態において、第一実施形態と同じ構成要素には同じ参照符号を使用して詳細な説明は省略する。また、図1に示す構成要素のうち、以下の実施形態の説明に必要でないものについては図示しない。図4において、像担持体1及び現像ローラ5は同じモータ8で駆動され、画像形成時、像担持体1は矢印Aで示す正転方向に、現像ローラ5は、矢印Cで示方向に回転する。逆に、トナー付着処理時、像担持体1は矢印Bで示す逆転方向に、現像ローラ5は、矢印Dで示す方向に回転する。
調整部材11は、画像形成時、つまり、矢印Cで示す方向に回転する現像ローラ5が供給するトナー量を調整するための部材である。しかしながら、トナー付着処理時において、現像ローラ5は、矢印Dで示す方向に回転しているため、調整部材11は機能せず、必要以上のトナーを供給する可能性がある。本実施形態は、逆転方向用調整部材21を設け、現像ローラ5が矢印Dで示す方向に回転した時にも、トナー供給量の制御を行うものである。
(第三実施形態)続いて、図5を用いて第三実施形態の説明を行う。第二実施形態は、逆転方向用調整部材21を設けるものであった。本実施形態においては、モータ8と現像ローラ5を駆動するギヤの間に回転方向保持部31を配置する。図6に示す様に、モータ8の回転は、1つ以上の第一中間ギヤ33−1及び33−2を介して像担持体1を駆動する像担持体駆動ギヤ37及び回転方向保持部31の振り子ギヤ34と噛み合っている。振り子ギヤ34は、支点32を軸としてピボット運動をする様に構成されており、図10の実線又は点線の2つの状態に設定することができる。現像ローラ5を駆動する現像ローラ駆動ギヤ38と回転方向保持部31との間の第二中間ギヤ39−1〜4の数は、振り子ギヤ34を実線の状態とすると奇数であり、点線の状態とすると偶数になる。したがって、モータ8の回転方向により振り子ギヤ34の位置を切り替えることで、現像ローラ駆動ギヤ38は常に一定の方向、つまり、図5の矢印Cで示す方向とすることができる。よって、画像形成時及びトナー付着処理時の両方において、調整部材11により、トナー量を制御することが可能になる。なお、本実施形態において、像担持体1と現像ローラ5は非接触の構成になっている。本実施形態は、サイズの制限等により、カートリッジ7の内部に逆転方向用調整部材21を設けることが困難な場合に有効である。
(第四実施形態)続いて、図7を用いて本発明の第四実施形態について説明する。本実施形態においては、カートリッジ7に、新品識別部40を設けている。新品識別部40としては、例えば、不揮発性メモリを使用する。カートリッジ7の出荷時、不揮発性メモリには新品であることを示す情報を記憶しておく。制御部10は、不揮発性メモリの情報の読み取り及び書き込みを行うことができる。
続いて、本実施形態における処理を説明する。図8に示す様に。制御部10は、S41において、ドアが閉じられた直後又は電源投入直後か否かを判断する。ドアが閉じられたことや、電源投入が行われたことは、カートリッジ7の交換が行われた可能性が高いからである。ドアが閉じられた直後又は電源投入直後である場合、制御部10は、S42において、不揮発性メモリの情報を読み取り、カートリッジ7が新品であるか否かを判定する。カートリッジ7が新品でない場合は、そのまま何もせずに終了する。カートリッジ7が新品である場合には、既に説明した様に、S43及びS44において、トナー付着処理及びクリーニング処理を実行する。その後、制御部10は、S45において、不揮発性メモリ4の情報を「新品」から「使用済み」に更新する。なお、新品識別部40として、ヒューズを用いることもできる。具体的には、ヒューズをカートリッジ7内に設け、ヒューズが溶断されていない状態を新品とし、ヒューズが溶断された状態を使用済みとする。制御部10は、ヒューズが溶断されているか否かを、ヒューズに電流が流れるか否かにより判定する。また、制御部10は、規定値以上の電流を流してヒューズを溶断することで、「新品」から「使用済み」に変更する。以上、カートリッジ7が新品の場合にのみ、トナー付着処理を実施することで、無駄なトナー消費量を抑えることができる。
(第五実施形態)クリーニング部材2の潤滑剤となるトナーは、像担持体1上の残留トナーを利用する。しかしながら、画像形成に必要なトナー量が少ない場合には、残留トナーも少なくなる。したがって、記録材に転写するトナー量が少ない、つまり、低印刷率の画像の形成を長期に渡って連続して行うと、クリーニング部材2の潤滑剤となるトナーが減少し、めくれが発生する可能性が高くなる。本実施形態では、画像形成装置に、計数部を設け、低印刷率の画像形成が、閾値、つまり、所定枚数以上継続した場合に、トナー付着処理を実行する。
まず、図9に示す様に、制御部10は、第1の閾値以下の印刷率である画像形成が、第2の閾値枚数だけ継続したか否かを判断する。ここで、印刷率は、1頁の全画素数に対する印刷画素数の割合である。図示しない計数部は、露光部15がオンした回数すなわち印刷画素数を計数することにより印刷率を求める。さらに、計数部は、印刷率が第1の閾値以上である画像形成が発生するまで、画像形成枚数をカウントする。なお、印刷率が第1の閾値以上の画像形成が発生するとカウントを零にリセットする。制御部10は、計数部のカウント値が第2の閾値に達した場合、S52において、画像形成処理を中断する。その後、制御部10は、S53において、像担持体1の除電処理を行う。これは、トナー付着処理の前に、ドラム電位を安定化させるためである。その後、制御部10は、既に説明した様に、S54及びS55において、トナー付着処理及びクリーニング処理を行う。その後、S56において、画像形成処理を再開する。以上の処理を総ての画像を処理するまで継続する。
