JP2012086516A - ドリルビット - Google Patents
ドリルビット Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012086516A JP2012086516A JP2010237386A JP2010237386A JP2012086516A JP 2012086516 A JP2012086516 A JP 2012086516A JP 2010237386 A JP2010237386 A JP 2010237386A JP 2010237386 A JP2010237386 A JP 2010237386A JP 2012086516 A JP2012086516 A JP 2012086516A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer cylinder
- drill bit
- cutting edge
- cooling medium
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Drilling Tools (AREA)
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
Abstract
【課題】 小径なためボディが中実丸棒で先端に硬質切れ刃を有するドリルビットにおいて、穿孔時に発熱する先端切れ刃側を冷却するために外部から供給された冷却用媒体を根元側で受け取り確実に先端部まで通せるドリルビットを提供することである。
【解決手段】 ボディが中実丸棒で先端に硬質切れ刃を有するドリルビットであって、中実丸棒状ボディの根元側から先端切れ刃側までを回転しない外筒で覆い、外部からホ−スなどで供給された冷却用媒体を外筒の根元側受け取り口に接続して受け取り、外筒内周面とボディ外周表面間に取り込んで先端切れ刃側まで確実に通せるようにしたことを特徴とするドリルビット。
【選択図】 図1
【解決手段】 ボディが中実丸棒で先端に硬質切れ刃を有するドリルビットであって、中実丸棒状ボディの根元側から先端切れ刃側までを回転しない外筒で覆い、外部からホ−スなどで供給された冷却用媒体を外筒の根元側受け取り口に接続して受け取り、外筒内周面とボディ外周表面間に取り込んで先端切れ刃側まで確実に通せるようにしたことを特徴とするドリルビット。
【選択図】 図1
Description
本発明は、コンクリ−トやタイルの穴あけに使用されるドリルビットに関するもので、特にノンコアタイプと呼ばれるものに関する。
従来、小径のドリルビットの場合、ボディの強度確保や穿孔で発生するコアの径が小さくなることから、中空円筒状ボディの先端に硬質切れ刃を環状に固着させたコアタイプではなく、ボディを中実の丸棒として先端に硬質切れ刃を固着させたノンコアタイプと呼ばれる構造が知られている。円筒状ボディ先端への硬質切れ刃の固着には、ダイヤモンドや超硬などを、ろう材で溶着したり、めっきにより固着したり、金属粉などと焼結してから溶接するなどの方法がある。
中空のボディの場合は中央の空洞に工具に取り付ける根元側から冷却媒体を通すなどの手法をとりやすいが、小径のドリルビットでボディが中実丸棒の場合は、内部に冷却媒体を通す穴を設けることはボディ肉厚の減少からボディ強度の低下などを招き好ましくないため、積極的な冷却ができず、使い方によっては穿孔時の発熱がノンコアドリルビットの硬質切れ刃に影響しノンコアドリルビットの穿孔寿命を不安定なものにする場合があった。
上記した小径のドリルビットのノンコアタイプでボディが中実丸棒であると、工具に取り付ける根元側から硬質切れ刃が固着された先端側へボディ内部に冷却媒体を通すことが不可能で、また、冷却媒体を通す穴をあけボディを中空にすることはボディ強度の低下を招くため困難であった。
本発明の目的は、上記従来の欠点を解消し、ボディを中空にすることなく供給された冷却媒体を容易に取り入れてボディ先端まで確実に通すノンコアタイプの小径のドリルビットを提供することである。
本発明の上記及び他の目的ならびに新規な特徴は、以下の明細書の記載及び図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものの特徴を説明すれば次の通りである。
本発明の一つの特徴によれば、切れ刃が固着され回転するボディを覆っている外筒が回転するボディに対して回転しないよう支持している。また、前記外筒の円筒部は、外径が前記切れ刃部より内側に位置するよう構成されていることが望ましい。
請求項1の発明によれば、先端に切れ刃部を備える略円柱状のボディを有するドリルビットであって、略筒状に形成され、前記ボディを内側に回転可能に支持する外筒を備え、前記外筒は、前記ボディの少なくとも先端側を覆うと共に、後端側に内外を連通する開口が設けられ、前記開口から導入された冷却用媒体が、前記ボディと前記外筒との間の空間を介して、前記切れ刃部側に供給可能に構成したことで切れ刃が固着され回転するボディを覆っている外筒が回転するボディに対して回転しないよう支持されているため、冷却媒体を取り入れるために外筒に設けた取り入れ口に冷却媒体供給用ホ−スなどを接続することができ、ボディ先端まで覆う外筒により外筒内周面とボディ外周表面間に導入した冷却媒体をボディ先端側まで確実に通すことが出来る。
請求項2の発明によれば、前記外筒は、先端側の外周が前記切れ刃部の外周より内側に位置するよう構成されていることにより、外筒が切れ刃により開けた径の内側に位置するため、外筒によりボディの先端近傍まで覆うことができ、切れ刃が被削材の内部にある状態においても安定して冷却用媒体の供給が可能となる。
請求項3の発明によれば、前記外筒の両端において、前記外筒と前記ボディとを摺動可能に支持する軸受部を設けたことにより、前記外筒の両端において外筒内周と丸棒状ボディ外周の摺動を受け持つ軸受けの機能を持った部材を設けることで、丸棒状ボディの回転に対して外筒が安定して回転せずに支持されるドリルビットを提供できる。
請求項4の発明によれば、前記両端に設けられた軸受のうち、前記円筒状外筒の両端に設けた軸受けの機能を持った部材のうち先端切れ刃側の部材の一部を切り欠くことにより、そこを外筒内周面とボディ外周表面間を通ってきた冷却用媒体の先端切れ刃部への吹き出し口に出来て、また切り欠きの大きさと数により冷却用媒体の適切な吹き出し量を設定できるドリルビットを提供できる。
請求項5の発明によれば、前記円筒状外筒の内周面に軸方向に直線あるいは螺旋状の溝を設け、円筒状外筒の根元側に設けた冷却用媒体取り入れ口から入った冷却用媒体の流路とすることにより冷却用媒体の適切な流量、流れ方を設定できるノンコアドリルビットを提供できる。
請求項6の発明によれば丸棒状ボディの外周面に軸方向に直線あるいは螺旋状の溝を設け、円筒状外筒の根元側に設けた冷却用媒体取り入れ口から入った冷却用媒体の流路とすることにより冷却用媒体の適切な流量、流れ方を設定できるノンコアドリルビットを提供できる。
請求項7の発明によれば、電動工具等に装着可能な取付部を備え、前記ボディ部と前記取付部とは、着脱可能に設けられていることにより、簡単な構成で外筒を構成することができる。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。なお、以下の図において、同一の部分には同一の符号を付し、繰り返しの説明は省略する。また、本明細書においては、図1の紙面下方を先端側、紙面上方を後端側として説明する。
図1は、本発明の第一の実施形態に係るドリルビット10の全体構成を説明する一部断面図であり、図2は図1中のA-A線断面図、図3は図1中のB-B線断面図である。
図1に示すように、ドリルビット10を構成する部材は円柱状のベース部分を構成する金属のボディ1と、後端側に形成される取付部5と、ボディ1の先端部に設けられる切り刃2と、ボディ1を覆うと共に回転可能に支持する金属またはプラスチックなどの外筒3とを備えて構成される。取付部5は、電動ドリルなど駆動源となる動力工具に取り付け可能な六角軸から構成される。ボディ1と取付部5とは、ボディ1に外筒3を被せてから組み立てられるよう、別体により構成され、ネジにより固着される。
ボディ1と取付部5の間には、円盤状のツバ部8が形成されている。ツバ部8は、ドリルビット10による穿孔作業中に発生する粉塵が作業者側に直接飛散することを抑制する役割を果たすものであり、ボディ1、外筒3及び切れ刃2の直径よりも大きい直径を有する。