図10を用いて、像担持体1の除電処理の詳細を説明する。制御部10は、画像形成中にトナー付着処理が必要と判断した場合、時刻t11において露光部15をオフにする。続いて、時刻t12において、現像バイアス出力をオフにする。さらに、時間t13において、帯電バイアス出力及び転写バイアス出力をオフとし、ドラムの回転方向を正転方向から逆転方向に切り替える。時刻t13から像担持体1の除電処理を行う。まず、時刻t14において露光部15をオンにし、時刻t15まで像担持体1全体を露光する。これにより像担持体1上の電位が除去され表面電位が安定する。その後、時刻t15からt19までトナー付着処理を、時刻t19からt20までクリーニング処理を実行する。その後、画像形成を再開するため、時刻t21において帯電バイアスを出力し、時刻t22で露光部15をオンとし、時刻t23で現像バイアス及び転写バイアスを出力する。
以上、本実施形態では、低印刷率の画像形成が長期間継続された場合に、トナー付着処理を画像形成途中に入れることで、クリーニング部材2のめくれを防止する。また、本発明において、トナー付着処理は、像担持体1を逆転方向に回転させて行うため、トナー付着処理実行中にめくれが発生することはない。したがって、画像形成途中における、トナー付着処理の実行判断は、印刷率の画像形成枚数だけを考慮すればよい。つまり、トナー付着処理開始から、トナーがクリーニング部材2に達するまでの時間等を考慮する必要はない。したがって、トナー付着処理の発生頻度を低下させることが可能となり、トナー付着処理で使用されるトナー量を減らすことが可能となる。また、画像形成処理の途中で発生するトナー付着処理による待ち時間(ダウンタイム)を減少させることができる。
Claims (9)
- 像担持体と、
前記像担持体にトナー像を形成する現像手段と、
前記像担持体の残留トナーを除去するクリーニング部材と、
前記像担持体の回転方向を、画像形成時の回転方向である第1の方向と、第1の方向とは逆方向の第2の方向に制御する制御手段と、
を備えており、
前記制御手段は、前記像担持体を前記第2の方向に回転させて前記現像手段により前記像担持体にトナー像を形成することで、前記クリーニング部材にトナーを供給する様に制御することを特徴とする画像形成装置。 - 前記像担持体、又は、前記現像手段の少なくとも1つを有するカートリッジが着脱可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記トナー像を記録媒体に転写する転写手段を、さらに備えており、
前記制御手段は、前記トナー像が前記クリーニング部材と前記転写手段の間の位置まで移動した後、前記像担持体の回転方向を前記第1の方向に切り替える、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 前記現像手段は、前記像担持体にトナーを供給する現像ローラと、前記現像ローラが供給するトナー量を調整する調整部材を備えており、
前記現像ローラは、前記像担持体が第1の方向に回転しているときと、第2の方向に回転しているときでは異なる方向に回転し、
前記調整部材は、前記現像ローラの各回転方向に対して設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記現像手段は、前記像担持体にトナーを供給する現像ローラを備えており、
前記像担持体の回転方向に関わらず、前記現像ローラの回転方向を一定にする回転方向保持手段を、さらに備えていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記カートリッジは、新品であるか否かを示す情報を保持する新品識別手段を備えており、
前記制御手段は、前記カートリッジの新品識別手段が新品であることを示している場合に前記クリーニング部材にトナーを供給する様に制御することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、全画素数に対する印刷画素数の割合が第1の閾値より低い画像形成が、第2の閾値で示す枚数だけ連続した場合に、前記クリーニング部材にトナーを供給する様に制御することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、全画素数に対する印刷画素数の割合が第1の閾値より低い画像形成が、第2の閾値で示す枚数だけ連続した場合、前記像担持体の表面全体を露光した後に、前記クリーニング部材にトナーを供給する様に制御することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
- 前記像担持体の表面を帯電させる帯電手段を、さらに備えており、
前記制御手段は、前記クリーニング部材にトナーを供給した後、前記像担持体の電位に対して正極性となる電位と、負極性となる電位を交互に前記帯電手段に印加させることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015161884A (ja) * | 2014-02-28 | 2015-09-07 | 株式会社沖データ | 画像形成装置 |
-
2010
- 2010-10-18 JP JP2010234009A patent/JP2012088455A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
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