ボディ1は、鉄系の合金からなり、中実円柱に形成された円柱部1aと、円柱部1aの一端側に形成され、取付部5に形成された雌ねじと螺合する雄ねじが切られた結合部1bと、円柱部1aの他端側において円柱部1aより半径方向に突出してフランジ状に形成されると共に切り刃2が設けられた先端部1cとを備えて構成されている。結合部1bの雄ねじは、ドリルビット10の使用時の回転方向と同方向に回転させることで締まるよう形成されており、使用時に緩むことがないよう固着されている。また、切り刃2は、ダイヤモンド砥粒が先端部1cの先端側端面と、側面とに満遍なく敷き詰められ溶着により固定されている。尚、切り刃2の種類としては、例えばダイヤモンド砥粒を結合剤で固めた砥粒チップを取り付けるなどの構成としてもよい。
外筒3は、中空円筒状に形成され、内径がボディ部1の外径より若干大きく、外径がボディ部1の切れ刃2より若干小さくなるよう形成されている。また、外筒3は、取付部5に形成されたツバ部8に対しても小径に形成されている。ここでドリルビット10は、ボディ1の円筒部1aを外筒3により覆うよう装着した後に、ボディ部1と取付部5とが結合されることにより、外筒3を切り刃2とツバ部8とによって挟まれる位置に構成することが可能となる。
外筒3の後端側には、冷却用媒体を供給するための開口が形成されている。開口は、外筒の側壁を貫通して形成されると共に、外筒3の内外を連通させている。開口の外周側には、一端が開口に接続され、他端側から冷却用媒体を流入させ、通過させる冷却通路7aが形成される取り入れ口4が、ドリルビット10の回転軸cと略直角方向(径方向)に突出して設けられている。取り入れ口4は他端に取り付けられたポンプなどから冷却用媒体を供給する冷却用媒体供給ホース9が取付可能となっている。冷却用媒体としては、工業用の冷却液や水を使用することが可能である。外筒3はボディ1を覆って軸方向に延びた円筒状に形成され、ボディ部1の円柱部1aとの間に冷却用媒体を通過させる冷却通路7bを形成している。冷却通路7bは、冷却通路7aと開口によって接続されている。
外筒3及びボディ1の円柱部1aの軸方向における両端側には、互いを相対回転可能な関係とする軸受6が一つづつ設けられている。軸受6は、公知の軸受を使用することができるが、摺動により回転軸の支持を行うすべり軸受が配置のスペースなどを考慮すると望ましく、例えば潤滑油を含んだ焼結材であるメタル軸受などを使用することができる。軸受6は、外筒3に形成された段差と嵌め合うことで位置決めされており、外周側で外筒3に対して固定されると共に、内周側でボディ部1を摺動可能に支持している。外筒3に設けられる冷却用媒体供給用の開口は、軸受6によって挟まれる軸方向内側に設けられている。尚、ボディ部1は、軸受6の内周に対して冷却用媒体が通過可能な微小な隙間を有して支持されている。
このようなドリルビット10は、穿孔作業中、回転軸cを中心として回転する切れ刃2によって穿孔作業を行うと共に、図示せぬ冷却用媒体供給源から送られる冷却用媒体は、冷却用媒体供給ホース9を介して外筒3に流入し、冷却通路7a、冷却通路7b、及び先端側の軸受6とボディ1との間を通過して切り刃2付近に供給されることで、切れ刃2及び先端部1cは冷却される。
以上説明したように、本実施形態によれば先端に切れ刃2を備える略円柱状のボディ1を有するドリルビット10であって、略筒状に形成され、ボディ1を内側に回転可能に支持する外筒3を備え、
前記外筒3は前記ボディの少なくとも先端側を覆うと共に、後端側に内外を連通する開口が設けられ、開口から導入された冷却用媒体が、ボディ1と外筒3との間の空間を介して、切れ刃部2側に供給可能に構成されているため、切れ刃2が固着され回転するボディ1を覆っている外筒3が回転するボディ1に対して回転しないよう支持されているため、冷却媒体を取り入れるために外筒3に設けた取り入れ口4に冷却媒体供給用ホ−ス9などを接続することができ、ボディ1の先端まで覆う外筒3により外筒3の内周面とボディ1の外周表面間に導入した冷却媒体をボディ1の先端側まで確実に通すことができるため、冷却効果を向上させることが可能となる。
前記外筒3は前記ボディの少なくとも先端側を覆うと共に、後端側に内外を連通する開口が設けられ、開口から導入された冷却用媒体が、ボディ1と外筒3との間の空間を介して、切れ刃部2側に供給可能に構成されているため、切れ刃2が固着され回転するボディ1を覆っている外筒3が回転するボディ1に対して回転しないよう支持されているため、冷却媒体を取り入れるために外筒3に設けた取り入れ口4に冷却媒体供給用ホ−ス9などを接続することができ、ボディ1の先端まで覆う外筒3により外筒3の内周面とボディ1の外周表面間に導入した冷却媒体をボディ1の先端側まで確実に通すことができるため、冷却効果を向上させることが可能となる。
また、外筒3の円筒部は、外径が切れ刃部より内側に位置するよう構成されているため、外筒3が切れ刃2により開けた被削材の穴の内側に位置することになり、穿孔作業中に切れ刃2が被削材の内部にある状態においても、外筒3が被削材と接触することなくボディの先端近傍まで覆うことができ、安定して冷却用媒体の供給が可能となる。
また、外筒3の両端において、外筒3とボディ1とを摺動可能に支持する軸受6を設けたことにより、丸棒状ボディ1の回転に対して外筒3が安定して回転せずに支持されるドリルビット10を提供することができる。
また、電動工具等に装着可能な取付部を備え、前記ボディ部と前記取付部とは、着脱可能に設けられているため、ドリルビット10が細径となる場合であっても、簡単な構成で外筒を装着することが可能となる。
次に本発明の第二の実施形態を図4から図6を用いて説明する。図4は本発明の第二の実施形態に係るドリルビットの全体構成を示す一部断面図である。図5はドリルビットの先端面の軸方向視である。図6は図4のC−C断面図である。
第二の実施形態において第一の実施形態と異なる点は、軸受16及び切り刃2の形状である。第二の実施形態においては、外筒3及びボディ11の円筒部11aの両端に設けられた軸受16は、周方向の一部に切り欠き16aを備えて構成されている。切り欠き16aは、ボディ11を支持する内周側に回転軸方向に延びる凹形状として構成される。また、切り欠き16aと周方向に重なると共に、軸方向先端側に位置する先端部11c及び切れ刃2には、外周側に対して凹形状となる切り欠き12aが形成されている。
本実施形態によれば、両端に設けられた軸受16のうち、先端側の軸受に軸方向に延びる切り欠き部16aを形成したことにより、円筒状外筒3の両端に設けた軸受の機能を持った部材16のうち先端切れ刃2側の部材の一部を切り欠くことにより、そこを外筒内周面とボディ1外周表面間を通ってきた冷却用媒体の先端切れ刃2への吹き出し口にすることができると共に、切り欠き16aの大きさと数により冷却用媒体の適切な吹き出し量を設定できるドリルビット20を提供できる。また、切れ刃2に設けた切り欠き12aにより更にスムーズに冷却用媒体を切れ刃12の先端に供給することが可能となる。
次に本発明の第三の実施形態を図7乃至図9を用いて説明する。図7は本発明の第三の実施形態に係るドリルビットの全体構成を示す一部断面図である。図8は図7のA-A断面図である。図9は図7のB-B断面図である。
第三の実施形態において第一及び第三の実施形態と異なる点は、外筒23の形状である。第三の実施形態においては、外筒23は、ボディ1の円筒部21aとの間隔が他の実施形態より狭く構成され、外筒23には軸方向に延びる切り欠き23aが更に形成されている。切り欠き23aは、外筒23の内周面に対して凹形状となり、取付部側から先端部側に渡って形成されている。
本実施形態によれば、外筒の内周に溝を設け、円筒状外筒の根元側に設けた冷却用媒体取り入れ口から入った冷却用媒体の流路とすることにより冷却用媒体の適切な流量、流れ方を設定できるノンコアドリルビットを提供できる。
尚、円筒状外筒の内周面に軸方向に直線に延びる構成としたが、例えば螺旋状の溝であってもよい。
次に本発明の第四の実施形態を図10乃至図12を用いて説明する。図10は本発明の第四の実施形態に係るドリルビットの全体構成を示す一部断面図である。図11は図10のA-A断面図である。図12は図10のB-B断面図である。
第四実施形態において第一乃至第三の実施形態と異なる点は、ボディ31の形状である。第四の実施形態においては、ボディ31の外周面に対して凹形状となる切り欠き31dを設け、外筒33との間に軸方向に延びる空間を形成している。切り欠き31dは、切れ刃2が設けられる先端部から、ボディ31の軸受6に挟まれる軸方向内側にて、外筒3の開口と軸方向にオーバーラップする位置まで連続して形成されている。
本実施形態によれば、ボディ31の外周に溝を設け、冷却用媒体の通路としたことで、円筒状外筒3の根元側に設けた冷却用媒体取り入れ口から入った冷却用媒体の流路とすることにより冷却用媒体の適切な流量、流れ方を設定できるドリルビットを提供することができる。
尚、丸棒状ボディの外周面に軸方向に直線に延びる構成としたが、例えば螺旋状の溝であってもよい。
以上、本発明を実施形態に基づいて説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、外筒3とボディ1との間には軸受を配置する構成としたが、外筒3自体を潤滑油を含んだ焼結合金から構成しても良い。また、本実施形態において動力工具への取付形状は六角軸のものとしたが、他の形状でもよい。また、ボディ1と取付部5とは、ネジにより固着される構成としたが、他の固着構造でもよい。
1は丸棒状ボディ、1aは円柱部、1bは結合部、1cは先端部、2は硬質切れ刃、3は円筒状外筒、4は冷却用媒体取り入れ口、5は工具への取付け根元側、6は軸受け機能を持った部材、7aは冷却用媒体を流入させる冷却通路、7bは冷却用媒体を通過させる冷却通路、8は円盤状のつば部、9は冷却用媒体供給ホース、11は丸棒状ボディ、1aは円柱部、11cはボディ先端部、12aは切り欠き、16は軸受け機能を持った部材、16−aは軸受け機能を持った部材の切欠き、21aは円柱部、23は円筒状外筒、23a軸方向に延びる切り欠き、31は丸棒状ボディ、31aは円柱部、31dは切り欠き
Claims (7)
- 先端に切れ刃部を備える略円柱状のボディを有するドリルビットであって、
略筒状に形成され、前記ボディを内側に回転可能に支持する外筒を備え、前記外筒は、少なくとも前記ボディの先端側を覆うと共に、後端側に内外を連通する開口が設けられ、
前記開口から導入された冷却用媒体が、前記ボディと前記外筒との間の空間を介して、前記切れ刃部側に供給可能に構成されていることを特徴とするドリルビット。 - 前記外筒は、先端側の外周が前記切れ刃部の外周より内側に位置するよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載のドリルビット。
- 前記外筒の両端において、前記外筒と前記ボディとを摺動可能に支持する軸受部を設けたことを特徴とする請求項2に記載のドリルビット。
- 前記両端に設けられた軸受のうち、先端側の軸受に軸方向に延びる切り欠き部を形成したことを特徴とする請求項3もしくは請求項2に記載のドリルビット。
- 前記外筒の内周に溝を設け、前記冷却用媒体の通路としたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のうち何れか一項に記載のドリルビット。
- 前記ボディの外周に溝を設け、前記冷却用媒体の通路としたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のうち何れか一項に記載のドリルビット。
- 電動工具等に装着可能な取付部を備え、前記ボディ部と前記取付部とは、着脱可能に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のうち何れか一項に記載のドリルビット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010237386A JP2012086516A (ja) | 2010-10-22 | 2010-10-22 | ドリルビット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010237386A JP2012086516A (ja) | 2010-10-22 | 2010-10-22 | ドリルビット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012086516A true JP2012086516A (ja) | 2012-05-10 |
Family
ID=46258662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010237386A Withdrawn JP2012086516A (ja) | 2010-10-22 | 2010-10-22 | ドリルビット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012086516A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104338980A (zh) * | 2013-07-25 | 2015-02-11 | 天工爱和特钢有限公司 | 一种带清洗功能的多封角钻头 |
WO2021019956A1 (ja) * | 2019-07-26 | 2021-02-04 | 株式会社日進製作所 | ホーニングツールおよびホーニング加工方法 |
KR102673212B1 (ko) | 2019-07-26 | 2024-06-10 | 가부시키가이샤 닛신세이사쿠쇼 | 호닝 툴 및 호닝 가공 방법 |
-
2010
- 2010-10-22 JP JP2010237386A patent/JP2012086516A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104338980A (zh) * | 2013-07-25 | 2015-02-11 | 天工爱和特钢有限公司 | 一种带清洗功能的多封角钻头 |
WO2021019956A1 (ja) * | 2019-07-26 | 2021-02-04 | 株式会社日進製作所 | ホーニングツールおよびホーニング加工方法 |
JPWO2021019956A1 (ja) * | 2019-07-26 | 2021-02-04 | ||
KR102673212B1 (ko) | 2019-07-26 | 2024-06-10 | 가부시키가이샤 닛신세이사쿠쇼 | 호닝 툴 및 호닝 가공 방법 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5230201B2 (ja) | きりもみ・さらもみ工具用のドリルときりもみ・さらもみ工具 | |
KR102436343B1 (ko) | 슬롯 밀링 디스크 및 이러한 밀링 디스크를 위한 회전가능한 마운팅 샤프트 | |
US11110523B2 (en) | Machining tool | |
US20090123243A1 (en) | Method for forming through-hole | |
CN103781580B (zh) | 深孔切削用钻头 | |
JP6165974B2 (ja) | 真空穿孔システム及びその方法 | |
TWI656926B (zh) | 搪孔工具 | |
JP2009220200A (ja) | 流体供給装置 | |
US9901994B2 (en) | Rotating tool and tool head | |
KR20200003916A (ko) | 절삭 공구 | |
JP2012086516A (ja) | ドリルビット | |
JP2005028570A (ja) | 冷却剤ノズル | |
JP2011148072A (ja) | 切削工具 | |
JP5184282B2 (ja) | コアビット | |
JP2010214545A (ja) | エンドミル | |
JP2007098496A (ja) | 穴加工工具 | |
CN105750596B (zh) | 钻头 | |
JP2011206887A (ja) | 切削工具のクーラント供給孔構造 | |
JP4966717B2 (ja) | 穴加工工具 | |
JP2007030045A (ja) | 刃先交換型ドリル | |
JP4468012B2 (ja) | 回転孔あけ具 | |
JP2000126918A (ja) | 切削工具 | |
JP2006224197A (ja) | 切削工具 | |
CN208895309U (zh) | 深孔铰刀 | |
JP6426405B2 (ja) | フライス工具およびこれを用いた切削加工物の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20140107 |